42 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:01:05 ID:asZaZLSh0
ブーンのレポート

みつけたかず:29
つかまえたかず:6
おこずかい:5724えん

もちもの
ピッピ人形×20

( ^ω^) ブーン

【ξ゚听)ξ】 ピカチュウ:ツン
LV17 わざ:かげぶんしん・でんじは・でんきショック・でんこうせっか
状態:あまり気が進まない

【† ゚‐゚†】 バタフリー:ファイ
LV16 わざ:ねんりき・しびれのこな・ねむりごな・ふきとばし
状態:ふつう


( ^Д^) プギャー

【Σ=( ・∇・)】 ヒトカゲ
LV16 わざ:メタルクロー・ひのこ・ひっかく・なきごえ
状態:あまり気が進まない

【*〜(〒ω〒)】 コラッタ
LV17 わざ:ひっさつまえば・でんこうせっか・たいあたり・しっぽをふる
状態:前歯損傷中

43 :現在のデータ ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:01:25 ID:asZaZLSh0
(*゚ー゚) スー

【( o∂ー∂o)】 フシギダネ・フシちゃん
LV12 わざ:たいあたり・なきごえ・やどりぎのたね・はっぱカッター
状態:ふつう

【ц_( ・◎・)】 ニョロモ・ニョロちゃん
LV13 わざ:あわ・さいみんじゅつ・みずでっぽう
状態:ふつう

【《μ`ー´》】 ゴローニャ:ゴロさん
LV48 わざ:あなをほる・じしん・ころがる・いわおとし
状態:ふつう

【(∨`◇´)】 ケーシィ:ケーちゃん
LV10 わざ:テレポート・サイコキネシス
状態:ねむり

【彡`・ゝ】オニスズメ:オニちゃん
LV6 わざ:そらをとぶ・つつく・なきごえ
状態:ふつう

【???】


('A`) ドクオ

【(※( ・ー・)】 ゼニガメ:セニ
LV8 わざ:たいあたり・しっぽをふる・あわ・バブルこうせん
状態:怯え

44 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:06:26 ID:asZaZLSh0
―地下通路

ξ゚听)ξ「…………」
(;^ω^)「……………」

(;^ω^)(……マズイお…………)

(;^ω^)(最近ツンの機嫌がよろしくないようだお……間違いなくプリン欠乏症だお……)
(;^ω^)(クチバシティに着いたらすぐにプリンを買わなきゃだお……)

†;゚‐゚†(……ツン様……)


―タマムシシティ・地下

(*゚ー゚)「ただいま参りました。御命令は?」
彡 ´ー`)「ご苦労、しぃ。次の指令は火急ではないが……しかし、困ったことになった……」
彡 ´ー`)「"リドー"を捜してほしい」
(*;゚ー゚)「! リドー、もしかして……」
彡 ´ー`)「あぁ、監獄から逃げ出した……それを手引きした奴と一緒にな……」
(*゚ー゚)「……情報は?」
彡 ´ー`)「ない。だからすぐにとは言わんが……早いに越したことはない」
(*゚ー゚)「……ですね……」
彡 ´ー`)「それに、ゼニガメも頼むぞ。数年前の乱獲で数は激減……養殖計画ではかなりの儲けが見込める」
(*゚ー゚)「……はい」

45 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:07:51 ID:asZaZLSh0
―タマムシシティ・地上

(*゚ー゚)「……はぁ……ヤな指令が多いなぁ……」
(*゚ー゚)「やりたくない……」

(*゚ー゚)「……リドー……か……万全を期さなきゃな……」


―クチバシティ

ξ*゚听)ξ「あー美味し♪ 2000円のプリンは絶品♪」
(;^ω^)「……お金が……」
ξ*゚听)ξ「やっぱクチバショップのプリンが一番♪」
†;゚‐゚†(……"やっぱ"?)

