82 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:27:07.37 ID:PfRYRNci0
第45話( ^ω^)絆 だお!


流石兄弟と別れたブーンは、グライダーで風の谷へと浪漫飛行した。
谷へ降り立ったブーンは、一直線にしぃの家に向かった。


( ^ω^)「おいすー!」

Σ(*゚ー゚)「ブーン君!!」


しぃは驚いた表情を見せた。
数日前のブーンの様子からすれば無理も無い。


83 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:28:00.59 ID:PfRYRNci0
( ^ω^)「心配かけたお! いろいろあって、僕は自分を取り戻したお!」

(*゚ー゚)「・・・・・・・・・・・。」


( ^ω^)「僕はツンを助けに行くお!
     だから、しぃにも手伝ってほしいんだお!!」


(*゚ー゚)「・・・・・・・・・そうこなくっちゃ。
   お帰り! ブーン君!!」


( ^ω^)「お! ただいまだお!!」


84 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:28:38.67 ID:PfRYRNci0
( ^ω^)「で、毒男はどこにいるお?」

(*゚ー゚)「毒男君は飛行機械を飛べるようにするって言って、世界の裂け目のほうに向かったよ。」

( ^ω^)「おっおっお。 さすが毒男だお!」


そのとき、モナーが家に入ってきた。


( ´∀`)「ブーン君じゃないかモナ! しぃに話は聞いたモナ!
    いろいろ大変だったモナね。」

( ^ω^)「はいですお。 ご心配かけましたお。」

( ´∀`)「でも、立ち直ったようでよかったモナ。」


85 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:29:59.55 ID:PfRYRNci0
とりあえず3人はテーブルに座った。


( ´∀`)「で、ツン君をどうやって助けるモナ?」

( ^ω^)「おっおっお。 それに関してはばっちりですお!」

(*゚ー゚)「へー。 いったいどうするつもりなの?」

( ^ω^)「何とかしてひろゆきに行って、
    何とかしてツンを助けて、何とかしてFOXをやっつけますお!」

(;*゚ー゚)「・・・・・・だから、具体的にどうやってひろゆきまで行くの?」

(;^ω^)「・・・・・・・・。」

(*゚ー゚) ( ´∀`)「出だしからつまづいてるじゃん。」


86 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:32:30.96 ID:PfRYRNci0
( ^ω^)「ところで、お二人に聞いておきたいことがありますお。」

( ´∀`)「何だモナ?」

( ^ω^)「もし魔法が使えなくなったら、あなたたちの生活はどうなってしまうんですかお?」

( ´∀`) (*゚ー゚)「・・・・・・・・・・・。」

( ^ω^)「ツンを助けたら、もしかしたら魔法がなくなってしまうかもしれませんお。
     そのとき、こっちの世界の生活はめちゃくちゃになってしまうんですかお?」


( ´∀`)「・・・・・・そんなことはないモナ。
    魔法を使えるものは、本当にごく一部のものだけモナ。
    
    多少は不便にはなるけど、
    魔法が無いからといって生活がめちゃくちゃになることは、まずないモナ。」


(*゚ー゚)「それに、ツンちゃんの・・・・
   誰かの犠牲の上に魔法が成り立つというのなら、私は魔法なんていらない!!
   きっと、ギコや他の集落の長たちもそう言うと思うよ。」


( ^ω^)「・・・・・・ありがとうだお!」


87 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:33:34.15 ID:PfRYRNci0
( ^ω^)「そうとわかって安心しましたお。
     早速、毒男に合流しにいきますお!」

( ´∀`)「でも、どうやってひろゆきまで行くんだモナ?」

( ^ω^)「まあ、何とかなりますお。
     ここで机上の空論を交わすより、行動したほうが早いですお。」

(*゚ー゚)「・・・・・・・・そうだね! お父さん、行ってくるね!」

( ´∀`)「こっちは任せるモナ。 なんとしても、ツン君を助けてくるモナ!」

( ^ω^)(*゚ー゚)「把握した!!」


88 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:34:40.32 ID:PfRYRNci0
しぃの家を飛び出すと、2人はグライダーで空に羽ばたいた。


( ^ω^)「・・・・・・毒男は怒っていたかお?」

(*゚ー゚)「かなりね。 だけど、今のブーン君を見たら絶対協力してくれるよ。」

( ^ω^)「・・・・・・そう願うお。」


ブーンとしぃは世界の裂け目に着いた。
注意深く地面を目視していると、毒男ともすかうを見つけた。


2人は毒男のもとに降り立った。
89 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:36:52.13 ID:PfRYRNci0
(;^ω^)「お、おいすー。」

ブーンが声をかけても、毒男は振り向かない。

('A`)「・・・・・・なんのようだ?」

(;^ω^)「ぼ、僕はツンを助けに行くお! だから毒男にも協力してほしいお!」

('A`)「・・・・・・ヘタレの言うことなんか、信じられんな。」

(;^ω^)「あのときのことは謝るお! 僕はどうにかしていたお!
     でも、今の僕は本気だお! 僕は本気でツンを助けたいんだお!」


90 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:38:50.82 ID:PfRYRNci0
ブーンのその言葉に毒男は振り向いた。


