今回のお題
・「麻酔」
・「ロリ渡辺とショタドクオ」

2 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:41:22.85 ID:qAfIHSgc0
从 ー 从「ふぇ」

渡辺が目を覚ます。
体中が埃まみれで、さらに擦り傷がちらほらと見えた。

('A`)「渡辺……?大丈夫か?」

从うー'从「……ドクオ?」

そして、目の前にはドクオの姿があった。
心配そうに渡辺の顔を覗きこんでくる。

从'ー'从「ここは……?」

('A`)「ν速国城の近くの、谷の底なのは確かだが」

先ほどまで、自分はν速国城のすぐ近くで戦っていたはずだ。
それが、今はなぜか洞窟の中にいた。
ドクオによって焚かれた焚き火が、二人を淡く照らしている。

从'ー'从「そっか……で、何で私達、子供の姿なの?」

それよりも。
自分のフリフリヒラヒラの魔力甲冑がダボダボだったり、
目の前のドクオの姿が妙に幼かったりするほうが、渡辺には気になった。
4 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:43:49.94 ID:qAfIHSgc0
*******************          

―――――あらすじ          

从'ー'从「あれれー?私のおべんとうがないよぉ?」           

どこにでもいるごく普通のドジっ娘天然女子高生、渡辺。           
しかし、彼女の真の姿とは!           
ご近所の平和のために奔走する、正義の魔法少女『魔法少女ワタナベ』なのだ!           



「从'ー'从はsnegな魔法少女のようです」第二十二話      


******************
6 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:46:51.49 ID:qAfIHSgc0
魔力・体力の消費は、体が小さいほど少ない。
インコ変身と同じ要領で、今は体力のセーブのためだけに変身魔法で体を小さくしていた。
どちらも10歳ほど……といったところか。

('A`)「……という訳だ」

从'ー'从「そっか」

魔族勢の夜襲。
ツンやハインらと共に、渡辺はν速国の魔法軍へ助太刀して戦っていた。
しかし、一瞬の隙を突かれ、渡辺は吹っ飛ばされていた。

从 ー 从「……ゴメンね、私……」

('A`)「……謝るなよ。あれはしょうがない。あんな急襲を受けちまっちゃな」

从'ー'从「……でも」

('A`)「忘れんなよ?俺も巻き込まれてるんだ」

从'ー'从「……………」

それも、ドクオの近くにいる時に限って。
訓練された軍人であるはずのドクオでさえも反応できなかった。
  _ 
(  ∀ )o彡゜

かくして二人は、謎の手による攻撃の結果、渓谷へと落ちてしまっていた。

7 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:50:19.06 ID:qAfIHSgc0
从 ー ;从「……痛っ」

('A`)「ん?どうした」

从'ー';从「ふぇ……足が……ズキズキするよぉ」

('A`;)「!?どうした、見せてみろ!!」

ドクオが、抱いていた渡辺の体を少し動かしてみる。
足首の辺りが血に染まっていた。
落ちた時に、尖った岩に引っ掛けたのだろうか。傷口はぱっくりと開いていた。

('A`;)「……こりゃあひでぇ」

顔を歪ませる、幼い姿となった渡辺。
何とかしようと思い、ドクオは傷口に手をかざし、呪文を唱える。
しかし、さっきまで全力で戦っていた上に二人分の変身魔法を唱えた後で、
もう回復魔法が掛けられるほどの魔力が残っていなかった。

('A`;)「く……魔力が尽きちまってる。これじゃ回復も出来ねぇ」

それは渡辺も同じこと。

('A`)「これでガマンしてくれ」

ドクオはとりあえず魔力甲冑を解き、自分の服の裾をちぎる。
これ以上の出血を止めるため、渡辺の足をぎゅっと縛った。

从'ー'从「ありがと……」
9 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:53:39.28 ID:qAfIHSgc0
麻酔こそ無いが、感覚が麻痺してきて、大分痛みが耐えられるくらいまでになってきた。
後は壊死しないようにたまに緩めてやるだけ。

从'ー'从「……ねぇ、ドクオ」

('A`)「何だ、他にもどこか痛いのか?」

ドクオの膝の上に寝る渡辺が、ドクオを見上げる。
銀色の髪は、いわゆるマッシュルームカットに軽くなっている。
幼く冴えない、しかしその奥に頼りがいのある力を持つ瞳を、渡辺はじっと見つめ、話す。

从 ー *从「……後ろから抱きしめてもらっても、いいかな?」

('A`;)「な、ななななっ、また何でだ?」

从'ー'*从「寒くって。ほら、肌同士が触れ合えばあったまるって言うよぉ?」

明らかに動揺する、幼いドクオ。
しかし、ケガ人の渡辺の頼みとあってはやるしかあるまい。

('A`;)「な、なら……しょうがないな」

幼い渡辺の体を、脇に手を入れて起こす。
ちょうど、ドクオの胸板に渡辺の背中がくっつく格好になる。

('A`*)(……やわらけぇ、な……)

