22 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:04:35 ID:7Ww32C3y0
ブーンのレポート

みつけたかず:31
つかまえたかず:6
おこずかい:1802えん

もちもの
ピッピ人形×20

( ^ω^) ブーン
保持バッジ:グレーバッジ・オレンジバッジ

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン
LV19 わざ:かげぶんしん・10まんボルト・でんきショック・でんこうせっか
状態:ふつう

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ
LV18 わざ:ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態:ふつう

23 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:05:18 ID:7Ww32C3y0
( ^Д^) プギャー
保持バッジ:グレーバッジ・ブルーバッジ

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ
LV17 わざ:メタルクロー・ひのこ・ひっかく・なきごえ
状態:ふつう

【*〜( 〒ω〒)】 コラッタ
LV17 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態:前歯回復中


('A`) ドクオ
保持バッジ:グレーバッジ

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ
LV10 わざ:たいあたり・からにこもる・あわ・バブルこうせん
状態:困惑中

【ヾ(¬`・∧)¬】 ストライク:ズト
LV89 わざ:きりさく・かげぶんしん・れんぞくぎり・こうそくいどう
状態:ふつう

24 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:05:35 ID:7Ww32C3y0
(*゚ー゚) スー

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ・フシちゃん
LV13 わざ:たいあたり・なきごえ・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態:ふつう

【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん
LV13 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう
状態:ふつう

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん
LV48 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態:ふつう

【(∨`◇´)】 ケーシィ:ケーちゃん
LV10 わざ:テレポート・サイコキネシス
状態:ねむり

【彡`・ゝ】 オニスズメ:オニちゃん
LV7 わざ:そらをとぶ・つつく・なきごえ
状態:ふつう

【???】

25 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:06:24 ID:7Ww32C3y0
―クチバシティ・ポケモンセンター

ξ゚听)ξ「完治したのね」
○「あぁ、もう大丈夫だ」
ゝ(●`ー´)ゝ「ライライ」

ξ゚听)ξ「アンタたち……これからどうするの? ……やっぱり、野生に帰るの?」

○「いや、新しいジムリーダーが俺たちを引き取ってくれるらしい。聞けばあのジムリーダー、手持ちはたったの一匹らしいからな」
ξ;゚听)ξ「人選間違えてるんじゃ……」
○「ただポケモンバトルは上手いらしい。人も良いし、いいジムリーダーになるんじゃねーかな」
ξ゚听)ξ「……そうね、頑張ってもらいたいわ」

ゝ(●;`ー´)ゝ「……ライライ」
ξ゚听)ξ「……気にしないで。アンタだって命令されてやったことじゃない」
ゝ(●`ー´)ゝ「ライライ、ライ」
ξ゚听)ξ「……うん、アンタも頑張ってね。きっといいジムになるわ」
ゝ(●`ー´)ゝ「ライ!」


―ポケモンセンター・外

( ^ω^)「いい天気だお」
† ゚‐゚†「ですねー……潮風が気持ちいい……」
( ^ω^)「まったりモードでゆったりだお……」

ウィィーン

26 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:06:52 ID:7Ww32C3y0
ξ゚听)ξ「お待たせ」
( ^ω^)「お話終わったかお?」
ξ゚听)ξ「えぇ。行きましょう」
( ^ω^)「それじゃあセキチクに向けて出発だお!」


―シオンタウン

(;^Д^)「ふー……長いトンネルだったな……」
Σ=( ;∇;)「爪がボロボロ……」
(;^Д^)「今コラッタが攻撃できないからな……負担、かけすぎたな……わりぃ……」
*〜(;〒ω〒)「ホントご迷惑おかけして、えろうすんまへん……」
Σ=(*・∇・)「でも、いいんです! お役に立てたからそれでいいんです!」
( ^Д^)「あぁ、このイワヤマトンネルを抜けられたのは、ヒトカゲのおかげだよ」
( ^Д^)「お前が居なかったら絶対抜けられなかった。ありがとな!」
Σ=(*・∇・)「えへへー」
*〜(#〒ω〒)(むむ……大将とちょっとえぇ雰囲気やな……オスやけどちょっと嫉妬してまうで……)

ポツッ ポツッ

ザァァァァァ……

(;^Д^)「! 雨だ!」
*〜(;〒ω〒)「大変や! ヒトカゲの尻尾が濡れてまう!」
Σ=(;・∇・)「え? いや、あの」
(;^Д^)「ポケモンセンターは遠いな……あの家の軒先で雨宿りさせてもらおう!」

タッタッタッ……
28 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:07:26 ID:7Ww32C3y0
―とある民家の軒先

( ^Д^)「ふー、一安心だな……」
( ^Д^)「雨が小康状態になるまで少し待たせてもらうか……」

ガラガラッ

彡 ・з・ミ「ん? ウチに何か用?」
( ^Д^)「あ、この家の方ですか? すみません、ちょっと雨露を凌がせていただいてます」
彡 ・з・ミ「あらまぁ。なんならウチに入りなさいな。そこのちっちゃな炎ポケモンのためにも」
( ^Д^)「いいんですか? 自分、遠慮とか知りませんよ」
彡 ・з・ミ「君くらいの歳の子なら遠慮なんかしないほうがいいわよ。ささ、どうぞ」
( ^Д^)「それじゃあ……」


Σ=(;・∇・)「……僕をモンスターボールに入れれば良かったのに……」


―民家の中

彡 ・з・ミ「今お茶を用意します〜」

タッタッタッ……

( ^Д^)「へぇ……建ってからけっこう年数経ってると思うけど、キレイな家だ……」
*〜( 〒ω〒)「ホンマやなぁー。掃除もしょっちゅうされてる感じや……」
( ^Д^)「ん……?」

29 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:08:23 ID:7Ww32C3y0
( ^Д^)(薬が置いてあるな……ポケモンの技を受けた人間が飲む薬だ……)
( ゚ー゚)「あら、お客さん?」

(;^Д^)「!?」
Σ=(;・∇・)「!?」

( ゚ー゚)「ごめんなさいね、こんな格好で……」
(;^Д^)「ココ、お前の家だったのか!」
(;゚ー゚)「え? ……どこかでお会いしたかしら?」
*〜( 〒ω〒)「何シラ切っとんねん! この泥棒!」
(;゚ー゚)「???」

彡;・з・ミ「! (ヤバッ!)

