- 142 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:05:04.55 ID:lWp+tTxg0
- ブーンのレポート
みつけたかず:47
つかまえたかず:9
おこづかい:40000えん
( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ・クリムゾンバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ
【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀
LV28 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・たたきつける・でんこうせっか
状態:ふつう
【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂
LV22 わざ:ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態:ふつう
【( ´Э`)】 コダック:ダル ♂
LV31 わざ:じこあんじ・なみのり・かなしばり・ねんりき
状態:ふつう
【〔◇`゚¬〕フ】 ガルーラ:ラル ♀
LV45 わざ:メガトンパンチ・れんぞくパンチ・いかり・にらみつける
状態:ふつう
【ヽ〈┓` 八〉┓】 カブトプス:レン ♂
LV30 わざ:ひっかく・なみのり・すいとる・すなかけ
状態:ふつう
- 147 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:08:07.41 ID:lWp+tTxg0
- ( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ
【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ ♂
LV27 わざ:メタルクロー・ひのこ・えんまく・いかり
状態:ふつう
【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ ♀
LV19 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態:ふつう
【ζ^・_)】 ハクリュー ♂
LV32 わざ:たつまき・りゅうのいかり・たたきつける・まきつく
状態:ふつう
【△`◇´▽】 スターミー ♀
LV37 わざ:スピードスター・バブルこうせん・じこさいせい・こうそくスピン
状態:ふつう
【τ/゚◎ ゚/凵z ウツボット ♂
LV41 わざ:はっぱカッター・しびれごな・ようかいえき・つるのムチ
状態:ふつう
- 148 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:08:55.78 ID:lWp+tTxg0
- ('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ
【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ ♀
LV23 わざ:こうそくスピン・からにこもる・みずでっぽう・バブルこうせん
状態:ふつう
【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト ♂
LV89 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう
状態:ふつう
【《●`ー)】 ゲンガー:ナナセ ♂
LV47 わざ:ナイトヘッド・あやしいひかり・のろい・シャドーボール
状態:ふつう
- 151 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:11:01.45 ID:lWp+tTxg0
- (*゚ー゚) スー
保持バッジ:ブルーバッジ・オレンジバッジ・レインボーバッジ・ピンクバッジ
【( o∂ー∂o)】 フシギダネ:フシちゃん ♀
LV16 わざ:たいあたり・どくのこな・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態:ふつう
【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん ♂
LV14 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう
状態:ふつう
【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん ♂
LV48 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態:ふつう
【(∨`◇´)】 ケーシィ:ケーちゃん ♂
LV13 わざ:テレポート・サイコキネシス
状態:ふつう
【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん ♂
LV14 わざ:そらをとぶ・つつく・みだれづき・にらみつける
状態:ふつう
【???】
- 157 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:19:59.21 ID:lWp+tTxg0
