73 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/15(水) 23:52:14.80 ID:gO04wBlx0
ブーンのレポート

みつけたかず:48
つかまえたかず:9
おこづかい:40000えん


( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ・クリムゾンバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ
現在位置:????

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀
LV28 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・たたきつける・でんこうせっか
状態:ふつう

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂
LV22 わざ:ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態:ふつう

【〔◇`゚¬〕フ】 ガルーラ:ラル ♀
LV45 わざ:メガトンパンチ・れんぞくパンチ・いかり・にらみつける
状態:ふつう
82 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/15(水) 23:53:59.43 ID:gO04wBlx0
( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ
現在位置:二階・北東

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ ♂
LV27 わざ:メタルクロー・ひのこ・えんまく・いかり
状態:ふつう

【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ ♀
LV19 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態:ふつう

【ζ^・_)】 ハクリュー ♂
LV32 わざ:たつまき・りゅうのいかり・たたきつける・まきつく
状態:ふつう

【△`◇´▽】 スターミー
LV37 わざ:スピードスター・バブルこうせん・じこさいせい・こうそくスピン
状態:ふつう

【τ/゚◎ ゚/凵z ウツボット ♂
LV41 わざ:はっぱカッター・しびれごな・ようかいえき・つるのムチ
状態:ふつう
93 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/15(水) 23:55:43.73 ID:gO04wBlx0
('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ
現在位置:一階・南

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ ♀
LV25 わざ:こうそくスピン・からにこもる・みずでっぽう・バブルこうせん
状態:ふつう

【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト ♂
LV89 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう
状態:ふつう

【《●`ー)】 ゲンガー:ナナセ ♂
LV48 わざ:ナイトヘッド・あやしいひかり・のろい・シャドーボール
状態:ふつう
95 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/15(水) 23:56:19.53 ID:gO04wBlx0
(*゚ー゚) スー
保持バッジ:ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ
現在位置:三階・南西

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ:フシちゃん ♀
LV21 わざ:たいあたり・どくのこな・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態:ふつう

【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん ♂
LV19 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう・おうふくビンタ
状態:ふつう

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん ♂
LV50 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態:ふつう

【(∨`◇´)】 ケーシィ:ケーちゃん ♂
LV15 わざ:テレポート・サイコキネシス
状態:ふつう

【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん ♂
LV18 わざ:そらをとぶ・つつく・みだれづき・にらみつける
状態:ふつう

【???】
102 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/15(水) 23:58:09.31 ID:gO04wBlx0
―シルフカンパニー三階・南西

(;゚ー゚)「フシちゃんはっぱカッター! ケーちゃんサイコキネシス!」


―フシギダネ の はっぱカッター!
―ケーシィ の サイコキネシス!


シュッ シュッ シュッ!!
ウオオォォ……ォォォン


―サイホーン は倒れた!
―ベトベター は倒れた!


(雑19;゚Д゚)「ク、クソッ……!」
(雑20;゚Д゚)「もっと人を呼んで来い! 一気に追い込むぞ!」
(;゚ー゚)「悪いけど、それまでに逃げさせてもらうよ!」


―スー は逃げ出した!


(*゚ー゚)「……ん?」


―おや? ケーシィの様子が……
116 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:00:54.59 ID:McO76nN10
(雑19;゚Д゚)「こ、これはっ……!」


((((((∨`◇´))) ブルブルブルブル……


……

……


チャーラーラー チャララーララーン!


ゞ< _☆_>p


―おめでとう! ケーシィ は ユンゲラー に進化した!


(;゚ー゚)「……ってそれは嬉しいけど今は逃げなきゃ!」


―スー は再び逃げ出した!
127 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:03:09.64 ID:McO76nN10
(;゚ー゚)「ケー……じゃなかった、ユーちゃん、サイコキネシス!」


―ユンゲラー の サイコキネシス!


ウオオォォッ!!


(雑21;゚Д゚)「ぐはっ!!」
(雑22;゚Д゚)「ぐへぇ!!」


―雑魚団員21 と 22 は倒れた!


