今回のお題
・「観覧車」
・「競泳水着」
- 4 :
◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:38:38.20 ID:n3+2MwEn0
- ―――――『未来のν速国』の超高層ビルの合間を走るハイウェイ。
その上を『飛ぶ』車はすべてリニアモーター技術の賜物だ。
そんなハイウェイを走る、一台の軍用ナンバーの車があった。
从 ゚∀从「どうよ?未来人の魔法は」
車の後部座席でふんぞり返るハインリッヒが、隣の人物に話しかける。
('A`)「うーん……なんていうか、甘ぇな」
从 ゚∀从「だろー?お前の指導が効いてるぜ?」
ハインリッヒの隣には、未来のν速国魔法軍の軍服を纏ったドクオが座っていた。
運転席では、フィレンクトがため息をつきながらハンドルを握る。
(‘_L’)「ハイン女史……また厄介ごとを持ち込んで」
ハインリッヒの強引なプッシュで、ドクオは魔法軍の教導官として働き出していた。
高度に発達した魔法テクノロジーの副作用で魔力向上を怠っていた未来の軍人たちを、徹底的に叩きのめす日々。
从 ゚∀从「いいだろ?これはν速国を救ったアイツへのご褒美も兼ねてるんだ」
元から能力のあったドクオだが、指導能力が高く評価され、軍内でも評判が上がっていた。
このペースならじきに階級も、今までの『大佐』相応まで異例の出世を果たせるのではないかとも言われていた。
偉くなれば……信頼が厚くなれば、『あの魔法』の仕様許可が下りるようになる。
('A`)「……渡辺、待ってろよ」
コンクリートジャングルを車窓から眺めながら、ドクオが呟いた。
- 6 :
◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:40:29.02 ID:n3+2MwEn0
- *******************
「从'ー'从はsnegな魔法少女のようです」最終話
*******************
- 8 :
◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:42:31.58 ID:n3+2MwEn0
- 『構想15年!!遂に登場、VIP市のユートピア』
そんなチラシに乗せられた渡辺・ペニサス・ヒート。
从'ー'从「まさかVIP市にこんなモノが出来るとはねぇ」
VIP市の郊外に新しくできたテーマパーク『びっくりするほどユートピア』。
ここの巨大プールへと三人は遊びに来ていた。
('、`*川「この時代にこんなレジャー施設なんてナンセンスかと思ったけど」
ノハ*゚听)「はっはーぁぁぁ!!プールだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
巨大なドーム型の室内に作られた、人工ビーチを見るなり猛ダッシュをかますヒート。
从'ー'*从「……いいなぁ」
('、`*川「まぁ何だかんだいっても面白そうだわ」
家族連れ、グループ、カップルがイモ洗い状態のビーチだが、
ペニサスと渡辺もまんざらでは無さそうだ。
('、`;川「それにしても、あんた達のその水着は何よ」
从'ー'从「ふぇ?」
ノパ听)「は?」
- 12 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:43:52.65 ID:n3+2MwEn0
- ここでペニサスは二人の格好を改めて見る。
ちなみにペニサスは今日のために買った、トロピカルな柄のビキニ。
それなりに女性らしいふくらみを持つペニサスの体に、鮮やかに彩を添えている。
しかし……
ノパ听)「貧乳は希少価値だっ!ステータスだぁぁぁぁぁぁ!!」
('、`;川(これがリア充の余裕か)
ヒートは中学時代に使っていたスクール水着。
残念ながら新タイプだが、胸には『2-B 素直』とペン書きの名札が踊る由緒正しい品。
ちなみにビコーズとこれを着たまま一回ヤった事があるのはここだけの内緒だっ!
