13 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:07:44.90 ID:f7deg/R00
第8話

( ^ω^) 名前:ブーン
Lv11 勇者 男
ξ゚听)ξ 名前:ツン
Lv15 魔法使い 女
(´・ω・`) 名前:ショボ
Lv15 僧侶 男
('A`) 名前:ドクオ
Lv15 戦士 男

ロマリア城周辺

( ^ω^)「さて、これからどうするお」
ξ゚听)ξ「どうしましょうかね、そういえばカザーブの村でどこかに眠りの村があるって聞いたわ」
( ^ω^)「それは魔王軍に眠らされたってことかお?」
ξ゚听)ξ「わからないけど、何かヒントは得られるかもね」
( ^ω^)「じゃあ早速行ってみるお、どこにあるんだお?」
ξ゚听)ξ「わからないわ、カザーブの村に行って聞いてみましょうか」
( ^ω^)「そうするお」

14 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:09:16.09 ID:f7deg/R00
カザーブの村

( ^ω^)「眠りの村について知ってることないかお?」
村人A「だからね その村はエルフを怒らせたために村中眠らされたわけ」
(;^ω^)「ありがとだお、エルフ絡みなら魔王関係ないお…」
ξ゚听)ξ「あら、エルフって何か素敵じゃない?一度見てみたいわ」
( ^ω^)「確かに僕もエルフ見てみたいお、後眠らされた人たち起こしてあげたいお」
ξ゚听)ξ「エルフの怒りが私たちにどうにか出来るかしらね」
(;^ω^)「た、確かにそうだお…でも村人たちがかわいそうだから何とかしてあげたいお…」
ξ゚听)ξ「ブーンの割にはいい事言うじゃない、なら場所の情報探しましょう」
(*^ω^)「照れるお、あのー眠りの村どこにあるかしりませんか?」
村人B「噂ではノニアールの西の森の中にエルフたちが隠れ住んでるそうです」
( ^ω^)「なるほど、ってまた西かお?」
ξ゚听)ξ「南西じゃない?そういえば南西のほうにはまだ行ってないしね」
( ^ω^)「なるほど、南西にレッツラゴーだお」
ξ#゚听)ξ「死 語 は や め て!」
(;^ω^)「はい…」

15 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:09:46.15 ID:f7deg/R00
ノニアールの村

( ^ω^)「結構近いとこにあったお…ここにエルフが居るのかお?」
ξ゚听)ξ「ここは違うと思うわ、ほら人間いるじゃない」
( ^ω^)「ほんとだお、ここが例の眠らされた村かお」
ξ゚听)ξ「みたいね、みんな完全に眠っちゃってる」
( ^ω^)「おーい、起きるおー朝だおー」
村人「ぐうぐう………」
(;^ω^)「だめだお、やっぱりエルフの怒りを受けてるみたいだお」
ξ゚听)ξ「みんな寝てるみたいね…起きてる人いないかしら」
( ^ω^)「取り合えずあそこの家入ってみるお」

ノニアールの村の家

( ^ω^)「あ、起きてる人いるお」
老人「どうかエルフたちに夢見るルビーを返してやってくだされ!でなければ村にかけられたのろいが解けませぬのじゃ」
(;^ω^)「唐突だお…でもこれも人助けだお」

16 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:10:27.03 ID:f7deg/R00
エルフの隠れ里

( ^ω^)「あ、エルフたちがいるお」
ξ゚听)ξ「かわいいわね、こんにちわ」
エルフ「ここはエルフの隠れ村よ。 あっ 人間と話しちゃママに叱られちゃう」
ξ゚听)ξ「ふーん、やっぱ人間は嫌われてるのね」
( ^ω^)「何かエルフと人間の間にあったと思うお」
ξ#゚听)ξ「さっきの話聞いてたらそれくらいわかるでしょ!」
(;^ω^)「はいだお…」

17 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:11:30.80 ID:f7deg/R00
( ^ω^)「あ、人間がいるお」
老人「村が眠らされたのはわしの息子のせいじゃ。あいつがエルフのお姫様と駆け落ちなんてしたから…息子に変わって謝りに来ておるのにちっとも許してもらえぬ。」
( ^ω^)「そうだったのかお…やっぱりこういう感じの問題かお…」
ξ゚听)ξ「2人で何があったのかわかんないけど、取り合えずあそこにいるエルフの女王に話を聞きましょう」
エルフの女王「その昔 娘のアンは一人の人間の男を愛してしまったのです そして夢見るルビーを持って男の所に行ったまま帰りません。」
エルフの女王「所詮エルフと人間。アンは騙されたのに決まっています。人間など見たくもありません 立ち去りなさい」
ξ゚听)ξ「恋なんて自由なのにね…種族の壁なんて…」
( ^ω^)「うんだお…2人がかわいそうだお 駆け落ちするってことは相当愛し合ってたはずだお」
ξ゚听)ξ「そうね…取り合えず人間の無実を証明するために2人を探しましょう」
( ^ω^)「そうするお!でもどこにいるお…?」
ξ゚听)ξ「うーん、わからないわね…近いとこにいるといいけど…」
(´・ω・`)「そういえば近くに洞窟があったよ、そこに隠れてるのかも」
( ^ω^)「じゃあ早速いって見るお」

