427 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:02:54.19 ID:hLN9j40t0
 家に帰ると何故か晩飯が机に置かれていた。
 クーが作ったわけでも無い、となると・・・。

('A`)「これ、しぃが作ったのか・・・?」
(*゚−゚)「うん!」

 なんてこった、これはクーには劣るが相当な出来だ。
 俺なんか軽く凌駕してやがる、いつの間に・・・。

川 ゚ -゚)「私の手伝いをしてただけで・・・」
('A`)「人間ってすげえ・・・」

 いや、しぃが本当に人間かどうか未だに疑問だが。
 まぁ、そんなことはどうでもいい問題は味だ。
 前、一度しぃが調味料の分量を間違えて劇物が出来た。
 たまにあるからな・・・、今回がそうじゃないとも言い切れない・・・。

(*゚−゚)「ね、早く食べよ、私お腹ペコペコだよ!」
('A`)「おし、食べるか」

 食器を用意し、米を盛り付ける。
 いや、生じゃないよ、一応。

('A`)「・・・」

 とりあえず、おかずをひとつ摘んで食べてみた。
432 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:18:41.26 ID:hLN9j40t0
('A`)「こ・・・、これは・・・!!」

 このトンカツは・・・。
 身が厚いというのに外はサクサク、中はジューシー。
 その上生焼け部分も無く、焦げも無い、まさしくミスター味っ子。

('A`)「うーまーいーぞおおおおお!!!!」
(*゚−゚)「ホントッ!?」
('A`)「あぁ、凄く美味い、いつの間にこんな知識を」
(*゚−゚)「お兄ちゃんの漫画に書いてあるの試してみたんだけど・・・」

 そういや、ミスター味っ子全巻持ってるよな俺。
 いや、それにしてもあれは美味そうに見えたが。
 現実に食ってみるとここまで美味いとは。
 まさに、味のIT革命やぁ〜。

川 ゚ -゚)「どれ、そんなに美味いのか」

 クーもトンカツを一口食べる。

川 ゚ -゚)「おぉ、これは美味いな」
(*゚−゚)「やったー!」

 しぃがおおはしゃぎで喜んでいる。
 まぁ、自分が作ったものが美味いと言われればそうだよな。
435 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:29:34.28 ID:hLN9j40t0
('A`)「ふぅ、食った食った」

 しぃのはとても美味しかったです。
 誤解するなよ、しぃの料理はだ。

(*゚−゚)「良かった、お兄ちゃん達に喜んでもらえて!」

 口調が変わってるとか言う奴が居ると思うが。
 そりゃ2ヶ月まともな生活してたんだ。
 口調ぐらい変わる、決して【作者都合により伏字】のせいじゃない。

('A`)「風呂入れてくるわ」
川 ゚ -゚)「分かった」

 最近クーの影が薄くなってるとか。
 ブーンとツンの存在が見えないとかよく言われるが。
 皆ちゃんと生きてます、うん。

('A`)「風呂にお湯が、ダッダララダッダー!」

 これだけ叫んでるのに他の部屋から苦情が出たことが無い。
 いや、だってこのアパート8部屋中住んでるの3部屋だからな。
 俺と俺と大家と呪われし姫君、じゃなくて。
 俺と大家と浪人生だけだ。
438 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:33:26.81 ID:hLN9j40t0
('A`)「風呂が入りました」
川 ゚ -゚)「ん、そうか」
(*゚−゚)「おねーちゃんはいろー!」
川 ゚ -゚)「よし、入ろうか」

 最近、クーとしぃが入ってから俺が入るってのが普通になっている。
 いや、別にいいんだけどさ、俺のんびり入りたいし。
 あれ、そういやお湯の温度俺確かめたっけ?

(*゚−゚)「ひゃああ!!」
川 ゚ -゚)「しぃどうした!?」

 あ、やっぱ熱かったか・・・。
 すまないしぃ、俺のせいだ、死ぬまで殴ってくれ。
 と、ドタドタと足音が聞こえる。

(*゚−゚)「お兄ちゃん!」
(;'A`)「ちょ、服着ろ!!」

 素っ裸でしぃが凄い剣幕で迫ってくる。
 おい、服を、いやせめてタオルを巻け!

川 ゚ -゚)「こら、ドクオが困ってるだろ」

 クーがしぃの頭をコツンと叩きそのまま風呂場へ連れて行った。
 いや、クーさん、あんたも下着で出てくるなよ・・・。
441 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:41:08.02 ID:hLN9j40t0
川 ゚ -゚)「出たぞ」
(*゚−゚)「お兄ちゃんちゃんとお風呂確かめてよ!」
('A`)「スマンコ」
(*゚−゚)「刺すよ?」
('A`)「本当にごめんなさい、私が悪かったです」

 最近しぃは俺を脅すときだけ爪を俺の首に突き立てる。
 いや、怖いっていうか、何故俺だけ。
 しかももし手違いが起きたらどうするんだ!

