- 9
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:16:30.50 ID:ejOg0NFXO
- 爪'ー`)y‐<これまでのあらすじ&人物紹介
要するに:厨二能力を得た生徒を先生が説教で止めようとする話だがそんなにバトルするわけでもない。
( ´ー`):教師。説教で厨二への依存を壊すと能力を消せる。好きな番組は箱根駅伝。
从 ゚∀从:純情前世女ヤンキー。重力を操れる。好きな番組は逃走中。
( ><):KYショタ。たくさんの兵器を扱える。好きな番組はアメトーーク。
爪'ー`)y‐:マセショタ。歌詞を人の心に響かせる。好きな番組は相棒(亀山時代)。
(*‘ω‘ *):ボスキャラ。人を洗脳出来る。好きな番組はウチくる。
('、`*川(-_-)ミ,,゚Д゚彡|゚ノ ^∀^)(゚、゚トソン<ヽ`∀´>( ・∀・)lw´‐
_‐ノv:その他のめぼしい皆様
作者:心が弱い。仙台のインディーズお笑いライブに出たがっていた時期がある。好きな番組はオンバト。
爪'ー`)y‐「知らねえよ」
- 13
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:19:47.14 ID:ejOg0NFXO
−少し前−
川; - )「ハァ、ハァ……」
川; - )「何で、何で私はこんな能力を想像してしまったんだ……」
川; - )「嫌だ、私は人を殺したくない、こんな戦いまっぴらごめんなんだ……」
川; - )「やめたい、こんな戦いなんか、早く抜け出したい……」
川; - )「……そうだ」
川;゚ -゚)「先生なら、私の能力を消せる……!!」
- 16
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:22:19.23 ID:ejOg0NFXO
( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです
第六話 「人にやさしく」
- 18
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:25:16.82 ID:ejOg0NFXO
−現在・保健室−
川 ゚ -゚)
( ´ー`)←上半身裸の教師(34)
( ><)←それに包帯を巻くショタ
川 ゚ -゚)
( ´ー`)
( ><)
川 ゚ -゚)「失礼しましたー」ガラガラピシャン
(;´ー`)「違ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうっ!!!」(><;)
- 20
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:28:49.58 ID:ejOg0NFXO
やぁみんな、シラネーヨ先生だよ! 早速だけど先生、みんなに質問があるんだ!
「半裸のオッサンとショタが保健室に一緒にいた」さぁ、これを見てどう思う?
うん、そうだね! ホモだね!
川 ゚ -゚)「あ、大丈夫です。私結構そういうのには理解ある方なんで」
(;´ー`)「理解してネーヨ!! 一切合切理解してネーヨ!!」
川 ゚ -゚)「いやー、全く気付かなかったっすわー。2人がそういうことなんて気付かなかったっすわー」
(;><)「話を聞いてほしいんです!! とんでもない誤解が聳え立っているんです!!」
川 ゚ -゚)「大丈夫なんで、誰にも言わないんでマジで。出すもん出して貰えれば誰にも言わないんで」
(;´ー`)「さり気なく口止め料要求したぞコイツ!?」
川 ゚ -゚)「あっしまった、持病の何でも言いたい症候群が!
みなさーん、きいてくださーい……」
(;´ー`)「話聞いてくれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
- 21
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:32:35.15 ID:ejOg0NFXO
- 素直クール。彼女はシュールのいとこであり、正直他の奴らより厨二妄想は酷くない。
能力妄想してるところも見たことないし、詠唱とかもしない。
強いて言うならちょっと鉄面皮で喋り方が独特なくらいだ。
だが、性格のめんどくささはクラスでもずば抜けている。チートだ、めんどいチート。
まず第一に思い込みが激しく、一度何かを決めたらなかなか撤回しない。
それでいて何考えてるか読めないから質が悪い。
それゆえ、こーいう場面をコイツに見られるのはマズい。クソマズい。
川 ゚ -゚)「なるほど、つまり2人はただ単にここで傷の手当てをしていた、という設定か」
(;´ー`)「設定じゃネーヨ! まごう事なき事実だヨ!」
(;><)「こんな状況で包帯プレイを実行するほどの精神力は無いんです!!」
川 ゚ -゚)「なんてこった、このままじゃただの水掛け論だ」
(;´ー`)「そっちが一方的に水掛けて来てんだヨ! こっちはまるっきり潔白だヨ!!」
何なんだろう、何で俺の教え子はみんな話を聞いてくれないんだろう。
- 24
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:36:13.13 ID:ejOg0NFXO
- (;´ー`)「と、ところで素直は何故保健室に来たんだヨ!?」
川 ゚ -゚)「おやおや、ここで話を変えるということは話を変えざるを得ないやましい理由があるとみてよろしいか?」
うわーん、こいつしつこいよー。こっちの意見聞く気ナッシングだよー。
川 ゚ -゚)「まぁでも……こちらとしてもちょうど良かった。私は先生を探していたのだから」
(;´ー`)「俺を?」
なんだ、急に雰囲気が変わった。ふざけたいだけじゃなかったのか。
川 ゚ -゚)「ああ、初めに言っておくが私は洗脳されていないし、襲うつもりも無い。
あ、ちなみに『襲う』というのは襲撃という意味であり、決していかがわしい意味では……」
(;´ー`)「わかってるから本題言ってくれヨ!?」
訂正しまーす、コイツふざけたいだけだわ。
わからん、コイツシリアスにしたいの? ギャグにしたいの?
- 26
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:40:29.63 ID:ejOg0NFXO
- 川 ゚ -゚)「では……」ペタン
(;´ー`)「?」
そう言うと素直は椅子から降り、床にそっと正座した。
おいおいどうした、まるで土下座するみたいに……。
川;゚ -゚)「頼む先生、私の能力を消してくれ!」ドゲザッ
(;´ー`)「土下座したぁぁぁぁぁぁっ!?」
やだ、マジで土下座したよこの子!? 新手の予知!?
なんで1日に2人も女子生徒に土下座されなきゃならんのだ、てかなんだそのわかりやすい擬音!
