114 名前:現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:20:26.62 ID:8nvOIeIC0
ブーンのレポート

みつけたかず:64
つかまえたかず:10
おこづかい:40000えん


( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ・クリムゾンバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀ 状態:ふつう
LV30 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・たたきつける・でんこうせっか

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂ 状態:ふつう
LV22 わざ:ねんりき・しびれごな・ねむりごな・ふきとばし

【Σ`・゚・〉】 ゴルダック:ダル ♂ 状態:ふつう
LV39 わざ:じこあんじ・なみのり・かなしばり・ねんりき

【〔◇`゚¬〕フ】 ガルーラ:ラル ♀ 状態:ふつう
LV45 わざ:メガトンパンチ・れんぞくパンチ・いかり・にらみつける

【ヽ〈┓` 八〉┓】 カブトプス:レン ♂ 状態:ふつう
LV41 わざ:ひっかく・なみのり・こらえる・きりさく
116 名前:現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:22:21.95 ID:8nvOIeIC0
( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ ♂ 状態:ふつう
LV33 わざ:メタルクロー・ひのこ・えんまく・かえんほうしゃ

【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ ♀ 状態:ふつう
LV19 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる

【ζ^・_)】 ハクリュー ♂ 状態:ふつう
LV37 わざ:たつまき・りゅうのいかり・たたきつける・まきつく

【△`◇´▽】 スターミー 状態:ふつう
LV37 わざ:スピードスター・バブルこうせん・じこさいせい・こうそくスピン

【τ/゚◎ ゚/凵z ウツボット ♂ 状態:ふつう
LV46 わざ:はっぱカッター・しびれごな・ようかいえき・つるのムチ
118 名前:現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:24:36.80 ID:8nvOIeIC0
('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ ♀ 状態:ふつう
LV31 わざ:こうそくスピン・まもる・みずでっぽう・バブルこうせん

【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト ♂ 状態:ふつう
LV90 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう

【《●`ー)】 ゲンガー:ナナセ ♂ 状態:ふつう
LV50 わざ:ナイトヘッド・あやしいひかり・のろい・シャドーボール

119 名前:現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:26:16.64 ID:8nvOIeIC0
(*゚ー゚) スー
保持バッジ:ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ:フシちゃん ♀ 状態:ふつう
LV29 わざ:あまいかおり・どくのこな・やどりぎのたね・はっぱカッター

【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん ♂ 状態:ふつう
LV19 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう・おうふくビンタ

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん ♂ 状態:ふつう
LV50 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし

【ゞ< _☆_>p】 ユンゲラー:ユーちゃん ♂ 状態:ふつう
LV16 わざ:テレポート・サイコキネシス・ねんりき・スプーンまげ

【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん ♂ 状態:ふつう
LV18 わざ:そらをとぶ・つつく・みだれづき・にらみつける

【|ミ゚<>゚〉】 フリーザー:フリさん 状態:ふつう
LV90 わざ:れいとうビーム・ふぶき・しろいきり・こころのめ

120 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:28:47.00 ID:8nvOIeIC0
―トキワシティフレンドリィショップ・店裏

ガシャン

ウィィィィ……ィィィィン


―ショボン は ボール を回復装置にかけた


(´・ω・`)(これで一安心、と……)
(´・ω・`)(大丈夫だ……俺が守ってやるからな……)


ウィィィィィ……ィィィィィ……ィィィィィ……



―ロケット団本部・サカキの部屋

(リ-_-)「サカキ様自身の手で殺した……それはもちろん、その場に居合わせた私も覚えています」
(リ-_-)「しかし……あのミュウなら、実は生きているということも考えられるのではありませんか?」
(リ-_-)「サカキ様もそう思ったからこそ、私に調査させたのでは?」
彡 ´ー`)「……やれやれ、お前は理解が早すぎるな……」

121 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:30:19.47 ID:8nvOIeIC0
彡 ´ー`)「今にして思えば、あれだけあっさり殺せたのも不思議だ。弱っていたとはいえ、ミュウだ」
彡 ´ー`)「死んだと信じたいが……」
(リ-_-)「生きていた場合は……」
彡 ´ー`)「……まぁ、心配要らんさ」
彡 ´ー`)「何も対策がないわけではない……ミュウツーは大丈夫だ」


