874 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:48:21.34 ID:2Qxu5JKL0
ブーンのレポート

みつけたかず:43
つかまえたかず:9
おこづかい:40000えん


( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ・クリムゾンバッジ

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀
LV28 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・たたきつける・でんこうせっか
状態:ふつう

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂
LV22 わざ:ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態:ふつう

【( ´Э`)】 コダック:ダル ♂
LV31 わざ:じこあんじ・なみのり・かなしばり・ねんりき
状態:ふつう

【〔◇`゚¬〕フ】 ガルーラ:ラル ♀
LV45 わざ:メガトンパンチ・れんぞくパンチ・いかり・にらみつける
状態:ふつう

【ヽ〈┓` 八〉┓】 カブトプス:レン ♂
LV30 わざ:ひっかく・なみのり・すいとる・すなかけ
状態:ふつう

875 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:48:59.66 ID:2Qxu5JKL0
( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ・レインボーバッジ

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ ♂
LV27 わざ:メタルクロー・ひのこ・えんまく・いかり
状態:ふつう

【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ ♀
LV19 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態:ふつう

【ζ^・_)】 ハクリュー ♂
LV32 わざ:たつまき・りゅうのいかり・たたきつける・まきつく
状態:ふつう


('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ ♀
LV23 わざ:こうそくスピン・からにこもる・みずでっぽう・バブルこうせん
状態:ふつう

【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト ♂
LV89 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう
状態:ふつう
877 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:50:01.28 ID:2Qxu5JKL0
(*゚ー゚) スー

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ:フシちゃん ♀
LV16 わざ:たいあたり・どくのこな・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態:ふつう

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん ♂
LV48 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態:ふつう

【(∨`◇´)】 ケーシィ:ケーちゃん ♂
LV13 わざ:テレポート・サイコキネシス
状態:ふつう

【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん ♂
LV14 わざ:そらをとぶ・つつく・みだれづき・にらみつける
状態:ふつう

【???】
879 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:51:17.08 ID:2Qxu5JKL0
―シオンタウン・ポケモンセンター

( ^Д^)「ん? ドクオ、行かないのか?」
('A`)「うん……なんかセニが話あるみたいだから……」
('A`)「またあとで」
( ^Д^)「じゃあな」


テクテクテクテクテク……


―プギャー と ブーン がポケモンセンターから出発しました


('A`)「で……話って、なんなの?」
(※(;・-・)「……うん……えっと……」

(※(;・-・)(……どうしよ……あのハクリューのこと、話したほうがいいのかな……)
(※(;・-・)(でも、僕の聞き違いかも知れないし……)

(;'A`)「……セニ?」

(※(;・-・)「……えっと……」
886 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:53:23.53 ID:2Qxu5JKL0
―スーの家

(* ゚ ∇ ゚)「……あら……あなた、確か……」
( ^Д^)「プギャーです。以前お邪魔させていただいた……」
( ^Д^)「スー、居ますか?」

(; ゚ ∇ ゚)「……居ないわ」

( ^Д^)「じゃあ、どこに居るか分かりますか?」
( ゚ ∇ ゚)「分かるけど……でもなんで?」
(;^Д^)「いや……色々と訊きたいことがあって」
( ゚ ∇ ゚)「…………」

( ゚ ∇ ゚)「……お願いだから、放っておいてあげてくれないかな?」

(;^Д^)「え?」
( ゚ ∇ ゚)「あの子は今、人と話せるような状態じゃないの……」
(;^ω^)「なんでだお?」

( ゚ ∇ ゚)「……亡くなったのよ……あの子のお姉さんが……」
(;^Д^)「ッ! しぃさんが!?」
( ゚ ∇ ゚)「えぇ……昨日のことよ……」

( ゚ ∇ ゚)「……だから、お願い。今はそっとしといてあげて」
( ゚ ∇ ゚)「代わりと言ってはなんだけど……私で良ければ、質問にお答えします」
( ゚ ∇ ゚)「家の中にどうぞ」
888 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:55:22.48 ID:2Qxu5JKL0
―スーの家・居間