川;゚ -゚)「頼む、いい感じの美少年を何人か捧げるから! お願いだ!」
(;´ー`)「お前いいかげん考え撤回しろヨ! 貫き通すなヨ!」
(;><)「大体クールさんにそんなことをするだけの力があるんですか!?」
(;´ー`)「ツッコミに慣れてないならやらなくていいから! これ以上ややこしくしないで!?」
- 29
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:43:51.58 ID:ejOg0NFXO
- (;´ー`)「それより、能力を消してほしいって……」
そうだ、それが何より意味がわからない。
生徒達の能力は、原則として生徒の妄想が完成していて初めて具現化する。
つまり、能力があるということはその能力に対してある程度思い入れがあるということなのだ。
(;´ー`)「どういうことなんだヨ、せっかく手に入れた能力を、自分から消してほしいなんて……」
川;゚ -゚)「こんな能力、欲しゅうなかった!!」
あれ、なんか急に天地人っぽい。
川;゚ -゚)「私は確かに、クラスのみんなにも隠してほぼ毎日のようにとある妄想をしていた。
だが、実際にその能力を欲しいとは思ったことは無いし、自分でもコントロール出来ないんだ。」
(;´ー`)「コントロール出来ない?」
どういうことだ、だったら何故素直はそんな能力を想像したんだ。
そもそも、別に欲しくもなく、コントロールも出来ない能力って何だ?
- 30
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:46:27.55 ID:ejOg0NFXO
- 川;゚ -゚)「私は今までこの能力のせいで、4人も殺してしまった……!!」
(;´ー`)「よ、4人!?」
川;゚ -゚)「彼らには本当に悪いと思っている、特に教室から出て来たばかりのプギャーには……」
(;><)「え、プギャー君また死んだんですか!?」
(;´ー`)「アイツさっき死んでから1時間たったばっかりだヨ!?」
なんだアイツの死に対してのエンカウント率。運が無いってレベルじゃねぇぞ!?
川 ; -;)「嫌なんだ! 私は、私は人を殺したくないんだ……!!」
そう言って、素直は土下座のまま、大粒の涙を床に落とした。
普段感情をあまり表に出さない彼女が、こんなにも感情をさらけ出しているのなんて初めて見る。
- 33
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:49:43.93 ID:ejOg0NFXO
- 川 ; -;)「もう耐えられない……クラスメートが殺し合うのを見るのも、クラスメートを殺すのも……!!」
川 ; -;)「こんなことになるなら、妄想なんてしやしなかったのに……!!」
川 ; -;)「だから頼む……先生、私の、私の能力を消してくれ……!!」
(;´ー`)「……素直……」
変な話だが、俺は泣きじゃくる素直を見て少し安心していた。
この戦いは人を変える。貞子や都村だって、簡単に人を殺したりするようなヤツではなかった。
そんな殺伐とした現状の中で、人の死を涙する者がいる。この状況を悲しむ者がいる。
この涙をムダにしてはいけない。戦いを止めるに至って、この涙は俺の大きな支えになってくれた。
(;´ー`)(しかし……どうすればいいんだ……)
俺の説教は、生徒の能力に対する依存を壊すことで能力を消せる。
しかし、素直は能力に依存していない。自分の力を忌み嫌い、否定している。
そんな相手に、何を説教すればいいのだろうか。どうすれば彼女の能力を消せるのだろうか。
- 34
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:53:09.30 ID:ejOg0NFXO
- 川 ; -;)「頼む……先生、私、もうこないな状況耐えられへん……!!」
(;´ー`)「素直……とりあえず、顔を上げてくれ……」
川 ; -;)「先生……」
(;><)(そろそろ僕がいないものとして扱われ出してきたんです)
( ´ー`)「俺は元々この争いを止めるつもりだったんだ。
だから自らこの争いを嫌がるヤツがいるなら、俺が拒む理由は無い」
川 ; -;)「先生……では……」
( ´ー`)「俺に任せろ。だから、とりあえず涙を拭いてくれネーか?」
能力を消すためにどうすべきかはまだわからない。
しかし、目の前に不安で泣いてる生徒がいるんだ。
あれこれ考える前に、まず手を差し伸べてやるのが教師ってもんだろ?
川 ; -;)「先生……ありがとう、本当にありがとう……!!」ジョビジョバ
(;´ー`)「うおう!! だから泣くなって!」
(;><)(このオッサン、一級フラグ建築士の素質を持ってるんです)
- 37
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:56:40.46 ID:ejOg0NFXO
- 川 ; -;)「本当にありがとう……もう二度と、先生のことを陰で『沼の主』なんて呼ばないと誓おう……!!」
(;´ー`)「そんな感謝の印要らネーヨ! ていうかそんなあだ名つけてたの!? 何故に!?」
(;><)(そろそろ何かしらでアピールしないと僕の存在意義が危ういんです)
川 ; -;)「そんなことより早く能力を消してくれ! 私は何をすればいい!? いくら払えばいい!?」
(;´ー`)「金とか要らネーヨ! とりあえず、どんな能力だか教えてくれないか?」
川 ; -;)「あぁ、私の能力は……」
( ><)(……高岡さん帰ってきてくれないかなぁ……)
ガラガラ
( ><)「あっ、高岡さん……」
- 39
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 20:59:07.76 ID:ejOg0NFXO
(*゚∀゚)
( ´ー`)
川 ; -;)
( ><)
( ´ー`)←服を着るタイミングを逃したため、上半身裸に包帯を巻いた教師
川 ; -;)←地面にへたり込み、号泣する少女
( ><)←なんか手持ち無沙汰なショタ
(*゚∀゚)
- 41
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:02:15.50 ID:ejOg0NFXO
(*゚∀゚)「とりあえず修羅場だということはわかった気がする」
(;´ー`)「違ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうっ!!!」(><;)
川 ; -;)「そうだ誤解だ、何故ならこの2人はホモだからだ!!」
(;´ー`)「お前も誤解してるヨ!? 誤解してるヤツが誤解してるヤツを諭すな!!」
(;゚∀゚)「えっ、マジ……!? 若内はともかく、先生まで……!?」
(;><)「ともかくって何!? 僕は既にホモ疑惑の風評被害に合っていたんですか!?」
(;´ー`)「よし、とりあえず俺はこれ以上の疑惑を招く前に服を着よう!!」チャクチャク
(;><)「あ、そうだ阿日谷さん! 高岡さん見ませんでした!?」
(*゚∀゚)「高岡? 高岡ならさっき食堂でペロペロされそうになってるのをチラッと見たよ」
(;´ー`)「どういう状況!? ねぇそれどういう状況!?」
- 44
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:06:10.94 ID:ejOg0NFXO
- そんなことより、正直ヤバいかもしれない。
いや、ホモ疑惑を言いふらされそうって訳じゃなくて。
(*゚∀゚)「いやいや……しかし適当に歩いてたらちょうど先生見つけられるなんてツいてるね」
厨二病の中には、「危ないヤツ」に憧れる、といった症状がある。
血をカッコいいと思ったり、ナイフや兵器に異様に興味を持ったりするのがいい例だ。
(*゚∀゚)「ぶっちゃけ暇だったんだよアタシ。せっかく能力得たのに、戦闘の機会に恵まれなくてさ。
洗脳されてるヤツも何人か来たけど、手応え無かったし」
彼女、阿日谷つーもそのタイプの厨二病だ。まぁつまり、何が言いたいかと言うと。
(*゚∀゚)「だから、3人纏めて血祭りだぁぁぁぁぁぁっ!!!」ヒュンヒュンヒュン
(;´ー`)「コイツこういう状況下に置かせちゃ一番ダメなタイプだぁぁぁぁぁぁっ!!!」
- 45
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:09:53.65 ID:ejOg0NFXO
- 畜生、この保健室に来てから厄介な女子にしか会ってねぇ!!
