( ^ω^)が世界のすべてを見てみたいようです
- 1 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:18:47.43 ID:IssnFiKJ0
- 勃ちますた?
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:19:07.09 ID:+saE1c3z0
- はいいいえ
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:19:31.26 ID:wgG5mVKt0
- いいえはい
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:19:43.21 ID:f9Qs1Isj0
- wktk
- 5 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:19:58.92 ID:IssnFiKJ0
- お世話になっているサイト様です。
http://boonsoldier.web.fc2.com/
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:19:58.94 ID:BxHDZY/eO
- ( ^ω^)ピロピロピロピロピロピロピロ
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:20:07.67 ID:zkwlgcSp0
- →いいえ
- 8 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:24:22.30 ID:IssnFiKJ0
- 投下の前にお詫びを。
最近投下が不定期になって本当に申し訳ありません。
おとといも一応投下したのですが、
投下予告を無視して投下してしまい
さらには運命の一戦の最終回とかぶってしまったようで
まとめサイトさんがまとめられなかったようです。
そこで、35話から改めて投下しなおしたほうがいいかと思うのですが、いかがですか?
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:26:57.48 ID:k3r9e3/ZO
- ぜひそうしてください。・゚・(ノД`)・゚・。みのがしたので
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:27:00.01 ID:a+TkbcAGO
- いいえ、それはトムです
- 11 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:29:49.98 ID:IssnFiKJ0
- >>9-10
そうですか。
では35話から3話投下させていただきますよトム。
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:30:34.04 ID:a+TkbcAGO
- >>11
俺はトムじゃNEEEEE!!!
- 13 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:31:45.60 ID:IssnFiKJ0
- 第35話( ^ω^)流石兄弟だお!
流石兄弟の家は、水の都の正門の正反対の方向のほとりという、町の外れの外れにあった。
( ^ω^)「・・・・・・ここでイイのかお?」
('A`)「ここだろう。変わり者っていうのは町の外れに住んでいるのが王道だ。」
( ^ω^)「おっおっお。それじゃあ、扉をノックするお。」
ブーンは扉をノックした。
すると、扉ではなく横にある窓が開いた。
(´<_` )「何用か?」
( ^ω^)ノ「おいすーございます。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・この光景、どこかで見たことあるわね。」
(;A;)「(ブーン・・・・・・ちゃんと敬語が言えるようになって、母ちゃんはうれしいわ。)」
- 14 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:33:17.79 ID:IssnFiKJ0
- とりあえず3人は流石兄弟の家に入れてもらった。
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ nurupo / .| .|____
\/____/ (u ⊃
( ´_ゝ`)「右を向いている私が、兄の兄者だ。」
(´<_` )「左を向いている私が、弟の弟者だ。」
( ´_ゝ`)「世界の流れはわれらのもの。」
(´<_` )「世界の流石もわれらのもの。」
( ´_ゝ`)bd(´<_` )「われら、二人合わせて流石兄弟!よろしく!」
( ^ω^)「今の紹介の仕方・・・・・・かっこいいお!」
('A`)「俺達も負けてられんな。」
- 15 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:34:32.87 ID:IssnFiKJ0
-
( ^ω^) 「この菊の紋所が眼に入らぬかお!?」
(⊃⌒*⌒⊂)
/__ノωヽ__)
( 'A `) 「われらをなんと心得る!? 」
(⊃⌒*⌒⊂)
/__ノωヽ__)
( ^ω^)bd('A`)「われら、アナル戦隊『実と、肛門』! よろしく!」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・。」
- 16 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:35:49.46 ID:IssnFiKJ0
- (´<_`;)「兄者、今のを見たか?」
(;´_ゝ`)「ああ。こんなクオリティの高いアナルを見たのは久々だ。」
流石兄弟は、ブーンと毒男に握手を求めた。
( ´_ゝ`)bd(´<_` )「ナイスアナル! お前たち、流石なやつらだ。」
( ^ω^)bd('A`)「ナイスアナル! お前たちもな!」
二組は、硬い握手を交わした。
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・。」