(リ-_-)「……でしたら、とりあえず報告を始めます」
彡 ´ー`)「何かあったか?」
(リ-_-)「まず、新改計画は完成しました」
彡 ´ー`)「そうでなければ困る……ククク……」

(リ-_-)「それと、マサキが逃げ出しました」
(リ-_-)「どうやら独房の鍵をかけ忘れていたようです。地下三階まで逃げたところを私が発見、再投獄しました」
彡 ´ー`)「手錠もかけていたのに逃げ出したか……さすがにマサキだな……」
彡 ´ー`)「更に、地下三階ということは……新改計画を、見られたか?」
(リ-_-)「はい」
彡 ´ー`)「ククク……ますますマサキを逃がすわけにはいかなくなった」
(リ-_-)「……いえ、逃がしても支障はないと思います」
彡 ´ー`)「どういうことだ?」

(リ-_-)「マサキはミュウツーの"眼"を見たようです」

彡 ´ー`)「! 見てしまったのか……」
彡 ´ー`)「やれやれ……可哀想に……まぁ、逃げ出した者への制裁としてはちょうどいいかも知れんな……」
123 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:32:20.23 ID:8nvOIeIC0
―ハナダシティポケモンセンター・宿舎部

( ^Д^)「ゴーストタイプのミュウツー、か……なるほどな……」
( ^Д^)「やっと分かったぜ。あのゴーストポケモンは……」
(*゚ー゚)「何の話?」
( ^Д^)「いや、前アジトに行ったときにな、面白いもん見たんだよ」
( ^Д^)「ゴーストポケモンが何百と保存された保管棚をな」
(*゚ー゚)「きっと新改計画のために捕まえたんだろうね……多分、実験も兼ねて……」
( ^Д^)「その実験体があのラプラスってわけか……」

( ^Д^)「……そういやブーン、昨日ここに逃げてくる途中も、ほとんど喋らなかったな……」
(*゚−゚)「相当ショックだったみたい……当然だけど……」
( ^Д^)「手持ちのポケモンが消える、か……落ち込むのも分かるよ……」



―ハナダシティポケモンセンター・裏庭

( ´ω`)「…………」
ξ´−`)ξ「…………」


―鳥のさえずりが聞こえる……


( ´ω`)「……疲れてるのに、全く眠れなかったお……」
ξ´−`)ξ「私は逆……よく眠れた……」


ξ´−`)ξ「……夢で、ラブに出会ったわ……」
125 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:34:53.39 ID:8nvOIeIC0
ξ´−`)ξ「ラブがね、私に言うの……『気にしないで、ツンさんの行動は正しかった』って……」
ξ´−`)ξ「だけど、それは夢……つまり、私の内なる願望……」

ξ;−;)ξ「私、最低……心の中で、自分を正当化してる……あの時、ほろびのうたを止めなければ、ラブはサカキを倒せたのに……」
ξ;−;)ξ「そうすればロケット団は倒したも同然だった……なのに、私は勝手に……!」

( ;ω;)「ツンのせいじゃないお……ブーンだって、あの時動けたら止めてたお……」


( ;ω;)「だけど、分かんないお……ホントにそれで正しいのか、ブーン分かんないお……!」

( ;ω;)「自分が死んで相手を殺すなんて絶対ダメだお……間違ってるお……だけど、そう思うのはブーンたちだけかも知れないお……」
( ;ω;)「犠牲はいつだって付きまとうお……分かってるのに、認めたくないお……『犠牲なしで勝てるはずだ』って、甘いこと考えるお……」
( ;ω;)「そんなワガママで、ラブは……ラブは……!」
ξ;−;)ξ「…………」

126 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:37:25.28 ID:8nvOIeIC0
―ハナダシティポケモンセンター・宿舎部