なんでホモ疑惑かけられた上に命まで狙われなきゃなんないんだ、リスクがデカすぎるわ!
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャ、ストレス溜まってたんだよ!!
アタシの『風塵来刃(エアスラッシャー)』で、
お前ら全員バラしてやるよアヒャヒャヒャ!!」ビュンビュンビュン
(;´ー`)「くっ、みんな伏せろ!!」バッ
(;><)「はいなんです!!」バッ
川;゚ -゚)「ぬまっぷ!?」バッ
俺達が伏せたと同時に、頭上を急な突風が通過していった。なんだ素直その悲鳴。
そして、背後にあったカーテンがバラバラに千切れた。いかそうめんみたい。
(;´ー`)「……鎌鼬か……」
(*゚∀゚)「流石先生、避けた上に当てるなんてなぁ!! 楽しくなりそうだぜアヒャヒャヒャ!!」
旋風により肌が切れる現象、鎌鼬。いわば人工的にそれの強化版を作り出す能力と言ったところか。
ていうか年頃の女子がアヒャヒャとかやめなさい、はしたない。
どーでもいいけど風を操る能力は作者が中学生の時に一番欲しがってた能力だったりする。シラネーヨ。
- 47
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:13:10.62 ID:ejOg0NFXO
- (;><)「2人は下がっててください、高岡さんが戻るまで僕が戦うんです」
(;´ー`)「ビロード……」
(*゚∀゚)「おやおや、勇敢じゃねーの女顔。
せっかくだからお前のムスコちょんぎって女の子にしてやろうか?」
(;><)「ヒィ!! 股間がひゅんってなったんです!!」
(;´ー`)「俺も!」
阿日谷め、男子には結構響く精神攻撃を仕掛けて来やがって!
しかし、ここはビロードに頼むしか無い。俺は戦うつもりの無い素直を守らなければならない。
(;´ー`)「あれ、そう言えば素直は……」
川;゚ -゚)「阿日谷、やめてくれ!」
(*゚∀゚)「アヒャ?」
(;´ー`)「あれ!? 何か何時の間にか阿日谷の目の前にいる! 不思議!」
- 49
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:16:27.61 ID:ejOg0NFXO
- 川;゚ -゚)「阿日谷、私達はクラスメートだろ!? 何故殺し合おうとする!」
川;゚ -゚)「生き返るとは言っても死ぬには違いないんだぞ、やってはいけない行為なんだ!」
川;゚ -゚)「私は嫌だ、私はこのクラスが大好きだ、個性に溢れたクラスメート達が大好きだ!」
川 ; -;)「だから……やめてくれ、お願いだ……!!」グスッ
(;><)「素直さん……」
(;´ー`)「……」
俺達を殺す気に満ちていた阿日谷の前に出て、涙ながらに素直は訴えた。
俺は散々素直に誤解されたが、俺も素直を誤解していた。
素直は、俺の想像以上にクラスを愛してくれている。そしてこの現状に悲しんでくれている。
(;´ー`)「阿日谷……お前は、今の素直の言葉を聞いて、何か思わネーノ……?」
(*゚∀゚)「……」
- 52
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:20:05.40 ID:ejOg0NFXO
- (*゚∀゚)「……えーっとねー」
(*゚∀゚)「クーちゃんさ、あんたの言うことは確かに正論だよ。感動もんよ感動もん」
(*゚∀゚)「だけどね、こんな状況じゃないとアタシ達の妄想は二度と叶わないんだ」
(*゚∀゚)「現実で人を殺す度胸もなけりゃ、血を見る勇気も無い」
(*゚∀゚)「だけど今なら出来る。夢にまで見た能力もあるし、殺しても生き返る。相手だって了承済み」
(*゚∀゚)「いわばこれは神様がくれた人生のボーナスステージな訳よ」
(*゚∀゚)「だったらやりたいようにやらせてよ! 好きなようにやらせてもらうよ!?」
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
川 ; -;)「……そんな……」
(;´ー`)「……阿日谷……」
- 56
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:24:35.33 ID:ejOg0NFXO
俺は素直の言葉を聞いた時、阿日谷が心変わりしてくれるんじゃないかと少し期待していた。
だが、俺の想像以上に厨二達は自分の欲望を叶えたくて仕方なかったようだ。
力を振るえる、罪にもならない、相手も殺そうとしている、だから殺す。
様々な免罪符を手に入れた14歳達の反抗期は、だいぶエスカレートしてしまったようだ。
(*゚∀゚)「そんなわけでさぁ……」
(*゚∀゚)つ「クーちゃんもアタシのボーナスになってよ」ヒュン
川 ; -;)「!!」
(;´ー`)「あぶなっ……!!」
(;><)(ハッ!! しまった、また空気になっちまったんです!!)
