- 3
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:08:33.12 ID:MTnoBtTg0
【 第7会 「神具追放」 】
遠くから見えたのは白い壁
遥か数キロ先まで続く巨大な防壁
そして何か大きな建物の群れだ
('∀`)「うへぇー…すっげ、マジすっげ!」
(;´・ω・`) 「先がまったく見えないね…どこまで続いてるんだろう」
その壁は近くで見ると淡い光を放っていて
僕等の背丈の数倍はありそうな壁の所々には大きな球体がついている
良く見るとそれが一際強く発光しているのに気付いた
/ ,' 3 「ふむ…これは…?」
( ゚∀゚)「なんか明るかったのはこのせいか」
( ^ω^)「なんか綺麗だお…」
僕は光る壁に手を伸ばす
从;゚∀从「バカ! さわんな!!」
- 4
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:10:09.11 ID:MTnoBtTg0
(;゚ω゚)「お!?」
隣から怒声、思わず伸ばした手が引っ込んだ
川;゚ -゚)「なんだ、どうしたんだ?」
从 ゚∀从「それは雷珠のセンサーだ
その薄く光ってる所に触ると人の静電気に反応して
軽い電気を起こす様になってる」
(´・ω・`) 「珠…て、接続を操れる物質とかいうあれ?」
从 ゚∀从「そゆこと、それの雷エディションってやつだな」
(;´ω`)「それって…ま、まさか触ったら電撃が来るとか…?」
从 ゚∀从「ああ、その通り! インド人を右に!
…じゃなかった、インド象もイチコロ!」
( ^ω^)「……」
僕はいつだか喰らった雷を思い出した
((;´ω`))「あ、あんなのは二度とごめんだお…」
- 5
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:12:07.35 ID:MTnoBtTg0
(;゚∀゚)「おいおい…何つー危ないもんつけてんだよこの国は…」
从;゚∀从「いや冗談なんだが…」
( ´ω`)「違うのかお?」
从 ゚∀从「ある所に電気が流れるだけ、人体には何の危険もないんだぜ?」
(;´ω`)「そ、そうかお…」
(´・ω・`) 「ちなみに、どうなるの?」
从 ゚∀从「中央のある場所に侵入者の情報が行って、警報がなって
守備の連中がわんさか出てくる」
(;´・ω・`)「それはまた………随分だね」
从 ゚∀从「……まあ本当はこんなのしたくねーけど、色々あんだよ
悪い目的で来る奴も居れば、襲ってくる奴も居るし
…後はお前等みたいに亡命してくる奴も、な…」
川 ゚ -゚)「…」
('A`)「やっぱ…居るんだ、そういうの…」
- 6
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:14:20.74 ID:MTnoBtTg0
从 ゚∀从「ああ、最近は特に多いぜ?
近頃はどの国もゴタゴタしてっからな」
/ ,' 3 「…それはやはり、神具関係か」
从 -∀从「…ま、そういうこったね」
/ ,' 3 「その辺についてを詳しく聞きたいんじゃが…よろしいか?」
从 ゚∀从「いいぜ…でもまあ中に入ってからな」
(;'A`)「ていうか…入り口はどこ? どっち見ても壁しか見当たらないけど」
从 ゚∀从「こっちよこっちよ!
ついといで、7名様ごあんなーい」
( ゚∀゚)「お、頼むぜガイドさん」
从 ゚∀从「おっけ〜、ハインにまかせて!」
- 11
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:16:06.63 ID:MTnoBtTg0
♪〜从∀゚从)) λλλ....... (・ω・`)「……」
( ^ω^)「ショボ、どうしたお?」
(´・ω・`) 「え? うん…何か、ずいぶん詳しいね、彼女」
( ^ω^)「そりゃ…ここの人なんだから当然じゃないかお?」
(;´・ω・`)「……相変わらずうらやましいくらいの楽観思想だね」
(;^ω^)「どういう意味…?」
(´・ω・`) 「そのまんまの意味だよ、…いくらこの国に住んでたにしても
あの口ぶりと言い、詳しすぎると思わないかい?」
( ^ω^)「それだけ自分の国が好きなんじゃないかお?」
(´・ω・`) 「それだけとは思えないけどねぇ…それに
ならどうして自分の国を出てあんな所に居たのかも気になる」
(;^ω^)「それは…やっぱ色々あるんじゃないかお?
