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('A`)と(　＾ω＾)は異世界でもう一度出会うようです

1 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 22:58:36.79 ID:76cryc3A0: 辞書ツールが壊れた……登録がめんどくさいです…。

年越し投下
やりたいので
ながらします。

ちなみになぜこっちかというと、きぼんされたから。
そんな訳で、ゆっくりと…初日の出まで。

http://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-7699.html
http://boonsoldier.web.fc2.com/mouitido.htm
2 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 22:59:58.51 ID:UkMMW/xrO: 異世界きた！！
3 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:00:03.13 ID:76cryc3A0: 人のざわめきを感じて、自分が目を閉じている事に気がついた。

すぐに眠気よりも違和感に目覚めて見渡せば、そこはとても大きな部屋だった。

遠目にたくさんの人が集まっている。

なんだか、寒さを堪える動物の群れのようだった。

すると目を覚ました事に気付いたのか、誰かがこっちへ寄ってくる。

大丈夫か、君は誰だ、何か知っているか、その男は質問ばかりをした。

わからないと答えると、少し声色を変えて、やけに真剣な表情で言う。

その剣は、何だ。
4 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:01:13.63 ID:Jia5kcsBO: ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!
5 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:01:31.28 ID:Ffz+JS860: なにぃ！？
6 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:01:33.78 ID:76cryc3A0: 　第２７会　「孤独の誓い」

　 _,
(　ﾟ∀ﾟ)「……今、なんつった？」

僕の発言を聞いて、ジョルジュさんが睨むように聞き返してきた。
空気が一気に重くなって、ピリピリした中に薄ら寒さを感じる。

その内容がデンオウ国に戻りたい、という話なのだから当然といえば当然か。

生唾飲んで、はいと頷くと、ジョルジュさんは顔をしかめて頭を掻く。
ふと、視界の隅から何とも言い難い表情で、不安気に僕を見るハインが居た。
すると今度は目の前から、重苦しいため息が聞こえてきた。

　 _,
(　ﾟ∀ﾟ)「お前なぁ……今がどういう状況か、わかってねえのか？」

（；＾ω＾）「わかってるつもりですお、だからこそ戻りたいんだお」

(；ﾟ∀ﾟ)「…まあ気持ちはわかるが、な」
7 名前： ◆YPDFeOGaiI ：2008/12/31(水) 23:03:02.33 ID:aIP7QB22O: (,,ﾟДﾟ)†2get教徒，`.：ж：´.ナカータ，（　＾Λ＾）婿，(+_+)福耳，(-д-)-3裕香，(;_;)綿氏（綿、綿死、豚氏），
（＾3＾）-☆ミスティオ（みっくん），(･∀･)ともひろ（ヒロクン、トモピー、トモピロ）， (>3<)-3ススムー（ススムくん）
（　’ ⊇’）la gan（ラガ子、ラガちゃん），（＾＾）ノホイミン，（＾＾）偽ホイミン（偽ホイ、偽くん），(･(00)･)粘着豚（豚），（｡Ａ｡；）某G，（ ´,_ゝ`）名盤はん，（ﾟ▽ﾟ）ばば，（lll´▽｀lll）冷静に見て（冷静），从　´∀｀）つ））塾長，
ヘ（’◇’、）/トニオ（トニー、トニオズマ），ヾ（lll＞＜）シAWAKEN（犬くん），（・ω・）ノラ，( ´･ω･`)つﾇﾙﾎﾟ（ぬるくん），
（*^-^）美奈子（奈津子），(/□＼*)ｲｲ!!ルーシー（ルシ、おばさん），（-_-メ）残念，（｀□´）ねずみ，（　・∀・）名盤しゃん，(,,#ﾟﾛﾟ) 仕事人，（^^ゞ豊胸，（＾ｰ＾）プリン，( ^o^)o_彡☆あたい（姐さん），
o(^-^)o賢一（けんちゃん、害虫），(-_-)ペセドロ（ぺせくん），（￣ヘ￣＋）音楽侍（侍），３゜）流星ラム，
（~▽~；）便所仮面2号（便ちゃん），（￣曲￣）れみに感謝（れみかん），（ﾟmﾟ；）和久井伸晃（和久井），
ﾟ｡（*^▽^*）ゞフライトタイマ～，（◎×◎；）黒ねずみ（黒），ヽ（・x・）ノ信用額に遺産（に遺産），川o･∀･)y-~
8 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:03:16.24 ID:cmBuxrurO: 待ってたよー!!
9 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:03:22.81 ID:76cryc3A0: (´・ω・`)「けど、戻ってどうするつもりなのさ」

（；＾ω＾）「戻って……ここは危ないぞと呼びかける、とか？」

(´・ω・`)「あのねぇ、デンオウに住んでる人たちが、ここと同じように協力的だと思うの？」

（；＾ω＾）「……それは」

(´・ω・`)「はっきり言っておくけど、そんなのあり得ないから」

民衆にしてみれば、僕らはただの逆賊。
それも大きな力を持った危険極まりない存在だ。

そんな奴等を、快く受け入れると思うのか。
売られるのがオチだと、ショボは続ける。

けど、そのくらい僕にだってわかる、その上で言ってるんだ。
10 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:04:08.56 ID:r1uxEMXnO: なんとｗｗｗｗｗしえんｗｗｗ
11 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:04:21.13 ID:rnOPgxIPO: ずっと待ってたよ
12 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:06:55.43 ID:76cryc3A0: （　＾ω＾）「でも、僕等の顔までは知られていないお」

なら、戻ったところで、神具さえどうにか隠せば誰にも分からないはずだ。
そして弟者さんに会って話し合えば、また別の道が見えるかもしれない。
けど、何か案はあるのかと問われれば、何も言い返せない自分が居る。

相変わらず、僕は口だけだな……。

と思いつつ。

自虐的になるのはまだ後回しだ、と下がりかけた視線を上げた。

とにかく、デンオウからの使者、という存在が公表された以上、
知らぬ存ぜぬは通用しない、そして王様である弟者さんは要求を蹴ると言う。
そうなれば、武力による恫喝が始まってしまう。

何となく、本当に何となくだけど、それはとても不味い気がする。

前に起きた戦争でも、神具の存在が国を滅ぼしたとまで聞いた。
今回とて、そうならないとは限らないし、それに何より……。
13 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:11:19.52 ID:LX4bPBSxO: おー！
支援
14 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:12:07.55 ID:76cryc3A0: （；＾ω＾）（嫌な予感がするんだお）

（＾＾ω）（どんなだ？）

思えばこの世界に来てから、今まで、本当に色々な事があった。
だけど、そのあらゆる出来事に、僕は奇妙な違和感を感じている。

それに気付いたのは、ホライゾンに助けられた、アゾットを巡る戦いのあと。

始めて、本当の絶体絶命のピンチと言うのを味わって、思ったことがある。

　僕等は、生かされているんじゃないのか？　と。

誰にと聞かれれば検討もつかないし、知る術もないし、ふと思っただけだ。
だけどそうだ、本当に僕らが邪魔で殺したいのなら、いくらでも手段はある。

だと言うのに未だ僕らは誰一人欠けることなく、ここに居る。
ならそれは、手を抜かれている事に他ならないのではないのか。
15 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:12:11.55 ID:LX4bPBSxO: 絵スレ落ちてた…orz
支援
16 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:14:52.90 ID:76cryc3A0: それに各地で起こっていることも、こうして事が済んでみれば、
いい事も悪いことも含めて、まるで、誰かの決めた道しるべに沿っているような……。

そう考えると、うすら寒さを背中に感じて、怖くなる。

これを運命と言うのだろうか。
そんな言葉で片付けていいのだろうか。

だから今は無茶でも無謀でも何でもいい、とにかく自分の意思で動きたかった。

そうでもしないと、全てが……悪い方へ進んでしまう気がして。

　_,
(；ﾟ∀ﾟ)「そうは言ってもな、闇雲に動けばいいってもんじゃねえだろ」

（；＾ω＾）「でも……」

(´・ω・`)「まあ落ち着いてよブーン、不安なのはわかるけどさ」
17 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:18:53.00 ID:76cryc3A0: （；＾ω＾）「何でショボはそう冷静なんだお……」

(´・ω・`)「ちゃんと動いてるからだよ、君と違ってね」

（；＾ω＾）「…へ？」

(´・ω・`)「何もしてないから不安になるってこと」

言って、ショボは顎で後ろを向くように促し、僕は釣られて振り向く。
するとそこには、テーブルに広げた紙面とにらめっこするクーと村長さんが居た。

(´・ω・`)「それで、どう？」

川д川「うむ、恐らくじゃが……４、いや３ヶ月」

川ﾟ -ﾟ)「と言っても、それも向こうが磐石の状態になるまでだ、
　　　　　下手すればもっと早いかもしれない」

（；＾ω＾）「……どういうこと？」
18 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:21:06.70 ID:5PvzbsF40: しえーん
19 名前：あ、除夜の鐘が… ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:22:05.76 ID:76cryc3A0: (´・ω・`)「いいかい、４ヶ国もの共同戦線、なかには敵対してたとこだってある、
　　　　　　　そんなのがすぐに戦いを始めるなんて、まず無理だ」

（；＾ω＾）「まだ、時間はあると…？」

(´・ω・`)「そう、だから混乱が収まり、互いの認識、物資の調達、指令系統の調整」

(´・ω・`)「その他諸々、山積みの問題をどうにかするまでは動かないと予想される」

('A`)「つまり戦いが始まるまでの、タイムリミットか……」

(´・ω・`)「もっとも、始まったらもうゲームオーバーだけどね」

（　＾ω＾）「３ヶ月……それで、何か案はあるのかお？」

僕の問いかけに、ショボはうん、とだけ言って口ごもる。他のみんなも同様で、
どういう事だろうと見回してみても、一様に視線を落としていた。
20 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:26:51.55 ID:5PvzbsF40: シエンヌ
21 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:26:51.64 ID:76cryc3A0: / ,' 3「……有無ではなく、一つしかないじゃろうな」

（；＾ω＾）「…？」

/ ,' 3「その前に、デレ」

ζ( ー *ζ「……はい、分かってます」

/ ,' 3「……うむ」

重苦しい沈黙だけが流れる中、デレは荒巻さんと顔を合わせると、
やり場の無い言葉を押し込めるように唇をかみしめ、どこか辛そうに頷いた。

/ ,' 3「この話をする前に、おぬし等三人に話しておくことがある」

僕と、ドクオと、ショボを一通り見まわして、荒巻さんは言葉を止めた。

そのただならない空気を前に、思わず喉がなった。
22 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:29:42.20 ID:76cryc3A0: 長い間があった。静かな空間では、外の音がよく聞こえてくる。

何気ない談笑から子供の喚き声まで、様々な音。

緊張からか、全ての音は右から左へ抜けていく。

やがて、その喧騒に混ざりながらも、はっきりと。
語りかけるような、どこか優しげな声が響いた。

/ ,' 3「これから訪ねる事は、恐らくとても卑劣な行為じゃ、
　　　　答えや決断を委ねることで、せめて楽になろうとする弱さ
　　　　しかし、それをせねばならぬワシ等の偽善を、とうか許してほしい」

（；＾ω＾）「？」

(；'A`)「……どういう事ですか？」

(´-ω-`)「……」
23 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:33:56.20 ID:r1uxEMXnO: しえ
24 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:34:38.58 ID:76cryc3A0: / ,' 3「よいか」

/ ,' 3「最早この争いはどうあっても避けられぬ、時代とは川の流れと同じ物
　　　　どうあがいても、３ヵ月後には、平和の文字がこの世から消え去るじゃろう」

/ ,' 3「火種は小さくも、紐で繋がれれば燃え移るように、始まれば戦火は留まらぬ」

一度でも、脅しによって物を得れば、それは癖になる。
それは人でも国でも、おそらく同じことだろう。

神具という力と、接続という力を欲し、どちらも手にしたならば、
その時点である種の圧制のできあがりだ、そうなれば反抗分子は必ず現れる。

武力によって得た物だ、憎しみと言うものは必ずどこかで連鎖する。

そして起こるのは、止まることなく続く、戦いの日々。
25 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:38:49.97 ID:76cryc3A0: そう、僕らが居ても、居なくても。

それに、こうなると見えてくる物だってある。

まず、日陽は湖鏡の下に落ち、その湖鏡とて同国の管理者、ツンはこう言った。

ξ ⊿ )ξ（このような決着は、私の主義に反する）

破滅の剣を、貴様等が盗み出したおかげで、嫌々命令に従っていると。

しかし、あの剣は敵が勝手に落としていった物だった。
現に、それを聞くなりツンは敵対することを止めた。

…その話を鵜呑みにするならば、どうやら一枚岩では無いことが分かる。
26 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:39:30.24 ID:5PvzbsF40: 支援
27 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:41:07.74 ID:5PvzbsF40: しえん
28 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:41:21.06 ID:ht/AhGEj0: 悪いが、俺は寝るぜ！ふぅはははー！
29 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:41:47.59 ID:shYgZElo0: 支援
30 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:42:10.27 ID:3hfSz44rO: 支援
31 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:42:19.34 ID:76cryc3A0: そして神教という国は、一人の英雄と、神具を妄信する美風がある、
管理者が殺されたという事実の下、剣を持ち帰り、進呈したとすれば……。

つまり、見えてくるのは一つの中心部。

モララー、そしてそのモララーを動かしていると思われるのが、ルファウス、という国だ。

じゃあこの国が、全ての悪意の原因……？

（　＾ω＾ω）（……違和感の正体は、これか…？）

（；＾ω＾）（……どう、なんだろう）

ちなみに長々と考え事をしているようだが、瀬川との問答は脳内で行われるので、
互いの閃めきがそのまま理解できるため、時間的にはほんの数秒にも満たない。

しかしそれも無意識、果たして以前からそうなのか、僕自身も気付いていなかった。
32 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:42:25.95 ID:5PvzbsF40: しえしえ
33 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:45:20.71 ID:76cryc3A0: そうこうする間にも、荒巻さんの話は続いている。
僕は深呼吸をして、はやる心を落ち着けて、再び耳を傾けた。

/ ,' 3「できれば……そうなる前に手を打つべく動いていたが、早めただけだったかもしれん」

自虐するような言葉、優しげではあるが掠れた、年相応の声色。
そこに見えたのは悲壮感、そんな一人ごちを僕は見ているだけで、何も言えない。

救えた物は、変えられた物は、果たしてあったのだろうか。

行動の果てに振り返った時、きっと誰もが自問することだ。

/ ,' 3「今更ではあるがこれより死を覚悟せねばならぬ」

/ ,' 3「故に、これが最後じゃ」
34 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:46:23.06 ID:5tmZrlwP0: おめー久しぶりだな
35 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:48:26.44 ID:XfPQOycD0: うぉっ来てるじゃねぇか
36 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:49:35.34 ID:5PvzbsF40: 支援
37 名前：あと１０分だじぇ ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:50:31.26 ID:76cryc3A0: / ,' 3「最後に、おぬし等に問う」

荒巻さんは、口を閉ざした。
代わりに、デレが一歩、前に出た。

ζ(ﾟ、ﾟ*ζ「元の世界へ、戻りますか？」

手を前に組んで、叱られる子供のように肩を震わせていた。
ふしぎな感覚だった、心臓の音がはっきりと聞こえて、寒くもないのに体が震える。

元の世界。

平和な世界。

僕の生まれた場所、僕の居るべき場所。

何も言わずに別れてしまった家族、友達。

きっと平凡で、些細だけど幸せな日々が待っているだろう。
38 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:52:20.93 ID:5PvzbsF40: しえぬ
39 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2008/12/31(水) 23:55:05.48 ID:5PvzbsF40: しえんえん
40 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:55:52.12 ID:76cryc3A0: 気付けば揃って口にしていて、僕らはそれが当然のように顔を見合わせた。
そして、気恥ずかしい中に、嬉しさが込み上げてきて、自然と笑いあっていた。

だってそうじゃないか、そんな苦しいばかりの場所に、
大事な仲間を、どうして放っておけるものか。

僕にとっても、きっとドクオにとっても、大事なのは世界じゃない。
ただこの身近に居る、ここまで一緒に過ごしてきた、大事な人たちを守りたい。

それだけの、事なんだ。

川　- )「……ああ」

川ﾟーﾟ)「当然だとも、ドクオ」

('A`)「…うん、当然だよ、クー」

ζ(ﾟーﾟ*ζ「ブーン様……」

（　＾ω＾）「神具の追放、それが、今の僕が目指さなきゃいけない物だから」

从； ∀从「……っ」
41 名前：ぎゃあ大事なとこ飛ばした ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:56:43.20 ID:76cryc3A0: それらを天秤にかけて、片方に乗せるのは、辛くて苦しい日々。