- 57
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:28:07.90 ID:ejOg0NFXO
(;´ー`)「ぐっ……!!」ピッ
川 ; -;)「せ、先生……!!」
間一髪、俺は素直に飛びついて何とか鎌鼬をかわすことが出来た。焦った怖かった。
だが、鎌鼬が少し頬にかすって切り傷を作ってしまったようだ。
俺はやんちゃ坊主かっての、年取ると傷の治りが遅いんだよ。
(*゚∀゚)「アヒャ? 咄嗟に飛びついてクーちゃん守ったか、先生もやるじゃん」
(;´ー`)「ハッ、こちとら学級崩壊を指くわえて見るほど放任主義じゃないんでね……!!」
川 ; -;)「先生……私に飛びつくなんて、ホモじゃなくてバイだったのか……」
(;´ー`)「え、この状況でそんなこと言う!? この状況でまだそれを引っ張る!?」
マジかよ、コイツ未だにボケ続けてるよ! なんてブレないんだ、勿論悪い意味で!
川 ; -;)「先生……それより、頬の、それは……」
(;´ー`)「心配すんな、ただの切り傷だヨ」
川 ; -;)「……血……」
- 59
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:31:31.10 ID:ejOg0NFXO
- (;><)「そこまでなんです、2人は僕が守るんです!!」
(*゚∀゚)「アヒャ、来いよ若内、いや、もうすぐビロ子ちゃんか?」
(;><)「ひゅんっ!」
川;゚ -゚)「血……血……」ガタガタ
(;´ー`)「す、素直!? なんだ、どうしたんだヨ!?」
なんだ、俺の血を見た途端に素直が震えだした。まさか血とかダメなタイプか?
川; - )「あぁ……ダメだ、来る……先生、若内、阿日谷、逃げてくれ……!!」ガタガタ
(;><)「え?」
(*゚∀゚)「え、何、アタシも?」
- 61
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:35:19.12 ID:ejOg0NFXO
- (;´ー`)「逃げる?」
どういうことだ、俺やビロードはともかく、襲ってきた阿日谷にまで逃げろなんて。
それに「来る」って一体……血、逃げろ、来る……。
……待てよ? なんとなく、そんな能力に心当たりがある。
その能力は危険で、要らなくて、コントロール出来ない……。
(;´ー`)「ちょ、素直、もしかしてお前の能力って……!!」
川; - )「あぁ……来る、くる、くる、くるくるくるくるくる……!!」ブルブルブルブル
- 64
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:39:26.61 ID:ejOg0NFXO
川 ゚ 々゚)「くるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる、
くるうーーーーーーーーっ!!!!」ドギャーン
(;´ー`)「やっぱりこいつ『二重人格』かぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!」
- 68
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:43:49.80 ID:ejOg0NFXO
二重人格。恐らく数多ある厨二病の中で、最も知名度があるであろう症状。
実際にある病気ではあるのだが、一度厨二病患者の手に掛かればその内容はだいぶファンタジーなものに早変わりだ。
やれ火を見ると凶暴な人格になるやら、やれ暗闇で騎士の人格になるやら。
そんでどうやら素直さん、血を見るとだいぶクレイジーな人格になる設定だったらしいっすよ。
なるほど、確かに妄想するだけならいいけど実際にはいらねぇや。
あ、そっか。だから自分で勝手に血ぃ流すプギャーはやられたんすね。トホホっすね。
川 ゚ 々゚)「来た! また来た! 呼ばれて飛び出て溢れ出た!!
くるう人気者凄く人気者ひっぱりだこひっぱられひきちぎるくるうくるうくるう!!」
(;゚∀゚)「!?」ビクッ
(;><)「ク、クールさん!?」
川 ゚ 々゚)「違う血湧き肉踊るアイアムくるう!! クールじゃなくてくるくるう!!! あの、くるう!
とりあえず何か裂きたい! 裂いて千切って咲かせて契りたい!!
あーあ、プロボウラーってどうやったらなれるんだろう!!」
(;´ー`)「何なんだこいつはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
- 73
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:48:21.91 ID:ejOg0NFXO
- 川 ゚ 々゚)「せんせー、せんせせんせー、せ、セラミックせんせー!!」ビックンビックン
(;´ー`)「誰だヨ!? シラネーヨだヨ!?」
川 ゚ 々゚)「せんせーせんせーさっき抱きついたクールに抱きついた不潔不埒不気味不安ふふっふー!!
損害賠償損害賠償としていろんななにかを体内から抉り出します賠償賠償」
(;´ー`)「それはもはや損害賠償のレベルじゃネーヨ!?」
川 ゚ 々゚)「そんでもってビロビロビロビロビラビラビロビロビロビロビロ若内ちちちぃっ!!!」プルプルプル
(;><)「はいぃっ!?」ビクッ
川 ゚ 々゚)「不潔! ビロビロなんて不潔! なんか全体的にAAが不潔! ケツケツカツカツ!
とりあえず何かにつけてちょんぎってぶったぎって切り取ってプッツンプッツンツンツクツン!!!」
(;><)「言いがかりなんです!!」
川 ゚ 々゚)「んでもってつーつーつーつーつーアヒャヒャヒャつーつーつーつーちゃんちゃんちゃん!」ワキワキワキ
(;゚∀゚)「う、うん!?」ビクビク
川 ゚ 々゚)「なんか全体的にくるうとかぶる! クレイジーキャラがかぶるぶるぶるファッキュー!
罰としてあらゆるお肉をざっくりびっくりぱっくりいんぐりもんぐりグリグリグリグリするようです!!!」
(;゚∀゚)「そんなこと言われても、出て来たのアタシのが先だしさ!?」
- 75
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:52:42.96 ID:ejOg0NFXO
- (;゚∀゚)「えーっ……何これ、どうしちゃったのクーちゃん……」
あ、イっちゃってる感じを装ってた子がリアルにイっちゃってる子を見てドン引きしてる。
さぁ、しかと脳裏に焼き付けておけ。これが君が演じていた狂戦士の実態さ。
川 ゚ 々゚)「どうしちゃった言われてもくるうになっちゃった! あなたのくるう、わたしはくるう!
