219 ：現在のデータ ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:23:15.29 ID:TQbvu6bw0

ブーンのレポート

みつけたかず：40
つかまえたかず：8
おこずかい：0えん


(　＾ω＾)　ブーン
保持バッジ：グレーバッジ・オレンジバッジ・ピンクバッジ

【ξﾟ�听)ξ】　ピカチュウ：ツン　♀
LV28　わざ：かげぶんしん・10まんボルト・たたきつける・でんこうせっか
状態：ふつう

【† ﾟ‐ﾟ†】　バタフリー：ファイ　♂
LV22　わざ：ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態：ふつう

【(　´Э｀)】　コダック：ダル　♂
LV16　わざ：ひっかく・なみのり・かなしばり・ねんりき
状態：ふつう

【〔◇｀ﾟ¬〕ﾌ】　ガルーラ：ラル　♀
LV44　わざ：メガトンパンチ・れんぞくパンチ・いかり・にらみつける
状態：ふつう

222 ：現在のデータ ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:24:19.95 ID:TQbvu6bw0

(　＾Д＾)　プギャー
保持バッジ：グレーバッジ・ブルーバッジ

【Σ=( ・∇・)】　ヒトカゲ　♂
LV20　わざ：メタルクロー・ひのこ・えんまく・いかり
状態：ふつう

【*〜( 〒ω〒)】　コラッタ　♀
LV18　わざ：ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態：ふつう

【ζ＾・＿)】　ハクリュー　♂
LV30　わざ：たつまき・りゅうのいかり・たたきつける・まきつく
状態：ふつう


('Ａ`)　ドクオ
保持バッジ：グレーバッジ

【(※( ･ｰ･)】　ゼニガメ：セニ　♀
LV23　わざ：こうそくスピン・からにこもる・みずでっぽう・バブルこうせん
状態：ふつう

【ヾ(¬｀・∧)¬】　ストライク：ズト　♂
LV89　わざ：きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう
状態：ふつう

223 ：現在のデータ ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:25:04.36 ID:TQbvu6bw0

(*ﾟーﾟ)　スー

【( o∂ー∂o)】　フシギダネ：フシちゃん　♀
LV16　わざ：たいあたり・どくのこな・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態：ふつう

【彡 ・з・ミ】　ルージュラ：ルーさん　♀
LV？？　わざ：？？・？？・？？・？？
状態：ふつう

【《μ｀ー´》】　ゴローニャ：ゴロさん　♂
LV48　わざ：あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態：ふつう

【(∨｀◇´)】　ケーシィ：ケーちゃん　♂
LV13　わざ：テレポート・サイコキネシス
状態：ふつう

【彡｀・ゝ】　オニスズメ：オニちゃん　♂
LV14　わざ：そらをとぶ・つつく・みだれづき・にらみつける
状態：ふつう

【？？？】

224 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:26:12.18 ID:TQbvu6bw0

―グレンタウンジム・内部

(　・∀・)「それでは、最後の質問を聞こうか」

(　＾ω＾)「行くお」


(　＾ω＾)「それぞれに質問だお。パンクした車のタイヤは、左右前後輪、一体どのタイヤだったんだお？」


ξﾟ�听)ξ「……！」

(　・∀・)「……ほほう」
(´・ω・｀)「フッ……そう来たか、なるほどな」


ξﾟ�听)ξ「そっか……タイヤがパンクしたのは嘘だから、どのタイヤかは二人とも分からない」
ξﾟ�听)ξ「だから『二人別々に聞いてもいいのか』って質問したのね……」
(　＾ω＾)「だおだお！」


(　・∀・)「90点、かな」

225 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:27:35.03 ID:TQbvu6bw0

(　・∀・)「本当は最初の質問で『二人は事前に特別打ち合わせをしていないか』と聞くべきだった。そしたら私はイエスと答えたからね」

(´・ω・｀)「冷静に考えれば、いくつか穴は見出せる。だがその穴の中から『タイヤ』を選んだのは、カツラを納得させるに充分だったな」

(　・∀・)「あぁ。ブーンくん、君は面白い考えを持ってる」
(　・∀・)「喜んで、君たちの挑戦を受けよう」

(*＾ω＾)「やったお！ ありがとだお！」

(　・∀・)「ついてきてくれ。闘技場はあっちだ」


ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ……


ξﾟ�听)ξ「でもブーン……よくあんなこと思いついたわね。もしかして、ラルが考えたとか？」
【〔◇｀ﾟ¬〕ﾌ】「いや、私はあぁいうのは苦手だ……」
(　＾ω＾)「ちゃんとブーンが考えた答えだお」


