今回のお題
・「ヒートとの渡辺主導のレズプレイ」
・「スパンキング」
 
3 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:23:46.36 ID:NeH8s++m0
<#`Д´>「ウオオォォォォォォ!!」

魔族の城のニ=ダーの部屋の中は、さまざまな物がぶちまけられ、荒れていた。
それもそのはず。ここのところ、渡辺に無視されるわ、挙句の果てにボッコボコにされるわ。
いや、わったわたにされるわ。

<#`Д´>「ハァ、ハァ……こうなったらもういいニダ」

さっきまで部屋中の物に当り散らしていたニ=ダーが不敵に笑う。

<ヽ`∀´>「『魔法少女ワタナベ』め……ウリが味わった以上の屈辱を味あわせてやるニダ」

<ヽ`∀´>「ウェーハッハッハッハッ!!」

ニ=ダーの笑い声が、城にこだました。
  _ 
( ゚∀゚)ξ゚听)ξ「「うるせぇよ」」

<;ヽ`∀´>「すまんニダ」

6 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:25:48.44 ID:NeH8s++m0
*******************     

―――――あらすじ     

从'ー'从「あれれー?私のおべんとうがないよぉ?」      

どこにでもいるごく普通のドジっ娘天然女子高生、渡辺。      
しかし、彼女の真の姿とは!      
ご近所の平和のために奔走する、正義の魔法少女『魔法少女ワタナベ』なのだ!      



「从'ー'从はsnegな魔法少女のようです」第七話     


******************* 

7 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:26:21.29 ID:NeH8s++m0
ノパ听)「渡辺っ!!どうしたんだぁぁぁ!!最近元気ないぞぉぉぉぉぉ!!」

从'ー'从「あ、ヒーちゃん」

教室で一人窓の外を見ていると、渡辺の隣にヒートが来た。

ノパ听)「悩みがあるなら遠慮するなぁぁぁぁ!!私に思いのたけをぶつけるんだぁぁぁぁ!!」

ヒートは両手を広げ、渡辺を受け入れようとキラキラしていた。

从'ー'从「ありがと、ヒーちゃん。でも大丈夫だから」

从'ー'从(魔法の事で悩んでるなんて言えないよねぇ)

ちょうどスランプなのか何なのか、新しい魔法を覚えるのに少々手こずっていたのだ。
これが習得できれば、フレイムアローしかなかった攻撃魔法にバリエーションが加わる。

ノパ听)「いいや、よくないっ!!今日はペニサスもいないし、私とガチで思いをブチ撒けろっ!!」

ペニサスは風邪でたまたまダウン。
珍しく渡辺とヒートだけでの下校となった。

9 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:28:53.99 ID:NeH8s++m0
*******************

ノパ听)「それでなぁ、男がなぁ……」

从'ー'从「ふむふむ」

从'ー';从(いつの間にか私が相談相手になってるよぉ)

駅前のハンバーガーショップの二階席で、かれこれ1時間はヒートののろけ話を聞いていた。
あまりの話の長さに、頼んだサラダとシェイクの味がいつもと変わっているような気がする。

ノパ听)「……でな、今度……男の家に行くんだよ」

从'ー'从「ふぇー」

ヒートの彼氏らしい、『男』なる人物の詳細はまだヒートからは教わっていない。

ノパ听)「で……その……」

ノハ;゚听)「どうしたらいいんだぁぁぁぁっぁぁああぁぁぁぁぁああっぁあ!!」

曝ク'ー';从「ふえっ!?ど、どうしたのヒーちゃん!?!?」

いきなりイスから立ち上がったヒート。
一気に目線が渡辺とヒートのテーブルに集まった。

ノハ;゚听)「私……私……セックスしたことないからどうしたらいいかわかんねぇぇぇぇ!!」

从'ー';从「ちょwwwww」
13 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:33:32.80 ID:NeH8s++m0
ノハ;゚听)「シャワーは!?コンドームは!?勝負下着の色は何がいいんだ!?」

