1 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:14:27.28 ID:hjgQkvxy0
( ^ω^)「ドクオばかりずるいお」
('A`)「うっせー、このタコ輔が」

 二人は今、ゲーセンに来ている。
 ハウスオ○デッドをやっているのだが。
 ブーンがアイテムを取れなくて怒っている。

('A`)「ちょwwww手榴弾投げろwwww」
( ^ω^)「うっさいお、自分で投げればいいお!」
('A`)「もうねーよwwww」

 まぁ、喧嘩してるようで仲はいいのだが。
 そんなこんなで1コインクリアしてる二人だ。

('A`)「おっしゃーノーミスー」
( ^ω^)「こっちはボコボコだお」
('A`)「知らん」

 ギャラリーがすげーだとかキチガ○じゃねとか言っているが。
 当の本人たちには聞こえていない。

('A`)「いや、聞こえてるけどさ」

2 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:18:02.13 ID:hjgQkvxy0
ξ゚听)ξ「あ、居た」

 ブーンとドクオのもとに二人の少女がやってくる。
 ツンとクーだ、どちらもやや腐が入り始めている。

( ^ω^)「どうしたお?」
ξ゚听)ξ「どうした、ってアンタたちがここに来いって言ったじゃないの!」
( ^ω^)「記憶にな(ry」

 台詞の途中でブーンが錐揉み回転をしながら吹っ飛ぶ。
 まるでどっかのアニメみたいだ、オボ○ボロボロ。

(#)ω^)「すいませんだお」
ξ゚听)ξ「分かればよろしい」
('A`)「で、どうすんの」

 ドクオがブーンに問いただす。
 だが、本人は何も考えていなかったようで。

( ^ω^)「しらn(ry」

 もう一度回転しながら吹っ飛んだ。

(#)ω^)「ナニコレ」
ξ゚听)ξ「アンタのせいでしょうが!」
5 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:26:30.22 ID:hjgQkvxy0
 結局、呼び出しただけで何も考えていなかったブーン。
 その後もう2回ほどツンに殴られた。

(#)ω(#)「というわけでバイトいってくるお」
('A`)「どういうわけだよ・・・しかも目が見えないぞ・・・」
ξ゚听)ξ「ちょっとやりすぎたかしら・・・」
(;'A`)「やりすぎたってレベルじゃねーぞ!」
川 ゚ -゚)「落ち着け」

 そんなこんなで皆別れた。
 ツンとドクオ、そしてクーは帰った。

( ^ω^)「急がないと遅れるお」

 ブーンはカラオケ屋樹海に走った。
 いつの間にか怪我も消えている。

( ^ω^)「ブーーーーーン!!」

 凄まじい速さで走っていくブーン。
 そしてカラオケ屋樹海に着く。
 そのまま裏口のドアに突っ込んだ。

( ^ω^)「おはようございますだお!」
\(^o^)/「おはよう、あとドア直しておいてね」

6 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:29:55.33 ID:hjgQkvxy0
\(^o^)/「じゃ、僕は調理場戻るから、レジお願いね」
( ^ω^)「分かりましたお」

 オワタさんの頭の上には×98と書いてあった。
 これなら仕事中に消えることは無いだろう。

◎「ティウンティウンティウン」
( ^ω^)「・・・」

 いくらなんでも早すぎだろ、常識的に考えて。

( ^ω^)「残り時間10分ですお」
電話「はい、分かりました」

 レジといってもそんなに仕事は無い。
 注文をとって、残り時間を知らせる。
 そしてあとは会計だけだ。

( ^ω^)「暇だお・・・」

 ブーンは携帯をカチカチ弄っている。
 画面はニュー速VIPと書かれている。

( ^ω^)「おっおっおっ」

 なんという職務怠慢。
8 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:35:47.78 ID:hjgQkvxy0
( ^ω^)「おっ?」