もうなんでもいいから切り刻みたい! ジョキジョキザクザクくるってあそぼ!!
あ、髪の毛って切ったら短くなるね! 大発見! くるう大発見!!」
(;゚∀゚)「え、あ、あの……」
川 ゚ 々゚)「ふへへふひひひ楽しい楽しいくるうの楽しいふひひひひひひ!!!
つーちゃんないぞー引っ張り出すの好き? くるう大好き! やったことないけど!
そうだつーちゃんも一緒にやろうやろう殺ろう遺ろう!
一緒にぴゅっぴゅっぴっぴザクザクザクザク楽しい嬉しいひひひひひひ!!!」
(;゚∀゚)「……」
(*;∀;)「ごめんなさい……クレイジー気取ってごめんなさい……」
(;´ー`)「謝った!!」
- 77
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 21:56:54.61 ID:ejOg0NFXO
- (*;∀;)「完敗だよ……本物のイカレポンチには適わないよ……」ブルブル
(;´ー`)「そ、そうだヨ! 人を傷つけて喜ぶキャラなんて何の得も無いんだ……」
(;><)「さりげなく説教に移行してる場合じゃないんです!!」
いや、せっかく反省してるしチャンスだと思って。うんごめん俺が悪かった。
しかしどうしよう、素直クール改め素直くるうは凄い勢いで俺達3人の命を狙ってる。
唯一の救いはアイツが凶器になりそうなものを持っていないことだが……。
-+⊂川 ゚ 々゚)つ+-「くるうちゃんナイフ!!」シャキン
うん、凶器持ってました。救いとかありませんでした。
川 ゚ 々゚)「さぁてそれでは逝っちゃいます殺っちゃいますくるうちゃんオンステージ!!
くるうちゃんが来た時に目に映った人全員ブッコロしないとクールにならないのでごめんなさいなさい!!
そんじゃいきまーす!! ピッ、ピッ、ピッ、ポーーーーーーーーン!!!」
≡≡≡≡(;´ー`)「2人とも、逃げるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
≡≡≡≡(;><)「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!!」(゚∀゚;)≡≡≡≡
- 81
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:00:35.07 ID:ejOg0NFXO
−廊下−
从;゚∀从「ハァ、ハァ……エラい目に遭ったぜ……」
从;゚∀从「まさか十年来の同性の幼なじみに告白どころかペロペロされそうになるなんて……」
从;゚∀从「ヘリカル……あいつイケナイ世界に足踏み入れてねぇだろうな……」
从;゚∀从「ま、まぁいいか! 俺の当初の目的である買い出しは達成した訳だからな!」
从 ゚∀从「ビロードのレーズンパン(苦笑)、俺の焼きそばパン、そして先生のあんパン」
从 ゚∀从「なんとなく大人はあんパンが好きな気がする。
刑事とかあんパンばっか食ってるイメージだし」
从*゚∀从「ふふっふー……先生喜んでくれるかなー……」ドドド
从 ゚∀从「……?」ドドドド
从 ゚∀从「なんだ……? この猪の群れでも押し寄せてきそうな効果音……」ドドドドド
- 83
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:04:11.16 ID:ejOg0NFXO
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
≡≡≡≡(;><)≡≡≡≡(;´ー`)≡≡≡≡(*;∀;)
「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
从 ゚∀从
从;゚∀从「!?」
从;゚∀从「せ、先生と、ビロードと……つ、つー!? 何で!?」
从;゚∀从「何か物凄い勢いで駆け抜けていったぞオイ……つーなんか泣いてたし……」
从;゚∀从「と、とりあえず追いかけてみないと……」ドドドド
从;゚∀从「……あれ、まだ何か……」ドドドド
- 84
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:07:41.65 ID:ejOg0NFXO
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
≡≡≡≡≡≡≡≡-+⊂ニニニニ川 ゚ 々゚)ニニニニ⊃+-
「あひゅひまふさふへへへひひははにゅるっはぺぺぺぽぽりかまはははははは!!!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
从 ゚∀从
从 ゚∀从
从;゚∀从「 ! ! ! ? ? 」ズギャーン
- 87
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:12:14.67 ID:ejOg0NFXO
≡≡≡≡(;´ー`)「ハァ、ハァ……ビロード、阿日谷、ついてきてるかぁぁぁぁぁぁっ!!?」
≡≡≡≡(;><)「は、はは、はいなんですぅぅぅぅっ!!!」
≡≡≡≡(*;∀;)「うぁぁぁぁぁぁん、ママぁぁぁぁぁぁっ!!!」
両サイドにショタと泣き叫ぶ女子を連れて廊下を爆走するオッサン。
うん、なんだこの奇妙な現場は。見る人が見たらザワッとするぞ。
正直キツい。まだモララーにやられた痛みは残っているし、空腹だからお腹も痛い。
だが、決して走ることをやめてはいけない。え? 何故かって?
≡≡≡≡川 ゚ 々゚)「ひゃぷぷぷ鬼ごっこ楽しい楽しいくるうが鬼涅槃の鬼おにおにおにおにおに!!!」
正解は「止まったら凄い人に襲われるから」でしたー!!
正解者には俺達救出の権利が贈呈されます! うん、マジで助けてください!!
- 89
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:16:04.09 ID:ejOg0NFXO
- いや、マジでアイツすげぇ速ぇんだよ。クールの時はそんなに運動得意じゃなかったのに。
ヤバいよ、何がヤバいって精神的にヤバい。
あんな人に付け狙われたら精神崩壊する。
≡≡≡≡(*;∀;)「うわぁぁぁぁぁぁん、こっちくんなぁぁぁぁぁぁっ!!!」ヒュンヒュンヒュン
ときおり阿日谷が鎌鼬で攻撃しようとはするんですよ。するんですがね。
≡≡≡≡-+⊂川 ゚ 々゚)⊃+-「くるうはそんな攻撃気にしないー!! ナイフで受け流し受け流しーっ!!」サッサッサッ
≡≡≡≡(*;∀;)「うわぁぁぁぁぁぁぁっ、何でだぁぁぁぁぁぁっ!!!」
うん、気にしてくれないんよ。八方塞がりだよ、どうなってんだあのモンスター。
- 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:33:45.12 ID:ejOg0NFXO
≡≡≡≡川 ゚ 々゚)「んもう止まりなさいなー!! ストップストップスップププップスーッ!!
