4 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:02:40 ID:gAqG8vSIO

*(‘‘)*<あらすじ&人物紹介

つまり:妄想叶えた厨二の暴走を先生が説教で止めるんだけどついに20話だよマジかよ。

( ´ー`):教師。説教で厨二依存を消すと能力を消せる。好きなうまい棒はコーンポタージュ。

从 ゚∀从:純情前世ヤンキー。重力を操れる。好きな色はうまい棒はサラミ。

( ><):KYショタ。色んな重装を操れる。好きなうまい棒はやさいサラダ。

爪'ー`)y‐:マセショタ。歌詞を心に響かせる。好きなうまい棒はとんかつソース。

ハハ ロ -ロ)ハ:ツンデレ帰国子女。忍者の術が使える。。好きなうまい棒はチーズ。

/ ゚、。 /:ゴスロリ真面目ドジ。剣に触れた者を正気に戻す。好きなうまい棒はタコヤキ。

(*‘ω‘ *):ほんわかボス。人を洗脳出来る。好きな色はエビマヨネーズ。

|゚ノ ^∀^):ショタコン薬学お嬢様四天王。体内で薬品を精製できる。うまい棒は食べたことない。

( ゚д゚ ):レモナの側近の鉄面皮ショタ。銃を完璧に扱える。好きなうまい棒はテリヤキバーガー。

上からサクシャ:チキン。現在もみあげがプレスリーみたいになってる。好きなうまい棒はめんたい。

*(‘‘)*「知らない!」

5 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:04:51 ID:gAqG8vSIO

−とある廊下−

lw´‐ _‐ノv「これまでのあらすじ!
       雪見だいふくを賭けてのフェンシング対決に見事勝利したビロード!
       しかしその時、悪霊に取り憑かれたブスの美大生が江戸の街を襲っていた!
       果たしてビロードはホッピングで山を降りて間に合うのか!?
       そしてそれを見ていた市原悦子の思惑とは……!?」



lw´‐ _‐ノv



\lw´‐ _‐ノv/「私1人だーっ!!」

\lw´‐ _‐ノv/「祝・だましだまし続けること20話!
         『( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです』、苦しみと引き換えに始まるぞよ!」

\lw´‐ _‐ノv/「オクラホマ!!」




.

6 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:06:01 ID:gAqG8vSIO





( ´ー`)先生の戦う生徒指導のようです



第20話  「AA表現の限界に挑戦」




.

7 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:08:07 ID:gAqG8vSIO

【( ´ー`)side】

−東校舎2階・階段前−

( ゚д゚ )「よく此処まで来れたな『零の分子』よ、そのしぶとさに関しては誉めてやる」

(;´ー`)「……」チラチラ

从;゚∀从「……」チラッチラッ

ハハ ロ -ロ)ハ「……」チラリーノ

( ゚д゚ )「だが、貴様等の快進撃も此処でひとまず打ち止めだ。何故ならば2階には俺達がいるからな」

爪'ー`)y‐「……」チラチルノ

/ ゚、。;/「……」チララチルララ

( ゚д゚ )「……今は俺が喋っている。脳天を水風船のように弾けさせたくなければ集中しろ」

(;´ー`)「……いやぁ……だったらさ、逆に質問させてもらうけどヨ……」チラリ

( ゚д゚ )「……何だ」チラリ

8 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:09:56 ID:gAqG8vSIO



ヽ(;><)ノ「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ離してください掴まないでくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!
      僕はこれから夜の街に繰り出すんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」ジタバタ

::|゚ノ*^∀^)::「はぁぁぁぁぁんビロードきゅんかぁわぁいぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!
         んもーっ、いきなり血相変えて逃げ出すなんてビロード君ツンデレですわーっ!!
         放さない代わりに私がショタコンになったきっかけを話しますわ! あれは去年の春……」キュンキュンキュン

(;><)「そうじゃないんですぅぅぅぅぅぅぅっ!! ひゃうっ、い、今おでこになんか垂れたんです!」ビクッ

|゚ノ ^∀^)「ああ、取るに足りませんわ。単に興奮のあまり鼻血が止め処ないだけですわ」ダクダクダク

\(;><)/「ほあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ助けてくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」ジタバタ



(;´ー`)「……レモナってあんなんだったっけ……」

( ゚д゚ )「凄いこと言うぞ、根っからあんなんだ」


.
11 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:12:18 ID:gAqG8vSIO
 どうも、俺です! 何かの奇跡で20話まで来ちゃった!
 大体主役AAシラネーヨで20話って! よく逃亡しないで持ったな!?
 今後も扁桃腺が爆発するまで説教しまくっていきます! よろしこ!

(;´ー`)「……ゴメンなビロード……ここまでのショタコンとは想定出来なかったヨ……」

/ ゚、。;/「……泡沫に変わりゆく亡国の幻想に糾われしソネット……。
      (……あああ、私の中のクラス内常識人ランキングが瓦解していく……)」ガクッ

 まぁそれはさておき。ほんの数分前まで俺の中での大前レモナのイメージは『清純派ほんわかお嬢様』だった。
 ですわって言うし、わかんないことはあらあらうふふで誤魔化すし。
 厨二病に関してもポエム語るとかの至って普通の厨二病だ。超普通だ。
 故に、ショタコンと言っても追いかけ回す程度の可愛いモンだと思ってた。

|゚ノ*^∀^)「はぁん! よく見てみたらあんなところにフォーックスくーん!
       ああぁぁぁぁぁベイビーフェイスでナルシストなアンバランスがストライクですわぁぁぁぁぁん!!
       背負えるとか羨ましいハァハァ代わって下さいハインさんハァハァ金ならあるんやウェヘヘヘヘ」ハァハァハァ

:::爪'ー`)y‐:::「フッ、悪いな大前。金じゃねぇ、俺の信念は仲間にしか預けらんねえんだ」ブルブル

::从;゚∀从::「コイツすげぇ震えてる! 体は正直だ!」ブルブル

 結果、彼女の性癖は俺の想像を飛び越えた。やすやす飛び越えた。

12 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:14:36 ID:gAqG8vSIO
( ゚д゚ )「……レモナ様は今高ぶっている。広い心で見守ってあげてくれ」ハァ

ハハ ロ -ロ)ハ「おかんカ」

 目の前の阿鼻地獄にキョトンな俺達とは対照的に、眉一つ動かさない生徒、河内ミルナ。
 右手に銃をぶら下げる彼の表情からは、相変わらず一切の感情が見えない。
 いつも思うんだけど、コイツの顔筋どうなってんだ。液体窒素で洗顔とかしてない?
 てかビロードといいミルナといい、ショタって武器が好きなのね。

从 ゚∀从「ていうかお前が銃持ってっと空き缶にBB弾撃って遊ぶクソガキみたいだな」

( ゚д゚ )y=ー「なるほど、ならばお前が空き缶になるか? どうやら脳も空っぽのようだしな」チャキッ

从#゚∀从「んだオルァ空き缶は空き缶でもスチール缶だぞちびっ子ガンマンオルァ」

|゚ノ*^∀^)*);><)「そういうのいいから早く救い出してほしいんですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」ムニムニ

(;´ー`)「うっわ、いつの間にかすげぇ頬擦りしてる! 暖取ってんのか!?」

/ ゚、。;/「朽ちたエデンの端に芽吹いた世界の欠片にキスをする……。
      (夏だというのに暑苦しい……)」

13 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:15:53 ID:gAqG8vSIO

モットチカヅクンデスワァァァ ))|゚ノ*^∀^)*)<;)ミギノシカイガゼロナンデス

 うっわ、もはや頬擦りの域を超えてんじゃん。融合しそうじゃん。
 こうなりゃそろそろビロード助けるしかない。レモナに声かけんの嫌だけど!

(;´ー`)「えっと……レモナ、そろそろこっちも話進めたいんだけど……」ソーッ

|゚ノ ^∀^)「あらま、先生いつの間に」

(;´ー`)「気付いてなかったの!? さっきから結構ガッツリいたヨ!?」

|゚ノ ^∀^)「すみません、大きすぎて気付きませんでしたわ」

从;゚∀从「小さすぎて気付かなかったとかはよく聞くけど! どういうことだ!」

(;´ー`)「それはすなわち俺はアウトオブ眼中ってことか!? 泣くヨ!?」

/ ゚、。;/(アウトオブ眼中!?)

ハハ ロ -ロ)ハ「世代が出マシタネ」

14 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:17:47 ID:gAqG8vSIO
 畜生、ショタ以外は人にあらず的な物言いしやがって! 俺だってショタ時代あったんだからな!
 しかし困った、レモナはもう完全にビロード愛撫に夢中だ。
 時間だって頬擦り鑑賞になんてかけてらんないし、何とかしないと……。

( ゚д゚ )「レモナ様、俺からもお願いです。真面目にやってください」

 ミルナが行った! まぁそりゃそうだよな! コイツギャグのテンションじゃないしな!

|゚ノ ^∀^)「えー……いくらミルナ君の頼みでも、蝶ネクタイの1つもしてないと……」

( ゚д゚ )「真面目にしないと早寝して牛乳を飲んだうえ、バスケ部に入り毎日ぶら下がり健康機にぶら下がりますよ」

(;´ー`)「何その脅迫! すげぇ背が伸びそうだ!」

|゚ノ ^∀^)「ウフフ、ようこそ《零の分子》御一行様。歓迎しますわ」

m9(;´ー` )9m「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

从;゚∀从「何だその対処法! よくぞ編み出したなミルナ!」

( ゚д゚ )「このくらいの打開策を見つけられなければショタがレモナ様の下でなど働けない」

ハハ ロ -ロ)ハ「並々ナラヌ説得力デスネ」
15 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:18:50 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ ^∀^)「ここに来るまで大変だったでしょう。御安心ください、これからずーっとお休みですわ」ギュッ

从;゚∀从「すげぇ、ビロードを小脇に挟んでいることに目を瞑れば完璧だ!」

(;><)「ていうかちゃんとやるなら僕を解放したうえでやってほしいんです!」ジタバタ

 レモナはまるで当たり前のようにビロードを抱えたまま語り出した。コイツ柔軟だ!
 その気にさせてくれてありがとうミルナ! 今度ステキな夜景を見せてやる!

(;´ー`)「まぁ、とにかく話を進めてくれるならそれでいいんだヨ……。
      とりあえずレモナ、お前が2階の番人ってことでいいんだな……?」

|゚ノ ^∀^)「ええ。私が『指揮帝』から直々にこの2階を任せられた四天王。
      『煌めきの毒泉(ダイアモンド・ポイズン)』の大前レモナですわ。どうぞよろしく」ニコッ

( ゚д゚ )y=ー「そして、側近の河内ミルナだ」チャキッ

|゚ノ ^∀^)「ここを通りたければ、私達3人を倒してから行ってくださいな」

(;><)「3人!? 何で僕も頭数に入れられてるんですか!?」

16 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:22:25 ID:gAqG8vSIO
(;´ー`)「……『煌めきの毒泉(ダイアモンド・ポイズン)』……」

ハハ ロ -ロ)ハ「言いたいコトも言えないコンナ世の中にピッタリな異名デスネ」

 張り付いたような笑顔を崩さぬまま、レモナは華麗に宣言した。
 ようやく緊張感が出て来たわ。ていうかこの場俺以外女子とショタじゃん! 場違い!

( ゚д゚ )「今更だが、ここに来たということは貴様らはフサ様を倒したのだな」

(;´ー`)「あ、ああ、フォックスと鈴木が頑張ってくれたおかげでな……」

爪'ー`)y‐「フッ、俺は大したこと出来ちゃいねぇよ。倒れなかった、それだけだ」

从 ゚∀从「まぁ正確にはフォックスがフサの金玉蹴り飛ばした後、鈴木が思想を完全否定したんだけどな」

ハハ ロ -ロ)ハ「悪魔超人もビックリの残虐ファイトデスネ」

|゚ノ*^∀^)「はぁん、そんなにフォックス君が活躍したなら見たかった……」

(;´ー`)「ショタコン再発した! ミルナ!」

( ゚д゚ )「無性にカルシウムが摂取したくなってきました」

|゚ノ ^∀^)「なるほど……どうやら皆様がここまで生き残ったのはまぐれじゃなさそうですわね」

(;><)「先生とミルナ君の息が合ってきたんです!」

17 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:24:10 ID:gAqG8vSIO
( ゚д゚ )「ほぉ……狐ヶ崎と鈴木には戦闘能力は無いと聞いていたが、どうやら侮ってはいけないようだな」

 ミルナすげぇな、どんだけカオスになろうともボケもしなけりゃツッコまない。
 でもゴメンな、普通の厨二バトルならさておき、これギャグなんだよ。
 お前1人だけそんなギャングみたいなテンションで来られても期待に応えられない。

爪'ー`)y‐「フッ、ハナから侮られるような生き方はしてねぇさ。拳銃一丁常に向けられてちょうどいい」

 お前は真面目にやんなさい。そういう格好良いセリフはハインから降りていいなさい。
 KYにナルシストに鉄面皮。ちょうどいいショタはいねーのか!

|゚ノ ^∀^)「まぁでも、フサ君に勝つということは凄いことですわよ。彼は肉弾戦最強ですし」

从 ゚∀从「そういやそんなこと言ってたな。それに勝ったフォックスが肉弾戦最強ということだな」

(;´ー`)「そうなっちゃうか! 結果的にそうなっちゃうか!」

爪'ー`)+「フッ、拳で頂点に立ったところで意味なんかねぇさ。歌でテッペン取らねえとな」

ハハ ロ -ロ)ハ「別にテッペンも取れちゃイナイんデスケドネ」

/ ゚、。;/(今回のハローさんは積極的にシメのセリフを取りたがるな……)

18 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:27:00 ID:gAqG8vSIO
爪'ー`)y‐「そんなことよりこっちは急いでんだ。やるならやろうぜ、その笑顔剥がしてやるよ」ポリッ

 相変わらずハインの背中にしがみついたまま、フォックスはタバコチョコを渋く噛んだ。
 くっそ、フサをやっつけたという手柄があるぶん強く言えない!
 ていうかよくあのレモナの前でキリッと出来るな! お前は今や獲物だぞ!?

|゚ノ*^∀^)「ヌフフぅ……フォックス君から『早くヤろう』だなんて……ベヒヒィwww」ハァハァハァ

(;´ー`)「ほぉらほらー! ショタコン再発してもうたー! せっかくいい感じの空気になってたのにー!」

从;゚∀从「もうフォックスは喋るな! お前の言葉は雰囲気を破壊する!」

爪'ー`)y‐「おっと、そいつぁ勘弁してくれよ。俺から言葉を奪うのは鳥から翼をもぐようなもんだぜ」

( ゚д゚ )「貴様等も色々と大変な奴を抱えているんだな」

ε=/ ゚、。;/「木漏れ日切り裂く雪の姫は鎖を引きずり出しハウリング……。
        (そうなの……問題児抱えると大変……)」ハァ

( ゚д゚ )「何言ってるかわからんが、貴様も大変な奴だぞ」

Σ/ ゚、。;/

19 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:28:31 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ*^∀^)「フゥ、愛くるしい……もうこのままショタ3人と蝋人形になりたい……」

(;´ー`)「意志は!? ショタの意志は!?」

 もう怖いよ、決して周りに流されなさすぎておっかないよ。
 これがセレブの強い気持ちか!? 見習おっかな、娘が小学校入るから金要るんだ!

|゚ノ*^∀^)「ふぅ、楽しかった……まぁ本題ですが、フサ君を倒したからといって……」





|゚ノ ^∀^)「私達も倒せると思ったら愚かな間違いですわよ」ニコッ

(;´ー`)「……っ!!」ゾクッ




.