(;^Д^)(……線香の匂い……)

(;^ω^)(ブーンでも分かるお……完璧にタイミングを間違えたお……)


( ゚ ∇ ゚)「……訊きたいことは?」
(;^Д^)(……こうなったら、とことん訊いちまうか)

( ^Д^)「しぃさんは……何の病気だったんですか?」
( ゚ ∇ ゚)「……しぃ様は三年前、サカキのスリーパーから"ゆめくい"受け、精神に大きなダメージを負いました」
ξ゚听)ξ「……グレンタウンで聞いたわね」

( ゚ ∇ ゚)「これはスーくんから聞いた話ですが……その"ゆめくい"は、振り子の糸を切るだけでいつでも命を奪える、持続性の高い技だったんです」
( ゚ ∇ ゚)「……昨日、サカキはその糸を切りました」

( ゚ ∇ ゚)「しぃ様は昨日、約三年ぶりに外に出ました。調子が良いから、どうしても外に出たい、と私に言って」
( ゚ ∇ ゚)「一輪のシオンの花を握って、数分で戻ってきました……そして、寝室に戻った直後、悲痛な叫びが家中に響きわたりました」

( ゚ ∇ ゚)「……一時間近くもそれが続いたでしょうか……私はどうすることも出来ず、ただ立ち尽くしていました……」

( ゚ ∇ ゚)「そして、スーくんが帰って来ました。別れの言葉を交わし……シオンの花を渡して、しぃ様は息を引き取りました」

( ゚ ∇ ゚)「……それから、しぃ様の簡易の葬式が行われ……遺体は、町外れの丘に埋葬されました」
891 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 21:58:37.72 ID:2Qxu5JKL0
( ゚ ∇ ゚)「……プギャーくん、昨日はありがとう」
(;^Д^)「……?」
( ゚ ∇ ゚)「スーくんから聞きました。しぃ様の許へ急ぐスーくんを、助けてくれたって」
( ^Д^)「……そんな……」
( ゚ ∇ ゚)「おかげで、しぃ様は最後、スーくんに会うことができた……ホントにありがとう……」


( ^Д^)「……あの、ところで……前ここに来たときお世話になった、ルーさんは?」

( ゚ ∇ ゚)「……ルーさんも、サカキによって殺されたようです」
(;^Д^)「ッ!?」

( ゚ ∇ ゚)「スーくんのモンスターボールの光が消えていました……所有権を失った証拠です」
( ゚ ∇ ゚)「……サカキは、自分にとって不利益だと判断したら、罪の有無など関係なしに消します……冷酷な人間です」
( ゚ ∇ ゚)「君たちも……サカキには、関わっちゃダメだよ……」

( ^Д^)「…………」
( ^ω^)「…………」


―シオンタウン・路道

( ^Д^)「……ラキさん……普通に振舞ってくれたけど、すごく辛そうだったよな……」
( ^ω^)「……だお……身内を、二人も失ったんだお……ブーンだったら、とても……だお……」

(#^Д^)「……許せねぇよな、サカキ……!」
(#^ω^)「同じ人として、絶対に許せないお……!」

( ^Д^)「俺決めたぜ、ブーン」
( ^ω^)「ブーンも決めたお」
894 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:01:32.31 ID:2Qxu5JKL0
( ^Д^)「ロケット団を、潰す。そして、サカキを倒す」

( ^ω^)「悪いことした人にはちゃんと罰を受けてもらうお」


( ^Д^)「よし、ポケモンセンターに戻ってさっそく作戦会議だ!」
( ^ω^)「やるお! 絶対にロケット団潰すお!」

( ^ω^)「じゃあツン、何か言いたいことは……」


(;^ω^)「……あれ? ツン、どこ行ったんだお?」



―シオンタウン・町外れの丘

( ゚−゚)「……姉さん……」


―スー は墓の側の岩に腰掛けた

895 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:03:27.86 ID:2Qxu5JKL0
( ゚−゚)「姉さん……僕、どうすればいいのか分かんないよ……」
( ゚−゚)「……姉さんがいないのに、僕が為すことなんて……意味ない……」
( ゚−゚)「何を目標にして、何を思って生きていけばいいの……?」