- 17 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:36:53.55 ID:IssnFiKJ0
- 流石兄弟との間に熱い友情を芽生えさせえたブーン達は、ここに来た経緯を話した。
(´<_` )「まさか、あの裂け目を越えてくるとは・・・。まったくもって流石な奴らだな、兄者。」
( ´_ゝ`)「ああ。数字で言うと、91流石だ。」
Σ(´<_`;)「なんと! 90点台が出るとは・・・・。」
( ´_ゝ`)「本日の『金の流石』は、裂け目の向こう側からお越しのブーンさん達です。」
(´<_` )「は〜い、メロンパン入れになってま〜す。」
ノ( ^ω^)ノ ノ(*'A`*)ノ「びっくりするほどユートピア〜!」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・・・・・」
- 18 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:37:27.79 ID:IssnFiKJ0
- (#)A;)「かくかくしかじか、ぼうりょくはんたい。」
(´<_(#)「なるほど、古代文明のなぞを解き明かしたいとな。」
(#)ω;)「はひ、そうなんでふお。」
(#)_ゝ`)「それで、魔法について研究しているわれらを訪ねてきたと?」
ξ゚听)ξ「そうじゃなきゃ、あんたたちなんかに用は無いわよ。」
- 19 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:38:07.13 ID:IssnFiKJ0
- (´<_` )「それでは、われらが知っていることをすべて話そう。」
( ´_ゝ`)「待て、弟者。」
(´<_` )「なんだ、兄者。」
( ´_ゝ`)「情報とはそう簡単に渡せるものではない。それ相応の対価を支払ってもらわないとな。」
(´<_` )「おお! 流石は兄者だ!」
( ´_ゝ`)「という訳だ。それ相応のものを、お前たちから頂こう。」
- 20 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:38:47.76 ID:IssnFiKJ0
- ('A`)「・・・・・・ブーン、フリスクはもうないのか?」
(;^ω^)「もう使い切っちゃったお・・・・。」
ブーンはしょうがなくリュックの中を探し出した。
( ^ω^)「・・・・・・・・・お!」
('A`)「何かいいものでもあったのか?」
( ^ω^)ノ「おっおっお〜! オ ナ ホ 〜 ル ! ! 」
- 21 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:39:26.62 ID:IssnFiKJ0
- (´<_` )「ほう? 何だそれは?」
( ^ω^)「古代機械文明の遺物ですお。こうやってちんちんを突っ込むと・・・・。」
(*^ω^)「は〜んwwwwwうぇうぇwwwwwアサブジュバ〜ンwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「なんと! 弟者よ、早速試すのだ。」
(´<_` )「心得た!」
(´<_`*)「おおおおおおwwwwwwwwwwwサティスファ〜クショ〜ンwwww」
#゚听)ξビキビキ「・・・・・・・・・・・・・・・。」
- 22 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:40:38.47 ID:IssnFiKJ0
- (#)_ゝ`)「このオナホールはありがたく戴こう。」
(#)ω;)「・・・・・・・・・・・・(ミルナ先生、ごめんだお)。」
(´<_(#)「さて、それでは本題に入ろう。」
(#)A;)「頼む。いい加減、殴り殺されちまう。」
- 23 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:41:31.56 ID:IssnFiKJ0
- (´<_` )「古代には、二つの空に浮かぶ島があったことは知っているか?」
( ^ω^)「お! 一つは知っているお。FOXのことだお!
もう一つについては、存在は知っているけど、詳細は知らないお。」
( ´_ゝ`)「それはわれわれも同じだ。われわれも、FOXという名前は知らない。
知っているのは、『ひろゆき』という名の空中都市だけだ。」
- 24 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:43:44.55 ID:IssnFiKJ0
- ( ^ω^)「ひろゆきってなんだお?」
(´<_` )「ひろゆきは、古代魔法文明の中心となった都市で、すべての魔法をつかさどるとされている。」
ξ゚听)ξ「へー。それは興味深いわね。」
( ´_ゝ`)「うむ。ひろゆきには多くの神々が住み、魔法を管理していたらしい。
これはわれわれの仮説だが、神々というのは強力に魔法を使えた人間だったのだろう。
神なんぞ、いるわけが無いからな。」
(´<_` )「しかし、機械文明と魔法文明は争うことになる。
その理由はわからない。
ただ、ひろゆきの神々は魔法文明の人々と
機械文明の人々の世界を分かつため、世界を二つに裂いた。
こちらでは、その時にできたのが世界の裂け目だといわれている。」
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:43:50.79 ID:bWDUa/iZO
- 783:以上、自作自演でした。 :2006/07/15(土) 22:18:06 [sage]
ビッパーは一人じゃなにもできない(笑)
弱い人間が集団で群れている(笑)滑稽(笑)
785:うちはイタチ様◆.DB.2NNv4s :2006/07/15(土) 22:24:21 [sage] >783
つーか、群れても何もできないクズ集団
オレンジシンジに負けたのがいい見本。
こいつらにできるのはネットで暴れることだけ
ネット上で優越感に浸っているゴミ屑供
その活動力を社会のために生かせってんだよなww、まあ所詮ピザだから到底無理な話だろうけどなwwww
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1139127741/
↑このキモいスレでVIPPERが馬鹿にされてるお!!
