- 48 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:52:58.59 ID:6f2cXN680
- 第34話( ^ω^)水の都だお!
風の谷で過ごすこと一ヶ月弱。
なんとか一人でグライダーを操れるようになった3人は、水の都に旅立つことにした。
( ^ω^)「おっおっお。いろいろお世話になりましたお。」
( ´∀`)「気にすること無いモナ。またいつでも来るといいモナ。」
- 49 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:53:35.86 ID:6f2cXN680
- 川川(#'A`)川「・・・・・・・・。」
毒男の周りには、ものすごくダークなふいんき←(ry が漂っていた。
( ^ω^)「毒男、どうしたお? 暗いとかそんなちゃちなもんじゃないお。」
(;A;)「・・・・・・・・しぃさんとも今日でお別れかと思うと・・・ううっ。」
毒男は泣き出した。
(;^ω^)「・・・・・・(慰めたいけど、あまりにも泣き顔がキモイお。)」
- 50 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:54:52.64 ID:6f2cXN680
- そのとき、しぃがグライダーを持って現れた。
(*゚ー゚)「お父さんが私も行っていいって言ってくれたの。私もあなたたちについていっていいかな?」
Σ(;A;)「!?」
( ^ω^)「おっおっお。是非一緒に来てほしいお。」
( ´∀`)「かわいい子には旅をさせろだモナ。
谷の長になるためにたくさん経験をつんでくるモナ。」
毒男の表情がみるみるうちに明るくなった。
ノ(*'A`*)ノ「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
ξ゚听)ξ「・・・・・・うるさい!」
- 51 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:56:06.84 ID:6f2cXN680
- そんなこんなで出発しようとすると、ツンのそばに数人の少女たちがやってきた。
少女たちは木の実をツンに差し出した。
ξ゚听)ξ「この木の実・・・あたしにくれるの?」
少女たちはコクリと頷いた。
ξ////)ξ「あ、ありがとう!お姉さん、大事にいただくからね!」
ノ(*'A`*)ノ「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
- 52 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:57:12.62 ID:6f2cXN680
- (*^ω^)「・・・・・・・・・。」
そんなツンのやり取りを、ブーンは優しいまなざしで見つめていた。
やっぱりツンは素敵だ。VIPPERのいうとおり、ツンデレの笑顔は破壊力がある。
しばらく見惚れていると、ふとこちらを向いたツンと目があった。
ξ゚听)ξ「・・・・・・何見てるのよ、短小。」
(#^ω^)ビキビキ「・・・・・・・・・・・・。」
VIPPERの言うことなんか当てにならない。ブーンはそう思った。
ノ(*'A`*)ノ「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」
- 54 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:58:15.16 ID:6f2cXN680
- ブーン達は風の谷を出発した。
風に乗って進むグライダーは、飛行機械とはまた違った気持ちよさがある。
( ^ω^)「・・・・・・・うーん。」
('A`)「どうしたブーン。悩み事か?」
( ^ω^)「お、グライダーはたしかに気持ちいいんだけど、何か物足りないんだお。」
('A`)「実は俺もそうなんだ。何なんだろうなー。」
( ^ω^)('A`)「うーん。」
- 55 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
22:58:45.72 ID:6f2cXN680
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`) そうだ! アナルへの刺激が足りないんだ!