从'ー';从「ふぇ、何か恥ずかしいから一番布の面積が多い水着にしたんだけど……」
('、`;川(逆にエロいがな)
対して渡辺が着るのは、地味だが機能的なデザインの競泳水着。
たまたま行ったスポーツ量販店にフツーのワンピース水着が無く、仕方なく買ったものだったが……
薄い素材と渡辺の推定Fカップの胸が織り成す光景は、ある意味ビキニよりも扇情的だった。
('、`;川(……スク水に競泳水着……それなんてAV?)
二人を見ながら、ペニサスはため息をついた。
- 14 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:47:02.84 ID:n3+2MwEn0
- *******************
('、`*川「うひゃっほぉぉおぉぉ―――――!!」
ノハ*゚听)「おおぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!」
从'ー'*从「ふぇぇぇ―――――っ!!」
巨大なウォータースライダーから、三人が連なって滑り降りてくる。
水面に叩きつけられたかのような水しぶきを上げ、三人はスライダーからプールへ投げ出された。
('、`*川「ふぃー、気持ちいいねぇ」
ノハ*゚听)「もう一回だぁぁぁあっっ!!」
从'ー'*从「ははっ」
濡れた髪をかきあげながら、まるで子供のようにはしゃぐ三人。
バシャバシャと水を掻き分けながら進み、プールから出る。
从 ー 从(……ドクオも来てたら、どんな顔したかなぁ)
プールから上がった渡辺は、ふとそんな事を考えてしまった。
そういえば、ドクオがいた頃はいろいろな場所へドクオを連れて行っていた。
中世のν速国では見られないような物、食べられないような物、出来ないような体験。
今ここにドクオを連れて来れたら……
- 18 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:51:10.26 ID:n3+2MwEn0
- ('、`*川「渡辺?」
曝ク'ー';从「ふぇっ!?」
ノパ听)「どうしたぁぁぁ!?楽しくないのかぁ!?」
从'ー';从「ううん!!そんな事無いよっ!!楽しいよっ!!」
上の空だったらしく、ペニサスの問いかけにビックリする渡辺。
慌てて笑顔を作り、ペニサスに返事をする。
从'ー'从「ちょっと考え事しちゃってただけだから」
( 、 *川「渡辺」
('、`*川「アンタ……私らに黙って彼氏作ったでしょ」
ペニサスが左手を腰に当てながら、びしっと渡辺に向けて指を刺す。
まさかの指摘に、渡辺が顔を真っ赤にしてうろたえた。
从'ー';从「ふえっ!?な、何でぇ!?」
('、`*川「なーんとなく……乙女の直感?」
ノパ听)9m(この歳で乙女とかプギャーwwwww)
ふふーん、と鼻を鳴らしてふんぞり返るペニサスの後ろで、隠れてくすくす(?)と笑うヒート。
- 20 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
00:54:56.32 ID:n3+2MwEn0
- ( 、 #川「……ヒート、何かよからぬ事考えてたでしょ」
ノハ;゚听)「う゛ぇっ!?!?」
ペニサスに気付かれ、ヒートがビクンと体を震わせる。
そのまま、じりじりとペニサスとの距離をとり始めた。
ノハ;゚ 3゚)〜♪「な、何のことかな〜」
('、`#川「YU☆RU☆SE☆N!!ちょっと話聞かせてもらうよっ!!」
ノハ;゚听)「やべぇぇぇぇっ!!」
('、`#川「待ちなさーいっ!!」
眉間に筋を立てたペニサスが、ヒートを追いかける。
大勢の客の合間を縫いながら、逃走劇を繰り広げる二人。
从'ー'从
(ー'从三从'ー)
从'ーi从「……ふぇ、置いてかれた」
その姿を、渡辺はポカンと見ていることしか出来なかった。
- 25 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:00:23.14 ID:n3+2MwEn0