本来の渡辺の姿より更に幼い容姿。
普段なら渡辺の代名詞とも言える大きな胸も、今や発展途上のサイズであまり目立たない。
しかし握った手や、腕の感触は若々しくハリのあるものだった。
12 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:56:36.27 ID:qAfIHSgc0
从 ー 从「ドクオ」

('A`;)「な、なななんだ!?渡辺!?」

後ろからドクオに抱きしめられたまま、渡辺がつぶやく。

从 ー 从「初めて私の前で人間になった時の事、覚えてる?」

('A`)「……ああ。ジョルジュを倒した時だったか」

从 ー 从「うん。その時私の膝の上で、魔力が足りなくて一眠りしたんだよね」

('A`)「ああ……そうだったな」

後ろから腰の辺りに回されたドクオの手を、ぎゅっと握り返し、渡辺が続ける。
まるで今までの戦いの日々を思い出すかのように、ゆっくりと。

从 ー *从「今はちょうどそれと反対……あは、別にだからって何も意味ないんだけどね」

('A`)「……………」

渡辺の表情は、ドクオからは見えない。
しかし、手から伝わる温もりだけで渡辺の感情が理解できるような、そんな感覚を覚えていた。

从'ー'从「……ん?」

('A`;)「!!」

手の柔らからなぜか連想されたのは、かつて渡辺と交わった時の感触。
14 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 01:59:27.52 ID:qAfIHSgc0
从'ー'*从「ドクオ……これ」

('A`*)「あ、その……いや、何だ……えーと……」

考えただけで、ドクオのモノが頭をもたげてくる。それは小さくても、しっかり自己主張をしていた。
渡辺が尻でその感触を味わえるのも無理はない。

从 ー *从「……ドキドキ、してる?」

('A`*)「……おう」

こうなったらもう隠す必要は無い。
ある意味吹っ切れたドクオは、渡辺の質問に素直に答える。

从'ー'*从「触っても、いいかなぁ」

('A`*)「……おう」

少し腰を浮かし、渡辺が後ろ手でドクオの幼いモノを、服の上からさする。

从'ー'*从「ちっちゃいね」

('A`*)「ったりめーだ、見ろこの体」

それもそうだ、と答えた渡辺が、ドクオの膝から降りる。
ドクオと向き合った渡辺は、ドクオの服に手を掛け、下半身を露出させる。

从*///从「……ん……っ」

('A`;)「うわ!?っば、渡辺!!」
16 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 02:02:52.10 ID:qAfIHSgc0
晒されたモノを、渡辺の小さな口が咥えた。
かつて見たドクオのモノよりも小さく、皮も被りっぱなし。
そんな事はお構い無しに、渡辺は熱に浮かされたようにしゃぶりつく。

从*///从「ん……っく、ちゅ……んは……」

('A`;)「うっ……く!?っは……!!」

刺激に弱くなっていたのか、ドクオが早々と呻く。
あっけなく、渡辺の口の中に幼い精を解き放った。

从 ー *从「んむぅ……ん……は……ん、っ!!」

('A`;)「あ、すまん……」

ゼリーのように濃い精液を口に出され、思わずむせる渡辺。
しかし、口の中で唾液と器用に混ぜると、喉を鳴らして飲み込んだ。

从'ー'*从「ん……んくっ。いいよ、私が勝手にやった事だし」

('A`;)「いや、それよりも……俺にそんな事していいのか?」

从'ー'从「ふぇ?」

ドクオが息を荒くしながら、渡辺に語りかける。

('A`)「……こういう事は、本当に好きな男にやるもんじゃないのかよ」

从'ー'从「……………」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/01/19(土) 02:05:45.63 ID:qAfIHSgc0
その間も、渡辺は足をかばいなから、ブカブカの魔力甲冑から器用にパンツだけを脱ぐ。

('A`)「いくら魔族に襲われたからって、ヤケにならないでもっと体を大事n」

ドクオの台詞を、渡辺が遮る。









从'ー'从「……好きだよ。ドクオ」










ドクオの瞳をしっかり見て、渡辺は確かにそう言った。
23 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 02:08:52.76 ID:qAfIHSgc0
('A`)「……へ?」

