411 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:25:54.43 ID:jmH0WUJD0
第12話( ^ω^)パラシュートで、擬似亀甲縛り体験だお!


翌日の未明、日も昇らぬうちに二人は離陸した。

( ^ω^)「よく寝れなかったお・・・。」

('A`)「俺もだ・・・。」

( ^ω^)「でも、何でこんな朝暗いうちから行くんだお?」

('A`)「真っ昼間に軍の基地の真上を通る馬鹿はいないだろ。」


それもそうです。
413 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:27:04.60 ID:jmH0WUJD0
飛行は順調、通過地点である軍の極東基地まであとおよそ1時間である。


('A`)「ブーン、これ持ってくれ。」

( ^ω^)「なんだお?これ。」

('A`)「距離メーターだ。
   軍の基地の真上を通ったらボタンを押せ。
   そこから高度1000メートル、北東に距離40キロの地点が、
   雷雲の無風地帯だ。」

( ^ω^)「おーいえす。」
415 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:28:38.41 ID:jmH0WUJD0
軍の基地が見えた。
地上放火の的にされないよう、毒男は高度を最大限まで上げた。


('A`)「これで、軍が飛行機械でも持ち出さない限り大丈夫だろう。」

('A`)「基地の真上だ!ブーン!ボタンを押せ!」
( ^ω^)「ぽちっとな。」


その時、けたたましいアラーム音があたりに響いた。
416 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:29:41.38 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「この機械、うーうー言っとりますお。
      うるさいから毒男、何とかしてお。」

('A`)「ちょwwwwそれじゃねえwwwww
   軍に見つかったんだよwwwバーローwwwwwww」

( ^ω^)「あちゃー。」

('A`)「あちゃー。じゃねえよバーローwwwwww」


417 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:30:54.01 ID:jmH0WUJD0
パパパパパッ!
地上から「マイアヒ」に向けて火線が放たれる。


(;^ω^)「う、打たれてるおおおおお!」


('A`)「当たらなければ、どうということは無い!
   ふひひ!一度言ってみたかったんだコレwwwwwww」


( ^ω^)「ちょwwwwテラキモスwwwwwww」


418 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:31:59.37 ID:jmH0WUJD0
そんなこんなで軍の地上砲火の射程範囲を超えた。


('A`)「ここまでくりゃ安心だ。
   ブーン、あと何キロだ?」

( ^ω^)「20キロほどだお」

('A`)「把握した。」


そのとき、後ろからプロペラ音が聞こえてきた。


419 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:32:53.03 ID:jmH0WUJD0
('A`)「マジか。」

( ^ω^)「どうしたお?」

('A`)「きたんだよ。」

( ^ω^)「生理かお?
      悪いけど、ここじゃ赤飯炊けないお。」

('A`)「それじゃねえ。
   軍  の  飛  行  機  械  だ  よ  !!!!!!」

421 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:35:47.65 ID:jmH0WUJD0
二つの飛行機械の距離が埋まっていく。


('A`)「ちっ!性能が違いすぎる!
  軍の野郎、世界の裂け目越えが禁止されてからも
  飛行機械の開発は続けてやがったな!」


敵は機銃を放った。
乾いた銃声があたりに響く。
422 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:36:36.60 ID:jmH0WUJD0
(;^ω^)「う、撃たれとりますがな!どうするんだお?」
('A`)「しっかりつかまってな!!!」


そういうと毒男はハンドルを手前に思いっきり引っ張った。
飛行機械が上方に弧を描き、後ろへ背面飛行した。


(;^ω^)「あうあうあうwwwwwwwww」


今度は下方に弧を描き、通常飛行に戻ると、
ブーンたちは敵機の後方についていた。


('A`)「グッドラック!」


毒男が機銃を放つと、敵機は羽のもげた蝶のように落ちていった。
425 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:38:13.74 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「すごいお毒男!」

('A`)「ふひひwwww
   今日から俺のことは『赤い彗星の毒男』と呼んでくれ。」

( ^ω^)「だが断る!」


その時だった。
ガン!という衝撃音があたりに走った。


426 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:39:20.14 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「この音なんだお?」

('A`) >「・・・・別の飛行機械に打たれちゃったみたい。てへ(はぁーと)。」

Σ(;^ω^)「てへ(はぁーと)。じゃねーよwwwww!この馬鹿ちんwwwww!」

('A`)「とりあえず、あの森のほうへ不時着しまーす。」

( ^ω^)「あ、はいですおー」
430 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:42:20.44 ID:jmH0WUJD0
ブーンたちの下方には、未開の樹海が広がっている。


(;^ω^)「ここ・・・不時着できるのかお?」

('A`)「無理無理。コレつけて。」

( ^ω^)「なんだお?これ。」

('A`)「パラシュート。この紐引っ張れば開くから。
   じゃ、お先に〜〜〜〜。」

(;^ω^)「ちょwwww待ておwwwwwww」


毒男に続いてブーンも飛び降りた。


一方マイアヒは煙を吹いたまま、樹海の中にその姿を消した。
433 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:43:39.58 ID:jmH0WUJD0
( ^ω^)「おお、今僕、空を飛んでるお。」


どうみても落ちているだけです。本当にありがとうございました。






    ( ^ω^)が世界のすべてを見てみたいようです   
               ―完―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

439 :78 ◆pP.8LqKfPo :2006/06/28(水) 01:47:51.50 ID:jmH0WUJD0
           ―再開―


( ^ω^)「そろそろパラシュート開かなきゃ死んじゃうお。」


ブーンは紐を引っ張った。
するとパラシュートが開き、グンっと、体が上に持ち上げられるような衝撃が走る。


( ^ω^)「おっwwおっwwwwおっwwwwwwww
      この食い込み感wwwwwたまらんおwwwwwwww」


ブーンが捕縛プレイに目覚めたようです。


ブーンのパラシュートは木に引っかかり、自力では降りられなかった。
毒男に見つけられるまでの半日間、ブーンは捕縛プレイに酔いしれた。

第12話 完
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