- 26 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:09:06.34 ID:Tm8sHizs0
- 第18話( ^ω^)死刑執行!だお!
ブーン達は地下の牢屋に放り込まれた。
手錠はされたままだ。
( ^ω^)「いやー、捕まっちゃったお。」
('A`)「う〜ん、まいっちんぐ!」
(;^ω^)「ちょwwwwww僕のネタパクるなおwwwwww」
ξ゚听)ξ「・・・・・・・。」
- 27 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:10:02.42 ID:Tm8sHizs0
- ξ゚听)ξ「あたしたち、これからどうなっちゃうの?」
('A`)「世界の裂け目に飛行機械で挑もうとしたんだ。十中八九死刑だろ。」
ξ゚听)ξ「そんなの聞いてないわよ!
大体何の罪の無いあたしが、何で殺されなきゃなんないのよ!」
( ^ω^)「まあまあ、落ち着くおツン。
今更そんなこと言ってもしょうがないお。男らしく無いお。」
ξ゚听)ξ「あたしは女よ!」
(#)ω;)「グーで殴られますた。」
- 28 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:17:02.96 ID:Tm8sHizs0
- ('A`)「まあまあ、落ち着け。策はある。
このまま死刑にされるのを黙って待つつもりは無い。」
ξ゚听)ξ「当たり前よ!」
( ^ω^)「で、どうするんだお?」
('A`)「フヒヒwww忘れたのか?
俺たちには魔女がついてるじゃまいか!」
ブーンと毒男の視線がツンに集まる。
('A`)「さあ!どーんと一発、魔法をぶちかましてやってくれ。」
- 29 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:20:27.03 ID:Tm8sHizs0
- ξ゚听)ξ「こんなところから脱出する魔法なんて無いわよ。」
( ^ω^)「またまたー。地震が起こせるって言ってたお。」
('A`)「地震で軍が混乱している間に脱出しようぜ。」
ξ゚听)ξ「ここは地下よ?地震なんか起こしたらまずここが潰れるわよ。」
( ^ω^)('A`)「・・・・・・・あちゃー。」
- 30 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:27:32.86 ID:Tm8sHizs0
- ('A`)「万策尽きたぜ・・・。」
ξ゚听)ξ「ちょっと!!まさか策ってそれだけなの!?」
('A`)「・・・・・・てへ☆」
ξ゚听)ξ「てへ☆ じゃないわよ!だいたいあんたキモいのよ!!」
orz……とうなだれる毒男に、ツンはなおもギャーギャーまくし立てる。
( ^ω^)「まあまあ。
いくらなんでも明日死刑にされるわけじゃないだろうし、とりあえず様子を見るお。
チャンスがきたら、ツンの魔法で地震を起こしてとんずらこくお!
それより、トラックの中では(快感で)眠れなかったから
とりあえず寝るお。休息は必要だお!」
ξ゚听)ξ「・・・・・・それもそうね。今日は寝ましょう。」
(;A;)「・・・・・・。」
ツンの文句が相当効いたのだろうか、すでに毒男は涙を横に流しながら寝ていた。
ブーンとツンも横になると、まもなく眠りの底に落ちていった。
- 31 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:28:51.51 ID:Tm8sHizs0
- ( ゚∀゚)「おい、起きろ。」
ジョルジュの言葉でブーン達は目を覚ました。
何時間寝ていたのだろうか?窓の無い地下牢では時間の感覚が無くなる。
( ゚∀゚)「両手を頭の上で組んで、全員ここから出ろ。」
ジョルジュ以外に数人兵がいて、ブーン、毒男、ツンにそれぞれ銃口を突きつける。
なすすべも無くブーン達は牢を出た。
- 32 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:29:56.89 ID:Tm8sHizs0
- ブーン達は階段を上る。
今何階なのだろうか?結構な数の階段を上らされた。
(;^ω^)「どこまで連れて行くんだお?」
( ゚∀゚)「ふふふ。いい所さ。」
ジョルジュは不敵に笑う。
- 33 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:30:52.80 ID:Tm8sHizs0
- 「支部長官室」
ブーン達はそう書かれた部屋の扉の前にいる。
扉は地味ではあるが大きく、中にいる者の権力を表すかのように迫力がある。
(;^ω^)「(・・・尋問でもする気なのかお?)」
ブーンが考えていると、ジョルジュは扉をノックした。
( ゚∀゚)「大佐、ジョルジュであります。例の奴らを連れてきました。」
(大佐)「うん。入っていいよ。」
ジョルジュが扉を開く。
ブーン達は部屋の中に足を踏み入れた。
- 34 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:31:29.80 ID:Tm8sHizs0
- ブーン達は、ブーンを中心に横一列に並ばされた。
その部屋はとても広かった。
ミルナ教授の研究室とは比較にならない。
真ん中に応接用のテーブルとソファが並び、
その奥に、ガラス張りの壁を背にする形で大きな机が置いてある。
そこには日の光を窓越しに受け、大佐と呼ばれた人物が座っていた。
(´・ω・`)「やあ。ようこそ僕の部屋に。
僕はショボン。階級は大佐。一応ここ東部支部を任されている。よろしくね。」
- 35 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/30(金)
22:32:46.84 ID:Tm8sHizs0
- ショボンはブーンたちを一瞥すると、机に置かれた書類に目をやった。
(´・ω・`)「さて、話は聞いているよ。
なんでも世界の果てを飛行機械で越えようとしたんだってね。
おまけにジョルジュの飛行機械まで落としたそうだね。
たいしたものだよ。」
そういうとショボンは立ち上がり、ブーンに銃口を向けた。
(´・ω・`)「とりあえず、死んでもらおうか。」
Σ(;^ω^)Σξ;゚听)ξ(;'A`)「!!!!」
あまりに唐突な出来事だったためにブーン達の反応は遅れた。
銃の引き金が、かちりと小さな音をたて引かれた。
第18話 完