464 : ◆tGJWnjCS9s :2006/01/11(水) 03:54:43.84 ID:psgqfqoUO
〜エピローグ〜
2005年 ロンドン郊外
(´・ω・`)「よかった、まだあった…」
ショボンの前には道場がある。
いくら呼び掛けても返事はない。
(´・ω・`)「留守かな?」
???「私の道場になにかようかな?」
そこには初老の男性。
(´・ω・`)「ええ、実は……え?私の道場?失礼ですが、ミルナさんですか?」
( ゚д゚)「そうだが…」
( ゚д゚)「……その顔、ショボン君かね?」
(´・ω・`)「そうです!再会できて光栄です!」
( ゚д゚)「おお、ショボン君か!全く年を取っていないからわからなかったよ」
( ゚д゚)「私はすっかりジジイだがな。ハッハッハ!
まあ立ち話もなんだ、中に入りなさい」
(´・ω・`)「お邪魔します」
ショボンはあれからの経緯を全て話した。あの壮絶な戦いを。
( ゚д゚)「そうか…ブーン君とツン君は過去に残ったのか…」
(´・ω・`)「はい。それで、これはブーンから預かった物です」
置いてあった布に包まれた物を持ち上げ、布を取る。
そこには一振りの剣。
( ゚д゚)「これは…」
ショボン「あの日、預かった物です。僕が代表してお返しに来ました」
( ゚д゚)「そうか…」
剣を見るミルナの表情には哀愁が漂う。
468 : ◆tGJWnjCS9s :2006/01/11(水) 03:56:16.60 ID:psgqfqoUO
( ゚д゚)「おっといかん、どうも年を取ると涙腺が緩むようだ。今日は泊まっていきなさい」
(´・ω・`)「はい。ありがとうございます」

─翌朝
(´・ω・`)「では僕はこれで…」
( ゚д゚)「今度は家族を連れて遊びに来なさい。君達ならいつでも歓迎するよ」
(´・ω・`)「重ね重ね、ありがとうございます。では失礼します」
歩きだすショボン。
(´・ω・`)「あ」
突然立ち止まり、振り返って言った。
( ゚д゚)「どうしたんだね?」
『エジプトの博物館で二人に会えますよ。かなり干からびてますけどね』

〜fin〜
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