115 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:15:32.09 ID:ROrYrmQq0
ブーンのレポート

みつけたかず:64
つかまえたかず:10
おこづかい:30000えん


( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ・クリムゾンバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀ 状態:ふつう
LV34 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・たたきつける・でんこうせっか

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂ 状態:ふつう
LV27 わざ:ねんりき・しびれごな・ねむりごな・ふきとばし

【Σ`・゚・〉】 ゴルダック:ダル ♂ 状態:ふつう
LV39 わざ:じこあんじ・なみのり・かなしばり・ねんりき

【〔◇`゚¬〕フ】 ガルーラ:ラル ♀ 状態:ふつう
LV45 わざ:メガトンパンチ・れんぞくパンチ・いかり・にらみつける

【ヽ〈┓` 八〉┓】 カブトプス:レン ♂ 状態:ふつう
LV44 わざ:ひっかく・なみのり・こらえる・きりさく
119 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:16:48.69 ID:ROrYrmQq0
( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ ♂ 状態:ふつう
LV33 わざ:メタルクロー・ひのこ・えんまく・かえんほうしゃ

【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ ♀ 状態:ふつう
LV19 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる

【ζ^・_)】 ハクリュー ♂ 状態:ふつう
LV37 わざ:たつまき・りゅうのいかり・たたきつける・まきつく

【△`◇´▽】 スターミー 状態:ふつう
LV37 わざ:スピードスター・バブルこうせん・じこさいせい・こうそくスピン

【τ/゚◎ ゚/凵z ウツボット ♂ 状態:ふつう
LV46 わざ:はっぱカッター・しびれごな・ようかいえき・つるのムチ

120 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:18:06.48 ID:ROrYrmQq0
('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ ♀ 状態:ふつう
LV31 わざ:こうそくスピン・まもる・みずでっぽう・バブルこうせん

【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト ♂ 状態:ふつう
LV90 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう

【《●`ー)】 ゲンガー:ナナセ ♂ 状態:ふつう
LV50 わざ:ナイトヘッド・あやしいひかり・のろい・シャドーボール
123 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:19:13.29 ID:ROrYrmQq0
(*゚ー゚) スー
保持バッジ:ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ:フシちゃん ♀ 状態:ふつう
LV29 わざ:あまいかおり・どくのこな・やどりぎのたね・はっぱカッター

【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん ♂ 状態:ふつう
LV19 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう・おうふくビンタ

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん ♂ 状態:ふつう
LV50 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし

【ゞ< _☆_>p】 ユンゲラー:ユーちゃん ♂ 状態:ふつう
LV16 わざ:テレポート・サイコキネシス・ねんりき・スプーンまげ

【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん ♂ 状態:ふつう
LV18 わざ:そらをとぶ・つつく・みだれづき・にらみつける

【|ミ゚<>゚〉】 フリーザー:フリさん 状態:ふつう
LV90 わざ:れいとうビーム・ふぶき・しろいきり・こころのめ
125 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:19:59.03 ID:ROrYrmQq0
―ハナダシティポケモンセンター

ξ゚听)ξ「うーん……まぁまぁかな」


パクパク パクパク


―ツン はプリンを頬張っている


ξ゚听)ξ「マイランキングじゃタマムシに次いで4位ね。あー、クチバのプリンが食べたいなー……」
ξ゚听)ξ「ま、そんなこと言ってる暇ないけど……」

( -ω-) Zzz...

† ゚‐゚†「ブーンさん、熟睡ですね……」
ξ゚听)ξ「昨日眠れなかったらしいから……」
127 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:21:25.76 ID:ROrYrmQq0
ξ゚听)ξ「……頑張って、強くなる……そのための苦労はもちろん厭わないわ……」
† ゚‐゚†「僕もです……最近お役に立ててないので、強くなって活躍したいです」
〔◇`゚¬〕フ「私も鋭意努力せねばな……あのサカキという男のポケモンの強さ、尋常ではない」
ξ゚听)ξ「ファイの状態異常攻撃も頼りになるし、ラルのパワーも頼りになる……」

ξ゚听)ξ「ダルも進化したから超能力が自由に使えるみたいだし、レンの鋭い攻撃も威力充分……」

Σ`・゚・〉「…………」
ヽ〈┓` 八〉┓「…………」

ξ;゚听)ξ「レンが喋らないのはいつものことだけど……ダル、アンタは喋ってもいいんじゃないの?」
ξ゚听)ξ「ナツメのポケモンだったときは饒舌だったのに……」

Σ`・゚・〉「……あれは……演技……」
Σ`・゚・〉「だから……これが普通……」

ξ;゚听)ξ(演技って……)
†;゚‐゚†(なんか、おかしな話だなぁ……)