今直ぐ突撃するお(#^ω^)
- 26 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:45:06.66 ID:IssnFiKJ0
- ( ´_ゝ`)「二つの世界を分けた理由は簡単だ。
機械文明の世界のみを雨で洗い流すためだ。
世界を二つに分けたあと、ひろゆきの神々は機械文明を洗い流すため大雨を降らせた。
われわれはこれを『ひろゆきの涙』と呼んでいる。」
( ^ω^)「どこかで聞いたことがある名前だお。」
('A`)「シャキンが飲ませてくれた酒の名前だな。
大雨の名前が由来なのか、はたまた偶然か。
真相は神のみぞ知る、って奴だな。」
- 27 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:47:30.18 ID:IssnFiKJ0
- (´<_` )「しかし、大雨が降る中、機械文明側から巨大な島が浮かんできた。
名前は伝わっていないが、それはお前たちがさっき言ったFOXとやらのことなのだろう。」
( ´_ゝ`)「ひろゆきとFOXの戦いはすさまじかったらしい。
多くの神々は死に、また、多くの機械文明人も死んだ。」
(´<_` )「しかし、最後はひろゆきが・・・・・・魔法文明が勝利したとされる。」
( ^ω^)「お、僕たちの世界でも同じ結末だお。」
( ´_ゝ`)「そのときの伝説があるのだが、
それによればFOXを葬ったのは火の鳥だったらしい。」
ξ゚听)ξ「火の鳥? 何よそれ?」
(´<_` )「知らん。 FOXが沈むとき、赤い鳥でも見えたんじゃないか?」
- 28 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:48:49.95 ID:IssnFiKJ0
- ( ´_ゝ`)「それから、FOXは世界の裂け目の雷雲の中に姿を消した。
もしかしたら、今でも存在するのかもしれんな。」
( ^ω^)「おっおっお。僕たち、世界の裂け目を越える途中で見たお。」
Σ(´<_` )「まことか!? ・・・・・・・それは興味深い。」
('A`)「で、ひろゆきはどうなったんだ?」
( ´_ゝ`)「ひろゆきは今でも空に浮かんでいるらしい。
なお、戦いの終了後、残った神々4人のうち3人は人々の力になるために地上に下り、
1人は魔法の管理のため、ひろゆきに残ったとされている。」
- 29 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:50:47.37 ID:IssnFiKJ0
- ( ^ω^)「で、ひろゆきにはどうやっていくんだお?」
(´<_` )「それがよくわからんのだ。」
ξ゚听)ξ「なによ。 役に立たないわね。」
( ´_ゝ`)「おkおk。落ち着けお嬢さん。仮説はある。
われわれが考えるに、移動方法は魔方陣のようなものを利用した転送魔法だと思うのだ。」
(´<_` )「この世界にはいくつかの魔方陣が見つかっている。
魔方陣の存在する場所は、風の谷、森の遺跡、そしてこの水の都だ。」
('A`)「じゃあ、その魔方陣を起動させればいいじゃねえか。」
( ´_ゝ`)「それが、われわれは指輪を持たないから魔法を使えんし、魔方陣も起動させられんのだ。」
ξ゚听)ξ「じゃあ、指輪を持っているその土地の長たちに使わせなさいよ。」
(´<_` )「それが、なぜか魔方陣を起動させることを長たちは嫌がるのだ。」
- 30 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:52:01.37 ID:IssnFiKJ0
- ξ゚听)ξ「な〜んか、納得いかないわね。」
( ´_ゝ`)「それはわれわれも同じだ。」
Σ(´<_`;)「!!」
そのとき、弟者は身を乗り出してツンの指を見た。
(´<_`;)「お嬢さん・・・・・この指輪はもしかして・・・・。」
ξ゚听)ξ「あ、これ? 魔法が使える指輪よ。」
(;´_ゝ`)(´<_`;)「・・・・・・・・・・・・・・・。」
- 31 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:52:26.33 ID:IssnFiKJ0
- スチャ おk。その指輪を渡してもらおうか。
∧、 ∧_∧ ∧_ スチャ
/⌒ヽ\ ∧_∧ (´<_` ) //~⌒ヽ
|( ● )| i\( ´_ゝ`) / ハ/i |( ● )|
\_ノ ^i |ハ \ ヽ | i^ ゝ_ノ
|_|,-''iつl/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ l⊂i''-,|_|
[__|_|/〉 ._/ ガッ! /__〈\|_|__]
[ニニ〉\/____/ 〈二二]
└―' '─┘
- 32 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:52:46.94 ID:IssnFiKJ0
-
\\
\\\
(⌒\
\ ヽヽξ#゚听)ξ
(mJ ^ ⌒\
ノ ∩ / /
( | .|∧_∧ OKOK。
/\丿 | ( )お嬢さんマテ!ときに落ち着けって!
(___へ_ノ ゝ__ノ
- 33 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:55:28.01 ID:IssnFiKJ0
- (´<_(#)「おkおk。お嬢さん、頼みがある。」
(#)_ゝ`)「その指輪と魔法を使い、魔方陣を起動させてはくれまいか?」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・その魔方陣ってのは、どこにあるのよ?」
(´<_` )「この都の中心に円錐型の高ーい山があるだろう?
あの山は中が塔のような構造になっているらしく水の塔と呼ばれているのだが
その頂上に魔方陣があるらしいのだ。」
ξ゚听)ξ「なによ、『らしい』ってのは?」
( ´_ゝ`)「ふふふ。われわれはその山に登ったことが無いのだ。
山の入り口に門があり、それは魔法を使えるものでしか開けられないようになっているのだ。」
ξ゚听)ξ「あんたたち、ダメダメじゃない。」
- 34 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:56:23.97 ID:IssnFiKJ0
- ツンは、ちらりとブーンの表情を見た。
(;^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・・。」
ブーンは、魔方陣を起動してほしくてたまらないという表情をしていた。
ξ////)ξ「・・・・・・しょうがないわね!協力してあげるわよ!
べ、別にあんたたちのためじゃないんだからね!あたしがやってみたいからなのよ!」
( ´_ゝ`)bd(´<_` )「ナイスアナル!」
( ^ω^)bd('A`)「ナイスアナル!」
#゚听)ξビキビキ「・・・・・・・・・・・・・・!!」
- 35 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:56:59.57 ID:IssnFiKJ0
-
その後5人は仮眠(うち4人は気絶)を取った。
その深夜、5人は水の塔の門の前に集まった。
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 22:57:23.87 ID:ED18upbr0
- ( ^ω^)
- 37 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:57:38.37 ID:IssnFiKJ0
- 一方、こちらは世界の裂け目の雷雲の中です。
(´・ω・`)「やあ、久しぶりだね。」
( ゚∀゚)「・・・・・・大佐、誰とお話されているのですか?」
(´・ω・`)「うん、気にしないでね。それより、外が騒がしいようだが?」
( ゚∀゚)「はっ! フサギコ総帥をのせたPOP★STARが到着した模様です。」
(´・ω・`)「・・・・・・やれやれ、総帥は僕たちの報告を聞いていないのかな。」
- 38 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 22:58:40.97 ID:IssnFiKJ0
- ショボンはFOXに着陸したPOP★STARまで、フサギコを迎えに行った。
(´・ω・`)「これはこれはフサギコ総帥。暴風と雷の中、お疲れ様です。」
ミ,,゚Д゚彡「くだらん挨拶はいい。FOXの調査は進んでいるのか!?」
(´・ω・`)「そのことについては、先日ご報告したはずですが?」
ミ,,゚Д゚彡「あんなもの、報告とは認めん!! だから私がじきじきにここまで来たのだ!」
(´・ω・`)「・・・・・・・・・・・それならば、もう一度申し上げましょう。」
(´・ω・`)「FOXは復活させてはいけません。さもなくば、世界が滅びます。」
第35話 完
- 39 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:00:46.85 ID:IssnFiKJ0
- 第36話( ^ω^)潜入!水の塔!だお!