('A`)「ふあ〜ぁ……おはよう……」
(※(;・-・)「物凄い勢いで寝てたね、ドクオ……」
('A`)「うん、疲れてたから……」
(※(;・-・)「僕はほとんど眠れなかったのに……」
ヾ(¬`・∧)¬「体は休められるときに休めないと今後に支障を来たします」
(※(;・-・)「ま、まぁそうなんだけど……」

(※( ・-・)「ミュウツーのこと考えてたら、なんか眠れなくて……」

ヾ(¬`・∧)¬「……ゴーストタイプ、ですか……」
(※( ・-・)「ナナセに聞いたら早いかな? 倒し方分かるんじゃ……」
('A`)「そうかも……」


ボンッ


《●`ー)「ン? 倒し方?」
(※( ・-・)「例えばポケモンタワーに行ったときは、ズトが乱して僕がバブルこうせん、で倒せたよね」
《●`ー)「アァ、アレは無理だろうナ」
ヾ(¬`・∧)¬「無理とは?」
《●`ー)「アレは弱いやつにしか利かないんだヨ。強いやつなら復元が早いから無理ダ。俺にだって利かねぇゼ」
《●`ー)「ま、ミュウツーがどんなもんかは知らねぇけどサ……どーせ強いんダロ?」
《●`ー)「悪ぃけど俺は分かんねぇナ。倒し方なんて」
(※( ・-・)「そっか……仕方ないよね……」

127 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:40:03.54 ID:8nvOIeIC0
《●`ー)「……対ミュウツーじゃ力になれねぇガ……」

《●`ー)「あのサカキって男……アイツになら、何とか勝てる気がするんだヨ」
(※(;・-・)「ホント!?」
ヾ(¬`・∧)¬「何か策が?」
《●`ー)「アァ、タイミングの良い考えがあるんダ……多分、ドクオ一人で勝てるヨ」
(;'A`)「そ、そんなまさか……」
《●`ー)「まぁ、確かに現状は力不足だナ……底上げもしなきゃダメだろうナ……」
《●`ー)「だけど、俺は勝機ありと見てるゼ……」
(※(;・-・)「…………」
(;'A`)「……?」
ヾ(¬`・∧)¬「…………」



―ハナダシティポケモンセンター・宿舎部

( ^Д^)「とにかくミュウツーを倒す方法を検討しなきゃ……」
( ^Д^)「今突けるかも知れない穴は、特殊な水溶液なしでは生きられないってとこか……」
(*゚ー゚)「だけど、それって僕達では破りようがない気もする……」


ガタガタッ

128 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:41:51.47 ID:8nvOIeIC0
(*゚ー゚)「あのラプラスでさえ、数日は大丈夫だって言ってた……数日間も戦い続けるわけにはいかないし……」
(;^Д^)「その前にやられるだろうな……」


ガタガタッ


(;゚ー゚)「ん?」


―スー の腰のボールが揺れている


【|#ミ゚<>゚〉】「さっさと気付きな! 鈍い子だね!」
(;゚ー゚)「フリさん?」


ボンッ


|ミ゚<>゚〉「言っておくことがあるんだよ」
(;^Д^)「私は絶対協力しないってか?」

|ミ゚<>゚〉「"ミュウは生きてる"」

(;゚ー゚)「え!?」
(;^Д^)「マジか!?」
川;゚−゚)「何故分かるんだ?」

129 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:44:20.77 ID:8nvOIeIC0
|ミ゚<>゚〉「伝説のポケモンをなめるんじゃないよ。 ……まぁ、全てのポケモンのことが分かるわけじゃないけどね」
|ミ゚<>゚〉「ミュウ、ファイヤー、サンダー、そしてフリーザー。この四匹は互いに生死が分かる」
(;^Д^)「なんでだ?」
|ミ゚<>゚〉「昔からの知り合いでね……よく一緒に遊んだよ」
川;゚−゚)「伝説のポケモンも遊ぶのか?」
|ミ゚<>゚〉「当然だよ。遊び放題さ」

