- 920 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
02:57:15.41 ID:kr5vIQAC0
- 〜四人のトレーナーの雑談場 -
参差錯落の間〜
( ^ω^)「みんな遅いお。こういうとき遅刻するのは、ホントはブーンの役目だお」
ガチャッ
('A`)「お、ブーン……遅れてすまねぇ。ってなんだ、他の二人もまだなのか」
( ^ω^)「だお」
ガチャッ
( ^Д^)「わりぃわりぃ。いやー、雪が凄くてな……」
(;'A`)「ひ、久しぶりだね」
(;^ω^)「なんでドクオはブーン以外には下手に出るんだお?」
( ^ω^)「あと一人だお」
チャララードンドゴドーン ピコピンピコピー
( ^ω^)「あ、メールだお」
(;^Д^)「今の着信音は一体……」
( ^ω^)「えーっと、何々……」
- 921 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
02:58:42.98 ID:kr5vIQAC0
- 『今日は行けそうにないや ゴメンね スーより』
(;^ω^)「…………」
(;^Д^)「ま、仕方ねーよ……三人で始めようぜ」
―談話開始
( ^ω^)「えー、今日は『ロケット団に関係してるジムリーダー多すぎるお』について……」
(;^Д^)「なんで微妙に暗いテーマなんだよ!
つーか俺が戦った人はみんな真っ当だったから実感ねーし……」
(;'A`)「そういえば、まだバッジ一個しか持ってないなぁ……」
( ^Д^)「それにしても、ブーンは大変だな。タケシやマチスやキョウ……おかしなリーダーばっかりだ……」
(;^ω^)「貧乏くじ引きまくりだお……」
( ^Д^)「でも、お前のこと新聞で見たぜ。特にキョウの逮捕はジムリーダーとロケット団の癒着が取りざたされて、カントー中が揺れ動いた……」
( ^Д^)「それを摘発した少年っつって名前が出てたよ。お前も有名人だな」
( ^ω^)「そうでもないお……実際誰もサイン貰いにこなかったお」
(;^Д^)「そんなやつ居るわけねーだろ……」
- 922 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:00:23.64 ID:kr5vIQAC0
- ('A`)「でもブーンはけっこうポケモンには恵まれてるよな……」
(;'A`)「俺なんて、セニとズトがどっちもロケット団から狙われてて、ピンチの連続だぜ……」
(;'A`)「初めての対人バトルがロケット団のボスで……持ってるポケモンはLv70とか……しかもそれが五匹……」
(;'A`)「あのバトルが目に焼きついてて、却って他の人とバトルすんのが怖ぇーよ……」
(;^ω^)「そ、それは災難だお……」
( ^Д^)「待てよ、ポケモンに恵まれてるっつったら俺だろ?
ヒトカゲ、コラッタ、ハクリュー。みんないい奴だぜ?」
(;'A`)(……それについては何とも言えない……)
(;^ω^)(今後の展開次第だお……)
(;^ω^)「それにしても……ネタバレ回避を考えると、思ったより喋れることは少ないお」
(;'A`)「だな……せいぜい昔話くらいか……」
( ^Д^)「昔話といえばドクオ、お前学校の授業で昆虫採集した時にさ、お前だけ何故か一匹も捕まえらんなかったことあったよな」
( ^Д^)「あの時みんなで『虫にも嫌われてる』って言ってたの思い出すぜ」
(;'A`)「そんなのあったっけ……っていうか、似たような出来事が多すぎてよく覚えてない……」
(;^Д^)「……なんか切ないな……」
('A`)「そういえばさ、ブーンって昔は別にポケモンに興味なさそうだったよな」
('A`)「なのになんでポケモンマスター目指してんだ?」
(;^ω^)「……キョウと戦ったあたりを是非読み直してほしいお……」
- 923 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:01:43.44 ID:kr5vIQAC0
- ('A`)「反対に、プギャーは昔からポケモンマスターになるって言ってたよね……」
( ^Д^)「まぁな。本当は自分で野生ポケモンを捕まえてからスタートしようと思ってたんだが、ジジイがヒトカゲをくれてその手間も省けたぜ」
( ^Д^)「しかし、最初にヒトカゲを貰って、コラッタを捕まえて、ほぼ順番通りにジムを攻略して……」
( ^Д^)「時々俺がメインなんじゃねーかなと思うときがあるぜ」
(#^ω^)「メインはブーンだお!」
('A`)「待て、もしかしたら俺の登場回数は地味に多いかも知れん」
(#^ω^)「メインの証拠に、バッジが一番多くて、持ってるポケモンも一番多いお!」
( ^Д^)「俺はお前らの話が長いせいであんまり話が回ってこないだけでな、ホントならもっとゲットしてるはずなんだよ!」
('A`)「俺だってズトが居るからその気になればかなりのジムを攻略できるぞ」
- 924 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:03:17.79 ID:kr5vIQAC0
- (#^ω^)「二人とも材料がショボイお!