( ;−;)「……姉さん……答えてよ……」
( ;−;)「昔みたいに……この岩に、二人で座って話したときみたいに……優しい顔で相槌を打ってよ……」
( ;−;)「姉さん……!」


ξ゚听)ξ「……懐かしい匂いね」


( ;−;)「ッ!?」
ξ゚听)ξ「ゴメンなさいね……タイミング計れなくて……」


( っ−;)「…………」

( ゚−゚)「……何しに来たの?」
897 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:05:15.73 ID:2Qxu5JKL0
ξ゚听)ξ「……別に……」

ξ゚听)ξ「……墓に供えてあるのは……萓草と、シオンの花ね……」

( ゚−゚)「……萓草は、姉さんが好きだった花だ……」
ξ゚听)ξ「マサラによく生えてたわ……」

( ゚−゚)「……僕と姉さんの親は、幼い頃に事故で死んだ」
( ゚−゚)「姉さんも僕も悲しんだ……姉さんはその悲しみを忘れたくて、よく萓草を眺めてた」
ξ゚听)ξ「萓草は、別名忘れ草と呼ばれてる花ね……」
( ゚−゚)「うん……だから、姉さんは何度か萓草をマサラから採って来てた……」

( ゚−゚)「……だけど、姉さんが最後にくれたのは、シオンの花だった……」
( ゚−゚)「姉さんは、"私のことは忘れて"って僕に言った……だったら、僕に渡すのは萓草のハズなのに……」
( ゚−゚)「"最後のワガママ"だって言って、シオンを僕にくれた……その意味が、分かんなくて……」

ξ゚听)ξ「……アナタ、今昔物語って知ってる?」

( ゚−゚)「……?」

ξ゚听)ξ「巻三十一 第二十七、兄弟二人が萓草紫苑を植える話よ」
899 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:07:05.77 ID:2Qxu5JKL0
ξ゚听)ξ「父を亡くした二人の子が居て、兄は悲しみを忘れたくて萓草を、弟は父を思う気持ちを忘れたくなくて紫苑を植える」
ξ゚听)ξ「墓を守る鬼は弟の"思う気持ち"に感じ入って、それから起きることを夢で知らせてくれる、って話なんだけど……」

ξ゚听)ξ「萓草は忘れ草、対して紫苑は"思い花"」
ξ゚听)ξ「……シオンの花言葉"君を忘れない"や"追想"にもあるように……シオンは"思う気持ち"を表す花よ」

ξ゚听)ξ「……お姉さんのワガママは多分、アナタをこれからも見守っていくことだと思う」

ξ゚听)ξ「人は死んだ後、どこか違う場所に行って、現世を見守る存在になるんだと私は思ってる。そこでアナタを忘れずに見守ることが、お姉さんのワガママなんじゃないかな……」
ξ゚听)ξ「ただの推測だけど……シオンを渡したってことは、アナタのことを忘れずに思い続けたいって意思の現われだと思う」

( ゚−゚)「……そっか……」


( ゚−゚)「……でも、僕……これから何をすればいいのか、分からない……」
( ゚−゚)「ずっと姉さんのために動いてきた……その姉さんが居ないのに、やることなんて……」

ξ゚听)ξ「……この世を生きる者は皆、必ず別れを経験する」
903 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:09:31.48 ID:2Qxu5JKL0
ξ゚听)ξ「死別なら、尚更……相手を思って生きていかなきゃ」
ξ゚听)ξ「お姉さんのことを思って、何をするか考えてみて……その行動をとってみればいいと思うわ」

