- 189 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
12:22:30.61 ID:iqvMyAtl0
- そしてついに、卒業の日が訪れた
( ^ω^)´・ω・`)'A`)゚听)ξ「ウツダシノウ」
各々が卒業という日を悲しんだ
だけど僕は笑顔でいることを心がけた
でも、先生、それは反則です
( ´_ゝ`)「卒業証書、授与」
( ^ω^).。oO(ついにこの時が…ていうか先生ちゃんと渡せるのかお?wwwwwwww)
- 191 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
12:23:01.43 ID:iqvMyAtl0
- そして
担任「3年○組 1ばn…うっ…ぁらmAきsノフ…ううう…」
./ ,' 3 「はい」
担任「2番…うっうっうっ」
( ;ω;)「先生…」
僕は先生の顔を見て証書が受け取れなかったお…
みんな、泣いていた、先生、やっぱ反則です
- 192 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
12:24:06.24 ID:iqvMyAtl0
- 卒業証書授与式が終わり、教室に戻り先生の最後の言葉
まだ先生が来てないのに女子は全員泣いていた
男子も半分泣いていた
ガラッ
担任「みんな、卒業おめでとう」
男子「先生、ちゃんと最後まで話せる?」
女子「ハンカチ貸そうか?w」
担任「うん、がんばるw」
当然無理でしたけどね
- 193 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
12:24:22.01 ID:iqvMyAtl0
担任「うちのクラスは、他の先生方にうるさいとか教室汚いとか言われて」
担任「先生も散々怒られたけど、そのたびに思うんだ」
担任「わかってないなぁ…それはみんな元気で、活き活きしてるって事じゃないか」
担任「先生も、報告事項忘れたり、ダメな先生だったけど」
担任「生徒は…最高…だったよ…」
( ;ω;)「あ〜もうダメ無理、反則だお」
- 273 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
17:46:32.55 ID:GHqTSB/R0
- 卒業式の当日実は僕の誕生日翌日
ツンから1日遅れの誕生日プレゼントをもらった
うれしかったお…
ξ゚听)ξ「はいこれ、誕生日プレゼント」
( ^ω^)「うはwwwwwwwwwwwwテラウレシスwwwwwwwwwwww」
( ^ω^)「…ちょっとうちに上がって行かないかお?」
ξ゚听)ξ「ちょっとだけなら」
その時はただ普通に思い出話に花を咲かせただけだったお
でもその時
ピンポーン
- 275 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
17:50:45.19 ID:GHqTSB/R0
- ( ^ω^)「誰だお?」
覗き穴で覗いてみる、目に映ったのは
_ ∩
(#゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
- 281 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
17:57:02.29 ID:GHqTSB/R0
- ξ゚听)ξ「誰?」
(;^ω^)「ジョルジュだお、明らかに誤解を生むお」
ξ;゚听)ξ「あのアホ…」
ガチャ
( ^ω^)「どうしたお?ジョルジュ」
(#゚∀゚)「いや、ツンいるっしょ」
( ^ω^)「ああ、いるお、僕昨日誕生日だったから、プレゼントもらったんだお」
ξ;゚听)ξ「てかなんであんたあたしがここに居るってわかったのよ」
( ゚∀゚)「チャリがあったからだ、いいから帰るぞ」
ξ゚听)ξ「あっ…ご、ごめんねぶーん」
(;^ω^)「こっちこそ、ごめんだお」
連れ込んだ挙句迷惑かけて、何やってんだろう
- 282 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
17:59:20.72 ID:GHqTSB/R0
- 僕は完全にジョルジュの信用を失ったお
半年前、あいつに説教をくらい説教をし返したあの日
僕たちの絆は深まったのに、あっさりちぎれてしまった
- 283 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:01:35.27 ID:GHqTSB/R0
- 半年前
(#゚∀゚).。oO(ぶーんの奴、ツンとあんなに仲良くして…)
(#゚∀゚).。oO(彼氏いる女に手ぇだすなよな)
そして僕の元にメールが届いた
これ以上ツンに手をだすな
- 287 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:04:46.04 ID:GHqTSB/R0
- 僕は戸惑った、確かにツンのこと好きだけどそんなつもりは
バレバレだとは思うけど誰にも漠然と好きって言ってないし…
(;^ω^)「一体どうすればいいんだお」
そんなつもりはなかった、でも不愉快になってたならごめん、自粛する
( ゚∀゚)
ツンのことは諦めて俺に任せておけ
( ^ω^)…。
- 289 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:06:31.83 ID:GHqTSB/R0
- ジョルジュ、お前はツンを信用できないのかお?
