939 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:39:49.21 ID:h/NX1l+v0
ブーンのレポート

みつけたかず:35
つかまえたかず:7
おこずかい:1982えん


( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン ♀
LV20 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・でんきショック・でんこうせっか
状態:ふつう

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ ♂
LV18 わざ:ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態:不安

【( ´Э`)】 コダック:ダル ♂
LV16 わざ:ひっかく・しっぽをふる・かなしばり・ねんりき
状態:ふつう

940 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:40:17.57 ID:h/NX1l+v0
( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ ♂
LV19 わざ:メタルクロー・ひのこ・えんまく・いかり
状態:ふつう

【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ ♀
LV17 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態:ふつう


('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ ♀
LV18 わざ:たいあたり・からにこもる・みずでっぽう・バブルこうせん
状態:ふつう

【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト ♂
LV89 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう
状態:ふつう
942 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:41:58.90 ID:h/NX1l+v0
(*゚ー゚) スー

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ・フシちゃん ♀
LV13 わざ:たいあたり・なきごえ・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態:ふつう

【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん ♂
LV13 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう
状態:ふつう

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん ♂
LV48 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態:ふつう

【(∨`◇´)】 ケーシィ:ケーちゃん ♂
LV10 わざ:テレポート・サイコキネシス
状態:ふつう

【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん ♂
LV7 わざ:そらをとぶ・つつく・なきごえ
状態:ふつう

【???】
944 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:43:46.89 ID:h/NX1l+v0
―シオンタウンポケモンセンター・宿舎部

ヾ(¬`・∧)¬「殿、今後は拙者を極力ボールに閉じ込めて下さい」
ヾ(¬`・∧)¬「ロケット団にはもう、殿の姿だけで狙われるでしょうから効果はありませんが……しかし警察は欺けます」
(;'A`)「……そっか……処分場から逃げ出したから、警察も捜してるんだ……」
ヾ(¬`・∧)¬「申し訳ありません……拙者が重荷になりましたら、遠慮なく見捨ててお逃げ下さい。再びお会いできることを心待ちにして、野に伏します」

(;'A`)「……警察に追われる、かぁ……京都府警がny作者を逮捕したとき以来の戦慄だなぁ……」
(※( ・-・)「? それどういう意味?」
(;'A`)「べ、別に」


('A`)「……それより、セニ……良かったの?」

(※( ・ー・)「? 何が?」

945 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:45:52.14 ID:h/NX1l+v0
('A`)「なんかシオンタウンに用があるからって急いでなかったっけ……?」


(※(;・-・)「あ……あ―――!! そ、そうだよ! 早く行きたいんだった!」

(※(;・-・)「ドクオ! 今すぐ行きたいから付き合って!」


(*'A`)┣`` キ ン


付き合って

付 き 合 っ て

付 き 合 っ て 


―ドクオ は初めて女の子に「付き合って」と言われた!

―意味は違うと分かっていながら高揚は抑え切れなかった!


(*'A`)「ももももも勿論!」

(※(;・-・)「うん、今すぐポケモンタワーに行こう!」


(;'A`)「…………え?」
947 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:48:23.24 ID:h/NX1l+v0
(;'A`)「……ポ、ポケモンタワー?」


―ドクオ のモチベーションなど色々なモノが下がっていった


―サファリゾーン『海神の戚容』地区

( ^ω^)「ブーンたちは受付から出てすぐ左に曲がってるけど、そのまま真っ直ぐ行くと『黠鼠の翕然』、さらに真っ直ぐ行くと『巾幗の舐犢』『群集の擾乱』『塋域の絢飾』ときて、『悪魔の好餌』だお」
† ゚‐゚†「へぇー……」


―サファリゾーン『賢者の悖逆』地区

( ^ω^)「『黠鼠の翕然』から右に曲がると『蒼穹の籌策』『尖兵の沖天』『堰堤の椎破』で、『天使の莞爾』に辿り着くお」
† ゚‐゚†「よく覚えてますね……」


―サファリゾーン『乃公の磔刑』地区

( ^ω^)「天使の莞爾に着くルートはあまり強くないけど捕まえやすいポケモンが多くて……」
† ゚‐゚†「ふむふむ……」


―サファリゾーン『道化の瘢痕』地区

( ^ω^)「悪魔の好餌の方は捕まえにくいけど強いポケモンが多いお」
† ゚‐゚†「そうなんですか……」

948 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:49:28.57 ID:h/NX1l+v0
―サファリゾーン『駑馬の睥睨』地区

( ^ω^)「ブーンたちが向かってる『乱鴉の間隙』ルートは、居るポケモンは少ないけど、たまに珍しいポケモンが居たりもするんだお」
† ゚‐゚†「なるほどー……」

ξ゚听)ξ(……ファイも大変ね……)