 そんなときブーンの携帯にメールが届く。
 ツンからだった。

ξ゚听)ξ『明日デートするから朝9時に学校前ね』
( ^ω^)「相変わらず強引だお」

 いつものことみたいだが。

\(^o^)/「ブーン君、この食事運んでくれるかい」

 オワタから料理を渡されワゴンに乗せて行く。
 そして目的の部屋へと料理を持っていく。

( ^ω^)「注文の品ですお」

 ドアを開け料理を机へ置いていく。
 カラオケ屋ではこの瞬間が一番気まずい。
 特にノリノリで客が歌っていると死にたくなる。
 それあっちにも同じである。

( ^ω^)「あれだけはいつまでたっても慣れないお」

 らしい。
10 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:45:39.56 ID:hjgQkvxy0
( ^ω^)「おつかれさまですお」
\(^o^)/「おつかれ、また来週頼むよー」

 ブーンが帰るときオワタの数字が×63になっていた。
 いったい働いてる4時間の間に何があったのだろうか。

( ^ω^)「さっさと帰って恋姫の続きやるお」

 そんなわけで帰りの描写もさっさと終わらせる。
 で、ブーンは家に帰ってきた。
 時間はもう9時だ。

( ^ω^)「ただいまだお、腹減ったお」

 だが、返事は無い。

( ^ω^)「母さん出かけてるのかお?」

 台所に行くと置手紙とラップに包まれたハンバーグがおいてあった。

手紙『ちょっとお父さんとキャッキャウフフしてきます、
    ハンバーグを作ってあるので温めて食べてください』
( ^ω^)「あの二人年齢合計したら3桁なのに元気だお」

 3桁といっても母親は38で父親が66なのだが。

11 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 01:54:08.67 ID:hjgQkvxy0
( ^ω^)「ハフハフッ! ハムッ!」

 用意された料理を一気に食べる。
 それにしても、ハンバーグの大きさが尋常じゃない。
 フライパン一枚の大きさと大差ない・・・。

( ^ω^)「うまかったお」

 それを10分足らずで食べるこいつも化け物だが。
 ブーンはそのまま風呂に入り、出た直後にPCをつけた。

( ^ω^)「お? こっちもメールだお?」

 メールを見るとMMOで知り合った人からだった。

A『久しぶりに狩り行かないか?』
( ^ω^)「そういえば、もう1ヶ月ぐらいINしてないお」

 レベルがカンストしてほしいものも全部手に入った。
 それ以上やることといったら2ndとかしかない。

( ^ω^)「今日はやめとくお」

 そうメールを返した。
13 : 検非違使(愛知県):2007/03/26(月) 02:09:49.31 ID:hjgQkvxy0
( -ω-)「ゴシカァン、モッコス、ドーピングコンソメスープダ・・・」

 これはいびきじゃないだろ・・・。
 ブーンの横にある目覚まし時計がなる。

( ^ω-)「ん・・・?」

 ブーンが時計に手を振り下ろす。
 普通に止めるかと思ったら時計は粉々になった。

( ^ω^)「眠いお・・・」

 粉々になった時計をゴミ箱に捨てる。
 壁時計の針を見ると8時半だった。

( ^ω^)「まだ8時半かお・・・、ハッ!?」

 ブーンも流石に気づいた。
 9時に学校前に集合と言われていた。

( ^ω^)「ま、まずいお!」

 ブーンはさっさと着替えた。
 そして家の鍵をかけ走り出した。
40 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 13:45:10.61 ID:odPa7MiW0
( ^ω^)「なんでドクオたちまで居るんだお?」