わかった、僕は大丈夫だ、だけど、お前ダメだよな?
ツンは知っているのだろうか、聴いてみよう
- 290 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:08:37.31 ID:GHqTSB/R0
- ξ#゚听)ξ「ハァ!?あのバカなに調子こいてんのよ!!」
(;^ω^)「ちょ、ツン、僕は大丈夫だからそんなに怒らないで」
ξ#゚听)ξ「よくない!!あたしからも説教してやる!!」
(;^ω^).。oO(ジョルジュ、生きて帰って来いお)
- 291 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:10:54.32 ID:GHqTSB/R0
- 数分後
( ゚∀゚)「ムシャクシャしてやった、今は反省している」
( ^ω^)「いいお、僕もジョルジュの気持ちわかるお」
( ;ω;)「でも友達に信用されてないのは悲しかったお」
( ゚∀゚)「本当にすまなかった…」
やっぱりお前は親友だよ、こんな俺だけどいつまでもよろしくな!!
- 293 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:19:37.29 ID:GHqTSB/R0
- そんな友達を僕は裏切ったんだなぁ…
でも僕はツンが好きだ、大好きなんだお
やっぱりツンを諦めきれずに、春休みに入り何度も遊んだ
何度もジョルジュを裏切った
あの時僕たちの間に友情は存在しなかった
- 297 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:23:50.88 ID:GHqTSB/R0
- そしてジョルジュと僕は進学し、ツンは就職した
あるときを境にツンの僕に対する態度は冷たくなった
( ^ω^)「ツン!!今度の休み遊べないかお?」
ξ゚听)ξ「えぇ?疲れてるし、ジョルジュが来るかもしれないから無理」
( ^ω^)「そうかお…残念だお…」
日に日に僕は、不満を貯めていったお
- 302 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:26:08.98 ID:GHqTSB/R0
- ある日不満が頂点に達した、もうだめだ!!
僕は日記を公開していた、日記に不満をぶち撒けた
そして一番言ってはならないことを言ってしまった
こんな気持ちになるのならこの世から居なくなってしまえばいいんだお!!!!!!
- 304 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:27:28.42 ID:GHqTSB/R0
- ツンは僕の日記を知っていた
ツンは僕の日記を読んだ
ツンは僕の日記で泣いた
ツンは
僕の日記でキレた
- 308 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:29:14.75 ID:GHqTSB/R0
- ( ´ω`)「ん?メール来てるお」
ξ゚听)ξ
そんな風に思ってるなんて知らなかった
絶対壊れない絆だと思ってたのにこんなに簡単に壊れるのね
あたしは死にたくないからこの世から消えることは出来ないけど
二度とあなたの目の前には現れないわ
- 315 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:34:30.69 ID:GHqTSB/R0
- ( ω )「僕は、ツンのことを何も考えていなかったお…」
僕は謝った、全身全霊謝った
当然返信は投げやり、それでも謝り続けた
僕は泣いた、思い出すたび家でも外でも学校でも涙が出てきた
また僕は日記を書いた
- 322 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
18:49:53.37 ID:GHqTSB/R0
- 僕は最低な人間だお、それでも、辛くても、死ぬのが恐い
死にたくない、死ねといわれても死ねないお
僕に死んでほしくないと思っている人
こんな僕に生きる価値はあると思うかお?
無いといわれても生きるお
僕はもう迷わない、どんなことがあっても生き続けるお
大切な人を失っても僕は逃げない
DQNに絡まれたら逃げるおwwwww⊂二二二(
^ω^)二二⊃
ツン、どうか、幸せに…
- 330 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
19:05:22.87 ID:GHqTSB/R0
- そして数日後、ツンからメールが来たお
ξ゚听)ξ
ごめんね、そんな辛い思いしてたなんて…
私も感情的になりすぎたわ…
また一緒に笑おうね
( ;ω;)・・・・・・・・・・・・。
幸せ者は僕のほうだお…
- 331 : ◆qea3nP0EXI :2006/01/16(月)
19:08:00.00 ID:GHqTSB/R0
- 僕は幸せだったお、好きな人に会って話ができる
でもそんな時、ジョルジュとツンに変化が起きたんだお