ξ゚听)ξ「ただ、"死者のために生きる"こととは違うからね。そこを勘違いすると、とんでもないことになるわ」

( ゚−゚)「…………」


―ツン は静かにその場を立ち去った


( ゚−゚)「……姉さんを、思って……」


ヒュウウゥゥゥ……


( ゚−゚)「……東南風、か……」

( ゚−゚)「……フシちゃん、覚えてる?」
【( o∂ー∂o)】「……?」
( ゚−゚)「僕とフシちゃんが"再会"した日も……今日みたいに、風が冷たかったね……」
905 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:11:07.18 ID:2Qxu5JKL0
―シオンタウン・ポケモンセンター

('A`)「……そっか……お姉さんが……」
( ^Д^)「あぁ……」
(※(´・-・)「…………」

(#'A`)「……あの子を悲しませるなんて、許せない……!」
( ^Д^)「あぁ……色んな部分で許せねーよ……」

(※(´・-・)「……じゃあドクオ、行ってくるね……」

('A`)「……あ、うん」


―セニ がポケモンセンターから出発しました


( ^Д^)「ん? どこ行くんだ?」
('A`)「ポケモンタワーだって」
('A`)「セニのパパとママのお墓があるから……」
( ^Д^)「あぁ……なるほど……」

( ^Д^)「でも、大丈夫か? ポケモンタワー、一時期よりは落ち着いたって聞いたけど、あそこはゴーストポケモンの巣窟じゃ……」
('A`)「まだ昼だし、大丈夫だと思うよ……今はボランティアハウスの人も居るらしいし……」


テクテクテクテク……


ξ゚听)ξ「ただいま」

906 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:12:43.55 ID:2Qxu5JKL0
( ^ω^)「あ、ツンだお。どこ行ってたんだお?」
ξ゚听)ξ「ちょっとね……」

( ^ω^)「ツン、ブーンはロケット団を倒すことに決めたお」
( ^ω^)「サカキは絶対に許しちゃダメだお。プギャーたちと一緒に立ち向かうお」
ξ゚听)ξ「……えぇ、私もロケット団は許せないわ」

ξ゚听)ξ「……だけど、無謀が過ぎる」

ξ゚听)ξ「私たちは何の情報も有してない。つまり、相手を知らないから、打ち破る手段もない」
ξ゚听)ξ「"ロケット団を倒す"っていう目標も漠然としすぎてる。何をすればいいのか、全く分からないじゃない」
( ^Д^)「いや、タマムシのゲームコーナーの地下に、奴らのアジトがある。そこに乗り込むんだ」
ξ゚听)ξ「昨日そこに行ったのは知ってるけど……それ、向こうにもバレてるんでしょ?」
ξ゚听)ξ「だったらもう乗り込めないと考えたほうがいい。仮に乗り込めたとしても、多数の罠にかけられるのがオチね」
ξ゚听)ξ「タマムシのアジトについては、切り捨てたほうが得策よ」

(;^Д^)「……じゃあどうしろってんだよ」
ξ゚听)ξ「私に訊かないでよ……倒すって言ったのはそっちじゃない」

(;^ω^)「……やっぱ今のところ、タマムシに行くしかないお……」

ξ゚听)ξ「二度も言いたくないわ……何のために死にに行くのよ」
ξ゚听)ξ「情報がないっていうのは、こういうことよ。何をすればいいのか分からない。何もできない」

ξ゚听)ξ「だから、最初にやることは"情報集め"。本当にタマムシ以外、選択肢がないのかとか、他に支部でもあれば、そっちを潰すとか」
ξ゚听)ξ「しっかり考えなきゃ、勝てない。ロケット団を甘く見たら、死ぬわ」