 時間は9時10分、学校の前にはツン、ドクオ、クーが居る。

ξ゚听)ξ「遅刻したわね、お仕置きよ!」

 ツンの右手が真っ赤に燃えてたり。
 勝利を掴めと轟き叫んだりして。
 ブーンの首を掴んでヒートエンドしたりした。

(#)ω^)「遅刻してごめんなさい」
ξ゚听)ξ「分かればよろしい」
( ^ω^)「で、何で居るんだお?」
ξ゚听)ξ「アンタ聞いてなかったの?」

 何を? と言う顔でブーンは見ている。

('A`)「俺二人ともメール送ったはずなんだが・・・」
( ^ω^)「昨日はいつの間にか寝てたから知らないお」
川 ゚ -゚)「はぁ、相変わらずだなブーンは」

 そんな感じで事情を話す。

( ^ω^)「ドクオ実家に帰るのかお!?」
('A`)「うっせーピザ」
42 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 13:54:20.49 ID:odPa7MiW0
('A`)「トーチャンに帰って来いって言われたからな」
( ^ω^)「いつ戻ってくるお?」
('A`)「まぁ、1ヶ月ぐらいだな・・・」
( ^ω^)「学校はどうするお?」
('A`)「事情はもう話した」

 そんなわけで、1ヶ月居なくなるドクオを送り出そうというわけらしい。

( ^ω^)「デートじゃなかったのかお?」
ξ゚听)ξ「デートみたいなもんよ」
( ^ω^)「よくわからないお」

 まぁ、それでドクオが今日出発するので、出発まで遊ぼうというわけだ。
 とりあえずいつもどおりゲーセンへ行く4人。
 外に出てるのに行動は引きこもりだ。

('A`)「不健康だな・・・」
川 ゚ -゚)「君に言われたらおしまいだと思うぞ」

 まったくである。

( ^ω^)「ドラムあいてるお!」
('A`)「いってら」
( ^ω^)「何言ってるお、ドクオもギターやるんだお!」
('A`)「ことわr・・・ちょ、やめっ!?」

 無理矢理引きずられていった。

43 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 14:09:05.46 ID:odPa7MiW0
('A`)「だから言ってるだろうが、音ゲー嫌いだって・・・」
( ^ω^)「フルコンボ出しといて文句言うなお」

 相変わらずこの二人の周りにはギャラリーが集まる。
 まるでゲーセン荒らしだ。

川 ゚ -゚)「相変わらず君たちは凄いなぁ」
ξ゚听)ξ「それしか取り得が無いもんね」
('A`)「人を何だと思ってんだ・・・」
ξ゚听)ξ「ゲーム脳」
(;'A`)「それはねーよ・・・」

 ボケと突っ込みの役割がしっかりしている。
 時計は12時を指している。

('A`)「腹減ったな」
川 ゚ -゚)「また荒巻亭か?」
( ^ω^)「毎回ラーメンも飽きるお」
ξ゚听)ξ「じゃああそこ言ってみましょうよ」

 ツンが言ったのは和食料理屋だった。
 名前は荒巻宴、またかとか言わない。

/ ,' 3「いらっしゃい」
('A`)「同じ顔見たの5回目な気がする」
48 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 16:38:17.04 ID:odPa7MiW0
('A`)「で、何で俺のがこんなに豪華なんだ・・・」
ξ゚听)ξ「せっかく奢って上げようとしてるのにその言い草は無いでしょ」
('A`)「別に、でもたった1ヶ月だぞ?」
ξ゚听)ξ「バカねぇ、1ヶ月も1人にされるクーのこと考えてる?」
川 ゚ -゚)「おい、ツン・・・」
('A`)「はぁ・・・」

 3人があーだこーだと話してる間にブーンはもりもりと食を進めていく。
 まったく、この食欲はどこから来るのだろうか。

('A`)「とーにーかーく、1ヶ月したら戻ってくるんだからいいだろうが!」
ξ゚听)ξ「1ヶ月よ! 30日よ! 時間にして259万2000秒よ!」
('A`)「細かいわ!」