……前から思ってたけど、ショボは少し人を疑いすぎだと思うお」
- 12
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:18:16.46 ID:MTnoBtTg0
そう言うとショボは今にも反論が飛び出そうな口を閉じて
軽く俯き、何かを考えるような素振りをしてから僕に向き直す
(´・ω・`) 「…ケ・セラ・セラ、か…そうだね」
( ´ω`)「突然なにを言ってるんだろうNE」
(´・ω・`) 「うん、少し考えすぎだったみたいだ」
( ^ω^)「…? そうだお、もっと気楽に生きた方がいいお」
(´^ω^`)「うん、そうするよ!」
(;´ω`)「…それはちょっと」
(´・ω・`)「無理があったね」
- 13
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:20:24.75 ID:MTnoBtTg0
('A`)「あいつら…置いてっちまうぞ」
川 ゚ -゚)「…なんだ、あの二人に混ざれなくて寂しいのか?」
(;'A`)「ち、違うよ…っ」
川 ゚ー゚)「ふふ…冗談だ」
(;'A`)「ていうか、そんな真顔で言われると冗談に見えないって…」
川;゚ -゚) 「む、そうか…ならどうしたらいいんだ?」
( ^ω^)「www!」 (´・ω・`)
「?」
(´・ω・`) 「♪」 (´ω`;)「…」
- 14
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:21:01.53 ID:MTnoBtTg0
('A`)「……」
川 ゚ -゚)「…ドクオ?」
(;'A`)「…え?」
川 ゚ -゚)「…いや、何でもない」
(;'A`)「う、うん……」
………。
- 15
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:23:49.83 ID:MTnoBtTg0
しばらく歩くと入り口らしき物が見えてきた
そこでは沢山の人で賑わっていて
大きな荷物を抱えて歩く人に
何やら巨大な荷台を引きずる乗り物やら多種多様だ
(;^ω^)「なんか凄い混雑してるお…」
λ「ちょっと通りますよ」
(;^ω^)「お…」
入り口前に立つ僕等の前を何かが通過していく
見るとそれは小さなボートにいくつもの車輪をつけた様な形で
少し進むと大きな布を広げ、どんどん加速していく
('A`)「あの変な乗り物は何だ?」
(´・ω・`) 「なんか…船みたいな形だね」
从 ゚∀从「ご名答、あれは陸を走る船…ランシップだぜ」
(*'A`)「り…陸船…?」
( ゚∀゚)「へえ…初めて見るぞあんなの」
- 16
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:25:06.60 ID:MTnoBtTg0
从 ゚∀从「そりゃそうさ、あれは最近出来たばっかの物で
まだ全然出回ってない貴重品だぜ?」
ζ(゚Δ゚*ζ「……乗ってみたい…」
(*'A`)「俺も…」
(*´・ω・`)「凄いな…どういう構造で走ってるんだろう…
やっぱりあれも珠とか使ってるのかな…」
(;´ω`)(あれがあればここまで来るのにあんな苦労は…)
……。
…そんなこんなで入り口前にまでやってきた
そこにはこれまた無意味に巨大な門
(:^ω^)(この大きさには何か意味があるんだろうか)
- 18
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:27:44.33 ID:MTnoBtTg0
从 ゚∀从「んじゃ…ちょっと待ってろ、話つけてくる」
そう言うとハインは一人入り口へと向かい
何かそこで門番の人と何か会話を交わすとすぐに戻ってきた
从 ゚∀从「もう平気よ、行こうぜ」
そうして彼女に連れられ、中へ足を踏み入れた僕等を待ってたのは…
- 19
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:28:07.89 ID:MTnoBtTg0
( ゚ω゚)( ゚A゚)(´゚ω゚)「…み、未来だ…!!」
「ミライダライダライダイダ・・・」(エコー
- 20
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:30:19.55 ID:MTnoBtTg0
正に未来予想図、ドリームカムトゥルー、つまり夢ktkr
入り口からどこまでも真っ直ぐに伸びた道
そこに並び立つ白く巨大な建物
下では行き交う人、人、人……人だらけ
建物の隙間を縫うように伸びた透明なパイプ
(;゚∀゚)「おい、あの中…人が歩いてるぞ…」
そのパイプの中は何かが…
いや…というか…人が沢山居る
ζ(゚Δ゚*ζ「す、凄い…なんなのここ……」
从 ゚∀从「ニヤニヤ」
そんな田舎者丸出しな僕等をハインがニヤニヤしながら見つめている
- 21
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:32:09.11 ID:MTnoBtTg0
(*'∀`)「ど…ドラ○もんとか居ないのかな…」
川;゚ -゚) 「…ドラえ○んってなんだ?」
('∀`)「ド○えもんってのは未来からやってきた猫だけど耳が無いロボットで
ポケットから色々な道具を出してくれるいい奴なんだよ」
川;゚ -゚) 「……そ、そうか」
(*'∀`)「それでね、特にのび太に言ったあの台詞がよくてさ…」
ゴホン、と咳払いを一つ
ドクオは真剣な表情で真っ直ぐに視線を向け口を開いた
あの声「悩んでる? いや悩んでなんかいないね、たんに甘ったれてるだけだ。
いっぺんでいいから本気で悩んでみろ!!