第一話の最初に登場したのもブーンだし、やっぱブーンで決まりだお!」
('A`)「でもあの時目立ってたのは俺だろ!」
( ^Д^)「それならブーン、お前は俺が第一話で挑発しなきゃポケモンマスター目指さなかったはずだぞ!」
( ^Д^)「それに、今メインで話が進んでるタマムシにも一人だけ居ねーし……」
(#^ω^)「これからじゃんじゃん話に絡むんだお!
ホントだお!!」
【ξ゚听)ξ】「……ホント、下らないわね……」
【*〜( 〒ω〒)】「ウチはムキになる大将も好きやで〜♪」
【(※(;・-・)】「僕はちょっと引いてるかも……」
【ヾ(¬`・∧)¬】「男子たるもの、確固たる意思を持って敵に立ち向かわねばなりませぬ。殿は立派にその姿勢を示しております」
【†;゚‐゚†】「そんなものかなぁ……」
【Σ=( ・∇・)】「でも、ご主人様すごく楽しそうだから、いいんじゃないかなー」
【ξ゚听)ξ】「……ま、いっか。たまにはこんなことがあっても……」
〜参差錯落の間・閉店〜
- 925 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:04:39.12 ID:kr5vIQAC0
- 各地現状報告
―ニビシティ
/;;:`〓´)「あーどうもー。ニビシティジムのカイリキーです」
/;;:`〓´)「ニビシティはほとんど変わりなく時間が流れています。平和です」
/;;:`〓´)「……あ、そうそう。最近タケシさんがやっと体を動かせるようになりました」
/;;:`〓´)「バッジの反動でずっと寝たきりだったんですが、今はリハビリ頑張ってます」
/;;:`〓´)「今度ブーンさんが来たら、是非お礼がしたいそうです。また立ち寄ってください」
/;;:`〓´)「……それだけです、はい……」
―クチバシティ
( ゚∀゚)「コンニチハー!
クチバシティジムのリーダー、マ・チースデース!」
( ゚∀゚)「クチバシティはマチスの逮捕でカナリ揺レ動キマシタガー、今は大丈夫デース!」
( ゚∀゚)「ジムへの挑戦者も徐々ニ増え始めマシター!
でもミーは負けてマセーン!」
( ゚∀゚)「失った信頼取り戻すタメー、今日も頑張りマース!」
( ゚∀゚)「チナミにマチスは容疑を否認し続ケテイマシタガー、最近オ母サンに叱られて犯行を認メタらしいデース!」
( ゚∀゚)「クチバシティには今日も穏ヤカな潮風が吹イテイマース!」
- 927 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:06:16.15 ID:kr5vIQAC0
- ―セキチクシティ
川`・−)「初めまして、セキチクシティジム新リーダーのアンズです」
川`・−)「セキチクシティもクチバ同様、ジムリーダーのキョウが逮捕されたことで、町の評判はかなり落ち込みました」
川`・−)「ですがサファリの園長さんを始めとし、皆がセキチクを立て直そうと頑張っています」
川`・−)「……父、キョウのことですが……警察にはずっと黙秘を貫いています」
川`・−)「私も警察に呼ばれた際に父と話をしたのですが、何も聞き入れようとはしませんでした……」
川`・−)「できれば罪を認めて、そして償って……」
川`;−)「……また、一緒に暮らしたいです……」
川`つ−)「すみません……ジムリーダーが、弱みを見せるなど……あっては、ならないことで……」
川`・−)「よろしければまたセキチクにお越しください。ブーンさんには是非、御指導御鞭撻を賜りたいです」
川`・−)「それでは、失礼致します」
―グレンタウン
(´・ω・`)「……グレンに滞在しているショボンだが……ブーンが今も居る場所の報告なんて意味あるのか?」
(´・ω・`)「まぁいい……ついでだからブーン、お前に言っておこう」
(´・ω・`)「……今度会うときは可愛い男の子を連れて来い。いいな?」
(´・ω・`)「……理由? 本当に聞くのか?
