12 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:50:07.06 ID:/HlfVcK10
第48話( ^ω^)こちらスネーク、ひろゆきに潜入した!だお!


おっぱいイーグルから発射されたおっぱミサイルは
一路、ひろゆきを目指しています。


( ^ω^)「僕・・・・・・・今、空を飛んでいるお。」


どう見ても飛んでいます。
本当におめでとうございました!


13 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:51:11.08 ID:/HlfVcK10
おっぱいミサイルとブーンは、ひろゆきの上空に到着しました。


( ^ω^)「おっおっお。 そろそろ降下するお。」


ブーンは体に括り付けられていたロープをナイフで切断した。
すると、ブーンの体は重力に引かれ下降していく。


( ^ω^)「パラシュートを開くお。」


ブーンが紐を引っ張るとパラシュートが開き、ブーンの降下の速度が著しく落ちていく。
ブーンの視線の先では、おっぱいミサイルがはるか上空へと飛行していった。


( ^ω^)ノシ「おっぱいミサイル、ありがとうだお!」


そのときだった。
おっぱいミサイルが爆発した。


( ゚ω゚)「・・・・・・・・・・・あぼーん。」


14 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:51:59.18 ID:/HlfVcK10
(;^ω^)「全く、もう少し降下するのが遅かった怪我するところだったお。
    毒男のやつ、今度あったらとっちめてやるお!」


毒男に対する文句をぶつぶつ言いながら、ブーンはひろゆきに到着しました。


( ^ω^)「おっおっお。  
    こちらスネーク! ひろゆきに潜入したお!」


ブーンは無線に語りかけた。
しかし、無線からは何の応答もなかった。


15 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:52:29.68 ID:/HlfVcK10
ブーンはほふく前進でひろゆきの建物へと向かった。
しかし、すぐに飽きて普通に歩いていくことにしました。


( ^ω^)「お邪魔しますおー。」


ひろゆきの建物の玄関の前に到着したブーンは、正々堂々と建物の内部に潜入した。


16 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:53:54.89 ID:/HlfVcK10
建物内に無事潜入したスネークは、
とりあえず、このまえちんぽっぽに案内された地下の部屋を目指すことにした。


「地下、一階です。扉が、開きます」

( ^ω^)「いやー、この箱はいつ来ても礼儀正しいお。」


ブーンはエレベーターにお礼を言って、地下一階に降り立った。


地下一階の、このまえクーたちと語り合ったカフェのような部屋には誰もいなかった。


(;^ω^)「さーて、どこに行けばツンに会えるんだお?」


ブーンは辺りを見回した。
しかし扉はたくさんあって、ブーンはどこの扉に入るべきか思いあぐねていた。


17 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:54:24.67 ID:/HlfVcK10


       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
   (^ω^)   こんなときこそ、あれを使うんだお!
     ノヽノヽ =3ブー
       くく



18 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:55:11.15 ID:/HlfVcK10
ひらめいたブーンは、その部屋の隅にあった掃除道具入れのほうへと向かうと、
その掃除道具入れの中を漁りだした。


( ^ω^)「あったお。」


掃除道具入れの中から何かを見つけたブーンは、部屋の真ん中に戻ってきてのたまった。


( ^ω^)ノ「おっおっおー。 尋ね人ステッキー。」


どう見てもただのホウキです。
本当にありがとうございました。


19 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:55:48.18 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「さあ、尋ね人ステッキよ、ツンの居場所を教えてくれお!」


だからどう見てもただのホウキです。ほん(ry

ブーンは尋ね人ステッキ(自称)を垂直に立てると、手を離した。

しかし、尋ね人ステッキ(自称)が倒れた方向は、どう見ても壁です。
本当にありがとうございました!