 店の中だということも忘れて二人は怒鳴りあっている。
 クーもあきれた様子で食事をしている。
 喧嘩するほど仲がいい、というのだろうがこれは凄すぎる。

( ^ω^)「クー」
川 ゚ -゚)「ん、どうしたブーン?」
( ^ω^)「クーは寂しくないのかお?」
川 ゚ -゚)「いや、そりゃ少しは寂しいさ」
( ^ω^)「ならはっきり言ったほうがいいお」
川 ゚ -゚)「・・・そうか?」
( ^ω^)「そうだお」

 どうやら、ブーンは人の心がよく分かるみたいだ。

49 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 16:42:22.76 ID:odPa7MiW0
( ^ω^)「じゃ、ドクオ行ってらっしゃいだお」
ξ゚听)ξ「お土産よろしくね!」
川 ゚ -゚)「また1ヶ月後な」
('A`)「おう、まぁなるべく早く帰ってこれるようにするけどな」

 そういってドクオは電車の中へ行ってしまった。

( ^ω^)「それにしても、何で急に帰って来いなんて言われたんだお?」
ξ゚听)ξ「さぁ? 何かあったんじゃないの?」
( ^ω^)「ブーンはドクオの両親に会ったことあるけど、凄く元気だったお」
川 ゚ -゚)「急に体調を崩すなんてよくあることだろ」
( ^ω^)「そうかお・・・、ブーンは他に何か理由があると思うお」
ξ゚听)ξ「たとえば?」
( ^ω^)「しらn」

 次の瞬間だった。
 ブーンは顔面を壁に叩きつけられていた。
 当然、やったのはツンだ。

(    ) ^ω^「痛いお」
川 ;゚ -゚)「顔、顔!」
( ^ω^)「おっおっおっ」
ξ゚听)ξ「まったく、少しは考えなさいよ」
( ^ω^)「ごめんなさいだお」


50 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 16:56:36.31 ID:odPa7MiW0
( ^ω^)「1ヶ月もドクオが居ないと寂しいお」
ξ゚听)ξ「そうね、アンタとの漫才も無いからね」
( ^ω^)「漫才とか酷いお」
川 ゚ -゚)「・・・」

 だが今更止めることもできないし。
 そういえば、来週実力テストだがどうするのだろう。
 1ヶ月帰ってこないとは言うが、流石に1週間で帰るのはさらに無理だろう。

( ^ω^)「テストを教えてくれる人が居ないと困るお」
ξ゚听)ξ「私でよければ教えるけど・・・」
( ^ω^)「ほんとかお? ツンは優しいお!」
ξ゚听)ξ「そんな、べつにアンタが赤点取らないようにしてあげるわけじゃないんだからね!」
川 ゚ -゚)「ツン、日本語がおかしいぞ」

 ドクオが居なくても十分漫才状態だ。
 ドクオは多分再テストで何とかなるだろう。
 だがブーンは・・・、勉強しないとダメだろう・・・。

( ^ω^)「じゃ、来週から教えてもらう・・・」
ξ゚听)ξ「明日から勉強するわよ!」
( ^ω^)「ちょwwwそれは嫌だおwwww」
ξ゚听)ξ「却下、そうでもしないとまた赤点よ」
( ^ω^)「どっちも嫌だお!」
川 ゚ -゚)「腹を括れ」
53 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 18:16:35.73 ID:odPa7MiW0
( ^ω^)「日曜なのに早起きしすぎだお」
ξ゚听)ξ「アンタが起きないからでしょ」

 そんなわけで日曜日。
 タンクトップにジャージ姿のブーンと、普段着のツン。

ξ゚听)ξ「ほら、勉強するわよ!」
( ^ω^)「分かったお・・・」

 ブーンが机を出すとツンが勉強道具を机に出した。

ξ゚听)ξ「さて、何からやりましょうか?」
( ^ω^)「ブーンは世界史が苦手だお・・・」
ξ゚听)ξ「じゃ世界史からやりましょうか」

 そんなかんじでツンが問題を出してブーンが答えている。
 ただ、その答えは相当酷いものだ。

ξ゚听)ξ「日本の初代総理大臣は?」
( ^ω^)「聖徳太子」

 スパンッといい音が部屋に響く。
 ツンがブーンの頬をビンタした音だ。

(#)ω^)「痛いお」
ξ゚听)ξ「不正解1回につき1回ビンタよ」
(#)ω^)「死んじゃうお」

54 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 18:26:21.96 ID:odPa7MiW0
 その後もことごとく問題を外すブーン。
 もう見ていられない顔になってきている。

