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名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:46:19.22 ID:tacJBGTq0
- 三夜目外伝・その1〜ツンの一日〜
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名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:46:59.06 ID:tacJBGTq0
- ピーピー ピーピー ピーピー パチッ
ξ゚听)ξ「はぁ・・・最近夢にあいつが出てくるな・・・」
ξ゚听)ξ「何故だろう・・・ブーンのことが頭から離れない・・・今までこんなことなかったのに・・・」
そう呟きながら顔を洗う。
料理を作りながらふと時計をみる
AM7:45
ξ゚听)ξ(ブーンも起きた頃かな、でもあいつ寝ぼすけだから寝てるかも・・・)
ξ;゚听)ξ「ハッ!また俺は何を考えてるんだ!」
焼いていたハムが少し焦げる。
ξ#゚听)ξ「だからなんであいつはこうタイミングが悪いんだよ!!」
怒りながら朝食を作り終え。それを食べて車で事務所に向かう。
- 40
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:47:59.86 ID:tacJBGTq0
- ツンは事務職で生活をしている。
事務所につきデスクについて書類整理をしているとブーンから電話がきた。
ξ゚听)ξ(こんな時間に電話なんて珍しいな。)
そう思いながら電話を受けた
- 41
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:48:19.87 ID:tacJBGTq0
- ( ^ω^)「ツン、おはようだお。」
ξ゚听)ξ「おはようさん。こんな時間に電話なんて珍しいこともあったもんだなブーン。」
( ^ω^)「そのことなんだが腕が骨折して今病院だお。」
ξ;゚听)ξ「ハァ?骨折?なにどうしたんだよ。」
(;^ω^)「いやちょっと転んで・・・」
ξ゚听)ξ「プフッ・・・ハハハハハハハ。転んで骨折なんてお前らしいなw」
(;^ω^)「笑い事じゃないお!こっちは一日安静らしいお・・・」
ξ゚听)ξ「わあったわあった、夕方過ぎには見舞いに行くから安心しとけ。」
( ^ω^)「メロンが食べたいお!」
ξ゚听)ξ「デデッデデッティゥwwwwwwwwww」
(;^ω^)「なんという・・・」
ξ゚听)ξ「まぁなんか持って行くわ。じゃあな。」
( ^ω^)「あいお〜。」
プツッ
- 42
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:49:01.95 ID:tacJBGTq0
- ξ゚听)ξ「はぁ・・・大丈夫かなあいつ・・・」
そう思いながらツンは仕事を続けた。
昼休み
ξ゚听)ξ(久々に喫茶店行くか・・・)
カラコロカラコロ
ミ,,゚Д゚彡「いらっしゃ〜い。」
川 ゚ -゚)「いらっしゃい。」
(*゚∀゚)「へい!らっしゃい!」
ξ゚听)ξ「相変わらず混んでるな〜・・・」
20分ほど待って席が空いた。
川 ゚ -゚)「お客様、注文はどうしましょうか?」
ξ;゚听)ξ「クーにお客様って言われるとなんか気持ち悪いなw」
川 ゚ -゚)「忙しいから注文早くお願いね。」
ξ゚听)ξ「手厳しい奴・・・」
-
- 45
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:50:46.13 ID:tacJBGTq0
- とりあえずナポリタンとアイスカフェ・オレを頼み食べながら。
ξ゚听)ξ「クーはブーンが怪我したの知ってるか?」
川 ゚ -゚)「うん知ってる。そっちも知ってたんだ。」
ξ゚听)ξ「ああ、朝方直接電話があった。」
川 ゚ -゚)「そう・・・」
相槌を打つクーの顔は曇っていた。
ξ゚听)ξ「ん?どうした?」
川 ゚ -゚)「なんでもない。」
ξ゚听)ξ「ふ〜ん。俺は仕事終わったら見舞いに行くわ。」
川 ゚ -゚)「そう。」
会話も終わりツンは支払いを済ませ事務所へとむかった。
- 46
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:51:31.94 ID:tacJBGTq0
- 夕方仕事も終わりツンはお気に入りの八百屋に向かった。
ξ゚听)ξ「この林檎が一番美味しそうだな。」
ξ゚听)ξ「いや、こっちも捨てがたい・・・」
ξ゚听)ξ(ブーンに美味しい林檎を食べさせてあげたいな・・・)
30分ほど林檎の選別してようやく決まったのかツンは支払いを済ませて病院へ向かった。
ナースステーションで病室を聞きブーンの元へ向かった。
ξ゚听)ξ「おーいブーン元気かー?」
( ´ω`)「ZZZZZZZZzzzzzzzz・・・」
ξ゚听)ξ「なんだよせっかく来たのに寝てやがる・・・」
そう言いながらツンは林檎を剥き始めた
- 47
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:52:17.98 ID:tacJBGTq0
- シャコシャコシャコシャコ
( ´ω^)「ん?何の音だお?」
ξ゚听)ξ「やっと起きたか。」
寝起きのブーンを見ながらツンは林檎を剥いていた。
ξ゚听)ξ「メロンがわりだ、食えよ。」
そう言って剥き終わった方の林檎を渡す。
- 48
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:52:55.93 ID:tacJBGTq0
- シャクシャクシャク
(*^ω^)「甘くて美味しいお!」
ξ*゚听)ξ「だろ!ここ俺のお勧めの八百屋の林檎だぜ。」
ξ*゚听)ξ(あれだけ選んで一番良いのを持ってきたんだ不味いはずがないよな!)
