438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:16:44.66 ID:1AQVlUnkO
( ^ω^)「お……お前……何してるお!!さては病魔入りのラーメンを精子にくばって精子を絶滅させるつもりかお!?」

(*'ω'*)「ち……違うっぽ!誤解だっぽ!!」
( ^ω^)「違わないお!観念するお!この病魔め!!」
(*'ω'*)「話を……話を聞いてくれっぽ!」
( ^ω^)「………話?」
(*'ω'*)「……仕方ないっぽ……アンタにだけ真実を話すっぽ……」

――――――――――

( ^ω^)「………それじゃあお前等は…………」
(*'ω'*)「……信じるも信じないもアンタの勝手だっぽ……」
( ^ω^)「……」
(*'ω'*)「……だから……今は見逃してくれっぽ……」
( ^ω^)「………その話本当だお?」
(*'ω'*)「……ぽ」
442 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:25:05.85 ID:1AQVlUnkO
( ^ω^)「……わかったお。僕はお前を信じるお」
(*'ω'*)「……ありがとうっぽ!じゃあ僕は行くっぽ」

( ^ω^)「……頑張ってくれお」
(*'ω'*)「……大丈夫っぽ……」



( ^ω^)「……………」

――――――――――
( ^ω^)「……すっかり遅くなったお……。眠いお……」

もぞもぞ……

( ゚∀゚)「スー……」

モゾモゾモゾモゾ……

( ゚∀゚)「……ん?」
( ^ω^)「うーん……」

( ゚∀゚)「おおおお前俺の布団で何やってるんだ!お前の布団はあっちだ!!」
( ^ω^)「……ほげ?」
445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:31:36.31 ID:1AQVlUnkO



( ^ω^)「アー……よく寝たお」
( ゚∀゚)「……俺は眠れなかったけどな」

('A`)「ジョルジュ……ちょっと……」
( ゚∀゚)「ん?」
('A`)「アタシ見ちゃったのよ……ブーンが……」
( ゚∀゚)「?ブーンがどうしたんだ……」
('A`)「……ブーンが夜中ね……」
( ゚∀゚)「……」



('A`)「アンタと一緒に寝てるのを見ちゃったのよぉぉ!!!!!」
( ゚∀゚)「ッブ!!」


( ^ω^)「どうしたんだお?」

( ゚∀゚)「いや!何でもない!ハハハハ!」
('A`)「キャー!私も襲われちゃうわーー!!!!」
( ゚∀゚)「うるせぇ!あれはブーンが寝ぼけてただけだ!!」
( ^ω^)「?」
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:40:17.68 ID:1AQVlUnkO
( ゚∀゚)「そういやお前夜中どこ行ってたんだ?病魔でも探しにいったのか?」

('A`)「え?ブーン夜中に病魔探しにいったの?……それで見つかったワケ?」
( ^ω^)「……結局病魔は見つけれなかったお………」
( ゚∀゚)「……ま、そりゃそうだ。オレがいなかったら病魔は見つけれないからな」
( ^ω^)(……ホントかよ……)

('A`)「……それでこれからどうすんのよ。病魔とどうやって闘うのよ」
( ゚∀゚)「うーん……新型ワクチンがそろそろ来てもいい頃なんだけどなぁ……」
( ^ω^)「……」
449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:48:55.02 ID:1AQVlUnkO
( ^ω^)「ワクチン……ワクチンが来たら病魔は殺されるのかお?」
( ゚∀゚)「そりゃそうだろう」
('A`)「……ところでそのワクチンはどうやって病魔を退治するの?」
( ゚∀゚)「あぁ……。ワクチンは病魔用の武器みたいなモンを持ってるんだ。それで病魔はイチコロさ」
('A`)「……へぇ。その武器はどうやって作るのよ?」
( ゚∀゚)「知るかよ……。」
( ^ω^)「……」
('A`)「ほかに方法はないの?」
( ゚∀゚)「ん〜………ないな」