(*゚ー゚)「スゴイ! 力が断然上がってる……!」
(*゚ー゚)(みんな強くなってきてる……少しずつ希望も湧いてきたかな)



―シルフカンパニー二階・北東

タッタッタッタッ……

(;^Д^)「クッソー! 追いかけられまくりじゃねーか!」
【*〜(;〒ω〒)】「ホンマやで! これじゃ画面の前の皆さんが欠伸してまうわ!」
【Σ=(;・∇・)】「画面?」
140 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:05:25.04 ID:McO76nN10
(雑23#゚Д゚)「アイツには多分勝てるぞ! 追え! 殺せ!」
(雑24#゚Д゚)「おぉ!」

(;^Д^)「いちいち戦ってたらキリがねぇ……! どっかに隠れて……」

( ^Д^)「お!」


―プギャー は扉の前に立った!


( ^Д^)「第三研究室か……ここでやりすごそう!」


―プギャー は 第三研究室 に入った!


( ^Д^)(部屋に入ったとこは見られてないと思うけど、一応隠れとくか……)
( ^Д^)(この本棚の後ろなら大丈夫そうだな)


―プギャー は本棚の後ろに隠れた!


( ^Д^)(ん? 壁の向こうから声が……)
145 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:07:20.99 ID:McO76nN10
壁の向こう23「チッ、ワープに乗っちまいやがったか」
壁の向こう24「ったく……こんなワープスイッチ切っちまえってんだよな。停電なら尚更だ」
壁の向こう23「ま、移動は楽なんだけどよ……問題は俺達も"どこに飛ぶのか"ってのを把握してないってことだよな」
壁の向こう24「サカキ様も人が悪いというか、なんというか……地図でもくれりゃいいのに」
壁の向こう23「ここでぶつぶつ言ってもしょうがねぇ。探しに行くぞ」
壁の向こう24「おぉ」


タッタッタッタッ……


( ^Д^)「……よし、行ったみたいだな」
( ^Д^)「そっか、こんだけ建物が薄暗いのは停電してたからなのか……この部屋も窓がないから真っ暗だしな……」
( ^Д^)「夜の侵入じゃなくて良かったぜ……昼間だから行動できるけど、夜なら最悪だったな……」

( ^Д^)「しかし、この部屋でも何か手がかりが掴めるかもな。よし、ヒトカゲ!」


ボンッ


Σ=( ・∇・)「灯りですか?」
( ^Д^)「あぁ。尻尾の炎を大きくしてくれ」
Σ=(*・∇・)「分かりましたー!」


ゴオオォォ……


―ヒトカゲ の尻尾の炎が大きくなった!
150 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:09:42.65 ID:McO76nN10
( ^Д^)「本だらけだな……」
Σ=( ・∇・)「ホントですねー。難しそうな本がいっぱい……」
( ^Д^)「本がいっぱいあるのはいいんだけど、手がかりにはならなさそうだな……」

( ^Д^)「机の上にある資料は何かな……」


―プギャー は大机に歩み寄った


( ^Д^)「これは……キズぐすりについての資料かな」
( ^Д^)「へぇー、キズぐすりって案外単純なんだな……もっとややこしいもんかと思ってたのに……」
( ^Д^)「お、こっちはいいキズぐすり……」
Σ=(;・∇・)「あの、本来の目的は……」
(;^Д^)「おぉ、わりぃ。つい惹かれちまった」


―プギャー は資料を物色した


( ^Д^)「んー……特に意味のあるもんはなさそうかな」
( ^Д^)「ここはライブラリ的な役割を果たす部屋っぽいし……そろそろ出るか」

( ^Д^)「……ん?」
Σ=( ・∇・)「? どうかしました?」
( ^Д^)「……アレなんだろ?」


―プギャー は本棚の後ろに手を伸ばした
153 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:12:07.64 ID:McO76nN10
( ^Д^)「隠すように置いてある……もしかしたら大事な資料かも知れねぇな」
(*^Д^)「それに、隠すっていったら……」
Σ=( ・∇・)「隠すっていったら、かくれんぼ?」
(;^Д^)「ま、まぁそんなとこだな」

ゴソゴソ……

( ^Д^)「……よし、取れた」
( ^Д^)「……ん? これは……」


―プギャー は本を手に取った!