从'ー'*从「私は、ドクオが好きだよ。いつからかそうなったかは分からないけど、好きなんだ」

('A`)「……渡辺?」

ドクオと向き合うように、またドクオの膝の上に陣取る。
まだ膝立ちで、交わってはいない。

从*///从「だから……こんなピンチの時に何してるんだって感じだけど、もう……我慢できないよぉ……」

それだけ言うと、渡辺はゆっくりと腰を下ろしていく。
小さな性器と性器が合わさり、一つになっていく。

从*///从「ん……はぁ……」

('A`*)「う……くぅっ……」

きつい渡辺の中。
体重と重力を使って強引にドクオのモノを飲み込んでいく。

从*///从「ん……あ、や、あぁぁああぁ!?!?」

ドクオのモノが、何かを突き抜けたような感覚をドクオに伝える。
すると同時に、渡辺が苦しそうな声と表情を浮かべた。

('A`;)「渡辺!?どうした!!」

从;ー;*从「……痛かったよぉ」
27 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 02:11:29.94 ID:qAfIHSgc0
渡辺がふと結合部に手をやると、幼い花弁から分泌された愛液に、少しだけ血が混じっていた。
それは、かつてツンの出した触手によって失ったはずの純潔の証。

从;ー;*从「そっか、体が小さくなったから、処女膜が復活したのか……な?」

('A`;)「マジかよ……」

从'ー'*从「あは、何か初めて同士みたい……」

対面したまま、渡辺はドクオに対してにこっと笑う。
もう味わえないと思っていた、好きな人に純潔を捧げるという行為。
渡辺はそのまま、ドクオの幼いながらもすでに筋肉がついた胸板に顔を埋めた。

从'ー'*从「ねぇ、ドクオは……私の事、どう思ってるの?」

順番が逆な気もするが、渡辺はドクオに質問する。
自分の気持ちは伝えた。後は相手の気持ち。

('A`)「……俺は」

そこまで言うと、ドクオはこれまでの自分を振り返る。
渡辺と触れ合うたびに感じていた、ドキドキかつムズムズする感覚。


これを一言で表すなら……『恋』で間違いないはずだ。

('A`*)「……俺も、お前の事は好きだ」
31 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 02:15:01.22 ID:qAfIHSgc0
('A`*)「……俺も、お前の事は好きだ」

从'ー'*从「じゃ、私達両思いだね」

('A`*)「まぁ、そうなるかな」

何だか恥ずかしくなって、渡辺から顔をそらすドクオ。

从'ー'*从「ふぇ、照れてる」

('A`#)「う、うっせーよ!!」

散々渡辺に茶化されたドクオ。そうこうしているうちに、渡辺の痛みが引いていく。
その代わりに、相手に対しての何とも言えない愛しさがこみ上げてくる。

从'ー'*从「……ドクオ」

('A`*)「……渡辺」

幼い体の二人ではあるが、そんな事は些細な事。
どちらともなく、唇を重ねる。
渡辺とドクオ。すれ違っていた心が、今やっと一つになった。








33 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 02:18:17.81 ID:qAfIHSgc0
(*゚∀゚)「はーい!!それなんてエロゲな展開はそこまでだよっ!!アヒャヒャヒャヒャ!!」

从'ー';从('A`;)「「っ!?!?」」

二人が洞窟の入り口をバッと振り向く。
そこには、二人にとって最も厄介な魔族がいた。

('A`;)「ツー……!!」

(*゚∀゚)「アヒャ、なーんか可愛いワタナベがいるじゃーん?もうさらってって言ってるようなモンじゃーん?」

やむなく結合を解いた二人は、ツーの襲撃に備える。
しかし、二人とも魔力を使い果たしている上に、渡辺は足をケガしている。

('A`;)「く……っ!?!?」

ドクオはツーの放った青白い光にあっけなく吹っ飛ばされ。
同じ女だが、幼い渡辺は成人女性ほどの背丈のツーにひょいっと抱えられた。

从'ー';从「ふぇぇぇっっ!?!?」

ツーに抱えられながら、何とか逃げようともがく渡辺。
そんな渡辺を気にもせず、ツーは倒れたドクオに止めを刺す。

(*゚∀゚)「ハッハー!!……ドクオ。お前は愛する女一人守れずに、この洞窟でのたれ死ねよ」

34 名前: ◆xHu6Zz1VAI :2008/01/19(土) 02:21:23.95 ID:qAfIHSgc0
先ほどよりも強い光の球が、ツーの手に生成される。
それをドクオに向けて一気に解き放つ。

('A`;)「ぐあああぁぁぁっ!?!?」

土埃で見えないが、ガラガラと洞窟が崩れる音がする。

从'ー';从「ドクオっ!!ドクオ―――――!!」

(*゚∀゚)「……うっせえよ」

从 ー ;从「ぐあっ!!」

暴れる渡辺。
ツーは容赦無く後頭部を叩く。

从 ー 从「……」

(*゚∀゚)「さーて、どう料理してやろうかなー。ワタナベかわいいよワタナベ」

気を失った渡辺と、岩に埋もれたドクオ。
それを確認したツーは、高らかに笑い声を上げながら、渡辺を手土産に魔族の城へ向けて飛びたった。







(*゚∀゚)「……アヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

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