('A`)「・・・・・・それなら、証拠を見せてもらおうか。」

(;^ω^)「・・・・・・証拠かお?」

('A`)「ああ。 お前が本気だという証拠だ。 
  それを見せてもらえないと、俺はお前に協力できない。」



91 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:39:11.31 ID:PfRYRNci0
(;^ω^)「・・・・・・。」

('A`)「証拠が無いなら、ここから失せろ。 
  そして、二度と俺の前に姿を見せるな。」

(;*゚ー゚)「毒男君! ブーン君は本気だよ!!」

('A`)「しぃさんは黙っていてください。
  これは男と男の話なんです。」

(;*゚ー゚)「・・・・・・・・・・・。」

('A`)「さあ、ブーン! その思いのたけを、俺に見せてみろ!!」


ブーンはしばらく沈黙した。
そして、毒男をにらみつけて言った。



( ^ω^)「これが・・・・・・これが僕の思いだお!!」




92 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:40:22.79 ID:PfRYRNci0

 ( ^ω^)       僕の思いよ・・・・・
  (    )
   | ω | 
   し ⌒J

 

 ( ^ω^)
  (  ∩ミ      立ち上がれ!!!!
   | ωつ,゙ ピコーン
   し ⌒J



 ( ^ω^)      ・・・・・・止まらない、この思い。
   し ∩ J
   ⊂彡つブンブン
   し ∪彡


93 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:42:04.98 ID:PfRYRNci0

             / ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ./ / | 全身からほとばしるこの熱いパトス!!
           / /  \          / ̄ ̄ ̄
           / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄|  毒男にとどけ!!
         ./ /_Λ     , -つ     \       
         / / ^ω^)  ./__ノ        ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
        /    \ / /   ⊂_ヽ、
        .|    へ/ /      .\\ Λ_Λ
        |  ∩ レ'  /、二つ       \( ^ω^)
        |  ω  /.          . >  ⌒ヽ
       /   /             /    へ \
       /  /               /    /   \\
      /  /               レ∩ ノ     ヽ_つ
     / ノ               /ω  /
   _/ /                /  /|
  ノ /                 ( ( 、
⊂ -'                    |  |、 \
                     .  | / \ ⌒l
                       | |   ) /
                      ノ  )   し'
                     (_/



94 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:43:45.06 ID:PfRYRNci0
( ^ω^)「どうだお! これが僕の思いだお!!」

('A`)「・・・・・・。」


毒男はおもむろにブーンに近づくと、ブーンの肩をつかんで言った。


('A`)「お前のほとばしる熱いパトス、しっかり受け取ったよ!」

(*^ω^)「・・・・・・毒男!!」

(*'A`*)「・・・・・・ブーン!!」


2人は熱い抱擁を交わした。


(*;ー;)「男同士の友情って・・・・・・・素敵!」



95 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:44:55.19 ID:PfRYRNci0
('A`)「で、どうやってひろゆきまで行く気だ?」

( ^ω^)「うーん、どうでしょう?」

('A`)「ちょwwwwwwwwwwミスターktkr!!」


(* ー )「・・・・・・・・・。」


(#)ω;)「さーて、どうするかお?」

(#)A;)「どうしようかね?」

(*゚ー゚)「毒男君の飛行機械は使えないの?」

( ^ω^)「おお! そうだお、それがあったお!
     どうなんだお、毒男?」

('A`)「ん? もすかうなら全然ダメ。
  予備のパーツも何にも無いから、うんともすんとも言わない。」


(;^ω^)(;*゚ー゚)「ダメダメじゃん・・・・・・。」
96 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:46:04.80 ID:PfRYRNci0
それから3人は悩み続けた。
だけど、何の解決策も見つからない。


( ^ω^)「ところで、ラーメンのことを中国語でラーミェンって発音するらしいお。」

Σ('A`)「マジかよ!! じゃあ、そうめんはそうみぇんって言うのか!?」

(*゚ー゚)「それなら、剣道するときは、面のことミェ〜ンって発音しながらするのかな?」


そんなことを話していると、地面のそこから響くような音が辺りに轟いた。


97 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:46:51.78 ID:PfRYRNci0
( ^ω^)「・・・・・・・毒男の腹の音かお?」

('A`)「ちょwwwwww俺じゃねえよwwwwwwwW」

( ^ω^)「そうだとすると・・・・・・。」


毒男とブーンはしぃのほうを向いた。


(;*゚ー゚)「えええええ!! わ、私じゃないよ〜!!」

( ^ω^)「照れなくてもいいお。 生理現象だお。」

(;*゚ー゚)「違うよ!! 断じて違うよ!!」

(*'A`*)「照れるしぃさんも・・・・・・イイ!!」


98 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/22(土) 04:48:35.80 ID:PfRYRNci0
そのとき、世界の裂け目の雷雲の中から予想もしない物体が飛び出してきた。


(;^ω^)「あれは・・・・・・。」

(;'A`)「マジかよ・・・・・。」

(;*゚ー゚)「な、なんなの!? あのとんでもなく大きい物体!!」


3人は、その物体を見上げて唖然とした。


(;^ω^)「・・・・・・・・・・VIP☆STARだお。」


VIP☆STARは、太陽の下でその青色の船体を輝やかせていた。


第45話 完
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