- *******************
ヒートとペニサスの、ト○と○ェリー張りの追いかけっこ。
遂にさっきのウォータースライダーの入り口付近まで来ていた。
('、`#川「こらぁっ!!観念しなさい!!」
横は手すり、前は順番待ちの客、後ろはペニサス。
遂にヒートが追い詰められた。
ノハ;゚听)「やべぇぇぇぇっ!!こうなったら……」
窮鼠状態のヒートは、何をトチ狂ったか手すりに手を掛けた。下はプールどころか床。
木から落ちる事もいとわない(第四話参照)ヒートは、手すりから飛び降りようとしていた。
('、`;川「ちょっ!?こら、止めなさい!!アンタ何歳よ!?」
半ば慌て、半ば呆れながらペニサスがヒートに近づく。
その時、係員がヒートの行為に気付いた。
『こらあぁぁぁっ!!』
係員が拡声器を使ってヒートを叱る。
しかし、その大きな声がヒートの手を滑らせた。
ノハ;゚听)「あっ!?!?」
('、`;川「ヒート!!」
運悪くかなり手すりから体を乗り出していたヒート。体勢を崩しながら、地面へと落下していった。
- 30 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:03:35.37 ID:n3+2MwEn0
- *******************
飛び込み競技用の飛び込み台ほどの高さから落下するヒートの姿は、下にいた渡辺にも見えた。
从'ー';从「あっ……!?ヒーちゃん!!」
思わず手をかざし、呪文を唱えそうになる。
しかし、辺りは人が沢山いる状態。
从'ー';从(でも……こんな人目につくところで魔法なんか使ったら……)
アニメの魔法少女のように魔法を見られたからどう、という訳ではないが、
人が多い場所で魔法を使うのに、一瞬戸惑いを覚えてしまった。
ノハ;;)「あぁぁぁぁぁああぁぁあっぁ―――――!?!?」
从'ー'从(……ううん、迷ってる暇なんて無いよ!!)
その瞬間にもヒートは地面に真っ逆さま。
遂に渡辺は決心し、呪文を唱えだす。
―――――ヒートが地面スレスレまで落ちてきた瞬間。
ヒートの体を淡い光が包んだ。
ノハ;゚听)「――あ?」
从'ー';从「―――――!?!?」
淡い光に乗って、ふわりと少しだけ舞い上がったヒートの体。
光が消えると、ゆっくりとヒートは地面に着地した。
- 33 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:07:42.74 ID:n3+2MwEn0
- 从'ー';从(……え、あれは……魔法!?)
渡辺が魔法をかける前に、ヒートが何者かの魔法によって救出された。
そのヒートを包んだ黄色い光は、どこかで見たことがある物だった。
从'ー'从(あの光の色は……!!)
( )
渡辺の頭に浮かんだ、一つの可能性。
それを確実なものにするため、渡辺はある場所へ走り出した。
('、`#川「……こんのバカっ!!命とどっちが大事なのよ!!」
ノハ;゚听)「すまんっ」
慌ててヒートの元へと降りてきたペニサス。
ヒートに向かってまくし立てる。
ノパ听)「すまん渡辺……渡辺?」
('、`*川「あれ?何処いったんだろ」
- 34 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:11:20.81 ID:n3+2MwEn0
- *******************
从'ー';从「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!!」
息を切らし、渡辺がたどり着いたのは男性用のロッカールームだった。
ロッカールームには誰もおらず、渡辺は躊躇無く中へ入っていく。
从'ー';从「っは!!……はーっ……はーっ……あ」
ずらりと並ぶロッカーの迷路を進んでいく。
すると、誰もいないはずのロッカールームにただ一人だけ、男が立っていた。
('A`)「……よう」
銀髪と、冴えない顔つき。
