679 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 02:32:01.78 ID:gwCPY/uL0
川 ゚ -゚)「やっと、心に整理がついたんだよ」
('A`)「・・・」
川 ゚ -゚)「ほんと、たった4日程度のことなのにね」
('A`)「あぁ・・・」
川 ゚ -゚)「でも、私がドクオに惹かれる理由がやっと分かったんだ」
川 ゚ -゚)「好きとか嫌いとかの前に、ドクオを一人の人間として尊敬していたんだ」
('A`)「・・・」

 クーの話は淡々と続く

川 ゚ -゚)「君はバカなことや下らない事をよくやったりする」

 それは今まで聞いたクーの

川 ゚ -゚)「でも、人のことを思い、人の為になろうと動いている」

 どんな言葉よりも重みがあり

川 ゚ -゚)「そんな君が羨ましくも尊敬していた」

 とても優しい言葉であって

川 ゚ -゚)「そして、そんな君が私の中で大きな存在になっていたんだ」

 俺の心の鎖を解いてくれた
684 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 02:39:53.40 ID:gwCPY/uL0
川 ゚ -゚)「今、はっきりと言えるよ」
('A`)「・・・」

川 ゚ -゚)「私は、ドクオが好きです」

 今まで、何度か告白されたことはあった。
 でも、クーからの告白は、凄く嬉しかった。

川 ゚ -゚)「・・・ドクオ?」
('A`)「あ、あぁ」
川 ゚ -゚)「返事は・・・」
('A`)「う、うん・・・」

 こういうとき何て答えればいいんだろ。
 告白されたことはあっても断ってたから答え方が分からない。

川 ゚ -゚)「・・・」
('A`)「・・・」

 クーの顔が目の前にあるのに答えが出せない。
 だんだんとクーの顔が近くに、近くに?

川 ゚ -゚)「奪われちゃったよ」
('A`)「奪っちゃった」

 クーとキスした。
700 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 02:48:22.43 ID:gwCPY/uL0
 もう正直に言おう、いつまでもはぐらかすことも出来ない。

('A`)「俺も、クーのことが大事だ」
川 ゚ -゚)「うん」
('A`)「だから、ずっと一緒に居てください」
川 ゚ -゚)「あぁ、ずっと君の傍に居るよ」

 そういうと、クーがまたキスをした。

川*゚ -゚)「大好きだよ、ドクオ」
(*'A`)「バーロー、恥ずかしいわ!」

 まぁ、その後は普段と変わらなかった。
 漫画を読んで、テレビを見てそして時間が進んでいった。

川 ゚ -゚)「ふぁぁ」
('A`)「眠いのか?」
川 ゚ -゚)「うん・・・」
('A`)「寝てもいいぞ、俺ちょっと出かけてくるから」
川 ゚ -゚)「何処に行って来るんだ?」
('A`)「ちょっとだよちょっと」

 そういって、俺は家を出た。

川 ゚ -゚)「・・・」
川 ゚ -゚)「素直じゃないなぁ」
712 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 02:54:50.75 ID:gwCPY/uL0
(*'A`)「むっひょおおおおおおおお!!!!!」

 今俺は気が狂ったかのように川原で転げまわっている。

(*'A`)「クーが俺のこと好きで、俺もクーのことが好きなんだよおおお!!!」

 ゴロゴロと転げまわりながら叫んでいる。

( ^ω^)「・・・」
(*'A`)「むっひょおおおお・・・お?」

 あれ、見慣れた顔が。

(;'A`)「ブ、ブーン!?」
( ^ω^)「おめでとうだお」

 どうやら全部聞かれていたらしい。

( ^ω^)「ブーンとツンとクーとドクオでダブルデートとかできるお」
(;'A`)「な、馬鹿言え!?」

 なんというか、やっちまった感が否めない。
 夜中とは言え、もうちょい考えるべきだったな。

('A`)「ウツダシノウ」
(;^ω^)「ちょ、入水自殺しようとしてんじゃないお!!」
729 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 03:01:26.69 ID:gwCPY/uL0
( ^ω^)「で、クーに告白されたのかお」
('A`)「そういうこった」
( ^ω^)「sneg?」
('A`)「残念ながら現実だ」
( ^ω^)「羨ましいお」
('A`)「お前にはツンがいるだろ」
( ^ω^)「でもキスとかしてもらったことないお」
('A`)「そうなのか」