自分というものをしっかりみつめろ、悩んで悩んで悩みぬくのだ、そうすれば…
そこに新しい道がひらけるだろう」
(*'∀`)「これ、これだよ…これには痺れたよ」
- 22
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:34:08.81 ID:MTnoBtTg0
川;゚ -゚) 「ど…ドクオ?」
(;´ω`)(………ドラえもんマニアだったのかお)
親友の意外な一面を見た瞬間であった
(*'∀`)「もーマジドラちゃん友達にしたいナンバーワンだよ!」
(´・ω・`) 「ふふふ…分かってるじゃないかドクオ」
(*'A`)「ショボン……まさかお前も…」
(*´・ω・`)「当然さ、それにその台詞はデステ○ニー2でウッ○ロウが
カイ○に対して言った『考える』って台詞と似てるよね
僕の見解では明らかにインスパイアされてると見てるんだ」
(;'A`)「なんてこった…言われてみればその通りだっ…!
やるな空気王!」
(*´・ω・`) 「まあ空気王なんざクレアクレア言ってればいいさ、それより…」
(;´ω`)「…話がマニアック過ぎてついていけないお…」
- 23
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:36:16.91 ID:MTnoBtTg0
未来的な都市の下、ドラえも○を真剣に語り合う二人はとってもシュール
僕等は誰もついていけず、ただただグダグダに時間が流れていく
(*'∀`)「……だよなー! ポケットより○ラえもん本体が欲しいよな!!」
(´・ω・`)「うんうん、ポケットなんて飾りだよね
欲望にまみれた愚かな奴等には到底理解し得ない崇高なる願いだよ」
('∀`)「ですよね〜」
(*'∀`)(*´・ω・`)「ああっ、ドラちゃんラブ萌え〜っ!」
川;゚o゚)「……」
(;゚∀゚)「ええい! いい加減落ち着け!!」
(;´ω`)(流石の僕でもこれは引くお…)
- 24
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:38:17.98 ID:MTnoBtTg0
ξ♯゚听)ξ「……マジうぜえな…あいつら、潰したろか…」
(;゚ω゚)「どこを!?」
ζ('ー`*ζ「どこって……やだ、ブーン様ったらっ!」
(;´ω`)「あぁもう何が何やら…」
从*゚∀从「ぎゃははははっ!!」
………
「チャージアアンド゙アップ」
彼女はそれにライダーパスとか言う物を翳す
何かの認証音なのか、扉の横にある妙な物が喋り、扉が開く
从 ゚∀从「こっからはこれを使って先に進むぜ」
- 25
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:41:22.87 ID:MTnoBtTg0
…こうして、彼女に連れられ僕等は一つの建物に入った
その中には…板状の形をした物や
棒状の物やら色々なものが壁に並んでいる
川 ゚ -゚)「これは…なんだ?」
('A`)「ボード…?」
( ^ω^)「?」
ドクオがその内の一つを手に取った
スノーボードの様な形だけど…なんだろう
板から直角に伸びる棒、そしてその先端に付いている球体
…何かでこんなの見たような…
(´・ω・`) 「なんかアーケードゲームのスティックみたいだね」
それだ、僕はそっと心の中で呟く
从 ゚∀从「さっき外からパイプの中を人が通ってるの見たろ?