鍛え上げられた体は、ミリタリーグリーンのサーフパンツのみを纏う。
从'ー'从「……ドク……オ?」
('A`)「よう、久しぶりだな」
そして、何ヶ月かぶりに見る笑顔。
从'ーi从「……何で、どうして……?」
ドクオの姿を見て、渡辺は震えながら近づいていく。
('A`)「俺……あの後ハインについてって、今は未来のν速国で働いてるんだ」
- 41 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:15:31.76 ID:n3+2MwEn0
- 『魔族』が全滅し、敵のいなくなったν速国魔法軍。
だからこそ、実力のあるドクオがこのように軍を抜けることが出来ていた。
……結局そこでも再び軍人になってはいるが。
('A`)「……で、ある程度真面目に働いてるから、こうやって転移魔法を使える権限を貰って」
説明中のドクオの胸の中に、渡辺が飛び込んだ。
从;ー;从「……ドクオっ!!」
('A`;)「うぉぁっ!?!?」
がっしりと背中に腕を回し、ドクオを離すまいと力をこめる。
ドクオの胸板に顔を埋めながら、渡辺は涙を流す。
从;ー;从「ドクオ……ドクオだぁ……本物のドクオだぁ……」
それは喜びの涙だった。
グリグリと顔をドクオの胸に押し付けながら、渡辺はたどたどしく言葉を紡ぐ。
('A`)「……渡辺」
そんな渡辺を、ドクオもギュッと抱きしめる。
渡辺の背中と髪を撫でながら、ドクオも渡辺の存在を味わっていた。
从;ー;从「ゴメン、やっぱり私、ドクオがいなきゃ寂しかった……自分に嘘ついてたよぉ……」
('A`)「……俺もハインに言われたさ。『お前等はお互いに気ぃ使いすぎなんだよ』ってな」
- 43 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:19:29.27 ID:n3+2MwEn0
- ドクオが未来に来たのは、ハインリッヒの提案だった。
ブーン王やクーも納得し、ドクオを送ってくれた。
こんなに自分達を後押しをしてくれる人がいるなら……ドクオはそんな思いでここへ来ていた。
('A`)「だから、もう俺は我慢しねぇぞ」
从うー;从「うん、私も。自分に素直になって……いいんだよね」
('A`*)
ドクオが、ふと違和感を覚える。
……感覚を下半身にやると、モノを渡辺にまさぐられている。
('A`;)「……素直になりすぎだろ、常考」
从;ー;*从「……だって、何ヶ月かぶりだよ」
ドクオの体に大きな胸を押し付けながら、渡辺は顔を赤らめそう言った。
- 48 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:23:29.73 ID:n3+2MwEn0
- *******************
ロッカールームの隣りにあるシャワールーム。
その中の一つだけ、カーテンが引かれ使用されていた。
('A`*)「はっ……ん……」
从*///从「んっ……は、あぁぁっ……ん……」
シャワーから温かい湯を勢いよく出し、音を消す。
その湯を浴びながら、渡辺とドクオが互いの唇をむさぼりあっていた。
从*///从「ふあっぁっ……あ……ひゃ……あ」
渡辺の水着はキュッと胸の谷間に寄せられ、両乳房が飛び出る。
水で濡れた乳房を手でがしっと掴みながら、ドクオが渡辺の腰に手を回す。
从*///从「ん……ぅ……ひゃぁっ……」
腰からぞくっとしたものが上り、渡辺が一瞬体を震わせる。
しかしドクオは構う事無く、唇を離すと今度は乳房にかぶりついた。
('A`*)「ん……これ、『競泳水着』って言うんだっけ?何か、エロいよな……」
从*///从「ひゃぁっ……っも、ぅ……バカあぁっ……っあ」
ちゅっちゅっと乳首をついばみながら、ドクオがマシュマロのように柔らかい渡辺の胸を味わう。
- 53 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:28:03.77 ID:n3+2MwEn0