彡#・з・ミ「何言ってんの!? 遠慮がないのも度を越せとは言ってないよ!」
彡#・з・ミ「出てって! 今すぐ!」
( ゚ー゚)「待って、ルー。私、この人たちの話が聞きたいの」
彡;・з・ミ「ダメです! これ以上起きてたら体に障りますよ! もう寝る時間です!」
( ゚ー゚)「……ルー。いくらアナタでも、私の意思に反することは許しません」
( ゚ー゚)「……それに、私はいくらかの察しもついています……スーも、ルーも、ラキも、みんなが私に隠し事してるのは、分かってるわ」
彡;・з・ミ「!」
( ゚ー゚)「アナタ、名前はなんていうの?」
(;^Д^)「……プギャーです」
( ゚ー゚)「プギャーくん、お話、聞かせてもらえる?」

30 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:09:32 ID:7Ww32C3y0
(;^Д^)「……お話っていっても……俺は、てっきり貴女があの泥棒だと……というか、今でも思ってるけど……」
( ゚ー゚)「それは多分、私の弟のことね」
( ゚ー゚)「私はスーの姉のしぃ。弟は女顔で、私にそっくりだから、よく間違われるの」
( ゚ー゚)「……私が知りたいのは……何故、弟が泥棒呼ばわりされているのか」
( ^Д^)「それは……アイツが、俺のじいちゃんであるオーキド博士の家で泥棒を働いたからだよ」
(;゚ー゚)「! スーが……」
彡;・з・ミ「それは、なんかの間違いやよ! あの子がそんなこと……」
(#^Д^)「…知らないんなら教えてやるよ! アイツはロケット団員だ! 泥棒はしたし、ハナダシティを地震で壊滅状態にさせたのも多分アイツだ! 行方不明のマサキもアイツの手によって攫われたと俺は予想してるぜ!」
(;゚ー゚)「………スーが………」
彡;・з・ミ「…………しぃ様…………」

( ゚ー゚)「……ルー、知ってたのね?」
彡;・з・ミ「……はい……」
( ゚ー゚)「……知ってて、あの子に私と同じ道を進ませたの……? 止めなかったの……?」
彡;・з・ミ「……スーくんは、今、"しぃ様として"ロケット団で働いてます」
彡;・з・ミ「……全ては、しぃ様のご病気を治すために……」
( ゚ー゚)「……! そう……それじゃ、プギャーくんが私をスーと間違えるのも無理ないわね」
( ゚ー゚)「……この三年間、私を一歩も外に出さなかった理由も分かったわ……下手にロケット団と出会ったりしたら、面倒なことになると予想したのね……」
( ゚ー゚)「……スーが慈善団体で働いてるってのも……嘘だったのね……」
彡;・з・ミ「で、でも、分かってあげて下さい! スーくんは、しぃ様のためを思って……!」

(;^Д^)(……マズイこと言っちまったみたいだな……)

31 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:10:22 ID:7Ww32C3y0
( ゚ー゚)「私が居た頃と違って……今のロケット団は、悪事しか働かない極悪集団です……私が病床に伏してきたのも、その過渡期に事件を引き起こしたから……」
(#゚ー゚)「そんな道を歩ませることの危険性は……アナタが一番良く分かってるでしょう! ルー!」

(;゚ー゚)「うっ……」

ゲホッ! ゲホッ!

彡;・з・ミ「! しぃ様!」
(;゚ー゚)「ハァ、ハァ……スーはもう、既にいくつかの罪を重ねているのね……?」
彡;・з・ミ「…………」
彡;・з・ミ「…………言い訳するつもりはありません……でも……スーくんは、自分で自分の生き方を決めました。私が止めても頑として聞かず……数日フラっと居なくなったと思ったら……もう、取り返しのつかない所まで……」
(;゚ー゚)「………私、寝室に戻ります……もしスーが帰ってきても……起こさないでね……」

タンタンタン……

彡;・з・ミ「……しぃ様……」

(;^Д^)「…………なんか、すみません……俺、余計なこと言ったみたいで……」
彡;・з・ミ「……君のせいちゃうよ……あの人は聡明な頭脳を持ってるから、ずっと隠せることじゃなかった……」

32 :第23話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/29(木) 04:10:43 ID:7Ww32C3y0
彡;・з・ミ「……私だって……スーくんがしていること……何にも思わないわけじゃない……けど、あの子はそれを是として動いてる……」
彡;・з・ミ「……どうすればいいの……?」

(;^Д^)「…………」



第23話 終わり

     〜to be continued



―ハナダシティ

('A`)「この街は地震被害で大変だし……次、どこ行こう?」
(※( ・-・)「うーん……ヤマブキシティを経由してタマムシシティあたり、目指してみる?」
('A`)「タマムシシティかぁ……いいかも……」
(*'A`)「なんか色々売ってそうだし……」
(※(;・-・)(……提案間違えたかも……)
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