- ―ハナダシティ
ξ゚听)ξ「ブーン、ラルを出して」
( ^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「行く前に、やっておくことがあるでしょ」
ボンッ
〔◇`゚¬〕フ「なんだ?」
ξ゚听)ξ「フレンドリィショップの店員がロケット団員じゃないとも限らないからね」
ξ゚听)ξ「ラル、アナタ木の実を持ってるでしょう?」
〔◇`゚¬〕フ「あぁ、森に居た頃に採ったモノがある」
ξ゚听)ξ「それをみんなに分け与えて欲しいの。シルフなら中でも回復アイテムが手に入るかも知れないけど、やっぱ予め持ってたほうがいいと思って」
〔◇`゚¬〕フ「そうだな。あまり数は多くないが、均等に分けよう」
―ラル が持ってた木の実を四等分した
( ^Д^)「助かるぜ」
(*'A`)「ありがとうフヒヒヒヒ」
(*゚ー゚)「備えあれば、だね」
- 159 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:22:50.76 ID:lWp+tTxg0
- ( ^Д^)「よし、準備万端だ。行くぜ!」
テクテクテクテク……
(*゚ー゚)「……ヤマブキの、北の関所に行くの?」
( ^Д^)「あぁ」
( ^Д^)「実は、あそこには知り合いがいるんだ」
( ^Д^)「ドクオも会ったことあるよな?」
('A`)「あ、そういえば居たね……」
( ^Д^)「チェックなしで通過させてもらったこともあるんだ。今度もそれに賭けるしかねぇ」
ξ゚听)ξ「なるほど……」
(*゚ー゚)「……上手く行けばいいけどね」
―ヤマブキシティ・北の関所
( ^Д^)「とりあえず俺一人で行ってくる」
( ^Д^)「合図するまで入ってくるなよ。もしかしたらがあるかも知れねぇからな」
( ^ω^)「気をつけてだお」
( ^Д^)「いざとなったら逃げてくるさ」
テクテクテクテク……
- 160 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:24:30.73 ID:lWp+tTxg0
- (*゚ー゚)「……正直……ちょっと不安かな……」
―北の関所内
( ^Д^)「……久しぶり」
(キ;゚Д゚)「ッ!? お前……!」
( ^Д^)「お願いがあるんだ……話を聞いてくれ」
(キ゚Д゚)「……悪ぃな……お前と仲良く喋るわけにゃいかねぇんだ」
(;^Д^)「なんだって!?」
(キ゚Д゚)「以前と違って……ココにいるのはもう、俺だけじゃない」
ゾロゾロ……
ゾロゾロ……
(オ゚Д゚)
(ヌ゚Д゚)
(テ゚Д゚)
(;^Д^)「ッ……!」
- 161 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:26:32.28 ID:lWp+tTxg0
- (キ゚Д゚)「すまねぇ……俺も、ロケット団が正しいとは思っちゃいない」
(キ゚Д゚)「でも……仕方がない、で済ませるしかないこともあるんだよ……」
(キ゚Д゚)「じゃあな」
(;^Д^)「クッ!」
ガチャッ!!
(;^ω^)「プギャー、大丈夫かお!?」
(;^Д^)「なっ……お前ら!」
(;^Д^)「来るなって言っただろ!」
(;^ω^)「遅いから心配したんだお!」
(*゚ー゚)「ッ……!」
(;'A`)「で、でも、どうするの……?
この明らかに交渉失敗みたいなムードは……」
(;^Д^)「すまねぇ……俺の力不足だ……」
- 164 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:29:12.31 ID:lWp+tTxg0
- ( ^Д^)「でも、俺は諦めねぇ……頼む、話だけでも聞いてくれ!
俺達はどうしてもヤマブキに行かなきゃならねぇんだ!」
(キ゚Д゚)「あ、いいよ」
(;^Д^)「頼む、そこをなんとか……」
( ^Д^)「…………」
( ; ^ Д ^ ) 「 ! ? 」
(*゚ー゚)「通っても、いいよね?」
(キ*゚Д゚)「もちろんです」
(;^ω^)「……あれ?」
―ブーン は スー の耳に口を近づけました
(;^ω^)「男だってこと、バレてないのかお?」
(*゚ー゚)「バレてるよ?」
(;^ω^)「じゃあ、なんで……」
(*゚ー゚)「この人たち、僕の部下だったんだ」
- 167 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:31:53.31 ID:lWp+tTxg0
- (*゚ー゚)「まぁ、それだけなら多分無理だっただろうけど……部下になった理由は、僕のファンだったからなんだって」
(*゚ー゚)「ロケット団から『アレは男だ』って聞いてショック受けてたらしいけど……でも僕を見たら、やっぱ高揚が抑えらんないみたい」
(*゚ー゚)「万事解決、っと」
(;^ω^)「…………」
ξ゚听)ξ「まぁ、いいじゃない。納得しときなさいよ」
(*゚ー゚)「それで……これからは、どうするつもりだったの?」
( ^Д^)「あ、あぁ……服を借りてシルフまで行こうかなと」
(*゚ー゚)「そっか。じゃあ、服貸してくれる?」
(オ*゚Д゚)「もちろんです」
―ロケット団員 が服と帽子を脱いで四人に渡した
(*゚ー゚)「ブカブカ……このまま上に着れそうだね」
(キ*゚Д゚)(チッ、着替えは見れないのか……)
(;^ω^)(男だって分かってるのに、なんで悔しそうな表情なんだお?)