命を賭けて、得られるのはきっと、人の憎しみくらいだろうか。

ああ馬鹿馬鹿しい、そんなの選ぶまでもない。

（　＾ω＾）「戻らないお」
( 'A`)　　　「戻れないよ」

(´・ω・`)「…上に同じく」
42 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2008/12/31(水) 23:58:55.32 ID:76cryc3A0: （　＾ω＾）「……言ったじゃないかお、ハインの夢は、僕が叶えてみせるって」

从*-∀从「ぁ、あー……そうだったねー」

ζ(ﾟーﾟ*ζ「あら、照れちゃってますね」

从；ﾟ∀从「ででで、デレちゃうわ！！」

　 _,
(　-∀ﾟ)「いいのかぁ？てめえら、きっと後悔すんぜ？」

(´・ω・`)「人生は、どの道を歩んでも必ず後悔はする物、ってのが持論なんで」

そうだ、大きさの違いはあっても、後悔は必ずする。
だから僕らに出来るのは、せめて自分の心が信じる物のために進むこと。

迷わず信じて歩いた道なら、きっと、胸を張ってふりむける。
43 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:00:51.28 ID:qYMU+dVZ0: あけたｗｗｗ年があけたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

年が明けたというのに、俺はＶＩＰで投下してるとかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

おめでとｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
44 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:01:43.23 ID:HqFvxH9l0: あけおめwwww
45 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:02:09.62 ID:vgsb+3k00: あけおめ支援だ　この野郎！！！

お前ら今年もよろちくび
46 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:02:22.21 ID:mBz9Ak1z0: あけおめ
支援
47 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:02:27.93 ID:O6lYTMgP0: あｗｗｗｗｗｗｗｗけｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗめｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
48 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:04:50.74 ID:Jlc2u/gh0: あけおめ！
49 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:05:00.63 ID:ivE7pgtDO: あけおめ！！

今年の初レスが異世界とは泣けるぜ
(良い意味で
50 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:06:07.64 ID:ybJf0ITi0: 支援
51 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:07:58.26 ID:mBz9Ak1z0: 支援
52 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:08:15.59 ID:Nty3RkM30: めでてえのおｗｗｗｗｗｗめでてえのおｗｗｗｗｗｗ
53 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:10:47.06 ID:MFeUaT3fO: あけおめ
54 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:12:23.52 ID:qYMU+dVZ0: 今は進もう、まだ何の希望が見えたわけじゃないけれど、
共に歩める仲間が居る、それだけできっと、心は強くなれる。

先ほどまで重かった空気も、それを証明するかのように軽くなっていた。

川д川「うむ！話は纏まったようじゃの！！」

浮ついた空気に当てられたのか、村長さんの元気な声が響いて。
僕らは仕切りなおすようにそちらを向いた。

(´・ω・`)「これからの事なんだけど、さっき話したとおり、もう衝突は避けられない、
　　　　　　　だから、まずすべき事は戦力を整えることだと思う」

(；'A`)「…いや、そりゃそうだけど…そんな簡単な話じゃないだろ、それ」

ドクオの言うことも最もだ、この村の人たちはやけに乗り気だけど、
圧倒的人数さである事には変わらないし、かと言って、どこかに当てがある訳でもない。

川ﾟ -ﾟ)「…いや、一つだけ、あるんだ」
55 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:13:13.50 ID:mBz9Ak1z0: しえん
56 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:13:18.21 ID:vgsb+3k00: 支援す
57 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:13:43.76 ID:qYMU+dVZ0: あｗｗｗｗマジでｗｗｗｗｗ2009年とかどんだけｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

でもねｗｗｗｗｗｗ明けたと同時にｗｗｗｗｗ書き溜めも全部開けちゃったｗｗｗｗｗｗ
ここから完全にながらだからｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗごｗｗｗｗｗめｗｗｗｗｗんｗｗｗｗｗ
58 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:14:28.38 ID:O6lYTMgP0: いつものことだしかまわんけど俺はもう寝るｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
59 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:15:31.25 ID:mBz9Ak1z0: どんだけｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
しえーん
60 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:16:11.53 ID:HqFvxH9l0: 年が明けてもかわらんのぅwwww
61 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:16:36.76 ID:qYMU+dVZ0: >>58
おやすみｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗブーン系にまみれた夢見ろよｗｗｗｗｗ
62 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:18:20.25 ID:vgsb+3k00: ｗｗなｗｗｗｗｗがｗｗｗｗｗらｗｗｗ上ｗｗｗｗｗ等ｗｗｗｗｗｗ

ｗｗｗｗ支ｗｗｗｗｗｗ援ｗｗｗｗすｗｗｗｗｗｗｗｗ
63 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:18:40.93 ID:qYMU+dVZ0: >>59-60
さーせんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

っていうか何かすごいのがきた件ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
うはｗｗｗｗｗｗｗｗ仲間がいっぱいだｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
64 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:22:16.42 ID:mBz9Ak1z0: しえしーえん
65 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:26:02.59 ID:vgsb+3k00: ホーーーーーーーーーーーーーッシュ！
66 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:27:53.10 ID:MFeUaT3fO: しえんだとうっ
67 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:31:53.46 ID:mBz9Ak1z0: 支援なのか保守なのか
68 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:34:45.59 ID:mBz9Ak1z0: 支援
69 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:35:58.24 ID:vgsb+3k00: ながらで待ちだから・・・保守？

投下中だから・・・支援？
70 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:36:10.66 ID:qYMU+dVZ0: 川ﾟ -ﾟ)「まだ、どこにも属していない国がな」

(；'A`)「つまり、そこに協力を求めるって事…？」

川ﾟ -ﾟ)「そうなる…な」

クーは目を伏せて、喉から出かけた言葉を隠すように、ため息を吐いた。
例のお触れは各地に流れているらしいから、やはりそれは難しいという事だろう。

けど、わざわざ名前を出したからには、何かあるって事ではなかろうか。

(´・ω・`)「意外と、察しがいいじゃないか」

（　＾ω＾）「そうかお？」

(´・ω・`)「まあ、僕も詳しく知ってるわけじゃないんだけどね」

その国の名は、クリームヒルト、何だか甘そうな名前だなぁ、
ふと呟くと、とんでもない、と村長さんが食って掛かってきた。
しかも凄い剣幕で、おもわず僕はその場を飛びのいてしまう。

（；＾ω＾）「え、え、何！？」

川#д川「あの国は、そんな生易しい場所ではないぞ！！」
71 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:38:15.35 ID:qYMU+dVZ0: >>69
じゃあ今のうちに新しい呼び名を考えようぜ！！
72 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:38:16.97 ID:avr92AwkO: 遅ればせながらあけおめｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ遠くで花火がｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
僕は家で支援ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
73 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:38:25.32 ID:3/giWE540: 新年早々とは、愛すべき馬鹿野郎だな
支援
74 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:38:36.65 ID:MFeUaT3fO: 支援でもあり保守でもあるんだろうが
75 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:40:33.71 ID:3gCqRFMe0: 俺のキボンに応えてくれた作者を支援
76 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:40:37.18 ID:avr92AwkO: 異世界とアルファとはなんという新年。

待ちでよくね？
77 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:41:14.32 ID:vgsb+3k00: >>72
おｋ　支保＝志穂　だ！！！
78 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:42:18.02 ID:vgsb+3k00: >>77
間違えたｗｗｗｗｗｗｗ

>>72×
>>71○
79 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 00:44:41.99 ID:qYMU+dVZ0: >>72
とある地域では、打ち上げ花火で鐘を狙い撃ち、二段式で音を鳴らす風習があってな。
>>76
気になって書き溜めに集中しづらいんだよｗｗｗｗｗｗバーローｗｗｗｗｗ
>>77
シホたんかわいいよシホたん
80 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:48:05.14 ID:vgsb+3k00: シホたん　ﾊｧﾊｧ
81 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:49:36.83 ID:mBz9Ak1z0: シホたんかわいいよシホたん

ふぅ
82 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:50:58.02 ID:HqFvxH9l0: シホたんとちゅっちゅっしたいよぅ
83 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:53:54.39 ID:vgsb+3k00: シホたんと布団に潜り込んでヌクヌクしたいお
84 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 00:57:17.55 ID:mBz9Ak1z0: シホホ
85 名前：【だん吉】【1599円】：2009/01/01(木) 00:57:19.98 ID:dBsCx+QQ0: あけおめ投下待ち
86 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:03:21.99 ID:avr92AwkO: ……………ふぅ
87 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:04:34.69 ID:HqFvxH9l0: シホたんに冷え切った体を温めてもらいたいお
88 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:10:25.75 ID:vgsb+3k00: シホ「わたし、さくしゃたんがくるのずっとまつの」
89 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:19:27.85 ID:mBz9Ak1z0: 健気なシホたんかわいいよシホたん
90 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 01:28:07.83 ID:qYMU+dVZ0: 川；д川「よいかえ！？皆もくれぐれも忘れてはならぬ！！」

川д川「クリームヒルトは、どこにも属さぬのではない、属さぬのじゃ！！」

（；＾ω＾）「……」

うん、なんか凄そうなのは、とてもよく伝わってくるんだけど。
肝心の中身がよくわからない、大事なことなので二回言うのが好きな子だな。

とか思っていると、咳払いを一つして、クーさんが口を開いた。

川ﾟ -ﾟ)「彼の国は、遠い北の地にあるんだが、明確な場所はあまり知られていない」

川ﾟ -ﾟ)「と言うのも、その国はとても他国との干渉を嫌うらしい」

外交をしない国、という事でも有名なのだが、もう一つ。
むしろ、そちらが重要な部分であるらしく、クーは間を溜めてから続けた。
91 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:28:12.02 ID:vgsb+3k00: シホたんは何歳ぐらいなんだろうか　ハァハァ
92 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 01:28:24.66 ID:qYMU+dVZ0: 川ﾟ -ﾟ)「このご時世において、何故それが許されるか、何故、放っておかれているか
　　　　　それは、クリームヒルトという国が、世界最強の武力国家だからだ」

(；'A`)「武力国家……ていうかクー、ずいぶん詳しいね」

川ﾟーﾟ)「ふふ、これでも、世界の事については日夜勉強しているんだよ」

そして、いつまでも後ろばかり見てはいられないから、と続けた。

更に詳しい話を聞けば、その国はいわゆる弱肉強食がモットーであり、
強さを追い求め、国内ですら戦いが日常という、バトルマニアだらけなのだそうだ。

かつては、野蛮な民族として、各国から蔑ろにされていたが。

やがて様々な武器や、剣術といったものが生まれるにつれて、
気付けば他国から畏れられるような、世界最大の武力大国となっていったそうだ。

……つまり、何。

え、サイヤ人とか、そんなノリですか。
93 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:28:50.66 ID:vgsb+3k00: ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!

支援す
94 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:29:16.70 ID:MFeUaT3fO: しえええん
95 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 01:34:03.70 ID:qYMU+dVZ0: >>91
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1225434673915.jpg
シホたんはきっとこんな子に違いないよ！！
96 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:34:07.32 ID:mBz9Ak1z0: しえーん
97 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:37:20.29 ID:avr92AwkO: >>95
98 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:38:47.40 ID:avr92AwkO: >>95
うおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！シホたんああああああああああああああああああああ！！！！！！！！(´ﾟωﾟ｀)
99 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:39:23.94 ID:HqFvxH9l0: シホたんかわゆすなぁ
100 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:40:46.73 ID:vgsb+3k00: >>95
ふぉーーーーーーっふ！！！！！！！１１！！！！

・・・・・・ふぅ
101 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:47:35.38 ID:ybJf0ITi0: 支援
102 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 01:57:02.25 ID:mBz9Ak1z0: シホたん
103 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:00:14.72 ID:3gCqRFMe0: 支援
104 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 02:01:19.02 ID:qYMU+dVZ0: がんばるシホたんにシホたんの差し入れと言うよくわからないシホたんかわいいよ！！
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1225434408607.jpg

やっとアルファ終わった……これで落ち着いてながらができる……。
105 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:04:06.16 ID:vgsb+3k00: >>104
シホたんの細い脚ペロペロしたいよ
シホたん　ハァハァ
106 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 02:12:36.80 ID:qYMU+dVZ0: （；＾ω＾）「……そ、そんなとこに協力を求める、と…？」

川д川「……普通の人間は、まず近寄ろうとも思わないじゃろうな」

(；'A`)「……」

そんな話を聞かされては、流石に腰が引けてしまう。
けど、クーはあくまで堂々と話を続ける。

川ﾟ -ﾟ)「だが、他に手はない」

（；＾ω＾）「お…」

何だろう、ここに来て、すごい格好よく見える。
もしかして、これがあれだろうか、王族の気品とかそんなの。

川ﾟ -ﾟ)「それに私たちも普通ではないし、この状況とて普通ではない
　　　　　いくら大国とは言え、４ヶ国を同時に相手などできない筈だ」
107 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:15:46.68 ID:fhicNac4O: 支援
108 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:16:13.84 ID:vgsb+3k00: 支援す
109 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:17:51.01 ID:mBz9Ak1z0: 支援支援
110 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 02:24:57.92 ID:qYMU+dVZ0: 川ﾟ -ﾟ)「それに、あの国の性質上、高圧的な面でくれば必ずあの同盟には反発する」

(´・ω・`)「だからこそ……そこに、僕らが取り入る隙があるかもしれない、と？」

そんな言葉を前にクーは、うむ、と頷いて、ちらりと僕等を一瞥した。

なんとなく、とても嫌な予感がした。

するとどこからか、噴出すのを堪えるような笑い声。
見ればジョルジュさんが、少年のように目を輝かせて、口の端を吊り上げていた。

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「……つまり、こういう事か？」

　 _,
(　ﾟ∀ﾟ)「その国で、暴れるだけ暴れて、こっちの力を証明すればいいと」

川；ﾟ -ﾟ)「む、いや……そう、でなくもないんだが…」
　 _,
(　ﾟ∀ﾟ)「いいじゃねえか、そいつは素晴らしい、くっ…くくく」

川；ﾟ -ﾟ)「いや、あくまで穏便に、まずはちゃんと話を」

(　ﾟ∀ﾟ)「うしゃ、決まりだな！！そうとなれば出立ちの準備だ！！」

そうして、とくに話も聞かず、ジョルジュさんは部屋を出て行った。
嬉しそうだ、すごく嬉しそうだった、ここに来て、すごく困った人だと思い知らされた。
111 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:28:23.47 ID:vgsb+3k00: ジョルジュｗｗｗ

支援す
112 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:31:38.52 ID:vgsb+3k00: いかん・・・どうやら俺は限界らしい・・・・

お前ら、後のシホたんをたの・・・む

最後のシホたん
113 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:35:59.64 ID:3gCqRFMe0: そうか、籠手が戻ったからジョルジュ無双が始まるのか
114 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:39:43.72 ID:mBz9Ak1z0: シホシホ
115 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:42:16.06 ID:HqFvxH9l0: シホーーーーー！！
116 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 02:45:01.66 ID:qYMU+dVZ0: ζ(；ー；*ζ「お兄ちゃんの……ドあほ……」

/ ,' 3「恥さらしめ」

从；ﾟ∀从「ひでえ」

そういえば、暴れるのが好きっていう意味合いでは、その国はとても似合いそうだ。
例のモララーに盗まれていた鉄篭手も取り返した事だし、早く使ってみたくて仕方ないのだろう。

けど実際、時間があまり無いのは事実だ。

どうなるかは分からないけど、行くしかないなら、時間はあるだけあった方がいいと。
僕らは再び地図とにらめっこして、航路や立ち寄れる場所、食料の確保など、
言われるがまま、出立ちの準備を進めるのだった。

……。

準備をすると言って、一人、村長の家を出たジョルジュだったが、
なぜか、村外れの山間口を目指し、真っ直ぐに歩いていた。

その目には、先までの柔らかさは無く、ただ睨むように藪の先を見つめている。
117 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:45:46.10 ID:ybJf0ITi0: 支援
118 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:45:47.42 ID:+2cI0rUz0: 異世界ktkr!!