怖くない怖くない、ちょっとグチャグチャのドロドロになるだけだけケタケタケタケタ!!」
≡≡≡≡(;´ー`)「十分怖ぇヨぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
「逃走中」に出てる芸能人の気持ちがちょっとわかった気がする。追われるのって超怖い。
貞子から逃げた時とはまたベクトルの違う怖さだよ。ごめん貞子、君はまだマシだった。
≡≡≡≡(;´ー`)「ハァ、ハァ……やべぇ、足が……!!」
≡≡≡≡川 ゚ 々゚)「わっほいわっほい、せんせー疲れた!? それとも憑かれた!?
くるうは疲れなーい!! くるうのスタミナはパネェパネェのパナスカリぃぃぃぃっ!!」
流石に短時間に何度も全力でダッシュしたのはキツい。オッサン、ムリしすぎた。
それに比べてアイツのスタミナどうなってんだ。新手のランナーズハイ?
≡≡≡≡(;><)「ハァ、ハァ……ここは僕が食い止めます、大丈夫、あとで必ず追いつきます!!」
≡≡≡≡(;´ー`)「落ち着けビロード、それは明らかに死亡フラグだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
≡≡≡≡(*;∀;)「……アタシ、この戦いが終わったら結婚するんだ……」
≡≡≡≡(;´ー`)「それもだヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!
ていうか中2は結婚出来ネーヨぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
- 92
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:19:37.26 ID:ejOg0NFXO
- ヤバい、もう3人とも肉体的にも精神的にも限界に来てる。
このままじゃ追いつかれるのは時間の問題、その前に何とかアイツを撒かなければ。
≡≡≡≡(;´ー`)(でも、どうやって……!?)
半端な攻撃は効かない、かと言って殺すわけにはいかない。
多分アイツならビロードの重装攻撃すらも簡単にあしらってしまうだろう。どんな中2女子やねん。
≡≡≡≡(;´ー`)(待てヨ……重装……!?)
≡≡≡≡(;´ー`)「……」
≡≡≡≡(;><)「……先生……?」
≡≡≡≡(;´ー`)「……ビロード」
≡≡≡≡(;><)「は、はい!?」
≡≡≡≡(;´ー`)「天井壊せ」
≡≡≡≡(;><)「!?」
≡≡≡≡(*;∀;)(なんでコイツら走りながら作戦会議してんだ……)
- 96
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:26:37.27 ID:ejOg0NFXO
- ≡≡≡≡(;><)「え、何でですか!? 急に尾崎豊的な破壊願望に目覚めたんですか!?」
≡≡≡≡(;´ー`)「ちげーヨ! みんなで逃げるため作戦だヨ!!」
≡≡≡≡(;><)「い、いやでも学校を破壊するとかちょっと……」
≡≡≡≡(;´ー`)「お前俺殺しかけた時思いっきり廊下ぶっ壊しただろうがぁぁぁぁぁぁっ!!!」
≡≡≡≡川 ゚ 々゚)「おややややや話し中!! 喧々囂々戦々恐々奇々怪々!! なんかくるうの口っぽい状況!!
まぜてまぜてくるうもまぜてそのハラワタをかき混ぜさせてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
≡≡≡≡(*;∀;)「アンタら話してる場合じゃないってぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
≡≡≡≡(;´ー`)「頼むビロード、早くぅぅぅぅっ!!」
≡≡≡≡(;><)「わ、わかったんです!! 無敵重装……」
≡≡≡≡(;><)/◎ ) =| )「蒸気王!!」ガッシーン
≡≡≡≡川 ゚ 々゚)「ほよ!?」
≡≡≡≡(;><)/◎ ) =| )「FIRE!!」ドッゴーーーン
≡≡≡≡川;゚ 々゚)「おおおおお天井が落ちてきたよおおおおおおおおおお!!」バラバラバラバラ
- 98
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:29:57.55 ID:ejOg0NFXO
- 川;゚ 々゚)「ひゃーっ、瓦礫の山山まままっ!! 行く手を遮りキリギリナエギ君!!!