(#)ω(#)「前が見えないお」
ξ゚听)ξ「まったく、ドクオはどうやってこのバカに勉強教えたのかしら・・・」

 次で10問目だ、これを外すともうバカがさらにバカになってしまう。
 まぁ、ツンのことだからそう難しい問題を出すことも無いだろう。

ξ゚听)ξ「じゃあ、ピカソの本名は?」

 とんだ間違いだった。
 鬼畜というか、やはりツンはドSだ。
 こんなものブーンに答えられるはずが・・・。

( ^ω^)「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウロ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティッシマ・トリニダード」
ξ;゚听)ξ「え・・・」
( ^ω^)「だから、パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウロ・ファン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティッシマ・トリニダードだお」
ξ;゚听)ξ「正解・・・」

 予想外ってレベルじゃねーぞ!

ξ゚听)ξ「何で分かるのよ・・・」
( ^ω^)「ドクオに覚えといて損は無いって言われたお」
ξ゚听)ξ「だからといって、本気で覚えてるなんて・・・」
57 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 18:34:47.26 ID:odPa7MiW0
ξ゚听)ξ「でも、正直世界史に関係ないわね」
( ^ω^)「ひでえwwww」
ξ゚听)ξ「まぁ、テスト範囲からちまちまやっていきましょ」

 ツンがブーンの隣に座り教科書を開いていく。
 テスト範囲の部分を徹底的にブーンに教えていく。

ξ゚听)ξ「で、ここがこうなったのね」
( ^ω^)「・・・」

 ブーンは黙って聞いている。
 というか一点を見つめている。

( ^ω^)「ツン・・・」
ξ゚听)ξ「な、なによ・・・」
( ^ω^)「胸見えてるお」
ξ///)ξ「ッ・・・!?」

 ツンは咄嗟に胸元を隠す。
 9月に入ったとは言えまだ暑い日が続く。
 当然今日も暑く、ツンはそれなりに薄着だ。

ξ///)ξ「勉強に集中しなさい!」
( ^ω^)「でも、そうチラチラ見えてたら集中できないお、もう股間がハイパーモードだお」
59 : 焼飯(愛知県):2007/03/26(月) 18:42:13.99 ID:odPa7MiW0
 メシャ、という嫌な音と共にブーンが崩れる。
 一瞬の出来事だがツンのキックがブーンの息子を蹴り潰した。

(  ω )「おっおっおっ・・・」
ξ゚听)ξ「どう、これで興奮することも無いでしょ」
(  ω )「ブーンはもうダメだお・・・」

 そういってブーンは気を失った。
 ブーンが目を覚ますとツンが顔を覗き込んでいる。

( ^ω^)「おっ・・・?」
ξ゚听)ξ「ごめんね、流石にあれは痛かったでしょ・・・?」
( ^ω^)「大丈夫だお、ブーンも悪かったお」
ξ゚听)ξ「そう・・・、さ、勉強しましょ」
( ^ω^)「分かったお」

 珍しく、というか奇跡的にブーンが勉強をしている。
 多分、ツンへの恐れからまじめにやっているのだろう。

( ^ω^)「ツンは教え方がうまいお」
ξ゚听)ξ「でも、アンタいつもドクオに教えてもらってたじゃない」
( ^ω^)「ドクオも教え方がうまいお、ひと時家庭教師のバイトしてたお」
ξ゚听)ξ「へぇ、アイツ家庭教師やってたんだ」

 詳しくは作者の脳内で。

戻る

inserted by FC2 system