(；＾ω＾)「でも実は裏があったりするお」


ξﾟ�听)ξ「……裏？」

(；＾ω＾)「昔ブーンが学校に遅刻した時……」

227 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:29:03.41 ID:TQbvu6bw0

〜・〜・〜・〜・〜・〜回想〜・〜・〜・〜・〜・〜

(#＾ω＾)「自転車がパンクしたんだお！ 仕方ないお！」
先生「じゃあ自転車を見せてみろ」
(；＾ω＾)「……ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ……」

〜・〜・〜・〜・〜・〜回想〜・〜・〜・〜・〜・〜


(；＾ω＾)「っていう感じで嘘がバレたことがあったんだお……それで思いついたんだお」

(*＾ω＾)「でも怒られるのも悪いことばかりじゃないお！ おかげでカツラさんと戦えるお！」

ξﾟ�听)ξ「……まぁ、私たちの中のブーン株価は急激に下落してるけどね……」

(；＾ω＾)「…………」



―グレンタウンジム・闘技場

ﾋﾟｶｧｰ……

(；-ω-)「うっ……眩しいお……」
ξﾟ�听)ξ「ココは……」

(　・∀・)「グレンジム名物の"屋外闘技場"さ。火山がよく見えるだろう」

†；´‐ﾟ†「陽光で目が痛い……」

229 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:30:27.19 ID:TQbvu6bw0

(　・∀・)「さて……対戦形式は二対二のタッグバトルだ」
(　・∀・)「二匹ともダウンしたほうの負け。君が私を破ったなら、クリムゾンバッジを渡そう」

(　＾ω＾)「分かったお！」

(　・∀・)「よし、出て来い！ ギャロップ！ ブーバー！」


ﾎﾞﾝｯ　ﾎﾞﾝｯ

ξ√･∪･) [ギャロップ]
Σ~к бο [ブーバー]


ξﾟ�听)ξ「……やっぱり、炎ポケモン二匹で来たわね」
ξﾟ�听)ξ「どうする？ ブーン」

(；＾ω＾)「どうしよう……全く考えてなかったお……」

ξﾟ�听)ξ「そうだと思った……じゃあ私の考えを言うわね」


ξﾟ�听)ξ「ダルは実力に差があるとはいえ、炎は大得意。経験を積ませるためにも出すべきだと思う」
ξﾟ�听)ξ「ファイは火が得意じゃない上に有効手段もないから、今回は出ないほうがいいと思う……残るは私とラルだけど……」
ξﾟ�听)ξ「ココは新しい仲間の実力を見るって意味でも、ラルでいい気がするわ」

(*＾ω＾)「ありがとだお！ ダルとラルで行くお！」

231 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:31:43.95 ID:TQbvu6bw0

ﾎﾞﾝｯ　ﾎﾞﾝｯ

(　´Э｀)「…………」
〔◇｀ﾟ¬〕ﾌ「初陣だな」


(　・∀・)「ほう……いいポケモンだ」
(　・∀・)「相応の力を見せねばな」

(　＾ω＾)「よろしくお願いしますだお！」

(　・∀・)「あぁ。試合開始だ」



―闘技場の外れ

ξﾟ�听)ξ「ふー」
† ﾟ‐ﾟ†「ため息ですか？」
ξﾟ�听)ξ「安心したなーって」

ξﾟ�听)ξ「あんな炎で火傷したくなかったもん。我ながら上手くやりこめたなーと」

†；ﾟ‐ﾟ†（……プリン買って財布カラにした時は一緒に頑張るって言ってたのに……）

ξﾟ�听)ξ「……でもまぁ、ちゃんとした理由もあるわよ」
ξﾟ�听)ξ「ダルとラルに関しては、まだ未知数の部分も多い……早目に知っておくに越したことはないわ」

234 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:32:41.67 ID:TQbvu6bw0

―タマムシシティジム

(　＾Д＾)「コラッタ！ ひっさつまえば！」
ﾉﾉ*´ー｀)「ラフレシア、ねむりごな」


―コラッタ の ひっさつまえば！


*〜(；〒ω〒)「ッ！ アカン！」


―ラフレシア の ねむりごな！


ﾊﾞﾌｯ
ﾎﾜﾜﾜ〜……


*〜(*−ω−) Zzz... Zzz...