18 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:12:16.95 ID:f7deg/R00
ノニアール西の洞窟

( ^ω^)「ついたお、洞窟を探索してみるお」
ξ゚听)ξ「こんなとこに人が住めるかしら?」
(;^ω^)「確かにそうだお…やっぱここには居ないかお?」
ξ゚听)ξ「わからないけど、少なくともここに居るってことはないと思うわ」
(;^ω^)「どうするかお…まぁ一応探してみるお、手がかりあるかもしれないお」
ξ゚听)ξ「本当は宝箱収集が目的なんでしょ?」
(;^ω^)「(最近読まれすぎだお…)」

19 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:13:01.42 ID:f7deg/R00
( ^ω^)「あれ、こんなとこに神父さんがいるお」
ξ゚听)ξ「ほんとだ、何してるのかしら」
( ^ω^)「あのー、何してるんですか?」
神父「この洞窟のどこかに回復の泉があるそうじゃ」
(;^ω^)「ま、まさかこれ言うためだけにこんなとこに…」
ξ;゚听)ξ「見なかったことにしましょうか」
( ^ω^)「そういえば回復の泉ってなんだお?」
ξ゚听)ξ「そのまんまじゃない?水のんだら体力回復するとか」
(;^ω^)「何で水飲んだだけで体力回復するお…」
(´・ω・`)「聞いた話じゃ、薬草の成分が溶けだしたものらしいよ」
( ^ω^)「そうなのかお、じゃあ水汲んで帰るお」
(´・ω・`)「それは無理らしい、泉の外に出るとただの水になるとか」
(;^ω^)「なかなか非科学的な水だお…」

20 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:14:56.52 ID:f7deg/R00
( ^ω^)「ここは広いお…しかも微妙にモンスター強いお」
ξ゚听)ξ「シャンパーニの塔の雑魚たちよりかはかなり強いわね、回復の泉まで頑張りましょう」
(;^ω^)「(あそこのは未だに僕にとっては強いお…)」

( ^ω^)「そういえばツンに質問があるお」
ξ゚听)ξ「なに?」
( ^ω^)「例えば、僕とツンが恋に落ちたとするお」
ξ//////)ξ「な、何いってんのよ!!!」
(;^ω^)「た、例えばだお…」
ξ//////)ξ「お、落ちるわけないじゃない!」
(;^ω^)「例えばなのに…」
22 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:15:49.97 ID:f7deg/R00
ξ//////)ξ「も、もぅ!何いってんのよ!まるで私がブーンのことを好きみたいじゃない!!」
(;^ω^)「だ、だから例えばだお…」
( ^ω^)「例えばだから怒らないでほしいお…だから話をきいてお」
ξ//////)ξ「例えばよ!例えば!絶対ないんだからね!」
(;^ω^)「わ、わかったお…」
( ^ω^)「それで、その2人の恋は許されるものじゃなかったお 回りから反対されてたとするお」
ξ゚听)ξ「エルフと人間と同じ話ね」
( ^ω^)「そうだお、もし僕らがその2人だったらどうするお?」
ξ゚听)ξ「そうねぇ…私は本気で愛した人とは離れたくないわね 反対されるなら駆け落ちね」
( ^ω^)「僕もツンと一緒になれるなら駆け落ちしたっていいお」
ξ//////)ξ「な、何いってんのよ!話をリアルにしないでよ!」
(;^ω^)「ごめんだお…それで駆け落ちしても許されるわけじゃないお」
ξ゚听)ξ「そりゃね、元々許されない恋だったしね」
( ^ω^)「だから僕だったら死んででも一緒になりたいお」
ξ゚听)ξ「なるほどね、つまり心中したってこと?」
( ^ω^)「多分そうだお、これが僕の推理だお…」
ξ゚听)ξ「へぇ、ブーンにしてはすごい推理じゃない」
( ^ω^)「えへへだお」
(;^ω^)「(にしても火曜サスペンス欠かさず見ててよかったお…)」

23 名前: ◆kAfoEwPHQ. :2006/01/18(水) 23:16:40.06 ID:f7deg/R00
(´・ω・`)「盛り上がりの所悪いけど、先に進まないか?そろそろ何かがキレそうなんだが」
('A`)「………」
(;^ω^)「ご、ごめんだお!先を急ぐお」

第8話終わり
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