( ^Д^)「なんだ、本か……」
( ^Д^)「二冊あるな……まずこっちのタイトルは、えーっと」
( ^Д^)「"ポケモン総体学的見地からの時空論"か……読んでみてーけど時間ねーな……」
( ^Д^)「勝手に持ってったら窃盗だし……ってもう既に不法侵入者か……」

( ^Д^)「ま、軽く読んでみるか」


―プギャー は本を開いてページをめくった


( ^Д^)「ふむふむ……なるほど。化石となったポケモンを復元するのはある意味"時空を超える"ことか……言えてるな」
( ^Д^)「エスパーポケモンは特にそういった類の技が多いよな……第五章はエスパーポケモンについての考察だし……」

( ^Д^)「……ん? 第七章、"伝説の類"?」
169 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:15:38.04 ID:McO76nN10
『はるか昔の文献などを調べると、極稀に"ときわたり"という言葉を見受ける。まるで時空を歪めて出現したようなポケモンが居たと書いてある書物もあった』
『〜中略〜』
『しかしこのポケモンについては近現代の資料に全く記されておらず、現在では"テレポート"を使ったエスパーポケモンと勘違いしたとの見方が有力である』
『だがある書物には"光の中から出現"と書かれており、静かに消え去り現るテレポートとは相違とする説もある。筆者はこちら寄りである』
『いずれにせよ存在する証拠などが一切ないため"伝説"というほかない。しかしこのポケモンについては今後も研究や調査がなされていくことだろう』


( ^Д^)「ほー……」
( ^Д^)「まさに伝説だな……コイツについては、いずれ遠い未来で解明されるんだろうな」
( ^Д^)「例えばこの赤緑編じゃなくて金銀編とか……他に誰か書く人がいたらそっちとかで……」
Σ=(;・∇・)「一体何の話ですか?」
( ^Д^)「いやいや、こっちの話だ」


( ^Д^)「……お、こっちの"伝説"は俺もちょっと知ってるぞ」
180 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:18:21.02 ID:McO76nN10
『この世界に生きる者なら何らかの形で"ファイヤー"、"サンダー"、"フリーザー"の姿を見たことがあるだろう』
『"伝説のとりポケモン"と呼ばれるこの三匹は現在もどこかに生息しているとされる。事実、三年前にはファイヤーの飛行姿を複数の人間が目撃している』
『一方でサンダーやフリーザーはここ数年姿が確認されていないが、それについてここで深く掘り下げることはやめておこう』
『〜中略〜』
『さてこの三匹について記された興味深い書物がある。シダーが書した"伝説への挑戦"という題名の本で、中身は主にこの三匹についての話である』
『そこで発表されてポケモン学者達の興味を引いたのは"時空を超える力"である。この三匹が結集したとき、時空を超えることができるという説だ』
『無論、それだけでは納得できない。しかしこの書物には論証(とシダーが言い張った"妄想")も記されていた。"何故伝説のとりポケモンたちは何百年も生き永らえているのか"という題名と共にである』
『要約すると、伝説の三匹はしばしば集結し、自らを過去に戻すのだという。簡単に言うと、体が過去の状態になり、同じ肉体を保てるということだ』
『そうして三匹は今現在も生き延びているのだ……と書かれていた。一笑に付す学者もいれば、興味深いと関心する学者もいた。筆者は後者である』
『本当にそうして不老不死の存在として生き続けているなら、これは全世界を揺るがすほどの発見だが、残念ながら明確な証拠はない。証拠が掴めるはずもないのだ』
『このことについては、現在ファイヤー・サンダー・フリーザーが存命であるとされている以上、一刻も早く調査されるべき事柄であるが、なにぶん彼らは所在地が掴めぬため思うようにはいかない』
『大抵のポケモン学者が、この三匹については"命知らず"に任せよう、と笑って軽視しているが、本来はもっと注目されるべきである。しかし学者達では三匹の生息していそうな場所を調査するのが難しいのも事実なのだ』
『しかし筆者は』