ノハ#゚听)「教えてくれよぉぉぉぉぉぉ!!わたなべぇぇぇぇぇぇぇ!!」

取り乱すヒートの台詞はカオスを極め、渡辺の顔は真っ赤になった。

从'ー';从「ちょっ……!!ヒーちゃん落ち着いて!!」

ノパ听)

ノハ;゚听)「正直、スマンかった」

从'ー'从「第一、私男の人と付き合ったこともないのに、そんなこと……」

……まさか、
・破瓜は触手 ・犬と魔族による二穴3P
・大勢のナースによって延々と潮吹き
・屋上露出オナニー ・ボテ腹で20人抜き
……なんて戦績はヒートには死んでも言えなかった。

从 ー ;从「……解んないよ」

ノハ;゚听)「まぁ、そうだよな……ちょっと取り乱してしまった」

从'ー'*从「ふふ、でもヒーちゃん可愛い♪」

ノハ;゚听)「なっ!?!?」

いつもは暑苦しいほど熱いヒートの、意外な悩みに渡辺はつい顔が緩んでしまった。

14 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:36:56.93 ID:NeH8s++m0
と、その時。

「ウェーハッハッハッ!!ウリが教えてやってもいいニダ!!」

なんだか聞いた事のある声がした。その瞬間、店の中の空気が一気に変わった。

从'ー';从「―――――!!」

ノパ听)「ん?何だ?」

ヒートと渡辺の周りの人間が、バタバタと倒れてゆく。
そしてフロアに現れたのは、ニ=ダーだった。

<ヽ`∀´>「おい魔法少女ワタナベ!!」

从'ー';从「ちょ!!」

ノパ听)「は?」

渡辺はヒートの前でいきなり『魔法少女』と呼ばれうろたえる。
ヒートはなぜか周りの人間と違って無事だった。

<ヽ`∀´>「ん、この女……さすがジョルジュに最後まで抗ってただけのことはあるニダ」

ノパ听)9m「渡辺?コイツ何言ってるんだ?」

从'ー';从「えーっと、その……」

頭に?マークを浮かべまくるヒートと、何とかごまかそうとする渡辺。
二人を尻目に、ニ=ダーの手の中の悪玉が黒いスパークを放った。
16 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:39:03.59 ID:NeH8s++m0
<ヽ`∀´>「さてワタナベ、今日はその女を使って遊んでやるニダ」

<ヽ`∀´>「セックスを知るなら、まず相手の生態をよく知るのがいいニダ!!」

ニ=ダーの悪玉から無理矢理エネルギーを送られたヒート。
ひときわ大きく叫んだ後、その場に膝をついて倒れこんだ。

ノハ  )「ぐわあああぁっぁぁっぁっぁぁぁ!?!?」

从'ー';从「ヒーちゃんっ!!」

从'ー'#从「このぉぉぉぉおおっ!!」

カバンから取り出した魔法の杖を握ると、渡辺は光に包まれた。
光から出てきた渡辺は、いつものフリフリヒラヒラ、ピンクの魔力甲冑の姿だった。

从'ー'从「『フレイ』……」

ノハ  )「……………」

呪文を唱えかけた渡辺の前に、ヒートがゆらりと立ち上がった。
ヒートのセーラー服のスカートは、なぜか盛り上がっていた。
それは、女には無い器官。

从'ー';从「え……ヒーちゃん……?」

<ヽ`∀´>「ウェーハッハッハッ、どうニカ?この立派なフタナリ」

親友の姿に驚き固まっている渡辺。ヒートは、そんな渡辺へじりじりと近づいてくる。
18 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:41:57.79 ID:NeH8s++m0
ノハ  )「……………ヤラセロ」

<ヽ`∀´>「ホルホルホル、お前に友人を攻撃できるニカ?」

从'ー';从「う……卑怯者……」

<*`∀´>「なんとでも言えばいいニダ。さて、お前に立派なフタナリちんこを突っ込んでやるニダ!!」

ヒートが渡辺に触れる範囲まで近づく。と、いきなりヒートが振り向き、ニ=ダーの方向を向いた。

ノハ#  )「ヤラせろぉぉぉぉぉおおおおおおおぉおぉ!!」

ヒートは、なぜかニ=ダーの元へと走り出し、ニ=ダーに襲い掛かる。

<ヽ`∀´>从'ー'从「「ちょwwwww」」

<;ヽ`∀´>(マズいニダ……あの女をコントロールしきれないニダ!!)