- ('A`*)「お前と釣り合わせるなら、これくらいで、っ……ちょうどいいだろ……?」
从#///从「ふぇっ……私、そんな……」
……とそこまで口に出て、渡辺はふと自分を省みる。
从;///从「……エッチだった」
その声を聞いたドクオが、ゆっくりと手を渡辺の股間へと持っていく。
じっくりと水着の上から秘部を撫で、渡辺の気分を高めていった。
从*///从「ん、ひゃあぁっ……!!っあ……!!んんぅぅっ……!!」
ビクビクと体を小刻みに震わせ、渡辺が熱にうかされた声を漏らす。
すでに渡辺の水着の股間には、シャワーの湯とは違う液体が染み出していた。
从'ー'*从「ドクオ、その……もう……」
('A`*)「分かってる。俺も我慢できねぇところだった」
ドクオが渡辺の体を持ち上げ、渡辺はドクオの首に腕を回す。
体重を全てドクオに預け、股間の水着をずらした渡辺がゆっくりとドクオのモノの上に腰を下ろしていく。
从*///从「ん……っ!!ひゃあぁぁっ……あはぁ……」
駅弁スタイルを取った渡辺。ドクオのモノを全て埋めると、ギュッとドクオにしがみついた。
('A`*)「くぅっ……!?お前、もしかして……」
从*///从「うん……イっちゃった……」
- 58 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:31:26.65 ID:n3+2MwEn0
- トロンとした目をドクオへ向ける渡辺。
その目と赤らめた頬は、ドクオを一層興奮させる。
('A`*)(……やべ……これは)
从*///从「ふあぁぁっ!!……っひゃぁぁぁっ!!」
渡辺の尻を掴み、腕の力で渡辺の体を上下させた。
ばちゃばちゃとシャワーの水を跳ねさせながら、渡辺がドクオのピストン運動に翻弄される。
从*///从「あっ!!あぁぁっ!!はあっぁあっ!!あっ!!」
ごつんごつんと、渡辺の奥をドクオが突く。
渡辺の子宮口と、ドクオの鈴口がキスを繰りかえしていた。
('A`*)「おい……渡辺、っ……!!場所考えて声出せよ……っ」
从*///从「ひゃぁっ……!!だって、えっ……!!」
シャワールームにかろうじて人の気配は無い。
しかし、渡辺は外まで漏れそうなほど大きな喘ぎ声を出していて、ハラハラもの。
('A`*)「うぅぅっ!!っくは、っ……」
从*///从「ドクオだって、ぇ……!!声……」
しかし、それはドクオも同じこと。
きゅっきゅっと締め付ける渡辺の膣の感触に、思わず呻く。
- 61 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:35:51.42 ID:n3+2MwEn0
- ('A`*)「っ……く、っ……!!」
激しくなるドクオの動きに、振り落とされないようにがっしりと足をドクオに絡める渡辺。
シャワーの雨の中で、渡辺が絶頂へと登り詰める。
从*//д/从「はあぁっ……!!ああぁぁっ!!私、っ……イっちゃうよぉっ……!!」
('A`*)「うっ……く、俺も……!!」
从*//д/从「はあっぁああぁあああっ!?ああぁぁぁああぁあ!!」
最後にビクンと渡辺の体が大きく跳ね、ぐったりとドクオに体を預ける。
少し遅れて、ドクオのモノから渡辺の子宮にダイレクトに精が注がれた。
('A`*)「うぅうっ……くぅっ……!!」
膣から、体中に染み渡っていくかのような感触。
从*///从「っ……はぁぁっ……あー……はぁー……あったかい、よぉ……」
渡辺が息を荒げながら、その感触をしっかりと味わう。
蕩けた目をドクオに向け、無意識のうちにドクオへと唇を差し出した。
- 65 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:39:18.09 ID:n3+2MwEn0
- ('A`*)「渡辺」
从'ー'*从「ドクオ……」
(*-A)「ん……」(ー-*从
一度は離れた二人が、もう一度一つになる。
温かいシャワーを浴びながら、二人は強く抱き合い、唇を重ねた。