投下遅すぎて話し覚えてねえよｗｗｗｗｗｗｗ
119 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:46:52.40 ID:mBz9Ak1z0: しえしー
120 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:50:00.85 ID:mBz9Ak1z0: シホたんシホたん
121 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 02:50:44.30 ID:3gCqRFMe0: 支援
122 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 02:58:33.33 ID:qYMU+dVZ0: その目には、先までの柔らかさは無く、ただ睨むように藪の先を見つめている。

やがて、入り口と思わしき、小さな獣道の前で立ち止まると。
辺りを伺うように見回し、風そよぐ音を掻き消すような、怒気を含んだ声をあげた。

(　ﾟ∀ﾟ)「……おい、出て来い」

沈黙の中に、微かな葉がゆれる音だけがさざめく。

　_,
(＃ﾟ∀ﾟ)「居るのはわかってんだ、モララー！！」

木々の合間を、声が反響しながら遠のいていく。

その怒声に反応するように、茂みが騒がしく揺れ動き、
壁のように覆い隠す、茂みの隙間から人が飛び出し、地に降りた。
123 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:00:06.53 ID:mBz9Ak1z0: 支援
124 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:03:19.28 ID:3gCqRFMe0: そろそろ投下終了？
125 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:04:24.20 ID:ybJf0ITi0: しえんん
126 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:05:13.84 ID:mBz9Ak1z0: シホシホ
127 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 03:09:59.36 ID:qYMU+dVZ0: http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1225434350340.jpg
シホたんは心の支えです。

とりあえず、今の目標は、初日の出を見ながら投下なので、
シホたんはとても嬉しいですが、無理はしないようご自愛してね！
128 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:13:54.13 ID:G+fqprv+O: >>127
うおおおおおおおお

ふぅ
129 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:14:31.88 ID:mBz9Ak1z0: シホたん愛してるよシホたん
130 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 03:18:35.06 ID:qYMU+dVZ0: (　メ∀・)「……目ざといね、まさか…ばれるとは、思わなかったモナ…」

男は、片目に大きな傷を負い、所々に激しい裂傷を抱えたまま、
まさに満身創痍な風貌で、眩しさに目を細めるようにジョルジュを見据えると。

放つ言葉の軽さとは裏腹に、聞き取りづらいほどの掠れ声で言葉を続けた。

(　ﾟ∀ﾟ)「……で、お前は俺に殺されに来た、でいいんだな？」

(　メ∀・)「……それも、いいかもしれない」

明らかな怒気を含んだ口調に対し、男は視線を下に落としたまま、
達観とも、諦めにも似た声色で、皮肉でも言うかのように口にした。

(　ﾟ∀ﾟ)「そうか」

言って、ジョルジュは懐から取り出した小槌を一瞬で肥大化させ、
横に軽くふりあげ、肩の下、腕部をそのままの勢いで殴りつけた。

男の喉から空気が弾けたような異音が漏れる。

軋んだ音が、割れ音に変わり、袋詰めした何かが折れる音を響かせ、
男の腕がおかしな方向に歪んだかに見えた瞬間、肉が千切れて血が撒かれた。

殴られた衝撃で、男はそのまま地面を数度、転がった。
赤く腫れた腕から、それより赤い液体が糸を引くように地へ落ちた。、
131 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:22:53.29 ID:mBz9Ak1z0: 支援
132 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:25:15.03 ID:3gCqRFMe0: ジョルジュさんけじめの時ですね
133 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 03:40:14.72 ID:qYMU+dVZ0: 男は、涎と泡を垂れ流しながら、声にならない呻き声を漏らし、
歯軋りが聞こえてきそうな程、必死に堪えている、ように見えた。

そんな無様な姿に、ジョルジュは苛立ちを隠そうともせず、怒鳴り散らす。
しかし男は目を伏せたまま、やがて、フラフラとおぼつかない足取りで立ち上がった。

(＃ ∀ )「……っ」

(＃ﾟ∀ﾟ)「何で抵抗しねえんだ！！ふざけんじゃねえぞてめえ！！」

(；メ∀・)「……ぐ」

ジョルジュが、男を殴りつけた。今度は素手、それも強化の布が巻かれていない側で。
しかしそれだけでも、相当な激痛があるのだろう、男は全身を引きつらせ膝をつく。

(＃ﾟ∀ﾟ)「無抵抗な奴なら、俺が殺せねえとでも思ってんのか？」

(　メ∀・)「……思っていない」

(＃ﾟ∀ﾟ)「じゃあ何だ！その態度は…！！」

(　メ∀・)「……」

(＃ ∀ )「だからその…！」
134 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:42:18.69 ID:mBz9Ak1z0: 支援だぁ！
135 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:47:30.14 ID:m2sELAIS0: 一日から異世界が見れるとは今年はいい年になりそうだ支援
136 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:48:07.32 ID:mBz9Ak1z0: シホたんとちゅっちゅしたいいぃぃ
137 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:49:20.91 ID:3gCqRFMe0: 支援
138 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:50:13.22 ID:+2cI0rUz0: 支援
139 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:50:18.59 ID:mBz9Ak1z0: シホシホたんたん
140 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 03:53:25.83 ID:qYMU+dVZ0: (＃ﾟ∀ﾟ)「殺してくださいって顔を止めろって言ってんだああああああああああ！！！」

(；メ∀・)「っ！！」

雄たけびと共に、ジョルジュが槌を振り上げる、次いで肥大化。
人をまるまる飲み込んでしまえる大きさのそれを、易々と後方へ振りかぶり、
自身を軸にして、半円を描く軌道をもって、地を揺らすほどの衝撃をもって叩きつける。

轟音と石つぶてが飛び交い。

地面が、クレーター状に大きく抉れて、薄くあがる煙の中には、バチ、と、
青白い発光がいくどか鳴り、ふたたび片手小槌のサイズになった獲物を握り、
ジョルジュはようやく動きを見せた標的を、横目に睨みつけた。

(＃ﾟ∀ﾟ)「へっ……どうした、死ぬのも悪くないんじゃないのか？」

(；メ∀・)「まだ……死ねない」

(　メ∀・)「……死ぬのは…あまりにも……簡単すぎる」

(＃ﾟ∀ﾟ)「なんだそりゃ、懺悔のつもりか？」
141 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 03:57:04.49 ID:qYMU+dVZ0: http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1225434395531.jpg
シホたんのかわいさは天井しらずやで・・・心が汚れた人には服が見えないらしい。

それからこれらのシホたん画像はころあい見て消すのであしからず・・・
ああ忙しい忙しい、さすが新年だぜ。
142 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:57:31.42 ID:3gCqRFMe0: いまのモララーがどっちの人格なのかそれが気になる　支援
143 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:57:45.00 ID:HqFvxH9l0: ふぅ・・・
144 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 03:59:21.87 ID:mBz9Ak1z0: しえぇえっぇーん
145 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:02:56.65 ID:RifDQgYA0: >>141
なぜかアクセスが許可されていないとでてきて見れないorz
146 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:04:31.93 ID:G+fqprv+O: >>141
青シマパンティが見える俺は清き心の持ち主ってことか
147 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:05:51.68 ID:m2sELAIS0: >>141
なんというか・・・ありがとうございます！
148 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:11:57.41 ID:mBz9Ak1z0: ああぁんシホたんかぁいいよう
149 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 04:13:40.90 ID:qYMU+dVZ0: ……。

川д川「む、地震かえ？」

(；'A`)「ていうか、今すごい音がしなかった？」

川；ﾟ -ﾟ)「……確かに」

ζ(ﾟーﾟ；ζ「……今のって…」

/ ,' 3「うむ……あの馬鹿じゃろう」

一度だけ、微震と共に、遠くから花火みたいな音がした。
だけどそれきり、その音は聞こえては来なかった。

多分、ジョルジュさんが訓練でもしてるんじゃないか。
僕らはそう結論付けて、さして気にも留めずに居た。

(´・ω・`)「……そういえば、ずっと気になってたんだけどさ」

（　＾ω＾）「お？」
150 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:14:44.57 ID:+2cI0rUz0: 支援
151 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:14:51.69 ID:mBz9Ak1z0: しえしえ
152 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:17:11.09 ID:3gCqRFMe0: 支援
153 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:18:17.72 ID:mBz9Ak1z0: シホシホ
154 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 04:18:24.00 ID:qYMU+dVZ0: (´・ω・`)「最後にモララーと戦った時、なんか変な感じがしたんだよね」

（；＾ω＾）「変な……ああ、そういえばショボ、何か言ってたっけ」

(´・ω・`)「うん、僕はてっきり神具の呪いだと思ってたんだけど……というか、
　　　　　　確かにそれっぽいのを斬ったはずなんだよね、僕」

（　＾ω＾）「呪いを、解除させた……って事かお？」

(´・ω・`)「うん…そのはずなんだけど……」

言って、ショボは顎に手を当てて、何か考えるようなポーズを取った。
しかし変な感じ、か、僕はあまり気にならなかったけど、
でも確かに、本気で殺すつもりなんだ、って言うのは感じたと思う。

(´・ω・`)「……でも、あの操られてる感じは結局消えなかったし、
　　　　　　あれは本当に、今にしてみると何だったんだろうなぁ…」

（；＾ω＾）「ふむ……それが、例のだっとだか何だかの力、とかじゃないかお？」

(´・ω・`)「そうなのかな」

（　＾ω＾）「いやわかんないけど」

(´・ω・`)「知ってる」

（　＾ω＾）「…………」
155 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:20:32.40 ID:3gCqRFMe0: 支援
156 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:21:58.46 ID:mBz9Ak1z0: しえん
157 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:22:53.82 ID:+2cI0rUz0: 合作がここでくるかｗｗｗｗｗｗ
158 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:26:43.98 ID:mBz9Ak1z0: シエンヌ
159 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:27:13.11 ID:RifDQgYA0: シホ
160 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:27:53.99 ID:mBz9Ak1z0: シッホッホ
161 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 04:28:02.05 ID:qYMU+dVZ0: http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1223746283375.jpg
シホたん（類似品）支援！
>>145
ＦＣ２様のする事は僕には理解できないよとっつぁん
162 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:29:01.67 ID:mBz9Ak1z0: ああぁぁん
163 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:32:59.85 ID:mBz9Ak1z0: しほ
164 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:36:44.11 ID:+2cI0rUz0: しほ
165 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:37:16.53 ID:mBz9Ak1z0: しほほ
166 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:43:25.25 ID:mBz9Ak1z0: シホたんとキスしたい
167 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 04:44:32.87 ID:qYMU+dVZ0: ………。

(　メ∀・)「……懺悔…そう、なるも……か」

男が、腰に備えた黒剣を抜き放ち、眼前にて低く構えを取った。
それを見て、ジョルジュは警戒を強めて槌を握りなおす。

しかし、男はいつまで経っても動こうとはしない。

ジョルジュはふと、その男と目が合ってしまう。

今にも泣き出しそうに、瞳の淀みが見えた気がした。
そして、男は何かを言いかけたように見えた。

(＃ ∀ )「……」

(＃ﾟ∀ﾟ)（これ以上くだらねえ事をほざく様なら、今度は潰す）

その弱々しい態度を前に、ジョルジュは怒りに震えた。
まるで、許しでも請うかのように見えたからだ。

しかしそんな事が赦されるわけがない、この男が今まで何をしてきたのか、
そのほとんどを目撃してきたジョルジュにとっても、最大の仇、のはずだった。
168 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 04:48:56.57 ID:qYMU+dVZ0: http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1225393092696.jpg
類似品シホ支援、正月だから、俺の５万枚を越える画像フォルダを解放……

したら洒落にならない事になるので漁る。
169 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:52:14.02 ID:Ej2ErvYV0: 見れん(´；ω；`)

しほー;;
170 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 04:58:55.94 ID:p9ZzDOwmO: 読んだ事無い作品だがしえ
171 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 05:01:14.16 ID:mBz9Ak1z0: シホたん
172 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 05:04:46.33 ID:mBz9Ak1z0: し★ほ
173 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 05:10:17.50 ID:mBz9Ak1z0: しっほしっほ
174 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 05:11:47.52 ID:m2sELAIS0: アクセス許可されなくて見れないって奴は、URLコピーしてブラウザに貼ると見れるかもしれない
知らんけどね支援
175 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 05:19:40.93 ID:mBz9Ak1z0: しほし
176 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 05:20:08.07 ID:qYMU+dVZ0: http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1181657479670.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1225434419795.jpg

やばい空腹でやばい↓
もう耳があれば何でもいいんじゃないか↓
スーパーチリトマトタイム←今ここ。
177 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 05:23:53.65 ID:uNzfKcQyO: なにこのしほたんスレ
異世界待ってたしほん
178 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 06:09:21.91 ID:RifDQgYA0: シホ
179 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 06:17:23.35 ID:m2sELAIS0: >>1さん続きを書くか画像を貼るかしてくださいおねがいしまうｓ
180 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 06:25:31.21 ID:O6lYTMgP0: まだ終わってなかったのかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
181 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 06:43:44.47 ID:O6lYTMgP0: これは・・・>>1堕つ・・・か・・・
182 名前：!otosidama：2009/01/01(木) 06:47:42.83 ID:O6lYTMgP0: てす
183 名前：!otoshidama：2009/01/01(木) 06:48:29.11 ID:O6lYTMgP0: こうか！？
184 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 06:49:12.47 ID:O6lYTMgP0: うわ・・・はずかし・・・
185 名前：【大凶】【935円】：2009/01/01(木) 06:50:30.89 ID:m2sELAIS0: !damaじゃね？
186 名前：!dana：2009/01/01(木) 06:51:22.56 ID:O6lYTMgP0: こうか！
187 名前：【374円】：2009/01/01(木) 06:52:07.48 ID:O6lYTMgP0: こうか！！
188 名前：【146000円】：2009/01/01(木) 07:08:32.16 ID:RifDQgYA0: こうだ！
189 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 08:00:32.99 ID:3gCqRFMe0: 保守
190 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 09:07:46.71 ID:m2sELAIS0: ほっほっほ
191 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 09:43:22.09 ID:avr92AwkO: ほしほ
192 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 10:11:04.67 ID:vgsb+3k00: お前ら　おはシホたんﾉｼ

作者も落ちたかｗｗｗ
193 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 10:53:27.54 ID:G+fqprv+O: あけおめシホたん
194 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 11:22:29.57 ID:BAfWqc4Z0: (_ _ ) 　おはようございます
　ヽﾉ)
　　ll

作者はお休み中か
帰ってくるまで支援しとこう
195 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 11:52:36.85 ID:BAfWqc4Z0: 帰ってこないのかな？
196 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 12:10:58.96 ID:Jlc2u/gh0: 保守？
197 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 12:12:26.09 ID:m2sELAIS0: >>1は異世界に旅立ったようです
198 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 12:38:42.87 ID:fhicNac4O: しほ
199 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:04:22.37 ID:uNzfKcQyO: しほﾀﾝ
200 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 13:17:43.50 ID:qYMU+dVZ0: 初日の出・・・見れなかったよ・・・・・
おはよう、そして最後の玉落とし。
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1220046846197.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1216212567788.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1226492722885.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1219848141516.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1219670807173.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1216477509136.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1218637709962.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1210029537101.jpg
http://blog-imgs-19.fc2.com/s/u/n/sunaoke/1218637884535.jpg

シホってのはいわば現象そのものだ、人の数だけシホがあり、シホの数だけ人が居る。
ゆえに姿だって変わっていく、それがシホなんだよ・・・
201 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:19:03.24 ID:vgsb+3k00: シホ「シホね、さくしゃたんがくるまでまつんだもん」
ttp://www2.vipper.org/vip1049017.jpg
202 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:20:11.31 ID:vgsb+3k00: と書いたとたんに来やがったｗｗｗｗ

作者おはよう
203 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:24:48.27 ID:roO9UPlpO: やっと来たか
204 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:31:43.94 ID:EDlI4jwT0: なにこのR18スレ
205 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:32:26.35 ID:m2sELAIS0: >>200
このねぼすけさんめ！
206 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:39:04.32 ID:avr92AwkO: よし！初日の入りを見ようじゃないか！！
207 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 13:41:16.60 ID:BAfWqc4Z0: 投下じゃなくてうｐスレになっとるｗ
208 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:01:38.73 ID:avr92AwkO: 書く……のか……？

一応シホ
209 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 14:15:11.44 ID:qYMU+dVZ0: 男は、そんな葛藤を知ってか知らずか、意を決するように息を吐くと、
今度は迷いなく、正面からジョルジュと向き合い、剣を下ろして構えを解いた。
そして、俯きかげんに口の端を持ち上げ、不敵に笑みを浮かべた。