ノハ#  )「おおおおおおおおおおお!!」

<;ヽ`∀´>「エンっ!!」

女子高生とは思えないパワフルなタックルでニ=ダーを押し倒したヒート。
スカートから覗く男根は、ニ=ダーの菊門をロックオンしていた。

<;ヽ`Д´>「ちょ、や、止めるニダ―――――!!」

ノハ  )「ファイヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――!!」

<ヽ゚∀゚>「アッ―――――!!」

19 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:44:38.10 ID:NeH8s++m0
虚ろな目のヒートは、ニ=ダーを激しいピストンで犯す。

ノハ  )「オッスオッス!イクゼ!キメンゼ!オンナキメンゼ!イクゼッイグッ!! 」

<*`∀´>「ヴォースゲー!ヴォースゲー!ウオッ!ウオッ!!ウォオオオ!!」

ノハ#  )「オラオラ!その汚ねぇケツをもっと振れよぉぉぉぉぉ!!」

悪玉のエネルギーがおかしな方向に影響したのか。
すっかり鬼畜になったヒートは、ニ=ダーの尻をスパンキングしながらグラインドを繰り返す。

<;ヽ`Д´>「アヒィ!!アヒィ!!痛い、痛いニダ!!アイゴー!!」

ノハ  )「おら!!おら!!おらあああああああ!!」

ニ=ダーの尻が紅葉でいっぱいになった頃。
ヒートはニ=ダーに白濁液をぶちまけた。

<*`∀´>「くやしいっ!!でも……感じちゃうニダ……ビクンビクン」

ノハ  )「……………」

ニ=ダーからモノを引き抜いたヒートは、渡辺へと近づいてゆく。

ノハ  )「……………」

从'ー';从「ま、まずいよぉ……まさかヒーちゃんがこんな事になるなんて……」

どうしたらいいか分からない渡辺を、ヒートが押し倒した。
23 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:46:59.69 ID:NeH8s++m0
从'ー';从「ふえっ!!」

ノハ  )「ヤラせろぉ………」

从'ー';从(うぅっ、どうしたら……はっ!!)

その時、この前の20人抜きの時を思い出した。
悪玉のエネルギーを吐き出し切ってしまえば、もしかしたらヒートは止まるかもしれない。

从'ー'从「そうと決まれば……!!」

手を伸ばして、ヒートのモノを握る。

ノハ;  )「!?!?」

一応ハンバーガーについていた紙ナプキンでヒートのモノを拭き、
体勢を立て直した渡辺はヒートのモノを口に含んだ。

ノハ  )「う……っ!?」

从'ー'*从「ん……う……むぅ……ちゅ……」

ペタンと床にしりもちをつくヒートの股間に頭を突っ込んでいる渡辺。

从'ー';从(ふえぇぇ〜!!恥ずかしいよぉ!!)

从'ー'从(でも、ヒーちゃんを元に戻すためだし……頑張らなきゃ!!)

ヒートに生えたモノはかなり大きく、渡辺のアゴが外れてしまいそうなほどである。
口いっぱいに咥え、頭を動かしてゆっくりとしごいてゆく。

24 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:49:24.98 ID:NeH8s++m0
ノハ*  )「がっ!?は……あ……うっ……」