从 ゚∀从「けっ、ここまでやってやーっと素直になったか」
シャワールームの前には、迷彩柄のパレオ付き水着姿のハインリッヒが腕を組んで立っていた。
ドクオと渡辺が事を始めだしたのを察知し、慌ててシャワールームに結界を張っていたのだ。
行為に夢中な二人は、ハインリッヒのそんな涙ぐましい努力には気付かない。
从 ゚∀从「アタシも世話焼きだよなぁ」
二人への世話焼きは疲れるが、それは『戦友』ツンからの大事な言伝て。
相当気をまわした甲斐があったというものだった。
从 ∀从「なぁ、ショボン……」
ふと自分の部下を思い出したハインリッヒ。
懐かしげに、天井を仰いだ。
- 68 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:43:53.43 ID:n3+2MwEn0
- *******************
赤い夕日が、『びっくりするほどユートピア』を包む。
ギリギリ出入禁止を免れたヒートが、渡辺がいない事に気付いた。
ノパ听)「ペニサスぅっ!!、渡辺は!?」
( 、 *川「……他の人と帰るってさ」
ノパ听)「ほぉ」
出口ゲートから出て、ペニサスが寂しそうにつぶやく。
('、i*川「……やっぱ彼氏だよね」
『从'ー'*从「ごめん、先に帰ってて」』
それを告げたときの渡辺の顔は、とても生き生きしていた。
なんとなく肌の艶も良かったような気もする。
(;、;*川「……はぁ、私の春はいつになるのかなぁ」
夕日をバックに、ペニサスが恨めしそうに、悲しげに呟いた。
- 73 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:49:02.62 ID:n3+2MwEn0
- *******************
『びっくりするほどユートピア』の広大な敷地には、ちょっとした遊園地もあった。
新しいシートの香りが漂う、大きな観覧車の中。
ドクオと渡辺を乗せたそれが、ちょうどてっぺんに差しかかろうとしていた。
从'ー'*从「見て、ドクオ」
観覧車の窓からは、一番星が輝く空をバックに、イルミネーションが輝くVIP市街が見える。
ν速国の夜空とはまた違う幻想的な光景に、渡辺は目を輝かせる。
('A`)「……別に空飛べばいいんじゃねーの?」
ドクオのそんな適当な反応に、渡辺がプーッと頬を膨らませて怒った。
从'ー'#从ビキビキ
从'ー'#从「もうっ!!ムードってモノを考えてよぉ」
('A`;)「スミマセン」
怒りはすぐに収まり、渡辺はドクオのほうを改めて向く。
その瞳は、優しいものだった。
从'ー'*从「……これからは、会えるんだよね」
('A`)「ああ。もっとあっちの軍で偉くなれば、もっと融通も利くようになる」
ドクオも、渡辺に優しい笑顔を向ける。
- 78 : ◆xHu6Zz1VAI :2008/02/03(日)
01:53:13.93 ID:n3+2MwEn0
- ('∀`)「そしたら、もっと沢山会えるさ」
从'ー'*从「……よかった」
これからは、それほど我慢する事無くドクオに会える。
時空を超えた恋愛が、一気にちょっとした遠距離恋愛ほどまで縮まった。
それを聞いた渡辺の表情は、嬉しさが前面に出ていた。
从'ー'从「ドクオ、ちょっと杖出して」
('A`)「どうした?」
ドクオから渡された、戦斧を模した魔法の杖を握ると渡辺がピンクの光に包まれる。
光の中から現れた渡辺は、フリフリヒラヒラのピンクの魔力甲冑姿だった。
从'ー'*从「これからは、ずーっとずっと、一緒だね」
('∀`*)「……ああ」
渡辺にあわせ、自身も魔力甲冑を纏ったドクオ。
どちらとも無く、二人が唇を重ねる。
(*-A)(ー-*从
从'ー'*从「これからもよろしくね、ドクオ」
新しい道を共に歩み始めた二人を、VIP市の幻想的なイルミネーションが祝福していた。
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