1 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 14:38:25 ID:c0kU6jhc0
ある日の午後

(//^ω^)「今日もツン子にぶん殴られたお」
( ^ω^)「もう、パンツの中に手を入れたぐらいで怒る事無いのに」

ツン子「なんですって!?」
(;^ω^)「うわ!!」
ツン子「あんたねぇ、あんたに触らせるような身体、私は持ち合わせてないの!」
ツン子「このスケベヲタ野郎!」
(#^ω^)「さ、寒いのにそんな短いスカート履いてるからいけないんだお!」
ツン子「私がどーゆーファッションしようが勝手でしょ!?このピデブでヲタク!」
(#^ω^)「つ、ツン子なんて大嫌いだお!!この売女!!」
ツン子「え…あ…ど、どうせいいですよーだ!バカァ!」
ツン子「アンタなんて、どっかにいっちゃえ!」

(#^ω^)「ブーンもツン子なんていない国に行っちゃいたいよ!この淫乱バカ!」
( ^ω^)「………」

(;^ω^)「明日学校休もうかお(ツン子の復讐が恐いし)」
6 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 14:48:41 ID:c0kU6jhc0


( ^ω^)「おいすー」
J('ー`)し「おかえり、ホライゾン」
( ^ω^)「今日の御飯は?」
J('ー`)し「お前の大嫌いな野菜とえびの炒め物だよ」
(;^ω^)「……死ね」

( ^ω^)「さ〜て2chでもしてオナニーして寝るかお」
ピ、ピ。カチャカチャ
( ^ω^)「ん?お!懸賞が当たったお!カーチャン〜!!」

〜懸賞に当たりました!〜

 ドクオ商店10周年記念の豪華特別「リゾート:エルル島3泊4日」
 に応募していただきありがとうございます。
 (中略)
 ですので、当選メールが着き次第、下の認証コードを電話窓口でオペレーターに言ってください
 なお、期限は届いてから1日限りですのでお早めに。

( ^ω^)「カ〜チャン!やったお」
J('ー`)し「よかったね。でもお小遣いはどうするの?」
( ^ω^)「よこせ!」
J('ー`)し「………」
(;^ω^)「……」

J('ー`)し「カーチャン、最近腰とかが痛くてねぇ」
(;^ω^)「風呂掃除も皿洗いも、片もみもするから…」
J('∀`)し「あら、そーかい!?じゃあお願いね〜。カーチャン風呂はいるわ」
( ^ω^)「ふう。」
13 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 14:58:22 ID:c0kU6jhc0
2時間後

( ^ω^)「251…の1207…そうだお。うん、はい、じゃあ…え?明後日!?」
J('ー`)し「どうしたんだい?」
(;^ω^)「わ、わかりました。じゃあ…印刷して、はい、はい、どうもだお」
( ^ω^)「カーチャン、明後日だって出発」
J(;'ー`)し「そんなに早く?まあいいわ。ほら、お小遣い」

ブーンは12万円と三井○友V○SAカードを手に入れた!

( ^ω^)「こ、こんなに!?しかもカード…」
J('ー`)し「暗証番号は、お前の誕生日を逆にした数字だからね」
J('ー`)し「あんまり使うんじゃないよ」
( ^ω^)「うん……ありがとうだお。」

電話。。。
J('ー`)し「ちょうど明後日はトーチャンが出張から帰ってくる日なのに…」
トーチャン『いいんだよ。しかし、エルル島って何処なんだ?』
J('ー`)し「さあ?たしかね、さっき検索したけど南大西洋…だって」
トーチャン『そうか。まあ検索できるなら変な場所じゃないだろうから、安心だな』
J('ー`)し「そうね」
トーチャン『じゃあ、またな。お休み、智子』
J('ー`)し「おやすみなさい」
ガチャン

J(;'ー`)し「やっぱ…心配だわ…。」
15 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 15:08:19 ID:c0kU6jhc0
二日後、国際空港にて

( ^ω^)「……」
J('ー`)し「……」

エルル島ツアー一行様
と、書かれた旗をもったガイド一人

ガイド「あ、内藤様ですね?」
J('ー`)し「あ、はい」
( ^ω^)「あの…他の人は?」
ガイド「申し訳ありません、あと5名は昨日、ここら辺のホテルに泊まってたんですが…」
ガイド「食あたりで来れなくなってしまいまして…」
J('ー`)し「そんな…。ガイドさん、私も行く事は出来ないんですか!?」
ガイド「申し訳ありません…。お一人様となっていまして…」
J(;'ー`)し「そんな…」
( ^ω^)「……でも、ヒトリのほうが悠々自適だお!(ガイドさんと二人きりだし)」