ξ*゚听)ξ「最後の一口は格別に味わいまして……っと。ふー、ごちそうさま」

(*^ω^)(お金は一気に減ったけど…プリン食べてるときのツンはやっぱり可愛いお)


ξ゚听)ξ「……さて」
ξ゚听)ξ「……クチバシティジム、行くの?」

( ^ω^)「お?」
( ^ω^)「……いや……」
ξ#゚听)ξ「はっきりしてよ!」
(;^ω^)「い、行くお! 行かせていただきますお!」

(;^ω^)(……プリン食べたのに、なんで機嫌悪いお……?)
(;^ω^)(……いつも通りのような気もするし、特別に虫の居所が悪いような気もするお……)

46 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:10:19 ID:asZaZLSh0
―クチバシティジム

( ^ω^)「…………」
† ゚‐゚†「…………」
( ^ω^)「…………どうやって入るんだお?」
†;゚‐゚†「ドア、開きませんね……」
ξ゚听)ξ「ここのノブ、右回りじゃなくて左回りなのよ」
( ^ω^)「……あ、ホントだお。単純なことだったお。じゃあ入るお!」

†;゚‐゚†「……ツン様? なんで…」
ξ゚听)ξ「……ファイ、マチスは強いわよ。気を引き締めなさい」


―クチバシティジム・内部

(;^ω^)「な、なんだおココ?」
†;゚‐゚†「ゴミ箱がいっぱい……」
ξ゚听)ξ(……変わってないのね……)
( `Θ´)「麗しき電気ネズミ様、お久しぶりでございます」

(;^ω^)「!」
ξ゚听)ξ「……マチス」
†;゚‐゚†「! ジムリーダー……」
( `Θ´)「やぁ、挑戦者かな? 一言ぐらい断ってから入って欲しいもんだね」
(;^ω^)「ごめんなさいだお。ブーンといいますお。 ……ジムリーダーに挑戦しに来ましたお」
( `Θ´)「へぇ……数奇なめぐり合わせだ。この電気ネズミを連れたトレーナーが挑戦に来るとはね」
( ^ω^)「…………」
(;^ω^)「も、もしかして、お知り合いかお?」

†;゚‐゚†(……鈍いです……)
48 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:13:31 ID:asZaZLSh0
( `Θ´)「あぁ、やっぱり話はしてなかったのか。仕方ないな」
( `Θ´)「昔からそうだ。自分の不利益になることを嫌う奴だった」
ξ゚听)ξ「ま、その部分に関しては否定しないけど」
( `Θ´)「私に対しても従属ポケモンらしからぬ態度を取ったな……よく覚えている」
( `Θ´)「さて、ここからは私の過去を振り返る独り言だから、勿論耳を伏せて頂いて構わない」
( `Θ´)「もし聞きたいのであれば、ご自由に。若きトレーナーくん」
(;^ω^)「…………」

( `Θ´)「コイツを拾ったのは3年前だ。ひどく衰弱していて、不憫に思った私がジムに連れ帰った」
( `Θ´)「聞けば、何やら事故に巻き込まれてトレーナーを失い、野生ポケモンとして彷徨っていたらしい。碌に食っていなかったコイツに私は餌を与え、愛情を注いだ」
( `Θ´)「もちろん最初は私に対してよく懐いた。しかし突然、コイツは私に対して反抗的な態度を取り始めた。命令に従わなかったりとかだ」
( `Θ´)「私とて寛容が過ぎるほどのお人好しではない。それから調教を施した結果、少しは私に対して従う素振りを見せ、私に媚びた」
( `Θ´)「しかしコイツはある日突然、私の寝込みを襲った。無防備な人間に対して容赦なく電撃を浴びせた。信じられるかい? 恩のある自分のトレーナーに対して、だ」
(;^ω^)「…………」
( `Θ´)「そしてコイツはジムから逃げ出した。その後のことは私も知らなかったが……君が拾っていたのか」
( `Θ´)「全く、運が悪いね。トレーナーとしてはまだ駆け出し、といったところだろう。君のように未熟なトレーナーに扱える代物じゃないよ、そいつはね」
( `Θ´)「扱えるのは、そう…………ポケモン保健センター、通称"処分場"だけだろうね」
(;^ω^)「!」
( `Θ´)「それだけ気性が荒く、ポケモンとしては使いようのないクズってことだよ。この電気ネズミはね」
50 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:18:00 ID:asZaZLSh0
ξ゚听)ξ「……その話、大筋で認めるわ。一部誇張しているところもあるけど、あえて指摘はしない」
( `Θ´)「ほう?」
ξ゚听)ξ「さて、ここからは私の独り言。クチバシティ・ジムリーダーのマチスはロケット団との直接的な関わりこそないものの、独自のルートを持っていて、幾つもの犯罪行為を重ねてきた」
ξ゚听)ξ「あの3年前の日もマチスはとある宿泊施設を一部爆破。金品やポケモンを強奪し利益を得ていた。その際、多数のトレーナーが抵抗し、また多くのポケモンが行方不明になった」
ξ゚听)ξ「私もそのポケモンの中に含まれていた。トレーナーを失い途方に暮れて、終いには倒れた私を、マチスは拾ってジムに連れ帰った」