20 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:56:21.93 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「今のは練習だお。」


そういって再びブーンがチャレンジすると、
今度はブーンの目の前にある扉に向けて、ホウキは倒れた。


( ^ω^)「こっちかお! ツン、待っているお! 今助けに行くお!」


ブーンはその扉を勢いよく開けて、その先へとブーンした。


21 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:57:13.55 ID:/HlfVcK10
ブーンはしばらくブーンし続けると、大きな扉に出会った。
その扉は、押しても引いてもビクともしない。

仕方が無いので、ブーンは扉におにんにんをこすり付けてみた。
そのとき、扉から声がした。


扉「ちょ、ちょっと! 何こすり付けてんのよ!!」

( ^ω^)「あ、息子がご迷惑おかけしましたおー。 
     ところで、どうすればこの扉の先に行けるんですかお?」

扉「パスワードを、お願いします。」

(;^ω^)「・・・・・・パスワードって、なんですかお?」

扉「合言葉みたいなものです。」


ブーンは考えた。
たしか、こういうときに言うべき言葉が昔話であったはずだ。


( ^ω^)「そうだお! ずばりこれだお!」


( ^ω^)「開け〜、あわび!!」




22 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:57:51.61 ID:/HlfVcK10
しかし扉は開かない。


扉「パスワードが、違います。」

( ^ω^)「あちゃー。」


それからブーンは適当な言葉を言い続けた。しかし、どれもこれも不正解だった。


23 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:58:33.82 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「う〜ん、わかんないお。 他のところに行ってみるお。」

扉「ま、待ってよ! しょ、しょうがないわね! ヒントを出してあげる!」

( ^ω^)「いやー、すみませんお。」

扉「べ、別に、あんたにあたしを通ってほしいわけじゃないんだからね!」

( ^ω^)「はいはい、ツンデレツンデレ。」

扉「ヒントは、最強の魔法の名前です。」

(;^ω^)「最強の魔法の名前・・・・・・・・・・。」


ブーンは悩んだ。
最強の魔法の名前?
ミナデイン? アルテマ? 終わる世界? はかいこうせん?

しかし、どれもしっくりこない。
なにか、重要な魔法を忘れているような・・・・・・・・・・・。


24 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:59:11.49 ID:/HlfVcK10
そのときだった。
ブーンの頭の中に、日本一の名探偵の声が聞こえてきた。


江戸川「ゲン太! 真実は、いつもひとつ!!」

Σ( ^ω^)「 !! ということは、答えは『あれ』かお!?」

江戸川「そのとおりだ、ゲン太!」

( ^ω^)「ありがとうだお! アガサ博士!!」

江戸川「ちょwwwwwちがwwwwwwwバーローwwwwwwwww」


25 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 20:59:46.29 ID:/HlfVcK10
( ^ω^)「答えがわかったお。」

扉「それでは、パスワードを言ってください。」


ブーンは大きく息を吸い込んで、その魔法の名を唱えた。





( ゚ω゚)「 エ タ ー ナ ル ・ フ ォ ー ス ・ ブ リ ザ ー ド ! ! 」




28 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:00:21.17 ID:/HlfVcK10
あたりに史上最強の魔法の名が響き渡った。

そして、扉は音を立てて開きはじめた。


扉「汚れなき冒険者の魂だけが、未知なる世界の扉を開く」


扉「さあ、冒険者よ。 この扉の先に、お行きなさい。」


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・行くお。」


ブーンはその扉をくぐった。


29 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:01:05.95 ID:/HlfVcK10
扉の先には、とても長い廊下があった。
その先に、もう一つ大きな扉が見える。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・・。」


ブーンはゆっくりとその扉に向かって歩き出した。
あたりには、ブーンの足音だけが響き渡る。


その扉に到着すると、ブーンはその扉を静かに押した。

そして、扉は音を立てて開いた。
32 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/27(木) 21:02:22.56 ID:/HlfVcK10
扉の先には、とても大きな空間があった。。

その空間は、カトリック教会の礼拝堂にとてもよく似ていた。

信者たちが座るための座席や、その真ん中の敷かれた朱色のじゅうたん。

ただ違うところは、赤いじゅうたんの行き着く先の、
本来十字架に貼り付けられたキリストの像があるべき場所に
巨大な機械がそびえ立っているということと、
本来司祭が立っているべきその場所に、ツンとクーたちが立っていたということだけだ。


( ><)「わかんないです!」

川 ゚ -゚)「・・・・・・。」

(*‘ω‘ *)「・・・・・・・・。」

ξ゚听)ξ「・・・・・・ブーンが・・・・・・どうしてここにいるの?」


ブーンはツンに向かって、微笑みながら言った。


( ^ω^)「・・・・・・・・・・迎えに来たお、ツン。」


第48話 完
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