122 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:12:44.89 ID:OmsJtZVdO

−−−道中−−−

( ^ω^)「うはwwwwカジノぶち壊しやがった魔物退治したときにも感じたけど、
あの美味しいメタルな魔物のお陰で力がみwwなwwぎwwっwwてるおwwwww
出て来る奴出て来る奴雑魚すぎwwww」

ξ゚听)ξ「!……今そこで何かが動いたわよ」

( ^ω^)「おkwwwww魔物なら勇者様が引導渡してやんおwww」



(´・ω・`)「どーもー」



( ^ω^)「」

ξ゚听)ξ「」

从'ー'从「」

('A`)「」



(´・ω・`)「魔王でーす」

128 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:15:35.59 ID:OmsJtZVdO

(゚A゚)「ぎゃああああああ!!
でたあああああ!!!」

从;'ー'从「ふぇぇ〜大変だよ〜」

ξ;゚听)ξ「と、唐突過ぎるわよ!
大人しく魔王城で待ってなさいよ!!」

(´・ω・`)「君達……いや、貴様らが遅すぎて退屈極まりなかったものでな。
少しばかり遊んでやろうと思ってきてやったぞ」

ξ;゚听)ξ「じ、上等よ!返り討ちにしてやるわ!」

从;'ー'从「ふぇぇ〜」

('A`)「やるしかないのか……」

( ゚ω゚)「」
132 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:17:37.77 ID:OmsJtZVdO
ξ;゚听)ξ「ブーン!なに呆けてんのよ!」

(;^ω^)「……ハッ!
ち、ちょっと驚いただけだお!
魔王なんて楽勝だお」

(´・ω・`)「ふーん」

僕は近くにあった一本の木に軽く手をかざした。

ショボンのバイオ!

木が瞬く間に腐食し、ボロボロになって弾けるように砕けた。

あのクソ親父に叩き込まれた技だが、こういったモノだけがアイツが僕に残した唯一の財産だろう。

……ともかく、僕のちょっとした手品程度のつもりの力に、勇者一行は息を呑んだ。
136 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:19:49.67 ID:OmsJtZVdO
ブーンたちはすくんだ!

('A`)「……帰っていいですか」

ξ;゚听)ξ「……馬鹿言ってんじゃないわよ」

('A`)「でもツンさん正直帰りたいでしょ」

ξ;゚听)ξ「う……」

从;'ー'从「ふぇぇ〜」

( ゚ω゚)「」←軽く漏らした

 
141 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:22:45.14 ID:OmsJtZVdO
(´・ω・`)「さて、本番行くぞ」

僕は軽く構える。

と同時にオーラをブワッと出してみた。

久しぶりに出してみたが、結構思い通りに出せた自分に驚く。

が、勇者達はそれを気にかける暇は無いらしい。
147 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:26:25.68 ID:OmsJtZVdO
武闘家らしき女の子は構えてはいるものの完全に腰が引けており、
魔法使いの男は杖を握りしめたまま震えが止まらない。
これでは魔法詠唱など無理だ。

僧侶のかわいらしい女の子は涙を浮かべながら「ふぇぇ〜」と言っており、
勇者な至っては、もはや勇者としての威厳が0である。
股間から液体漏れてますよ〜、勇者さーん。

148 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:28:11.98 ID:OmsJtZVdO
まぁ、取り敢えず誰かに一発キツいの叩き込んでおけば、
暫くは街に留まらざるをえなくなるだろう。

(;゚ω゚)「ウオオオオ!!」

(´・ω・`)「お?」

そんな事を考えていたら、意外にも勇者が突っ込んで来た。

股間を見て笑われたのが悔しかったのだろうか。

ともあれ前言は撤回するべきのようだ。

代わりに……。

150 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:30:13.19 ID:OmsJtZVdO

(;゚ω゚)「ダアアアアアアっ!!」

ブーンのこうげき!

(´・ω・`)「あらよっと」

しかしこうげきははずれた!

(´・ω・`)「ほいさ」

ショボンのジゴスパーク!

( ゚ω゚)「アババババ!!」

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!
154 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:31:03.23 ID:OmsJtZVdO

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!

ブーンに9999のダメージ!
167 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:34:34.69 ID:OmsJtZVdO

ξ;凵G)ξ「もう止めて!ブーンのライフはとっくに0よ!」

(´・ω・`)「HA☆NA☆SE☆って、誰にも掴まれてない、と」

僕はそこで勇者に稲妻を喰らわせるのを止めた。

(  ω )「……」

黒焦げとまではいかない。
全治一週間位はやったけれど。

まぁ、勇者だし。大丈夫大丈夫。
174 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:37:30.77 ID:OmsJtZVdO

(´・ω・`)「さて、次は貴様ら……」

僕はそこで言葉を区切る。
苦い顔をする。

(´・ω・`)「くっ……、何だ、これは……!」

適当な台詞と共に後ずさる。

そこで僧侶の女の子が首から掛けているロザリオをエスパーっぽい力で発光させながら浮かせる。

(´・ω・`)「それは……!まさか!」

ショボンはひるんだ!
176 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:38:57.62 ID:OmsJtZVdO
ロザリオを僧侶の女の子の首から外して、さらに高く浮かせ、さらに輝かせる。

(´・ω・`)「……今回はここまでにしよう。
だが、次回会う時は貴様達が死ぬ時だ……!」

こんな感じだろうなー、という捨て台詞を吐いて、僕は去る体制に入る。

その直前に、ロザリオを破裂させる。

大事なものだったらごめんよ。

そして僕は瞬時に僕の部屋に帰った。

 
182 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:41:16.10 ID:OmsJtZVdO

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


部屋にはクーが待っていた。

川 ゚ -゚)「お帰りなさいませ」

(´・ω・`)「ただいま。
……どうだった?
僕の「一回きり使える秘められた力を持ったロザリオに怯んで逃げる魔王」の演技」

川 ゚ -゚)「違和感はなかったかと」

(´・ω・`)「そう。良かった良かった」

即席にしては中々だろうと自分でも思った。

(´・ω・`)「さて、これで間に合いそう?」

川 ゚ -゚)「はい。わざわざありがとうございました」

(´・ω・`)「うい。じゃあ積みゲー消化に戻ろっと」

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