20 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:30:15 ID:gAqG8vSIO
 笑顔こそ崩してはいないが、レモナの纏う雰囲気が一変した。
 流石に環境に恵まれているだけある。普通にしてればオーラが並々ならぬ。
 問題はレモナ自身が普通じゃないことだ。オーラを持て余すな!

从 ゚∀从「ハッ、ようやくやる気かバカお嬢。まさかあれか?
     『フサは四天王で最弱ざます』とか、そういうのか?」

|゚ノ ^∀^)「あ、別にそういうのではありませんわ」

从;゚∀从そ「そういうのじゃねぇのかよ! 四天王なら四天王っぽいこと言えや!」

(;><)「暗い部屋でモニター見ながら言ってほしいんです!」

ハハ ロ -ロ)ハ「出来ればシルエットで正体がわからナイようにしたいデスネ」

爪'ー`)y‐「四天王の中に1人くらい主人公の肉親とかそういうのいたりしてな」

/ ゚、。 /「現に絆され夢に懐かれ常世に嫌われ黄泉に弾かれ寄る辺もない魂は何処へ逝く。
      (大体主人公を倒したいなら弱い順に1人ずつ配置せずに多人数戦を挑む方が常識的よね)」

(;´ー`)「お前ら四天王大好きだな!?」
22 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:33:07 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ ^∀^)「そもそも四天王の格付けは最低限にしかしてませんの。ギスギスしますし」

(;´ー`)「結構人間関係について考えてんのな!?」

|゚ノ ^∀^)「あ、ちなみにペニサスさんに関しては最強確定ですわよ。話にならない勝負にならない」

从 ゚∀从「安心しろ、性癖に関してはどっこいどっこいだ」

 突発的な説明により、我々はちんぽっぽ一派の意外な内情を知ることに成功した。イエス!
 何だよ、ちんぽっぽ思ったよりリーダー向いてんじゃんかよ! いい上司になれんぞ!
 そんで、今の話でペニサスが他の3人とは桁違いというのはわかった。どんだけ。

( ゚д゚ )「よく考えてみろ。四天王はそれぞれ能力が違う。パワー型や遠距離型など様々だ。
     そんな多種多様な能力にわざわざランクを付けることに何の意味がある?」サラッ

┗从;゚∀从┛「うわぁ、何かショタに叱られんのってすげぇ嫌だ! 自己否定に繋がる!」

|゚ノ ^∀^)「青いですわね、ショタコンを極めればそれすらも快感になりますわよ」フフッ

(;><)σ「で、でも唐沢君は肉弾戦最強のはずなんです!
       つまり大前さんは肉弾戦では唐沢君より弱いはずなんです! どや!」ビシン

|゚ノ ^∀^)「そうですわね、ていうか肉弾戦に関しては四天王最弱ですわ」サラッ

(;´ー`)そ「ぶっちゃけた!! コイツ弱点ぶっちゃけた!」

23 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:36:20 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ ^∀^)「私は温室育ちのもやしっ娘ですからね。嗚呼、お金持ちの弊害」

从;゚∀从「腹立つ! 自分の欠点を上から目線で語られると腹立つ!」

(;><)「ちょっと待って下さい、だったらそんなもやしっ娘の拘束をほどけない僕は一体!?」

ハハ ロ -ロ)ハ「カイワレ?」

(;><)そ「ガビーン! まさかの植物系男子だったんです!」

|゚ノ ^∀^)「ならば私は農薬系女子ですわね」

(;´ー`)「……」

 ビロードの非力っぷりはともかく、レモナはつらつらの自分の弱点を吐いていく。
 待ちぃな、こっちそこそこ肉弾戦強いよ? ハインは普通に強いし、俺も大人の力があるし。
 なのにレモナの表情には焦りも不安も見えない。相変わらずのニコニコさんだ、怖っ!
25 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:38:22 ID:gAqG8vSIO
爪'ー`)y‐「フッ、そんなこと言っていいのかい? ならばこっちは接近戦に持ち込むまでだぜ?」フッ

/ ゚、。;/「仮初の火群に灼かれし黒猫の正夢はベルフェゴールの目蓋の裏……。
      (お前が言うな……私も言えないけどお前が言うな……)」

ハハ ロ -ロ)ハ「今ばかりはワタシもダイオードサンが『お前が言うな』的なこと言ってんのわかりマス」

(;´ー`)「まぁ、でもフォックスの言うことも正しいヨ……。
      そんな、わざわざ弱点バラすようなことしていいのかヨ……?」

( ゚д゚ )「笑わせるな」

(;´ー`)「笑わせてネーヨ! むしろお前の笑顔が見たい!」

( ゚д゚ )y=ー「確かにレモナ様は接近戦に弱い。だが、そもそも近付かせないために俺がいるんだぞ?」チャキッ

(;´ー`)「……!! そうか……」ジリッ

 そういうとミルナは拳銃を俺の眉間に向け、その特徴的な目でギロリと睨んだ。
 まさか生徒に銃を向けられる日が来ようとは。ここはアメリカか!
 いやアメリカでしょっちゅう教師に銃向けられんのかシラネーけど!

26 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:42:07 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ ^∀^)「まあまあミルナ君、落ち着いてくださいな。向こうの言うとおりですわ、接近戦じゃチンカスですもの」

( ゚д゚ )y=ー「レモナ様……しかし……」

|゚ノ ^∀^)「いいのですわ。肉弾戦が弱いのは事実、だからこそ……」

\|゚ノ ^∀^)/「遠距離戦では最強を誇りますのよ」ババーン

(;´ー`)「!! 遠距離か……」

|゚ノ ^∀^)「ちなみにフサ君は遠距離最弱ですわ」

从 ゚∀从「でしょうねw」

ハハ ロ -ロ)ハ「『能ある野獣(アルティメット・ビースト)』(笑)」

(;><)「フサ君の扱いが散々なんです!」
28 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:44:41 ID:gAqG8vSIO
 遠距離戦に関してはハイン、ビロード、ハローともに得意分野だ。
 そういう面からするとフサよりは戦えそうに思えるが、レモナが何を仕掛けてくるかわからない。
 しかもあっちにはミルナもいる。簡単に説教させてはもらえそうに無いなやっぱり。

|゚ノ ^∀^)「私の能力は体内で様々な化学薬品を精製し、放出することです。
       とはいえ、私の能力はビロード君に聞いているでしょうから言うまでもありませんでしたわね」

(;´ー`)「いいや初耳! 何ならお前とビロードが会ってたことが初耳!」

(;><)「やっべ言い忘れてたんです! ゲンシギガバスターにうつつを抜かしてたんです!」

从:゚∀从「バカかよ! そんな重要情報すっ飛ばしてヘリカルぶっ飛ばしやがって!」

(;><)「す、すいません! 代わりと言ったらアレですが、河内君の能力は射撃が上手いことです!」

(;´ー`)「大体わかるわ!」

|゚ノ*^∀^)「アハァア、うっかり者のビロード君可愛らしい……ケージに入れて飼い慣らしたい……」

( ゚д゚ )「俺の技術を射撃が上手いで片付けるな」

29 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:46:42 ID:gAqG8vSIO
(;´ー`)「しかし薬品か……少し面倒だな……」

从:゚∀从「そうっすね……如何に実験してるフリをしてアンモニアを嫌いな奴に嗅がせるか……」

(;´ー`)「薬品を使った授業の面倒さじゃネーヨ! 実験は真面目にやりなさい!」

 基本的に俺達の防御は、ハインの『重力±』による叩き落としとなっている。
 物理に関しては完璧だが、逆を返せば特殊攻撃には効かない。俺達が避けるしかない。
 そんで薬品だったら、ガスや爆発とかあるかもしれない。そうなれば避けきれるかわからん。
 畜生、地味に効果的な能力チョイスしやがって! もっと描写が派手な能力選べ!

(;´ー`)「こうなると気になるのは、あの紙だな……」

/ ゚、。;/「潮風の黄昏に過ぎる一時の幻想は数多の時空を掻き消す鍵!」

(;´ー`)「『掟紙(ルールページ)』な!? いや、合ってんのかもシレネーけど!」

 『掟紙(ルールページ)』。ヒッキーの能力であるというそれは、文字通り戦いにおけるルールを決める。
 さっきのフサ戦だってタイマンってルールのせいでフォックスがギタギタにされたんだ。
 もしハインが戦えたらフサは一瞬で地面に這い蹲るハメになり、股間蹴られなかったのに。
 あれ? そっちのがフサ的に良かったんじゃねぇ?

30 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:48:46 ID:gAqG8vSIO
爪'ー`)y‐「ハッ、まどろっこしいのは好きじゃねえ。早くルールを教えちゃくれねぇか」

从 ゚∀从「そうだそうだ! なんだ、まさか語尾にウンコと……」

(;´ー`)「そのくだりはもういいんだヨ! 『戦う生徒指導』は下ネタ厳禁健やか作品!」

ハハ ロ -ロ)ハ「ショボンクンやらペニサスサン出しといて何を今更デスヨネ」

 ハローのごもっともな意見は置いといて、俺達はルールを促す。
 それ次第でだいぶ今後のやり方が変わるんだから聞かない訳にはいかない。
 ていうかマジで下ネタは控えよう。やるにしても金玉とかウンコとか小3な下ネタはやめよう。ブーン系の品位。

|゚ノ ^∀^)「落ち着いてくださいな。ほら深呼吸ですわ。ヒッヒッフー」

(;´ー`)「それ深呼吸じゃネーヨ! 出産する時のそれだヨ!」

 畜生、ここに来て小ボケ挟んできやがって! セレブは余裕ですな!
 生憎深呼吸してるゆとり無いんだよ、息をすると心臓弾けそうなんだよ!

|゚ノ ^∀^)「ほらヒッヒッフー、ヒッヒッ、ヒッヒッヒッヒッ……」スゥゥゥゥ

(;´ー`)「?」
32 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:50:22 ID:gAqG8vSIO
 なんだ、レモナの様子がおかしい。いや普段からだいぶおかしいけど。
 深呼吸というより、何かを吐き出そうとしているような……。





|゚ノ ^∀^)..:::::::::「レモナスモーク!!」ブバシャァァァァァ

(;´ー`)「煙を吐いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ハハ:ロ Дロ)ハ「またパクリじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

从:゚∀从「言っとくけど口から何か吐くのお前の専売特許じゃねぇからな!」




.

33 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:52:30 ID:gAqG8vSIO
(;´ー`)「ちょ、何だコレ! 一気に視界がホワイトアウトして……!!」モクモク

/ ゚、。:/「落ち着いてみんな、こういう時はハンカチを口に当てて姿勢を低く、押さない駆けない喋らない!」テキパキ

从:゚∀从「鈴木がテキパキしだした! 流石仕切るの大好きっ子!」

 突如レモナが吐き出した白煙によって、俺達の視界はオコジョのように真っ白になってもうた。
 何だよ、ギコといいハローといい何で厨二は口から何か出したがる! サスケの影響か!?