- 173 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:34:22.20 ID:lWp+tTxg0
- ―四人が扮装を終えた
(* ー )「帽子を目深にかぶればバレないと思うよ」
( Д )「ちょっと不安だけど、まぁ大丈夫だよな」
(キ゚Д゚)「……気をつけろよ」
(キ゚Д゚)「俺はシルフカンパニーがどうなってるかは知らねぇけど……危険な場所だぞ」
( Д )「分かってるさ……それでも、行かなきゃならないんだ」
( Д )「それより、アンタたちは大丈夫なのか?
( Д )「俺達を手助けしたことがバレたら、ロケット団からキツイ制裁を受けたりとか……」
(キ゚Д゚)「あぁ……だろうな」
(キ゚Д゚)「でも俺達な、最近ずっと考えてたんだよ」
(キ゚Д゚)「あのしぃ様を何の躊躇いもなく殺したロケット団のために働いてていいのか、ってな……」
(キ゚Д゚)「しぃ様は美しかっただけじゃない……優しくて、温かくて……いつも微笑みながら俺達に接してくれた」
(キ゚Д゚)「仕事には厳しかったけどさ、ちゃんとできたときは褒めてくれて……」
(キ゚Д゚)「それに……君もだ」
(* ー )「僕?」
- 174 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:36:17.34 ID:lWp+tTxg0
- (キ゚Д゚)「あぁ……君はしぃ様より少し無愛想で……感情的になりやすかった」
(キ゚Д゚)「だけど、仕事に対する真摯な態度は尊敬に値するものがあったよ」
(キ゚Д゚)「淡々とこなしてるけど、ホントは大変な仕事だったりとか……凄ぇなって思ってた」
(キ*゚Д゚)「美しさはしぃ様と相違なかったしな」
(* ー )「結局それ?」
(キ゚Д゚)「ま、色々な要素があったさ……その君まで、ロケット団から追われる身だ」
(キ゚Д゚)「だから俺達はもう、ロケット団を抜ける。今日はいいキッカケだよ」
(オ゚Д゚)「よし、逃げるか」
(ヌ゚Д゚)「あぁ、やっぱ制裁は怖ぇよな」
(テ゚Д゚)「逃げられるとこまで逃げようぜ」
(キ゚Д゚)「じゃあな。無責任かも知れねぇけど、俺達にできることはもう何もねぇ。頑張ってくれ」
( Д )「あぁ…………っと、ちょっと待ってくれ」
(キ゚Д゚)「?」
- 176 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:38:46.57 ID:lWp+tTxg0
- ( Д )「ハナダシティのポケモンセンターに今、ハナダジムリーダーのカスミさんを始めとしてジムリーダーが四人集まってる」
( Д )「あの四人ならきっと力になってくれる。行ってみてくれ。俺達の知り合いだと分かれば助けてくれるよ」
(キ゚Д゚)「そりゃ嬉しいことだが……しかし、お前達との繋がりを証明するものがねぇ」
( Д )「カスミさんに『首筋』って言うんだ。そしたら分かってくれる」
(キ゚Д゚)「なんだそりゃ……? まぁ、気にしないでおくぜ。ありがとな!」
(キ゚Д゚)「お前達の武運を祈るぜ!」
( Д )「こっちこそ、色々ありがとう。頑張るぜ!」
―元ロケット団員たちはハナダシティに向かった
( Д )「よし、行くぜ」
(* ー )「首筋って、どういう意味?」
(* Д )「そりゃー、もちろん……」
( Д )「……って、無駄話してる暇はねぇ!