タッタッタッタッ……


ノノ*´ー`)「あ、ブーンさん……やっと見つけたけど、寝てますね……」
ξ゚听)ξ「エリカ?」
ノノ*´ー`)「ナツメさんから話を聞きました」

128 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:23:19.22 ID:ROrYrmQq0
ノノ*´ー`)「ロケット団との再戦に向けて、特訓中だと……」
ξ゚听)ξ「えぇ、まぁ……」
ノノ*´ー`)「ナツメさんは、自分以外とも戦ったほうがいいと考えたみたいです」
ノノ*´ー`)「ブーンさんが起きたら、私と対戦しましょう」
†*゚‐゚†「わぁー! ありがとうございますー!」
ノノ*´ー`)「いえいえ」

ノノ*´ー`)「ロケット団との再戦がどのような形になるにしろ、今度は必ず私達も戦います」
ノノ*´ー`)「一緒にロケット団を倒しましょう」
ξ゚听)ξ「えぇ、心強いわ」


ξ゚听)ξ(……ロケット団を、潰す……)
ξ゚听)ξ(口にするのは簡単だけど、方法が難しいわね……)

ξ゚听)ξ(犯罪集団ロケット団のボスがサカキである、という証拠さえ掴めば、警察とポケモン統括協会、そして政府が連結して、一斉検挙に乗り出すはず……)
ξ゚听)ξ(ジムリーダーが犯罪組織のトップである、という事実はそれだけ絶大なもの……とにかく、確然とした証拠を掴めれば……)
ξ゚听)ξ(その証拠を掴むためには……やはり、サカキを一度倒すしかない……)
ξ゚听)ξ(サカキを倒せばロケット団は総崩れ……証拠を掴める可能性は俄然高くなる)
ξ゚听)ξ(そして、捕縛したサカキを警察に突き出せばいい……)

ξ゚听)ξ(……とにかく今は、強くならなきゃ……)
130 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:24:56.02 ID:ROrYrmQq0
ノノ*´ー`)「……それにしてもブーンさん、起きませんね……」
ξ゚听)ξ「あぁ、こういうときは……」


バリバリバリバリバリィ!!!!


(;゚ω゚)「ぷぎいいいいいい!!!!」

ξ゚听)ξ「こうすれば確実に起きるわ」
ノノ*;´ー`)「……な、なるほど……」


(メ;^ω^)「うぅ……もうちょっと優しく起こしてほしいお……」
ξ゚听)ξ「充分抑えたわ。早く戦いましょ」
ξ゚听)ξ「色んなもののために、頑張らなきゃ」

(メ^ω^)「特訓再開だお!」
133 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:26:54.93 ID:ROrYrmQq0
―セキチクシティ・郊外南

|メ`・−Ю「俺達が仲間に、か……」
◎( ・U・)「でも、何のために?」

ヾ(¬`・∧)¬「では、拙者が説明致す」


〜説明中〜


|;メ`・−Ю「長い説明だな……」
◎(;・U・)「もう一部忘れちゃったかも……」

(○'ー')о「……要は、強い相手が居るから力を貸してってことでしょ?」
ヾ(¬`・∧)¬「端的に言うと、そうなる」

ヾ(¬`・∧)¬「相手は、殿を殺した集団だ……拙者は、仇を討つという目的も持って戦っている」
ヾ(¬`・∧)¬「力を……貸してほしい」


|メ`・−Ю「……グリーンさんを殺した奴ら、か……」
◎( ・U・)「僕達も、恨んだよ……マスター様を殺して、ズトを処分場に送ったアイツらを……」
(○'ー')о「私達、何もできなかったけど……気持ちは、あの時のままだよ……」
137 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:28:57.87 ID:ROrYrmQq0
|メ`・−Ю「この拳、再び振るうときが来たみたいだ」
◎( ・U・)「僕も、闘争心が湧き上がってきたよ」
(○'ー')о「ロケット団潰し、私達も協力する!」


―エビィ が仲間になった!
―ベル が仲間になった!
―パリー が仲間になった!


(*'A`)「ありがとう!」
(※(*・ー・)「やったね!」
《●`ー)「これで、希望が見えてきたゼ」
ヾ(¬`・∧)¬「この三匹が加わって……サカキとの実力差は、一気に縮まりましたな」

《●`ー)「……でも、それだけじゃダメだナ……浮かれてばかりいられないゼ」
《●`ー)「俺やセニは、正直実力的には厳しい……少しでもレベルアップしなきゃナ」
(※(;・-・)「うん……僕、かなりレベル低いもんね……」
《●`ー)「まぁ、一般的に見れば普通なんだろうガ……相手が相手だからナ……」

《●`ー)「ハナダシティにはジムリーダーがたくさん集まってるんダロ? バトルしてもらおうゼ」
《●`ー)「特に、俺とセニが戦って、強くならねぇとナ」
(※( ・-・)「うん……やらなきゃ」

('A`)「じゃあ、ハナダに帰ろっか」
144 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:30:48.80 ID:ROrYrmQq0
ヾ(¬`・∧)¬「殿、少しお時間いただけますか?」
('A`)「ん?」
ヾ(¬`・∧)¬「少しだけ、伝えたいことがあるのです」


―ズト の眼は墓に向いている


('A`)「……うん、いいよ」
ヾ(¬`・∧)¬「感謝致します」


―ズト は墓に歩み寄った


ヾ(¬`・∧)¬(……殿、拙者は次こそロケット団を倒します)