(;´ー`)「ちょ、これ何だレモナ、レモナいる!? いネーならいネーヨって言って!?」

|゚ノ ^∀^)『ウフフ、いますわよ。ビックリしました? 私のイリュージョン』

爪'ー`)y‐「おっ、声だけ聞こえるな。見方によっちゃ幻想的なんだがな」

(;><)『僕も未だにレモナさんに掴まれてるんです! すげぇ煙いんです!』ケホケホ

从 ゚∀从「フーン」

ノ(;><)『あちゃー、一番触れあってるはずの高岡さんが無関心なんです! 希薄!』

34 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:54:00 ID:gAqG8vSIO
┗ハハ#ロ Дロ)ハ┛「それより何のツモリデスカ、ワタシの口から何か出すのパクって! 謝罪と賠償を要求するニダ!」ファビョーン

(;´ー`)「それ違うキャラだヨ! 何だかグローバルなボケに手を出したな!」

|゚ノ ^∀^)『ウフフ、他意はありませんわ。ただ「かくれんぼ」の舞台を整えただけですわよ』

爪'ー`)y‐「かくれんぼ……?」

 ハローのクレームに対し、レモナは心底愉快そうな声色で答えた。
 声だけだとメチャクチャ怖いな。あ、いや、今のは声色と怖いなをかけたんじゃなく……。
 いやそんなんはどうでもいい! 今聞くべきはルールだ! 怖いろは関係ない!

|゚ノ ^∀^)『文字通りですわ。私は今からこの煙に乗じ、この階のどこかに隠れますわ。
       1時間内に見つけて私を倒せたら3階へ行ける。シンプルでしょう?』クスッ

(;´ー`)「……1時間……」

 つらつらと条件を述べていくレモナの口調は、心底楽しそうなトーンを隠し切れていない。
 何がシンプルだ。この視界不良の中、どこか知れないレモナを1時間で探して説教するなんか無茶苦茶だ。
 なるほど、確かにフサとは脅威のベクトルが全く違う。なかなか厭らしい性格してやがる。

35 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:55:27 ID:gAqG8vSIO
(;´ー`)「で、ペナルティは何だヨ……お前のことだ、ただ死ぬとかじゃネーんだろ……?」

|゚ノ ^∀^)『ウフッ、偏見ですわよ。単にショタの2人が私の所有物になるだけです』

(;´ー`)そ「怖いこと言った! サラッと怖いこと言った!」ビクッ

(;><)『僕ただでさえ抱かれたまんまなのに更に所有物になるんですか!? 人権って何!?』ビクッ

|゚ノ ^∀^)『あと女子のお三方は爆死』

从;゚∀从σ「テキトーだなおい! ショタ以外に何の関心も無いのか!」ビスィッ

|゚ノ ^∀^)『そんでもって先生はショタになって私の所有物になります』サラッ

(;´ー`)そ「  な  ぬ  !  !  !  ?  ?  」ガッビーーーン

从*;゚∀从=3「せ、先生がショタになるだと―――ぉっ!!?」シュカーッ

/ ゚、。:/(案の定引きつけられた!)
37 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:57:33 ID:gAqG8vSIO
 ん! あれ、何か凄いこと言われたぞ!? え、俺!? ショタ、俺!? ショレ!?
 待ってよ、そりゃ大人だから子供に戻りたいとか思ったことはあるけれども!
 大体俺の子供時代はそこそこ可愛くないぞ!? すげぇその辺にいる顔だぞ!?

゚ノ*^∀^)=3『イヒィヤ楽しみですわ……多分先生は磨けば光るショタになると思うんですの……』ハァハァ

 何か言ってる! 声しか聞こえないことも相俟って、泣きたいほど怖い!
 ゴメンなビロードフォックス、お前らってこんな恐怖と戦ってたんだな!
 他人事だとわからない怖さってあるんだね! みんな、ニュースの事故やらを他人事だと思うなよ!

(;´ー`)ノ「ちょ、ちょっと待って!? そんなん出来るの!? 時空歪められるの!?」

|゚ノ ^∀^)『安心してくださいな。ヒッキー君に『こんな条件出来ますの?』と尋ねたところ』

『(;-_-)「うぇっ!? ショ、ショタ化かぁ……で、出来なくも無くも無かったりしなかったりみたいな感じ的な……?」』

|゚ノ ^∀^)『と言ってましたわ』

(;´ー`)「困らすなヨ!」

38 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 21:59:46 ID:gAqG8vSIO
Ψ|゚ノ ^∀^)Ψ『そんなワケでルールは把握出来ました? そろそろ始めますわよ?』ワキワキワキワキ

(;´ー`)「ちょっと待って、ルールはわかったけど心の準備がまだ! 心臓フル稼働!」バクバク

 やべぇ、時間的には早くやった方がいいんだけど感情が許さない!
 ショタになりたくないよー、助けてハイン、どう思うハイン。

从*;゚∀从「せ、先生のショタ時代……半袖短パンの先生、ブリーフで走り回る先生……」ゴニョゴニョ

/(;´ー`)\「まだ浸ってんのかーい!!」

(;><)『ていうか始めるなら話してください! このポジションに違和感なくなってきている自分がいるんです!』

|゚ノ ^∀^)『ハハッ』

(;><)『流されたんです! 解放してなんです、まさかしないんです!?』

|゚ノ ^∀^)『それじゃあ始めますわよ。3、2、1……』

(;><)『嘘ですよね、ドッキリドキドキですよねぇ!?』
40 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:01:42 ID:gAqG8vSIO





「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」

ズザザザザザ ≡≡≡≡≡≡\(><\;)┏|゚ノ ^∀^)┛バッビューーーーーン

             「かくれんぼ、スタートですわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

(;´ー`)「ビロードがさらわれたぁぁぁぁぁっ!! 多分!!」

从;゚∀从「え、アイツまたはぐれんの!?「」

爪'ー`)y‐「はぐれ刑事よりはぐれてるな」




.

41 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:04:37 ID:gAqG8vSIO

<ヒェェナンデスゥゥゥゥゥッ
<ウフフフフフフフフフフフフフ

 立ち込める煙の中、レモナとビロードの声が遠ざかっていく。サスペンスチック。
 マジでビロードよくはぐれるな。修学旅行の時は班の仲間と一緒にいろよ。

(;´ー`)「くっそ、煙のせいで方向がわからネーヨ……ちょ、待てヨ!」

从*;゚∀从(先生がキムタクっぽい!)ズギューン

爪'ー`)y‐「参ったな、あっちは自在に動けるみたいだ。かたや此方は視界不良。してやられたな」

 煙の中をうろちょろしてる間に、どうやらレモナとビロードは完全にどっか行っちゃったようだ。
 やべぇ、これじゃレモナを探すどころか動けない。そのうち女子は爆発して俺は縮む! ひぃぃぃ!!

ハハ ロ -ロ)ハ+「……フフフ……ココにきてワタシの出る幕がキヤガリマシタネ……!!」キラーン

/ ゚、。;/「……流浪の影に潜むジャンヌダルク……?
      (三宮さん……?)」
43 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:10:29 ID:gAqG8vSIO

 1メートル先もわからない煙の中で、ハローのメガネがキラリと光った。お前そこにいたんだ。
 ていうかメガネキャラがメガネを光らせるのは、何か閃いた証! キターっ!!

\ハハ ロ -ロ)ハ┛+「お忘れデスカ? 私は気配を悟る『忍者(ニンジャ)』。
      視界の悪いトコはむしろホームデスヨ……!!」キラキラーン

\(;´ー`)┛「よぉしキタぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 そうだ、ハローは忍者! アメリカンが憧れるジャパニメーションキャラで堂々1位の忍者! 2位は多分吸血鬼!
 彼女はかつて気配を消せるアサピーの位置を空気のズレから察知したほどのビンカン王だ。
 そんなハローならばレモナがどこに行ったかもわかるはず! 忍者が仲間で良かった!

\从;゚∀从┛「よぉくやったぁぁぁぁぁ!! いいぞハロー、案内しておくれ! ハリアー!」

ハハ ロ -ロ)ハ「YES。離れスギルとわからなくなりマスカラネ、こっちデス……」

44 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:11:58 ID:gAqG8vSIO





『そんな簡単に行くと思ってるのか?』

(;´ー`)そ「ハッ! その声は……お前居残ってたのかヨ……」

Σ/ ゚、。;/「慟哭の魔眼揺らめく機械仕掛けのホビット!」

( ゚д゚ )『ミルナだ』




.

45 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:13:38 ID:gAqG8vSIO
( ゚д゚ )y=-『この場に居残って正解だったようだな。妙な真似をしてみろ、その瞬間脳天に風穴を空ける』

(;´ー`)「チィ……無闇やたらに動かせる気はネーヨってことかヨ……」

ハハ ロ -ロ)ハ「じゃあお言葉にアマエテ。『もしもカンガルーが学問の神様だったら』」

从;゚∀从「妙なモノマネをするな! ちょっと見てえじゃねぇか!」

 表情通りの無感情なミルナの警告が、どっからか冷酷に響いた。
 この子相変わらずガチだ! 全てのシリアスを一手に背負ってやがる!

爪'ー`)y‐「フッ、騙されんな先生。こんな煙の中じゃ河内だって俺達のこと見えやしねぇよ」ムシャムシャ

从;゚∀从「お前そろそろ降りろや! 髪がチョコ臭くなるだろうが!」

 そう言いながら、フォックスは相変わらずハインの背中でタバコチョコクチャクチャしてる。
 コイツ何本タバコチョコ持ってんだろ。虫歯になるからそろそろ控えとけよ。

(;´ー`)「だが、一理あるかもな……ミルナは牽制のためのおとりで、見えてネーノかも……」

( ゚д゚ )y=ー『……俺もナメられたものだな……』チャキ
47 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:16:03 ID:gAqG8vSIO
 何か、鉄がぶつかるような音がした。多分ミルナが銃を構えたんだろう。
 いや嘘だろ? こんなカルピス原液みたいな煙の中から狙撃とか出来んの?

爪'ー`)y‐「フッ、ナメてるわけじゃねぇさ。ただ、腕も何も見せられねぇと信じられねぇってだけだ」

( ゚д゚ )y=ー『……いいだろう。狐ヶ崎、そのつらつらと小五月蝿い口を閉めてやる』

爪'ー`)y‐「フッ、そいつぁ出来ねぇな。俺の口は言葉の出口だ、心に言葉を押し込めておくわけにゃ……」ムシャムシャ

爪'ー`)y:・: バキュン

爪'ー`)y

( ゚д゚ )y=ー~ シュゥゥゥ

爪'ー`)y

爪'ー`)y

爪'ー`)y「……いかねぇさ。言葉達は世界に出たくて仕方ねぇんだからな」

(;´ー`)「続きを言った! 心が強い!」
49 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:18:40 ID:gAqG8vSIO
(;´ー`)「それよりマジかヨ、この視界不良の中で……!?」

 有り得ない。微かに見えたが、フォックスの持っていた小さなタバコチョコが一瞬で粉砕した。
 しかもフォックス自身や下のハイン、さらに周りの俺達にすら銃弾はかすっていない。
 割と近い俺でも辛うじて見えたのに、何でミルナは見えるんだ。こっちみんな!

( ゚д゚ )y=-『わかっただろう、俺には全てが見えている。チョコのようになりたくなければ大人しくしていろ』

从;゚∀从「お前完全に出る作品間違えてんだろ! ギャグだと言うとんのに!」

/ ゚、。;/「オーディンの古傷は世界の昇華を阻む小さな英雄の煤けた手記!
      (しかしどうしましょう、我々には時間が無いのにここで手間取る訳には……)」

†⊂ハハ ロ -ロ)ハつ†「ハッ、安心してクダサイ。居場所がワカルのはミルナクンだけじゃありマセン……!!」チャキン

(;´ー`)「ハロー……!!」

 ミルナの離れ業に度肝を抜く俺達の中で、ハローは怖じ気づくことなくクナイを構えた。
 そうだ、こっちにはハローがいるんだ。何でも見えるハローがいるんだ。
 ハローならミルナに対応出来る! 裏を返せば、ハロー以外ミルナに対抗出来ない!

50 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:21:31 ID:gAqG8vSIO
( ゚д゚ )y=ー『フン……忍者だか侍だか知らんが、時代に淘汰された存在が銃に適うと思うなよ』ゴゴゴゴゴ

ハハ ロ -ロ)ハつ†「ハッ、いつでもそんなセリフを吐くのは先人を蔑ろにするおバカさんデスヨ……!!」ゴゴゴゴゴ

(;´ー`)「おぉ……世紀の一戦だ……」

 忍者VSガンマン。男子だったら例外なく憧れるドリームマッチがここにある。
 問題はここにいる他の男子がその例外ってことだ。彼にとっちゃ銃より歌だもん。

ハハ ロ -ロ)ハつ†「……いきマスヨ……!!」ゴゴゴゴゴ

( ゚д゚ )y=ー『いつでも来い』ゴゴゴゴゴ

(;´ー`)(煙が濃くて何にもわからん……)ゴゴゴゴゴ

从;゚∀从(もう後ろに倒れて背中のコイツぶっ潰しちゃおっかな……)ゴゴゴゴゴ

爪'ー`)y‐(もったいねぇ……)ゴゴゴゴゴ

/ ゚、。;/(狐ヶ崎君いつの間に新しいチョコ持ったんだろう……)ゴゴゴゴゴ

51 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:22:49 ID:gAqG8vSIO
ハハ ロ -ロ)ハつ†「……」

( ゚д゚ )y=ー『……』

ハハ#ロ -ロ)ハつ「……ハッ!!」シュパン

( ゚д゚ )y=ー『フッ!!』バキュンバキュン

ハハ ロ -ロ)ハ

( ゚д゚ )y=ー



ハハ;ロ -ロ)ハ「……な、なんデスッテ……!?」ガクッ

( ゚д゚ )y=ー『これでわかっただろう、見えたからと言ってどうにかなるものではないと』フッ

(;´ー`)「わからぁぁぁぁぁん!! 視界ゼロだからわからぁぁぁぁぁん!!」

52 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:24:55 ID:gAqG8vSIO
 何だよ、よくわかんないうちにハローが膝をついてミルナがキメたっぽい!
 2人だけの世界で完結すんなよ! Baby boy 俺達はここにいるよ!

