267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/03(月) 13:14:11.48 ID:5M9q8e4VO
――――――――――


('A`)「ブーンのお陰でよく眠れなかったわ……」
( ^ω^)「ごめんだお……………」
( ゚∀゚)「……じゃあ………いこうか……」




――――――――――

( ^ω^)「……こっちでいいのかお?」
( ゚∀゚)「ああ。オレのセンサーに間違いはない。」
('A`)「……お腹減ってきたわね。ラーメン食べる?」
( ^ω^)「遠慮しとくお……」
( ゚∀゚)「…………オレも」
('A`)「遠慮しなくていいのに……」

( ゚∀゚)「……!!静かに!」
( ^ω^)「!いたのかお!?」
( ゚∀゚)「………いた!あいつだ!!」

(*'ω'*)「………」
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/03(月) 13:23:10.31 ID:5M9q8e4VO
( ゚∀゚)「静かに……音をたてるなよ……」
( ^ω^)「………」
('A`)「……」
( ゚Д゚ )「………」


( ^ω^)「え!?」
('A`)「?どうしたの?」
( ^ω^)「いや……何でもないお……」

( ^ω^)(……誰かもう一人いたような気がするけど気のせいかお……?)


( ゚∀゚)「よーし……ドクオ…。ラーメンをくれ……」

('A`)「パワーアップラーメンならもうないわよ」

( ゚∀゚)「いや、普通のラーメンでいい。」
( ^ω^)「?」
('A`)「……ハイどうぞ。」

( ゚∀゚)「お前達はそこにいろ……」
( ^ω^)「!?一人じゃ危ないお!」
( ゚∀゚)「いいからいいから」
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/03(月) 13:31:05.50 ID:5M9q8e4VO
('A`)「大丈夫かしら……」
( ^ω^)「ジョルジュを信じるお……」


(*'ω'*)「……」

( ゚∀゚)「……ソーっと………」


(*'ω'*)「……」

( ゚∀゚)「よし……。くらえ!!!!!」

(*'ω'*)「!?」

バシャァ!!!!

( ^ω^)「ラーメンを病魔にかけた!?」
('A`)「キャァァァァァァ!!!アタシのかわいいラーメンがぁぁ!!!!!!!!!!」


(*'ω'*)「ウ………ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」

( ゚∀゚)「よーし成功だ!!」
( ^ω^)「……病魔が溶けていくお……」
('A`)「……なんでよ?」
( ゚∀゚)「オレの予想通りだ。やっぱりドクオが作るラーメンは猛毒だったんだな」
('A`)「なんですって!?」
275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/03(月) 13:38:15.18 ID:5M9q8e4VO
( ^ω^)「どうゆう事だお?ドクオの作るラーメンが猛毒なら僕達はとっくに死んでるお」

( ゚∀゚)「……ブーンとオレはパワーアップラーメンしか食べてない………。つまり元々パワーアップラーメンは超うまいんだよ。しかしドクオが手を加えたから激マズになってしまった……
超うまいパワーアップラーメンが加わってもあのマズサだ……だから何も加えてないドクオの作ったラーメンは猛毒になるほどまじかったんだ!」

('A`)「嘘よ!そんなの!アタシ食べてもなんともなかったわよ!!!」

( ^ω^)「……そりゃあドクオは何食べても大丈夫だお」
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/03(月) 13:45:09.23 ID:5M9q8e4VO
( ゚∀゚)「まぁ実際には猛毒じゃないだろうけどな………。病魔にとっては猛毒だったんだろう……」
( ^ω^)「……………」
('A`)「…………」
( ゚∀゚)「ところで一体何を入れたんだ?」
('A`)「え?ピーとねピーとかピーとかピーよ」
( ゚∀゚)「……お前……………………」

('A`)「いいじゃない!病魔をやっつけたんだし!これで一件落着よ!」

( ^ω^)「………ん?」


モゾモゾモゾモゾ……………

(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)



( ^ω^)「!!」
('A`)「!!」
( ゚∀゚)「!!」
284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/03(月) 13:51:36.62 ID:5M9q8e4VO
( ゚∀゚)「……これは予想外だった……」

('A`)「どどどどうすんのよ!!!!!!!!増えちゃったじゃない!!!!!」
( ^ω^)「あ……病魔が!!!!!!」

シュ!シュシュシュ!!!!!