出発30分前
ガイド「では、もう出発しますので…」
J(;'ー`)し「ホライゾン……」
( ^ω^)「じゃあね、カーチャン!お土産楽しみにしててお」

( ^ω^)「ガイドさん、エルル島ってどーゆー所だお?」
ガイド「……とても綺麗で……色々な動物がいて楽しいわよ。」
ガイド「そうね……夜も楽しめるわ」
( ^ω^)「それはありがたいお!」

ガイド「そう、とても綺麗なの……」
19 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 15:16:07 ID:c0kU6jhc0
機内

( ^ω^)「ガラガラ…ほとんどいないお…こんなでかいジャンボ機なのに」
ガイド「二階のファーストが席です。」
( ^ω^)「うはwww人生www最初で最後のファーストwww」
ガイド「sじぇdふぃwんgvkん:…skdg:」
( ^ω^)「(何語しゃべってるのだろう…)」
添乗員「コノ、ジューチュ、ドウゾ」
( ^ω^)「あ、ありがと…」
添乗員「ドウイタシマス」
ガイド「そろそろ出発よ。」
( ^ω^)「wktk」


ガイド「大丈夫なの?」
添乗員「大丈夫よ。機体が安定したら、他の人が…代るわ」
ガイド「12時間後着陸でいいんでしょ?」
添乗員「その10分前に着替えてよ。」

( ^ω^)「なに話してるのかお…?」
ガイド「さ、シートベルト閉めて。そう、それでいいわ」
ガイド「じゃあ、機体が安定したらまた来るわね」
( ^ω^)「は、はい…」


ゴゴゴゴゴゴゴ……フィーーーーーーキュイーーー

(;^ω^)「www飛んだwwwダメ!おろしてwww」
ズドドドドドドド
(;^ω^)「あqwせdrftgyふじこl」
21 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 15:28:56 ID:c0kU6jhc0
ゴゴン……キーーーン

( ^ω^)「うぇええ……」
ピンポンパンポン
( ^ω^)「うえ…はっは…シートベルト外せるお…」
添乗員「大丈夫ですか?」
( ^ω^)「あ、さっきの人とは違う人…」
添乗員「3時間後に機内食、食べれます。楽しみにしててね」
添乗員「あ、そうそう」
( ^ω^)「?」
添乗員「……ううん、何でもありません。じゃあ」
( ^ω^)「可愛い人だお。やっぱスチュワードはいいお」

20分後

( ^ω^)「機内の曲は…パクリレンジと豚田とかしかないお…」
( ^ω^)「ゲームは…テトリスとマージャンと……ってこれしかないお」
ガイド「暇?」
( ^ω^)「あ…うん。」
ガイド「じゃ、眠る?睡眠薬、あるわよ?」
( ^ω^)「ありがたいお。じゃあ……」
ドス!

( ^ω^)「……え?」
ガイド「動かないほうがいいわ。今首に、注射器刺さってるんだし」
(;^ω^)「!!!??何の冗談……」
ガイド「あら?寝たいんでしょ?だからこうやって直接…」
( ^ω^)「た、助けて……」
ガク
24 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 15:42:52 ID:c0kU6jhc0
起きろ!おきろ!

( -ω-)「…ん?」
( ^ω^)「……ここは?」
ガイド「エルル島よ」
(#^ω^)「あ!悪徳ガイド!!」
ガイド「悪徳で結構」

ガイド
「ようこそ、エルル島へ。
お客様は1年間、当社主催の最後まで生き残りゲームの参加者の一人としてお招きいたしました。
なお、お命の安全はもとより、1ヶ月以降の食料確保はこちら側では用意できません。
こちらで用意しましたものは、食料1ヶ月分、水とトイレのついた小屋、鶏2匹、それのえさ
発電機、畑に必要な肥料と種と工具を用意しました。」