―サファリゾーン『乱鴉の間隙』地区

ξ゚听)ξ「この地区の中でも、更に奥のほうに隠したんだっけ?」
( ^ω^)「だお」
ξ゚听)ξ「あの小屋のあたり?」

( ^ω^)「……?」

( ^ω^)「……なんだお、あの小屋?」
( ^ω^)「昔はなかったお……」

ξ゚听)ξ「ショボいプレハブ小屋だし、最近建てたんじゃないの?」

(;^ω^)「……マズイお」

ξ゚听)ξ「?」

949 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:52:20.92 ID:h/NX1l+v0
(;^ω^)「……大切なモノは……あの小屋の下のあたりに埋めてあるんだお……」


ξ;゚听)ξ「……ホントに?」
(;^ω^)「……だお」
†;゚‐゚†「……どうしましょう……」
(;^ω^)「……とりあえず、あの小屋に行ってみるお」


テクテクテクテク……


ξ゚听)ξ「それにしても、ホント岩が多くて……進みにくいトコね……」
( ^ω^)「ここで姉貴とかくれんぼするのが楽しかったお」
†;゚‐゚†(お姉さん、仕事は……?)


―サファリゾーン『乱鴉の間隙』地区・小屋前

ξ゚听)ξ「……なんか、中から音が聞こえる……」
† ゚‐゚†「機械音……?」
951 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:53:24.70 ID:h/NX1l+v0
( ^ω^)「入ってみるお」
ξ゚听)ξ「鍵がかかってるに決まってるじゃない、バカね」

ガチャッ

( ^ω^)「入れたお」
ξ;゚听)ξ「何で開いてんのよ……」


ゴォゥン…ゴォゥン…
ガタガタッ…ガタガタッ…
ウィィン…ウィィン…


ξ;゚听)ξ「……何……? なんなの? ココ……」

†;゚‐゚†「……分かんないです……けど……」


ξ;゚听)ξ「……凄く、嫌な匂いがする……」


(;^ω^)「い、一旦出るお」

ガチャッ バタン!

952 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:56:46.21 ID:h/NX1l+v0
(;^ω^)「……何となく……見てはいけないものを見てしまった気分だお……」
ξ;゚听)ξ「……えぇ……」


( ・人・)「こんな夜更けに、何をしてるでござるか?」


(;^ω^)「!!」
ξ;゚听)ξ「!!」
†;゚‐゚†「!!」


( ・人・)「忍び込んだでござるか? 感心せん行為であるな」
(;^ω^)「ご、ごめんなさいだお」
ξ゚听)ξ「……ちょっと、忘れ物をして」
( ・人・)「やれやれ。明日でも良かろうに……」


ξ゚听)ξ「……ねぇ……この小屋、一体何なの?」

†;゚‐゚†(! ツン様……!)

953 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:57:44.15 ID:h/NX1l+v0
( ・人・)「ん? この小屋でござるか?」
( ・人・)「コレはポケモンの嫌う匂いを発生させる装置が中にあってな。サファリ外にポケモンを逃がさないようにしているのでござるよ」

† ゚‐゚†「……だから、ポケモンが逃げないんですか……」
( ^ω^)「なるほどだお。ツンたちが嫌な匂いだと思うのも、無理はないみたいだお」

ξ゚听)ξ「…………」


( ・人・)「さぁ、夜も暗い。一緒に帰るでござるよ」


テクテクテクテク……


( ^ω^)「キョウさんは何でココに居たんだお?」
( ・人・)「あぁ、ちょっと昼間のことが気になってね」

954 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:58:54.29 ID:h/NX1l+v0
( ・人・)「グラドバルキーを持っていたからと言って、あんな大技を使うものか……? と、少し疑問に思ったので、調べさせていただいてたでござる」
( ・人・)「もちろん、君たちと違って拙者は許可を得ているでござるよ」
(;^ω^)「ゴメンなさいだお……」
( ・人・)「まぁ、若い頃は多少無茶するくらいがちょうどいいでござる。それに、君たちは幸運だったでござるよ」

( ・人・)「普段なら地区間の警戒システムに引っかかって、警察に捕まっていたところでござる。拙者のために今夜はシステム作動を停止してもらってるでござるから」
(;^ω^)「あ、危なかったお……いつの間にか、ここも近代的になったもんだお……」
ξ゚听)ξ「……それで、侵入した時もすんなりだったのね」
( ・人・)「で、ござるな。普段なら侵入した時点で警戒システムが作動するでござるよ」


