- 78 :1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
00:13:05.83 ID:ZuSCyIJZ0
- 〜4月28日(木)〜
朝一でカーチャンのところへ向かった。
トーチャンは一度家に戻ったという。
('A`)「何か、俺にして欲しいこととか無い?」
J( 'ー`)し「ドクオにしてほしいことねぇ・・・」
('A`)「何でもやる、カーチャンがしてほしいことならなんでも」
J( 'ー`)し「そうねぇ、なら二人の結婚式が見たいわね」
('A`)川 ゚ -゚)「はい?」
拍子抜けというかなんというか。
予想外過ぎて妙な返事しか出来なかった。
(;'A`)「けけけけけ結婚しきててててて!!??」
川;゚ -゚)「お、落ち着けドクオ、私も落ち着く」
J( 'ー`)し「あらあら、初々しいわね」
少し時間が経ち気持ちも落ち着いたところで話を戻す。
J( 'ー`)し「ホントなら孫を見たいって言いたいけどそれはすぐには無理でしょ?」
川 ゚ -゚)「いや、無理ではないと思いますが」
(;'A`)「おいまて」
J( 'ー`)し「それにね、カーチャンだって自分の体のことは分かってるつもりよ」
('A`)「え・・・?」
J( 'ー`)し「もう、長く無いんでしょ?」
- 83 :1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
00:19:20.10 ID:ZuSCyIJZ0
- ('A`)「いや、そんな訳無いだろ、少し疲れが溜まって」
J( 'ー`)し「いいのよドクオ、無理に嘘つかなくたって」
('A`)「・・・」
J( 'ー`)し「お父さんもドクオも似てるわね、すぐに顔に出るもの」
('A`)「カーチャンは、それでいいと思ってるのか・・・?」
J( 'ー`)し「いいとは思ってないわよ・・・、でもこれも人生かなって・・・」
カーチャンの顔は死を覚悟しているにも関わらず穏やかな笑顔だった。
あとどれだけ、あと何ヶ月、あと何日期限があるのか・・・。
J( 'ー`)し「息子が幸せになる瞬間を見たくない親は居ないわよ」
('A`)「分かった・・・、ちょっと前に言ったばかりだけど・・・」
クーの方を向く。
そして、今度は曖昧ではない言葉で伝える。
('A`)「クー、カーチャンに言われたからじゃなく、俺の本心で言う」
川 ゚ -゚)「うん・・・」
('A`)「俺と結婚してください」
驚くほどすんなり言葉は出た。
ずっと曖昧な言葉で伝えてはいたが・・・。
川 ゚ -゚)「はい、私からもお願いします」
気持ちは伝わった。
- 89 :1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
00:22:57.77 ID:ZuSCyIJZ0
- J( 'ー`)し「まったく、ドクオ、少しはムードってもんを考えなさい」
('A`)「カ、カーチャン・・・」
J( 'ー`)し「クーちゃんも、こんな馬鹿な子だけど優しい子だから、よろしくね」
川 ゚ -゚)「はい」
と、病室のドアが開いた。
_、_
( ,_ノ` )「話は全て聞かせて貰った」
(;'A`)「ちょ!?」
J( 'ー`)し「あらあら、相変わらずねお父さん」
トーチャンが俺の方へ歩いてきてある物を渡した。
_、_
( ,_ノ` )「俺とカーチャンからの餞別だ」
渡されたのは通帳と印鑑。
J( 'ー`)し「ドクオが送ってきてくれたのをずっと貯めておいたの」
('A`)「カーチャン・・・!」
俺はカーチャンに抱きつく。
('A`)「ありがとカーチャン、俺カーチャンの子供に生まれてきて良かったよ!」
J( 'ー`)し「あらあら、まだまだ子供ね・・・」
カーチャンに頭を撫でられる。
あぁ、俺は本当に幸せなんだと感じる。
- 99 :1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
00:36:51.07 ID:ZuSCyIJZ0
- その後はというと。
ツンに頼み結婚式の準備やらなんやらを頼んだ。
金持ちの伝手って恐ろしい。
J( 'ー`)し「あと3ヶ月ねぇ・・・、色々あったわねぇ・・・」
医者から余命3ヶ月の宣告を受けたカーチャン。