ノヽノヽ
くく
- 58 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:00:19.15 ID:6f2cXN680
- ( ^ω^)「おお!そうだお!さすが毒男さんですお!あんたも悪ですおwwwwwww」
('A`)「ふひひwwwwwwwお代官様こそwwwwwwwww」
( ^ω^)「そうとわかれば越後屋! 早速刺激のある飛行方法を考えるおwwwwwwwww」
('A`)「おkwwwwwww把握したwwwwwwww」
それからブーン達は、グライダーのグリップにまたがったり
片方が後ろに回ってもう一方のアナルをグライダーの先端でツンツンしたりと
それはそれはアクロバティックな飛行方法を試みました。
- 61 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:01:46.22 ID:6f2cXN680
( ^ω^)('A`)「あーーーーれーーーーー」
しかし、案の定バランスを崩して2人は地面に落下していきました。
(;*゚ー゚)「・・・・・・あの二人、何をやっているの?」
ξ゚听)ξ「気にしては駄目よ。アホがうつるわ。」
- 62 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:03:07.07 ID:6f2cXN680
- 水の都は1日で着くほど甘くは無い。
その日は、ツンとしぃ、ブーンと毒男の2組に別れてテントで寝ることになった。
('A`)「なあ、ブーン。」
( ^ω^)「お? なんだお?」
('A`)「ツンとはまだ仲直りしてないのか?」
(;^ω^)「・・・・・・・・・お。」
('A`)「まあ、お前たちの問題だから口は挟まないが、自分の気持ちには素直にな。」
( ^ω^)「・・・・・・わかったお! でも毒男は自分の気持ちに素直すぎだおw」
('A`)「あ? このクールガイの俺のどこが素直なんだ?」
( ^ω^)「ちょwwwww冗談は顔だけにするおwwwwwwwwwwwwww」
- 64 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:04:54.77 ID:6f2cXN680
- 一方、こちらは女性陣のテントです。
ちょっと中を覗いてみましょう。ふひひwwwww
(*゚ー゚)「あ・・・・ダメ・・・ツンちゃん・・・・・そこは・・・ひゃん!」
ξ゚ー゚)ξ「うふふ・・・・しぃちゃん・・・・・・ここがいいの?」
(*゚ー゚)「ひゃああ・・・・・そこは・・・・らめぇぇぇぇぇ!!」
なんてことはもちろんありません。
これを見てちんちんおっきした人はエロゲのしすぎです。本当に残念でした!m9(^Д^)プギャー
- 65 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:05:57.55 ID:6f2cXN680
- 気を取り直して、こちらは女性陣のテントです。ふひひwwwwwwwwww
(*゚ー゚)「ねぇ、ツンちゃんって、ブーン君と仲悪いの?」
;゚听)ξ「な、何よ急に・・・・・・。」
(*゚ー゚)「だってあたし、二人がしゃべっているところほとんど見たことないよ?」
ξ゚听)ξ「・・・・・・ちょっといろいろあってね、喧嘩中。」
(*゚ー゚)「そっか・・・・・・。仲直りできるといいね。」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・・・うん。」
- 67 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:06:49.10 ID:6f2cXN680
- グライダーで飛行し続けること数日、ブーン達は水の都に到着した。
水の都はとっても大きな湖の上にあった。
湖面に四角いブロックのようなものが顔を出しており、そのブロックが道や建物の土台となっているようだ。
そして湖の中心には、三角錐型の山のようなものが水の都の象徴であるかのようにそびえたっている。
- 69 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:07:37.92 ID:6f2cXN680
- ξ゚听)ξ「はー、水の都ってすごいのね。」
(*゚ー゚)「きれいでしょー。 それに、水の都はこっちの世界で一番大きいんだよー。」
(*'A`*)b「確かに水の都は美しい。
しかし、この町を見つめるあなたの横顔のほうが何倍も美しい!」
(*゚ー゚)「それじゃー悪いけど、私はこの都の長に挨拶に行ってくるね。
流石兄弟の家は都の人に聞けばわかると思うよー。」
( ^ω^)「おっおっおー、わかったおー。」
- 70 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/10(月)
23:09:12.51 ID:6f2cXN680
- しぃと別れて、三人は流石兄弟の家を探すことにした。
しかし、よほど流石兄弟とは有名な兄弟らしく、その所在を尋ねはじめて1分で知っている人が見つかった。
その人に教えてもらったとおりに進むと、流石兄弟のらしい家が見つかった。
第34話 完