草木も眠る丑三つ時。
ブーンたちと流石兄弟は水の塔の門の前にいます。
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:00:56.08 ID:bLzwiktp0
- >>1
乙
( ^ω^)b「ナイスアナル!」
- 41 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:01:42.12 ID:IssnFiKJ0
- 水の塔の門は2メートルほどの高さで、さほど威圧感は感じない。
ξ゚听)ξ「で、この門はどうやって開けるの?」
(´<_` )「兄者、どうやって開けるのだ?」
(;´_ゝ`)「・・・・・・・・・・・・。」
ξ゚听)ξ「もしかして、知らないの?」
(;´_ゝ`)「ままままままさか!この流石兄者が、知らないわけありますん。」
('A`)「どっちだよ。」
- 42 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:03:04.25 ID:IssnFiKJ0
- (;´_ゝ`)「ととととトリアーエズ、門に手をついて、
魔法を唱える要領で魔力を開放すればいいんじゃまいか?」
(´<_` )「おお! 流石は兄者!」
ξ゚听)ξ「う〜ん、こうかしら?」
ツンは門に手を着いて、しばらくそのままの姿勢であり続けた。
すると、門が静かに開きだした。
(;´_ゝ`)「(う〜ん、まさか適当に言った方法で開くとは・・・・。)」
d(´<_` )「やっぱり兄者は流石だな!」
(;´_ゝ`)b「(・・・・・・・結果オーライ!)」
- 43 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:04:21.53 ID:IssnFiKJ0
- 門が開ききる前にブーンが塔の中に侵入した。
( ^ω^)「おっおっお。僕が一番乗りだお〜。」
ξ゚听)ξ「それじゃあ、あたしは二番乗り〜♪」
('A`)「それじゃ、僕は神山満月ちゃん!!」
( ^ω^)ξ゚听)ξ「キモwwwwwww死ねばいいのにwwwwwwwwww」
Σ(;^ω^)Σ;゚听)ξ「な、なに真似してんのよ(だお)!」
('A`)「まだ喧嘩していたのかよ。」
二人は息がぴったりのようです。
- 44 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:05:00.28 ID:IssnFiKJ0
- 水の塔の中は案の定暗かった。
ξ゚听)ξ「暗いわね。魔法で火つけるから、たいまつ出して。」
(´<_` )「兄者、たいまつは?」
(;´_ゝ`)「・・・・・・・・はいボブ。これはペンです。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・たいまつは?」
(´<_`;)「あ、兄者、たいまつは? 道具の準備したのは兄者だよな?」
( ´_ゝ`)「いいえボブ。I am a pen .」
#゚听)ξビキビキ「・・・・・・・・・・・。」
- 45 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:06:08.65 ID:IssnFiKJ0
- 仕方が無いから、たいまつの代わりにツンが火の魔法を使い続けることになった。
水の塔は外見は山なのに、中は空洞の吹き抜けなっていた。
その中心には螺旋階段があって、それが頂上への唯一の道のようである。
5人は螺旋階段を上がり始めた。
ξ゚听)ξ「何であたしが先頭なのよ!」
(´<_` )「古来から、明かりを持つものが先頭だと決まっている。」
( ´_ゝ`)「常識だろう、お嬢さん。」
ξ゚听)ξ「塔に潜入するのに、たいまつを持ってこない誰かさんに言われたくないわね。」
(´<_` )「ははは! これは一本取られたな兄者!」
( ´_ゝ`)「まったくだ! 山田君、お嬢さんに座布団一枚!」
ξ゚听)ξ「いらないわよ! って山田って誰よ!」
- 46 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:07:09.14 ID:IssnFiKJ0
- そんなこんなで5人は螺旋階段を上がり続けた。
( ^ω^)('A`)「・・・・・・・・・・・。」
最後尾を歩くブーンと毒男の目の前には、流石兄弟の尻があった。
( ^ω^)('A`)「・・・・・・・・・・・・・。」
( ^ω^)db ビシッ db('A`) 「ニヤリ!」
二人は両手の人差し指を合わせ、流石兄弟のアナルをロックオンした。
( ^ω^)db db('A`)「もらったあああああああああああ(お)!!」
(゚ω゚)db db(゚A゚)「あんぎゃああああああああああ(お)!!」
- 47 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:08:17.15 ID:IssnFiKJ0
- 二人の人差し指は、あらぬ方向に折れ曲がっていた。
なぜ浣腸したはずのブーンと毒男がこのように苦しんでいるのでしょう?
