299 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:19:44.65 ID:bj89kU7K0
第22話( ^ω^)VIPシティの休日だお!


今、ブーンとツンはVIPシティをうろついてます。
どうしてこんなことになったのでしょうか?それは数日前にさかのぼります。


300 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:20:47.57 ID:bj89kU7K0
(;^ω^)「えーーーーーーーー!!
     最終報告会の発表、僕がするんですかお!?」

/ ,' 3 「うん。だって資料の草案まとめたのは君じゃろう。」

(;^ω^)「数あるブーン小説の中で、僕がきょどりキャラであることはご存知ですかお?」

/ ,' 3 「うん。でも、発表めんどくさいんだもん。」

( ^ω^)「あ、なるほどだお。とりあえず氏んでくださいお」



301 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:21:57.51 ID:bj89kU7K0
/ ,' 3 「というわけで、ブーン君にもVIPシティに来てもらうよ。」

ξ゚听)ξ「あ、あたしも行っていいですか?」

/ ,' 3 「なら、雑用係としてきてもらおう。」

( ^ω^)「おお!ツンと一緒なら少しは安心できるお!」

ξ////)ξ「な、何言ってんのよ!あ、あたしはVIPシティに行ってみたいだけなんだからね。」


302 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:22:23.56 ID:bj89kU7K0
そういうわけでブーンとツンは今、VIPシティをうろついています。

でもなぜブーンとツンは一緒に町をうろついているのでしょう?
それはこんな理由からなのです。


303 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:23:12.32 ID:bj89kU7K0
(´・ω・`)「やあ。ついたよ。」

/ ,' 3 「いたた、尻が痛い。トラックの振動はたまらんのう。」

( ^ω^)「いやー、トラックの振動って、いいものですね。」

ξ////)ξ「・・・・・・(ブーンに同意)。」

(´・ω・`)「・・・・・・(ブーン君、今度誘ってみようかな)。」


4人は軍の宿舎に着きました。


(´・ω・`)「発表はあさってだよ。今までいろいろご苦労さん。
     明日は自由行動だ。好きにしていい。」


304 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:24:20.83 ID:bj89kU7K0
ブーンは割り当てられた部屋についた。


(;^ω^)「はあ。とっても不安だお。緊張で逃げ出してしまいたい気分だお。
     とりあえず明日はオナヌーの最高記録に挑戦するお。」


不安と緊張の中、そんな素敵なことを考えているとツンがやってきた。


305 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:25:14.98 ID:bj89kU7K0
ξ////)ξ「ね、ねえブーン。」

Σ(;^ω^)「お!いきなり入ってくるなお!ノックくらいするお!」

ξ゚听)ξ「あんたに言われたくないわよ。」

( ^ω^)「で、なんかようかお?」

ξ////)ξ「あ、明日、VIPシティを見学してみたいんだけど、あたしひとりじゃ怖いから
   ・・・・・・つ、つつつつ、突き合ってくれない?」

( ^ω^)「あ、悪いお。明日はオナムーの最高記録にチャレンジするんだお!」


ξ゚听)ξ「ぶち殺すぞ。」


( ^ω^)「はい。喜んで突き合います。」


306 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:26:08.86 ID:bj89kU7K0
そういうわけで、ブーンとツンは町をうろついます。
二人は楽しく談笑しながら町をぶらぶら(ちんこじゃないよ)した。


二人は本屋を見かけたので、入ることにしました。


( ^ω^)「軍に入ってからは研究ばっかしで休みなんかなかったお。本屋なんて何年ぶりかお。」


そのとき、ブーンはある本を発見した。


(;^ω^)「こ、これは・・・・。」


それは、週刊「古代史」(デ○ゴスティーニ出版)という雑誌だった。


307 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:27:45.56 ID:bj89kU7K0
ニー即大のミルナ教授、学会で衝撃発表。


ニー即大のミルナ教授の新発見が、学会に衝撃を走らせた。
その発見とは「ペニスバンド」と名づけられた発掘物。
タイプには片方にだけ突起物が着いたものと、両方に突起物がついたものの二つがあるようだ。

( ゚д゚ ) 「これは女性同士が性交渉を行う際に使われるもの。古代文明の発想のすばらしさには驚かされます。」

実際にミルナ教授が装着すると、学会の出席者は全員総立ちとなった。
この新発見が実用化に向かえば、われわれの性活はよりすばらしいものとなりそうだ。





( ;ω;)「ミルナ教授、頑張ってるお。僕も負けてられないお!」
309 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:28:41.09 ID:bj89kU7K0
本屋を出た二人は喫茶店に入った。
あたりは夕焼けに染まった、黄昏時と呼ばれる時刻である。


ξ゚ー゚)ξ「あー楽しかった。」

( ^ω^)「おっおっお。それは良かったお。」

ξ゚听)ξ「夜のお店とか行ってみたかったけど、明日に備えなきゃいけないからダメね。」

( ^ω^)「お?風俗店かお?」

ξ゚听)ξ「違うわよ!こういうお店よ!」



ツンはさっき本屋で買った雑誌の1ページを広げた。


310 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:30:07.80 ID:bj89kU7K0
今、ひそかなブーム!ニー即シティの隠れ家「バーボンハウス」


ニー即シティにあるバーボンハウスが、今ひそかな人気を呼んでいる。
殺伐とした雰囲気。サービスのテキーラ。紳士的なマスター。時にはかれる暴言。
バーボンハウスの不思議な魅力は、疲れた客の心の癒しとなっているようだ。

(`・ω・´)「うちの店に来るのは馬鹿だけでいい。頭のいい、世渡り上手はぶち殺す。」

こんなこだわりのあるマスターだからこそ、客は安心して癒されるのであろう。




( ;ω;)「マスターも頑張ってるお。僕も絶対世界の裂け目を超えるお!」


311 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/07/03(月) 00:30:45.43 ID:bj89kU7K0
あらためて世界の裂け目越えの決意をしたブーンは軍の宿舎に帰り自室に戻った。
不安もすっかり吹き飛んだようです。


( ^ω^)「明日はがんばるお!」


その日のオナヌーは、とっても気持ちよかった。

第22話 完
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