さっさと行くぜ!」
(; ω )(ツンをボールに入れて正解だったお……多分電撃炸裂の場面だお……)
- 178 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:41:10.07 ID:lWp+tTxg0
- ―ヤマブキシティ
( ω )「キレイな街だお……」
(* ー )(……確かに、ロケット団員が増えてるな……)
【ヾ(¬`・∧)¬】「……この街は、確か……」
( A )「え?」
【ヾ(¬`・∧)¬】「……処分場がある街です」
【(※(;・-・)】「…………」
(* ー )「ロケット団員は基本的に単独行動だから、集まって行動するのは少し不自然……」
(* ー )「素早くシルフまで行こう」
( Д )「あぁ……今はバラけるわけにもいかないしな……」
テクテクテクテク……
( ω )(キレイな街なのに……活気がまるでないお……)
【ξ゚听)ξ】(街の人がほとんどいないわね……見た目明るい街なのに、空気が沈んでる……)
【ξ゚听)ξ】(まぁ、当然と言えば当然だけど……)
フッ
【ξ゚听)ξ】(ッ……?)
- 179 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:43:27.90 ID:lWp+tTxg0
- 【ξ゚听)ξ】「……ファイ」
【† ゚‐゚†】「はい?」
【ξ゚听)ξ】「なんか……さっきに比べて、街が暗くならなかった?」
【† ゚‐゚†】「そうですか……? 特に感じませんでしたけど……お昼ですし……」
【ξ゚听)ξ】「……気のせいとは思えないけど……太陽が出てちゃよく分からないわね……」
(◎´∵`◎)「……ん? お前ら、ちょっと待て」
(; ー )(ッ……! イブタ……!)
(◎´∵`◎)「何故四人で行動している?
持ち場はどこだ? 所属は?」
(; ー )「持ち場は外周です。上司はアイカー中級幹部」
( A )(……あれ? 声がちょっと低いような……)
(◎´∵`◎)「……おかしいな」
- 181 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:46:05.34 ID:lWp+tTxg0
- (◎´∵`◎)「アイカーは今ヤマブキ担当ではない。本部にいるはずだぞ」
(; ー )「ッ!」
(◎´∵`◎)「アイカーが居ないのに、何故お前らはココに留まっているんだ?」
(; ー )「……その、私達は特別に残らされたんです」
(◎´∵`◎)「ほぉ……何故だ?」
(; ー )「それは……」
彡 ´ー`)「イブタ、どうかしたのか?」
(; ー )「ッ!!!」
(; Д )「ッ!!!」
(; A )「ッ!!!」
(; ω )(……誰だお?)
(◎´∵`◎)「いえ、少し不審に思うことがありまして」
彡 ´ー`)「ほう」
(◎´∵`◎)「こいつら、何故か複数で行動していて、その目的もハッキリしないもので、今理由を問い質していたところです」
彡 ´ー`)「……ふむ」
彡 ´ー`)「では、私から訊こうか」
- 184 :第57話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/09(木) 22:47:10.84 ID:lWp+tTxg0
- 彡 ´ー`)「……貴様ら、一体何故四人で行動している?」
彡 ´ー`)「答え如何によっては……厳しい処罰を与えることになるぞ」
(; Д )(クッ……!)
(; ー )(マズイ……! イブタなら騙せたかも知れないけど……サカキに対しては、通じる嘘が思い浮かばない……!)
(; ー )(それに……どんな嘘をついても、サカキなら……以前出してしまった地声を覚えているかも知れない……)
彡 ´ー`)「……どうした?」
彡 ´ー`)「答えんというなら……今この場で処分せねばならんが……?」
(; ー )(クソッ……! どうする……どうする!?)
(; ω )(…………)
第57話 終わり
〜to be continued