ハハ;ロ -ロ)ハ「ミルナクン……ワタシのクナイに弾丸を当て、軌道をズラしマシタ……ガッデム……!!」クッ

(;´ー`)「なっ……そんな真似出来るのかヨ……!!」

 ハローは心底悔しそうに歯噛みし、何も見えない煙の向こうを睨んだ。
 ハローのクナイのスピード、硬度は相当なはずだ。それを弾丸でズラすなんて規格外にも程がある。
 レモナの時間稼ぎなんてレベルじゃねえ。ミルナはそれ自体かなりの強敵だ。
 下手な真似をしたらどこから凶弾が俺達を貫くかわからない、こうしている間に時間は過ぎていく。
 今すぐビロードを助けなきゃならんのに、レモナに説教かまさなきゃならんのに。

へハハ#ロ Дロ)ハへ「ファック、こんなんで泣き寝入りはデキマセン! 待ってなさい、直でハリツケに……!!」プンスコプンスコ

(;´ー`)「不用意に動かネー方がいい! 弾丸の方がずっと早いんだ」

ハハ#ロ 皿ロ)ハ「ウップス……!!」ギリギリギリギリ

( ゚д゚ )y=ー『諦めろ、レモナ様の強さは俺の比では無い。更なる絶望を知る必要はあるまい』

(;´ー`)「……誰が……」

53 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:26:34 ID:gAqG8vSIO
 ミルナの無感情な声が響く。もうすぐ声変わりかな、レモナ喚くだろうな。
 そんなこと出来る訳ねぇだろ、制限時間や無理難題は大人の世界にゃゲロ吐くほど氾濫してんだよ。
 それに逃げたらクビ飛ぶんだよ、社会に出たら諦めが悪くなきゃどーしょーもねーのよ!!
 だから俺はお前に説教します! 問題はその方法がわかんないことです!!

(;´ー`)「どーしよっかなぁ……下手に動けば撃たれるし、動かなければ時間が過ぎる……」ウーン

ハハ;ロ -ロ)ハ「このママじゃ先生がミルミルうちにショタになるんデスヨネ……それはソレデ……」

(;´ー`)「勘弁してください! 自分の爆死よりそっち気になるの!?」

从;゚∀从「こうなりゃハロー、ミルナの場所教えろ! 俺の重力なら弾丸落とせるし……」

/ ゚、。;/「風塵立ち込める荒れた都市の端で使者は光の渦を待っている!」アセッ

爪'ー`)y‐「『無茶よ、途中で急に撃たれたら対処出来るの!? 相手は銃、殺人兵器だよ!?』だとよ」

从;゚∀从「むがっ、正論だけにフォックス経由で言われると3割り増しで腹が立つ!」イラッ

(;´ー`)「……殺人兵器……?」ピクッ

54 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:28:15 ID:gAqG8vSIO
 フォックス、ってかダイオードが呟いた一言が、俺の脳の何かを弾いた。
 ちょっと待てよ、そう考えたら今までの全てがおかしい。スーパーシラネーヨタイム入りまーす!

(;´ー`)「……あ、そうだ、あん時も……今だって……なるほど……!!」ブツブツ

从;゚∀从「せ、先生どうしました!? ブツブツブツブツ、ニキビでもぶり返しました!?」

爪'ー`)y‐「ニキビは焦って潰すと後悔するからじっくり薬で治せよ」

(;´ー`)「……よし……ハロー、確認だがミルナの居場所はわかるんだヨな……!?」

ハハ ロ -ロ)ハ「エエ、そりゃもうクッキリと。気になるニキビまでハッキリと」

┗从*;゚∀从┛「え、まさか俺のハロー同行案採用!? うっひょーい今夜はパーティーじゃーい!」バフバフ

/ ゚、。;/「狂い咲きの百日紅は削がれた黄昏の行方を知らずにただ行き交う!」

爪'ー`)y‐「『いや、だから無理ですよ! 相手はいつでもこっちを殺せるんですから……』だとよ」

(;´ー`)「ああ、撃たれたら危険だ。ハインの能力でも防げるかわからん、だから……」

55 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:30:18 ID:gAqG8vSIO





(;´ー`)「俺が行く」



ズドーーーーーーー爪'ー`)从;゚∀从「な、なんだってーーーーーーーーーっ!!?」ハ(ロ- ロ ハハ/ ゚、。;/ーーーーーーーーーーン



( ゚д゚ )y=ー『……っ!!』ピクッ




.

56 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:31:26 ID:gAqG8vSIO
从;゚∀从「ちょ、どうしたんすか!? そんなにショタが嫌なんすか!? 大丈夫っすショタ先生も愛します!」アタフタ

(;´ー`)「そういう発想じゃネーヨ! ショタも死も嫌です、俺は素敵なジジイになりたい!」

( ゚д゚ )y=ー『……フン、何を企んでいるのか知らんが、生殺与奪権はこの銃の中にあると知れ』チャキッ

/ ゚、。;/「底無しの光にくり抜かれたホログラムの顛末に破綻無し!」

爪'ー`)y‐「『ほらほら、河内君も言ってますし! あまりにもリスキーですよ!』だとよ」

 味方はおろか、ミルナまでもが俺を止める。そりゃそーだよね、死ぬもんね!
 俺だって怖いよ、当てが外れたら脳天に銃弾大当たりだもん。だが、これ意外考えられない。

(;´ー`)「大丈夫だヨ、俺の思った通りだったら……」

(;´ー`)「ミルナは、絶対に俺を撃たネーヨ」キッパリ

从;゚∀从「えっ……」キョトン

( ゚д゚ )y=ー『……』ギュッ

57 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:33:34 ID:gAqG8vSIO
⊂ハハ ロ -ロ)ハ=3「……OK、案内するんでハグレないようにしてクダサイ。ただし死んでも自己責任デスヨ?」ハァ

(;´ー`)つ「ああ、頼むヨ。手ぇ繋がせてもらうな」ギュッ

へ从;゚∀从へ「のあああ、握手した握手したぁ! クソハローお前弟者のモンだろうが煙に消えんなぁぁぁぁぁ!!」キィィィィ

( ゚д゚ )y=ー『……やめておけ、貴様の動きは丸見えだ。今すぐにでも物言わぬ傀儡に出来るのだぞ』

))┏ハハ ロ -ロ)ハノ「コッチデス、離さないでついてきてクダサイ。ゲラウェイ!」スタスタ

))(;´ー`)「それを言うならカムヒアじゃネーノ!?」スタスタ

( ゚д゚ )y=ー『……最終警告だ。あと一歩でも動いたら、その時点で撃ち殺す。近寄るな』

))( ´ー`) スタスタ

( ゚д゚ )y=ー『……』

(;゚д゚ )y=ー『……近寄るなと……言っている……っ!!』ツゥッ

58 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:35:16 ID:gAqG8vSIO
( ´ー`)ノ「お、やっと見えた。よぉ、元気か? 説教届けに来たヨ」ヌッ

(;゚д゚ )y=ー「!!」ビクッ

 メルヘンの霧みたいな煙幕を掻き分けて、やっとこさミルナの顔を拝めた。
 すげぇ、冷や汗かいてる。ミルナの冷や汗とかヤフオクでそこそこ高値で売れるぞ。
 良かった、ちゃんと感情あるじゃん。文科省が造った生徒ロボット説が否定出来たわ。

(;゚д゚ )y=ー「……それ以上、それ以上近付くな……その頭、吹っ飛ばすぞ……!!」プルプル

 相変わらずミルナは背伸びした言葉で威嚇するが、震えながら冷や汗かいて言われてもさっきの恐怖は無い。
 ていうかショタが怯えながら銃を構えるってなかなかいい構図。ゴクリ……。

ハハ ロ -ロ)ハ「ワオ、本当に撃たないデスネ。ドーユーコトナノ」

(;゚д゚ )y=ー「うるさい……喋るな……殺すぞ……殺せるんだぞ……!!」プルプル

( ´ー`)「ああ、簡単だヨ。ミルナはな……」

(;゚д゚ )y=ー「やめろ、うるさい、喋るな、やめろ、殺すぞ、殺すぞ……!!」プルプルプル

59 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:36:43 ID:gAqG8vSIO





( ´ー`)「人を殺すのが怖いんだヨ」

ハハ ロ -ロ)ハ「ホォ……」

(; д )y=ー「――――っ!!!」



从;゚∀从(何も見えないから何が起こってるのかさっぱりわからん……)

爪'ー`)y‐(眠ぃ……)

/ ゚、。 /(数学の予習したい……)




.

60 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:38:52 ID:gAqG8vSIO
 思い返せば、ミルナは威嚇か攻撃を払うのみで、いつだって本当に殺しはしなかった。
 ミルナの射撃テクならそれこそ1分かからず俺達を殲滅出来る。こんな煙幕の中なら尚更だ。
 かつ冷酷非道ミルナスクなその性格上、情けをかけるだの甘ったるいことはしないはず。
 なのにミルナは俺達を殺さなかった。いや、殺せなかった。

( ´ー`)「他の能力と違い、銃は実在する殺人兵器だ。憧れる気持ちもわからないでもネーヨ」

( ´ー`)「でも、いくら憧れても。実際に銃を扱うなんて、ましてや人を殺すなんて」

( ´ー`)「優しいミルナには出来なかった」

ハハ ロ -ロ)ハ「ナルヘソ……そう言えばビロードクンも撃たれたとか言ってませんデシタネ……ワカリンコ」

(; д )y=ー「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

从;゚∀从(見えないところがメチャクチャ盛り上がってる……)

爪'ー`)y‐スヤスヤ

/ ゚、。 /(これって現実の時間とリンクしてんのかなぁ……塾行かなきゃ……)

61 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:41:08 ID:gAqG8vSIO
 俺の予想とハローの相槌が功を奏したみたいで、ミルナは逆上しだした。
 やったー、大正解だー。流石はスーパーシラネーヨ。
 一方ミルナは、ポートレート並みの無表情をピカソみたいに歪めて絶叫する。もはや誰すか。

(; д )y=ー「黙れ! 俺は正確無比のガンマンだ、感情を捨てたガンマンだ!」

(; д )y=ー「ずっとそんな存在に憧れてきたんだ、輪ゴム鉄砲で射撃の腕を磨いてきたんだ!」

(; д )y=ー「それなのに、実際に人を殺せないなんてあるか!? 引き金を引けないなんてあるか!?」

(; д )y=ー「ふざけんな、有り得ない! そんなの俺がパソコンに書き貯めしてた理想のガンマンじゃない!」

(; д )y=ー「み、見てろ……殺せないなんてあるもんか、貴様ら纏めてバンバングチャグチャに……!!」プルプルプル

(♯´ー`)「こぉぉぉぉぉのわぁぁぁぁぁからずやがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
      そーいうのおかしいっていったっぺやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ワァァァァァッ

(;゚д゚ )y=ー「!?」ビクッ

ハハ ロ -ロ)ハ「前から疑問だったんデスガ先生ってどこ出身なんデスカ?」

62 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:43:21 ID:gAqG8vSIO
 涙目で引き金に指をかけるミルナに対し、おれは未成年の主張ばりの大声でストップをかけた。
 んもーっ、褒めてんでしょーが紅ショウガ!! 優しいだけじゃダメか?!
 そんなに背伸びしたいならいいだろう、説教加速! 俺のエンジンから血が出るぜ!
 ていうか輪ゴム鉄砲て! 凄まじく可愛いじゃん、良かったな俺にホモっ気が皆無でなぁ!!

(♯´ー`)「大体なぁ! 銃に憧れる自体は悪かネーヨ、サバゲーとか流行ってるしな!?
      でもなぁ、実際の銃持ってみてどうヨ!? 人の命委ねられてどうヨ!?
      14歳のガキンチョには早いわぁぁぁぁぁっ!! てか銃刀法違反だしなぁぁぁぁぁっ!!」

(;゚д゚ )y=ー「うぐっ……法律的観点から攻めるとは、流石ルールに汚い大人……!!」

ハハ ロ -ロ)ハ「銃社会アメリカじゃその説教通用シマセンケドネ」

(♯´ー`)「ちょっと黙ってておくれハロー! お口はミッフィーで!」

ハハ´ロ xロ)ハ

(♯´ー`)「器用な顔面してんな!? ぐっさんかヨ!
      それはともかくミルナ、とりあえずお前は表情を何とかしろ! 戻せ!
      無表情作りすぎると無愛想と思われて友達がファラウェイしちゃうぞ!