ここはあそこに繋がってるんだぜ」
- 27
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:43:09.92 ID:MTnoBtTg0
ζ(゚Δ゚*ζ「あ、あそこを通れるの!?」
('∀`)「え…マジで?」
从 ゚∀从「ご名答〜、んでそれにはここにある物に乗って進む事になるからさ
まあ適当に好きなのを選んでくりゃれ」
川 ゚ -゚)「好きなの…か…ふむ、これでもいいのか」
从;゚∀从「と、言い忘れてたが珠がついてるやつ限定だ…
それは駄目だクー、それはトムです…っ!」
川 ゚ -゚)「珠…あの球体の事か?」
从 ゚∀从「そそそっ、あれは風珠なんだぜ
んであのパイプの中は風がそれはもう吹き荒れてるから…」
(´・ω・`) 「その風珠を使う訳ですね?」
从 ゚∀从「うんうん、理解が早くて助かるね〜」
- 28
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:45:29.28 ID:MTnoBtTg0
(;´ω`)「僕はよくわからんお…」
从*゚∀从「分からない!? 分からないなら分かるまで説明するしぃー!!」
(;^ω^)「…!!」
どこかのグローバルなセールスみたいな事を口走りながら
ずずい、と正面から僕に顔を寄せる彼女
…間近で見る彼女の瞳は黒点を中心に新円を描くブラウン
それはまるで宇宙から見た大陸のそれに見える
僕を映し出す、輝く瞳…とても綺麗だ、素直にそう思う
数秒の沈黙
ふと…そんな事を考えていた自分が気恥ずかしくなって、思わず視線をそらした
从*゚∀从「ははっ、俺の勝ち〜」
(;^ω^)「お…」
- 30
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:47:03.22 ID:MTnoBtTg0
無邪気に笑うハイン
不意に…心臓が高鳴るのを感じた
(;´ω`)(……なんだお? これ…?)
何故だろう……彼女を見ていると、ドキドキする…もしやこれは…
(;´ω`)(…あ…)
その原因には、すぐに気付いた
いや…本当は気付いていないふりをしていたのかもしれない
从 ゚∀从「…?」
彼女の方向を見つめる
すると ん? なんて声を上げた
そんなハインリッヒと言う女性…
- 33
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:51:20.90 ID:MTnoBtTg0
…の、後方
そこには…一匹の虎が居た
ξ♯゚听)ξ「ガルルルルル……」
((;゚ω゚))「ひぃぃぃぃ!!!!」
物凄い形相で僕等を睨み付けるデレ
何というプレッシャー、僕は間違いなく脅えている
彼女は全身に何か赤いオーラを纏っている
そして頭上には…立ち昇ったオーラが作り出したのか、赤い虎の姿が…!
/ ,' 3 (む…あれは激気…!)
………。
- 35
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:54:33.21 ID:MTnoBtTg0
何やら色々と説明を受けた僕等はそれぞれ板を選び、次の部屋を進んだ
床以外、半透明な一室で
从 ゚∀从「さ、それじゃあ準備はいいか?」
箒を片手に彼女が問いかける
ζ(゚ー゚川 ゚ー゚)'∀`)^ω^)´・ω・) ゚∀゚),'
3
「はいいつでああ私もうん平気大丈夫だおおkおうようむ」
僕等はそれに応えた
…一斉に話す言葉、解読できるのは聖徳太子くらいだろう
从*゚∀从「わあ〜、見事に噛み合わないね!」
(;´ω`)「…」
从 ゚∀从「でも行っちゃうのだ」
- 36
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:56:24.38 ID:MTnoBtTg0
……次の瞬間、目も開けられない様な突風が吹いた
ζ(>Δ<*ζ「きゃあああ!!」
川;´ -゚)「…むっ」
(;゚∀-)「…おおおっ!?」
顔面に浴びた風圧に思わず息が止まる…どうにか呼吸を始めると
次に感じるのは浮遊感、まるで地に足が着いていないような…
( ゚ω゚)「お!?」
僕等の体は…気付けばどんどん上へと浮き上がっていた
(;'A`)「こここわっ…すげーけど…こわっ!」
すぐにさっきまで僕等が居た場所が小さくなっていく
ζ(゚Δ゚;ζ「たたたた高いです!高いってレベルじゃないです!」
- 37
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 18:58:37.25 ID:MTnoBtTg0
皆、板に必死にしがみついている…
まあ…こんな所から落ちたら即死だろうから仕方ない
从*゚∀从「ははははっ! そんなに脅えるなよー!」
上昇する最中、ハインは箒にまたがり
まるで宙から釣られている様に僕等の周りをすいすい移動している
(;´・ω・`)「これは…最初のあの風で吹き飛ばして
後は流すだけ…ってこと?」
( ^ω^)「……お」
从 ゚∀从「さ、そろそろ本線と合流するぜ…!」
見上げると、見えたのは道が横に曲がり、その先に空いた穴
