90 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:38:18.02 ID:OmsJtZVdO
−−−サーバーの森−−−

( ^ω^)「お?」

メタルなまもののむれがあらわれた!

( ^ω^)「お!これは経験値高そうだおwww」

メタルなまものAはにげだした!

メタルなまものBはにげだした!

メタルなまものCはに(ry

メタルな(ry

(#^ω^)「……UZEEEEEEEEEEEEE!!!
アイツら一体何しに一々現れるんだお!?」
92 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:41:58.42 ID:OmsJtZVdO

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


川 ゚ -゚)「……と勇者が憤慨し、ふて腐れて一度は旅立った街にまた帰ってしまいました」

(´・ω・`)「確かに同情の余地はあるなぁ。
アイツら逃げるときの素早さ半端ないし」
94 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:45:58.37 ID:OmsJtZVdO

(;´∀`)「……で、どーにかならないかと」

(´・ω・`)「うん。出来れば敵前逃亡は銃殺刑くらいの意気込みで」

( ´∀`)「しかし彼らのモットーは「やり逃げ」と「嫌がらせ」ですモナから……。
逃げてはいけないとなると猛反対が……」

(´・ω・`)「こう言え。
「魔王直々にブチ殺されるか、勇者に真っ向勝負挑むかどっちがいい?」とな」
97 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:47:21.49 ID:OmsJtZVdO

−−−再びサーバーの森−−−

メタルなまもののむれがあらわれた!

(;-ω-)「またかお……
どうせすぐ逃げるんだお……?」

メタルなまものAはしょじじょうでにげだせない!

メタルなまものBはしょじじょうでにげだせない!

メタルなまものCはしょじじょうで(ry

メタルな(ry

( ^ω^)「……UMEEEEEEEEEEEEE!!
一体どうしたんだおwwwww
全く逃げなくなったおwwwww」

98 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:47:54.53 ID:OmsJtZVdO
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


(´・ω・`)「うーん、あまり強くなりすぎても困るから、メタル系は配備数減らすか……」

川 ゚ -゚)「それがよいかと」
103 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:52:48.65 ID:OmsJtZVdO
−−−まだまだサーバーの森−−−

( ^ω^)「とぉりゃあ!」

ブーンのこうげき!

まものAはたおれた!

('A`)「!」

まものBのこうげき!

('A`)「危ない!」

从>ー<从「ふぇっ!?」

まものB「ガアアアァ!」
('A`)「光の障壁よ!悪しき力を反射したまえ!」

まものBのこうげきははねかえった!

まものBはたおれた!

从'ー'从「ふぇぇ〜、ドクオくんありがとう〜」

(*'∀`)「い、いやぁ……」

( ^ω^)「……」

104 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:53:52.25 ID:OmsJtZVdO
−−−ハルヒの街−武具屋−−−

( ^ω^)「新しい街に着いたから、早速新しい装備買ったおwwww
これはツンの分だおwww」

ξ゚听)ξ「まぁ悪くないわね」

( ^ω^)「これはワタナベちゃんの分www」

从'ー'从「ふぇぇ〜、ありがとう〜」

('A`)「あれ?俺の新しい装備は?」

( ^ω^)「無いお」

('A`)「……」

( ^ω^)「無いお」

 
106 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:55:21.14 ID:OmsJtZVdO
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


川 ゚ -゚)「ショボン様」

(´・ω・`)「ん?どったの?」

川 ゚ -゚)「勇者一行がハルヒの街にてもう一週間滞在しております」

(´・ω・`)「え?……うわホントだ……。
耐久積みゲー消化レースやってたから気付かなかったなぁ……
でもなんで?」

川 ゚ -゚)「ハルヒの街にはカジノがあります。
勇者がそれにハマってしまった模様です。
しかも負け続けで資金難に陥っているようで……」

107 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 21:59:51.69 ID:OmsJtZVdO