从'ー'*从「んむ……はっ……じゅ……ん……」

暖かく、少しきつくそれでいて吸い取るような動きをする渡辺の口の中の感触。
ヒートはその感覚に、天を仰ぎ悶えていた。

ノハ*  )「ううぅぅぅ……!!くああぁぁああ……!!」

从'ー'*从「んうぅっ……!!ヒーちゃんっ……!!早くっ……」

ヒートの射精をさらに促そうと、頭をさらに動かす。
店内にちゅぷちゅぷと規則的かつ卑猥な音が響き渡っていた。

ノハ*  )「ああああぁっ!?!?」

从'ー';从「ふえぇ、んぶぅっ!?」

口の中でビクンとヒートのモノが跳ねたかと思うと、
なんともいえない苦味が渡辺の口の中に広がった。

从 ー ;从「〜〜〜〜〜〜!!」

予想以上の精液の量に驚きながらも、渡辺はコクンと喉を鳴らし、
ヒートの出した精液を飲み込んだ。

25 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:53:08.60 ID:NeH8s++m0
ノハ  )「はあっ……!!はあっ……!!」

从'ー'从「ふぇ……ヒーちゃん……どう……?」

ノハ  )「はあっ……はあっ……ヤラせろ……」

从'ー';从「ふえぇ、まだダメかぁ……」

二発出しているにもかかわらず、まだヒートのモノは天を仰いでいる。
ヒート自身も、まだ渡辺を襲いかねない勢いだ。

从'ー';从「でも……正直アゴが痛いよぉ」

从'ー'从「……こうなったら」

渡辺はドレスの下のパンツを下ろす。
まださっきの射精の余韻に悶えているヒートの上に、渡辺はまたがった。

从*///从「うぅ……まさか、ヒーちゃんとこんな事するなんてぇ……」

从'ー';从「……でも、ヒーちゃんを元に戻すためだし……頑張らなきゃ」

親友関係とか羞恥心とかいろいろな事が頭の中を渦巻いたまま、渡辺はヒートの上にゆっくりと腰を下ろしてゆく。

ノハ*  )「っっううっ!!ああぁぁあああっ!!」

从*///从「くぅんっ……ふわあぁぁぁ……」

ニ=ダーの尻とも、渡辺の口とも違う渡辺の膣の感触。
出したばかりにもかかわらず、ヒートのモノはすぐに硬さを取り戻した。
28 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:55:15.23 ID:NeH8s++m0
从*///从「ふえっ!!あんっ!!ヒーちゃん、大きいよぉ……!!」

ノハ*  )「あああぁぁっ!!うああぁぁぁっ!!」

ヒートの腹に手をつき、渡辺が騎乗位で乱れる。
渡辺は額に玉の汗を浮かべながら、腰を振り続けた。

从*///从「ふああぁぁっ!!ヒーちゃん……っ!!」

ノハ*  )「くぉおおぉぉぉっ!!おあああぁぁぁっ!!」

从*///从「ヒーちゃんっ!!もう、っ!!私……!!」

ノハ*  )「ああああああっ!!出るっ!!」

从*///从「ふぁあぁぁぁあっ!!」

ヒートががしっと渡辺の腰を掴み、自分の体と密着させる。
と同時に、渡辺の膣内にヒートの欲望が放たれた。
密着した渡辺の中にじわりじわりと、一滴も漏れることなく、ヒートの精液が染み込んでいった。

从*///从(あ……ヒーちゃんの……せいえき……)

膣に染み渡る感覚に、渡辺はしばしの間、全てを忘れ酔いしれた。
30 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 01:57:54.05 ID:NeH8s++m0
*******************

<;ヽ`∀´>「アタタタタ……ウリの尻がいろんな意味で痛いニダ……」

<#`∀´>「あの女……!!」

自分で操っておきながら、逆にヤられてしまったニ=ダー。
余韻に浸って繋がったままの渡辺とヒートの元へと、尻を押さえながら駆け寄る。

ノハ  )「……………」

从 ー 从「はぁ……はぁ……」

<#`∀´>「ウリを舐めきった事を後悔させてやるニダっ!!」

从 ー 从「……………ふぇ」

悪玉が光を放ち、ニ=ダーが渡辺に向かって攻撃を仕掛けようとする。
が、

<#`∀´>「ワタナベ、覚悟!!」

从 ー 从「……『クリムゾン』……」

ぐたっとなった渡辺が、手に握った杖だけをニダーへ向けてかざした。

从'ー'#从「……『インパルス』っ!!」

<;ヽ`∀´>「……!?」
32 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 02:00:24.11 ID:NeH8s++m0
渡辺の杖の先から、バリバリと音を立てながら赤い色の雷撃が放たれる。