テクテクテクテク……


( ^ω^)「キョウさん、明日になったらブーンたちとバトルしてほしいお」
( ・人・)「ん? ジムリーダーに挑戦でござるか?」

( ・人・)「……申し訳ないでござる。拙者、少々忙しくて、対戦を受けられる状況にないでござる」

(;^ω^)「それは残念だお……」
( ・人・)「しかし、数日後にはお相手仕ろう。それまでセキチクシティを堪能して欲しいでござる。ココはいい町でござるよ」


ξ゚听)ξ「……キョウ」

955 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/05(木) 23:59:34.92 ID:h/NX1l+v0
( ・人・)「……それほど親しくもない相手を呼び捨てするのは、あまり褒められたものではないでござるよ」

( ・人・)「……何でござるか?」

ξ゚听)ξ「……いくつか、不思議に思ったことがあるわ……訊いてもいい?」
( ・人・)「……構わないでござるよ」


ξ゚听)ξ「まず、一つ目」

ξ゚听)ξ「あのグラドバルキーって果実……ポケモンを凶暴化させる実って言ったわよね」

ξ゚听)ξ「だったら、何故私やファイは平気だったの?」

(;^ω^)「……そういえば……」

( ・人・)「簡単なことでござる。あれは野生ポケモンにしか効かないでござる。人の支配下に置かれていれば、人による支配力が上回って凶暴化することはないでござるよ」
ξ゚听)ξ「……そう。分かったわ」

ξ゚听)ξ「じゃあ、二つ目」

956 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:01:22.92 ID:ZNJWtjEW0
ξ゚听)ξ「私たちはサファリゾーンに入ってすぐニドラン♂に襲われた。そして、ココではギャロップにも襲われた」
ξ゚听)ξ「でも、二匹とも一度攻撃したきりで再び襲ってくることはなかった。何故なの?」
ξ゚听)ξ「私たちが側に居るだけで凶暴化する果実なら、もう一度攻撃を仕掛けてくるはずだわ」

( ・人・)「……それは……」

ξ゚听)ξ「最後、三つ目」

ξ゚听)ξ「受付に戻って、アナタが果実をグラドバルキーだと判断した時、その後すぐに焼却炉で処分させたわね」
ξ゚听)ξ「どうして?」

( ・人・)「……おかしなことを訊くでござるな。あの果実はポケモンを凶暴化させる恐れがあり、危険だからでござるよ」
ξ゚听)ξ「だから尚更おかしいのよ」

957 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:02:24.69 ID:ZNJWtjEW0
ξ゚听)ξ「焼けば匂いが煙に乗って広がる。サファリ内のポケモンや近隣のポケモンが大勢凶暴化する恐れがあるのに」


(;・人・)「!!」


ξ゚听)ξ「恐らく、あの果実は偽物。アレをグラドバルキーを判断したのは、キョウ、アナタだもの」
ξ゚听)ξ「アナタは"何か"をカムフラージュするために、100,000人目特別記念用の果実をすりかえた……もしくは、用意したハナという女性がアナタとグルだった。私たちが襲われたのは果実のせいだ、という事実偽装のために」

ξ゚听)ξ「……そして、その何かとは、恐らく……バッジの力ね」

(;^ω^)「!! バッジの力……」

ξ゚听)ξ「あの小屋、凄く嫌な匂いがした……けど、それはポケモン全てが嫌う匂いじゃない。何か、トラウマに近い感覚だった」
ξ゚听)ξ「……そして、思い出したの。アレは、ニビシティジムのタケシの匂いと似ていた」
ξ゚听)ξ「キョウ、アナタはあの小屋で、バッジに力を与えていたんだわ」
ξ゚听)ξ「……ポケモンを凶暴化させる力をね」


( ・人・)「……フッ」

( ・人・)「実に、賢いポケモンでござるな……しかし、それは違うでござるよ」


ξ゚听)ξ「?」
959 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:04:12.60 ID:ZNJWtjEW0
( ・人・)「このバッジには、ポケモンを凶暴化させる力などないでござる」

パチンッ!

―キョウ が指を鳴らした

ガサガサッ!

―キョウ の後ろにある森から ケンタロス が姿を現した!

┗〔#`_´〕┛ ブルルルルル……

( ・人・)「ケンタロス、とっしん!」

―ケンタロス の とっしん!

ξ;゚听)ξ「! ブーン!」
(;^ω^)「!」

―ブーン は攻撃をかわした!

―ケンタロス は走り去っていった


ξ゚听)ξ「……さっきのケンタロスは……キョウ、アナタのポケモンなの?」
( ・人・)「ククク。拙者は毒タイプ以外を捕まえたことはないでござるよ」
(;^ω^)「でも……さっきのは、明らかに命令に従ってたお……」

ξ;゚听)ξ「!」

960 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:06:15.17 ID:ZNJWtjEW0
ξ;゚听)ξ「……野生ポケモンを、一時的に従わせる力……!」
( ・人・)「御名答」


パチンッ!