<(; д )>「うがぁぁぁああぁあああ! ああああああああああああ!!」ガシャン
64 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:47:57 ID:gAqG8vSIO
(; д )「う、うるさい……無表情とか格好良いんだ……ライバルキャラ大体無表情だし……」フラフラ

(♯´ー`)「だいぶ崩れてきたな……鈴木ー! 無表情作る男子どう思う!?」

/ ゚、。 /『表情というものはそれだけで他人からの自分の印象を決める重要なファクターです。
      クールさんのように生まれつき感情表現が希薄だと言うのなら話は別ですが、
      単に格好良いなどという理由で無表情気取るのは周囲から浮く原因になるかと』ツラツラツラツラ

从;゚∀从『遠隔ツッコミだ!』

(; д )「ぬぁああああああああああああああ!!」

ハハ ロ -ロ)ハ「ていうかミルナ君、こないだ笑点の客席に座ってマシタヨ」

(;´ー`)「マジで!? なかなか通だな!?」

(; д )「ぬぁああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ハハ ロ -ロ)ハ「あとミルナ君の机にマンスリーよしもと入ってマシタ」

::<(; д )>::「ぬぁああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ブルブルブルブル
66 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:49:38 ID:gAqG8vSIO
(♯´ー`)「なーんだ、お前感情あるじゃん! 教え子の感情の有無を今知るのもあれだが!
      それ全面に出そうや! まさか笑点収録でも無表情オンリーじゃネーヨな!?
      客席に異常な眼力の無表情少年がいたら木久扇師匠ビビって答え忘れちゃうだろうが!」

(;゚д゚ )「ハッ……あの時の無回答はまさか、俺のせいで……!!」

(σ♯´ー`)σ「無回答あったんかぁぁぁぁぁい! 多分お前のせいじゃネーヨ!
        ともかく! 無表情が格好いいのは創作だけだヨ、リアルだと超怖いから!
        ていうかお前1年の時も受け持ちだったけど、そん時はすげぇにこやかだったじゃん! 何で!?
        お前クラスである日突発的に起こったにらめっこ大会で堂々の優勝を収めてたじゃん!
        あとはプール開きの日なんて、誰よりもはしゃいでパンツ代わりに海パンを……」ズダガガガガ

::<(: д )>::「うわぁぁぁぁぁぁぁ勘弁してくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
     もう二度と『生殺与奪権』なんて使わないからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

( д )ブバシャァァァ

(;´ー`)「よし、ブバシャった!」

ハハ ロ -ロ)ハ「別に『生殺与奪権』は使っていい気シマスケドネ」

67 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:51:35 ID:gAqG8vSIO

( д )コテーン

 煙の中に倒れ込んだミルナは、年相応の幼い寝顔を見せていた。
 ムリして表情作ってたから顔が疲れてたんだな。子供のうちはよく笑いよく泣け。

≡≡从/;゚∀从/「あああお会いしとうございましたせんせぇーっ!! 煙の中は寂しかったっす!!
     フォックス寝るし鈴木何言ってるかわかんねぇし! 何だこいつら何だこいつら!」バーッ

(;´Д`).;;≡≡「ぐべぁっ!! ハイン達の姿が見えるなり鳩尾に飛び込まれた!」グハッ

ハハ ロ -ロ)ハ「ハイハイ、ステキやんな再会はそこまで。まだ何も終わってマセンヨ」

/ ゚、。;/「凍てついた刃の降る楽園崩壊の片隅では無知な妖精があどけなく遊ぶ……」

爪'ー`)y‐「『大前さんのことね』、だとさ……」ムニャムニャ

从;゚∀从「コイツ、寝ながらにして……!!」

 煙を掻き分け全員集合したはいいが、ハローの言うとおりこれからだ。
 本番はあくまでかくれんぼ。レモナを探して見つけなければ、3体の爆死体と3人のショタの出来上がりだ。
 てか俺のダメージのある程度はハインな気がする。すぐそばのクライシス……!!
69 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:55:57 ID:gAqG8vSIO
从;゚∀从「マズいな、結構時間食ってる……ハローについてけば迷うとかは無いんだよな?」

┓ハハ ロ -ロ)ハ┏「イエス。ただ居場所がワカんないとワタシはもうオテアゲ。アブラアゲ」

从;゚∀从「ちぃ……おいフォックス、ショタとしてショタコンの気持ちはわかんねぇか!? なぁよ!」

爪'ー`)y‐「へへ……この風、今日は粘り気姉さんの調子がいいみてぇだな……」ムニャムニャ

/ ゚、。;/「奇怪な歯車が廻る悲哀の交差点で斑の蝶は黒い雪に踊る!
      (どんな夢見てんの!?)」

从;゚∀从「なんてこった予想は出来たが話にならねえ! 畜生こうなりゃ先生、抱き締めてください!」

(;´ー`)「混乱すんなヨ! どんだけ俺の鳩尾を攻めるんだ!」

 パニックの一同をなだめる一方、俺は何となくレモナの居場所に見当がついていた。
 こちとら人生の大部分をこの学校で生きてんだ、校内地形は頭に入ってる。
 それを踏まえて、東校舎2階でレモナが潜みそうな場所は限られる。スーパーシラネーヨタイム2章!

(;´ー`)「ハロー、案内してほしいところがあるヨ」

ハハ ロ -ロ)ハ「ウェア?」

70 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:57:21 ID:gAqG8vSIO

−某所−

(;><)「……」

|゚ノ ^∀^)「ウフフ、そろそろ30分を切りますわね……結構手間取ってるみたいですわ……」

(;><)「……あのー……」

|゚ノ*^∀^)「ウフフフフ、ショタの皆様が揃ったらどんなことして戯れましょー♪
       ビロード君には原色のシャツー♪ フォックス君はサスペンダー、ミルナ君はパジャマー♪」ルンタカルンタカ

(;><)「……ちょっといいですかー……ハローハロー、届いてますかー……」

|゚ノ*^∀^)「ショタ先生には何が似合うでしょう、顔立ちが地味だから蝶ネクタイかな♪
       そんで揃ったショタの皆様をクロロホルムで寝かして寝顔を堪能するんですわー♪
       嗚呼、人生って愉しい! 嗚呼、人類の夜明け! イヒヒヒヒ……」ニヘラニヘラ

(;><)「すいっませーん!! シカト勘弁なんです、カムバック現実なんですーっ!!」

|゚ノ ^∀^)「もーぅ、何ですの? 心配せずともちゃんとホルマリンには浸けますから」

(;><)「そんな要望はしてないんです! ……あのー……」

71 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 22:58:15 ID:gAqG8vSIO





(;><)「何でよりによって、1年男子用トイレに入ったんです……?」

|゚ノ ^∀^)「逆に聞きましょう。何故1年男子用トイレに入ってはいけないのですか?」

(;><)「女子だからです! 男子トイレに入って許される女性は大阪のオバサンだけなんです!」

|゚ノ*^∀^)「そんなことよりこれが小便器ですのね……女子には未知のフォルムですわ……!!
       ハァハァイケませんわ、ペロペロはペニサスさんの専売特許! し、静まれ、私の舌……!!」プルプル

(;><)「たぁぁぁぁぁすぅぅぅぅぅけぇぇぇぇぇてぇぇぇぇぇっ!!!」




.

72 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:00:13 ID:gAqG8vSIO

【|゚ノ ^∀^)side】

|゚ノ;*^∀^)「ハッ! お恥ずかしい所をお見せしましたわね……私というものがはしたない……」カァッ

(;><)「未だになんです! 男子トイレにいる時点で恥の極地なんです!」

 煙を振りまきつつヒミツの隠れ場所まで来た私は、ビロード君と2人きりの聖域を堪能していた。
 ああぁぁぁん、おどおどしながら出方を窺うビロード君ラブリー! 石膏で固めたい!
 こんな夢のようなシチュエーションが実現するなんて! 神様ありがとう、ショタになって抱いて!

|゚ノ ^∀^)「おっといけませんわ、口の端からヨダレと煙が。はしたないし煙たい」ジュルモク

(;><)「あれ、地の文レモナさんですか!? 今度こそ僕だと思ったのに!」

|゚ノ ^∀^)「ウフフ、お金というものはこういう機会に使うものですのよ」

(;><)「地の文って金で買えるんですか!? ドロドロしてるんです!」
74 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:03:02 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ ^∀^)「まぁ、お金があるので使わなければ損ですよね。手を斜に構えてオーッホッホ!」シャナリシャナリ

(;><)「うわ激レアなんです! 漫画のお嬢様しかやらない高笑いなんです!」

 小鳥のようなあどけないソプラノでビロード君は私にツッコんだ。心地いいぃぃぃぃぃ……。
 嗚呼、しかしこんな彼もゆくゆくは声変わりというおぞましい生理現象に襲われてしまう!
 喉仏出るな、毛生えるな! 神様なんで男性を永久にショタにしなかったんですかファック!
 こうなればずっとショタでいられるようにホルマリン漬けにするしか方法は無い!

|゚ノ ゚∀゚)「待っててくださいビロード君……貴方のためにホルマリン漬けにして差し上げますわ……!!」ウフフフフ

(;><)「どんな成り行きで!? 目がイっちゃってるんです!」

|゚ノ ^∀^)「あ、ホルマリンが嫌なら冷凍保存、なんならケージ内飼育でもいいですわよ。
       お好きなのをセレクト下さい。私はショタの自由を尊重するショタコンですわ」

(;><)「不自由の中の自由に意味は無いんです! 保存だのされたくないんです!」

 私が少しつつくとビロード君は凄まじくそそる声と表情で返してくれる。
 ああ可愛らしい。フォックス君やミルナ君も素敵ですが、ビロード君は特別ですわ。
 弄られる才能って奴でしょうか。バラエティ番組で重宝するタイプですわね。
 あ、お金持ちだってバラエティ番組は見るんですわよ。

75 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:03:53 ID:gAqG8vSIO
(;><)「うぅ……『無敵重装』さえ使えれば……今すぐ飛び出して清潔な空気を吸うのに……」トスン

 ビロード君は悔しそうに壁のタイルを叩いた。柔肌が怪我するので気をつけて下さいな。
 そう、今彼は『無敵重装』が使えません。何故でしょう? これが解ければIQ18!

|゚ノ ^∀^)つ□「ウフフ……念の為もう1枚貰って正解でしたわ」ピラピラ

(;><)「2枚とか反則なんです……。『最初はパー』並みの反則なんです……」

 そう、正解は『掟紙をもう1枚持っていた』でした! 正解者は若返れ!
 この紙に書いてある範囲・罰則は同じ。ただ規則が『若内ビロードきゅんの能力使用禁止』。
 つまりビロード君が能力を使ったら女子が爆発して先生が縮むのです。ゲスいでしょう?

|゚ノ ^∀^)「まぁ、能力使えたところで負ける気はしませんが。ほら、私、四天王、ですし?」ハナタカダカ

(;><)「ムカつくんです! いちいち語尾を上げる感じがムカつくんです!」

|゚ノ ^∀^)「ハッ、今ですわ! 手を斜に構えてオーッホッホ!」シャナリシャナリ

(;><)「タイミングを計ってやるようなことじゃないんです! 生真面目!」

76 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:04:52 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ*^∀^)「あー愉悦……本当にビロード君は焦り顔の天才ですわね」ホクホク

(;><)「嬉しくないんです! 『いい木の棒あげるよ!』くらい嬉しくないんです!」

|゚ノ ^∀^)「喩えツッコミがマイブームでいらっしゃいますの?」

(;><)「掘り下げなくていいんです!」

 あー楽しい。ビロード君の焦り顔は私の興奮神経を刺激する作用がありますわね。
 この顔見てるだけでご飯何杯でもがっつけますわ。ごっつぁんですわ。

|゚ノ ^∀^)「とにもかくにも先生達が来るまで洋式にでも座って大人しくしてるべきですわ」

(;><)「……先生達……」

|゚ノ ^∀^)「まぁ、まずここに来れるかわかりませんが。やがて遠くでドカンドカンドカンショタンって……」

(;><)「……それに関しては、全く心配してないんです……」ピクッ

|゚ノ ^∀^)「……?」

77 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:06:24 ID:gAqG8vSIO
 私の発言が何らかの琴線に触れたのか、ビロード君の表情が少し変わった。
 たまんない焦り顔は健在ですが、その奥に何か決意に似たものが滲んでいる。
 知らない。この表情のビロード君を、レモナはまだ知らない。

|゚ノ ^∀^)「……何故そう言い切れますの……? ミルナ君の技術は知っての通りですわよ……?」

(;><)「……確かにミルナ君は強いんです、ですけどみんなだって強いんです!」

(;><)「今頃みんな僕の無事を信じてます、だから僕も心配しないでみんなを信頼するんです!」

\(;><)/「だって、『仲間』ですから!」ショターーーン

|゚ノ ^∀^)「……」



−とある廊下−

从;゚∀从ゞ「先生、鈴木が迷子になりました!」

(;>´ー`)>「うおぉぉぉそう言えばドジっ娘だったぁぁぁぁぁっ!!」

78 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:09:07 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ ^∀^)「……そういう格好いいセリフはトイレじゃないところで聞きたかったんですわ」

(;><)「シチュエーションはいいじゃないですか! セリフの良さを評価してほしいんです!」

|゚ノ ^∀^)「……」

 私がからかうと、ビロード君は再び至高の焦り顔を見せてくれた。痺れるぅ……。
 ですが、もうもの足りません。私の知らない表情を知ってしまったのですから。
 仲間想いのビロード君だからこそ見せる、仲間のための決意の表情。

|゚ノ ^∀^)「……妬けちゃいますわね……」ボソッ

(;><)「はい?」

 ビロード君をからかうのは楽しいけど、それじゃあんな表情は引き出せません。
 私の愛情表現に問題があることは自覚しています。その辺の理性はありますわ。
 でも、私は形はどうあれビロード君をえげつなく想っているのに、ビロード君は返してくれない。
 今まではそれでも良かったけど、よく考えたらとても寂しいことじゃないでしょうか。

|゚ノ ^∀^)つ「……だから、ちょっとばかし悪戯しても……」スッ

79 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:10:51 ID:gAqG8vSIO





|゚ノ#^∀^)つ≡≡≡つ「構いませんわよね!!」ビシャァッ

≡≡≡(;><)「おおおおお!? 何か出たんですぅぅぅぅぅ!!」サッ





−その頃のダイオード−

/ ;、. /((「……せ、積怨の雲母が宙をたゆたう曇天の朝はミッシング……!!
     (……み、みんなぁ、どこぉ……!?)」エグエグ




.