パタンッ


(;^Д^)「疲れた……もういいや」
( ^Д^)「つまりファイヤー・サンダー・フリーザーは時を超えられるかもってことだろ? 一言で片付くのに、なんで長々と語りたがるかな……」
 
183 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:21:06.42 ID:McO76nN10
( ^Д^)「全く、どこのどいつだよ……こんなの書いたのは……」


―プギャー は背表紙を見た


(;^Д^)「……え!?」
Σ=(;・∇・)「ど、どうかしたんですか?」

(;^Д^)「筆者オーキドキヨシ……ジジイが書いた本じゃねーか!」



―シルフカンパニー五階・第十五研究室

ズルズル……
ズルズル……

川 ゚−゚)「……ふぅ……」

(メ-ω-)「…………」


―ブーン は気を失っている
192 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:23:55.89 ID:McO76nN10
川 ゚−゚)「……ジムリーダーとして許されざる行為だとは分かっている……だが、仕方ないことだ……」
川 ゚−゚)「サカキは……そしてロケット団は強大すぎる……」
川 ゚−゚)「悪の手に染まったほうが、かえって平和を掴めるということもある……仕方が、ない……」

川 ゚−゚)「……大人のエゴだと笑え……それが結果的に平穏に繋がるなら、私は悪の道も行くさ……」


川 ゚−゚)「……さぁ、始めるか……」


ボンッ


―ナツメ は フーディン をくりだした!



―シルフカンパニー二階・第三研究室

( ^Д^)「こっちの本はなんだ?」


―プギャー はもう一冊を手に取った


( ^Д^)「シダー著、伝説への挑戦……」
( ^Д^)「これは、さっきジジイの本で出てきた名前だな……」


―プギャー はページをめくった
194 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:26:08.64 ID:McO76nN10
( ^Д^)「……伝説の三匹の中で唯一生息地が確実視されているのがフリーザー、か」
( ^Д^)「ふたごじま……なるほど、あの寒いトコだな」
( ^Д^)「『しかしふたごじまの奥地は分厚い氷で閉ざされており、フリーザーに近づくことはできない。三匹が再び集結するタイミングを待つより他ない』か」

(;^Д^)「……色々書いてある割に中身の薄い本だな……筆者からファイヤーへのラブレターとか、何の意味があるんだ?」


―プギャー は本を閉じた


( ^Д^)「ここには特に大事そうなもんはなかったな……」
( ^Д^)「シルフで新改計画を一部進めてるってくらいだから、やっぱ何か開発してるんだよな?」
( ^Д^)「何を開発してるのか……それを掴まねーとな」



―ハナダシティ

从*^ヮ^)「ふー、いいお茶……」
ノノ*´ー`)「ふふふ、カスミさん好きですね」
从*^ヮ^)「そりゃーもう。エリカさんのお茶は世界一だもん」
川`・−)「美味しいです」
( ゚∀゚)「飲んでるウチに慣れてキマシター!」


从*^ヮ^)「……さて、マ・チースさん」

( ゚∀゚)「ナンデスカー?」
203 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:29:22.28 ID:McO76nN10
从*^ヮ^)「……そろそろ、話してくれてもいいんじゃない?」
从*^ヮ^)「何故、今日の会場をハナダシティに選んだのか」

(;゚∀゚)「……?」

ノノ*;´ー`)「……どういうことですか?」

从*^ヮ^)「今日の集合場所をハナダにしようって最初に言ったのはマ・チースさんなの」

从*^ヮ^)「復興活動を手伝うって言ってくれて嬉しかったけど……でもそれだけじゃないでしょ?」
从*^ヮ^)「手伝うだけならタマムシからの帰りでも良かった。第一、ハナダとクチバはそんなに遠くない」
从*^ヮ^)「ハナダじゃなきゃいけない理由があったんじゃない?」


