- 24 :\(^o^)/ ◆RPjlOvKrTo :2007/04/30(月) 15:16:36.91 ID:wbuGfe6D0
- クーが帰ってきた後それとなくヒートのことを聞いてみたが。
適当に流されるだけで確信をつけなかった。
ヒートって、別に男嫌いって訳でも無さそうだが。
男より女のほうが好きってだけなのかね・・・。
('A`)「まーいーにちーまーいーにちー、ぼくらはてっぱんのー」
川 ゚ -゚)「何言ってるんだ」
('A`)「およげたいやきくん」
川 ゚ -゚)「分かったから少しは静かにしろ」
怒られた。
大晦日と正月のために食料買い溜めしたり。
新年の準備やらでここ1週間は過ぎていく。
そして、大晦日。
('A`)「今年も終わりか・・・」
川 ゚ -゚)「早いものだな年を取ると」
('A`)「18で何言ってやがる」
川 ゚ -゚)「気にするな」
しぃは大晦日だと言うのにバーボンハウスへ行っている。
深夜に初詣に行く人間が居て、そこで飲み物を売ってるんだとか。
本当に良く働く、体壊すんじゃないかと思うぐらいだが、壊さない。
川 ゚ -゚)「あと3時間か」
('A`)「さらば今年」
- 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/01(火) 00:41:46.96 ID:gVNiHsXa0
- 残りの3時間もあっという間に過ぎて行き、新年を迎えた。
クーが初詣に行こうと言うので仕方なく寒い中家を出た。
('A`)「で、何故着物、っていうか着物あったのか」
川 ゚ -゚)「初詣に着物を着てもおかしく無いだろ?」
('A`)「まぁ、そりゃそうだが」
大通りに出ると結構な人が通りを歩いている。
まぁ、新年を迎えた深夜はこんなもんだろ。
初詣とか、全然行った記憶が無い・・・。
去年も正月に実家に帰れなくてトーチャンに滅茶苦茶怒られたからな・・・。
今年は戻れないと先に言ってはあるが・・・、どうなることやら・・・。
('A`)「お、あれは空気と化したブーン」
( ^ω^)「誰が空気だお」
ξ゚听)ξ「あけましておめでとう」
川 ゚ -゚)「あけましておめでとう」
('A`)「空気を空気と言って何が悪い」
(#^ω^)「ドクオ、新年早々ブーンを怒らせたことを後悔するお・・・」
ブーンに背を向け一目散に逃げる。
足の速さで勝てなければテクニックで・・・!
あっさり捕まった。
( ^ω^)「覚悟するお、キン○バスタァァァァァァ!!!」
(;'A`)「ギャアアアアアアアアアア!!!!」
- 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
:sage :2007/05/01(火) 00:50:03.10 (p)ID:gVNiHsXa0(2)
- ('A`)「てな訳で神社についたわけなんだが」
川 ゚ -゚)「よく生きてたな」
('A`)「慣れた」
川 ゚ -゚)「慣れていいものでは無いと思うぞ・・・」
深夜1時と言う時間にもかかわらず凄まじい人がいる。
賽銭を入れるとこまでは行列が続いている、だが並ぶね!
('A`)「うぇ・・・、人多すぎて気持ち悪い・・・」
ふと気がつくとクーが居ない。
それだけではなくツンとブーンも居なくなっている。
('A`)「人ごみのせいではぐれたか・・・?」
とりあえず、賽銭を入れて外に出れば会えるだろう。
そう思って行列がゾロゾロと歩いていくのを待っていた。
('A`)「やっぱ気持ち悪い・・・」
横のババアの臭いがキツイ・・・。
香水やらハーブやらなんやらの臭いがプンプンする。
こりゃくせえ!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜ!
こういうババアは絶滅しろ。
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/01(火) 23:26:15.04 ID:tcyfnYFz0
- 結局、30分かけて賽銭を投げ込み長蛇の列から逃げ出した。
あのババアの異臭は二度と嗅ぎたくない。
('A`)「さて、クーたちは何処に居るかね・・・」
ふと、俺が出てきた方でクーたちの声が聞こえる。
そちらを振り返るとクー、ブーン、ツンの3人が立っていた。
('A`)「おーい」
川 ゚ -゚)「お、居たな」
( ^ω^)「何1人だけ迷子になってるんだお」
('A`)「誰が迷子じゃ」
ξ゚听)ξ「アンタよアンタ」
これなんてイジメ・・・?