…そして彼女が言葉が言い終えるのとほぼ同時…
僕等はまるで掃除機に吸い込まれるゴミの様にその穴に吸い込まれた
(;'A`)「うわっっ!!!」
ζ(;Δ;ζ「もういやーーーぁ!!」
- 39
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:00:08.99 ID:MTnoBtTg0
ζ(>Δ<;ζ「ーーーー…」
ζ(゚Δ゚;ζ「……あ? れ?」
从*゚∀从「どうだい?」
ζ(゚Δ゚*ζ「わ…わぁ…っ」
(*^ω^)「これは…楽しいかもしれんNE」
(;'∀`)「あっははっ、俺…飛んでる……とん…でるよぉ〜」
川;゚ -゚) 「むぅ…これは凄いな…」
(;゚∀゚)/ ,' 3 (死ぬかと思った…)
- 40
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:01:09.38 ID:MTnoBtTg0
左右には、はっきりと視認する間もなく流れていく景色
下を見れば小さな人形の様な人が一瞬目に映り、すぐに流れる
これはいったいどこまで続いているのか…前方は果てしなく延びていて
透明な周囲に時折見える黒い部分が奥から近づき
すぐに次から次へと後方へ飛んでいく
そして不思議な事に背中に風を感じるにも関わらず
正面に感じる空気はまるで止まっているかのように穏やかだった
(*´ω`)「なんかここ…居心地いいお…」
(;´・ω・`)「楽しそうだね…」
( ^ω^)「ショボは…駄目かお?」
(´・ω・`) 「そんな事はないけど…流石に怖いかな」
- 41
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:02:49.07 ID:MTnoBtTg0
(;´・ω・`)「この板から離れて、落ちたら…怪我じゃすまなさそうだしね…」
( ^ω^)「大丈夫だお、例え落ちても…運んでくれるお」
(´・ω・`) 「……ブーン?」
(;^ω^)「お…」
…僕は何を言ってるんだろう
何故かそんな気がして…いや妙な確信があって、つい口に出てしまった
大体僕はこういうの苦手なはずなんだけどな…
从 ゚∀从「へぇ〜…凄いなもう掴んだか、流石は接続者ってところかい?」
(;´ω`)「え…よくわからんけど…そんなオサレな物じゃないような…」
(´・ω・`) 「そういえば、最初風に接続したとき
何か居るって言ってたね…どんな感じなの?」
( ´ω`)「うーん…何ていうか、今はあの時とは違くて…」
思いつかない…何と言ったらいいのだろう…
- 43
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:06:22.98 ID:MTnoBtTg0
(;´ω`)「あの時は…小魚がそこら中を泳いでるような感じで…
今は…後ろをでっかい鯨が泳いでるような……そんな感じ?」
(;´・ω・`)「…また凄い例え方をするね」
(;´ω`)「すまんお」
(´・ω・`) 「いや、何となく伝わったよ」
………。
( ´ω`)「ん……? 風が弱まってきてる…?」
从;゚∀从「…え? ああ、そろそろか…」
从 ゚∀从「おーい、そろそろ止まるぜー降下準備ー!」
- 44
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:08:07.96 ID:MTnoBtTg0
(;´ω`)「えええ……?」
(;'A`)「こ、降下!?」
(;゚∀゚)「どうやってだ!」
困惑する一同
そんなのはお構いなしに辺りは段々青白い光に包まれ始めていく
(;´ω`)「ななな、何だお!?」
从 ゚∀从「終点のサインなんだぜ?」
見据える正面に…何かが見えた
下に空いた…穴?
ζ(゚Δ゚;ζ「ま、まさか…また」
从*゚∀从「えへっ」
ζ(;Δ;ζ「いぎゃあーーーーーぁ」
- 45
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:10:01.01 ID:MTnoBtTg0
悪夢再び
同じ様に僕等はその穴に吸い込まれた
从;゚∀从「しっかり掴まれ!! 落ちたらやばいぞ!!」
ζ(;Δ;ζ「きゃあきゃあ、ぎゃーーーーーーーー!」
それも今度は下、重力のままに落下していく
内臓が浮き上がるような間隔に下半身の力が急激に抜けていく
( ゚ω゚)「アッーーーー!!!」
そして突風、下から押し上げる強力な力がかかり
押し潰されるようなGに耐え…ようやく減速し、僕等は地足をつけた
ζ('ー`;ζ「う…ふふふっ…ふふ…」
(;´ω`)「あうあう…」
へなへなと萎むように座り込む
(;'A`)「クー、大丈夫…?」
川;゚ -゚) 「あ、ああ…」
川;゚ -゚) (むぅ、腰が抜けて…足が動かん…)
- 46
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:15:30.62 ID:MTnoBtTg0
(;゚∀゚)「にしても…皆ここを使ってんのかよ
正直これ下手すると死人が出るんじゃねーのか…?」
从 ゚∀从「え? 見てわかんない? 誰も使ってないよ?」
…え?
