- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:31:53.08 ID:/eyd4oya0
- 狂おしいほどにこたつで丸くなる二人。
ξ゚−゚)ξ「ブーン。私は暇をもてあましている」
( ^ω^)「僕もだお」
ξ゚−゚)ξ「命令です。面白い話をしなさい」
(;^ω^)「いきなり言われても出来ないお」
ξ#゚−゚)ξ「命令です!」
(;^ω^)「えーっ……」
(;^ω^)「怖い話じゃダメ?」
ξ;゚听)ξ「だ、だめ! 絶対だめ!」
(;^ω^)「とっておきのがあるんだけど」
ξ;゚听)ξ「だめ! むり!」
( ^ω^)「そうかお」
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:33:32.58 ID:/eyd4oya0
- エキセントリックにこたつで丸くなる二人。
ξ;゚听)ξ「……もじもじ」
( ^ω^)「……」
ξ;゚听)ξ「……もじもじ」
(;^ω^)「……」
(;^ω^)「ツン、何もじもじしてるんだお?」
ξ;゚听)ξ「ぶ、ブーン。命令です」
( ^ω^)「はいはい」
ξ////)ξ「怖いから……トイレ付いてきて……」
( ^ω^)「どんだけー」
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:35:14.76 ID:/eyd4oya0
- トイレから帰ってきたツン。
ξ*゚听)ξ「あー、すっきりした」
( ^ω^)「そりゃ良かったお」
ξ゚听)ξ「で、面白い話は?」
(;^ω^)「あー……しなきゃだめ?」
ξ゚听)ξ「だめ」
(;^ω^)「えっとー、去年の夏のことなんだけど、その日僕はタンクトップを着てたんだお」
ξ゚听)ξ「うんうん」
(;^ω^)「それで、道に迷ったから道を尋ねようとコンビニの店員に聞いたお」
ξ゚听)ξ「うんうん」
(;^ω^)「そしたら、そこの店員が可愛い女子高生だったお。だから僕はかっこつけて道を訪ねたお」
ξ#゚−゚)ξ「……」
(;^ω^)「で、外に出たら胸のあたりがすーすーしたお」
ξ#゚−゚)ξ「……」
(;^ω^)「何かと思ったらタンクトップの隙間から乳首がはみ出してたお。あれは恥ずかしかったお」
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:35:56.52 ID:/eyd4oya0
- ワンダフルにこたつで丸くなる二人。
ξ#゚−゚)ξ「……」
(;^ω^)「……」
ξ#゚−゚)ξ「……」
(;^ω^)「あのー、ツンさん?」
ξ#゚−゚)ξ「何?」
(;^ω^)「怒ってません?」
ξ#゚−゚)ξ「怒ってません」
(;^ω^)「……」
ξ#゚−゚)ξ「……」
(;^ω^)(僕、何かまずいこと言ったっけかお?)
ξ#゚−゚)ξ「……」
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:37:35.14 ID:/eyd4oya0
- デンジャラスにこたつで丸くなる二人。
ξ#゚−゚)ξ「ブーン、命令です」
(;^ω^)「はい」
ξ#゚−゚)ξ「ふんどしをつけなさい」
(;^ω^)「はい!?」
ξ#゚听)ξ「ふんどし一丁になれって言ってるの!」
(;^ω^)「いやいや! ふんどしなんて持ってないお!」
ξ゚听)ξ「大丈夫。買ってきたから」
(;゚ω゚)「え? マジで!?」
ξ゚听)ξ「まじで」
(;^ω^)「どこで?」
ξ////)ξ「な、内緒……」
(;゚ω゚)「ねぇ!! どこで買ったのよ!! マジで!!」
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:40:01.13 ID:/eyd4oya0
( ;ω;) 何が悲しくて真冬にふんどし一丁に……
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、|..天 |, |ヽ-´
/"" |..下 |: |
レ :|:..一 | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
ξ*/【◎】パシャパシャ「……」
(# ゚ω゚)「写真撮ってんじゃねーお!!」
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:43:43.08 ID:/eyd4oya0
- ふんどし一丁でこたつに入る天下一。
(;^ω^)(さ、寒い……)
ξ*゚听)ξ「はぁー……こたつ、あったかいねー」
ピンポーン
ξ゚听)ξ「あ、誰か来た」
( ^ω^)(あー……こたつあったけー……)
ξ゚听)ξ「ブーン。命令です。出なさい」
(; ゚ω゚)「はぁ!? 何言ってんのお前!?」
ξ゚听)ξ「大丈夫。多分友達だから」
(; ゚ω゚)「全然大丈夫じゃねーお! むしろ大丈夫じゃねーお!!」
ξ#゚−゚)ξ「命令です」
(;^ω^)「……マジ?」
ξ#゚−゚)ξ「こたつから出たくないの! 早く行きなさい!」
(;^ω^)「……」
( ;ω;)(とほほ……)
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:46:22.55 ID:/eyd4oya0
- ふんどし一丁で玄関の前に立つブーン。
(;^ω^)(こうなりゃもうヤケクソだお!)