80 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:12:14 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ#^∀^)「ウフフ、よく避けましたわね……当たれば愉快な展開になったのに……」フゥーッ

(;><)「ちょっ、突然何ぶっかけてんですか!? 硫酸!?」

|゚ノ*^∀^)「やぁん、ビロード君の口から『ぶっかけ』なんて香ばしい……」

(;><)「思わぬ箇所で冷静さを取り戻したんです! 何ですかコレは!」

|゚ノ ^∀^)「それは『王水』。金でさえ溶かす最強最悪の劇薬ですわ。私の能力で少し改造してますが」

(;><)「おーすい……流石理系厨二、脇道に逸れた知識に特化してるんです……」

|゚ノ ^∀^)「いえ、トリコで読んで知りました」

(;><)「まさかのジャンプ知識!? お嬢様もジャンプ読むんですね!」

|゚ノ ^∀^)「まぁ、通常の王水を能力で改造して服だけ溶けるようにしましたが」

(;><)「もはや別物なんです! 同じジャンプでもTO LOVEるなんです!」

|゚ノ ^∀^)「的確にツッコむ程度の余裕はございますわね」
82 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:14:04 ID:gAqG8vSIO
(;><)「ていうか急に何ですか!? さっきまで斜に構えてオーッホッホとかしてたのに!」

|゚ノ#^∀^)「すいませんね……ちょっとイラッとしたので八つ当たりさせて下さいな……」イラッ

(;><)o彡゜「理不尽! 理不尽! 理不尽! 理不尽!」

|゚ノ#^∀^)「ビロード君が悪いんですのよ……私の想いを拒み続けるんですもの……。
       今まではそれでも良かったけど、それだけじゃ満足出来なくなっちゃいました……!!」

(;><)「そんなこと言われても!」

 私は今まで、望むものは大体与えられるという、チョコラテより甘い待遇で育ちました。
 お菓子も、オモチャも。以前冗談で父に頼んだら、徹子が私の部屋に来たことがあります。
 だから、ビロード君も欲しい。ビロード君の全てを知りたい。
 私の手に入らないのなら力ずくでも、少しばかり壊してでも手に入れたい。
 わかってますわよ!? 私クソめんどくさい女ですわね!!

|゚ノ ^∀^)「そんなわけで、ビロード君を素っ裸にして蹂躙します」

(;><)「裸芸は垂れ眉の人に任せてるんです! うわ、さっきの飛沫がかかった部分が少し溶けてるんです!」ショァァァ

83 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:15:27 ID:gAqG8vSIO
(;><)「ぬくぅ……! 『無敵重装』さえ、『無敵重装』さえ使えれば……!!」

|゚ノ ^∀^)つ□「ウフフ、悪いですがワンサイドゲームで行かせていただきますわよ」ピラピラ

 壁際で私と距離を取りながら、ビロード君は悔しげに呟きました。モエス。
 『掟紙』がある限り、ビロード君は私に抵抗出来ません。
 つまり、私の一方的グヘヘヘヘタイム。スレスト覚悟でやらかしますわよ!
 素晴らしい紙をありがとうヒッキー君。貴方がもう少し幼かったらすり寄ってましたわ!

)))|゚ノ*^∀^)「ウフフフフ……ビロード君はブリーフかなぁ、トランクスかなぁ……!!
       大丈夫ですわ、濡れたワイシャツ(L)を着せてあげますから……!!」ズイズイズイ

(;><)(((「ぬわぁぁぁぁぁっ!!! 助けてお母さn、あっ間違ったんです先生ぇぇぇぇぇっ!!!」



<ガチャッ

|゚ノ;^∀^)そ「!?」ビクッ

(;><)「え、マジで来たんですか!? もはや新手の召還術なんです……」フリカエリ
85 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:18:27 ID:gAqG8vSIO





(゚、゚トソン



( ><)

|゚ノ ^∀^)

( ><)←ぼちぼち肌が見えた制服を纏うショタ

|゚ノ ^∀^)←手から変な液体を垂らすショタコン

(゚、゚トソン




.
87 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:22:06 ID:gAqG8vSIO



(゚、゚;トソン((「あ、お取り込み中ですか……失礼しました、バイナラ……」ソソクサ

(;><)ノ「待って待ってウェイトなんです救世主ぅぅぅぅぅっ!!」ギュゥゥゥゥン

|゚ノ;^∀^)「なっ……貴女は、都村トソンさん!」

\(゚、゚*トソン「いかにも! 私は無限の宇宙に咲くひとひらの花弁!
       スペース・イズ・マイン! 豪快宇宙海賊、都村トソンです!」シャキーン

(;><)「そんな決めポーズありましたっけ!?」

88 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:23:52 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ;^∀^)「なっ……ていうか、と、トソンさん!? 何で男子トイレに……!!」

(;><)「そうなんです、そう言えばここは男子トイレなんです! まさか痴女属性!?」

(゚、゚;トソン「違いますよ! 少なくとも今のお二人には言われたくありません!」

 都村トソンさん。我々、先生方に続く第3の派閥、何とか海賊団のボス。
 先生との戦いで説教されたと思ってましたのに、何故ここに!?
 ていうか何の因果か他人行儀な口調の3人が集まりましたわね!

(;><)「そうか……そう言えば都村さんはノリツッコミの衝撃で死んでましたね……」

|゚ノ;^∀^)「ノリツッコミ!? え、ノリ、死!?」

(゚、゚;トソン「ええ……あれのせいで一時期私の髪型がわからなくなりまして……」

<|゚ノ;^∀^)>「パニック! レモナパニック! レモレモパニック!」アワワアワワ

(;><)「上流階級の人間は予想外の事象に弱いんです!」

(゚、゚;トソン「言っときますが私だって未だに状況わかってませんからね!?」
90 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:26:39 ID:gAqG8vSIO
 その後、3人仲良く深呼吸することによって何とか落ち着くことが出来た。
 セレブともあろう私がアワワなんて擬音を出すなんて! シット!

(゚、゚;トソン「つまり……蘇った私は諸事情でウロウロしてまして。
      そしたら煙まみれになりまして、そんで人の声がする方に寄って行ったら」

(;><)「男子トイレに特攻して、HENTAI倶楽部の仲間入りと」

|゚ノ ^∀^)「ウェルカムトゥアンダーグラウンド(性的な意味で)」

(゚、゚;トソン「違いますって! 私はウブでナウなトゥシャイガールです!」

(;><)「表現がナウくないんです!」

|゚ノ ^∀^)「そもそもナウいという言葉を今の若者は知りませんわなう」

(;><)「じゃあ僕達は一体何なんですか!?」

 ああ、ツッコミ専門が複数人いるって便利ですわね。自由にボケられるし。
 マンツーマンだと役割が縛られて幅が出ないんですわよ。大変だった!

91 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:28:50 ID:gAqG8vSIO
\(゚、゚;トソン>「まぁ、それはともかく……何かこうヤらしいこの現状、私の正義感が見逃せません!」ビシッ

(*;><)「キャーツムラサーンステキー!」

|゚ノ;^∀^)「ぐぬぬ……」

 何ですの都村さんは、急に現れて茶々出して! 部外者下がってろですわ!
 しかし、少しピンチですわね。都村さんの強さは周知ですし、彼女も私と同じ遠距離タイプ。
 しかも彼女は空気使い、ガスの類は効かないでしょう。私の天敵ですわエネミー!
 ですが、私とて四天王の一角。力に自信が無い訳ではありません。それにショタじゃありませんし。

|゚ノ#^∀^)つ``「ショタ以外は視界進入お断りしますわ…!!」シュバッ

Σ(゚、゚;トソン「ぬぁっ、レモナさんの手からヌメヌメした物が湧き出した! エロい!」

(;><)「都村さん危ないんです、それを浴びると服が溶けるんです!!」

Σ(゚、゚;トソン「マジですか!? そんなPC前の紳士達が歓喜するような!?」

|゚ノ#^∀^)「いえ、同性の裸になんて興味ありませんわ。貴方には普通の王水です」

(;><)「紳士達、パンツを穿くんです!」
93 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:31:22 ID:gAqG8vSIO
(゚、゚;トソン「王水……金をも溶かす劇薬……気化した空気も吸いたくありませんね……」

(;><)「流石クラス1の秀才……博識なんです……」

(゚、゚;トソン「いや、トリコで読んで知りました」

(;><)「厨二も読んでるジャンプコミックス『トリコ』! 好評発売中なんです!」

へ|゚ノ#^∀^)へ「はいはい終了! もうよござんすわね!?」シャーッ

 ムキーッ、息のあったコンビプレイかましやがりますわね! ジェラシー!
 ていうか機会があれば都村さんと漫画を語りたいですわ! 話が合いそう!

|゚ノ#^∀^)つ「さぁ、皮膚をとろかして骨まで灼ける苦しみを味わわせてあげますわ……!!」ゴォォォォ

(;><)「グロ注意なんです!!」

 恐らく、単純な力ではトソンさんには適いません。彼女も優勝候補ですし。
 ならば、初撃から私の最大級の技を出すしかありません。
 頭に能力をイメージ。ほら、厨二の皆様の格好の妄想材料のアレですわ!

へ|゚ノ#^∀^)へ「さぁ、毒の化身よ。その巨躯でトソンさんを呑み、とろかしなさい……!!」ゴゴゴゴゴ

94 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:33:59 ID:gAqG8vSIO





|゚ノ#^∀^)つ≡≡≡≡≡≡Σ゜ニ<「   王   水   龍   !   」ギューン

Σ(゚、゚;トソン「なっ、えっ、りゅ、龍!? あれ、龍!?」ガビーーーン

(;><)そ「ショボッ!! もっと頑張って描写出来ませんかね!? 特に口!」ガビーーーン

|゚ノ#^∀^)「これがAA表現の限界ですわ!」




.
97 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:38:40 ID:gAqG8vSIO
 フフ、2人とも私の呼び出した王水龍にチビリそうですわね。
 AAだからショボいですが、リアルみたら皆様あまりの格好良さに歯抜けますわよ!?
 王水龍に呑まれたが最後、身を灼かれる苦しみの後は骨さえ残りません。すごくね!?

|゚ノ#^∀^)つ≡≡Σ゜ニ<「さぁ行きなさい化学の怪物・王水龍! またの名をバオウ・ケミカルガ!」バァァァァ

(;><)「ケミカルガ!?」

 私の手から放たれた巨大な王水龍が都村さん目掛けて飛んでいく。
 これだけの大きさ、規模ならいくら空気を操っても完全には防げまい。
 生憎ペニサスさんじゃありませんし、同性の裸に興味ありませんわ! お溶けなさいな!

|゚ノ#^∀^)「さぁ龍、トソンさんを跡形も無く消してあげなさい!
       ついでに飛沫でビロード君を剥きなさい! 出来ればそっちを本意気で!」

(;><)「ぎゃっ、ちょっと溶けた! 今ばかりは無視してほしいんです! つ、都村さん……」

(゚、゚*;トソン「……りゅ、龍とか超格好いい……抱かれたい……」ドキドキ

(;><)「逃げてぇぇぇぇぇ!! 都村さん現実に戻って、そんで逃げてぇぇぇぇぇ!!」

98 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:40:57 ID:gAqG8vSIO
 トソンさんが惚けている間に私の王水龍は迫っていきます。
 褒めてくれてありがとう! 貴女とは本当に気が合いそうですわ! でも死ね!

≡Σ゜ニ<      Σ(゚、゚;トソン「ハッ! いけませんいけません、つい厨二幻想の餌食になってました!」

≡≡Σ゜ニ<      (゚、゚;トソン「ふむ……飛沫にすら触れたら致命傷、空気も吸えない……厄介ですね」

≡≡≡Σ゜ニ<     (゚、゚;トソン「ですが、私とてキャプテン。半端な実力じゃ纏められないし……」





≡≡≡≡≡≡◯ ピタッ \(゚、゚;トソン「宇宙なんて行けないんですよ!!」

|゚ノ;^∀^)「!! 王水龍が球状に圧縮されて空中で止まった!?」

(;><)「わかりづれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

−その頃先生達は−

从;゚∀从「鈴木がいたぞぉぉぉぉぉっ!! 消火器前ですすり泣いてたぞぉぉぉぉぉっ!!」

/ ;、. /「ほ、仄かな夜桜に惑う銀狼の誇りは老いても消えずぅぅぅぅぅ……!!」エグエグ

(;´ー`)「もうハローの手を離すんじゃネーヨ!?」

99 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:45:54 ID:gAqG8vSIO
(゚、゚;トソン「ハァハァ、これぞ必殺『超空気圧縮攻撃封殺hyper(スーパーエアコンプレス・ジ・アンタレス・フウインハイパー)』!
      水だろうが炎だろうが、空気を操ることで圧縮して防ぐ大技です!」

(;><)「色々ムダまみれなんです!」

○≡≡≡≡\(゚、゚;トソン「そんでそのまま窓の外にドーン! ハァハァ、飛んでけぇぇぇぇぇっ!!」ピューン

|゚ノ;^∀^)「くっ、凄い風圧……!!」ハァハァ

 なんてこと。王水龍は私の最大級の攻撃。それがこんな単純な描写で片付けられるなんて。
 これAAだからこんなんですけど、漫画なら見開き確定の派手な演出ですわよ!?
 雑すぎますって! あともうちょっと龍のAA頑張れませんでした!?