(　メ∀・)「……いやー、君等があんまりアレだからさ、このままじゃ簡単に終わりそうだし、
　　　　　　だから少しだけ助言をしてあげようかな、と思って来たんだよね」

(＃ﾟ∀ﾟ)「何をわけのわかんねえ事を」

(　メ∀・)「いいから聞きなよジョルジュ」

(＃ﾟ∀ﾟ)「……」

(　メ∀・)「これは忠告だ、あの二人を…これ以上、成長させちゃいけない」

(＃ﾟ∀ﾟ)「二人……はっ、何だそりゃ、てめえがぶっ飛ばされた腹いせか？」

(　メ∀・)「どう思うのも勝手だよ、けどこれだけは覚えておくといい」

(　ﾟ∀ﾟ)「……？」

(　メ∀・)「勘違いしているようだけど、災いの杖はただの剣じゃない、あれは鍵だ」

(　メ∀・)「そして―――――」
210 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:15:16.02 ID:vgsb+3k00: シホ
ttp://www.vipper.org/vip1049067.jpg
211 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 14:15:45.64 ID:qYMU+dVZ0: 飯にいってた、今から（ｒｙ
212 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:15:49.99 ID:h7MRpiuTO: よむほ
213 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:16:32.79 ID:vgsb+3k00: なんかさ・・・俺って神がかり的にタイミングの悪い人間だよな・・・・

支援す
214 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:23:22.11 ID:BAfWqc4Z0: 支援
215 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:41:59.94 ID:T5HiWd50O: 志穂
216 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 14:57:44.94 ID:vgsb+3k00: シホ
217 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 15:17:35.72 ID:avr92AwkO: 獅補
218 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 15:32:44.76 ID:qYMU+dVZ0: ………。

それから二日後の早朝、全ての準備を整えた僕らは、
クリームヒルトという地を目指し、出発の時を迎えた。

と言っても、今居る場所のことだって相手に知られている以上、
この村を放置して、全員で行くわけにもいかないので、二手に分かれる事になった。

（　＾ω＾）「んじゃ、行って来るお」

('A`)「気をつけてな」

（　＾ω＾）「そっちこそ」

向かうのは僕とジョルジュさん、そしてハインとデレの四人。
それ以外の皆はこの地に留まって、情報収集や今後についてを検討するとか。

というわけで、挨拶もそこそこに僕らは陸船に乗り込んだ。
風が後方から吹けば、船体が揺れて、帆が大きく膨らむと車輪が軋みをあげる。
219 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 15:33:13.64 ID:qYMU+dVZ0: 徐々に加速していく景色の中、村の入り口に見えなくなるまで手を振って、
やがて僕らを乗せた船は人気のない、荒れた舗装路をひた走る。

そして山あいの暗い谷底を抜け、小川のせせらぎの上を通過して、険しい山岳を越えるころには、
すっかり時間も流れて、早いもので二度の夜を越えた、この辺りから景色が変わり始める。

遥か遠くに見える霧がかった空の向こう、大きな山が、頂上付近を白く染めていた。

ちなみにそれを眺める僕らは、というと。

（；＾ω＾）「寒い……」

ζ(ﾟ、ﾟ；ζ「でずね…」

从；ﾟ∀从「ああ゛…」

吹き抜ける冷えた風に、鼻をすすっていた。
220 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 15:35:21.66 ID:BAfWqc4Z0: おかえり
221 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 15:36:40.97 ID:qYMU+dVZ0: ちなみにデレとハインは、抱き合うように身を寄せ合っていた。
しかし寒い、流石は北の大地、なんだか久しぶりに冬ってのを感じた気がする。

(　ﾟ∀ﾟ)「動かねえから寒いんだよ、ほれ」

（　＾ω＾）「お？」

と、ジョルジュさんが僕にごっつい木の棒を投げ渡した。
ああこれは懐かしい、いつかの特訓で使っていた物だ。

見ればジョルジュさんも同じ物を手に、その先端を僕へとを向けていた。
なるほど、動けば暖まるか、その意見には賛成なので同様に構えを取りつつ、

こっちは寒いからと用意された、厚着の上着を脱ぎ捨て。

（＃＾ω＾）「いきますお！！」

(＃ﾟ∀ﾟ)「きやがれ！！」
222 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 15:38:11.53 ID:j7n5aky3O: （*＾ω＾）デレとﾁｭｯﾁｭしたいお
223 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 15:39:06.38 ID:qYMU+dVZ0: 二人、同時に床を蹴り、船から飛び降りるとすぐさま打ち合う。
横になぎ払い、打ち落とし、正面を受け止め、袈裟を流し、下方からに飛び退いた。

力は込めず、互いに相手の獲物を狙らい、中間で衝突しあう連続した攻防が、
広がる景観の中に、カンと軽快な音を響かせながら、まるで踊るように続く。

吐く息は白く、だんだんと上がっていく熱と息。

（；＾ω＾）「はぁ…はあ……こんなの続けてたら身が持たないって」

(　ﾟ∀ﾟ)「相変わらずへたれてんなぁ」

（　＾ω＾）「む、そんな事はないですお」

(＃ﾟ∀ﾟ)「そうかい！！」

（＃＾ω＾）「そうだお！！」

そして、じゃれあう様に打ち合いを続ける僕らを、
相変わらず寒そうに震えながら、二人はする事もないので眺めていた。

从；ﾟ∀从「あいつら元気だなぁ」

ζ(ﾟ、ﾟ；ζ「そそそ、そうですねね」
224 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 15:41:50.76 ID:hYcuoazEO: どうでもいいけど眉毛無いと、ジョルジュがアヒャに見える
225 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 15:46:18.46 ID:qYMU+dVZ0: 从；ﾟ∀从「デレはほんとに寒そうなのね」

ζ(；、；*ζ「寒いの苦手なんですよー」

从；ﾟ∀从「あー……そういえば、ヒルトの将は炎の接続者らしいな」

ζ(ﾟーﾟ*ζ「へ？あ、ああ、そういえば、そんな話をしてましたね」

从ﾟ∀从「こんだけ寒いと、その将の異名も変なかんじだよな」

ζ(ﾟーﾟ*ζ「紅牙…でしたっけ……」

从ﾟ∀从「それそれ、でも氷のなんちゃらって方が似合いそうだわ」

ζ(ﾟ、ﾟ*ζ「確かに、どちらかというと熱そうですもんね……どんな人なんでしょう」

从ﾟ∀从「さてねえ…管理者だって話は聞くなぁ」

ζ(-、-；ζ「悪い人じゃないといいんですけど……本当に」

从ﾟ∀从「なんだ、不安かい？」

ζ(ﾟ、ﾟ*ζ「……はい、何だか……すごく嫌な予感がするんです」
226 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 15:50:43.85 ID:vgsb+3k00: 支援す
227 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 15:57:28.84 ID:qYMU+dVZ0: ζ( 、 *ζ「向かうのが、怖いくらい……取り返しのつかない事になるんじゃないかって…」

从；ﾟ∀从「ぅおい、やめろよそういう怖いこと言うの！」

ζ( 、 *ζ「……」

デレは寒さに震えながら、自分を抱くように目を伏せた。

遠い空は雲におおわれ、段々と空気は冷たくなり、張り詰めていく。
デレの不安は、果たしてそんな緊張からくる物だったのか、
今はそれを知る術はなく、船はただ北へ向け、カラカラと車輪を回し続けるのだった。

……。

そこは緩やかな傾斜がつづく山道。

しんしんと降り積もる雪景色の中に、一組の足跡がどこまでも続いていた。
辺りは静まり返って、生き物の気配すら、雪の中に埋もれている、
だからこそ、雪が踏み固められる音が、心地よく響く。
228 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:00:42.28 ID:vgsb+3k00: 支援す
229 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:10:20.70 ID:qYMU+dVZ0: 行くのは、その場に似つかわしくない、赤い髪をなびかせた女。
雪のような肌を僅かに紅潮させ、白い吐息を残しながら、ただ歩く。

やがて、その先の景色を一望できる高台めいた場所に出ると、
女は立ち止まり、遠くにある何かを見つめたまま、切なげに目を細めた。

その姿は、白に映える赤色とは裏腹に、まるで今にも消え入りそうに儚く。

その時、どこからか声が聞こえてきた。

近くではない、ここより遠い場所から、山彦のように。
沢山の人の雄叫びと、歓声が入り混じった声。

女は一度、目を伏せ。

再び前を向いたその目に迷いは無く。
その場に背を向け、再び木々の合間に消えていった。
230 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:11:35.28 ID:avr92AwkO: 支援
231 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:14:01.02 ID:qYMU+dVZ0: 　　　　　　　　　　【次回予告】ﾈｴｰｰｶｹｰﾋｷｰﾉｰｰｱﾗｿｲｰﾊﾏｽｶｰｰﾚｰﾄﾞ
232 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:15:34.18 ID:qYMU+dVZ0: ミ；ﾟДﾟ彡「よ、予告の……ゲストを…お願いします……」

>>232
233 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:16:08.88 ID:qYMU+dVZ0: ミ；ﾟДﾟ彡「あ、素でぼけた」

>>234
234 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:16:23.47 ID:avr92AwkO: ハハッワロス
235 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:16:37.82 ID:vgsb+3k00: >>232
>>232
>>232
236 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:17:41.77 ID:avr92AwkO: ごめんね、ｇｄｇｄにしてごめんね。

安価なら(　メ∀・)
237 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:20:58.32 ID:igvXRQb3O: リアル作者
238 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:22:07.30 ID:avr92AwkO: シホたん

ハハッワロスで書いてんのか……？
239 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:23:33.55 ID:qYMU+dVZ0: 書こうと思ったけど挫折した、ダメージモラっ子でいいや
240 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:24:55.45 ID:avr92AwkO: ダメモラじゃなくてシホたんにすればよかったと後悔

支援
241 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:29:42.07 ID:vgsb+3k00: うんシホたんでいいんと思う

支援ｓ
242 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:38:37.66 ID:qYMU+dVZ0: (　メ∀・)『……さて、次回のお話は』

ミ；ﾟДﾟ彡『見た目ゾンビみたいなんだけど…』

(　メ∀・)『……ｱｰ』

ミ；ﾟДﾟ彡『……無事にたどり着いたヒルトの国は、予想外の場所だった！』

（；＾ω＾）「……平和そのものじゃないかお」

ミ,,ﾟДﾟ彡『争いなど微塵も感じない空気に、困惑するブーン達！』

(　メ∀・)『……やがて、ブーンは一人の女性と知り合うことになる』

ﾉﾊﾟーﾟ)「もし腕に自信があるなら、参加してみるといいわ」

ミ,,ﾟДﾟ彡『女の名はヒート、果たしてその正体は』

(　メ∀・)『そしてこの国の最奥にて、待ち受けるものとは』

ミ,,ﾟДﾟ彡『次回！異世界でもう一度　第２８会　「ヒルトの闘技場」　』

ミ,,ﾟДﾟ彡『読んでくれなきゃ、泣いちゃうぜ！！』

ミ；ﾟДﾟ彡『……なんかまともに予告したの久しぶりな気がする……』
243 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:39:41.97 ID:avr92AwkO: 乙ー
244 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:41:40.70 ID:qYMU+dVZ0: 支援やら乙やらありがとうございます。
ひとまず区切りという事で、長い時間シホたんお疲れ様でした。

……ところで、このままながらで次まで書き続けたら、怒られるかなぁ…。
245 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:42:24.44 ID:roO9UPlpO: よし、シホたんverで予告を書くんだ
246 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:42:47.11 ID:vgsb+3k00: 乙でした　次回も期待してるぜ

次回投下はいつ頃になりそう？
247 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:43:09.12 ID:MFeUaT3fO: 乙！

このまま書くならついていくぜ
248 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:43:51.49 ID:vgsb+3k00: うをおおおおおおおお！！！！続きｋｔｋｒ

書いてくれるなら、全力でシホするぜ！！！！
249 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:45:54.83 ID:roO9UPlpO: 書いてくれいや書いてくださいお願いします
250 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:47:01.28 ID:qYMU+dVZ0: おｋｗｗｗｗｗｗｗじゃこのまま書くｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
251 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:47:55.98 ID:MFeUaT3fO: うおおおおしほ！！
252 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:49:15.44 ID:avr92AwkO: うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗお年玉ｋｔｋｒｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
253 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:50:49.85 ID:roO9UPlpO: やったねシホちゃん！
254 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 16:51:16.25 ID:qYMU+dVZ0: とりあえず、分かりやすいように３０分毎に分けようかと思ったりするので、
次は５：３０くらいに、それまでは書き溜めタイム・・・！
255 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:52:35.08 ID:avr92AwkO: つまりそれまで俺達はシホたんと作者への愛の言葉を綴ればいいんですねわかります
256 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:53:25.65 ID:pM26zjI70: いや、保守だ
257 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:55:40.33 ID:vgsb+3k00: 把握　作者がくるまで、シホたんでお待ちください
ttp://www.vipper.org/vip1049223.jpg
258 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 16:57:21.55 ID:vgsb+3k00: >>255
シホたんへの愛の言葉は出てくるが、作者への愛の言葉が・・・・・・
259 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:02:08.01 ID:2zSQ2hiNO: まじかよw
支援
260 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:06:12.58 ID:avr92AwkO: >>258
ちょｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

電話からシホたん
ttp://kjm.kir.jp/data/1230396376703.jpg
261 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:20:08.70 ID:MFeUaT3fO: しほ
262 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:25:03.73 ID:vgsb+3k00: シホ
ttp://www2.vipper.org/vip1049242.jpg
263 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 17:32:08.90 ID:qYMU+dVZ0: ぎゃあ書けずに時間になった
264 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:34:58.48 ID:avr92AwkO: >>263
( ﾟдﾟ )

さぁ、早く作業に戻るんだ
265 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:42:30.65 ID:OV4reHss0: しほ
266 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 17:43:13.83 ID:BAfWqc4Z0: 連続投下とはありがたい
とりあえずシホ
267 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:00:09.61 ID:avr92AwkO: 一時間経過シホ
ttp://kjm.kir.jp/data/1230396137861.jpg
268 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 18:02:31.48 ID:qYMU+dVZ0: ('A`)と（　＾ω＾）は異世界でもう一度出会うようです

　　　　第２８会　「ヒルトの闘技場」

船体に布を被せて、車輪を変えて、すっかり雪道仕様になった陸船に揺られて、
一面に広がる白い世界を横目に、凍えるような寒さの中をひた進む。

せめて天気よく晴れていたなら、陽光がきらめく銀世界だったろうが、
残念ながら空は、どこまで行っても灰色の、厚い雲に覆われているので薄暗い。
しかし、地上は雪の白さによって、不思議と柔らかな明るさに包まれていた。

道中、いくどか立ち寄った集落によれば、この道を行けばヒルトへ着くらしいが、
行けども行けども、それらしき場所は見えてこない。
269 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 18:04:04.26 ID:qYMU+dVZ0: そうして、僕らはかじかんだ手を暖めながら、
刺すような寒さに、ひたすら堪えるばかり。

だったんだけど。

ずっと一人で、ゴソゴソ何かを弄っていたハインによって、
それについては、どうやら解決の兆しを見た。

从；ﾟ∀从「で、できたあーーー！！」

（；＾ω＾）「なんだお、その変な棒は？」

从ﾟ∀从「たらららったら～、ねつでんどーぱいぷ～」

ζ(ﾟーﾟ；ζ「ななな、なんですかそれれれ」

从ﾟ∀从「これはな、電気を流すとあったかくなる魔法の棒だ」
270 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 18:04:55.96 ID:qYMU+dVZ0: 今回の筋書きを考えるのに手間取った・・・
271 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:05:16.69 ID:BAfWqc4Z0: 乙！
ゆっくりやればいいさ
272 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:05:54.45 ID:roO9UPlpO: ハジマタ支援
273 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:09:11.80 ID:2zSQ2hiNO: 作者さんのﾍﾟｰｽでｲｲﾖｰ
支援
274 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:10:04.38 ID:Jlc2u/gh0: なん……だと……
275 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:10:21.84 ID:avr92AwkO: ｲｲﾝﾀﾞﾖｰ

支援
276 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:11:31.14 ID:vgsb+3k00: ｋｔｋｒ支援
277 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 18:31:08.44 ID:qYMU+dVZ0: ζ(ﾟΔﾟ*ζ「あ、暖かく！？」