 川原に座りながらブーンと雑談を続ける。

('A`)「そういえば、何でこんな時間にこんなとこに居るんだ?」
( ^ω^)「知らないお」
(;'A`)「なんじゃそりゃ:
( ^ω^)「なんとなく出たらドクオがいたんだお」
('A`)「なんとなくで深夜徘徊するなよ」
( ^ω^)「奇声上げて転げまわってる奴よりましだお」
('A`)「ごもっともで」

 やはり、こいつは良い奴だ。
 そして、俺の親友だ。

('A`)「なぁ、ブーン、俺たち友達だよな」
( ^ω^)「ブーンとドクオは親友だお、死んでも友達だお」
('A`)「そうか」

 これだからこいつとつるむのはやめられない。
737 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 03:05:22.01 ID:gwCPY/uL0
( ^ω^)「眠いお」
('A`)「そろそろ帰るかな」
( ^ω^)「じゃあ、ブーンも帰るお、また明日・・・ってもう今日だお」
('A`)「まぁ、気にするな、おやすみ」
( ^ω^)「おやすみだお」

 ブーンと別れて帰路につく。
 家のドアを開けるとまだクーはおきていた。

('A`)「あれ、寝てなかったのか」
川 ゚ -゚)「うん、君が帰ってくるまで起きてようと思って」
('A`)「そうか」

 そういえば、ひとつ確かめたいことがあった。

('A`)「クー」
川 ゚ -゚)「どうした?」
('A`)「俺たちって、恋人同士になるのか」
川 ゚ -゚)「そうだな、相思相愛だからな」
(*'A`)「平気で恥ずかしいこと言うな」
川 ゚ ー゚)「ふふっ・・・」

 そのあと、すぐ布団を敷き。
 生まれてきて一番幸せな眠りについた。
753 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 03:11:52.81 ID:gwCPY/uL0
 変な夢を見た。

('A`)「またこの夢か」

 何も無い、まっさらな平原に俺は立ってる。
 そして、やはり遠くには3人の姿が見える。

('A`)「また、届かないのか」

 一歩ずつ、確かに歩みを進める。
 3人の姿は、確実に、少しずつ近づいている。
 そして、手を伸ばせば届くところでこちらを振り向いた。
 真っ白なスーツ姿のブーンと白いワンピース姿のクーとツン。
 こっちを見たままで動かない。

('A`)「俺は、一人じゃないんだよな?」

 そういうと、3人が微笑み俺の手を取ってくれた。

('∀`)「俺には、お前たちがいるんだよな!」

 凄く、幸せな夢だった。
786 : DQN(愛知県):2007/03/15(木) 03:26:57.51 ID:gwCPY/uL0
川 ゚ -゚)「ドクオ、起きろ!」
('A`)「ファーブルスコファー」
川;゚ -゚)「早く起きろ、完全に遅刻だぞ!」
(;'A`)「モルスァ!?」
川;゚ -゚)「早く準備をしろ!」
(;'A`)「わ、わかった」

 40秒で着替えと朝食のパンをくわえながらクーと家を飛び出す。

(;'A`)「クー!どうした!?」
川;゚ -゚)「自転車の鍵を部屋の中に忘れた!」
(;'A`)「だあああ、戻ってる暇ないから後ろ乗れ!」
 
 自転車の後ろのクーが乗る。

('A`)「しっかりつかまってろよ」
川 ゚ -゚)「分かった!」

 そして、俺とクーの新しい日常が始まった。
 長く、苦しいことや辛いこともあるだろう。
 でも、きっと二人なら、いや四人な乗り越えていけるだろう。
 そんな、夏の朝。
 照りつける太陽の光を受け、学校へと走っていった。


('A`)は青春真っ只中です 完?

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