(゚、゚;トソン「フゥーッ……流石四天王、同じ液体使いのプギャー君とはモノが違いますね……」ゼェゼェ

(;><)「いないプギャー君が貶されて可哀想なんです!」

|゚ノ;^∀^)「ハァハァ……ウフフ、王水龍があしらわれたのはショックですが、貴女も疲れてますわね……!!
       貴女の方が実力は上でしょう、でもこのまま攻め続ければ、私にも勝機が……!!」

(゚、゚;トソン「ですね……だから、トドメはビロード君に任せます」

(;><)「え、僕!? この女の戦いに飛び込める自信無いんです!」

100 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:47:47 ID:gAqG8vSIO
(゚、゚;トソン「ええ。そもそも私は闖入者ですし。元々対峙していたビロード君が倒すのがスッキリするでしょう?」スッ

|゚ノ;^∀^)「……!!」フッ

 そう言って、トソンさんは体から力を抜いて戦闘解除しました。
 フフ、無知は恥ですわね。薬品を自家精製出来る私は少しの待機で回復が出来ます。
 それに、トソンさんが期待するビロード君は私に手出し出来ません。手じゃない何かを出してほしい!

|゚ノ;^∀^)「フフ……残念ですわねトソンさん、ビロード君はここでは能力が使えませんのよ……」ニヤマリ

(゚、゚;トソン「ほぉ、何故ですか? 邪悪な力を封じる結界でもあるんですか?」

(;><)「邪悪!? こんなにあどけないのに僕って邪悪!?」

|゚ノ;^∀^)「ウフフ……『掟紙』というものがありまして、それに示したルールで能力を封じたんです」

(゚、゚;トソン「なるほど……よくわかりませんが……」

|゚ノ;^∀^)「?」

101 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:49:28 ID:gAqG8vSIO



□⊂(゚、゚;トソン「『掟紙』ってこれですか?」ピラッ

|゚ノ;^∀^)「ええ。貴女が持っているその紙が私の手元にある限りビロード君は……」



|゚ノ;^∀^)


|゚ノ:゚∀゚)


|゚ノ;゚Д゚)



|゚ノ;゚Д゚)「……べへっ?」

(;><)「べへっ!?」

(゚、゚;トソン「もはやどなたですか!?」

102 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:51:20 ID:gAqG8vSIO
|゚ノ;^∀^)「ちょっ……それ、な、なんで……!?」アワアワ

 え、なんで!? なんでトソンさんの手に私の『掟紙』がひらめいてんですか!?
 新手の手品ですか!? おひねりあげましょうか、お金はありますわよ!?

□⊂(゚、゚;トソン「龍を投げる時に無駄に突風が吹いたでしょう? あの時空気を操ってこっちに飛ばしたんです。
        何かはわからないけれど何かある気がしたので。私の勘も大したものですね」

 そんな! 確かにあの時は風に気を取られましたが、あの隙にそんな離れ業をするなんて!
 まさかあの風が伏線だったなんて! 小粋なコントロールしやがりますわね!

[ ]⊂(゚、゚;トソン「そんな訳で、これでドーン!」ビリッ

|゚ノ;^∀^)そ「あぁっ!!」

 『掟紙』はトソンさんの手によって、昼ドラの男女のように引き裂かれた。
 トソンさんってドーンって擬音にハマってらっしゃるのでしょうか?
 そんなことより、『掟紙』が無くなった。ということは……!!

(;><)「レモナさん……確かレモナさんは、接近戦なら最弱でしたよね……!!」ピトッ

::|゚ノ;^∀^)::「……あっ……ああっ……!!」ビクビクッ

103 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:52:45 ID:gAqG8vSIO
 私の背後から、大好きなビロード君の声が響く。でも何でかな、全く嬉しくない。
 多分今の私は酷い表情をしているのでしょう。散々ビロード君にさせたような。

(;><)「動かないでください……言いたいことはありますが、それは先生の説教と一緒に言うんです」

::|゚ノ;^∀^)::「た……助けて……ごめんなさいごめんなさい、許して……!!」プルプル

( ><)「……言っておきますが、僕はレモナさんにされた仕打ちは大して恨んでないんです」

|゚ノ;^∀^)「え……? じゃあ、大きな蝶ネクタイとかいいんですか……!?」

(;><)「そういう意味じゃなく……とにかく、言いたいことは後で言います。
      今は1人の厨二戦士として、仲間のために貴方を倒させて頂きます……!!」

::|゚ノ;^∀^)::「……あぁう……!!」

(;><)「……今までの因縁に蹴りをつけるために……僕の『秘密兵器』で」

|゚ノ;^∀^)「ひっ……」

(゚、゚;*トソン「秘密兵器!? かっちょうぃー!!」ワクワク

(;><)「何で都村さんが食いつくんですか!? とにもかくにも無敵重装……!!」キュィィィィィン
105 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:54:26 ID:gAqG8vSIO







「   歯   車   王   !   !   !   」



|゚ノ;^∀^)「きっ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
       声変わりはんたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」



(゚、゚*;トソン「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ何これぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
      すっごいすっごいすっごいすっごいすっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!!!」






.

106 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:56:33 ID:gAqG8vSIO

【( ´ー`)side】

−男子トイレ前−

从;゚∀从「先生……本当にここなんすよね……ショタ狂いレモナはここに籠もってると……!!」

(;´ー`)「ああ……レモナの傾向から言って更衣室か男子トイレだ、そして更衣室は2階にはネーヨ」

ハハ ロ -ロ)ハ「ギャンブルデスネ……いなかったらボンバー&ショタデショウ、時間ありマセンし」

/ ゚、。;/「く、紅の暁の茜……ごめんなさい、迷ってわめいて時間食ってごめんなさい……!!」ペコペコ

(;´ー`)「もういいから! 見つかって良かったヨ、ハローの裾を離すなヨ!?」

爪'ー`)y‐「『あ、あれは本当に……ごめんなさい、道に迷ってわめいて時間食ってごめんなさい……!!』だとよ」

从;゚∀从「大体わかるわ! 先生が話してただろうがよぃ!!」

(;´ー`)「ハイハイ、レッツリラックス! そろそろ行くヨ、時間はかけられネーヨ……!!」ゴクリ

从;゚∀从「はい……!! あー心臓高鳴る、そんなワケでもう背中から下りやがれクソフキン……!!」

(;´ー`)つ「よし……たのもー!!」ガチャッ

107 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:58:01 ID:gAqG8vSIO



(*><)「あ、先生方! ご機嫌麗しゅうなんです、どうですか、骨元気でらっしゃいます!?」ツヤツヤ

(゚、゚トソン「おっ、久方ぶりです。1回死んだ悲劇の天然、リビングデッドトソンです」シレッ

|゚ノ; ∀ )「……あぅっ……い、痛いです、わっ……!! らめぇ……!!」ガクガクビクビク

( ´ー`)つ

从 ゚∀从

ハハ ロ -ロ)ハ

爪'ー`)y‐

/ ゚、。 /

( ´ー`)


.

108 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/07(水) 23:59:13 ID:gAqG8vSIO







(;´ー`)「……事後!?」

(;><)ノシ「違います違います違いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」(゚、゚;トソンノシ

爪'ー`)y‐「トソンノシ?」






.

109 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:02:41 ID:DrEJJ3P6O

【説明ントジョーンズ(’e’)】

(;><)「……で、かくかくしかじかせなかばきぼきで、僕がレモナさんをやっつけたんです」

(;´ー`)「ほ、本当なんだな? いかがわしいことはお天道様に誓ってしてネーノ?」

(;><)「してネーヨなんです! 僕はやらしいことはされても自分からはしない主義なんです!」

Σ(゚、゚;トソン「男らしい!」

 ミルナを倒し、煙を掻き分け、迷子の鈴木を探し出してようやく辿り着いた男子トイレ。
 その扉開けてあんな光景広がってたら、誰だって過ちを想像するって。
 だって『らめぇ』だぜ!? あれ言われちゃもう……なぁ!!
 ま、まぁ無事で良かった! 所々ビンボ臭く服に穴空いてるけど無事で良かった!

/ ゚、。;/(説明ントジョーンズ(’e’)!?)

爪'ー`)y‐(説明ントジョーンズ(’e’)……)

ハハ ロ -ロ)ハ(説明ントジョーンズ(’e’)って何なんデスカ……)

110 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:04:16 ID:DrEJJ3P6O
从 ゚∀从「そんで、何でトソンがいるんだ? お前まで痴女なら俺は絶望する」

(゚、゚;トソン「だから違いますよ、拭えないな痴女イメージ……。
      まぁ私について説明すると長くなるんで、先に彼女を済ませてあげてください」

|゚ノ; ∀ )「……」ハァハァ

 都村の指す方向には、息も絶え絶えで横たわるレモナの姿があった。トイレの床汚いよ?
 見たところ外傷は無いが、満身創痍だ。一体何をされたんだ?
 こいつぁ臭ぇ!! 伏線臭がプンプンするぜぇ!! トイレだから臭いんじゃなく!!

(;´ー`)「そうだな……お疲れのところ悪いなレモナ。ちょっと説教させてもらうヨ」ズイッ

|゚ノ; ∀ )「……説教……私、説教されて、能力も地位も貞操も失いますのね……」

(;´ー`)「最後は奪わネーヨ、大事にしとけ! そもそもお前は厨二とは別のベクトルで問題が……」

|゚ノ; ∀ )「………う………」

(;´ー`)「う?」

111 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:05:15 ID:DrEJJ3P6O





|゚ノ ;∀;)「……うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん……!! ぶぇぇぇぇぇぇん……!!」ブワッ

(;´ー`)そ「!? ちょ、笑顔じゃないレモナを始めて見たぞ!?」

(;><)「そう言えば泣き虫設定あったんです!」

|゚ノ ;∀;)「ふぇぇぇぇぇぇん……何で、何でこんなことになってしまいましたの……!!
       私は、最初はビロード君を可愛がりたいだけだったはずなのに……!!」シクシクシク

(;´ー`)「……レモナ……」

ハハ ロ -ロ)ハ「便所でシリアス入りマース」


.
113 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:07:35 ID:DrEJJ3P6O
|゚ノ ;∀;)「初めはただ可愛いと思っただけだったのに……気付いたら追いかけ回してて……」ヒグヒグ

|゚ノ ;∀;)「中2で薬品ヲタ発症して、更に酷くなって……そしたら、ビロード君の焦り顔見るのが楽しくなってきて……」ブエブエ

|゚ノ ;∀;)「いつの間にかそれが目的になっちゃった……誰も得しないなんてわかってるのに……」エンエン

|゚ノ ;∀;)「……思ったことを止められませんの……湧き上がる気持ちを操れませんの……!!」ワンワン

|゚ノ ;∀;)「うぇぇぇぇぇぇん……本当は、本当はもっとうさぎドロップみたいな関係になりたいのに……!!」オヨヨヨヨ

爪'ー`)y‐「お前と若内は同い年だがな」

(;´ー`)「……」

 嗚咽混じりのレモナの独白。それは彼女のクレイジーな印象を、そこはかとなく塗り替えた。
 レモナは感情を抑えるのが下手なんだ。だから好きな物には全力の愛を注ぐし、泣くときは号泣する。
 レモナのぶっ飛んだ行動に悪気はなかったんだ。ただ彼女の愛情の形は、他人には重すぎる。
 それがすれ違いを生み出し、ショタコンとショタの歪んだ関係性を固めてしまった。
 そんな彼女に、俺はどんな説教をしてやればいいのか。

(;´ー`)「よし……いっちょやってやんヨ……!!」グッ

(;><)「……」

114 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:08:27 ID:DrEJJ3P6O
( ´ー`)「レモナ。お前の気持ちは分かった。お前すげぇ不器用だったんだな」

|゚ノ ;∀;)「先生……ああ、ショタに責められたい……おじさまに説教されても嬉しくない……」

(;´ー`)「そこは我慢してくれヨ! まぁ、要はお前はショタへの愛情が強すぎたわけだ。
      結果行き過ぎて逃げられる。しかしS寄りのお前はそれすらも快感に捉える」

ハハ ロ -ロ)ハ「悪循環の見本例デスネ」

|゚ノ ;∀;)「うぅ……だって好きなんですもん……!! 好きなものは好きだからしょうがない……!!」

(;´ー`)「好きだからって自分の気持ちをボンボン出すだけじゃダメだヨ、肉食系か!
      まぁごり押しはまだ愛情が伺えるからギリセーフとしよう、それに厨二乗っかっちゃったじゃん!
      ホルマリンとかクロロホルムとか! そんなん聞いて乗り気で被検体になる変態いネーヨ!」

|゚ノ ;∀;)そ「そんな! 薬品トークは男女問わず好きなんじゃありませんの!?」ガビーン

(゚、゚;トソン「上手い! 性癖を注意しつつ、スムーズに厨二要素の説教に移行した!」

从;゚∀从「まともな奴が増えてくれると助かるわぁ……」

115 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:10:12 ID:DrEJJ3P6O
 レモナの厨二病を崩すためには、まず根本となっている愛情表現から攻めていく!
 かつ勢いに任せた感じは逆効果! アメとムチは教師最高の二刀流じゃ!
 あとどうでもいいけど、作者の携帯『最高』って打ったら予測変換で『警察庁』出たんだけどどの携帯もそうなの!?