ξ゚听)ξ「……感謝したわ。こんなに心優しい人がいるのね……って」

ξ゚听)ξ「だけど後で話を聞いたら、あれはそもそもマチスが引き起こした事件。私と元のトレーナーを引き裂いたのは、マチスの手だったってわけ」
( `Θ´)「おいおい、そんな証拠がどこにある? それはお前の憶測の域を出る話じゃないだろう」
ξ゚听)ξ「えぇ、証拠なんてないわ。けれど私に分かればそれで充分。一般人離れした青い瞳と、珍しく左腰にモンスターボールをつける人…そうそう居るものじゃないし…実際アンタを攻撃した私には、アンタの匂いまでハッキリ鼻に残ってたもの」

( `Θ´)「…………」

ξ゚听)ξ「当然、私はマチスを恨み始めた。マチスの命令には従わなくなり……脱出の機会を図った。けど、それがこの男には気に入らなかったようで、私を"調教"し始めた」
ξ゚听)ξ「鞭で打ったり、どれだけ疲れてもポケモンバトルを何回も強制されたり……殺されかねなかったわ」
ξ゚听)ξ「それからまた従順なフリを見せたけど……私はこの男の隙を伺ってた。恨みだけは、晴らす必要があった」
ξ゚听)ξ「そして、私は知ったの。次の犯行計画を」

ξ゚听)ξ「二度とあんなこと、させやしない……私は、計画書を電撃で焦がして使い物にならなくし、計画に備えて早寝していたマチス自体にも有りっ丈の電撃を浴びせた。簡単には動けないように。そして私はジム内の混乱に乗じてジムを逃げ出した」

ξ゚听)ξ「ただ、私は間違ってた」
52 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:23:02 ID:asZaZLSh0
ξ゚听)ξ「本当なら計画書を警察に持っていくべきだった。感情に任せて、判断を誤った……今でも悔やんでるわ」
ξ゚听)ξ「あれ以来、それらしきニュースも聞こえてこないということは……犯行は控えているようね。全てを知っている私に逃げられて、怯えたのかどうかは知らないけど」

†;゚‐゚†「……ツン様……」
(;^ω^)「…………」

( `Θ´)「しかし、聞いての通り、この電気ネズミは気性の荒いポケモンだろう? 自分の主人であるトレーナーをなんの躊躇いもなく襲ったんだ」
ξ゚听)ξ「お生憎様、あなたを自分のトレーナーだなんて思ったことは一度もないわ」
( `Θ´)「……!この、電気ネズミ……!」
( ^ω^)「……たお」
( `Θ´)「……ん?」
( ^ω^)「この人は、ツンのトレーナーなんかじゃなかったお」

( `Θ´)「……ほう? 過去の当事者でもない君が、何故言い切れる?」
( ^ω^)「さっきから"電気ネズミ"としか呼んでないからだお」
( `Θ´)「電気ネズミは電気ネズミだ。拾ったモンスターにまでいちいち愛称などつけてられんよ」
( ^ω^)「だからだお。あなたはポケモンに対して一番大切なもの、あげてないお

53 :第19話 ◆azwd/t2EpE :2005/12/27(火) 04:25:43 ID:asZaZLSh0
( ^ω^)「トレーナーとポケモンは、出会ったら必ず"名前"をつけるもんだお。それは二人の絆に名称をつけることだお」
( ^ω^)「ブーンがツンって名前をつけたとき……ツンは、ちょっとツンツンした態度だったけど、喜んでくれたお」
( ^ω^)「あなたは餌を与えたとか、愛情を注いだとか言ったけど…本当は、そんなもんより先にあげるべきものがあったんだお」
( ^ω^)「ツンに名前をつけてあげるべきだったんだお」

ξ*゚听)ξ(……ブーン……)

(#`Θ´)「……半人前が生意気な口を……まだ、この世界の厳しさを知らないようだね」
( `Θ´)「いいだろう、挑戦を受けよう。クチバシティジムリーダー・マチス、遠慮なく戦わせていただく!」


第19話 終わり

     〜to be continued



―オツキミ山・終盤

(※(;・ー・)「……あくしゅう、ホントスゴイよね……」
(;'A`)「出てきたポケモン、たったの二匹……しかも一匹はすぐ逃げた……」
(※(;・ー・)(……ドクオって、もしかしたらスゴイかも知れない……)
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