('A`)「……じゃあアタシ達はただワクチンが来るのを待つだけなの?」
( ゚∀゚)「そうゆう事だ」
451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:57:30.25 ID:1AQVlUnkO
('A`)「……そんなの待ってる余裕ないわ。私たちで何とかしなきゃ」

( ^ω^)「……でも下手に手だしたらまた増えちゃうかもしれないから止めた方がいいお……」
( ゚∀゚)「そうだぜ。ここはおとなしくするのがいいみたいだ」

('A`)「……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

( ゚∀゚)「……っと話はそれくらいにして逃げるぞ!」
('A`)「バイクが無いからこれから走りね……」

452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 03:03:33.40 ID:1AQVlUnkO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

( ゚∀゚)「はぁはぁ……これだから走るのは嫌いなんだ……」
('A`)「アンタこれくらいでつらいの?案外体力ないのね」
( ^ω^)「バイクばっか乗ってるからだお!」
( ゚∀゚)「うるせぇ!……はぁ……はぁ………」



「……はぁ………はぁ……………」

( ^ω^)「…?」
( ゚∀゚)「…はぁ…はぁ………ホラ見ろ……俺の他にも息切れしてる奴がいるぜ………」
('A`)「……ったくみんなだらしないわね………。どこのどいつよ!」

(´・ω・`)「……はぁ……はぁ……。」

( ^ω^)「!!ショボンさん!」

453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 03:09:33.37 ID:1AQVlUnkO
(´・ω・`)「……ブーン君?……はぁ……はぁ……どうしてこんな所に……」

( ^ω^)「話は後だお!とりあえず僕におぶさるお!」
(´・ω・`)「すまない……」
( ゚∀゚)「おいおい、そいつ誰だよ?」
( ^ω^)「この人はショボンさんだお、知り合いみたいなもんだお。」
('A`)「………………」
( ゚∀゚)「へぇ〜………っま、早く逃げるぞ!」

(´・ω・`)「…………」
――――――――――

シュゥゥゥゥゥ………………


( ^ω^)「……おさまったお?」
(´・ω・`)「……そのようだね。」
( ゚∀゚)「……つかれた……」
('A`)「…………」
455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送 りします :2006/04/04(火) 03:16:55.92 ID:1AQVlUnkO
(´・ω・`)「……ところで君は?」
( ゚∀゚)「あぁ。俺はジョルジュってんだ。」
(´・ω・`)「‥……見たところ君は精子じゃないみたいだね。」
( ゚∀゚)「よくわかったな……。まぁご主人様に害はないから安心しなよ」
( ^ω^)「ええ!?ジョルジュは精子じゃないのかお!?」
( ゚∀゚)「……お前には言った筈だが……」
( ^ω^)「……忘れたお」

(´・ω・`)「……ドクオ君も久しぶりだね」
('A`)「お……おぅ……。久しぶりだな……ショボンさん……」

( ゚∀゚)「?ドクオお前喋り方……」

バキ!!

( ゚∀゚)「ギャア!!!!!」
('A`)黙ってちょうだい!!
( ゚∀゚)「……?」
( ^ω^)「……?」
458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送 りします :2006/04/04(火) 03:26:00.66 ID:1AQVlUnkO
(´・ω・`)「?どうしたのかな………?」

('A`)「何でもないです!」
(´・ω・`)「……」

( ^ω^)(……気味悪いお……)

(´・ω・`)「……話は変わるが君達はこの異常の原因を知っているかい?」

( ゚∀゚)「病魔の事か?」
(´・ω・`)「知っているのか……。ならば君達も今から精子1号様の所に行くとこだったのかい?」

( ^ω^)「?精子1号様?」
( ゚∀゚)「なんだいそりゃあ?」

('A`)「精子1号様……。そうか!その手があったわ!!」
(´・ω・`)「……………わ?」
('A`)「わぁぁぁぁ!!!!!!!!!!じゃなくてその手があったぜ!」
( ^ω^)「……ダメだこりゃ」
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