サービスのテキーラじゃ忘れられんぞ」
(´・ω・`)「フッフッフ……」
- 929 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:09:28.63 ID:kr5vIQAC0
- ―再びニビシティ
)))))
( ( つ / ̄ ̄ ̄ ̄
| | < 勿論僕も待ってるよ!
| | \____
| |
| | ∧__∧
\ \( ´∀` )
\ ~\
\ |\\
メ ノ \\
/ / / /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (~ )
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_ノ
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ )
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) (⌒~~つ
(⌒~~つ
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) \
\ / /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
\ \ / /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)―――――
\ / /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./
〜各地現状報告・End〜
- 932 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:10:33.70 ID:kr5vIQAC0
- もしもシリーズ2
〜もしブーンが冷静な一流トレーナーだった場合のカツラ戦
〜
( ^ω^)「あれ? ブーバーは?」
ξ゚听)ξ「……あっ……あそこにいる!」
(;・∀・)「マジで!? もう気付いたの!?」
( ^ω^)「ラル! ブーバーにメガトンパンチだお!」
ドゴッ!
〜もしもズトが若干DQN風味の若者だったら〜
ヾ(¬`・∧)¬「そこのお姉さん、寄ってかない?
1時間9000円! それ以上は絶対取らないから!
お姉さんキレイだから色々オプションつけるよ?
どう!?」
ヾ(¬`・∧)¬「……ちっ、行っちまいやがった……調子乗ってんじゃねーぞ」
ヾ(¬`・∧)¬「しかし、無駄に着飾った馬鹿ばっかだな、この街は……くっだらねぇ……アホくせぇ……」
ヾ(¬`・∧)¬「あ、そこの可愛い彼女!
ちょっと楽しい時間過ごさない!?」
(※(;・-・)「え? ぼ、僕?」
- 933 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:12:23.45 ID:kr5vIQAC0
- 〜もしもブーンがエースで主砲のプギャーと対戦したら〜
主審「ボール!」
( ^Д^)「おいおい、ピッチャーびびってんのか?
随分高ぇぞ」
(;^ω^)「うう……」
(;^ω^)(1点リードの9回裏、ツーアウトランナー二塁……絶対外野へのヒットはやれない場面だお……)
(;^ω^)(慎重に攻めないと……)
シュッ パァーン!
主審「ボール!」
( ^Д^)「おっと、際どいな……攻めか?
それとも逃げか?」
(#^ω^)「うるさいお! 次の一球で黙らせてやるお!」
シュオッ!! バァーン!!
主審「ストライーク!」
(;^Д^)「くっ……150km/hは出てたか、今のストレート……アウトローギリギリいっぱいだ……」
( ^Д^)「それを決めに持ってこれれば良かったんだろうが……残念だったな」
( ^ω^)「全然残念じゃないお」
シュッ パァーン!
(;^Д^)「何!? こんなカーブが……」
( ^ω^)「実はカーブでカウントを稼ぐのは得意なんだお。さぁ、これで追い込んだお」
( ^ω^)「ラストだお!」
シュッ!
- 934 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:14:17.63 ID:kr5vIQAC0
- ( ^Д^)「フッ、甘いな」
カキーン!!
(;^ω^)「!?」
( ^Д^)「ちっ、ファールだな。引っ張りすぎた……」
( ^Д^)「まぁ、あんなちゃっちいスライダー、いくらでも打てるからな……別にいいか」
(;^ω^)「う……あんなに飛ばされるなんて……想定外だお……」
(;^ω^)「こうなったら秘球シンカーで……」
カキーン!!