('A`)「右から左に受け流す〜」

 風呂に入り鼻歌を歌う。
 最近ゆっくり風呂入ったっけか・・・。
 のんびりと湯船に浸かる。
 暖かい、12月にもなると風呂が気持ちいい。

('A`)「フンフフンフフーン、スイマセーン私ひとつ嘘ツイテマシター」

 何がとか聞くな。
 ゆったりと湯に浸かったあと風呂を出る。
 そして、風呂を出て着替えそのままコタツに突っ込む。

('A`)「コタツは日本の心です」
川 ゚ -゚)「突然何を言っているんだ」
444 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:46:10.14 ID:hLN9j40t0
 ふと、コタツの中に柔らかい感触がする。
 布団を捲り中を見る・・・、なんで入ってるんだしぃ・・・。

('A`)「お前は猫か」
(*゚−゚)「だって、暖かいんだもん・・・」
('A`)「風邪ひくからやめとけ」
(*゚−゚)「えー」
('A`)「えーじゃない」
(*゚−゚)「うー」
('A`)「うーでもない」

 何かずっと続きそうな気がする。
 しぃの両手を持ち無理矢理引きずり出す。

(*゚−゚)「にゃ!」
('A`)「やっぱ猫だな・・・」
川 ゚ -゚)「そうだな」

 引きずり出したはいいが、俺の上に何故乗っている。
 重くは無いんだけどさ・・・、凄く気になるぜ。

('A`)「何で乗ってるんだ」
(*゚−゚)「だって、お兄ちゃんの体暖かいもん」
('A`)「俺は暑い」
448 : 山伏(愛知県):2007/04/13(金) 23:51:26.88 ID:hLN9j40t0
 時間を見るともう10時だ。
 もしかしてと思いしぃを見たが、やはり寝ている・・・。

('A`)「10時になると絶対寝るんだよな・・・」
川 ゚ -゚)「そうだな、朝まで絶対起きないしな」

 そういう体質なのか・・・。
 前しぃの頭に水を零したがそれでも起きなかった。
 そう考えると、熟睡しているんだろうか・・・。

川 ゚ -゚)「ほら、しぃをベッドに移して」
('A`)「あぁ」

 しぃを抱き上げベッドに横たえる。
 そして、布団を掛ける。
 しぃは幸せそうな顔で眠っている。

('A`)「ふぅ・・・」
川 ゚ -゚)「何だか、しぃが眠ると2人で暮らしてた時みたいだな」
('A`)「そうだな・・・」
川 ゚ -゚)「そういうわけなんだが・・・」
('A`)「おい、どういうわけだ」

 クーがコタツの中で俺のおにんにんを握っている。
 まったく、誰だこんなエロ娘に育てた奴。
456 : 練習生(愛知県):2007/04/14(土) 00:12:16.40 ID:tUPEQh9Z0
('A`)「ったく、しぃが居るのにいいのかよ」
川 ゚ -゚)「でも、こんなときぐらいしか出来ないだろ・・・」
('A`)「はぁ、このエロ娘が」
川 ゚ -゚)「誰がそうしたんだ?」

 コタツの中でクーが俺の息子を、俺がクーの大事な部分を触る。
 クーのそこはすでに濡れていた、そして突起を擦る。

川 ///)「ふぁ・・・」
('A`)「あんま声出すと」
川 ///)「わ、分かってる・・・」

 クーが俺の肩へ倒れこむ。
 そして、俺の服を噛んで声を押し殺している。
 俺もクーの手が動くたびに快楽に震える。
 だが、我慢出来ないほどではない、声に出さないことも可能だ。

川 ///)「ふっ・・・」

 右手で下の突起を、左手で胸の突起を弄る。
 クーの顔は真っ赤になり、目はトロンとなっている。
 俺の物を握るクーの手が強くなる、それにあわせ強く突起を擦る。
 クーがビクンと跳ねる、そしてそのまま脱力して倒れる。

川 ///)「はぁはぁ・・・」
462 : 練習生(愛知県):2007/04/14(土) 00:23:30.79 ID:tUPEQh9Z0
川 ///)「ドクオ、きてくれ・・・」

 クーに誘われるままに進んでいく。
 そして、クーの中に自分を埋める。

川 ///)「あぁっ!」
('A`)「クー、声が・・・」
川 ///)「す、すまない・・・」

 ゆっくりと腰を突き動かす。
 クーの中が別の生き物のようにうごめく。
 それが俺にさらなる快楽を与える。
 まだ、これは慣れないな・・・。

川 ///)「はっ・・・はっ・・・」

 クーの声が荒い。
 息も絶え絶えになっている。

('A`)「くっ・・・」
川 ///)「もう・・・、なのか・・・?」
('A`)「いや、まだ・・・」
川 ///)「大丈夫、私ももうすぐだ・・・」

 クーに言われ、腰の動きを早める。
465 : 練習生(愛知県):2007/04/14(土) 00:27:15.77 ID:tUPEQh9Z0
川 ///)「くぅっ!!」
('A`)「うっ・・・!!」