―コラッタ は眠ってしまった！


(；＾Д＾)「コラッタ！」
ﾉﾉ*´ー｀)「ラフレシア、はなびらのまい」

235 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:33:52.29 ID:TQbvu6bw0

―ラフレシア の はなびらのまい！


(；＾Д＾)「クッ……ヒトカゲ、ひのこ！」
Σ=(；・∇・)「ハイ！」


―ヒトカゲ の ひのこ！


ﾎﾞｳｯ ﾎﾞｳｯ ﾎﾞｳｯ!


―はなびら は燃え尽きた！


ﾉﾉ*´ー｀)「いい返しですけど……技に乱れが見えますよ？」
ﾉﾉ*´ー｀)「ウツボット、はっぱカッター」


―ウツボット の はっぱカッター


ｼｭｯ　ｼｭｯ　ｼｭｯ！

ｽﾊﾟｯ!!


Σ=(ﾒ；・∇・)「うぅ……」
(；＾Д＾)「クッ……さすが、ジムリーダー……技のキレが違うな……」

237 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:34:57.56 ID:TQbvu6bw0

(　＾Д＾)「ヒトカゲ！ ひのこで反撃だ！」
Σ=(ﾒ；・∇・)「ハイ！」


―ヒトカゲ の ひのこ！


ﾎﾞｳｯ ﾎﾞｳｯ!!


―しかし ヒトカゲ の攻撃は外れた！


(；＾Д＾)「クソッ……避けるのまで上手ぇ……」

ﾉﾉ*´ー｀)「残念ですけど……レインボーバッジは、渡せないようですね」
ﾉﾉ*´ー｀)「ラフレシア、はなびらのまい。ウツボット、はっぱカッター」


―ラフレシア の はなびらのまい！
―ウツボット の はっぱカッター！


ﾌﾜｯ ﾌﾜｯ ﾌﾜｯ!!
ｼｭｯ ｼｭｯ ｼｭｯ!!


(；＾Д＾)「！！！」

240 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:35:52.40 ID:TQbvu6bw0

―ハクリュー の たつまき！


ｺﾞｫｫｫｫｯ!!!


―はなびら と はっぱ が竜巻に巻き込まれて、プギャーたちには届かない！


(　＾Д＾)「！ ハクリュー！」


ｸﾞｫｫｯ!!


―たつまき が ウツボット に当たった！
―ウツボット は技を出せない！


ﾉﾉ*;´ー｀)「！！」

ζ＾｀・＿) ｷｯ!!


―ハクリュー の まきつく！


ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｯ!!

（*;’ー’）「！！」

242 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:37:28.61 ID:TQbvu6bw0

―ハクリュー は ラフレシア にまきついた！
―ラフレシア は身動きが取れない！


ζ＾・＿)「ヒトカゲさん！ ウツボットに攻撃を！ 今なら通ります！」
(　＾Д＾)「ヒトカゲ！ ひのこを連発だ！」
Σ=(ﾒ*・∇・)「ハイ！」


―ヒトカゲ の ひのこ！
―ヒトカゲ の ひのこ！
―ヒトカゲ の ひのこ！
―ヒトカゲ の ひのこ！


τ/~◎ ~；/�� ｷｭｳｩｩｩｩ……


―ウツボット は 倒れた！


ﾉﾉ*;´ー｀)「……ラフレシア、戻りなさい」


―ラフレシア は モンスターボール に戻った


(；＾Д＾)「なっ……」

244 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:38:43.84 ID:TQbvu6bw0

(；＾Д＾)「どういうつもりだ！？ まだラフレシアは充分戦えたハズだ！」
ﾉﾉ*´ー｀)「戦えました。しかし、勝てはしません」
ﾉﾉ*´ー｀)「ポケモンのためにも、勝敗の見えた勝負を続けるべきではないと判断しました。貴方の勝ちです」

(　＾Д＾)「勝った……のか……やった！！」
Σ=(ﾒ*・∇・)「やりましたね！ ご主人様！」
(　＾Д＾)「あぁ、よく頑張ってくれた！ それにハクリュー、見事な一撃だったぞ！」
ζ＾・＿)「そんな……私如きの技など……」
(　＾Д＾)「相変わらず謙遜が好きだな。もっと威張っていいんだぜ！ ﾌﾟｷﾞｬｰってやるとか！」
Σ=(ﾒ*・∇・)「あれ、そういえばご主人様、今回ﾌﾟｷﾞｬｰは？」
(；＾Д＾)「……まぁ、女の人が相手だからな……いくらフロンティアと呼ばれた俺でもさすがに出来ねーよ……」