( ^ω^)「本当に見舞いに来るなんて思ってもなかったお。」
ξ゚听)ξ「友人が怪我したんなら見舞いくらいくるだろーよ。」
( ^ω^)「有難うおw」
ξ////)ξ「別に気にすることでもないだろうが!」
ξ////)ξ(あ〜くそ、なんか照れるぜ!)
そこに一人の来訪者が来た。
- 50
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:53:35.36 ID:tacJBGTq0
- 川 ゚ -゚)「ああ、ブーン大丈夫だった?」
( ^ω^)「クーだお、今は大丈夫だお。」
ξ゚听)ξ「クーか・・・クーが来たならもう大丈夫だろうな。俺は帰るぜ。」
ξ゚听)ξ(二人も同時に相手するのは面倒くさいだろうしな・・・)
そう言って席を立つ
川 ゚ -゚)「ツン、気にしなくてもいいのに。」
(;^ω^)「もう帰るのかお?」
ξ゚听)ξ「ああ、んじゃな。」
ξ゚听)ξ(お大事に・・・)
そう心で呟いてツンは病室を後にした。
- 51
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:54:17.86 ID:tacJBGTq0
- 病院を出る途中にツンはある男に声をかけられた。
( ´_ゝ`)「ツンさん・・・ですね?」
ξ゚听)ξ「はい?どちらさまでしょうか。」
ツンは声をかけた男を見た。
どうやら医者・・・のようだ。
ようだというのはそいつが医者の恰好をしているがどう見てもやり手の医者・・・などには見えなかったからだ。
( ´_ゝ`)「自分は兄者と言います。ブーン君とはちょっとした知り合いでして。」
ξ゚听)ξ「はぁ・・・それでどうしたんですか?」
( ´_ゝ`)「ブーン君から貴方は一番の友人だと聞いています。だから伝えておこうと思いまして。」
- 52
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:55:01.53 ID:tacJBGTq0
- ξ゚听)ξ「?」
( ´_ゝ`)「ブーン君はあともって1年半の命です。」
ξ;゚听)ξ「え・・・」
( ´_ゝ`)「彼は重い病気を患っています。彼自身はそのことを知りません。それに知らせては彼の病気はますます進行してしまうでしょう。ですから一番の友人である貴方にだけ知らせておこうと思いまして。これは他言無用でお願いしますね。」
ξ;゚听)ξ「え・・・うそ・・・ブーンが・・・え・・・」
( ´_ゝ`)「出来れば恋人などにしたかったのですが彼には今恋人は居ませんしこんなことは貴方にしかいえなかったんですよ。では・・・」
ξ;゚听)ξ「・・・はい・・・有難うございました・・・」
それだけ言ってその白衣の男はどこかへ行ってしまった。
ツンはしばらく放心状態になった。
- 54
名前:( ^ω^)以外が性別転換したようです。 :2007/09/09(日) 20:55:45.22 ID:tacJBGTq0
- ツンは放心状態になりながらも帰路についた。
ξ;゚听)ξ「なんで・・・ブーンが・・・こんなことに・・・」
そうブツブツ呟きながらツンは風呂に入っていた。
ショックで食事をする気にもなれないらしい。
ツンは風呂をあがり下着のまま布団に入った。
そして悲しみのためか泣きながら眠ってしまった。
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