( ^ω^)「はーい! ふんどしパブへようこそー!」
川 ゚ -゚)「……」
(;^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「これ、ツンさんに借りていたノートです」
(;^ω^)「あ、これはご丁寧にどうも」
川 ゚ -゚)「あと、これもどうぞ」
(;^ω^)「えっと……これは何ですかお?」
川 ゚ -゚)「精神科の電話番号です」
(;^ω^)「はぁ……ありがとうございますお」
川 ゚ -゚)「とても良い医者らしいです。ご利用はお早めに。では、失礼します」
( ;ω;)「……」
- 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:48:45.92 ID:/eyd4oya0
- 愛しさと切なさと心強さに打ちひしがれて扉を閉めたふんどし。
( ;ω;)「……とんでもない誤解をされたお」
ピンポーン
(# ゚ω゚)「今度は誰だお!」
(´・ω・`)「すいませーん。流しのふんどし売りなんですけど、ふんどしいりませんかー?」
(# ゚ω゚)「間に合ってますお!」
バタン
(´・ω・`)「……」
(´・ω・`)「すげー。本当にふんどししてるやつがいるとは……」
- 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:51:00.91 ID:/eyd4oya0
- ふんどし一丁でこたつに入る天下一リターンズ。
( ;ω;)(身も心も寒い……)
ξ*゚听)ξ「はぁー……おこた、あったかいねー」
(;^ω^)「……さ、寒いです」
ξ;゚听)ξ「え! 大変! 風邪引いちゃう!」
(#^ω^)(てめーのせいだお……)
ξ;゚听)ξ「命令です! コンビニでココアと風邪薬を買ってきなさい!」
(;^ω^)「わかったお。とりあえず服着るお」
ξ#゚−゚)ξ「だめ」
(;^ω^)「ええ!? なんで!?」
ξ#゚听)ξ「だってふんどしじゃないと店員に色目つかうじゃない!」
(;^ω^)「いやいや、使わないお!」
ξ#゚−゚)ξ「だめ。使うもん」
(;^ω^)「……どうしても?」
ξ#゚−゚)ξ「どうしても」
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:52:34.87 ID:/eyd4oya0
- ふんどし一丁でしぶしぶ立ち上がるブーン。
ξ#゚−゚)ξ「……」
(;^ω^)「……」
(;^ω^)「……わかったお。行ってくるお」
ξ゚听)ξ「よし!」
(;^ω^)(とんでもないことになったお……)
ξ゚听)ξ「あ、ブーン」
( ^ω^)「お? なんだお?」
ξ゚听)ξ「プリンも買ってきて」
(# ゚ω゚)(……この女!)
ξ゚听)ξ「あと、気をつけてね」
( ^ω^)「……何に?」
ξ゚听)ξ「警察に」
(# ゚ω゚)(……このクソ女!!)
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:54:57.61 ID:/eyd4oya0
- コンビニへ向かった下僕ふんどし。
('A`)「いらっしゃいま……」
(゚A゚;)「!!」
( ;ω;) ……
__〃`ヽ 〈_
γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ
/⌒ ィ `i´ ); `ヽ
/ ノ^ 、___¥__人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > )
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、|..核 |, |ヽ-´
/"" |..兵 |: |
レ :|:..器 | リ
/ ノ|__| |
| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
/ ノ | |
l / l;; |
〉 〈 〉 |
/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
(゚A゚;)(こいつ……出来る!)
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:57:08.36 ID:/eyd4oya0
- コンビニで商品を選ぶ核兵器。
( ;ω;)(何が悲しくてふんどしで買い物を……)
(# ゚ω゚)「あのクソ女! 復讐してやるお!」
( ^ω^)「ふひひwwwwぷっちんじゃないプリン買ってやるおwwwwww」
( ^ω^)「……」
( ;ω;)「僕は何をしてるんだお……」
壁|A`;)(あの男、ふんどし一丁でプリンを手に取りやがった!)
壁|A`;)(……俺は歴史的瞬間に立ち会ってるのかもしれない!)
壁|A;)(これほどコンビニ店員になって良かったと思った日はない!)