(´<_` )「ふふふ。そうくると思っていたよ。」
( ´_ゝ`)「そこでわれわれは肛門括約筋を限界まで締め続けておいたのだよ。」
(´<_` )「われわれの肛門括約筋は鉄のように硬い。
さしずめ、君たちは鉄の壁に向かって浣腸したようなものだな。」
(´<_` )「つまり、君たちはまんまとわれわれの策略にはまったというわけだ。」
( ´_ゝ`)bd(´<_` )「流石だな、おれら。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・脳みその無駄遣いもいいところね。」
- 48 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:09:16.94 ID:IssnFiKJ0
- 5人は1時間近く螺旋階段を登り続けた。
(;^ω^)「それにしても、まだ頂上に着かないのかお?」
('A`)「これならグライダーで、空から頂上を目指したほうがよかったな。」
ξ゚听)ξ「あたしたち3人はともかく、このアホ兄弟はグライダー持ってないし
2人のりできるほどあたしたちのグライダーの技術は高くないわよ。」
(´<_` )「というわけだ。」
( ´_ゝ`)「あきらめてさっさと歩くんだな。」
(#^ω^)#゚听)ξ(#'A`)ビキビキ「・・・・・・・・・・・。」
- 49 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:10:27.60 ID:IssnFiKJ0
- さらにかなりの時間登ったあと、唐突に螺旋階段は終わり、ブーン達は開けた場所に出た。
あたりを見渡すと、外に通じる道のようなものが見つかった。
5人はその道をたどった。
道をたどると、水の塔の表面に出た。
ブーンたち3人は思わず立ち止まり、そこから見える景色に見惚れた。
( ^ω^)「きれいな満月だお・・・・・。」
('A`)「ああ。神山満月ちゃんもたじたじの美しさだ。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・見て、水の都があんなにきれい。」
2人はツンの指差す方向を見た。
ξ゚听)ξ「満月の光が湖面の水に反射されて、きらきらって輝いているわ。」
- 50 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:11:26.81 ID:IssnFiKJ0
- (*^ω^)「・・・・・・・・・・・・・。」
ブーンは水の都ではなく、月明かりに照らされたツンの横顔を見ていた。
ツンは微笑んでいる。そんなツンの瞳も、月明かりを受けてきらきらと輝いている。
そんなツンの姿は、ブーンにとって妖精のように美しく思えた。
(´<_` )「なにをやっている。頂上まであと少しだぞ。」
( ´_ゝ`)「急げ。景色なんぞ腹の足しにもならんぞ。」
流石兄弟はロマンチズムから程遠いようです。
- 51 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:12:36.43 ID:IssnFiKJ0
- さて、ここは頂上です。
( ^ω^)「おお! これが魔方陣かお!?」
頂上は学校の教室ほどの広さであった。
その真ん中に魔方陣が描かれていて、5人はそれを囲むようにして立った。
ξ゚听)ξ「で、魔方陣を起動させるにはどうしたらいいの?」
( ´_ゝ`)「さっき門を開けた要領でいけば大丈夫とおもわれ。」
ξ゚听)ξ「おkおk。」
ツンは魔方陣に手をついて、しばらくそのままの姿勢であり続けた。
ξ゚听)ξ「・・・・・・・えい!!」
ツンが気合の声を上げると魔方陣が発光した。
それと同時にあたりに衝撃波が走った。
- 52 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:13:16.18 ID:IssnFiKJ0
- (;^ω^)「あうあう〜〜〜〜!!」
ブーンはひっくり返った。
(;^ω^)「痛いおー、今のはいったい何なんだお?」
ブーンがすぐ起き上がってあたりを見渡すと、みんなひっくり返っていた。
しかし、ツンの姿が無かった。
(;^ω^)「!!」
ブーンは後方から視線を感じた。
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:13:22.12 ID:a+TkbcAGO
- ロマンチシズムだろ
- 54 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:15:11.45 ID:IssnFiKJ0
-
;゚听)ξ
(;゚ω゚)
振り返ると、空中に浮かんだツンと目が合った。
どうやらツンは魔方陣に直接触れていたため
その衝撃波をもろに受け、頂上から吹き飛ばされたようである。
ツンの体は物理の法則に従い、重力に引かれるままに、はるか下へ、水の都の湖面へと落ちていく。
( ゚ω゚)「ツーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!」
ブーンはツンを追って水の塔の頂上から飛び降りた。
第36話 完
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:18:20.59 ID:NnWl2add0
- おもすれーwwwwwww
- 56 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:19:06.55 ID:IssnFiKJ0
- >>53
∧_∧ トンファースル〜!
三. _( ´Д`)
ドゴォォォ _ / 三./ )
∧ ∧―= ̄ `ヽ, _ ∩ / ,イ 、 ノ/
∵. ・( 〈__ > ゛ 、_ | | / / | (〈
(/ , ´ | | | | | }
/ / / \ | | | | ヽ ヽ’
/ / ,' ' | |ニ(!、) \ \
/ /| | ∪ 三 / ゝ )
.!、_/ / 〉 三 / / { |
|_/ 三/ _/ | |_
ヽ、_ヽ {_ ___ゝ
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:20:08.19 ID:F2qoYZgW0
- おとといの投下に気づかなくてすまんかったorz
- 58 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:20:53.18 ID:IssnFiKJ0
- 第37話( ^ω^)堕ちる二人 だお!