( ^ω^)「そんな、物、なんで、ブーンがそんなの…」
ガイド「当たったものは仕方がないです」
ガイド「お客様が一年生きれば、当社がこの島のリゾート地として使えることが証明されます」
ガイド「他の参加者もいますけど、接触は無理でしょうね」
( ^ω^)「……もうちょっと、詳しく…」
26 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 15:56:53 ID:c0kU6jhc0
ガイドの話

ドクオ商店ことドクオ企業は南の海に新しいリゾート地を開発しようとしていた。
そこでエルル島が無人島で誰の買い手もいないということから、買い取った。
だが、エルル島には、夜、隣の島から変に獰猛な獣がエルル島に渡ってくる。
企業の人間は何人も食い殺され、リゾート開発は出来ない。
そこで、安い費用で、どれだけ安全で、どこまでが危険かがわかるように
第三者を島にいくつか配置してデータを取ろうというわけだ
そして、獣の弱点も探ろうというわけで第三者に1年生きれば
5千万ドルを渡すという計画も立てたのだった

27 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:05:40 ID:c0kU6jhc0
(#^ω^)「拉致被害者の気持ちがわかるお」
ガイド「そう。よかったわね」
ガイドじゃ、この荷物を持ってあそこのある池のそばの小屋があなたの家だから」

( ^ω^)「……いっちゃったお」
( ^ω^)「さ、寒い。とりあえず……小屋に行こう」


コケーコッコッコ
( ^ω^)「鶏さん……」
ギィ
( ^ω^)「裸電球にぼろい流し台…トイレ…一応水洗…」
( ^ω^)「ベットは…ニトリ製。これは、農具。」
(;^ω^)「土なんていじったことないお…」
パタン
( ^ω^)「一年……十日で死んじゃいそうだお」
( ^ω^)「カーチャン、腹減った…」

28 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:06:19 ID:c0kU6jhc0
http://vippic.moo.jp/up/files/up16888.jpg

地図
30 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:12:22 ID:c0kU6jhc0
チュン・・チュンチュン・・・

( ^ω^)「もう朝だお…」
ギィ
( ^ω^)「今日から…サバイバルゲームの始まりだお」
( ^ω^)「とりあえず、どうしよう…」

コケー!
コロン
( ^ω^)「た、卵……」
グ〜
( ^ω^)「……」
ヒョイ
鶏「コケ!!」
バシ!バシシ!
(;^ω^)「と、鶏のクセに!また生まれるからいいだろ!」
バタン
( ^ω^)「さて、卵がけ御飯……御飯が無いお」
( ^ω^)「パンも無いお。」
流し台にはガス代はあっても火を起こすものは無い…
( ^ω^)「どうしようかお……」
33 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:20:23 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「あ!そーいや外に何かまだあったような!」

ブーンは屋根つきかまどを見つけた!
隣の小さな物置から網と鍋とフライパンもみつけた!

( ^ω^)「なんか冒険に出てるみたいで楽しいお!」
( ^ω^)「さ〜て、目玉焼き………」
火をおこす道具は無かった
( ^ω^)「そーいえばライター……ああ!!」

〜国際空港〜

警備「お客様、ライターは機内はダメですので。」
( ^ω^)「そうなんだ。じゃ、現地で買うからいいお」


(;^ω^)「現地にお店がありません」
ググゥ
(;^ω^)「ダメだ……腹減った…。とりあえず、小屋に戻ろう…」
( ´ω`)「はぁ……。一ヶ月分の食料で、なんで米も小麦粉もないんだお…」
( ^ω^)「流し台の下に何か無いかな……」

米20キロと小麦粉20キロと乾燥スパゲティ10キロと
そのた各種の調味料と、農具の使い方と種を見つけた!
( *^ω^)「…てへ」

周りをよく調べましょう。
35 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:34:23 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「さて、2chで培った貧乏人の……あ…」
( ^ω^)「火をおこせるものがまだ無い」

( ^ω^)は2chでみた火の起こし方を思い出している。。。

( ^ω^)「摩擦!摩擦力だお!あと石をカチカチやれば大丈夫だお!」
( ^ω^)「さっそく木と木を摩擦するお」
ゴシゴシゴシゴシ……

2時間後……
(#^ω^)「火が出ないお!!ウソツキねらーめ!許さん、ゆるさんぞ〜〜!!」
( ^ω^)「こんどは石だお。石を…」
カチカチゴチカチ……
さらに2時間後……
( ^ω^)「石が粉々です。」
( ^ω^)「もうむりだお……お腹が減って…」

( -ω-)「……」
( ^ω^)「あ!!!そうだ、双眼鏡で……」
バキ、バキ
( ^ω^)「よし、レンズ取り出せたお!あとは持ってる黒い服にあてて…」
20分後
パチパチチ
( TωT)「や、やっと…エグ…ヒック…火が起こせたお…」
38 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:43:24 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「よしっと、マキと乾燥した草に種火を……」
( ^ω^)「あんがい2chも役立つおwwww」

かまどに火がついた!