―森から多数の ニドラン♂ と ニドラン♀ が飛び出した!


( ・人・)「たいあたり!」


ダダダダダダダダッ!!!


―ピカチュウ の 10まんボルト!


(;`O´♂ キュオォォ……


―ニドラン♂ と ニドラン♀ たちは逃げ去った!


( ・人・)「やれやれ。ポケモンの側に居ないと従わせられないのが難点でござるよ」
ξ゚听)ξ「……だから最初のニドラン♂やギャロップは一度しか攻撃してこなかったのね……」
(;^ω^)「で、でも、なんでだお? なんで、"ほのおのうず"からブーンたちを助けたんだお?」

961 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:08:15.99 ID:ZNJWtjEW0
( ・人・)「拙者とて、アレで仕留めるつもりでござった」

( ・人・)「誤算は、君の持っているコダックでござる。拙者はピカチュウとバタフリーしか持っていないと報告を受けていたのでな」
( ・人・)「あれほど強力なねんりきが使えるコダックが居ると知っていたら、別の作戦を取っていたでござるよ」

( ・人・)「あの炎の渦が立ち上っているのは、係員も当然気付くでござる。暫くすれば、係員が駆けつけてくる……その係員に『ギャロップの側にいるキョウ』を見られては、怪しまれるでござる」
( ・人・)「ギリギリまで待ったでござるが……結局、君たちは耐え切った。近くにいながら呆けて見ておることもできんし、仕方なく消火したでござるよ」
( ・人・)「全く、あんな炎ポケモン、クズもいいとこでござる……」

( ・人・)「君たちをまともに殺せる口実さえあれば、毒で簡単に仕留められるというのに」

ξ゚听)ξ「……最初から、そうすれば良かったじゃない」

( ・人・)「少しでも拙者に疑いがかかることは避けたかったでござるよ。死体から毒が検出されば、当然拙者は疑われる。そして、ロケット団との繋がりも判明しかねない」
(;^ω^)「! ロケット団!」
( ・人・)「そう、拙者がこの力を得たのはロケット団のおかげ。未完成だった拙者の研究を手伝ってくれたでござるよ」
( ・人・)「その代わりとして、君を仕留め、そして君が持つ"こうらのかせき"を手に入れることを約束致した」
( ・人・)「だが今日の昼は一度計画が失敗し……もう一度練らねばならんと苦心しておった」


( ・人・)「しかし、今宵は実に幸運」

ボンッ ボンッ ボンッ ボンッ ボンッ
963 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:11:45.57 ID:ZNJWtjEW0
〜( ○ ○)〜 [ドククラゲ]
(@`ь´Υ´ь`@) [マタドガス]
#& `皿´ [ベドベトン]
τ/゚◎ ゚/ [ウツボット]
ヨ(`[]´)E [ゴルバット]


( ・人・)「君たちを殺すいい口実を得たでござる」
( ・人・)「後でサファリの係員や警察にはこう証言するでござる。私が行ったときは、この子たちは既に死んでいた」
( ・人・)「そして、箱に入れて、匂いが出ないようにして持ってきた本物のグラドバルキーを、君たちの懐に入れておくでござる。『恐らく、二つ貰っていて、それを出し忘れていたのであろう』と言えば、君たちは事故死として片付けられる」
( ・人・)「そのピカチュウの言った通り、係員のハナはグルでござる。後で二つ渡したと証言させれば完璧であろう」

ξ;゚听)ξ「…………」
(;^ω^)「…………」
†;゚‐゚†「…………」

( ・人・)「サファリ最奥地のココなら、誰もバトルに気付かんであろう……遠慮なく、君たちを殺せるでござるよ」
ξ;゚听)ξ「バカね……毒タイプで殺せば、警察はアナタに疑いをかけるわよ。それに、バトルをすれば係員が駆けつけるわ」
( ・人・)「ククク。浅薄なことを口にして自分の価値を下げるもんではないでござる」

964 :第32話 ◆azwd/t2EpE :2006/01/06(金) 00:12:28.79 ID:ZNJWtjEW0
( ・人・)「毒をトドメに使わなければそれで済む話。それにサファリには夜番なんか居ないでござる」

ξ;゚听)ξ「…………!」

(`・人・)「深夜に勝手に忍び込んだ者に制裁を加えるため、セキチクシティジムリーダーキョウ、参る」



第32話 終わり

     〜to be continued



―シオンタウン・ポケモンタワー前

(;'A`)「ホ、ホントに行くの……?」
(※(;・-・)「うん……どうしても行かなくちゃ……」
inserted by FC2 system