このままじゃ3人を追えないざんすよどーしやしょ、アチキどーしやしょ!!」
-+⊂川 ゚ 々゚)⊃+-「まぁ全部切り刻んじゃえばいいいいいいいいいんだけどねだけどねくるう微塵切り!!」バラバラバラバラ
川 ゚ 々゚)b「うーん、瓦礫スッキリ!! くるうグッジョブ!! キッチョム!!」グッ
川 ゚ 々゚)「さーーーーーって、後は3人をバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラに……」
川 ゚ 々゚)「3人……さんにん……」
川 ゚ 々゚)「……」ポツーン
川;゚ 々゚)「んにゃ!? ひとりぼっちっち!」
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:33:03.18 ID:ejOg0NFXO
- 川;゚ 々゚)キョロキョロ
川;゚ 々゚)「ありゃりゃ? 3人がおらへん!!」
\川;゚ 々゚)/「くるうしかいない! くるうワンマンワンマンワンワンショー! イエイ!」
川;゚ 々゚)「あの3人やっちまわないとクールに戻れない! キャラ的にキツいキツいキツい!!」
川;゚ 々゚)「神隠しやでーっ!! ゴッジョブゴッジョブゴッジョブ天狗の仕業ーっ!!!」ヒャー
−すぐそばの職員室−
<カミカクシヤデーッ
(;´ー`)ヒソヒソ「……2人とも、静かにな……」
(;><)コソコソ「……ハイなんです……」
(*;∀;)グスッ「……」
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:37:10.00 ID:ejOg0NFXO
- 俺達はビロードが天井を壊し、素直クール改め素直くるうの視界から一旦消えた。
その一旦を利用して、すぐ近くにあった職員室の奥へと隠れたのだ。
素直クール改め素直くるうは見た感じ頭は良くない。
今までいた人間がいなくなればパニックになるタイプだ。
職員室は広く、障害物も多いので隠れやすい。おまけに俺はこの職員室の死角を完全に把握している。
あとはここで素直クール改め素直くるうがいなくなるのを待つ、といった寸法だ。
そして俺は素直クール改め素直くるうと言いたいだけだと気付いた。
(;´ー`)ゴニョゴニョ「気配を断て……無機物になれ……息を潜めろ……!!」
(;><)ボソボソ「僕は無機物……僕は感情の無いロボット……誰にも見つからないロボット……」
(*;∀;)「うぅ……ヒック、うぅ……怖いよぉ……」ガタガタ
(;´ー`)「阿日谷……」
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:39:56.98 ID:ejOg0NFXO
- 今まで必死こいて走っていたから気付かなかったが、阿日谷は顔中から色んな液体を垂れ流して号泣していた。
とりあえず顔を拭きなさい、お嫁に行けなくなっちまうぞ。
(;´ー`)「阿日谷、おっかなかっただろう……からアレがモノホンのマジキチだヨ……」
(*;∀;)「先生、アタシ舐めてた……マジキチをファッション感覚で使ってた……」
(;´ー`)「お前クレイジーを『ちょっとアウトローなヤツ』みたいな感じで使ってただろ……」
(*;∀;)「うん……なんか血とか興味持つのカッコいいかなって……」
(;´ー`)「現実のクレイジーはそんな次元じゃネーんだヨ……。
もう格好とか世間体とかそんなん超越しちゃってんだヨ……」
(*;∀;)「ヒィ……アタシの考えてたクレイジーなんてまだまだ理性的だったんだ……」
(;´ー`)「それだけじゃネーヨ……いいか阿日谷、心して聞け……!!」
(*;∀;)「な、何だよ……」
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:42:51.37 ID:ejOg0NFXO
- (;´ー`)「お前のように、クレイジーを勘違いしてる人間はたくさんいる……」
(;´ー`)「だから、そういう人から見てみたら……」
(;´ー`)「お前もあーゆーのと同じ物として扱われかねないんだヨ!!」ドーーーーーン
(;゚∀゚)「な、なんだってーーーーーーーーーーーーっ!!!??」ズギャーーーン
川 ゚ 々゚)←あーゆーの
川 ゚ 々゚)「ウツボ」
川 ゚ 々゚)←あーゆーの
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:45:23.33 ID:ejOg0NFXO
(*゚∀゚)
(*゚∀゚)。〇((*゚∀゚)+川 ゚ 々゚)=(*゚々゚))
(*゚∀゚)。〇((*゚々゚)「アヒャヒャフヒハペペペおはようございますパッピー!!」)
(*;∀;)ブワッ
(*;∀;)「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!! ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!」
(;´ー`)「!?」
(;><)「ちょっ、阿日谷さん!! 声おっきいんです、見つかるんです!!」
(*;∀;)「すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 偽物狂人でしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
(;´ー`)「落ち着け! お願いだから、イヤマジで大声は勘弁して!?」
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:48:11.99 ID:ejOg0NFXO
- しまった、想像以上に阿日谷の精神はいっぱいいっぱいだったようだ。
しかし反省してくれたのはいいが叫ばれるのは困る、素直クール改め素直くるうに聞かれたら終わりだ。
だからホント静かにしてください、お願いですお菓子あげるから。
(*;∀;)「ごめんなさぁい、怪我もしてないのに手首に包帯巻いてワケアリ感を演出してましたぁぁぁぁぁぁっ!!
ホントは特に悩みも無いし手首切る度胸もありませぇぇぇぇん!!」
(;´ー`)「あ、アレやっぱり嘘か!!」
ビックリしたんだぞアレ、もし本当だったら精神的ケアが必要だと職員会議になったんだぞ。
(*;∀;)「あんなイかれた感じで貫く勇気も無いです、将来はお花屋さんになりたいぃぃぃぃぃっ!!!
ああああ、チューリップ大好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」
(;´ー`)「うんわかった、反省したのはわかったからボリューム下げよう!?
その夢応援するからビークワイエットでお願いしまーす!!!」
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:51:36.92 ID:ejOg0NFXO
- (*;∀;)「ホントは可愛い物とか大好きですぅぅぅぅぅっ!! 結構物持ちいい方ですぅぅぅぅぅっ!!」
(*;∀;)「テスト前とか点数気にしてきっちり勉強しちゃいますぅぅぅぅぅっ!!
全然クレイジーじゃないですぅぅぅぅぅっ!!」
(*;∀;)「にゃぁぁぁぁぁぁん、パパ、ママ、心配かけてごめんなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!」
(* ∀ )「……」
(;´ー`)「……阿日谷?」
(* ∀ )ブバシャァァァ
(;´ー`)「えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」
(;><)「シィぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」
(;´ー`)「公共広告機構ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
- 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 22:56:02.24 ID:ejOg0NFXO
- おいおいおいおいマジかマジかマジかマジかまじか☆マジカ!?
ヤだ、この子思いっきり居場所アピールした後に気絶しちゃった! 厨二への依存切れちゃった!
どうしてこうなった! 俺が説教したからか! そうか! ごめんなさい!
(;´ー`)「やっべえぇぇぇぇぇぇぇぇ、今の大声で気付かれるぅぅぅぅぅっ!!!」
(;><)「その声がデカいです、そしてこの声もデカいですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
コツ、コツ
(;´ー`)「!!!!」(><;)
ヤバい、足音がこっちに近付いて来た。誰のs(ryはい俺ですごめんなさいもうしません。
どうしよう、気絶した上、能力の使えない阿日谷をこのままには出来ない。
そしてあのクレイジーには絶対説教は通じない。ていうか言葉が通じない。
ていうか会話をしたら何かがおかしくなる気がする。ていうか生理的にヤダ。
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:00:45.77 ID:ejOg0NFXO
コツ、コツ
足音が刻一刻と迫る。アイツが扉を開けた瞬間、アウトだ。
怖い、女房にプロポーズした時くらいドキドキする。ベクトルが真逆だけど。
(;´ー`)(来るな、頼む、来るな……!!)