(;゚∀゚)「……サスガデスネー……」


从*^ヮ^)「やっぱり、そうだったんだ……」
ノノ*´ー`)「……一体、どんな理由が?」

( ゚∀゚)「……誤解サレナイように言ってオキマース。復興活動を手伝いたいと思ったのは本心デース」
从*^ヮ^)「うん、それは分かってるよ。だって、格好が作業着に近いもんね」
( ゚∀゚)「……デスガ、確かにソレだけでココを選んだワケではアリマセーン……」
213 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:32:32.30 ID:McO76nN10
( ゚∀゚)「ミーは、今一番安全なのはハナダだと判断したのデース」

从*^ヮ^)「安全……?」
( ゚∀゚)「イエース」


( ゚∀゚)「ポケモンセンターはロケット団も手出しデキナイほど監視やチェックの厳しい施設デース……ガ……不安がアリマシター」
( ゚∀゚)「特に、タマムシは大都市デース……ロケット団の手が伸びてイナイとは言い切れマセーン……」
( ゚∀゚)「カスミさんには申し訳ナイデスガ……恐らく、ロケット団が最も軽視シテイル街……ソレがハナダデース」
从*^ヮ^)「……なるほどね……」

川`・−)「……しかし、何故それほどロケット団を警戒しているのですか?」
川`・−)「ロケット団に知られたくないことでも?」
( ゚∀゚)「ソノ通りデース」

( ゚∀゚)「ロケット団は何でもスグに利用しようとシマース。何も情報を与えてはナリマセーン」
ノノ*´ー`)「……そうですね……」


( ゚∀゚)「今日ミーは情報を得たいと思いマシター。ジムリーダーであるアナタたちはネットワークも広いと思ったのデース」
从*^ヮ^)「情報……?」
( ゚∀゚)「……皆さん、恐らく……ミーがジムリーダーに就任シタ当初、ポケモンを一匹しか持ってイナイことを疑問に思ったのではナイデスカ?」
225 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:35:31.00 ID:McO76nN10
( ゚∀゚)「実はミーはトレーナー業が本職ではアリマセーン。だから持ってるポケモンは少なかったのデース」
( ゚∀゚)「ミーの本業は"ポケモン生態調査員"デース」

从*^ヮ^)「調査員……?」

( ゚∀゚)「特に、電気ポケモンの調査を行ってイマシター。今も続けてイマース」


( ゚∀゚)「……ジムリーダーになる数週間前、ミーは調査のタメ"無人発電所"というトコロに行ってキマシター」
从*^ヮ^)「無人発電所って、ここから東にある……」
( ゚∀゚)「もう何年も人は入っていない場所デース」


( ゚∀゚)「……ソコでミーは、サンダーを発見シタノデース」


从*;^ヮ^)「ッ!!」
ノノ*;´ー`)「ッ!!」
川;`・−)「ッ!!」


( ゚∀゚)「……昔から電気ポケモンを専門としてやってキタ人間にとっては……サンダーは神に等しい存在デース……」
从*;^ヮ^)「ど、どうしたの!? 捕獲したの!?」
( ゚∀゚)「ボールはたくさん持ってイマシタ……ボールを投げて、当てるコトは簡単デシター……」

ノノ*;´ー`)「では今、その腰には……!」


―三人 が マ・チース の腰に目をやった!
243 :第62話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/16(木) 00:37:27.21 ID:McO76nN10
( ゚∀゚)「……しかし、ボールを投げるコトに、意味はアリマセンデシター……」
川;`・−)「……何故ですか?」


( ゚∀゚)「……ミーが見つけたのは、サンダーの死骸だったのデース……」




第62話 終わり

     〜to be continued




―シルフカンパニー二階・第三研究室

(;^Д^)(……しかし、あのジジイがこんだけ真面目に仕事してたとは……意外だったぜ……)
(;^Д^)(いっちょ前に本なんか出せるくらい研究してたんだな……マジでビックリだ……)
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