ヾ(¬`・∧)¬(そのために……一旦、殿のことを、忘れさせていただきます)

ヾ(¬`・∧)¬(一時ですので、どうかお許し下さい)
ヾ(¬`・∧)¬(ロケット団を倒したら、またここへ来ます)


―ズト は再びドクオの許に戻った
147 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:32:59.46 ID:ROrYrmQq0
ヾ(¬`・∧)¬「終わりました。行きましょう」
|メ`・−Ю「おいズト、ちょっと待ってくれ」
◎( ・U・)「せっかくセキチクに来たんだから、行かなきゃいけないトコがあるでしょ?」
ヾ(¬`・∧)¬「ん……?」

ヾ(¬`・∧)¬「……そうか、忘れていたな……」

ヾ(¬`・∧)¬「殿、申し訳ありません……もう一度、お時間を……」
('A`)「別にいいけど……今度は何?」

(○'ー')о「ご主人様がね、尊敬してた人が居るんだ」
(○'ー')о「その人に、会いに行くんだよ」



―マサラタウン・オーキド研究所

(;〇ε〇)「ホントに困ったのう……」

(〇ε〇)「ぶっちゃけ、ワシはもうその準備までしてたんじゃが……」
(;^Д^)「ぶっちゃけって……」

(〇ε〇)「しかし、本当に打つ手がなくなったかも知れん……」
(;゚ー゚)「ホントに……? じゃあ、ミュウは……」
(〇ε〇)「伝説のポケモン頼みで最近は機械調整しておったからのう……」
152 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:34:58.30 ID:ROrYrmQq0
(〇ε〇)「……フリーザーとファイヤーだけでは、無理かのう?」
|ミ゚<>゚〉「さぁね……ただ、私ももう若返りはできない。サンダーが居ないからね」


(*゚ー゚)「…………」

(;゚ー゚)「……あれ?」


(;゚ー゚)「もしかして……サンダーが死んだのって……」
|ミ゚<>゚〉「私がアンタのポケモンだったからさ」
(;゚ー゚)「ッ!!」

|ミ゚<>゚〉「三匹揃ってなきゃ、過去には戻れない……サンダーは死期が近かったんだ」
(;゚ー゚)「僕の……せいで……」
|ミ゚<>゚〉「気にするんじゃないよ。昔から決めてたんだ」
|ミ゚<>゚〉「『もし誰かが捕まったりして居なくなっても、決して他の何かを恨んだりしない』ってね」
|ミ゚<>゚〉「サンダーも仕方ないことと思ったはずさ。だからアンタが気にすることじゃない」
(*゚−゚)「……そっか……」


(〇ε〇)「それにしても、本当に困ったのう……」
(〇ε〇)「サンダーの一部でもあれば、何とかなるかも知れんのじゃが……」
( ^Д^)「一部?」
(〇ε〇)「例えば、羽根とかじゃな」
156 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:36:45.48 ID:ROrYrmQq0
|ミ゚<>゚〉「サンダーは無駄に気高かったからね……羽根を落とすことも嫌ってたはずだ」
|ミ゚<>゚〉「多分、羽根は現存していないだろうね」
(〇ε〇)「そうか……フリーザーがそう言うなら、そうなんじゃろうな……」

(*゚ー゚)「……サンダーは、土に埋められたんだよね?」
|ミ゚<>゚〉「あぁ、そうみたいだね。良心的な人間が見つけてくれたみたいだ」
|ミ゚<>゚〉「科学者にでも見つかってたら最悪だったね……粉になるまで解剖されてただろうよ」
(〇ε〇)「今はそっちのほうが良かったかも知れんのう……」

( ^Д^)「でも、埋めたやつが居るってことはさ」
( ^Д^)「もしかしたら、そいつが羽根を一枚くらい抜いてるってことも……」
|ミ゚<>゚〉「……その可能性は、あるね」
(〇ε〇)「ふむ……サンダーの死体を埋めた人物を探せば、何とかなるかも知れんのう」
(*゚ー゚)「でも、見つかるかなぁ……そんな都合よく……」
( ^Д^)「こういうのは意外と近くに居るかもだぜ? とにかく、可能性がそれしかないんだ。全力で探そうぜ!」



―ハナダシティ・カスミの家

( -∀-) Zzz...
160 :第80話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/15(水) 00:38:23.06 ID:ROrYrmQq0
( -∀-)「ウーン……外人の出てる通販番組は嘘くさいナンテ、ミーの知ったこっちゃアリマセーン……」

( ゚∀゚)「ハッ!!」


( ゚∀゚)「オー、もう朝デスカー」


ゴソゴソ……


―マ・チース はベッドから飛び降り、バッグを漁り始めた


( ゚∀゚)「……オー、良かったデース。今日もサンダーの羽根は無事デース」


―何重にも鍵が掛けられた透明な箱の中に、サンダーの羽根が一枚入っている


( ゚∀゚)「コレはミーの宝物デース。誰にも渡しマセーン!」




第80話 終わり

     〜to be continued
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