从ﾟ∀从「そうだ、こうして……雷珠と繋げれば…」

　_,
(；ﾟ∀ﾟ)「っておおい！！それ俺の神具じゃねえか！！！」

見れば、確かに鉄パイプとケーブルの先には、ジョルジュさんの白い槌が見えた。

どうやら、これがヒーターの電源になっているようだ。

すると、みるみる内に赤く発光して、陽光のような暖かさを運んでくる。

そうなると、流石に寒い気持ちが勝ったのか、抗議の声もなくなって、
こぞって赤灯のまわりへ集まっては、身を寄せ合い、暖をとった。

(；ﾟ∀ﾟ)「なんつーか、複雑な気分だぜ……」
278 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 18:32:22.84 ID:qYMU+dVZ0: ζ(；ー；*ζ「ああぁ…あたたかい……」

（　＾ω＾）「あ、これの周りをさらに光物で囲うといいお」

从ﾟ∀从「なるほど、熱を反射させるわけか」

そして、充分にヒーター周りの空気が熱された所で。
僕は閃いたように、そっと手を伸ばした。

（　＾ω＾）（……接続）

あたりの風と接続して、その暖かさを巻くように、
緩やかな空気の流れを作り出してみた。

思いのほか、それは上手くいって暖かなそよ風が周囲を巻く。
休憩しながら続ければ、この程度はそこそこ長く持つだろう。

こうして、凍えによる恐怖はどうにか乗り切って。
赤ランプのような、淡い光を灯した船は、更に北を目指す。

そして進むにつれて、段々と雪量が減ってきているのに気が付いた。
ふりむけば、そこには連なる広大な山々の姿がある、
どうやら今まで、山道を進んでいたらしい、そりゃあ寒いわけだ。
279 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:34:12.41 ID:avr92AwkO: 支援
280 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:36:40.61 ID:BAfWqc4Z0: >>278
泣くほどｗｗｗｗ
281 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:37:31.02 ID:G+fqprv+O: ふう…
全くなんというけしからんスレだ
282 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 18:46:06.91 ID:vgsb+3k00: 簡易ストーブみたいな感じか

支援す
283 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 19:01:47.21 ID:avr92AwkO: ホーシー
284 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 19:20:38.22 ID:vgsb+3k00: siho
285 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 19:45:27.96 ID:avr92AwkO: シホ
286 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:08:58.62 ID:avr92AwkO: 寝落ちか？

一応しほ
287 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:10:17.82 ID:MOqzn1I+0: 支援
288 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:20:22.75 ID:O6lYTMgP0: こんばは
289 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:31:53.82 ID:vgsb+3k00: ながらで２話連続は、流石に厳しかったか・・・・

とりあえずシホ
290 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 20:41:39.78 ID:qYMU+dVZ0: ……………はっ。

ね、ねねね、寝てないです！起きてました！！
291 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:43:18.87 ID:b8COlMdg0: 何この作者かわいい
292 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:43:19.22 ID:O6lYTMgP0: 知ってるさ！
293 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:51:45.86 ID:vgsb+3k00: >>290
ｗｗｗｗｗ貴ｗｗｗｗｗｗ様ｗｗｗｗｗというｗｗｗやｗｗｗつｗｗはｗｗｗｗｗｗ

シホ
294 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:53:25.54 ID:b/BEFlGHP: いやこの作者は寝てたら報告するはずだからな
295 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 20:59:19.07 ID:avr92AwkO: 寝てないな。ずっと書き溜めていたに違いない。
今日中に投下終わるためにたくさん書き溜めていたに違いない！
296 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:00:39.61 ID:O6lYTMgP0: 僕はしんじてるよ！
297 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 21:06:44.01 ID:qYMU+dVZ0: >>1は賭けに出た、寝ている間に妖精さんがやってきて、
書き溜めをしておいてくれる事に、全てを賭けたのだ。

ああ三月精は面白いなぁ
298 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 21:08:41.36 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)志穂たんは俺の嫁
299 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:15:01.21 ID:vgsb+3k00: 　　　　　*'``・* 。
　　　　　　　　|　　　　 `*。
　　　　　　,｡∩　　　　　* 　　　もうどうにでもな～れｗｗｗｗｗ
　　　　　　+　(´･ω･`)　*｡+ﾟ
　　　　　　`*｡ヽ、　つ *ﾟ*
　　　　　　　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ
　　　　　　　☆　　 ∪~ ｡*ﾟ
　　　　　　　`・+｡*・ﾟ

>>298
保守タイムの人かｗｗｗ
300 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 21:17:36.84 ID:qYMU+dVZ0: それを証明するように、雲はボロボロの布の端くれみたいにちぢれ始めて、
隙間からは微かに差し込む光と、向こう側にある空の面影を見せた。

けど地上は相変わらず雪に覆われていて、所々にみえる岩陰の黒さと、
積もった雪の重みで、枝葉を斜めに垂れ下げた変な木々が並んでいるばかり。

（；＾ω＾）「はー……しかしこりゃすげえお」

从ﾟ∀从「だなあ」

雪自体はさして珍しくも無いが、流石にこうまで広域にわたり、
誰にも踏み荒らされていない、純白の雪景色というのは圧巻の一言。

そんな中を進み続けること、半日が過ぎた頃だろうか。
301 名前：ｽｰﾊﾟｰ志穂ﾀｲﾑ(賀正)：2009/01/01(木) 21:17:51.38 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　…ふぅ。

(　^ω^)　…もう2009年か。あけおめこ。
302 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 21:18:09.74 ID:qYMU+dVZ0: ζ(ﾟーﾟ*ζ「あ、明かりが見えますよ！」
　_,
(；ﾟ∀ﾟ)「やれやれ……やっと到着かい…」

僕らはとうとう、ヒルトの国の入り口へとやってきた。
山岳を切り取った、崖のうえにそびえ立つ、天然の要塞。

第一印象は、そんな感じ。

街と思わしき場所が、崖を隔てていくつもあって、
そこに巨大な橋がいくつもかけられ、見果てぬ先まで続いていた。

雪の白色のせいか、人が蠢く姿から、家屋の灯りまでよく見え、確かな営みが感じられた。
その内の一つの橋へとやってくると、物珍しさからか、ジロジロと道行く人に見られている。

そういえば、外交を嫌う、とか言ってなかったか。
……大丈夫なんだろうか、少し不安に駆られる。
303 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:18:25.25 ID:avr92AwkO: 支援
304 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:23:00.90 ID:b/BEFlGHP: siho
305 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:24:22.38 ID:avr92AwkO: >>301
あけおめ
ことよろ
シホたん
306 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 21:30:17.88 ID:qYMU+dVZ0: 从ﾟ∀从「いやいや、別に余所者を嫌って、見つけたら追い出すとか、
　　　　　そういう閉鎖的な意味じゃないから」

（；＾ω＾）「ならよかったお」

(　ﾟ∀ﾟ)「剣術とかも、ここが発祥の地なわけだしな」

そして、何だかんだで街中へと車輪を進めた僕らだったけど。
聞いていた話とはまるで違う、華やかな町並みに面食らっていた。

暖かそうな厚着を着た人々が行き交う道は、炎珠の明かりに照らされ。
ぼんやりとライトアップされた中を、子供から老人まで、ゆったりと流れていく。

耳をすませば、声を張り上げる物売りの威勢のいい声。

見渡せば、宿屋に食べ物、雑貨に武器まで、たくさんの看板が目に付いた。

なんというか、ここに来て、すさまじい慨視感におそわれる場所だ。

（；＾ω＾）「平和そのものじゃないかお……」

ζ(ﾟーﾟ；ζ「ですね…もっと殺伐としてるものかと」
307 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:30:59.77 ID:avr92AwkO: 支援
308 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:34:56.70 ID:b/BEFlGHP: siho
309 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 21:35:16.07 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　志穂…
310 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:44:17.16 ID:vgsb+3k00: 何かしらんが回線が切れて焦った

支援す
311 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 21:48:25.33 ID:rDvTxLAGO: (*^ω^)　母乳画像スレと搾乳画像スレでﾊｧﾊｧ
312 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:50:22.24 ID:HqFvxH9l0: 半日以上バーボンだったよ
ただいまシホたん
313 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 21:59:11.56 ID:b/BEFlGHP: シホたんﾊｧﾊｧ
314 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 22:01:19.63 ID:qYMU+dVZ0: ひとまず僕らは、あのまま移動してたら目立ってしょうがない、と。
適当な広場を見つけて、そこに陸船を隠し置き、この先は徒歩で向かう事にした。

しっかし実際に、自分の足で歩くと尚更、なんて活気あふれる場所だいと思う。

少なくとも、この光景を見せられて武力大国、と言われてもぴんと来るわけがない。
そう思っていたのだが、残る二人は「それはどうかな」とでも言いたげに含み笑った。

从ﾟ∀从「俺からしたら、何かしらの刺激があるからこそ、この活気なんだと思うね」

ζ(ﾟーﾟ；ζ「そういうものですか」

从 -∀从「ものともさ、何もなけりゃ人はただ、自堕落していくばかりだからな」

(　ﾟ∀ﾟ)「それに、連中の格好、よーく見てみ」

（；＾ω＾）「……？」

言われるままに、道行く人を凝視してみる。
もこもこの固そうなコートに、頭まで覆うフード。
特におかしな点は無い、と思いきや、腰まわりに何かが見えた。
315 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 22:01:41.04 ID:qYMU+dVZ0: （＾＾ω）（…短刀だな）

（；＾ω＾）（やっぱり…？）

（＾＾ω）（それにどいつもこいつも、何かしら武器を持っている）

それが意味するのは、この平穏な光景は、ここに敵が居ないからある物で、
もしここで一悶着あった日には、辺りの人間が一斉に牙を向けてくる、かもしれないと。

こういうのを、裏の顔とでも言うのだろうか、確かに怖いところかもしれない。
けど、活気があると言うことは、言わば人々が胸を張って生きている事だ。
それを形にした物が、あの武器という存在なのかもしれない。

（　＾ω＾）（……）

怖い場所である事は間違いないけど、それと同時に、
ここは良い国なんだな、と確信する自分が居た。

しばらく歩くと、空の暗さが増しているのに気付いた。
始めての場所にくわえて、相変わらず青空なんて見えやしないから、
どうにも、時間の感覚ってのを忘れてしまいそうだが、そろそろ夕暮れ時らしい。
316 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:02:11.56 ID:s+QuLSbt0: しええん
317 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:03:51.47 ID:HqFvxH9l0: 全力でシホたんとする！！
318 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:04:01.03 ID:avr92AwkO: 30分おきに２レス前後？

支援
319 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:04:06.34 ID:QnopJoq80: 支援す
320 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 22:06:55.32 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　志穂たあああん
321 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 22:08:42.06 ID:qYMU+dVZ0: >>318
それが俺の限界のようです
322 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:11:34.42 ID:avr92AwkO: >>320
俺の横で寝てるようだ
ttp://kjm.kir.jp/data/1230395731625.jpg

>>321
把握。ｲｲﾝﾀﾞﾖｰ
323 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:12:31.65 ID:QnopJoq80: >>321
かまわん　いくらでもまつぜ

志穂「わたしもまつー」
ttp://www3.vipper.org/vip1049525.png
324 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:12:53.46 ID:b/BEFlGHP: 志穂たぁん
325 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:27:57.55 ID:avr92AwkO: 志穂
326 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 22:31:02.13 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　志穂!志穂!志穂!志穂たぁぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっｰ!あぁああああああ!!!志穂志穂志穂ぉぅうぁわぁああああ!!!
あぁｸﾝｶｸﾝｶ!ｸﾝｶｸﾝｶ!ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ!ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!志穂たんのキラキラシルバーの髪をｸﾝｶｸﾝｶしたいお!ｸﾝｶｸﾝｶ!あぁあ!!
間違えた!ﾓﾌﾓﾌしたいお!ﾓﾌﾓﾌ!ﾓﾌﾓﾌ!髪髪ﾓﾌﾓﾌ!ｶﾘｶﾘﾓﾌﾓﾌ…きゅんきゅんきゅい!!
大晦日の志穂たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
元旦も会えて良かったね志穂たん!あぁあああああ!かわいい!志穂たん!かわいい!あっああぁああ!
画像もいっぱい嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!画像なんて現実じゃない!!!!あ…小説もｱﾆﾒもよく考えたら…
志　穂ちゃんは現実じゃない?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!志穂ぉぉおおお!!
この!ちきしょｰ!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?画面の志穂ちゃんが僕を見てる?
画面の志穂ちゃんが僕を見てるぞ!志穂ちゃんが僕を見てるぞ!スレの志穂ちゃんが僕を見てるぞ!!
ｱﾆﾒの志穂ちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたﾓﾝじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕には志穂ちゃんがいる!!やったよブーン!!ひとりでできるもん!!!
あ､ｺﾐｯｸの志穂ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあﾓﾗ様ぁあ!!ﾄﾞ､ﾄﾞｸｵｰ!!ﾊｲﾝﾘｯﾋいぃぁああああああ!!!ｱﾗﾏｷうぁあああ!!ううっうぅうう!!俺の想いよ志穂へ届け!!異世界の志穂へ届け！
327 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 22:31:12.19 ID:qYMU+dVZ0: ひとまず宿を取ろう、という事になって、適当に見つけた場所に入ると、
髭を生やした気前の良さそうな店主に案内され、寝床となる部屋へと到着。

アルコールランプが照らす部屋は、既に暖まっていて、
僕らは、ここまでの旅疲れを吐き出すように、腰を落ち着けた。
やはり船の上と違って、とても心が落ち着くというものだ。

ζ(ﾟーﾟ*ζ「あ、外また雪が降ってますよ」

从ﾟ∀从「ほんとだ」

二人は窓の前を陣取って、外の様子をしげしげと眺めている。
そして僕らは、ベッドの上で足を投げ出して、一旦の休憩。

しばらくすると、エプロンドレスを着た若い女の子が、料理を持ってきた。

　 _
(　-∀-)「宿はいい、心が洗われるようだ」

（　＾ω＾）「わかります」
328 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 22:33:56.68 ID:qYMU+dVZ0: つい数時間前までは、寒さに打ち震えていた苦労を思うと、
今はまるで楽園にでも居るかのような、そんな安らぎを覚えていた。

「きゃ、ちょ、どこ触ってるんですか！！」

その時、部屋の奥から籠もった声が黄色い聞こえてきた。
デレとハインの声だった、ちなみにその方向はいわゆるお風呂場だ。

「ほら、長旅で疲れただろうから、揉んであげようかと」

「いいです、いりませひゃあ！？あ、やだやだあ！」

「うーんいいねぇ、こんだけ大きいと、肩こるだろう？」

「だめ、放してくださ………っあ」

（　＾ω＾）「………」
　 _,
(　ﾟ∀ﾟ)「………」

聞こえてくる声に、僕らは顔も合わさず、何も言えずにいた。
反応に困るなぁこういう時って……。
329 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 22:35:27.42 ID:qYMU+dVZ0: >>328
なんだよ声が黄色い聞こえてきたって…黄色い声が聞こえて、だろ常識的に考えて…
330 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:36:13.87 ID:YuRZOWVh0: 支援
331 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 22:36:27.62 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　ハインﾊｧﾊ…

(　^ω^)　いかんいかん。志穂たんﾊｧﾊｧ
332 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:36:33.08 ID:+2cI0rUz0: 支援支援
333 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:37:44.36 ID:avr92AwkO: >>331
もちつけ
334 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:37:53.16 ID:b/BEFlGHP: 志穂ﾀﾝ！志穂ﾀﾝ！
335 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:38:13.73 ID:QnopJoq80: >>329
疲れてんだろ　ドンマイ

支援す
336 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 22:43:16.77 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　>>1たんﾊｧﾊｧ
337 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:49:38.38 ID:QnopJoq80: 知らん間にＩＤ変わっとる・・

志穂
ttp://www3.vipper.org/vip1049561.jpg
338 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:52:34.99 ID:8Yf3KGJV0: >>337
これはまとめに載る
339 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 22:54:27.70 ID:b/BEFlGHP: この志穂たんはヤバい
340 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 22:54:45.53 ID:rDvTxLAGO: >>338
(　^ω^)　しかし芸さんはガチホモのはず…！
341 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 23:00:38.65 ID:qYMU+dVZ0: 果たして、丸聞こえなのに気付いているのか居ないのか、
風呂場の声は、ますます盛り上がっていく。