( ゚∀゚)「…」
从;゚∀从「ん、どうしたんだ?」
(;゚∀゚)「ちょ、おま…使ってないって…どういう意味だ?」
从 ゚∀从「そういう意味だぜ?」
(;´ω`)「…?」
从 ゚∀从「ああ、言ってなかったっけ…ここは緊急用のエアラインだよ
まあ普段は使わない所って感じだぜ」
- 48
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 19:18:12.33 ID:MTnoBtTg0
(;゚∀゚)「つまり…なんだ? ……普通に危ない所を通った、と?」
从*゚∀从「うんっ!」
川♯゚ -゚)「貴様…」
从;゚∀从「い、いや!そんな怒るなって!
本当ならここまで来るのに丸一日かかる所を数時間で来れたんだから!」
川;゚ -゚) 「………」
「……はぁ……」
全員の口から一斉に溜息が漏れた
从 ゚∀从「あ、息ピッタリですね」
川♯゚ -゚)「やかましいっ」
………。
- 65
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:09:14.17 ID:MTnoBtTg0
色んな意味でしばしの休憩を挟んで、僕等は進み始め
真っ白な通路をひたすら進んでいく
( ^ω^)「で、どこに行くんだお?」
从 ゚∀从「ああ、えっとな…」
と、そこで正面から白衣を着た男が現れた
(・×・)「あ…博士、お早いお帰りですね」
从 ゚∀从「…!」
(・×・)「…どうなさいました?
というか…この方たちは…」
(;^ω^)「…博士…?」
从 ゚∀从「…いや、何でもない…行っていいぞ」
- 66
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:10:08.23 ID:MTnoBtTg0
(・×・)「…はぁ、それでは……」
( ゚∀゚)「なんだ…お前ここの研究員だったn」
(・×・)「失礼します…高岡博士」
从 ∀从「…っ!!」
(;゚∀゚)「nか……………!?」
ζ(゚−゚;ζ「…!!!」
/ ,' 3 「……」
(;^ω^)「?」
从 ∀从「高岡…その名で俺を呼ぶな…!」
(・×・)「え……ですが…」
- 67
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:12:03.43 ID:MTnoBtTg0
从♯゚∀从「いいから行けと行ってるんだっ!!」
(;・×・)「は、はい…!」
そうして逃げるように去っていく白衣の男
残ったのは、沈黙
从;゚∀从「〜〜〜っっ! くそ…何をやってるんだ…私はっ…」
抑えきれない悔しさを零すように
頭を強く掻きながら、彼女は言葉を紡ぐ
(;゚∀゚)「……一応、聞いていいか?」
从 ∀从「…私は…」
从;゚∀从「……俺はっ…ハインだ…ハインリッヒなんだ!!」
( ゚∀゚)「…………そうか」
僕等は…それ以上何も訪ねる事が出来なかった
- 69
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:14:41.09 ID:MTnoBtTg0
尚も続く沈黙の中
それを破ったのもまた、彼女だった
从 ゚∀从「……とりあえず、さ…俺の部屋まで行こう…」
どうにも気まずいまま、僕等は彼女に続いた
というか…
(;´ω`)(僕には何が何やらさっぱりわからんお…)
………。
部屋に着いた後も、それは変わらなかった
- 70
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:16:49.61 ID:MTnoBtTg0
(;'A`)川;゚ -゚)
二人は僕と同じ様に状況が掴めずに居るのか、困惑した様子
(´・ω・`)
ショボは何を考えているのか…手を顔の前で組み、ただ床を眺めている
(;゚∀゚)ζ(゚−゚;ζ/ ,' 3
あの三人は何やらヒソヒソと話をしているようだが、一様に気まずさは隠せないようだ
从 ゚∀从
そして肝心の彼女はお茶でも入れてくる、と奥に消えたまま出てこない
- 71
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:19:52.28 ID:MTnoBtTg0
(;´ω`)(いったいどうなってるんだお…)
僕は…どうしよう
1、('A`)に話かける
2、(´・ω・`) に話しかける
3、3人に直接どういう事か聞く
→4、彼女の消えた後を追う
行ってみよう…何だか…気になる
……。
- 75
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:23:52.42 ID:MTnoBtTg0
( ´ω`)「…ハイン?」
从 从「…なんだ?」
彼女は背を向けたまま、僕に答える
(;´ω`)「えーと…何があったんだお?」