|ミ゚<>゚〉「ミュウは、体は小さいけど、しっかりしててね……私たちのリーダー的存在だった」
|ミ゚<>゚〉「私たちの"過去に戻れる力"を見出したのもミュウさ……色んなことに気付く奴だった」
(;^Д^)「過去に戻れる力……!? 伝説のポケモンたちがずっと生きてるのは過去に戻ってるからだって話、あれ本当なのか!?」
|ミ゚<>゚〉「本当さ。自分達の肉体を若返らせるんだ」
|ミ゚<>゚〉「自分も若返らせてほしい、なんて言うんじゃないよ。戻れるのは私達三匹だけさ」
(;゚ー゚)「これ以上若返ったら子供になっちゃうし……」

|ミ゚<>゚〉「ミュウは今……トキワシティに居るみたいだね」
(;゚ー゚)「所在地まで分かるの?」
(;^Д^)「トキワってことは、ミュウはロケット団の手から逃れたのか!?」
(;゚ー゚)「そうとは限らない。何たってトキワには『トキワシティジム』……サカキのジムがある」
川 ゚−゚)「ロケット団の隠れ家のようなものもあるかも知れん……ロケット団に捕らわれている可能性は高いだろう」

川 ゚−゚)「だが、希望が出てきた。ミュウを見つけ出すんだ」
川 ゚−゚)「そしてミュウツーを消す……そうすれば相手戦力を大幅に削れる」
川 ゚−゚)「サカキやツインズへの対策は後々考えよう。とにかくミュウを探すんだ」

130 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:46:07.55 ID:8nvOIeIC0
( ^Д^)「よし!」


ガチャッ バタンッ!!


―プギャー が退室した


川 ゚−゚)「私も席を外す。また戻る」


―ナツメ が退室した


(*゚ー゚)「……でもフリさん、なんで僕達にそんなこと教えてくれたの?」
(*゚ー゚)「気まぐれ?」
|ミ゚<>゚〉「あのサカキって男のせいさ」

|ミ゚<>゚〉「アイツからミュウの匂いを感じてね……鼻に残って離れないんだ」
|ミ゚<>゚〉「そして、ミュウツーってのはミュウの遺伝子から作られた……それも放っておけないね」
|ミ゚<>゚〉「あのミュウをイジったなんて、許せることじゃない……私は身内への思いは強いんだ」
(*゚ー゚)「じゃあ……!」
|ミ゚<>゚〉「あぁ、戦ってあげるよ。奴らとならね」
(*゚ー゚)「ありがとう! フリさんが戦ってくれたら勝機が見えてくる!」
|ミ゚<>゚〉「その代わり、約束を一つ」
(*゚ー゚)「?」
|ミ゚<>゚〉「奴らを倒したら、私を逃がしておくれ。余生を楽しみたいんだ」
(*゚ー゚)「うん、約束する! 必ずだ!」
|ミ゚<>゚〉「なら、私も全力を出すよ」

131 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:49:10.97 ID:8nvOIeIC0
|ミ゚<>゚〉「……奴らの戦力分析はさっき聞かせてもらったけど……」
|ミ゚<>゚〉「私の相手に適してるのは、ツインズとかいうあのバカデカイ二匹だと思うね」
(*゚ー゚)「どうして?」
|ミ゚<>゚〉「あれだけ体が大きいと、半端な攻撃じゃ無意味……スケールの大きい攻撃をしないとね」
|ミ゚<>゚〉「私のれいとうビームやふぶきなら、奴らにも充分効果はあるはずだよ」
(*゚ー゚)「なるほど……」
(*゚ー゚)「でも、フリさんだけじゃ……」
|ミ゚<>゚〉「まず勝てないだろうね」

|ミ゚<>゚〉「そこをどうするか……さて、困ったね」



―ハナダシティポケモンセンター・裏庭

( ;ω;)「ブーン、どうすればいいんだお……分かんないお……」
( ;ω;)「気持ちがこんなぐしゃぐしゃのまま、戦うことなんてできないお……」
( ;ω;)「ブーンもう、ダメだお……ラブのこと思うと、戦えないお……!」
ξ;−;)ξ「ラブ、ゴメンね……ゴメンね……」


ダダダダダダッ……!