だがカーチャンから恐怖や悲しみは感じられない。
ずっとにこにこと笑い、生きている今日を楽しんでいる。
俺はというと、いろんな人に結婚のことを連絡していた。
あと2週間後、俺とクーは結婚する。
正直早いと思っていた、だがこれもまた良いかと思えた。
クーの両親とも話しをした、そして快く認めてくれた。
川 ゚ -゚)「私とドクオの繋がりがまた増えるんだな・・・」
('A`)「クーは良かったのか、あんなプロポーズで・・・」
川 ゚ -゚)「ドクオだから良かったんだよ」
少しずつ日は過ぎて行く。
だが、心は穏やかだ。
カーチャン、俺の大好きだったカーチャン。
俺は、また一つ先へと進む。
カーチャンが望んだこと、そして俺が望んだこと。
晴れ舞台を、幸せを皆に見せてやろうと思った。
- 107 :1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
00:49:24.45 ID:ZuSCyIJZ0
- 〜5月14日(土)・結婚式当日〜
今更だが心臓が壊れそうだ。
色々と焦ってやってしまったがいざ現実に直面すると鼓動が早くなる。
('A`)「スーツなんて初めて着たよ・・・」
俺は今新郎控え室に居る。
結婚式は教会、ツンがかなり良い所を用意してくれた。
ふと、控え室のドアが開かれる。
( ^ω^)「おっす、オラ浪花の逃犬」
('A`)「殴り飛ばすぞ」
( ^ω^)「そのスーツを血の花で真っ赤に染め上げてくれようか!」
相変わらずというかなんというか。
( ^ω^)「まさかこんな早く結婚式とは思わなかったお」
('A`)「俺もだ」
( ^ω^)「あと、お母さんのこと・・・」
('A`)「気にするな、俺も然して気にしてない」
時計を見ると9時半。
あと1時間半で始まる・・・。
- 114 :1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
00:58:44.11 ID:ZuSCyIJZ0
- そして30分、ブーンと話をしながら控え室に居るとツンがやってきた。
ξ゚听)ξ「クーの方も準備できたわよ」
('A`)「あ、あぁ」
ツンの後ろを歩き着いていく。
正直かなり焦っている、自分でも心臓の音が分かるぐらいだ。
そして、新婦控え室へと辿り着く。
ξ゚听)ξ「扉は自分で開けなさい」
ツンに言われ扉に手をかける。
そして、ゆっくりとドアを開けた。
('A`)「・・・」
川 ゚ -゚)「・・・」
分かってはいたが現実に見ると言葉を失う。
純白のウエディングドレスに身を包んだクー。
綺麗とか美しいとか、そんな言葉を超越してる。
川 ゚ -゚)「ドクオ・・・、変じゃないか・・・?」
('A`)「あぁ、変じゃない、凄く綺麗だ・・・」
川 ゚ -゚)「良かった・・・」
- 153 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
01:49:10.87 ID:ZuSCyIJZ0
- そして、時間になり控え室を出る俺とクー。
教会の扉が開き、神父の立つ場所まで歩く。
一部来れなかった人も居るが、たくさんの人が祝福に来てくれている。
ブーン、ツン、ショボンさん、シャキン先生、阿部さん、ジョルジュ、
(ryさん、ちんぽっぽさん、ヒート、クーの両親。
そして、車椅子に乗ったカーチャンとその横に立つトーチャン・・・。
他にもたくさんの人が居る。
神父の話を聞きながら式が進む。
/ ,' 3「では、指輪の交換を」
クーの左手を取り薬指に指輪をはめる。
そして、クーからも俺の左手の薬指に指輪がはめられる。
/ ,' 3「誓いのキスを」
正直こんな大勢の前でキスをするのはこっ恥かしい。
だが、一生に一度の大イベントだ。
クーのベールを持ち上げる。
('A`)「クー」
川 ゚ -゚)「ドクオ・・・」
そして、俺はクーにキスをした。
- 155 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
01:54:03.27 ID:ZuSCyIJZ0
- 教会の外で皆に囲まれる。
( ^ω^)「おめでとうだおー!」
ξ゚听)ξ「クーを幸せにしなさいよ!」