パチ…パチ……
( ^ω^)「火はいいなぁ。何でも作れるし…」
( ^ω^)「ココに網をかけて……プライパンのせて…」
5分後
( ^ω^)「もう卵入れていいかな?とう!」
パカ、ジュジュ〜
( ^ω^)「わお」

目玉焼きが出来た!

( ^ω^)「ハム、ハフハフ!、ハフ!」
( ^ω^)「卵って、こんなに美味しいもんなんだ……」
( ^ω^)「よし、今度は水を鍋に入れて沸かして…スパゲティを大量に茹でよう!」

こうして、時間がたっていき、とうとう夕方になった頃、内藤はなにか異変を感じた
しかし、言われたような獣の気配ではなく…
44 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 16:55:00 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「なんだお…?さっき、殺気が感じたお…なんつって」
ダダダダダ!!
( ^ω^)「…!?」
バキ!ドサ
(;-ω-)「い、痛い!あ、頭が…」
??「はぁ〜はぁ〜……」
(#^ω^)「だ、だれだお!」
??「う、うるせぇ!ガキが、火、火なんてどうやって起こしたぁ!!??」
(;^ω^)「……火、火ぐらい…起こせるじゃないかお。おっさん、起こせなかった…」
おっさん「だぁまれぇ!4日間、4日もだ!飯もロクに食えない!水も無い!」
おっさん「火の起こし方もわかんねぇから、もう、限界だった!」
(;^ω^)「……」
おっさん「お前を殺して、ココを俺のものにする!しねぇ!」
( ^ω^)「うわ!止めろよ!」
おっさん「チョロチョロすんなやぁぁ」
(#^ω^)「う、うわぁぁぁん!やめろよぉ!!!」
ドン、ドサ
おっさん「ウぎゃがyがsklんvcsl;あ!!!!!!」
(;^ω^)「え、あ…あ…火に……」
おっさん「うわぁぁぁ火が、火ががぁ」
ゴロゴロゴロ
おっさん「燃える、嫌だ!目が、まぶたが!あぁぁぁ手がただれて!!」
おっさん「助けてくれ!たすけて!痛い!熱い!あおおおおおおお!!!」
(;^ω^)「あ…ああああ」
ボウ…パチパチ…
おっさん「あ、頭に、あ…あ………・・・」
ジュジュウ…・・・
おっさん「………」
46 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:03:57 ID:c0kU6jhc0
(;^ω^)「お、おっさん…?」
ジュゥー……ブススス……
シーン……

( ^ω^)「……うぇ……おぇぇぇぇぇぇ」
ビチャビチャビチャ…

いきなり襲われ、もみ合い、知らない人をかまどに向かって押し
倒れ、火がついて、焦げて死んだ知らない人
内藤は、人を殺した。
ワザとではなくても、殺した。

内藤は泣きながら小屋から離れた場所まで焦げてしまったおっさんを引っ張り
農具で土を掘り返して埋めた。

(::^ω^)「はぁ…はぁ…」
ガシュ…ドササ…ガシュ…ドササ
(::TωT)「ごめんなさい、ごめんなさい……」
(::TωT)「カーチャン、ブーン、人殺しちゃったお……う…う…うぇぇぇ」


バタン…
(;TωT)「……恐い…化けて出てきそうだお」



( ^ω^)は、こうして壮絶な生き残りゲームの一日を乗り越えた
53 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:15:52 ID:c0kU6jhc0
チュン…チュン…

( ^ω^)「……朝かお…」
( ^ω^)「疲れた……昨日は…」

「おっさん『ぎゃぁぁぁぁ!』」

(;*ω*)「ブヘ…う…おぇ…」
(;^ω^)「……お、思い出さないようにしよう…悪いけど…」
( ^ω^)「今日は…鶏、鳴いてないな」
コケー
( ^ω^)「あ、もう二個も……珍しい」
( ^ω^)「昨日の……スパゲティと絡めて食べようかな」

ポツ…ポツ…
ドシャーーーーーー
( ^ω^)「めっちゃ雨が降ってきたお……」
バタン
( ^ω^)「棚の中に何かあるかな……」

七輪と練炭を見つけた!

