226 :657 ◆2hwVANPeHc :2005/12/22(木) 15:58:52 ID:XJvu5iX50
今日は武器設定でもつらつらと書いていく日

 杭撃ちライフル:快楽天版ヘルシングより。英国国教騎士団の吸血鬼アルカードの使って
いたのと同型の銃で、大口径対物ライフルの薬莢と白木の杭を組み合わせた特殊弾を発
射する。火薬の量を減らしているので、吸血鬼なら大抵は扱える。元々はジョルジュの持ち
物だったが、その後、ツンが使うようになった。入手経路は不明。

 レイジングブルマキシカスタム:ヴェドゴニアより。ブラジルはトーラス社製の.454カスール
のリボルバーを改造した品。外見は大日本技研行け。惣太がどのルートでクリアしたのか
は判らないが、彼の手を離れたコレはどうやらフリッツによって売却され、巡り巡って内藤の
父親のコレクションに加えられたらしい。下部の銃剣も使える。

 ブレイド:ブレイドより。正式名称不明。ブレイドと自称するダンピールの名前の由来ともな
ったカタナで、強化チタニウム合金の刀身に硝酸で呪文か聖句を彫り込んである。また、柄
に改良が施されており、握り方を間違うと柄から飛び出た刃に手を吹き飛ばされる。内藤の
腹に突き刺さった後、そのまま彼の義手に組み込まれた。柄は残っている。

 イングラムM10"ブレイド"カスタム:ブレイドより。巨大なコンペンセイターを取り付けたイン
グラムM10。イングラムはゴードンイングラム設計で、アメリカのMACやRPB、現在はSRW社
によって製造されているが、これは刻印の無い密造銃をカスタムしたモノと思われる。1と2で
形状が異なっているが、今回のブレイドは両方使っている。

 内藤の義手:夜刀の神使いで使われたものの改良版。日本警察に属していたマゴーラカ
神教対策班の日向夕介が失われた右手の代わりに取り付けた義手を参考に作られた品で
独立稼動はしないが筋肉の動きに合わせて指も曲がる。また、セイフティを外して中指を直
角以上に曲げる事で、そこからブレイドの刀を折って作った仕込み刀が飛び出す。
228 :657 ◆2hwVANPeHc :2005/12/22(木) 16:18:51 ID:XJvu5iX50
 妖刀村正:真・女神転生より。大きく乱れた美しい刃文の反りが少なく重ね厚い二尺八寸
の刀身に、黒紐を巻いた鉄柄と差した代物。刃の根元に付けられた鍔はやや小振りな円形
のもので、必要最小限の大きさと言う感がある。 室町後期の名匠勢州藤原朝臣村正の作
品であり、その凄まじい切れ味と徳川幕府に与えた因縁から、今も尚、妖刀として忌み嫌わ
れる魔剣。その呪いは数百年の間にこれを知った人々の想念で編まれている。

  井上真改蟲殺:無限の住人より。板目肌に地沸が厚く地景が入った鍛に、湾れを主として
互の目を交え沸が厚く金筋が入った刃文を持つ。井上真改は初代和泉守国貞の次男で初
銘は国貞と銘したが、寛文十二年に井上真改に名を改めた。現物が存在するなら相当な値
がつくだろうが、閑馬はこれの峰に毛を植えて台無しにしている。 これは毛に毒を含ませ、
切りつけた際にその毒で相手を殺すためのもの。原作では同じ不死者である万次を殺すた
めの毒を塗っていたが、今回は別にトリカブトやら何やら色々使っているらしい。

 無銘黒刀:VERSUSより。乱れ小丁子の刀身は重ね厚い二尺五寸の品だが、どういう所業
によるものか、黒を塗った訳でも無いのに表面がほんのりと黒い。柄の部分にはごてごてと
機械が取り付けられており、鍔にレーザーサイト、柄の後端には二列に並んだ爪の如き刃
が捩じ込まれ、鍔より下の人差し指が掛かる部分には、トリガーガードまで溶接されている。
どうやら刀身が現存の鉄で作られたので無いと言う事以外は不明。切れ味は良い。

 妖刀ニヒル:どろろ、或いは女神転生より。手塚治虫が描いた妖刀で、柄に括り付けられた
鈴の音色が所有者を狂わせる。付喪神の一種だが、妖怪として独立しながら、刀に取り付
かねばその力を発揮出来ないと言う点で通常とは異なる。刀身ソレ自体は特筆する点の無
い単なるなまくら刀だが、これにニヒルと言う妖怪が憑く事で妖刀として機能する。いわばニ
ヒルは、刀である本体を壊されても自身を保存し、別の刀に取り憑いた際に以前の性能を再
現すると言う機能を持っていると思われる。切れ味では村正に劣るが、本物の妖怪がついて
いるため呪いの威力は上、総合的に見れば村正に迫る勢いの武器になっている。

 

319 :アーカイブ ◆Vampja/kBo :2006/03/24(金) 00:24:06.62 ID:VWv0nOSf0
>吸血鬼や悪魔などの膂力について

 クルースニクとして覚醒した者や吸血鬼の殆どは、高い基礎身体能力を持っている。これは
一見すると人間を凌いでいるようだが、実際はあくまで筋肉によるものである。

 そもそも人間は、本来肉体が持つ能力の殆どにリミッターを掛けて生きている。これは出し
惜しみではなく、リミッターを掛けないと肉体が壊れてしまうからだ。
 但し吸血鬼になった者はこのリミッターが外れ、人間の筋肉が使える力の殆どを引き出せる
状態にある。尚且つ肉体の耐久度も向上しているので、肉体が壊れる事も無い。
 あくまでも、その強靭な身体能力は人間時のそれの延長に過ぎない。魔力によって魔術を為
す吸血鬼は居るが、"成り立て"などはあくまで人間の延長としてその力を振るっている。

 内藤を含むクルースニクは、"覚醒"する前は単なる人間と大差ない。クルースニクとして"覚
醒"した時、同時に肉体のスイッチが入って身体能力が向上する。
 これは肉体が作り変えられるのでは無く、元々そういう風に生まれて来たのを「思い出す」よ
うな形で身体能力が向上する。過程や原因こそ異なってはいるものの、その急激な変化は、
ある意味では彼等の敵である吸血鬼とあまり変わらないと言える。

 本作に登場する超人や魔人の殆どは、この方法で肉体の性能を引き上げている。魔力によ
って肉体を強化しているのは、悪魔であるダンテにトリッシュ、それにジョルジュのみ。コンラッ
ドも魔力を使って悪魔召喚を行っているが、これで肉体を強化している訳では無い。


 また吸血鬼は違うが、クルースニクは魔術回路無しで肉体に魔力を巡らせる事が出来る。彼
等が炎を使ったり、動物に肉体を変化させる事が出来るのは、この特異性のおかげ。
 但し魔力量は"覚醒"前と変わらないので、大概のクルースニクは魔力を使う意味が無い。故
にクルースニクの殆どは、"白炎"や動物への変化にのみ、この肉体と魔力を使っている。

 しかしジョルジュは先天的に魔力量が魔王並に強大で、魔力の回転性能も異常に高い。その
ため、彼は唯でさえ強靭な肉体を、魔力によって強化する方法を取っているのである。
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