(;^Д^)「……だけど、そんなに待ってられるかよ」
908 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:14:57.41 ID:2Qxu5JKL0
(#^Д^)「俺たちは今すぐサカキをボコボコに殴りてーくらい腹が立ってんだぜ。悠長には構えらんねーよ!」
ξ゚听)ξ「ならいいわ。勝手に行けば?」
ξ゚听)ξ「冷静さを欠いたまま行動して……怒りを抱えたまま死ねばいいじゃない」

(;^Д^)「ッ……!」

ξ゚听)ξ「私だって、今すぐ電気が空になるまで電撃を浴びせたい気持ちよ……だけど、感情に任せると失敗するって、分かってる」
ξ゚听)ξ「本質を見失わないで。いつか、サカキを倒すその日まで、怒りを行動力に変えて……」
ξ゚听)ξ「大丈夫……私たちなら、きっとできるわ」

(;^Д^)「……悪かった……お前の言うとおりだよ……」


( ^Д^)「よし、俺は今からボランティアハウスに行ってくる」
( ^Д^)「あそこには全国からトレーナーが集まってる……ロケット団について、何か聞けるかも知れねぇ」


―プギャー が立ち去った


('A`)「じゃあ、僕はポケモンタワーに行ってくる……」
('A`)「あそこにも、ボランティアハウスの人いるし……セニも迎えに行きたいし……」


―ドクオ が立ち去った

909 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:16:28.92 ID:2Qxu5JKL0
(;^ω^)「……えーっと……ブーンは……」
ξ゚听)ξ「……何もしなくていいわ」
(;^ω^)「お?」
ξ゚听)ξ「正直……私、情報についてはあんまり心配してない」
ξ゚听)ξ「アテがあるもの……」

ξ゚听)ξ「……それに、ブーンが何かしたって有益な結果が出るとは思えないし……」

( ;ω;)「…………」



―シオンタウン・ポケモンタワー6階

(※( ・-・)「パパ、ママ……」
(※( ・-・)「僕たち多分、ロケット団と戦うことになると思う……」
(※( ・-・)「危険なことだって分かってる……けど、やらなきゃいけない、って気になってるんだ……」
(※( ・-・)「心配かけてゴメンね……でも、僕頑張る」
(※( ・-・)「頑張って……ロケット団、倒すよ」

(※( ・-・)「……じゃあね、パパ、ママ……また来るよ」


シュオッ……


(※(;・-・)「……ッ!?」

910 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:17:58.52 ID:2Qxu5JKL0
《●`ー)「……久しぶりだナ」

(※(;・-・)「ッ…………」

《●`ー)「オイオイ……そんなに警戒しないでくれヨ」
《●`ー)「あの時は悪かったヨ……俺も反省してるゼ」

(※( ・-・)「……そっか」
(※( ・-・)「うん……反省してくれてるなら、いいけど……」

《●`ー)「アァ……失敗しねーと、分からないことも多いナ」
《●`ー)「だけど……俺にとって有益だったことに変わりはねーゼ」

(※( ・-・)「……うん、まぁ……周りに迷惑かけないなら、いいと思うけど……」
《●`ー)「……ところが、ダ」

《●`ー)「迷惑、かけたいんだヨ」

(※(;・-・)「!?」

《●`ー)「かけたい、って言ったら変カ……迷惑かけるかも知れねぇケド、頼みがあるんだヨ」

(※(;・-・)「……な、何?」
913 :第54話 ◆azwd/t2EpE :2006/02/04(土) 22:19:33.31 ID:2Qxu5JKL0
《●`ー)「……俺を、一緒に連れてってくれねぇカ?」




第54話 終わり

     〜to be continued




―シオンタウン・町外れの丘

( ゚−゚)「思い出すなぁ……マサラタウンで、フシちゃんと"再会"した日のこと……」
( o∂−∂o)「うん……」


〜・〜・〜・〜・〜・〜回想〜・〜・〜・〜・〜・〜

―夜

―マサラタウン・オーキドの研究所

(*゚ー゚)(……よし、侵入成功)
(*゚ー゚)(……慎重にやらなきゃな……)
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