('A`)「あ……みんな逃げちゃった………」


( ゚∀゚)「…………」


( ^ω^)「……ジロ」
('A`)「………ジロ」

( ゚∀゚)「ハハハハ……………」
415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 01:37:22.66 ID:1AQVlUnkO
( ゚∀゚)「ハハハハ……」

( ^ω^)「………前に病魔は増殖するって言ってたけど普通はどれくらいの速度で増えるんだお?」
( ゚∀゚)「そうだな……二日に一回くらいの割合で分裂する筈だ」
('A`)「………今のどう見ても10匹以上いたわよ。どうすんのよ!」

( ゚∀゚)「……やっぱ新しいワクチンが来るまで耐えるしかないみたいだな……」


( ^ω^)「……とりあえず屋台に戻るお……」
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 01:44:18.12 ID:1AQVlUnkO

――――――――――

('A`)「………あら?確かあそこに屋台を置いといたのに……どこいったのかしら」
( ゚∀゚)「オレのバイクも無くなってる……」

( ^ω^)「……?もしかしてアレの事かお?」

( ゚∀゚)「へ?」


(*'ω'*)「…………」
(*'ω'*)「…………」


('A`)「キャァァァァァァ!!!!アタシの屋台が!!!アンタ達、早く取り戻しなさいよ!」
( ゚∀゚)「畜生!待て!」
( ^ω^)「追い掛けるお!」
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 01:51:31.44 ID:1AQVlUnkO
(*'ω'*)「………」
(*'ω'*)「…………」


( ゚∀゚)「お前等!何俺のバイク盗んでやがる!止まれ!」
( ^ω^)「………あいつらかなり足早いお……」

(*'ω'*)「!!!」
(*'ω'*)「!!!」

シュ!

( ゚∀゚)「ゲ!」
( ^ω^)「屋台と共に消えちゃったお……」

( ゚∀゚)「糞!俺のバイクが………」

――――――――――

('A`)「…………アンタ達……」

( ^ω^)「ごめんだお………」
( ゚∀゚)「でもよ……ありゃ速いとかそうゆう問題じゃないぜ。いきなり消えちまった……。病魔にはそんな能力はない筈なんだが……」
428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:00:39.96 ID:1AQVlUnkO
('A`)「アタシの屋台……………」
( ゚∀゚)「……泣くなよ……。俺だってバイクを取られたんだ……」
( ^ω^)「……ジョルジュとドクオはそこで休んでるといいお……。僕が探してくるお!」
( ゚∀゚)「……気持ちはありがたいがそりゃ無理だ。オレがいなきゃ病魔を見つけられない……」
('A`)「そうよ……危ないじゃない……」
( ^ω^)「…………」
( ゚∀゚)「ほら、今日はもう寝るぞ。明日になったら対策を考えよう」
('A`)「そうね……さすがに今日はつかれたわ……」


――――――――――


('A`)「グオー!!!グオー!!」

( ^ω^)「……よし、みんな寝た筈だお……。待ってろおジョルジュ、ドクオ。僕が必ず見つけてあげるお」
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/04(火) 02:07:29.51 ID:1AQVlUnkO
――――――――――
三時間後

( ^ω^)「…全然見つからないお……。病魔はどこにいるんだお……」


精子21676号「あそこの屋台のラーメン超うまかったな……」
精子64913号「でも見慣れない奴が作ってたけどあれぁだれだ?」
精子465319号「さぁ……多分新参だろ」


( ^ω^)「……ラーメン?まさかあの屋台………。」

――――――――――
( ^ω^)「邪魔するお」
(*'ω'*)「へいらっしゃい!!」
( ^ω^)「………」
(*'ω'*)「…………」
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