<;ヽ`Д´>「ギャアァァァァァ!?!?」

ニ=ダーは渡辺の雷撃を受けながら、消えていった。

从'ー'从「あ……使えた」

余韻が引き、ヒートの上から離れ立ち上がる渡辺。
気を失ったヒートの股間を見ると、そこには男性のシンボルは無く、
すっかり元通りとなっていた。

从'ー'从「よかった……スランプ脱出だよぅ」

从'ー';从「それにしても、ドクオ……やっぱりこの名前は正直微妙じゃないかなぁ……」

从'ー'从「もっと単純に行こうよ、赤いイナズマとかさぁ」

ドクオが徹夜で悩んでつけた名前『クリムゾンインパルス』に、疑問符が浮かぶ渡辺だった。

34 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 02:02:27.22 ID:NeH8s++m0
*******************

ξ゚听)ξ「まったく……やっぱりアイツは使えないわね」
  _ 
( ゚∀゚)「ほっほっほっ、この前早抜き勝負で気絶してたお主が言う台詞ではないのうwwwww」

ξ#゚听)ξビキビキ 
  _ 
(メメ゚∀゚)「痛い!痛い!だからその頭のドリルヘアーを刺すな!!」

魔族の城の広間では、水晶玉を通してツンとジョルジュがニ=ダーの逃走劇を観察していた。

????「……そろそろニ=ダーも限界だな」
  _ 
( ゚∀゚)ξ゚听)ξ「「……と言いますと」」

????「新しい奴を連れてこようと思うのだ」

ξ゚听)ξ(あらあら、ニ=ダーもついにリストラか……)
  _ 
( ゚∀゚)(明日はわが身かも知れん……そろそろ気を引き締めんとな)

????「『魔法少女ワタナベ』……まさかここまで成長するとはな……やはり厄介な存在になってしまった」

*******************
37 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 02:04:27.16 ID:NeH8s++m0
ノパ听)「うーん、頭が痛い……一体何があったんだ」

店で倒れていた人々も、ヒートも無事元通り。
渡辺とヒートは、帰宅ラッシュでごったがえす駅を歩いていた。

从'ー'从「きっとヒーちゃんの食べてたヨーグルトが当たったんだよ」

ノパ听)「まぁ……チェーン店だしありえるかもな、賞味期限偽(ry」

悪玉のエネルギーで操られていた間の事は覚えていないようだ。
最も、覚えられていたら渡辺の人生オワテルが。

ノパ听)「あ、じゃあ私ここからこっちの電車だから」

从'ー'从「うん、じゃーねー」

ヒートの背中を見ていた渡辺。
……なぜか、無性に声をかけたくなった。

从'ー'从「……あの、ヒーちゃん!!」

38 : ◆xHu6Zz1VAI :2007/12/01(土) 02:06:42.76 ID:NeH8s++m0
ノパ听)「ん?」

从'ー'从「男さんと……上手く行くといいねっ!!」

ノパ听)「……………」

ノハ*゚听)「おう、まかせとけぇぇぇぇぇぇぇ!!」

一瞬きょとんとしたヒートが、大きく右手を振り上げて叫び、電車のドアが閉まった。

从'ー'从「……ヒーちゃん、生き生きしてるなぁ」

去ってゆく電車をホームで見ながら、渡辺は呟いた。

从 ー 从「私もいつか……あんな風に男の人と付き合う事、出来るかなぁ」

終わりの見えない魔族との戦いの合間。
渡辺は、元の普通の生活が不意に恋しくなった。

魔族の策略に巻き込まれる人々を救え、魔法少女ワタナベ!
平穏な日々を取り戻せ、魔法少女ワタナベ!

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