( ^Д^)「おっと、今度はバットを出すのが遅すぎた……危ねぇ、危ねぇ……」
( ^Д^)「全く……低目に放れない変化球をココで出すなんて、バカとしか言いようがねーな」
( ^Д^)「ホームラン打たれる前に降参したらどうだ?
なんならツーベースにしてやってもいいぜ」
(#^ω^)「……仕方ないお。魔球を投げるお。後悔するなだお」
ビキビキッ
( ^Д^)「ほー、おもしれぇ。やってみろや」
シュッ!!
( ^Д^)「……なんだこりゃ? ただのストレートじゃねぇか!」
( ^Д^)「遠慮なくホームラ……ん?」
==========【ξ゚听)ξ】 シュー…
(((((((;^Д^))))
バリバリバリバリバリバリィ!!!
(メ;^Д^)「そりゃねぇよ……」
- 936 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:15:49.56 ID:kr5vIQAC0
- 〜もしもブーンとツンの立場が入れ替わったら〜
―ポッポ があらわれた!
ξ゚听)ξ「ブーン! とっしん!」
⊂二二( ^ω^)二⊃「分かったお!」
―ポッポ を倒した!
―コラッタ があらわれた!
ξ゚听)ξ「ブーン! とっしん!」
⊂二二( ^ω^)二⊃「行くお!」
―コラッタ を倒した!
⊂二二(;^ω^)二⊃「ちょっと前歯が痛かったけど平気だお!」
―ポニータ が現れた!
ξ゚听)ξ「ブーン! とっしん!」
⊂二二(;^ω^)二⊃「……りょ、了解だお」
―ポニータ を倒した!
⊂二二(;´ω`)二⊃「うぅ、ちょっと火傷したお……」
- 938 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:16:55.38 ID:kr5vIQAC0
- ―サンドパン が現れた!
ξ゚听)ξ「ブーン! とっしん!」
⊂二二(;^ω^)二⊃「マジかお!?」
ξ#゚听)ξ「ぐだぐだ言ってると」
⊂二二(;^ω^)二⊃「い、行くお!」
ザクッ
⊂二二(メ;^ω^)二⊃「イタイお!
しかも全然ダメージ与えられないお!」
ξ゚听)ξ「苦手な相手のようね……ファイ、ねんりき」
† ゚‐゚†「ハイ」
―サンドパン を倒した!
⊂二二(メ;^ω^)二⊃「……最初っから、ファイにしておけば……」
ξ゚听)ξ「さっさと行くわよ、ブーン。呆けてる間に置いてかれても文句言わないでね」
⊂二二(メ;^ω^)二⊃「ま、待ってくれだお!」
⊂二二(メ;^ω^)二⊃(……本編はブーンがトレーナーでホントに良かったお……)
- 939 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:18:12.33 ID:kr5vIQAC0
- 〜もしもブーンとそのポケモンたちがクラスメイトだったら〜
( ^ω^)「おはようだお」
† ゚‐゚†「ブーンさん、今日も遅刻ですね……」
(;^ω^)「最近眠くてたまらないんだお。生指の先生からきっちりお叱りを受けたお」
ξ゚听)ξ「おはよう、ブーン」
( ^ω^)「あ、ツンだお。おはようだお」
ξ゚听)ξ「また叱られたの? ホントバカね……」
ξ゚听)ξ「ちゃんと一限目来なさいよ。アンタがいないせいで私たちの班の作業、かなり遅れてるんだから」
(;^ω^)「わ、分かったお……でも、ツンにしては口調が柔らかだお。いつもなら10まんボルトなのに……」
ξ゚听)ξ「いいのよ……放課後に残るのはブーン一人だし……」
(;^ω^)「…………」
ξ゚听)ξ「ちゃんと一人でやりなさいよ。自分のせいなんだから」
ξ゚听)ξ「ファイ、絶対手伝ったりしちゃダメよ」
†;゚‐゚†「ハイ……」
( ;ω;)「……明日の朝までに終わるかなぁ……ウッ……ウッ……」
―放課後・作業室
(;^ω^)「ふぅ……やっと五分の一くらいかお?」
(;^ω^)「もう陽も落ちたのに……先は長いお」
……シーン……
- 940 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:19:14.18 ID:kr5vIQAC0
- (;^ω^)「静か過ぎるお……学校に誰も居ないのかお……?」
(;^ω^)「幽霊がちゃんと"話"の分かるやつなら、ここらへんが襲ってくる頃合だお……」
ガラガラッ!!