(;><)(どっか行ってなんです、お願いです、100円あげるから……!!)
もう祈るしか出来ない。来るなくるう、来るなくるう来るなくるうくるくるくるくるくるくる……!!
コツ、コツ、コツ
ガラガラガラ
(;´ー`)「!!!」(><;)
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:04:08.39 ID:ejOg0NFXO
从;゚∀从「ハァハァ……せ、先生にビロード、やっと見つけた!!」
( ´ー`)
( ><)
从;゚∀从「ビビったっすよ、急に廊下を先生達が爆走してるし、追っかけたらなんか瓦礫の山だし……。
ていうか先生達の後続にいたクーみたいなバケモンみたいなアレはなんすか!?」
( ´ー`)
( ><)
从;゚∀从「うおっ、つー!? 気絶してるんすか、ていうか何があったんすか!? ていうか喋って貰えないっすか!?」
( ´ー`)「……は……」
( ><)「……た……」
从;゚∀从「はた?」
- 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:07:21.43 ID:ejOg0NFXO
( ;ー;)「ハイぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃンっ!!!」ダキッ
(。><)「高岡さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!」ダキッ
从;゚∀从「!!!??」
( ;ー;)「こわかったよぉぉぉぉぉ、気が狂いそうになったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!
ちょっとだけ温もりをくれ、セクハラで訴えないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」ジョビジョバ
(。><)「地獄だったんです、恐怖体験だったんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!
すいませんでした、焼きそばパンも食べますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」ジョジョジョリーン
从;゚∀从「え、ちょ、え!?」
( ;ー;)「びょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
(。><)「じゅぶぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
- 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:10:38.40 ID:ejOg0NFXO
- 从;゚∀从(い、今起きたありのままのことを話すぜ!!)
从;゚∀从(「先生達を見つけたら抱きつかれた」……な、何を(ry)
从;゚∀从(どうすりゃいいんだ……何なんだこの状況……)
从 ゚∀从(……)
从*;゚∀从「うおわぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ、
先生に抱きつかれてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」ドッゴーン
( ;ー;)「ぎゃぼらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
(。><)「れじゅめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
从*;゚∀从「あんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ、しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
うっひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、ビロードちょっとどけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
(; ∀ )(うるせぇ……)
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:14:26.39 ID:ejOg0NFXO
−とある廊下−
川 ゚ 々゚)「んもーう、見失ったし!! ロストマンロストボーイロストガール!!」
川 ゚ 々゚)「どうすっぺ、あの3人やっちまわねばクーちゃんに戻れなし!
ずっとくるう、オールくるう!! キャラ的にキツいくるう!!」
川 ゚ 々゚)「よーし、とりあえずとにもかくにも大捜索だべっちゃーっ!!
くるうが所狭しとくるくるくるくるくるくるくるうーーーーっ!!!」
「おっ……見つけた見つけた。素直クール、いや、今はくるうだったっけか?」
川 ゚ 々゚)「!? 誰!? ハリウッドザコシショウ!?」
「誰があらびき芸人だよ……一応はじめましてって言った方がいいのか?」
ミ,,゚Д゚彡「四天王の1人、『脳ある野獣−オールマイティ・ビースト−』のフサだ」ザッ
川 ゚ 々゚)つ「あらびき芸人やないかーーーーーーーーーーーーーーーーいっ!!!」ズビシ
ミ,;゚Д゚彡「違ぇよ!! 何だそのムダに長いツッコミ!!」
- 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:17:54.96 ID:ejOg0NFXO
- 川 ゚ 々゚)「そんでそのフサフサフサフサフサが何の用!?
くるう裁判員に選ばれた!? 死刑死刑死刑!!」
ミ,;゚Д゚彡「だから違ぇよ……ウチの《指揮帝》からの御命令でな」
ミ,,゚Д゚彡「お前は使える駒になりそうだから、洗脳するために捕まえに来た」
川 ゚ 々゚)「洗脳!? くるうをせっせせっせ洗脳!? そんなガラじゃないぜ、収まんねえぜーーーーっ!?」
ミ,,゚Д゚彡「やれやれ、本当にクールとはキャラ違うんだな……。
俺、結構クールの方は好きだったんだけどな……」
川 ゚ 々゚)「ごめんなさい、フサ君は毛深いから付き合えません」
ミ,;゚Д゚彡「メチャクチャ理性的にフられた!! 何故!? ホワイ!?」
-+⊂川 ゚ 々゚)⊃+-「そんなことよりくるう捕まえたいならかかって来いやーーーーーーーーっ!!
そのフサフサ全部刈って切って千切って裂いて割いて抉ってぐふふふふ!!!」チャキン
ミ,,゚Д゚彡「まっ、こうなるわな……ちょっと痛いけど我慢しろよ?」グッ
「ちょっと待った、その喧嘩、混ぜてくれよ」
ミ,,゚Д゚彡「!?」(゚ 々゚ 川
- 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:19:57.72 ID:ejOg0NFXO
「やれやれ……なんとなしに気の向くままに歩いてみれば……」
「か弱い娘さんが狼に襲われてると思えば、随分と気の荒い赤頭巾ちゃんもいたもんだ」
「どぉれ……ここは1つ、狩人が一肌脱ぎますかね」
「そんじゃ参るぜ唐沢? お相手は流しの放浪鴉……」
爪'ー`)y‐「狐ヶ崎フォックスだ」ジャラーン
ミ,,゚Д゚彡
川 ゚ 々゚)
- 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:23:09.61 ID:ejOg0NFXO
ミ,,゚Д゚彡
川 ゚ 々゚)
爪'ー`)y‐
ミ,,゚Д゚彡
川 ゚ 々゚)「タバスコ」
爪'ー`)y‐ジャラーン
ミ,,゚Д゚彡
川 ゚ 々゚)
爪'ー`)y‐
- 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/04/11(月) 23:26:19.80 ID:ejOg0NFXO
ミ,;゚Д゚彡(めんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!)
第六話 END
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