ブーンは頂上から飛び降りた。
その姿を見て、ツンが驚いた表情を見せる。
ブーンは頭から落ちていった。そのためすぐにツンに追いついた。
;゚听)ξ「バ、バカ!なんで、あんたまで飛び降りるのよ!」
(;^ω^)「わかんないお。ツンを助けたいって思ったら、体が勝手に動いたお。」
ξ////)ξ「・・・・・・・・バカ!」
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:21:37.77 ID:wILZRwyC0
- ・・・あれ?しぃってついて来たんじゃなかったっけ?
ともかく>>1乙
- 60 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:22:25.76 ID:IssnFiKJ0
- ブーンは落下しながらツンを抱きしめた。
抱きしめられたツンは、ブーンの胸をトントンと叩き続ける。
ξ;凵G)ξ「バカ!バカ! あんたまでこんな目にあうこと無いのに・・・・。」
ツンは,ブーンの胸の中で泣き出した。
そんなツンを、ブーンは心のそこから愛しいと思った。守りたいと思った。
( ^ω^)「ツン・・・・・・ツンの魔法は役に立たないなんて言ってごめんお。」
ξ;ー;)ξ「こんな状況も打破できない魔法だもの。そういわれても仕方がないわ。」
( ^ω^)「そんなこと無いお! ツンの魔法は・・・ツンはすごいお!」
ξ;ー;)ξ「・・・・・・・・・ありがとう。」
- 61 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:23:35.87 ID:IssnFiKJ0
- ツンがそう言い終わると、二人の唇が自然に重なった。
ブーンにとって、その一瞬は永遠に感じられた。
そして、それはツンにとっても同じだった。
一瞬はときに永遠で、永遠はきっとそんな一瞬の中に存在するのだろう。
二人にとっての永遠は、確かにそこに存在した。
- 62 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:24:42.12 ID:IssnFiKJ0
- ξ;ー;)ξ「最後に・・・・・・ブーンと仲直りできて・・・・・よかった。」
そういうと、ツンの体重が一気にブーンにのしかかってきた。
ブーンとの仲直りによる安心のために緊張の糸が切れ、
そのかわりにのしかかってきた落下の恐怖でツンは気を失ってしまったようである。
( ^ω^)「・・・・・・・・・・・・・・。」
ブーンはツンを、胸の中の愛しい人を守りたいと、心から思った。
ブーンは下を見た。
水の都の湖はキラキラと白く輝いていた。
それは天の川のようにも、絹で出来た川のようにも見えた。
なんとなく、このまま落ちても大丈夫なような気がした。
- 63 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:25:12.46 ID:IssnFiKJ0
-
/\__/\
/ ,,,,, ,,,,, ::\
| (●) ,、 (●) ::|
| ノ(,_.)ヽ .::| +
| -==- .::| + それは無い
\_ `--' __/ +
r、 r、/ヾ  ̄ 下ヘ
ヽヾ 三 |:l1、_ヽ___/__ .ィヽ
\>ヽ/ |` } n_n| |
ヘ lノ `'ソ l゚ω゚| |
/´ /  ̄|. |
\. ィ ____ | |
| ノ l | |
| | i:| |
- 64 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:26:59.29 ID:IssnFiKJ0
- Σ( ^ω^)「そうだお! それは無いお! ありがとうだお ダディクール!」
どこからとも無く聞こえてきたダディクールの声で、ブーンは正気に戻った。
ブーンはツンの頭を抱きかかえた。そしてツンの体の下に入り込んだ。
湖面への落下の衝撃を自分の体が受け止めれば、あるいはツンだけは助かるかもしれない。
それがブーンに出来る、唯一最善のことだった。
(;^ω^)「・・・・・・・おー。」
湖面がどんどん近づいてくる。
上空から見た湖面はキラキラと白く輝いており、やわらかそうに見えたが
近づくにつれ、湖面は漆黒の様相を呈しだした。
湖面は、生命を飲み込む闇のように暗い。
(;^ω^)「・・・・・もう駄目だお。」
ブーンは死を覚悟した。
- 65 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:28:56.48 ID:IssnFiKJ0
- 湖面に激突しそうになり、ブーンは目を瞑った。
そのときだった。
湖面から強風が吹き上がった。
それによりブーンとツンの体が空中に浮き上がる。
やがて上昇する力と重力が均衡し、ブーンとツンの体が一瞬だけ空中で止まった。
(;^ω^)「あうあう〜!!」
そして二人の体は再び重力に従い、今度こそ湖に落ちた。
- 66 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:30:13.38 ID:IssnFiKJ0
- さて、ここは水の都の長であるギコの家です。
ブーンたち5人は床に正座させられています。
( ,,゚Д゚)「さて、お前たちは水の塔で何をしていたんだゴルァ!」
( ´_ゝ`)「ああ、ちょっとした肝試しをだな・・・・。」
(#*゚ー゚)「ふざけないで!!
あたしたちが駆けつけなかったら、ブーン君とツンちゃんは死んでたのよ!」
(;^ω^);゚听)ξ「ご、ごめんなさい・・・・・。」
(*'A`*)「怒っているしぃさんも・・・・・イイ!」
- 67 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:32:32.71 ID:IssnFiKJ0
- (;^ω^)「でも、どうして僕たち助かったんだお?」
( ,,゚Д゚)「お前たちが湖に落ちる直前に、しぃが魔法で竜巻を起こして浮き上がらせたんだゴルァ!」
( ^ω^)「あー、そうですかお。しぃさんありがとうございましたお。」
(*゚ー゚)「あ、これはご丁寧にどうも。」
ブーンとしぃはお互いにお辞儀しあった。
('A`)「で、そもそも何で二人はブーンたちを助けることが出来たんだ?」
( ,,゚Д゚)「それは夜なのに外が光ったからだゴルァ!