(;゚ω゚)「ひいいいい!! 幽霊ktkr!!」
ξ#゚听)ξ「誰が幽霊よ!!」
(;^ω^)「……あ、なんだ……ツンかお……」
ξ#゚听)ξ「『なんだ』? 随分な口の利き方ね」
(;^ω^)「ゴ、ゴメンだお。でも幽霊が来るかと思って、びくびくしてたんだお……」
( ^ω^)「でもどうしたんだお? こんな時間に……」
ξ゚听)ξ「え……そ、その……実は別の授業の課題が終わってなくて……」
ξ゚听)ξ「それで、今まで課題やってたんだけど……帰ろうと思ってココ通りかかったら、まだ電気点いてたから……」
( ^ω^)「なるほどだお。で、その課題は何の授業だお?」
ξ;゚听)ξ「え……? な、何の授業かって……?」
ξ;゚听)ξ「……えーっと……」
ξ#;゚听)ξ「な、なんでもいいじゃない!
ブーンには関係ないことなんだから!」
(;^ω^)「ゴ、ゴメンだお。なんとなく訊いてみただけだお」
- 941 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:20:29.30 ID:kr5vIQAC0
- ξ゚听)ξ「……あー、そういえば……今家に帰っても、誰もいない時間だなー……」
ξ゚听)ξ「多分家帰っても暇だろうなー……」
( ^ω^)「ブーンなら一人でも暇を潰せるお」
ξ#゚听)ξ「訊いてないわよ!!」
ξ゚听)ξ「家帰っても暇だし……ちょっとだけ、作業やろっかな……」
(*^ω^)「お? 手伝ってくれるのかお!?」
ξ*゚听)ξ「ひ、暇つぶしにね!」
(*^ω^)「ありがとだお!! ツンはやっぱ優しいお!!」
ξ////)ξ「べ、別にブーンのためじゃないんだから!!」
カリカリカリカリ……
ξ゚听)ξ「ふー、あとちょっとね」
( ^ω^)「だおだお」
ξ*゚听)ξ「終わったら、ちゃんと私を家まで送っていきなさいよね」
(;^ω^)「お? 家の方向全然違うお……」
ξ#゚听)ξ「アンタ、この暗い中を女の子一人で帰す気?」
(;^ω^)「わ、分かったお。送るお」
―作業終了・帰宅
ξ゚听)ξ「真っ暗……」
(;^ω^)「怖いお……さっきより幽霊出そうだお……」
ξ゚听)ξ「変質者とかが、物陰からいきなりガサッ!!
とかね……」
ガサッ!!
- 942 名前:第50話記念・特別企画
◆azwd/t2EpE :2006/01/26(木)
03:22:03.01 ID:kr5vIQAC0
- (;゚ω゚)「ひいいい!!
ホントに出たお!」
(*´[]`)「ぐへへへ……可愛い嬢ちゃん、オジさんと一緒に一線越えないかい?」
バリバリバリバリバリバリィ!!!
―ツン の 10まんボルト!
―変質者 は倒れた!
ξ゚听)ξ「一人で三途の川でも越えれば?
うっとーしいわね」
ξ゚听)ξ「早く帰るわよ、ブーン。またこんなのに襲われたらヤダし」
(;^ω^)(……ホントにブーンが一緒にいる意味あるのかお……?)
(*^ω^)(……まぁ理由は何にせよ、一緒に帰れたからそれで良かったお)
ξ゚听)ξ「早くしてってば」
( ^ω^)「あ、待ってだおー」
―夜道に響く足音は、ほとんど一つしか聞こえませんでした
―その足音すら、二人の軽い笑い声で消えてしまうような、月明かりの眩い夜でした
〜もしもシリーズ2・End〜