しかも時折聞こえてくる卑猥な単語がまた、変な想像をさせる。

けど何が気まずいって、隣に居るのは、デレのお兄さんな訳で、
下手な冗談さえ言いづらくて、ただ沈黙が続くばかり。

と思ってたら、ジョルジュさんが何ともなしに呟き。

(　ﾟ∀ﾟ)「なあ」

（　＾ω＾）「……なんですかお？」

(　ﾟ∀ﾟ)「覗きでもすっか？」

本当にかるーく、そんな問いかけをされた、さも当然であるかのように。
くそ、さっきまでの僕の苦悩はなんだったんだ。
342 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:01:42.42 ID:igvXRQb3O: ジョルジュｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
343 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:02:40.79 ID:G+fqprv+O: >>337
こ…これは…俺のストライクゾーン直撃だぜ
344 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:02:47.69 ID:BAfWqc4Z0: やっぱりジョルジュはおっぱいキャラかｗ
345 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 23:02:49.14 ID:qYMU+dVZ0: 思わずいろいろ挙動不振になりかけたけど、平静を装いお断りしますした。

だって、実際にそういうのをしたら、なんか気まずくなりそうなので、
するしないよりも、なるべく意識しないよう、心がけているのだ。

（；＾ω＾）「……いや、止めておきますお」

(　ﾟ∀ﾟ)「不健康なやっちゃなあ、見たくねーの？」

（；＾ω＾）「そ、そりゃあまあ……男の子ですし…」

(　ﾟ∀ﾟ)「じゃあいいじゃねえか、視姦しようぜ、鼻血たらそうぜ」

（；＾ω＾）「ええい何でそんなに覗きをプッシュするんだ
　　　　　　　ていうか、よりによって妹の裸をそんなに見たいのかお？」

(　ﾟ∀ﾟ)「ばっかだな内藤おまえ、大事なのは裸を見ることじゃねーんだよ」
346 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:04:35.57 ID:avr92AwkO: 覗きは見ることが全てではない。そこに至るまでの過程もまた大事なのだ。
347 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:06:53.75 ID:QnopJoq80: このジョルジュは、よく分かってる！
そう！！覗くことに魂を燃やす　それに意味があるのだ！！！

志穂す
ttp://www.vipper.org/vip1049586.jpg
348 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:06:57.00 ID:+2cI0rUz0: >>346
なんで哲学っぽくなってるんだよｗｗｗｗｗｗｗ
349 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:09:10.16 ID:OV4reHss0: >>348
わたしは「結果」だけを求めてはいない。
「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ………
近道をした時、真実を見失うかもしれない。
やる気もしだいに失せていく。

大切なのは、『真実に向かおうとする意志』だと思っている。
向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は犯人が逃げたとしても、
いつかはたどり着くだろう？向かっているわけだからな。
…………違うかい？
350 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:10:38.70 ID:b/BEFlGHP: 何だか分からないけど感動した
351 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:10:54.00 ID:+2cI0rUz0: >>349
殉職した警官乙
352 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:11:25.53 ID:FsdILXQf0: ここは変態紳士の多いスレッヅですね
353 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:11:41.75 ID:SxzkLR0n0: >>349
フルメタふもっふの覗きの回がいい例だな
354 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:12:00.60 ID:igvXRQb3O: >>349賢たる者になってんじゃねーよ
355 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:14:21.55 ID:BAfWqc4Z0: >>349
アバッキオの同僚の殉職した警官だっけ？
356 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:15:19.96 ID:avr92AwkO: >>348
覗くという行為は見えた瞬間に終了する。その一瞬こそが覗くということだと思うだろう？

違う！違うのだよ！覗くというのは見えるか見えないかギリギリのラインを楽しむものであり！見えてしまったら終わってしまう！

中を見ることに全力を注ぎつつもそのギリギリのラインこそが最上とわかっている！しかし中を見ようとする！この葛藤こそが覗くということの本質！まさに主題とも言えることなのだよワトソン君！
357 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:16:28.15 ID:8Yf3KGJV0: >>347
これもまとめに載る
358 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:17:05.71 ID:QnopJoq80: なんで覗きについて熱く語るスレになってんだよｗｗｗｗｗ
359 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:18:12.60 ID:OV4reHss0: >>356
甘いね。
覗きがばれたあとの、恥ずかしがるあの表情、行動。
その後姿が見えなくなった後の言動
それらまで堪能できることが覗きのいいところだ。
360 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:19:55.71 ID:b/BEFlGHP: 深いな
361 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:20:34.30 ID:BAfWqc4Z0: >>359
通報されてるだろｗ
362 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:21:49.25 ID:8Yf3KGJV0: >>356の言っていることは正しいと思うけど。
363 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:28:03.33 ID:avr92AwkO: >>359
お前とは相容れないようだな。

「覗く」とは「見る」ことと似て非なるものだ。相手に見つかれば覗きは覗きでなくなるのだよ。

相手に気づかれず、普段はその薄い布きれで覆われた中身を悟られずに知ることが「覗く」ことであり、相手に気づかれた時点でそれは「見る」ということ。
更にはただの犯罪になってしまうのだよ！
バレないことこそが覗き！恥ずかしがるところを見たければ公衆の面前で服を剥げば事足りる！しかし！覗きとは！バレないからこそ覗きなのだ！
364 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:28:34.36 ID:dIODNxqw0: 俺はおっぱい見れればいいや
365 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:30:32.15 ID:avr92AwkO: ………ふぅ。

どっちにしろ犯罪だろｊｋ
366 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 23:31:00.75 ID:qYMU+dVZ0: （；＾ω＾）「…ていうと？」

(　ﾟ∀ﾟ)「覗きをしているって行為が肝心なんだよ、わかるか？」

（；＾ω＾）「いや、いまいち…」

(　ﾟ∀ﾟ)「よし、なら来い！実践をもって教えてやる！！」

（；＾ω＾）「ちょ、実践て……あ、ちょっと引っ張らないで！」

(；ﾟ∀ﾟ)「ほれ静かにしろ！ばれるだろうが！！」

こうして、僕はジョルジュさんに引き摺られるように、部屋の奥こと、
お風呂場を隔てる、木製の扉の前へとやってきた。

相変わらず騒がしい声がして、隙間からは中の明るさが漏れ出している。
ジョルジュさんは物音を立てぬよう、慎重に扉の前に張り付いた。
367 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:31:35.60 ID:b5lY4X+KO: >>364
あ、俺も
368 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:32:10.98 ID:avr92AwkO: 支援
369 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:33:01.15 ID:b/BEFlGHP: 志穂たん
370 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:33:02.47 ID:OV4reHss0: >>363
お前は何も分かっていない。
覗くことによってバレる可能性とバレない可能性がある。
結果、バレなかった場合に残るのは満足感か？違う、物足りなさだ。
犬がお預けを喰らったように、お前は美しさだけを求めているのではない。
あの薄い布の向こうに存在する秘境を求めているのだ。
バレた瞬間に見えるあの秘境、その後赤面して布で隠すが若干見えちゃってる可愛い姿。
それらさえも付いてくるのである。
371 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:33:23.74 ID:QnopJoq80: >>365
一発抜いて冷静になりやがった！！！！
（コイツ　なかなか出来るな・・・・）
ttp://www2.vipper.org/vip1049617.jpg
372 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:34:10.21 ID:igvXRQb3O: 一回抜いたあとに｢フレイ｣って呟いたらスカイフィッシュが飛んできた
373 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 23:35:01.66 ID:qYMU+dVZ0: （；　ω　）「……」

ごくり、と喉がなって、それすらも聞こえやしないかと恐怖になる。
未だかつて無いような緊張感に、心臓はやかましく早鐘をうつ。

けど、それとは裏腹に、この先に広がる空間に思いを馳せれば、
目に浮かんでくる、水をはじく玉の肌と、揺れる二つの山。
見慣れたはずの人の、普段は布地に隠された、その先にある姿。

下半身に疼きを感じて、異様なまでの興奮が、気付けば胸まで熱くさせた。

そうか、これか。

分かりましたよジョルジュさん、これが、覗くという行為なのですね。
これこそ生命の鼓動、僕らが生きている証拠そのものだ。

そう確信した瞬間、僕らは視線を交差させて、強く頷きあった。

もはや言葉は要らなかった。

男同士、真の意味でわかりあえた瞬間である。
374 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:35:13.04 ID:8Yf3KGJV0: >>371
もう自分でまとめることにする。
375 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:35:43.47 ID:+2cI0rUz0: >>371
ふぅ…
ふぅ…
ふぅ…
ふぅ…

お前らそろそろ落ち着け
376 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/01(木) 23:37:04.78 ID:qYMU+dVZ0: 僕はすばやく隣に陣取って、様子を伺った。
そして、ささっと脱衣所を経由して、欲情、否、浴場の前へ。

中の二人は、まるで気付いた素振りはない。

無邪気にはしゃぐような、他愛無い声だけが聞こえてくる。

音を決して立てぬよう、細心の注意を払いつつ、扉の取っ手に触れると、
ゆっくりと、少しずつ少しずつ、隙間をつくっていく。
ほのかに、内部の暖かさが漏れ出してくるような、ほんの湿気を感じる。

だがまだだ、これでは見えない、もう少し開ける必要がある。
気が焦り、一気に扉を引いてしまいたい衝動に駆られるが、それは堪える。

出てきたらアウトだ、あまり時間はかけられないが、かと言って焦るのは禁物だ。

この計画に、失敗は許されない。

鼓動に合わせて、自然と息が上がりそうになるが、
それすらも今は自殺行為だと、必死に気配を殺し続ける。
377 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:37:47.82 ID:QnopJoq80: >>374
おまｗｗｗｗｗｗｗｗ

支援す
378 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:38:56.10 ID:avr92AwkO: >>375
人数分ですねわかります。

次あたりの作者のレスで覗くことの本質がわかるだろうよ。
379 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:41:47.15 ID:igvXRQb3O: 覗きを語っていいのは覗いた事がある人間だけだ
380 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:43:58.41 ID:QnopJoq80: >>376
戦闘シーンより銭湯シーンの方が緊張感があるのは何故だｗｗｗ
381 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:45:33.02 ID:avr92AwkO: >>380
だれうまｗｗｗｗｗｗｗ
382 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/01(木) 23:45:38.05 ID:rDvTxLAGO: (　^ω^)　覗きは犯罪だぜ
(　^ω^)　―――なら俺は犯罪者で構わない
383 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:46:31.29 ID:b/BEFlGHP: >>380
誰が(ry
384 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:53:23.86 ID:QnopJoq80: >>382
無駄に漢気が溢れてるなｗ

志穂す
ttp://www2.vipper.org/vip1049647.jpg
385 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:53:49.74 ID:avr92AwkO: 10分で落ちたスレもあるみたいだから一応シホ
386 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/01(木) 23:55:15.85 ID:b/BEFlGHP: 志穂たん！志穂たん！
387 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:01:10.11 ID:e/JI41rYO: しほ
388 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:01:16.57 ID:RV5vaN1O0: 仮に落ちたら、作者がまたすぐに立ててくれるんかな？
389 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:01:41.30 ID:OdytG50vO: こんないい所で止めるなんて…
390 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:05:08.04 ID:RV5vaN1O0: 数レス分、書き溜めて投下だからね　気長に待つさ

志穂す
ttp://www3.vipper.org/vip1049666.jpg
391 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:05:25.78 ID:CazSaTo1O: いつの間にか２日になっとる……
392 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:07:32.55 ID:CazSaTo1O: IDにSaTo………

佐藤志穂…………………ﾌﾌ
393 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:08:47.36 ID:5ngPjoGj0: >>392
良く見てみな。
かずさと

かずさ、と何をするつもりなんだい？志穂は僕がもらっていくよ
394 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:10:29.28 ID:RV5vaN1O0: >>392
>>393
ttp://www3.vipper.org/vip1049675.jpg
395 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 00:10:39.81 ID:wJScm9b00: ttp://www.vipper.org/vip1049672.jpg
ろだめんどくさ！
396 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:14:05.26 ID:0+RSfTNSP: >>395
これは・・・っ！
397 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:14:09.13 ID:RV5vaN1O0: >>395
いやいやいやｗｗｗｗｗｗｗまずは書いてくれよｗｗｗｗｗｗｗ
398 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:15:30.86 ID:CazSaTo1O: >>395
作者ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗGJだけど書いてくれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
399 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 00:16:20.60 ID:h27WsddNO: >>395
(;^ω^)　ゴクリ…

(;^ω^)　このロリコン！いや、志穂コン！
400 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:21:59.09 ID:e/JI41rYO: しほちゃん可愛いよしほちゃん
401 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:25:28.27 ID:RV5vaN1O0: 投下終了後は作者の５万枚画像フォルダが火を噴く予感ｗｗｗ

志穂す
ttp://www2.vipper.org/vip1049701.jpg
402 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:27:17.47 ID:xOgx2BJaO: 寝落ちするに50000ペソ
403 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:29:28.42 ID:0+RSfTNSP: 寝落ちしたら寝落ちしたって知らせてくれよ？作者
404 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 00:30:09.95 ID:wJScm9b00: やがて、中の灯りがわずかに覗き見えて、動く影まで補足した。

しかしまだ中は見えない、だが、これ以上開けるのは危険なのではないか、
そんな迷いが、胸中に津波のように押し寄せて、耳鳴りすらし始める。

僕らは一度、顔を合わせた。

アイコンタクトで、出されたのはＧＯサイン。
そうだ、ここまで来たら、引き下がるわけにはいかない。
僕らは再び、戸を慎重に引くべく、姿勢を整える。

しかし、それがいけなかった。

すぐ側にあった小さな棚に体がぶつかって、その上に置かれた小瓶が２、３個倒れ、
小さいながらもよく響く、甲高い音を鳴らしてしまったのだ。

まるで、首筋にナイフを当てられたような、凍てつくような恐怖。
405 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:33:13.55 ID:Z0JU5+Dm0: 一日以上読まずに置いたのに追いついてしまった！くそう！
406 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:34:34.85 ID:RV5vaN1O0: ｗｋｔｋ支援す
407 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 00:36:18.99 ID:wJScm9b00: しまった、そんな言葉が悲鳴となって、内心を揺さぶる。

「――――っっっ！！」

しかも、瓶なので転がるは必然、カラカラと音は続き、僕らは凍りついた。
一気に血の気が引いていくのを感じ、ずしりと全身が固まって身動きも取れない。

やがて、転がった瓶が何かにぶつかって停止するまで、
息をする事さえ忘れ、その場で嫌な汗がにじみ出るのを感じながら、
あまり知りたくはないが、扉の向こうの気配に意識が向かう。

なぜか、風呂場は静まり返っていた。
408 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:37:58.29 ID:0+RSfTNSP: 何この緊張感
409 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:40:33.15 ID:CazSaTo1O: 作者の実ttおや？こんな時間に………
410 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:41:23.33 ID:RV5vaN1O0: 股間の神具も縮み上がる程の緊張感だな

支援す
411 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:47:05.06 ID:e/JI41rYO: しえ
412 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 00:48:06.96 ID:h27WsddNO: (　^ω^)　志穂たん助けて！
　 _
(；ﾟ∀ﾟ)　志穂たん助けて！
413 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:50:50.49 ID:CazSaTo1O: 無事を祈る

志穂
ttp://kjm.kir.jp/data/1230483514878.jpg
414 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 00:59:20.60 ID:e/JI41rYO: しほ
415 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:00:20.98 ID:CazSaTo1O: 覗きにこんな力入れて………
次回予告のところまでいけるのか？

志穂
416 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:01:53.97 ID:wJScm9b00: 心臓が跳ね上がって、喉から飛びでそうな程に高鳴る。

何だこの静けさは、ばれたのか、どうなんだ。

ぐるぐると思考が巡るが、あるのは圧倒的な恐怖。

今すぐ、逃げるべきだ、そうは思いつつも。

もしこの静けさが、こちらの様子を伺っているものだとしたら、
下手に動けばすぐに察知されてしまう、だからまだ動けない。

だがしかし、怪しまれているなら、じきにこっちを確認してくる。
そうなれば、どちらにせよ発見されて全ては終わりだ。

ならどうする、逃げるべきか、まだ様子を見るべきか。
417 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:02:59.91 ID:wJScm9b00: もう耐え切れないと、助けを求めるようにジョルジュさんへ視線を向けると、
僕と同じように、目を泳がせ、来るやもしれない恐怖におびえていた。

それで悟ってしまった、もう、どうしようも無いのだと。

それと、同時に。

「……なあ、いんだろ」

浴室内から反響がかった声が、はっきりと聞こえてきた。
たった一言だけなのに、ずっしりと背中に圧し掛かるような重さだ。
418 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:05:25.07 ID:RV5vaN1O0: こええええーーーーーー！！！！