まぁ、とりあえず再会出来たからよしとしよう。
ξ゚听)ξ「あ、おみくじやりましょうよ!」
('A`)「おみくじって凶以外出たことないんだが・・・」
川 ゚ -゚)「まぁ、あまり気にするものじゃないだろ」
( ^ω^)「ブーンから行くお!」
ブーンがおみくじの入った6角形のあの、変な箱っぽいのを振る。
そして、穴から番号の書いてある棒が落ちてくる。
- :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/01(火) 23:32:01.94 ID:tcyfnYFz0
- ( ^ω^)「77番だお」
77番の文字が書かれた棚をブーンが開ける。
そして、中から運勢の書かれた紙を取り出す。
( ^ω^)「ブーンは・・・、超吉・・・?」
('A`)「なんじゃそりゃ」
( ^ω^)「えっと、今年一年良い事尽くしで怪我や病気災難も無く良い年になるでしょう」
ξ゚听)ξ「運良いわね」
川 ゚ -゚)「本当だな」
('A`)「運良いってレベルじゃねーぞ!!」
そして、続いてクーとツンがおみくじを引く。
クーが9番、ツンが2番だった。
川 ゚ -゚)「私は吉だな」
ξ゚听)ξ「私は中吉」
何故こう揃いも揃って吉ばかり引くんだ。
もしかして・・・、俺こいつらに運吸い取られてないか・・・?
川 ゚ -゚)「さ、ドクオだぞ」
('A`)「あんまやる気無いんだけどな・・・」
そういいつつも箱を振る。
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/01(火) 23:36:11.28 ID:tcyfnYFz0
- 棒が出てくる、それに書いてある番号は44番だった。
何か、嫌な予感がする・・・。
恐る恐る44番の棚を開ける・・・。
('A`)「・・・」
その紙を見えないように下にする。
見るのが怖すぎる・・・。
仕方なく見ると・・・。
('A`)「滅凶・・・?」
川 ゚ -゚)「滅凶って・・・、聞いたこと無いぞ・・・」
('A`)「ちょっと待て、44番って本当にこれが入ってるのか!?」
と、近くで子供が44番の棒が出たという。
そして、子供が44番から出したものは大吉。
('A`)「・・・」
川 ゚ -゚)「それ一枚だけみたいだな・・・」
( ^ω^)「何て書いてあるんだお?」
ξ゚听)ξ「そうよ、酷いことが書いてあると決まったわけでもないでしょ?」
('A`)「そ、そうだな・・・」
3人に言われ、下に書かれた文字を見る。
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/01(火) 23:39:35.46 ID:tcyfnYFz0
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レレ'、ノ‐´  ̄〉. \
`ー'´ ./ 〈 ̄ `-Lλ_レレ
`ー---‐一' ̄
 ̄`ー‐---‐‐´
お前の今年の運勢は最悪だお!!!wwww
いたる所で死にたいと思うようなことが起きるおwwww
諦めてそのまま死んじまえばいいんだお!!wwww
プギャーッハッハッハッハッハッハ!!!wwwww
('A`)「・・・」
川 ゚ -゚)「・・・」
( ^ω^)「・・・」
ξ゚听)ξ「・・・」
('A`)「何これ・・・」
川 ゚ -゚)「さぁ・・・?」
( ^ω^)「酷いお・・・」
ξ゚听)ξ「悪意が感じられるわね・・・」
初めておみくじと言うものに殺意を覚えた。
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/01(火) 23:49:42.84 ID:tcyfnYFz0
- とりあえず、さっきのおみくじは焼き捨てた。
さようならやる夫、テメーの出番は二度とない・・・。
('A`)「さて、どうするんだこれから?」
川 ゚ -゚)「うーむ」
( ^ω^)「ブーンは初日の出見に行くお」
ξ゚听)ξ「私も一緒に、別にブーンと一緒に居たいわけじゃなくて、初日の出を見たいだけなんだkらね!」
まぁ、そんなわけで4人で初日の出を見ることになった。
といっても日の出までまだかなり時間がある。
4人で河原に座り日の出を待つ。
その間色々話をして時間を潰している。
ξ゚听)ξ「暇ねぇ・・・」
( ^ω^)「やること無いお・・・」
('A`)「日の出〜」
川 ゚ -゚)「最近定期的にドクオが壊れるのだが・・・」
( ^ω^)「仕様だお」
何か散々なこと言われてる気がする。
まぁ、自分でも分かっているんだが・・・。
川 ゚ -゚)「もう4時だな」
('A`)「もうすぐかねぇ・・・」
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/05/02(水) 00:07:59.83 ID:2E0+o8bR0
- ぼーっとしていたら太陽が見えてきた。
今まで真っ暗だっただけあってかなり眩しい。
太陽ってやっぱ山吹色なのかね・・・。
( ^ω^)「綺麗だお・・・」
ξ゚听)ξ「本当ね・・・」
( ^ω^)「ツンはもっと綺麗だお・・・」
ξ゚听)ξ「何バカなこと言ってるのよ!」
ツンがブーンの背中を叩く。
そして、ブーンがそのまま川まで転がり落ちていく。
ブーンが水没した・・・。
ξ゚听)ξ「ブーン!」
( ^ω^)「自分でやっといて心配するなお」
ξ゚听)ξ「ごめんなさい」
( ^ω^)「別にいいお」
このバカップルどもが・・・。
と、クーが俺の耳元で何かを呟いた。
川 ゚ -゚)「ドクオ・・・、今年もよろしくな・・・」
('A`)「・・・あぁ」
こうして、新しい一年が始まった。
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