从 从「…ん…?」
(;´ω`)「…僕には何が何だか分からないけど…
さっきの人と喧嘩でもしたのかお?」
从 ゚∀从「…お前…?」
(;´ω`)「詳しい事も知らずにこんな事言うのはお門違いかもしれないけど
そんなに気にするなら、いっそ先に謝ってみるとか…」
从 ゚∀从「…」
(;´ω`)「だから…その…とりあえず、元気出すお」
从 ゚∀从「お前、知らないのか? 私の事…」
- 76
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:25:00.90 ID:MTnoBtTg0
彼女は突然変な事を訪ねてきた
…何を言ってるんだろう
(;^ω^)「え…と、ハインリッヒ…ですよNE?」
从*゚∀从「ふっ…」
( ^ω^)「…お?」
从*゚∀从「あははははっ!」
(;^ω^)「な、なんだお?」
从*゚∀从「はは、は…全く…面白い奴だな…ブーンは…
お門違いもいい所だ」
少し暗いトーンで僕の名を呼ぶ
雰囲気の違う彼女の様子に思わず僕は息を飲んだ
从 ゚∀从「ほら、行こうぜ…全部話してやるよ」
(;^ω^)「??」
……。
- 79
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:28:04.98 ID:MTnoBtTg0
DEN王国内所か、ほぼ世界中の人間にその名は知られている
今の生活やその他諸々…全てを発展させる様な発明を完成させたのは
十数年前まだ幼い一人の少女だった
彼女の名は高岡、稀代の天才と称され
彼女の作り出した物は、一つの国そのものを変えるばかりか
やがて世界そのものを変えてしまう
と、まあそんな話だった
(;^ω^)「それが……ハインの事なのかお?」
('A`)(そんな凄い人だったのか…)
(;´・ω・`) (僕等の世界じゃ教科書に乗ってるレベルだね…)
(;´ω`)(でも…正直…)
- 80
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:28:57.34 ID:MTnoBtTg0
(;´ω`)「全然そんな凄い人物には見えないお…」
(´・ω・`) 「だよね…まあそれなら色々詳しい事は納得できるけど…
いまいちピンと来ないよね」
(;'A`)「お、おいおい…お前等本人の前でそんな…」
从*゚∀从「ははっ…そうだな…例えば城の防壁の設備とか
ここに来る時に通った空飛ぶ道、そしてあのパイプ道
…この国にあるほぼ全ての物を俺が設計した物だ…
と言えばどうだ?」
(;^ω^)「……マジかお」
(´・ω・`) 「…じゃあちょっと質問いい?」
从 ゚∀从「ああ、なんだ?」
(´・ω・`) 「うん、あのパイプ内の(言語理解の限界を超えています全て読むには(ry」
从 ゚∀从「それは空間の(言語理解の限界を超えています全て読むには(ry」
………。
- 81
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:31:10.38 ID:MTnoBtTg0
(;´・ω・`)「…ま…負けた」
从*゚∀从「まだまだだね」
( ゚A゚)( ゚ω゚)「……」
从;゚∀从「…ってありゃ?」
(;´・ω・`)「……二人とも…大丈夫?」
( ゚A゚)( ゚ω゚)「日本語でおk」
从;゚∀从「ま、まあ…そんな訳で…
それじゃあ今度はお前等についてを聞かせて貰おうか」
(;´・ω・`) 「…へ?」
从 ゚∀从「分かってるんだぜ…? お前等普通の奴等じゃないだろ?」
(;^ω^)「…」
从 ゚∀从「そうだな…例えば…例のVIPに居たって言う高名な破壊の管理者
もしくは名も無き炎の剣を持っている…とか?」
- 83
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:33:28.70 ID:MTnoBtTg0
(;'A`)「!!」
川;゚ -゚) 「お前…! 何でそれを!!」
(;゚∀゚)「ばっ…!!」
从;゚∀从「ええっ!? うそぉ…マジ…?」
川;゚ -゚) 「……」
(;'A`)「…なんで、分かったんだ?」
从;゚∀从「いや、単にVIPから来たとか行ってたから
適当に言っただけなんだが…」
(;'A`)「…」
(;゚∀゚)「…そんな分かりやすい反応でこれからどうすんだよお前等…」
/ ,' 3 「……まあ良いじゃろう、これから話す事は…ハイン
お主を本気で信用する証だと思って聞いて欲しい」
从;゚∀从「え、えええ…なんかすげー重そうなんですけど…」
- 84
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:35:46.32 ID:MTnoBtTg0
ζ(゚−゚;ζ「おじい様…いいんですか?」
/ ,' 3 「今、ここに無事居られるのは誰のお陰じゃ?