しえんしえんｎ
419 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:05:48.28 ID:qyb/0fJ7O: まさか・・・・
420 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:06:55.43 ID:CazSaTo1O: ((；ﾟдﾟ))ｇｋｂｒ
421 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:07:31.25 ID:ahHaV9+DO: これは・・・
422 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:09:20.34 ID:9y4UGNTw0: 前作今読み終わった作者乙
423 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 01:09:30.46 ID:h27WsddNO: (^ω^)　志穂たん
424 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:17:53.20 ID:e/JI41rYO: しほ
425 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:25:09.72 ID:Z0JU5+Dm0: 寝たかな
426 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:25:50.39 ID:RV5vaN1O0: 志穂
ttp://www.vipper.org/vip1049814.jpg
427 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:30:51.98 ID:wJScm9b00: 終わった、これで、何もかも終わりだ。
そう思いながら、諦めと共に返事をしかけた、その時。

「え？」

「ここがいいんだろ！」

「きゃっ！？もう、またそういう事を！！」

聞こえてきたのは、水の跳ねる音と、二人の騒がしい声。

それが意味することは、たった一つしかない、あり得ない。

(　ﾟ∀ﾟ)（　ﾟωﾟ）（うおおおおおおおおおおおおおおおおおお）

なんてこったい、どうやら、まだばれて無かったんだ。

強張った体から、力がふと抜けていき、腹にたまった重たさが消えていく。
428 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:31:33.60 ID:wJScm9b00: 深く息を吸い込んで、ふと隣をみればジョルジュさんが手を胸に当てていた。
そして、死地から生きて帰ったことを喜ぶように、僕らは顔を見合わせ拳を握った。

さて、それはいいがどうするか。

折角拾った命だ、ここは退くべきでは、と理性が言う。
しかし、ここで退いていいのか、と本能が叫ぶ。

しかし、そんな迷いは数秒にも満たない内に。

「体を洗ってあげよう」

「自分でやりますーー」

「遠慮すんなって」

「してませんーー！」

聞こえてきた声によって、続行を選択した。
429 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:32:39.30 ID:wJScm9b00: どうやら先程まで湯船に浸かっていた、というのが予想される。
そして、これから身体を洗う、と言っているのだ。

つまりどういう事か、分かるはずだ。

魂が震えて、理解できるはずだ。

この一枚の扉を隔てた向こう側で、何かが僕らを呼んでいる。
最早ためらいは不要、この目は既に、裸を見るためだけにある。

ユートピアを見つけた、こんな所にあった、あったんだ！！！！！！！

（　＾ω＾）ｂ　行きましょう、ジョルジュさん！！

(　ﾟ∀ﾟ)ｂ　ああ、この命、ともに尽きるまで！！

言葉にせずとも、意思は伝わる。

それが仲間ってもんだ。
430 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:32:40.63 ID:e/JI41rYO: うっひょーしほ
431 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:34:04.95 ID:wJScm9b00: 「あ、そうだ」

ああ、僕はこの時のために、異世界へやってきたのかもしれない。
ありがとうみんな、ありがとうおっぱい、全ての愛しきものにありがとう。

僕らはもう一度顔を見合わせると、しっかりと頷き合ってから、
待ち受ける楽園へと思いを馳せ、今、扉へ手を添えて、少しずつ力を加えていく。

あんなに重く感じた扉は、今はこんなに軽い。
ほら、どんどん開いていく、隙間からほのかに湯気が漏れる。

そして充分に隙間が開いたら、そこへ顔を寄せていく。
大丈夫、ばれた様子はない、あとはただ覗くだけ。

今まで……本当に大変だった、命の危機さえ何度も味わった。

だけどこれで報われる、全ては、この時のためにあったんだって、心から思える。
432 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:34:08.74 ID:Z0JU5+Dm0: 何という無駄にシリアス
433 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 01:36:11.36 ID:wJScm9b00: 中が見えてきた。

さあ、あと数センチ。

影が見えてきた。

あとほんの少しずれれば、辿り着く。

そして、視界が開けた。

(　ﾟ∀ﾟ)「へ？」
（　＾ω＾）「え？」

いや待て、それはおかしいだろ。

何で視界が開けちゃってんの。

从ﾟ∀从「タオルがなきゃ洗えないー……………って」
434 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:36:52.35 ID:Z0JU5+Dm0: ですよねー
435 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:37:13.87 ID:CazSaTo1O: ウキョオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！！！
436 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:37:39.76 ID:RV5vaN1O0: 作者が本筋よりノリノリで書いてる気がするのは、俺のきのせいかｗｗｗ

支援す
437 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:37:50.69 ID:Z0JU5+Dm0: >>435
　　!三二';　　　　..　　　　 ....:::　　　　"';::l　　　　　／￣￣￣＼
　　l-=ﾆ彡　　　::　　　　　　　 _.-‐=､　i/ヽ　　　　 |　　| 　十　　|
　　!三彡'　　_,=-;;_-..､　　 :::',,..ﾆ-‐-､ ',~iｌ　　　　.|　　ﾚ　(｣ヽ　 |
　　 'i,;'彡　 '" __,,...二.,_::　　ｉ .ｨ''ｔ_ﾃ` li"ﾚ|　　　　 |.　　l　　、　　|
　　　,''-彡‐,_,'"､‐''ｔ_ｱ> ）‐=ヽ.__..,,　‐' .::iﾉ　　　　 |　　ﾚ　. ヽ　 |
　　　',ヽ~;"　 `　.._＿,,.. '　　:::..　　　...:: l'　　　 _ノ　　　 (⌒)　　.|
　　　ヽ`､!、　　　　　　　　　 ;;::';:.　　　 |　　　￣ヽ　　　「　　/
　　　　＼`､　　　　　.'゛ '‐- .:''＾　 '､　　!　　　　　　＼　・　.／
　　　　　　`-､　　　　'　　　　.::　__.､ i　,.'ヽ_　　　　　￣￣
.　　　　　　　　' 、　　　;''-‐‐'' ~_　'　' /　 .〉＼
　　　　　　　　　＼　　　　　''~　　 ,. '　　/ 　　'､.,,
　　　　　　　_,,...-''iﾄ、ヽ､.., ___ _,,.. '　　 , '　　　　i　゛' .､._
438 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:41:15.14 ID:6Kzb9ctX0: 初リアルタイム遭遇ktkrｗｗｗ
439 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:45:53.68 ID:CazSaTo1O: ﾍﾍｯ全くわからねえ……誰か>>437を解説してくれ……
440 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:46:20.52 ID:krvpYtRX0: ＼(＾o＾)／
441 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:50:42.48 ID:364EvYmoO: >>439

相棒右京さん
442 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 01:52:13.70 ID:CazSaTo1O: >>441
把握ｗ㌧
443 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:00:13.27 ID:e/JI41rYO: しほ
444 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 02:01:08.68 ID:wJScm9b00: 从ﾟд从「……」

ζ(ﾟーﾟ；ζ「へ？」

从；∀从「……ぃ、い、い」

　　　　　最後に見えたのは。

　　　　　目の前に突如として現れた。

　　　　　曲線美と、張りのある膨らみに実った、さくらんぼ。

「「いぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ」」
445 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 02:01:55.11 ID:wJScm9b00: ……。

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「いやーひでー目にあったなー」

（ﾒﾒﾒﾒﾒﾒ＾）「いやまったくですお」

僕らは傷だらけでベッドに横たわり、痛みをどうにか堪えながらも、
確かな信頼感と、口惜しさの中にある種の達成感を感じながら、笑いあった。

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「つーかやり過ぎだろこれ、誰だかわかんねーじゃねえか」

ζ(ﾟ- ﾟ#ζ「自業自得でしょ！！」

从；∀从（……むしろデレが怖かった…）

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「しかし、まあ、あれだな」

ζ(ﾟ、ﾟ#ζ「なによ」
446 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:02:17.97 ID:RV5vaN1O0: 誰かこの状況を絵にしてくれええええええええぃ！！！！！
447 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 02:05:15.22 ID:wJScm9b00: (ﾒﾒﾒﾒﾟ)「デレ、お前もうちょっと痩せた方がいいんじゃないか？」

その時、空気が張り詰めるのを感じた。

あまりの緊迫感に、ハインが逃げるように僕の側へ隠れた。
ビリビリと痺れが走るような、圧迫した空気が沈黙となって流れる。

ζ( ー *ζ「……うん？」

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「胸で勝ってるのはいいけどよ、それ以外は完全に負けてるじゃねえか
　　　　まあ、相手が単にやたらスタイルいいってのもあるが」

从//д从「～～～っ」

ζ( ー *ζ「……ふ」

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「ずんぐりとスレンダーじゃ……なあ？」

（ﾒﾒﾒﾒﾒﾒ＾）「すいません後生ですから僕に振らないでください」
448 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:11:16.49 ID:CazSaTo1O: イボ太郎みたいだなｗｗｗｗｗ

志穂
449 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:17:38.15 ID:RV5vaN1O0: ダメだ・・・睡魔が・・・

シホの後は頼んだ
ttp://www3.vipper.org/vip1049891.jpg
450 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:20:25.51 ID:krvpYtRX0: 支援
451 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 02:26:52.07 ID:wJScm9b00: いかん…覗き編でちょっと軽い燃え尽き症候群が
でもまだ負けるわけにはいかない…こうなったら1000まで書きとおしてや

ttp://www3.vipper.org/vip1049894.jpg　（ガチエロ注意！！）
452 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:28:33.12 ID:e/JI41rYO: 俺はついてくぜ
453 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:30:03.57 ID:CazSaTo1O: >>451
おまｗｗｗｗｗｗｗｗｗやっぱりｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ガチエロってレヴェルじゃねーぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
454 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:33:13.45 ID:krvpYtRX0: 頑張れ！
455 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:44:19.62 ID:e/JI41rYO: ついてくって言ったけどやばい限界

>>1頑張れ。超頑張れ
456 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 02:47:48.82 ID:wJScm9b00: 無理はしなくていいんだ、なあにいざとなれば自ら保守、いやシホればいいんだから
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457 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 02:50:49.94 ID:CazSaTo1O: >>456
うｐ消されるの怖くて寝れないんだけど。

異世界メインのはずなのに目的と手段が入れ替わってね？
むっちり寝たい志穂
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458 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 02:57:43.60 ID:wJScm9b00: 言いつつうｐするのかよｗｗｗ
もうしないから安心して寝るといいよ
459 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 03:06:15.98 ID:CazSaTo1O: >>458
でもやっぱり続き気になっちゃうんだぜｗｗｗｗｗｗｗｗｗ作者も無理すんなよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
気になっちゃうけど明日早いからおやすみﾉｼ
460 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 03:16:44.78 ID:CazSaTo1O: ラスシホネル
461 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 03:25:05.11 ID:hVdxs0QF0: ほし
462 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 03:49:01.85 ID:7JmDP9gTO: ほしほ
463 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 03:52:43.12 ID:wJScm9b00: 遅くてごめんね

なんか腹減って頭がまわらん
↓
そういえば、書いて、寝て起きて書いてたから、飯食ってない…
↓
とりあえず酒でも飲んでごまかそう←今ここ

体張ってるなぁ俺……
464 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 04:01:24.72 ID:IMLBwAY30: 何故か寝落ちフラグが見えるのは気のせいか
465 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 04:07:35.85 ID:q5Nyc+eQO: 奇遇だな。俺もだ
466 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 04:11:11.99 ID:wJScm9b00: ζ( ー *ζ「……うん、そうだねお兄ちゃん、私も、そう思うよ」

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「ん、ああ、そうだろ？俺も兄として言ってやらなきゃなーと思ってよ」

ζ( ー *ζ「うん、うん、そうだね」

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「って、おいデレ、そんなテーブルを持ち上げたら危ないってお前」

(ﾒﾒﾒﾒﾟ)「ちょふりかぶ」

「このクソ兄がああああああああ」

「ぎゃーーーーーーーーーー！」

（ﾒﾒﾒﾒﾒﾒ＾）「ひぃ…」

从；ﾟ∀从「ひぃ…」

そうして残されたのは、見る影もなく叩きのめされたジョルジュさんの姿。
笑い声と、悲鳴のコラボレーションは、ある意味、狂気的な美しさがあった。とか何とか。
467 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 04:11:24.57 ID:wJScm9b00: 俺も俺も
468 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 04:28:32.70 ID:wJScm9b00: ……。

翌日の早朝、僕は何となく目が覚めて、こっそりと一人、宿を抜け出した。

どうやら朝方まで降り続いた雪は、前日のできごとを隠すように降り積もり、
正に新たな一日を示すように、まっさらな世界を見せていた。

まだ少ない足跡の合間を歩けば、すでに働き始めた人々がちらほら見える。
僕はそんなまどろみの町を、特に行く当ても無いまま、適当に見て回ってみた。

ちなみに、どこもかしこも、しているのは雪かきや、雪下ろし。

お客さんがやってくる前に、店の辺りはしなきゃいけないのだろう。
大変そうだなぁ、なんてのん気に考えながら歩いてると、時折、挨拶も交わす。
それ自体はそう意外でもないが、何よりその自然さが目に付いた。

（　＾ω＾）（……剣を持ってても、誰も気にしないんだ）

思い返せば、僕らを受け入れてくれた、エッダの村の人々でさえ、
こうして剣を腰に下げていたら、少なくとも物珍しそうに観られていたんだ。
だと言うのに、それがない。改めて、ここの人々がいかに武器を見慣れているかを感じた。
469 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 04:40:04.72 ID:7FGjfsvU0: しほっし
470 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 04:55:30.51 ID:/h5IZ0dtO: 携帯からしほ
471 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 05:12:07.49 ID:qwWknfStO: 志穂☆
472 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 05:56:05.27 ID:qwWknfStO: ほしほ
473 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 05:57:57.83 ID:xT9eu2ojO: 剣を持ち歩くとかチベットかよｗｗｗ
チベットは民族浄化の為殺人が合法だから皆短剣を懐に忍ばせておいているというのを聞いたことがある

志穂
474 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 06:01:29.23 ID:OdytG50vO: しほたん
475 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 06:34:46.85 ID:qwWknfStO: しかたないから
ほしゅをする……
はっ、まさか！？
俺以外はそろそろ起きる
のかっ！？
嫁
476 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 07:40:38.11 ID:qwWknfStO: ゅしほ
477 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 07:55:48.45 ID:QQMbeMzb0: 保守
478 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 08:17:31.97 ID:RV5vaN1O0: おはしほ
479 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 08:36:50.99 ID:P8mWYvUZ0: シホちゃんとちゅっちゅっ
480 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 08:38:52.72 ID:RV5vaN1O0: 皆　寝てしまったのかｗ

志穂
481 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 08:55:46.97 ID:CazSaTo1O: 沖田志穂
482 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:06:15.62 ID:llpJOW+t0: >>475
最後投げんなｗ
483 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:17:19.57 ID:0+RSfTNSP: 志穂志穂
484 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:29:03.67 ID:CazSaTo1O: 仲田志穂……………………ﾌﾌ
485 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:34:43.62 ID:ISscLvPb0: 初めて呼んだけどこんなにえろえろだったのか。
これからまとめ呼んでくる。
486 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:34:45.48 ID:RV5vaN1O0: >>484
貴様というやつはｗｗｗｗｗｗ

ttp://www2.vipper.org/vip1050088.jpg
487 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 09:34:57.77 ID:wJScm9b00: けど、一つ気になるのは、言葉を交わした人との別れ際、
去り行く僕を見て「さんかしゃなのかね」と、口にする人が居た事だ。

（；＾ω＾）「……酸化？」

（；＾＾ω）（錆びる！？）

気にはなったけど、その台詞は僕に向けられた物ではなくて、
首をかしげながらも、早朝の雪景色をながめる作業は続いた。

しばらく大通りを進むと、道が交差する大きな広場に出た。

雰囲気からして、この区画の中心に位置するのかもしれない、
そう思いながら見渡せば、井戸端会話を勤しむ人たちの姿があった。
吐く息の白さも、４人も並べば大きく広がって、雲みたいだ。
488 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 09:35:36.58 ID:wJScm9b00: しかし気のせいか、この辺りはいい匂いがする。

と、そこでようやく、その誰もが紙コップめいた物を手にしている事に気付いた。

しかも暖かそうな湯気を膨らませている、気になって目で追っていると、
少し先に、温泉でもあるかの様に、大きな白煙をあげているところがある。

どこの家からも似たような煙は出ているが、そこのは異様なほどだ。
小さなコテージの様な場所だ、屋台か何かだろうか。
ちょっと期待しながら近寄ってみると、今も中の人が誰かにコップを渡していた。