何かおかしいと思って外に出たら、この2人が塔から落ちているのが見えたんだゴルァ!」
(*゚ー゚)「ちなみに、ギコの家は水の塔のすぐ近くにあるのよ。」
(*'A`*)「説明口調のしぃさんも・・・・・・イイ!」
- 68 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:34:16.84 ID:IssnFiKJ0
- ( ,,゚Д゚)「で、お前たちはどうやって水の塔に入れたんだゴルァ!
あの門は魔法がつかえないと入れないはずだゴルァ!」
ξ゚听)ξ「はーい! あたしが魔法を使えるから入れました!」
( ,,゚Д゚)「そ、それじゃ頂上が発光したのは、もしかしてお前が魔方陣を作動させたからなのかゴルァ!?」
(*゚ー゚)「ま、まさか、魔方陣を作動させることが出来るはずは・・・・。」
ξ゚听)ξ「まあ、作動させようとはしたけど・・・。
魔方陣が光ったと思ったら、衝撃波で吹き飛ばされて湖に落ちちゃったって訳よ。」
- 69 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:36:46.06 ID:IssnFiKJ0
- ──┬──____ ____──┬──
│ | ─┬─_ _─┬─ | |
│ | │ │工エエェェ( ,,゚Д゚) (*゚ー゚)ェェエエ工│ │ | |
│ | ─┴─ ̄  ̄─┴─ | |
──┴── ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄──┴──
(*゚ー゚)「ま、魔方陣が発光するって、それって魔方陣が起動したってことじゃないの?」
( ,,゚Д゚)「き、きっとそうだぞゴルァ!」
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:37:38.53 ID:a+TkbcAGO
- ずれてる…………
- 71 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/15(土) 23:38:27.36 ID:IssnFiKJ0
- ギコはツンの指輪を見た。
( ,,゚Д゚)「・・・・・・しかし、魔方陣に弾き飛ばされるの無理ないぞゴルァ!
お前の指輪は土の属性を持った指輪だゴルァ!
水の属性を持った魔方陣を作動させようとすれば、反発するのはあたりまえだゴルァ!」
ξ゚听)ξ「指輪に属性なんてあるの?」
(*゚ー゚)「あるのよ。あたしのは風の属性。ギコのは水の属性。ちなみに水の塔の魔方陣も水の属性よ。」
( ,,゚Д゚)「指輪によって使える魔法の属性は違うんだゴルァ。
他の属性の魔法も使えるには使えるが、しょぼくて話にならんのだゴルァ!」
('A`)「なるほど。だからツンの土以外の魔法はしょぼいのか。」
ξ゚听)ξ「あんたの顔よりはマシよ。」
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/15(土) 23:39:50.88 ID:jhbd28uq0
- どうでもいいけどお前らまずこのスレをみてみろ
http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1152973984/l50
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:23:57.37 ID:etM0M5noO
- 復活保守
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:24:11.44 ID:nDBgYHXh0
- (´・ω・)ほしゅ
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:28:26.83 ID:7jQvF4LI0
- wktk
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:35:32.71 ID:Yg1EJAtV0
- >>1はもう寝たのかな(´・ω・`)
- 77 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:39:08.12 ID:F6HqCj0L0
- あ、復活しましたね。
続き逝きます。
- 78 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:40:56.31 ID:F6HqCj0L0
- (*゚ー゚)「でも、ツンちゃんってすごいのね。」
ξ゚听)ξ「え? 何で?」
( ,,゚Д゚)「あの魔方陣を起動させたものは、古代の戦争以後、お前が初めてだゴルァ!
あの魔方陣はひろゆきへ転送する魔方陣と伝えられているんだゴルァ!
しかし、起動に必要な魔力の量が莫大過ぎて、今まで起動させたものはいなかったんだゴルァ!」
(*゚ー゚)「風の谷にも、属性は違うけど同じ魔方陣があるわ。
だけど、それも今まで起動させた人はいないのよ。」
- 79 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:41:52.30 ID:F6HqCj0L0
- ξ゚听)ξ「でも、あたしこっちの世界に来てろくに魔法使えたこと無いのよ?」
( ^ω^)「そのおかげで僕は植物に食べられましたお。」
('A`)「そういえば、風の谷でもヘンテコな植物を出していたな。」
(*゚ー゚)「・・・・・・・・(あれって失敗作だったんだ。)」
ξ゚听)ξ「そうなのよ。小さい植物を出そうって思っているのに馬鹿でかい植物が出たり、
ブーンのアナルを突き刺す程度の長さの植物を出そうと思ったのに、人食い植物が出たり・・・。」
( ^ω^)「おっおっお。それは残念だったお。」
- 80 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:43:11.26 ID:F6HqCj0L0
- ( ,,゚Д゚)「・・・・・・それはつまり、有り余る魔力を制御しきれていないということだなゴルァ!」
ξ゚听)ξ「まあそんな感じね。 でも、何でかしら?」
( ,,゚Д゚)「そんなの当たり前だゴルァ!
お前たちは自然の少ない、荒れた世界であるあっちの世界から、
自然豊かなこっちの世界に着たんだゴルァ!