(´・ω・`)「おめでとう、でも君の後ろの穴は」
(`・ω・´)「いつまで言ってるんだ馬鹿弟が!」
そういえば、しぃの姿が見えない。
式の最中にも居た様子はなかったし・・・。
川 ゚ -゚)「ドクオ、これからもよろしくな」
('A`)「あぁ、俺からもよろしく頼む」
そして、クーが空高くブーケを投げた。
ξ゚听)ξ「私が貰うわ!」
ノパ听)「いえ私が!」
(´・ω・`)「いや僕が」
ブーケが落ちてくるとき青い影がブーンを踏みつけた。
( ^ω^)「むぎゅっ!?」
そして、ブーケを取り俺たちの目の前に下りた。
(*゚ー゚)「へへへ、貰っちゃった」
('A`)川 ゚ -゚)「しぃ!?」
- 59
名前:1
◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:04:29.62 ID:ZuSCyIJZ0
- ('A`)「居たのか!?」
(*゚ー゚)「うん、お兄ちゃんお姉ちゃん、結婚おめでと!」
(´・ω・`)「あれ、何時の間に」
(*゚ー゚)「ごめんなさいショボンさん、ちょっと寄りたい所があって勝手に抜け出しちゃいました」
(´・ω・`)「別にいいんだけどね」
ふと、誰かがこっちを見ているような。
(゚Д゚)「・・・」
('A`)「・・・」
ふっとその人は消えた。
ただ、言える事が一つだけある。
('A`)「こっちみんな」
そんなこんなでどたばたしたあと式は終わった。
俺とクーは晴れて夫婦となった。
そして・・・。
('A`)「新婚初夜ってやつですか・・・」
川 ゚ -゚)「そういうことになるな・・・」
※ここから先危険です
- 166 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:12:16.72 ID:ZuSCyIJZ0
- 夜11時。
二次会やらなんやらも全て終わり家に戻ってきた。
カーチャンはこっちの病院に居るという。
家のほうは大丈夫かと聞いたが、店もしばらく閉めるとのこと。
そして・・・。
('A`)「・・・」
川 ゚ -゚)「・・・」
特に変わりない二人がここに。
('A`)「新婚初夜って言ってもなぁ・・・」
川 ゚ -゚)「私はとりあえずシャワーを浴びてくる」
('A`)「あぁ・・・」
やることはやってるわけで。
今更といった感じが否めないのも確かで。
でも俺とクーが夫婦になったという事実もあり。
なんだか混乱してきた。
('A`)「うぅむ・・・」
どうしたものか。
- 68
名前:1
◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:22:31.63 ID:ZuSCyIJZ0
- ふと部屋の電気が消えた。
('A`)「クー?」
後ろを振り向くとクーが立っていた。
だが暗くてよく見えない。
すこしクーが前に歩いた、そしてその体が月明かりに照らされる。
('A`)「・・・」
川 ゚ -゚)「もっと、ドクオとの繋がりが欲しいんだ・・・」
月明かりに照らされた一糸纏わぬ姿のクー。
昼間見たドレス姿のクーも綺麗だったが、こちらもまた別の意味で綺麗だ。
川 ゚ -゚)「あ・・・」
俺はクーを抱き寄せ、そのままベッドに横たわらせる。
川 ゚ -゚)「ドクオ・・・」
クーが俺の頭を引き寄せキスをする。
唇と唇を合わせるだけではない、長く下を絡め合わせる。
今までやっていたどんなキスよりも長く感じる。
川 ゚ -゚)「はぁ・・・」
- 169 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:23:32.03 ID:ZuSCyIJZ0
- ※ここから先、あからさまな性的描写が入ります
18歳未満の方は寝た方がいいです
あと、そこでチンコ出して待機してる人、阿部さんを派遣しました
- 173 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:37:46.07 ID:ZuSCyIJZ0
- クーは裸の為そのままクーの体に触る。
大きいとは言えないが、形のいい胸。
川///)「ん・・・」
全体的に胸を揉みながら乳首にも刺激を与える。
指で触り、摘み、擦る。
川///)「あぅ・・・はぁ・・・」