ﾉﾉ*´ー｀)「やはり、殿方はお強いですね……私がポケモンバトルで負けたのも、随分久しぶりです」
ﾉﾉ*´ー｀)「貴方のような素敵な殿方の胸にこそ……レインボーバッジは相応しいと思います」


―プギャー は レインボーバッジ を手に入れた！


(*＾Д＾)「やったぜ！ ありがとうエリカさん！」
Σ=(ﾒ*・∇・)「カッコイイですー！」

ﾉﾉ*´ー｀)「これからの御活躍を、影ながら応援しております」

247 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:41:01.76 ID:TQbvu6bw0

―タマムシシティ

(　＾Д＾)「早くポケモンセンター行って、ヒトカゲの傷治さねーとな」
(　＾Д＾)「しかし、これでやっとバッジも三つ……ポケモントレーナーとしてもハクがついてきたな」

Σ=(ﾒ・∇・)「ご主人様、次はどこへ向かうんですか？」

(　＾Д＾)「あぁ、どこにしようかな……ハクリューはどこか行きたい場所とかあるか？」

ζ＾・＿)「…………ヤマブキシティ……」

(　＾Д＾)「お？ ヤマブキか……そうだな、まだジムにも挑戦してねーし」
(　＾Д＾)「今はロケット団の巣窟だけど、まぁ俺は何もしてねーし大丈夫だろ、きっと」

ζ＾・＿)「…………」

(　＾Д＾)「よし、次はヤマブキに向かうぞ！」



―シオンタウン

(*ﾟーﾟ)「先にタマムシに寄ってから、グレンに行こうかな……」
(*ﾟーﾟ)「そろそろ一度本部に戻ったほうがいい気がするし……」

(*ﾟーﾟ)「……プギャーも、タマムシにいるはずだし……足止めしなきゃな……」

彡 ・з・ミ「そういえば、スーくん」

(*ﾟーﾟ)「ん？ なに？」

248 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:42:28.73 ID:TQbvu6bw0

彡 ・з・ミ「タマムシっていえば、カジノのスロットの景品で珍しいポケモンが貰えるんじゃなかったっけ？」
彡 ・з・ミ「まぁまぁ強いみたいやし、ロケット団攻め込むときの戦力として、コイン貯めて交換してもらったらどう？」


(*ﾟーﾟ)「アハハハ。冗談やめてよ、ルーさん」


彡；・з・ミ「？」

(*ﾟーﾟ)「だって、あのカジノを実質的に運営してるのはロケット団だよ？ そのロケット団が景品を用意してるんだよ？」
(*ﾟーﾟ)「まともなポケモンだと思う？」

彡；・з・ミ「……ホンマに？」

(*ﾟーﾟ)「うん。アレは大抵"処分場"から安値で買ってきたポケモンだからね。問題あるポケモンばっかだよ」
(*ﾟーﾟ)「僕ならタダでも要らないね、景品のポケモンなんて」

彡；・з・ミ「そうなんや……」


(*ﾟーﾟ)「……特に……ハクリューだったかな？ 中々貰われないハクリューが一匹居たんだけど……アレは相当ヤバイみたい」

(*ﾟーﾟ)「どうも噂じゃ、あのハクリューは"リドー"だって」

250 ：第44話 ◆azwd/t2EpE ：2006/01/17(火) 02:43:40.01 ID:TQbvu6bw0

(*ﾟーﾟ)「しかも、"自分の意思"で人を二人も殺したってハッキリ警察の調書にも載ってるって。みんな噂してたよ」


(*ﾟーﾟ)「なんでそんな正真正銘のリドーがこっちに回ってきたのかは知らないけど……もしアレを貰ったトレーナーが居たとしたら、悲惨だね」




第４４話　終わり

　　　　　〜to be continued




―タマムシシティ・ポケモンセンター

(　＾Д＾)「それにしてもハクリュー、今日はホントありがとな！ まさに起死回生の一撃だったぜ！」
ζ＾・＿)「……私など……」
(　＾Д＾)「だから謙遜すんなって！ 俺たちは仲間なんだからさ！ 気楽にいこうぜ！」

ζ＾｀・＿)「…………」 ｷﾞﾘｯ…!