(;^Д^)「ハァ、ハァ……やっと見つけた!」
( ;ω;)「プギャー……?」
( ^Д^)「聞いてくれ! もしかしたらミュウツーを消せるかも知れねぇ!」
ξ;凵G)ξ「え……?」

132 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:51:23.80 ID:8nvOIeIC0
( ^Д^)「さっきフリーザーが言ったんだ! ミュウツーの元であるミュウはトキワで生存してるって!」
( ^Д^)「ブーンのラプラス、元の細胞液をサカキにかけられて消えたんだよな? 同じことがミュウツー相手にできるかも知れねぇ!」
( ^Д^)「あのラプラスのおかげで、希望が見えてきたよ! ロケット団の戦力を大幅に削れるかも知れねぇ!」
( ^Д^)「俺は飯食ったらトキワに行くから、一応報告しただけだ! そんじゃあな!」


タッタッタッタッ……


―プギャー が走り去った


( ;ω;)「ラブの、おかげ……?」
ξ;凵G)ξ「ラブ……」


―『気にしないで、ツンさんの行動は正しかった』

―『アナタがほろびのうたを止めてくれたおかげで、サカキは私を自らの手で消した……だからミュウツーの消し方が分かった』

―『もしあの時サカキを殺していたら、ミュウツーの消し方も分からずにロケット団と再戦するハメになった……』

―『だから、ツンさんの行動は正しかったんです……』


ξ;凵G)ξ「ラブ……」

133 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:53:24.90 ID:8nvOIeIC0
―『頑張ってください……一緒に居られたのは少しだったけど、かけがいのない仲間のことを、いつも思っています……』


ξ;凵G)ξ「ウッ…ウッ…」

(  ω )「……泣いてばかり、いられないお……」


ゴシゴシッ!


―ブーン と ツン は涙を拭った


( `ω´)「やるお! ラブのために戦うお!」
ξ゚−゚)ξ「うん……ミュウツーを、消さなきゃ」

ξ゚−゚)ξ「ミュウツーと戦おう……私達がやらなきゃいけない……!」
( `ω´)「もっと強くなるお!」


ザッ……


川 ゚−゚)「……奮起したようだな」
( `ω´)「お?」

( ^ω^)「あ、ナツメさんだお。おはようございますだお」
川 ゚−゚)「プギャーは良い奴だな……的確だ……」
135 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:55:32.46 ID:8nvOIeIC0
川 ゚−゚)「……ミュウツーは恐らくサカキが持ってくるだろう……つまり、ミュウツーだけではなく、他のポケモンにも対処しなければならない」
川 ゚−゚)「それには手持ちポケモンのレベルアップが必要不可欠……時間があまりないから、突貫工事になるが……」
ξ゚听)ξ「強くならなきゃ……いっぱい戦って、少しでも……!」
川 ゚−゚)「よし、なら始めよう」


ボンッ ボンッ ボンッ ボンッ ボンッ


―ナツメ は フーディン をくりだした!
―ナツメ は モルフォン をくりだした!
―ナツメ は スリーパー をくりだした!
―ナツメ は バリヤード をくりだした!
―ナツメ は ナッシー をくりだした!


(;^ω^)「お!?」

川 ゚−゚)「ポケモンを出せ、ブーン」
137 名前:第77話 ◆azwd/t2EpE :2006/03/11(土) 15:58:16.96 ID:8nvOIeIC0
川 ゚−゚)「私なら相手には充分だろう……とにかく戦って、強くなるんだ」

ξ;゚听)ξ「ナツメが相手なんて……!」
(;^ω^)「あわわわわ……」


川 ゚−゚)「ヤマブキシティジムリーダー・ナツメ、全力で戦わせてもらう」




第77話 終わり

     〜to be continued




―ハナダシティポケモンセンター・宿舎部

《●`ー)「飯食ったら行こうゼ」
(;'A`)「ど、どこに?」
《●`ー)「ちょっとアテがあるんだヨ……重要だゼ」
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