魔力もそりゃアップするぞゴルァ!」
('A`)「それはつまり、100倍の重力下で修行していた悟空がナメック星に着いたら
ギニュー隊長を簡単にあしらえるほど強くなっていたことと同じ理屈だな?」
( ^ω^)「うはwwwwwww秀才現るwwwwwwww」
- 81 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:44:03.33 ID:F6HqCj0L0
- ( ,,゚Д゚)「お前らならば、ひろゆきに行けるかもしれんなゴルァ!」
ξ゚听)ξ「なんで? あたしの指輪じゃ反発しちゃうんでしょ?」
( ,,゚Д゚)「水の都と、風の谷の魔方陣ではな。しかし・・・・・・・。」
( ´_ゝ`)(´<_` )「ちょっと待ったああああああああああああ!!!」
(´<_` )「ここはわれらに出番を!」
( ´_ゝ`)「これ以上、無視しないでくれ!」
( ^ω^)「おっおっお。正直スマンかったお。」
ξ゚听)ξ「あんたたち、いたのね。」
- 82 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:44:33.85 ID:F6HqCj0L0
- (´<_` )「実はもう一つ、魔方陣が存在する場所があるのだ!」
('A`)「森の遺跡ってやつ?」
( ´_ゝ`)「うん。」
( ^ω^)「おっおっお。じゃあそこに行ってみるお。」
ξ゚听)ξ「ということであんたたち、出番終わり。さよなら。」
- 83 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:45:09.37 ID:F6HqCj0L0
-
⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒ ⌒
∩ ⌒ ∩ ⌒ ⌒ ⌒
| |∧_∧| | ∩ ⌒ ∩ 流石兄弟。
│( ´_ゝ`) / .│|∧_∧ |│ ボッシュートです。
│ / ̄ ̄ ̄ ̄/.|(´<_` )|│
_|____ / SMV / │ /
\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
チャラッチャラッチャーン ミヨヨーン
- 84 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:46:58.92 ID:F6HqCj0L0
- その後数日間、旅の支度を整えるためブーン達は水の都に滞在した。
そして出発の日。流石兄弟とギコが見送りに来てくれた。
( ,,゚Д゚)「森の遺跡はここから北西、風の谷に比較的近いところにある。
しぃが案内してくれるから安心しろ。気をつけるんだぞゴルァ!」
(*゚ー゚)「というわけで、また付いていくね。よろしくね。」
(*'A`*)「何なら僕の人生に一生ついてきてください。」
( ^ω^)「流石兄弟は行かないのかお?」
(´<_` )「われわれは水の塔の魔方陣の調査をギコから許されたんだ。
だからわれわれはトリアーエズここに残ることにした。」
( ´_ゝ`)「別に、魔方陣が起動したら危険かもしれないから、
安全が確認されてから調査に向かおうなんて思ってはいないぞ。」
というわけで、4人は森の遺跡へと向かった。
第37話 完
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:52:07.88 ID:V7iSWUw6O
- ほっちゃん
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:52:25.56 ID:3nwagFufO
- きょいはこれでおわり?
- 87 名前:78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/16(日) 00:54:14.65 ID:F6HqCj0L0
- というわけで、今日は終わりです。
50話完結を考えております。
表現力、構成力が無いものでgdgdになって申し訳ないです。
テスト期間なもので、次の投下はいつかはわかりません。
とりあえず、2、3日は無理そうです。
本当にすマンコとです。
それでも見てやろうじゃないって酔狂な方がいらっしゃいましたら
またよろしくです。
では寝ます。
遅くまでお付き合いありがとうございました。ノシ
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:55:16.70 ID:7jQvF4LI0
- お疲れ様ー
次はちゃんとまとめてみせるぜ!
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 00:57:19.73 ID:Yg1EJAtV0
- 乙華麗様w
何日でも待ってやるから安心汁www
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 01:16:19.56 ID:P3fl9Uhq0
- ho
- 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 01:42:14.36 ID:YJBqZkBn0
- おもすれぇー
作者乙。
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 01:42:15.32 ID:Yg1EJAtV0
- ヽ( ^ω^)/ ホ
/ /
>^ >
(( ^ω^)) シュ!
/ /
>^<
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 02:02:49.58 ID:KwkYRhGC0
- ほしゅ
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 02:23:18.37 ID:KwkYRhGC0
- ほしゅ
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 02:42:56.04 ID:uvSU6/Q10
- テンポの軽やかさが好きだ
小ネタを挟んでるあたりも好きだ
グランディアは1が大好きだ
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 03:01:00.41 ID:KwkYRhGC0
- ほしゅ
- 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 03:01:21.55 ID:E+OU3nleO
- うーん、投下のペースとここまで書ききったことは褒めれるけど、グダグダ感は否めないな。
小ネタもアナルばっかでワンパターン化してきたし。
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 03:40:34.65 ID:KwkYRhGC0
- ほ
- 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 03:45:57.93 ID:1IS3JASN0
- 乙カレー
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 04:34:46.88 ID:r1gXnMZmO
- ほ
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 05:07:15.18 ID:Mio0wENi0
- ほ
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 06:27:19.50 ID:LYjMnKhqO
- ほっ
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 07:08:35.20 ID:pLIb4JMxO
- 蟹食いてぇ
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 07:31:17.70 ID:V7iSWUw6O
- 寿司食いね
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/16(日) 08:02:16.71 ID:YJBqZkBn0
- 餅でも食うか。塩付けて。
ニュー速VIPに戻る
全部
最新50