( ^ω^)「これは自殺にもってこいですね。」
(;^ω^)「……ちゃんと窓開けて使おう」
55 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:26:48 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「あ……火が……」

かまどの火は雨により消えていた…
種火用の炉も消えていた

(;^ω^)「また火の問題だお……」
( ^ω^)「………懐中電灯と、昨日、少し燃やした黒い服と、レンズを用意して…」
( ^ω^)「あとは紙用意して、あとは懐中電灯をレンズにあてて…」
10分後
( ^ω^)「よし、ついた。一応、蝋燭3本ぐらいにも火をつけておこう」

練炭に火をつけた。

( ^ω^)「やっぱ2ch知識も捨てたもんじゃないお」


日本

J('ー`)し「明後日帰ってくるわね…」
(´・ω・`)「そうなんですか」
ツン子「そうなんだ」
(´・ω・`)「ツン子と入れ替えだね」
ツン子「……」
(´・ω・`)「…ご、ごめん」
ツン子「な、なによ!私は寂しくなんか無いもん」
J('ー`)し「クスクス…」
ツン子「////」
57 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:34:24 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「お腹も一杯になったし、雨も収まったし…」
ガチャ
( ^ω^)「今日は他の人を探そうっと」

パシャパシャパシャ……

( ^ω^)「結構降ったお…ん?あ、人だ!しかも優しそう!」
バシャバシャバシャバシャ
( ^ω^)「すみませんだお!!」
??「うわ!なんだ!」
(;^ω^)「そ、そんなに構えないで…」
??「あ、ああ。あんたも、参加してるのかい?」
( ^ω^)「そ、そうだお…。あ、ぼくは…ブーンって呼んでくれたらいいお」
??「お、おれは…兄貴でいいぜ」

ガチっとムチっとした兄貴を仲間に加えた

兄貴「なあ、御宅食べ物ないかい?」
( ^ω^)「あ、スパゲティと卵なら…」
兄貴「本当かい!?」
( ^ω^)「ごちそうするお!」
62 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:40:01 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「(わりとすんなり…わなかな?)」
兄貴「うま、うまい」
( ^ω^)「そうかお?」
兄貴「ああ、最高さ!」
兄貴「なんか、お礼しないとなぁ」
( ^ω^)「あ、そんなこといいよ!」



兄貴「おたく、良いケツしてるねぇ」

(;^ω^)「え?」

( ^ω^)「ちょwww何wwwぬいでwww」
兄貴「ば、爆発寸前なんだ!さあ、ケツも貸してくれ!!」
( ^ω^)「う、うわぁぁぁぁぁん!!」
ドタドタ
兄貴「さあ、優しくしてやるから、やらないか?な?」
兄貴「おいで、ブーン…おれのガチムチの棒をケツにいれてあげるよ!」
( ^ω^)「ああああパンツ脱がすなぁぁぁ!!」

兄貴「あむ、あむむ…ちゅーーー」


( ^ω^)「なんてならないよなぁ」
65 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:47:11 ID:c0kU6jhc0
兄貴「どうした、ボーっとして」
( ^ω^)「ん?なんでもないお」
( ^ω^)「ちょっと、好きな人のこと、思い出してて…」
兄貴「へ〜〜エロゲのヒロイン?」
( ^ω^)「違うよ」
兄貴「じゃあエロ漫画のヒロインだ!」
(#^ω^)「ちょっと太ってるからってなんでそんな扱いなんだお!」
兄貴「HAHAHAごめんごめん。同級生かい?」
( ^ω^)「うん。ココに来る前、喧嘩しちゃって…」
( ^ω^)「元気かな…」
兄貴「……オレには、娘がいてさ〜」
( ^ω^)「養女?」
兄貴「血の繋がってる子だよ!こんな格好でもホモじゃねぇ!」
兄貴「嫁が入院してて、いま実家に預けてるけど、心配だ…」