(;´ー`)「大体ケミカルに憧れる厨二はわかるけどな、お前なまじ知識があるせいで本格的すぎるんだヨ!
      いきなりクロロホルムとか言われてもショタは引く! 俺も引くけど!
      あと今言うことかはわからんが、保健委員に保健室の薬弄る権利とか無いからな!」

|゚ノ ;∀;)「嘘ぉ!? 消毒液とか持ち帰れると思って保健委員になりましたのに!」

(;´ー`)「ネーヨ! 薬棚の中身が大量消失したって保険医のオサム先生が嘆いてたわ!
      とにもかくにもお前はが気持ちがデカすぎるんだヨ、薬品にしてもショタにしても!
      それも愛情かもシレネーヨ、でももう満足出来ネーんだろ? 主張がダメだってわかったんだろ!?」

|゚ノ ;∀;)「は、はい……でも、私は気持ちぶつけるしか……」

( ´ー`)「出来ないんじゃない、してなかったんだ。ビロードの気持ち、聞いてやれよ」

( ><)「……」ザッ

|゚ノ ;∀;)「あ……」

从 ゚∀从「テラ山場」

116 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:11:27 ID:DrEJJ3P6O

【|゚ノ ^∀^)side】

 先生はそう言って、一歩下がった。代わりに前に出て来たのは、神妙な面持ちのビロード君。
 そうだ、私はいつもショタっ子を見るなり愛でるばかりで、ショタっ子の気持ちは聞いていない。
 そんなショタっ子達の中でも一番のお気に入りで、一番酷い目に合わせてきたビロード君の気持ち。
 怖い、怖い。人に気持ちをぶつけられることがこんなに怖いことなんて。

|゚ノ ;∀;)「ビ、ビロード君……ごめんなさい、でも私、ビロード君が、ショタのみんなが好きすぎて……」エグエグ

( ><)「レモナさん……さっきも言ったけど、僕はレモナさんを恨んだりはしてないんです」

|゚ノ ;∀;)「……」ヒグッ

 そう言えば、さっきもそんなことを言っていた。さっきはパニクってギャグで返しましたが。
 どういうことでしょう、ぶっちゃけ私、顔面パイ投げされても仕方ないと思いますが。

从;゚∀从「マジか、つまりお前いやよいやよも好きの内パターンか! ツンデレだなオイ!」

(;><)「誤解アゲインなんです!」
118 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:12:58 ID:DrEJJ3P6O
( ><)「レモナさんの奇行は嫌だったけど、好かれてるのは伝わったんです。
      だからどんなにもみくちゃにされようが我慢してきたんです」

|゚ノ ;∀;)「……」ズビッ

 そうですわ、彼は口では嫌がったり逃げたりはしたけど、決して断固拒否はしませんでした。
 それは私に悪気が無いと知っていたから。だから彼は気を使って、やりすぎな愛を受け入れた。

( ><)「でも、僕の気持ちをないがしろにして自分の気持ちばかりぶつけるのは嫌だったんです。
      正直、レモナさんの今までのことを全て受け入れてと言われても出来ないんです」

|゚ノ ;∀;)「……」ヒグッ

 当たり前ですわ。先生に説教されて、自分のしてきた押し付けがどれだけ愚かか知らしめられました。
 あーもー、穴があったら入りたい。入って地底人と化して地底王国を築きたい。
 てか王水龍って何ですの!? 今になって発想が恥ずかしくなってきましたわ、これが噂のフィードバック!

::|゚ノ ;∀;)::「あ、ああ……ごめんなさい、ごめんなさい……!!」プルプル

( ><)「……だから……」
120 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:13:56 ID:DrEJJ3P6O










( ><)つ「友達になろう、なんです」スッ

|゚ノ ;∀;)「……え……!?」









.

121 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:18:14 ID:DrEJJ3P6O
 ビロード君はそう告げると、嫌なはずの私に向かい手を伸ばした。
 友達? 何で、どうして? 私何をしでかすかわからない、ニトログリセリンみたいな女ですわよ?

|゚ノ ;∀;)「と、友達……? 何故……嫌いなんじゃ……」

( ><)「今まではただ追っては逃げる関係だったからややこしくなったんです。
      単純に友達同士なら、ちょっとの無茶も許せるんです」

|゚ノ ;∀;)「……じゃあ、半ズボンとかワイシャツ1枚とか……」

(;><)「それはちょっとお断りします(AA略なんですが……ちょっとのスキンシップは我慢するんです。
      代わりにそっちも我慢してほしいんです。どうでしょう……?」

|゚ノ ;∀;)「……なんで……」

( ><)「なんでって、ただレモナさんと友達になりたいからなんです!
      今までがリセットされるとは思いませんが、友達からやり直しましょうなんです!」

|゚ノ ;∀;)「……」
123 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:20:10 ID:DrEJJ3P6O
 誰よりも臆病で、誰よりもKYで、それでいて誰よりも優しい。
 そんな彼だからこそ、私は気に入ったんでした。ワガママな私とあまりに違うから。
 やっぱり感情を抑えるのは難しいみたいです。今、私は嬉しくてたまりません。

|゚ノ ;∀;)「……本当に……私が友達になっても……いいんですの……!?」プルプル

(*><)「モチのロンなんです!」ニパァ

 震えながら伸ばした私の手を取り、ビロード君は微笑みました。
 嗚呼、これですわ。焦り顔より泣き顔より、私が欲しかった物―――。





|゚ノ  ∀ )ブバシャァァァ





(;、;イイハナシデスネー

从;゚∀从「いいとこだから喋んな……いや、喋ってない!? 髪か!」

124 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:22:13 ID:DrEJJ3P6O

【( ´ー`)side】

|゚ノ  ∀ )

 ビロードの優しさが決め手となり、どうにか時間内にレモナを倒すことが出来た。
 友達ともなると色々めんどいだろうが、まぁやっていけるだろう。無理なら俺が助けるし。
 ていうか待遇に差があってゴメンよフサ。今度メロンパンあげるわ!

(;´ー`)「ふぅ……遅くなってゴメンなビロード……しんどかったろ……」

( ><)「大丈夫なんです! そっちも河内君にだいぶ手こずったみたいですし!」

:::/ 、 ;/:::「常闇の贖罪常闇の贖罪常闇の贖罪常闇の贖罪常闇の贖罪……!!
      (ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!!)」ブツブツブツ

(;><)「!? 何ですか突然、何のスイッチが!?」

(;´ー`)「こらビロード、ドジっ娘のトラウマをほじくるな!」

(;><)「怒られたんです! ねぎらっただけなのに!」

125 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:23:12 ID:DrEJJ3P6O
ハハ ロ -ロ)ハ「マァ。無事で良かったデスヨ、ビロードクンもダイオードサンも」

爪'ー`)y‐「ああ、一時はどうなることかと気に病んだが、鈴木が無事で何よりだ」

从 ゚∀从「そんな鈴木が大変な時にビロードてめぇ何やってたんだ髪燃やすぞ!」

(;><)「レモナさんとは別のベクトルで酷いんです!」

 うーん、さっきまで格好良かったのにいつものビロードになってもうた。引き金俺だけど。
 まぁ、これで2階も攻略完了。近距離と遠距離は制した!
 さぁ3階と言いたいところだが、その前にやっておかないといけないことがある。

(;´ー`)「それじゃあ都村。一段落ついたし、何でお前がここにいるのか教えてくれヨ」

Σ(゚、゚;トソン「あ、そうですよね!? すみません、今どのタイミングで若内君弄りに参加すべきか測ってました」

(;><)「そんな空気の読み方しなくていいんです!!」

126 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:24:06 ID:DrEJJ3P6O
(;´ー`)))「まずはじめに、ビロードを助けてくれたみたいでありがとう。ペコリ」

(((゚、゚;トソン「いえいえ、こちらこそ丁寧にどうも……ペコリ」

从;゚∀从「常識人同士の会話ってこそばゆい……」

 先程の説明ントジョーンズによると、都村は『諸事情』でうろついてる時に見つけたビロードを助けてくれたらしい。
 どうやらレモナが召還した手抜き感ほとばしる龍をトソンが退治したとか。
 龍とか見せ場じゃん、見たかった! 厨二に毒されてきたな俺!

(;´ー`)「都村……教えてもらっていいか? お前の『諸事情』ってヤツを」

(゚、゚トソン「そうですね。一区切りついたことだし……」

 それより気になるのが、都村の『諸事情』とやらだ。いや龍は気になるけど。
 仮に都村が野心を捨ててなく俺と戦うつもりで、気まぐれでビロードを倒したとかだと厄介だ。
 さっきだって、ビコーズがいなければ俺は死んでいた。それだけの力が都村にはある。
 ぶっちゃけ都村と戦いたくない。セーブ不能の四天王戦途中でライバルイベントとかやってられっか!

(゚、゚トソン「まずは安心して下さい、私は先生とは戦うつもりはありません」

 よっしゃぁぁぁぁぁ!! 良かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!

127 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:24:59 ID:DrEJJ3P6O
(゚、゚トソン「私は能力こそ失いませんでしたがこってり説教されちゃいましたからね。
     もう世界を変えるなんて野心は無くなっちゃいましたよ。ただの宇宙海賊です」

(;´ー`)「宇宙海賊では無いけどな!?」

 マジで良かった、もう一戦とか骨が折れるし。比喩じゃなく。
 となると、ひょっとしたら加勢してくれるパターン!? ヒャッホウ、頼れるなんてレベルじゃねぇぜ!
 死んだと思ってた敵が仲間になるって王道だよね! 都村は現に死んだけど!

/ ゚、。;/「運命の霧霞に捕らわれ縛られた淡雪が散る時飛来せしメデューサ!」

爪'ー`)y‐「『じゃあひょっとして、私達に加勢してくれるパターン!?』だとさ」

(゚、゚;トソン「あ、それともちょっと違うんですけど……」

ズコーーーヽ爪'ー`)ノヽ从 ゚∀从ノヽ( ´ー`)ノ「違うんかーい」ヽ(>< )ノヽハ(ロ- ロ ハハノヽ/ ゚、。 /ノーーーーッ

Σ(゚、゚;トソン「新喜劇的!」

128 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:26:35 ID:DrEJJ3P6O
(;><)「えー、違うんですか!? ここ仲間加入イベントじゃなきゃ何なんですか!? スキップ推奨!」

从;゚∀从「てめぇこの非常事態に徘徊みたいなことしてんじゃねぇぞ!? ジジィか!」

(゚、゚;トソン「言いがかりです! 私も加勢したいのはやまやまなんですが……」

ハハ ロ -ロ)ハ「Mr.シラネーヨがが生理的に受け付けナイからムリだと」

(;´ー`)「ガビーン! 好かれないまでも嫌われない顔だと思ってたのに!」

从#゚∀从「てめぇコラ先生の顔日常的に見れてる時点で幸福と思えや舌引っこ抜くぞ」

(゚、゚;トソン「私今回終始一貫言いがかりばっかりじゃないですか!
      違いますよ、私はシュールさんを探してるんです!」

/ ゚、。;/「豊穣の証巡るワルキューレ……!?
      (シュールさん……!?)」

129 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:34:48 ID:DrEJJ3P6O
 素直シュール。さっきまでの都村の仲間であり、面白ければ友も売るという生粋の刹那主義だ。
 まぁそんな厨二より、元々の性格のがレベル違って厄介なんだが。
 もう話が通じない伝わらない。浅草寺の外人の方がまだコミュニケーション取れるかもしれん。

从;゚∀从「ああ、そう言えばアイツ、テレサになって説教から逃げてたな……」

爪'ー`)y‐「フッ、アイツは誰よりも高く空を駆けたわけだ、妬けちまうな」

/ ゚、。;/「不羈の梟は南の空に消えて空虚な世界に温い風を齎す。
      (鳥みたいに言ってるけど、テレサになって飛んでったんだからね?)」

(゚、゚;トソン「ほら、あの人何やるかわかんないじゃないですか?
      海賊団無くなって完全に自由行動してるから、見つけないと後が怖くて」

(;><)「……確かに……そう言えばシュールさんも能力あるんです……」

ハハ ロ -ロ)ハ「カツある意味四天王やチンポッポサンより行動が読めマセンネ」

(;´ー`)「なるほど……アイツ今何してんだろう……」


.

130 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:37:01 ID:DrEJJ3P6O

−約1時間前・廊下−

(;-@∀@)「うぐぅ……よいしょ、こらしょ、ストリップショー……」ズリズリ

ミ,, Д 彡 ズリズリ

(;-@∀@)「はぁ、重てぇ……この重量が女性の乳の重みだったら100万馬力で股間が馬並みなんだけどな……」

(;-@∀@)「大体僕のピンク漫談なんて誰が気になるんだよ……底が知れるわ……」

(;-@∀@)「ていうかズリズリって擬音エロいな……」

(;-@∀@)「はぁ、めんどくさい……何で僕がこんな目に……」

lw´‐ _‐ノv「それもこれも全て政治が悪いんや」

(;-@∀@)「そうだ、日本の政治がもう少しおっぱいに目を向けてくれれば……」

(-@∀@)

(;-@∀@)そ「  !  !  !  ?  ?  」ビクッ

131 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:38:30 ID:DrEJJ3P6O
lw´‐ _‐ノv「おっす。春を告げる情報屋、ファンキーモンキーシュールでやんす」

(;-@∀@)「変な登場してきた! ちょ、久しぶり! ケツ触らせてくれ!」

lw´‐ _‐ノv「やぁ鬼の末裔。今日は怒りに呑まれて街を破壊しないのね」

(;-@∀@)「誰かと間違ってるよ! 大体僕にツッコませるなよ、僕はエロボケキャラなんだから!」

lw´‐ _‐ノv「エロキャラはある程度のビジュアルが無いとキャラじゃなくてただエロキモいだけだよ」

(;-@∀@)「やかましいわ、泣いちゃうぞ!? 何しにきたんだよこんなエロ小僧のとこに!」

lw´‐ _‐ノv「いやちょっとね……まぁ、おまはん達でいいか……」

(*;-@∀@)「え、何!? まさかおっぱい見せてくれんの!? フサ君起きんなよ独り占めさせろ!」

lw´‐ _‐ノv「いやぁ、実はねぇ……なめたけ次吾郎には言いづらいんだけど……」

(;*-@∀@)「何だい!? 僕はアサピーだけど何だい!?」ウキウキワクワク

132 名前: ◆kB11BI8NVE:2011/12/08(木) 00:39:52 ID:DrEJJ3P6O







lw´‐ _‐ノv「私と一緒に主人公達より先にラスボス倒さね?」サラッ

(;-@∀@)ノシ「ムリムリムリムリムリムリオッパイムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリモマセロムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ」

lw´‐ _‐ノv「チキンが!」

ミ,; Д 彡(静かに気絶させてくれよ……)







第20話  END


.

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