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 19:59:34.55 ID:/eyd4oya0
- レジに進んだ核兵器。
('A`;)「あのー……お客さん?」
(;^ω^)「……はいですお」
('A`;)「寒く……ないんですか?」
( ;ω;)「すごく……寒いです……」
('A`;)「何か……あったんですか?」
( ;ω;)「……聞かないでください」
('A`;)「色々……大変みたいですね」
すると店員は、トランクスを袋に入れてくれた。
('A`;)「これ、俺のおごりです! どうぞ家ではいてください!」
( ;ω;)「すみませんお」
('A`;)「人生まだまだこれからです! 負けないで頑張ってください!」
( ;ω;)「ご親切、いたく身に染みましたお」
人の温かみに触れたブーン。外に出ると、木枯らしでふんどしが揺れた。
- 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 20:01:25.22 ID:/eyd4oya0
- コンビニから帰ってきたブーン。
(;^ω^)「ただいまだお……」
ξ゚听)ξ「お帰りなさい。プリンは冷蔵庫に入れておきなさい」
(;^ω^)「はいはい」
ξ゚听)ξ「それと、もうひとつ命令です」
(;^ω^)(今度はなんだお……)
ξ゚听)ξ「寒いだろうから、私のベッドで暖まりなさい」
( ^ω^)「お? いいのかお?」
ξ゚听)ξ「勘違いしないでください。風邪ひかれたら困るだけです」
( ^ω^)「そっかお。そんじゃ、遠慮なく」
ξ゚听)ξ「遠慮はしなさい」
( ^ω^)「お前は僕にどうしろと?」
- 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 20:03:01.15 ID:/eyd4oya0
- ツンのベッドで布団を被るふんどし大名。
( ^ω^)「……」
ξ*゚听)ξ「はぁー……ココアおいしー……」
( ^ω^)「……」
ξ*゚听)ξ「……もうひとつみかん食べよー」
( ^ω^)(この布団……ツンの香りがするお……)
ξ*゚听)ξ「……あ、手が黄色くなってる」
( ^ω^)(ツンの布団なんだから当たり前かお……)
ξ*゚听)ξ「……こたつ、あったかーい」
(*^ω^)(ツンの布団、あったかーい)
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 20:04:49.72 ID:/eyd4oya0
- ツンの布団であんなことこんなことするブーン。
(*^ω^)(あったけー。しあわせー)
ξ*゚听)ξ「……」
(;^ω^)「むむむ!」
ξ゚听)ξ「ブーン、どうしたの?」
(;^ω^)「ふんどし一丁でいたせいか、おなかが……」
ξ;゚听)ξ「げっ! まじですか?」
(;^ω^)「マジです。トイレ借りていいかお?」
ξ;゚听)ξ「だ、だめです!」
(;^ω^)「ちょwwwwwwなんでwwwwwwwwww」
ξ;凵G)ξ「だって、ブーンのうんち臭そうなんだもん!」
(;^ω^)「ええっ! 泣くほど嫌なの!?」
- 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 20:06:45.11 ID:/eyd4oya0
- うんちのもたらす陣痛に耐えるふんどし。
(; ゚ω゚)(エ、エマージェンシーモードだお!)
ξ;゚听)ξ(まずい。私も三日ぶりのお通じが……)
( ^ω^)(あ、ちょっと陣痛が引いたお)
ξ;゚听)ξ(やばい。出そう……)
( ^ω^)(いやー、うんちの周期ってこれまた独特なんだよねー)
ξ;゚听)ξ(このままじゃ漏れちゃう……)
( ^ω^)(こういうときこそ長年の経験がものをいうんだお)
ξ;゚听)ξ(10…9…8…7……)
( ^ω^)(しばらくは大丈夫そうだお。その間に体あったかくしておくお)
ξ;゚听)ξ(カ、カウントダウンが始まった!)
- 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/06(火) 20:09:02.01 ID:/eyd4oya0
- 限界が来て立ち上がるツン。
ξ;゚听)ξ「ブ、ブーン! 命令です!」
( ^ω^)「お? 今度は何だお?」
ξ;゚听)ξ「コンビニに行ってきなさい!」
(# ゚ω゚)「はぁ!? またかお!? ふざけんなお!!」
ξ;゚听)ξ「め、命令ですよ!」
(# ゚ω゚)「いい加減にしろお! 僕がどんだけ寒くて恥ずかしい思いをしたのかわかってんのかお!!」
ξ;゚听)ξ「だ、だって……」
(# ゚ω゚)「だってもクソもねーお! 悪ふざけもたいがいにしろお!!」
ξ;凵G)ξ「だって……だってもクソもあるもん! うんち出そうなんだもん!」
(;^ω^)「は、はい!?」
ξ;凵G)ξ「うんちが出そうなの! それも三日ぶりの!!」
(; ゚ω゚)「み、三日ぶりかお!?」
ξ;凵G)ξ「そう! だから出て行って! 恥ずかしいの! 服は着てっていいから!!」
(;^ω^)「お、おお! わかったお!」
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