ザァァァァ
ザザーーン…ザザザーン…
( ^ω^)「あ…砂浜!」
兄貴「お礼に、魚とってやるよ!アワビやウニもいるんだぜ!」
バシャバシャ
( ^ω^)「いっちゃった……」
ザザーン……
( ^ω^)「波のおかげで砂がくすぐったいお…」
( ^ω^)「ツン子、元気かな…」

66 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 17:55:54 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「ありがとだお!」
兄貴「じゃあな、ブーン」
兄貴「……」

( ^ω^)「ふんふ〜ん」
( ^ω^)「今日は御飯を炊こうかな〜」

兄貴「…ちくしょう…」

ガイド「どうしたの?」
兄貴「!な、なんだよ、また来てたのか!」
ガイド「そりゃ、少しは監視しないと…。で、彼はどうだった?」
兄貴「……悪くは無い。」
ガイド「自衛隊員の目に信用していいの?」
ガイド「もしダメだったら、私が怒られるの。」
兄貴「大丈夫だ。で、嫁と娘は?」
ガイド「元気よ。でも………ちゃんとやらないと、娘は足から身体のパーツが無くなるわよ」
兄貴「クソッタレ!」
ガイド「じゃあね。ちゃんとやってね」
69 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 18:02:12 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「ふふ〜んうに〜」
( ^ω^)「そーいやもう夜だけど……獣は出てきてないお」
( ^ω^)「出ないほうがいいかもしれないけど」

コンコン
( ^ω^)「!!!」
ガイド「私だけど…」
ガチャ
( ^ω^)「な、何のようだお!」
ガイド「重要なお知らせがあるの」
ガイド「明日の午後、もう一人、貴方と一緒に住む人間が来るわ」
( ^ω^)「スペックは?」
ガイド「きつい目」
ガイド「じゃあね。」
ガチャ

ガイド「あ、そうそう、肉便器にしちゃだめよ…フフフ」
バタン

( ^ω^)「……もしかして、女の人!?」
(;^ω^)「…………」

ホーホー…ホーホー…
( ^ω^)「女の人……一緒に…爆発しそうだお…」
73 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 18:10:23 ID:c0kU6jhc0
午後

ガイド「あら、来たの?」
( ^ω^)「……」
ガイド「袋に入ってるわ。」
ガイド「あけてみる?」
( ^ω^)「……うん」

ジーーーー

(;^ω^)「…!!!つ、ツン!!」
ガイド「あははははは!!」
(#^ω^)「何が面白いお!」
ガイド「優しいでしょ?あんたの好きな人と一緒に暮らせるんだもん」
ガイド「本当は、貴方のお母さんにしようかと思ったけど…」
(#^ω^)「……楽しくないから、ツン子を拉致したのかお!」
ガイド「ピンポーン!」
(#^ω^)「………」
ガイド「ちゃ〜んと、守ってあげるのよ…。じゃあね〜」

( ^ω^)「クソ!バカ!人でなし!」
( ^ω^)「………」
ツン子「…ん……」
75 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 18:18:53 ID:c0kU6jhc0

ガイド「あ〜楽しいわぁ…」
兄貴「……企業の人間って、そんなんかい?」
兄貴「ひでぇよ!」
ガイド「自衛隊もにたようなもんでしょ?」
兄貴「どこがだ!」
ガイド「強いものが弱いもの虐めて楽しむのは、どの世界でもあることよ」
ガイド「貴方は、あと30日で帰れるんだもの。自分のやるべきことやりなさい」

ガイド「じゃないと、娘も奥さんのように目玉くりぬいて…」
兄貴「やめろ!!やめてくれ!」
ガイド「じゃあ、せいぜい頑張るのね」

ブーンの小屋
( ^ω^)「…ツン子、気がついた?」
ツン子「ここ、どこ?なんで…内藤君が…」
ツン子「そう、なんで内藤君がここにいるの!?」
( ^ω^)「お、落ち着いて!」
ツン子「なんで?私、島に…」
(;^ω^)「だ、騙されたんだお…」
ツン子「え?」

ブーンはツン子に今までのことを話した

ツン子「うそ…うそよ!」
ツン子「一年も…一年も…」
( ^ω^)「………カワイソス」
80 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 18:35:15 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「ブーンが守るお」
ツン子「あんたに何が出来るのよ」
( ^ω^)「火も起こせるし、魚も取れるし…」
ツン子「…それだけ?」
ツン子「…」
( ^ω^)「もうツンは寝るお…」
( ^ω^)「?そうしたお?」
ツン子「ふ…フ…う…うっう…ヒック…」
( ^ω^)「な、泣かないでツン…」
( ^ω^)「ほら、ブーンはココにいるから……」