段々とクーの声が甘美なものへと変わっていく。
俺は空いている手をクーの下腹部へと持っていく。
クチュ、と音がし指に湿った感覚がくる。
最初は回りを撫でるように、そしてクーの淫核を触る。
川///)「きゃう!」
毎度毎度思うのだが、このときのクーは卑怯なぐらい可愛い。
普段あれだけクールなだけあってギャップが凄すぎる。
川///)「ドクオ・・・気持ちいいよぉ・・・」
俺の首に手を巻きつけ、力なく抱きついてくる。
可愛すぎる、本当にいとおしい。
- 178 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:46:00.93 ID:ZuSCyIJZ0
- そして、下腹部をしばらく弄っているとクーにも限界が来たようだ。
川///)「ダメ・・・きちゃう!」
('A`)「大丈夫だ・・・」
川///)「ふあああ!!」
ビクンビクンとクーが仰け反りながら痙攣する。
絶頂に達したのか、痙攣の後ぐったりと倒れる。
川///)「はぁ・・・はぁ・・・」
('A`)「大丈夫か?」
川///)「うん・・・」
と、クーの手が俺の股間を弄る。
川///)「ドクオにもしてやらないとな・・・」
立場が逆になりクーが俺の上になる。
そして、体を下まで持っていき、俺の一物を手で弄る。
('A`)「クッ・・・」
川///)「硬いし、大きくなってるな・・・」
あれだけ可愛い姿を見せられれば誰だってそうなる。
- 184 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
02:59:58.06 ID:ZuSCyIJZ0
- 何か扱いが上手くなってるような気がしないでもない・・・。
クーはそのまま俺の物を口に加えた。
下から淫猥な音が聞こえる。
そして、俺の方もすぐに限界がくる。
('A`)「うっ・・・」
クーの口の中に精を出す。
クーはそれを飲み込む。
('A`)「おい、無理しなくても・・・」
川///)「ん・・・無理なんてしてないさ・・・」
そして、また立場が逆になる。
クーの足の間に入り込む。
また大きくなった一物をクーの中へと埋め込む。
川///)「ああ・・・」
暖かい物に包まれる感触。
クーと繋がっている、それが嬉しい。
川///)「私は、君と一緒になれて幸せだよ・・・」
('A`)「俺もだクー・・・」
またキスをする。
- 185 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
03:04:57.86 ID:ZuSCyIJZ0
- 何分か腰を動かすうちに限界が近づく。
いや、早漏じゃないよ?ホントダヨ?
川///)「はっ・・・はっ・・・」
だがクーも限界が来ているようだ。
('A`)「クー、俺も限界なんだが・・・」
川///)「中に・・・出してくれ・・・」
('A`)「いい・・・のか・・・?」
川///)「あぁ・・・」
俺は腰の動きを早める。
クーの息も絶え絶えになり荒くなる。
('A`)「クー、出すぞ・・・!」
川///)「きて!」
俺はクーの中に精を解き放つ。
ドクンドクンと自分の物が脈打つのが分かる。
そして、クーもビクンビクンと痙攣する。
クーはぐったりとなり、俺もその横に倒れる。
川///)「気持ちよかったよ・・・」
('A`)「俺もだ・・・」
- 186 名前:1 ◆RPjlOvKrTo :2007/09/14(金)
03:09:25.61 ID:ZuSCyIJZ0
- 〜5月15日(日)〜
朝の光で目が覚める。
どうやらあのまま寝てしまっていたらしい。
横を見るとクーは居ない。
だが、台所から音がする。
俺は服を着て台所に立つクーを見る。
('A`)「おはようクー」
川 ゚ -゚)「おはよう・・・アナタ」
いつもとは違う呼び方。
何だかもやもやとするような違和感がある。
川 ゚ -゚)「どうした?」
('A`)「いや、いつもどおりでいいよ」
川 ゚ -゚)「そう・・・か、うん分かった」
そして、もう一度こちらを向いて笑顔で言う。
川 ゚ ー゚)「おはようドクオ!」
また、俺たちの新しい生活が始まった。
-
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