 クーの中から自分の物を引き抜く。
 そして、引き抜かれたものは空にその精を吐き出す。

川 ///)「はぁはぁはぁ・・・」
('A`)「ふぅ・・・」
川 ///)「ドクオ・・・」
('A`)「クー・・・」

 クーの体についた精子をティッシュでふき取る。
 拭き終えるとクーは下着を履き替える。

川 ゚ -゚)「ふぅ」
('A`)「はぁ・・・」
川 ゚ -゚)「どうした、もしかしてしぃが居るからか?」
('A`)「いや、別に・・・」

 背徳感とか、そういうのでは無いのだが・・・。
 でも、何だか妙な感覚だ・・・。
 もし、このままクー付き合っていくつもりならこんな状況は続けられない。
 かといってしぃを追い出すわけにもいかないだろう・・・。
 まだ時間はある、と思いたい、でも・・・。
473 : 練習生(愛知県):2007/04/14(土) 00:42:23.11 ID:tUPEQh9Z0
('A`)「ん・・・」

 いつの間にか寝ていたのか。
 布団ひいてないし、コタツで寝ちまったか・・・。

('A`)「クーとしぃは寝てるか・・・」

 2人を起こさないように着替える。
 ジャージに着替えると家から出る。
 時間は5時半、まだ外は薄暗い。
 風も少しあり、冷たい空気が肌に凍みる。

('A`)「ん・・・?」

 前を見るとブーンが居た。
 いや、ブーンとツンだ。
 ブーンがツンを背負って歩いている、ツンは寝ているのか・・・?

('A`)「おーい」
( ^ω^)「おっ? ドクオこんな朝っぱらから何してるお?」
('A`)「こっちが聞きたいわ」

 こいつ・・・、少し酒の匂いがする・・・。
 まさか、こいつら・・・。
482 : 練習生(愛知県):2007/04/14(土) 00:55:12.86 ID:tUPEQh9Z0
('A`)「お前ら飲んだのか・・・」
(;^ω^)「ツンの母さんがやってるレストラン行ったら飲まされたお」
('A`)「ツンも一緒にか」
(;^ω^)「ツンの母さん久しぶりに会ったけど結構はっちゃけてたお」
('A`)「まぁ、飲むのはいいけどさ、ほどほどにしろよ」
( ^ω^)「分かってるお、ブーンはツン送らないといけないから行くお」

 そういってブーンと別れる。
 また前から見慣れた人影が・・・。

( ><)「ちんぽっぽちゃんミカンいっぱい貰えたんです!」
(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ!」

 あぁ、あの2人か・・・。
 あの人たちも朝っぱらから何やってんだろうか。

( ><)「あ、ドクオ君おはようなんです!」
(*‘ω‘ *)「おはようぽっぽ」
('A`)「喋った!?」

 あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!
 『ちんぽっぽさんはちんぽっぽしか喋らないと
 思ったら突然普通の言葉を話し始めた』
 関西弁だとか方言だとか
 そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
129 : べっぴん(愛知県):2007/04/15(日) 23:35:17.61 ID:kXyb3qU70
('A`)「ちんぽっぽさん、喋れたんですね・・・」
(*‘ω‘ *)「ごめんぽっぽ、この人と一緒に居ると全部通じちゃうからだっぽ」
( ><)「ドクオ君は知らなかったんですね、ごめんなさいです!」
('A`)「え、いや、別にいいんですけど・・・」

 ちんぽっぽさん、誰かの声に似てるんだよな・・・。
 なんだろ、どっかで聞いたような記憶が・・・。

(*‘ω‘ *)「ドクオ君何してるっぽ?」
('A`)「え、散歩してただけですけど、2人は何を?」
(*‘ω‘ *)「知り合いのミカン畑行ってたぽっぽ、たくさん貰ったからドクオ君にも上げるっぽ」

 そういわれ、ダンボール1箱分のミカンを貰った。
 って、何処から出した!?

(*‘ω‘ *)「じゃ、私たちは帰るぽっぽ」
( ><)「またお店でなんです!」

 そういうと2人は先を歩いていった。
 あ、そうか、ちんぽっぽさん声優に似てるんだ。
 誰だっけ・・・、あれだ・・・、エルンガー。

('A`)「さて、こんなもん持ったまま突っ立ってるのもな・・・」

 そう思い、家へと帰る。

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