こちらの素性くらい名乗っておくのが礼儀じゃろ…」
从;゚∀从「いやー、なんかあんまり聞きたくないような…」
……。
一通り、ここまでの経緯を全て話した
途中までは目を輝かせて食い入るように話を聞いていた彼女だったが
やがて静かになり、真剣に何かを考えている
从-∀从「………なるほどな」
ゆっくりと口を開く
そこから出てきた言葉こそが、僕等の更なる旅の始まりだった
从 ゚∀从「……お前等、うちの王様に会ってくれないか?」
/ ,' 3 「DEN王国の…王じゃと…?」
(;゚∀゚)「い、居たのか!? ここ!」
- 85
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:37:08.50 ID:MTnoBtTg0
从;゚∀从「んなっ…居るよ! 居るっての!
あー…まあ形式だけで名ばかりの王だがな…」
川 - )「……ぇ」
(;^ω^)「え? どういう事?」
ζ(゚−゚;ζ「DEN王国は…高岡博士の話ばかりが一人歩きしていて
…王の話は全く聞いた事が無いんです」
从 ゚∀从「ああ…表向きはな…だが裏では今、ある計画を進めている」
(;´ω`)(なんか…段々話が怪しくなっているような…)
( ゚∀゚)「なんだよ、その計画ってのは?」
从*゚∀从「ふふん…その前に一つ問いたい、今のこの世界を…どう思う?」
/ ,' 3 「危うい状況じゃな…VIPが倒れた事は恐らく相当大きな事じゃろう
……そして、これから神具を巡り各国も動き出すじゃろう」
从*゚∀从「そういう事……だからさ、俺達は決めた」
从 ゚∀从「この世界を、一からやり直す事を!」
- 87
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:39:02.25 ID:MTnoBtTg0
(;゚∀゚)「な、何だそりゃ…」
从 ゚∀从「…詳しくは、明日…王との謁見をセッティングしとくから、明日な!」
(;´ω`)「あの…ちょ」
从*゚∀从「そうだな…一つだけ教えてやる、その計画の第一段階の名は…」
从 ゚∀从「…神具追放計画」
(;゚∀゚)「!!」ζ(゚−゚;ζ
( ´ω`)(もういいお…いい加減スルーにも慣れてきたお…)
- 88
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:40:10.79 ID:MTnoBtTg0
【次回予告】マヨイソウナトキカナラズーオモイノツヨサガミチビクー
- 89
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:41:59.93 ID:MTnoBtTg0
- ちょい試験的に試したい事があるからお付き合い願いたい
次回予告キャラ安価
お好きなAAをお願いします
>>91
- 91
名前:愛のVIP戦士 :2007/02/20(火) 22:42:58.87 ID:KNTEbdP/0
- でれ
- 93
名前:鮨 ◆6Ugj38o7Xg
:2007/02/20(火) 22:54:46.65 ID:MTnoBtTg0
- ミ,,゚Д゚彡『さて、次回は!? 神具追放とは…なんぞや?』
ζ(゚ー゚*ζ『それは次会をお待ちください』
ミ,;゚Д゚彡『え…はい…』
ζ(゚−゚*ζ『神具、唸響く槍を求めて…向かうのは次の国……私は行けませんけども』
( ^ω^)「これがあればずっと楽に進めるお!」
从*゚∀从「だろ?」
ξ♯゚听)ξ『なああああああああ!!!!???』
ミ,;゚Д゚彡『だ、だ…だがその旅立ちの前に…ジョルジュからは彼等の友情を引き裂く一言が』
( ゚∀゚)「…お前は…連れていかない」
('A`)「え………?」
ミ,,゚Д゚彡『次回!! 異世界でもう一度 第8会 「グングニール」』
ミ,,゚Д゚彡『読んでくれなk』
ξ♯゚听)ξ『あの女はついていくだとおおおお!!??みとめねええええ!!!』
ミ,,;Д;彡『だ、誰か助けてー!!』 つづく、、、、I
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