一晩あけて

( ^ω^)「う〜〜ん…あれ?ツン子?」
( ^ω^)「くんかくんか…良い匂いがするお…」
ツン子「あ、おはよう…」
( ^ω^)「なに作ってるお?」
ツン子「ダッチオーブンと、小屋の下にあった冷凍庫の鳥で…」
( ^ω^)「す、すごいお!」

1.鶏の丸ごと一羽を入れ背中がでるくらいに水をはります。鶏の中に長ネギの緑の部分を入れてもいいでしょう。
2.お米を研がずに2合から3合入れ、お米が泳ぐ程の火力で火にかけます。
弱すぎるとお米が泳がないで下で溜まってこげます。
3.そのまま蓋をして下からの火力キープで2時間〜3時間。
4.仕上げに塩を入れ、再び上から加熱して鶏の背にコゲをいれてもいい。塩のみでも鶏のうまみが染み込んでとても美味

ツン子「こーゆーのは得意だから……」
( ^q^)「……」
ツン子「汚い……」
100 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 20:11:41 ID:c0kU6jhc0
( ^ω^)「おいしかったお」
ツン子「……」
( ^ω^)「ん?どうしたお?」
( ^ω^)「あ……」
ツン子「これ、人型だよね……焦げた後…」
ツン子「……どうしたの?これ」
( ^ω^)「…さあ?」


兄貴「お〜〜い!ブ〜〜ン」
( ^ω^)「あ、兄貴だ」
ツン子「だれ?」
( ^ω^)「参加者の一人だよ。いい人だお」
兄貴「よ。ん?ダレだその子」
( ^ω^)「あ、新人さんだお。ツン子って言うんだお」
( ^ω^)「そーいやどうしたんだお?」
兄貴「知ってるか?隣の島に一杯人が住んでるのを」
ツン子「ほ、本当ですか!?」
( ^ω^)「脱出できるお!!」
105 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 20:27:27 ID:c0kU6jhc0
兄貴「いいや、できないさ」
( ^ω^)「なんでだお」
兄貴「ここは南太平洋なんだぜ。しかも何処だかもわからん」
兄貴「言葉は通じない…」
ツン子「そんな…」

兄貴「地道に過ごさないと…やっぱり」
( ^ω^)「……」
兄貴「さて、今日はブーンに漁の仕方教えようと思ってな、来たんだ」
兄貴「ツン子ちゃん、君も来るかい?」
ツン子「あ、はい。もちろん」

ツン子「ねえ、割といい人ね」
( ^ω^)「うん。」
ツン子「ねえ、もしかしてホ…」
兄貴「おれ!嫁と娘いるから!ノーマルだから!」
ツン子「ご、ごめんなさい」


ザザ〜ン
兄貴「だいぶ、潮が引いたな…」
( ^ω^)「魚は手で取るのかお?」
兄貴「ほれ」

ブーンは竹製のナイフと荒縄製の網袋を手に入れた

兄貴「結構鋭いから、取れるぜ」
ツン子「へ〜〜おもしろ〜い」
( ^ω^)「サバイバルって面白いお!」
兄貴「行くぞ、じゃ」
111 : ◆hpHY2nYSpA :2005/12/13(火) 20:41:30 ID:c0kU6jhc0
バシャバシャ
兄貴「だめだな、やっぱ潮が引きすぎてるな」
( ^ω^)「ヒトデしかいないお」

ツン子「〜〜♪〜♪」

兄貴「歌うまいね、彼女」
( ^ω^)「そーかお?」
兄貴「いっつも聞いてるから、わからんのさ。良い声だよ」
兄貴「歌はいいな」
( ^ω^)「……うん」
兄貴「そろそろ、上がろう。身体、温めないと」

ツン子「どうだった?」
( ^ω^)「ツン子、ヒトデしかいないお」
兄貴「潮が満ちれば、また魚が来るさ」
( ^ω^)「……」
ツン子「………ねえ、まだ引いてない?」
兄貴「そーいえば……」
ツン子「走って、あの山までは…」
兄貴「今なら、間に合う!!」
( ^ω^)「つ、津波かお!?」
兄貴「らしいな!」


次回をお楽しみに
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