−−−ハルヒの街−カジノ−−−

(#^ω^)「ああああ!!
クッソまた負けたああああああ!!!」

ξ;゚听)ξ「運が無いってレベルじゃないわね」

(#^ω^)「まだまだこれからだお!!
フザケんじゃねぇお!!」
从'ー'从「ふぇぇ、でももうお金がないよう?」

( ^ω^)「ドクオ」

('A`)「あい」

( ^ω^)「お前内臓売ってこいお」

('A`)「……えぇ〜……」

110 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:03:37.15 ID:OmsJtZVdO
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(´・ω・`)「……アイツ本当に勇者?」

川 ゚ -゚)「それは疑いの余地無く」

(´・ω・`)「……モナー呼んで」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

( ´∀`)「ハルヒの街を襲えと?」

(´・ω・`)「うん。
街にはカジノがあるだろう?
気に食わないね」

( ´∀`)「つまりカジノを壊してこい、とおっしゃられるモナ?」

(´・ω・`)「そう」

( ´∀`)「分かりましたモナー」

111 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:04:06.88 ID:OmsJtZVdO

(´・ω・`)「クー」

川 ゚ -゚)「はい」

(´・ω・`)「モナーがカジノを襲いに向かわせた魔物達に、
追加報酬とか何とか適当な事いって金握らせろ。
モナーには黙っておくようにとも伝えておけ」

川 ゚ -゚)「了解しました」
114 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:06:05.62 ID:OmsJtZVdO
−−−深夜−ハルヒの街−−−

村人「た、大変だぁ!魔物達がカジノを襲ってるぞ!!」

魔物A「ブッコワセーブッコワセ-」

ξ゚听)ξ「大変!行くわよ!皆!」

(#^ω^)「全く……夜中に来やがって。
人の迷惑考えろってもんだお」

('A`)「お前が言うなよ……」

115 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:06:51.06 ID:OmsJtZVdO
( ^ω^)「最後っ!」

まものZはたおれた!

( ^ω^)「……ふぃー、終ったお……」

ξ゚听)ξ「夜が明けちゃったわね……」

从'ー'从「ふぇぇ、お疲れさまでした〜」

( ^ω^)「てか、コイツら金たくさん持ってるおwwww
これで資金が出来たおwwww」

('A`)「良かった、内臓売らずにすんで」

116 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:07:41.76 ID:OmsJtZVdO
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(;´∀`)「ショボン様、送った魔物達は全滅だモナ……」

(´・ω・`)「あら〜。
でもまぁカジノはブチ壊せたんでしょ」

(;´∀`)「そ、それは当然ですモナ」

(´・ω・`)「ならいいよ。ご苦労様」

117 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:08:32.43 ID:OmsJtZVdO
(´・ω・`)「さて、これで資金も何とかなるでしょ」

川 ゚ -゚)「そうであると願いたいものですが。
それとショボン様、少しばかり今回の特別な魔物の配備によって、計画に穴が」
(´・ω・`)「ありゃ。マジで?」

川 ゚ -゚)「しかも、侵攻が比較的進んでいない地域で人間達の武装蜂起が起きまして、これの鎮圧にもてこずっています。
このまま行くと侵攻が間に合わず……」

(´・ω・`)「成る程。勇者達の行き先を誘導出来なくなる、か」

川 ゚ -゚)「はい」

(´・ω・`)「んー、軍が人間を鎮圧するまで勇者を足止め出来れば良いんだよね」


川 ゚ -゚)「そうです」

(´・ω・`)「……んじゃ僕が行くわ」
121 : ◆L66fmP/Ue6 :2008/01/03(木) 22:11:20.97 ID:OmsJtZVdO

川 ゚ -゚)「ショボン様直々に……ですか」

(´・ω・`)「うん。積みゲー消化にもちょっと飽きたし、身体動かしたいなーと思ってたし。
数年振りに外へ出てみたいしね」

川 ゚ -゚)「そんな理由で魔王が目の前に現れたら勇者達はビックリするでしょうね」

(´・ω・`)「大丈夫。手加減するし、魔王モードで行くから。
そうだなぁ……アイツらの持ち物教えて」

川 ゚ -゚)「リストがこちらに」

(´・ω・`)「……オッケー、適当に芝居打ってちょっといじめてくるよ」

川 ゚ -゚)「行ってらっしゃいませ」

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