（　＾ω＾）（売り物なんだろうか……）

（；＾＾ω）（おい、そんな物乞いみたいな目で見るなよ）

（；＾ω＾）（～～……見てないお）

（＾＾ω）（くれないかなーとか考えてたじゃないか）

（；＾ω＾）（それくらい普通でしょうに…）
489 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:35:40.08 ID:CazSaTo1O: >>486
………………………………ﾌﾌ
490 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 09:36:20.77 ID:wJScm9b00: とその時、こっちを見ながら寄ってくる、一つの人影に気が付いた。
手にはコップを二つ持ち、白の中に輝くような赤髪を揺らす女性だった。
そこまで理解する間に、僕の前までやってきたその人は、おはようと言って。

ﾉﾊﾟーﾟ)「どうぞ？」

と続けて、手にした紙コップを僕へと手渡した。
あちち、と受け取れば、湯気にまざって唐辛子のような匂いがした。

（　＾ω＾）「いいんですかお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「支給物だから気にしなくていいよ」

山菜のスープだから、大した物じゃないけど、と続けた。
一口すすれば、舌がピリッと刺激される中に独特の甘さが広がる。
ああこれは暖まりそうだと、そんな風に感じた。

一息ついた所で、ふと見れば、先の女性が微笑みを浮かべていた。
何というか、上品さを感じるような、そんな仕草だった。
491 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:38:09.79 ID:CazSaTo1O: 支援
492 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:38:34.97 ID:RV5vaN1O0: いきなり再開ｋｔｋｒ

支援す
493 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 09:39:27.17 ID:wJScm9b00: 酔ってる間はよかったんだけど、酔いがさめてきたら一瞬でした・・・
ごめんなさいとありがとう。それと志保たんの苗字は時間で変わるのか。

>>485
えろくないよぜんぜんえろくないよ、いやほんとに。
494 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:42:41.85 ID:CazSaTo1O: >>493
身体壊すなよｗｗｗ

志穂たんの苗字は、ほら、好きなコに自分の苗字当てはめてみたいなかんじで。

けけけけ決して仲田氏みたいな意味合いで仲田志穂にしたんじゃないんだからな！
495 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:47:35.24 ID:RV5vaN1O0: 『名前』
【志穂（しほ）】・概出の苗字
　　　　　　　　　　　佐藤　沖田　仲田
『年齢』
【７～１０代前半（推定）】・貼り師及び読み手の気分により変化する

『性別』
【幼女or少女】

『属性』
【妹or健気】

まとめてみた　後の編集たのむ
496 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:48:21.37 ID:RV5vaN1O0: >>493
ちゃんと寝てるか？
無理なくいこうぜ
497 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:55:01.61 ID:5jmdhjktO: シホ
498 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 09:55:13.53 ID:qwWknfStO: …ふぅ

ちょっと志穂たんとｷｬｯｷｬｳﾌﾌしてる間に開会してたーｗｗｗ
499 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 09:57:53.19 ID:wJScm9b00: 正月とはいえ、所詮はただの連休。
やってる事はＶＩＰでも、どうせ怠惰に過ごすだけなら、
こうして何かを残して生産的に過ごすのと、非生産的に過ごす事、
どちらが有意義か、なんて火を見るより明らかなんだ。と。思うんだ。よ！
500 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 10:00:48.66 ID:wJScm9b00: ﾉﾊﾟーﾟ)「あなた、旅の人？」

（　＾ω＾）「…わかりますかお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「うん、見ない服装だし……それに…」

（　＾ω＾）「…？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「あれだけ物珍しそうに、見つめてれば、ね」

（；＾ω＾）「あ…ははは……」

くすりと笑って彼女は続ける、それからちなみに、
ほれ見ろ、と言って来る声があったけど、そっちは無視しておいた。

ﾉﾊﾟーﾟ)「ここへは何しに？」

（　＾ω＾）「えと」

普通の質問なんだけど、何て答えたらいいんだろう。
やはり、この国の王様に会って、話がしたいとか、そんな感じだろうか。
とまで考えて、こんなの言える訳がないと気付いて、僕は口ごもった。
501 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 10:04:13.56 ID:CazSaTo1O: そう、彼はふらりとやってきて、突然去っていく。
気づかないこともあるけれど、確かに彼の跡はのこっている。
僕たちは彼の跡を見て、やはりこう言うのだ。

支援
502 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 10:05:17.18 ID:RV5vaN1O0: >>499
全面的に同意しよう

支援す
503 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 10:14:37.50 ID:e/JI41rYO: おきたーしほ
504 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 10:27:05.82 ID:RV5vaN1O0: 志穂
505 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 10:30:35.90 ID:CazSaTo1O: >>502
でも、俺達はいtt………いや、やめておこう。

志穂
506 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 10:37:52.67 ID:RV5vaN1O0: >>505
ああ　言いたい事はわかるぜ
確かに俺たちには何かを作り出す事も生み出す事も出来ない・・・・
でもな、作り出せる人間の礎になることは出来ると思うんだ
そう、志穂という名の礎にな　つまり、今やるべきことは・・・・・・

全力で志穂
507 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:00:33.83 ID:imgb2gIAO: 今北志穂
508 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:08:40.18 ID:5jmdhjktO: 今から7時間かけてUターン

志穂
509 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:20:44.98 ID:RV5vaN1O0: 志穂
ttp://www3.vipper.org/vip1050110.jpg
510 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:23:58.76 ID:krvpYtRX0: 支援
511 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:35:02.62 ID:imgb2gIAO: もしかして……総合落ちた？

志穂
512 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 11:36:16.11 ID:wJScm9b00: おなかがすいたらお餅も食べるよ
ていうか映画の前ふりなら、ＨＥＲＯの本編よりも例のスペシャルを放送すべきだろ……

さて書きために戻るか…

>>508
つまり７時間かけてＵターンするわけか
513 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:38:32.71 ID:6cJgykMl0: 追いついてしまった
志穂
514 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:53:58.68 ID:e/JI41rYO: ここですかさずしほ
515 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 11:59:12.74 ID:+Vvaqx+j0: おお異世界まだ続いてたのk･･･長いな
516 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 12:13:14.67 ID:6cJgykMl0: 志穂
517 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 12:29:23.22 ID:krvpYtRX0: 支援
518 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 12:31:28.11 ID:0+RSfTNSP: >>512
いや7時間かけてUターンするんじゃないかな
519 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 12:48:43.67 ID:RV5vaN1O0: >>518
いやいや７時間かけてUターンするんだって
520 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 12:59:49.31 ID:CazSaTo1O: >>519
いやいやいや７時間かけてＵターンするんだよ
521 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 13:00:40.11 ID:wJScm9b00: 観光……ってのもおかしいか、立ち寄っただけってのも変だ。
色々考えてはみるけれど、なかなか言葉が見つからない。

ﾉﾊﾟーﾟ)「もしかして、何か悪いことでも企んでるの？」

（；＾ω＾）「いやいや、決してそんな事は！」

ﾉﾊﾟーﾟ)「ふふ、そうよね…そんな感じには見えないもの」

すると迷っている僕を見かねたのか、冗談めかして彼女は言う。
しかしそんな感じって、どんな感じに見えると言うのやら。

だから物乞いだろう、と声が聞こえたけどまた無視した。

ﾉﾊﾟーﾟ)「まあ、うん、そんな無理して話す必要はないわよ」

（　＾ω＾）「すみませんお……えーと」

ﾉﾊﾟーﾟ)「あ、私はヒートよ」

（　＾ω＾）「ヒートさん、僕は内藤ホライゾンですお」
522 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 13:00:59.09 ID:wJScm9b00: そんな当たり障りのない会話から、話はそこそこ弾んで、
僕は彼女から、この国についてを色々と教わった。

中でも一番重要だったのは、まず僕らが目指すべき場所。

どうやら崖で区分けされた町の一番奥地に、王が住む城砦があるらしい。
試しに会うことは出来るのかな、とさりげなく聞いてみれば、無理ねと返された。

（　＾ω＾）（そりゃそうか）

（＾＾ω）（そりゃそうだ）

考えてみればそうだ、今までのようにコネは無いし、どうするんだろう。

何気に手詰まりである事を感じて、なんだか先行きが不安になってくる、
思わずため息が漏れそうになるのを堪えて、再び前を向きなおす。

すると、ヒートさんが伺うように僕を見ていて、はっとした。
話の勢いでつい聞いてしまったけど、流石に怪しまれてしまったらしい。
523 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:01:36.85 ID:6cJgykMl0: >>520
読解力なさすぎﾜﾛﾀ
７時間かけてＵターンするんだよ
524 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 13:01:37.41 ID:wJScm9b00: ﾉﾊﾟーﾟ)「どうして？王様に用事でもあるのかしら？」

（；＾ω＾）「いや、ちょっと気になっただけですお」

ﾉﾊﾟーﾟ)「嘘」

（；＾ω＾）「え…」

ﾉﾊﾟーﾟ)「隠さないでもいいわよ、あなたの目的、わかるから」

ギクリとした。

彼女は相変わらず微笑みを浮かべたままだけど、目が笑っていない。

しっかりと開かれた眼光は鋭く、全てを見透かすような瞳にすっかり飲まれて、
やましい事がある訳でもないのに、身じろぎも取れずに固まった。
525 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 13:03:43.09 ID:wJScm9b00: なんという音速のわるさ、まるでカタツムリだ。
これでは７時間かけてＵターンしても終わるか不安になってきた。
でも７時間かけてＵターンするって事は、７時間かけてＵターンするにも同じ事だから、
７時間かけてＵターンする限りは大丈夫ってことになるかな。
526 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:07:19.36 ID:e/JI41rYO: つまり７時間かけてＵターンすればいいんだろ？
527 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:13:16.20 ID:q5Nyc+eQO: >>526
てめー頭脳がまぬけか？
７時間かけてＵターンするんだよ！
528 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:14:33.64 ID:0+RSfTNSP: 何この７時間かけてＵターンするスレ
529 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:16:27.21 ID:RV5vaN1O0: おまえら時に落ち着け
一回まとめてみると、７時間かけてUターンするって事でいいんだろ？
530 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:20:52.42 ID:e/JI41rYO: かつてこれほど７時間かけてＵターンされたスレがあっただろうか
531 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:21:14.05 ID:CazSaTo1O: >>529
おいおい、どうやったらそんなまとめになるんだよ。
ソースはどこだ？　俺の全精力をかけてベトベトにしてやんよ。
532 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:28:18.90 ID:vaAWW6FK0: この昔風なスレの空気がいいな
533 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 13:28:51.20 ID:wJScm9b00: ここまでのスレの流れまとめ

年越し投下スレ
↓
あけおめｗｗｗｗスレ
↓
志保たんかわいいよスレ
↓
シホたんうｐスレ
↓
７時間かけてＵターンスレ←今ここ！
534 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:34:58.85 ID:CazSaTo1O: >>533
あれ？ちゃんと投下スレになってんの最初だけじゃね？
535 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:41:20.34 ID:q5Nyc+eQO: >>534
これから７時間かけてＵターン、つまり７時間かけて投下スレに戻るんだろ。
536 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:59:05.29 ID:imgb2gIAO: 保守
537 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 13:59:55.88 ID:e/JI41rYO: つまり漢なら黙ってしほ？黙るわけない！
538 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 14:11:41.86 ID:h27WsddNO: (　^ω^)　つまり志穂たんを7時間かけてうpしながらUターンすればいいんだな
539 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 14:27:04.20 ID:5DNN6AeX0: ほす
540 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 14:41:18.60 ID:5DNN6AeX0: ほす
541 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 14:53:09.75 ID:wJScm9b00: この感覚は、この押し潰されそうなプレッシャーは、どこかで感じたような。
そこでふと脳裏をよぎったのは、とある管理者と戦った時のこと。

そうだ、これではまるで、ツンの眼を見てしまった時と同じ――――。

（；＾＾ω）（おい内藤！）

（；＾ω＾）（…っ！）

ﾉﾊﾟーﾟ)「あなたも、あれに参加するつもりで来たんでしょう？」

（；＾ω＾）「……参加…？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「あら、違うのかしら？」
542 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 14:53:27.84 ID:wJScm9b00: ﾉﾊﾟーﾟ)「そんな……護身用にしては、随分な代物をぶら下げておきながら」

彼女はそう言うと手のひらを返し、僕の腰に下げられた剣を指す。

太陽が見えない今、抜けば切れ味の悪そうなボロっちい姿とは言え、
そこは神具と言うべきか、柄の部分には豪勢な金色の装飾がされてるから、
確かに目立つと言えば目立つ、しかし、それに何の関係があると言うのだろう。

ﾉﾊﾟーﾟ)「？」

困惑する僕を見つめて、くすくす、と笑う姿はある種の妖艶さを帯びていて、
もしこんな状況でなければ、きっと見惚れてしまうだろう。

だけど、そんな状況なのでそれ所ではなくて。

僕はわけもわからず、ただオウム返しに聞き返すことしか出来なかった。

ﾉﾊﾟーﾟ)「そう……その様子だと、本当に知らないのね」

（；＾ω＾）「……何の話なんだお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「いいわ、教えてあげる」
543 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 14:53:29.51 ID:krvpYtRX0: しほ
544 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 14:53:56.84 ID:wJScm9b00: いかん、音速がどんどん遅くなっている・・・
545 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 14:54:59.56 ID:0+RSfTNSP: 音・・速・・・？
546 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 14:55:07.38 ID:Qz0kjZ5Z0: ちょいちょい東方ネタ挟んでくるなこの作者は
547 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 14:58:13.99 ID:vaAWW6FK0: アクセス（笑
がんばれ
548 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 15:22:51.80 ID:CazSaTo1O: 志穂おおおおおおおおおおおおおお！！！！！！
549 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 15:31:15.32 ID:5DNN6AeX0: ほす
550 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 15:39:32.61 ID:krvpYtRX0: しほ
551 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 15:42:38.91 ID:FdGFnDtg0: おっ！！　久しぶりに生で観た
552 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 15:52:23.75 ID:5DNN6AeX0: しほたん
553 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:00:34.87 ID:q5Nyc+eQO: >>547
懐かしいな、そのネタｗｗｗ
アクセス(笑)
554 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:10:38.20 ID:vaAWW6FK0: おい異世界どこいった
アクセス（笑）
555 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 16:11:27.67 ID:wJScm9b00: >>555

「俺には夢がない、けどな、夢を守ることはできる！！――――STANDING BY

「変身！！」――――COMPLETE！

つまりそういったアクセスと言った今更な話題のことを、主に音速が遅いというのだ！
あ、ごめんなさい石を投げないで、もうすぐＨＥＲＯ終わるから・・・。
556 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:12:35.00 ID:5ngPjoGj0: >>555
安価間違ってるぞｗｗｗｗｗアクセス(笑)
557 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:17:30.74 ID:CazSaTo1O: >>555
おまｗｗｗｗｗｗｗｗｗまた自分に安価ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ岩だｗｗｗｗｗｗｗｗｗ岩持って来いｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
558 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:30:53.16 ID:5DNN6AeX0: >>557
　　　　　　_... -‐＜二＼
　　　 r‐'´,-､,..-ヘ＼―`､
　　／レ'´　´／￣`ｰ--､_ i-､
　/　r'イ /´　　　　､　　 l | ` 、
./／ｊ /　　　岩田　/i　　 H､　〉
i　K´i 　 L＿　､,｡'　ﾉ　,　`､iハj
.〉〉;;;|　　`､_ﾟ￣ﾉ`＜ ,ｨi　,　〉 i;i　ばくだんいわた　が　あらわれた！
`､;;;;;;;i ﾄ, r-=三 rｪr'´rﾉ /ﾚ' ,;ｲ　
　＼;;;､;;;`､＼＿ri_riノ／;,'-';;;　　　　
　　 `;;ﾞ-;;;;`ｰ-､,―z_彡∠j;;ノ　　
　　　 `ｰ-､;;=-=っ;;;;;;;;_ -'´
559 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:36:59.32 ID:vaAWW6FK0: 接続（笑）開始（笑）
560 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:44:58.26 ID:5DNN6AeX0: しほ
561 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:47:41.27 ID:RV5vaN1O0: なんだよこのスレｗｗｗｗ

志穂
562 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 16:52:09.01 ID:wJScm9b00: 着いてきて、彼女はそう言って背を向けた。
ひるがえった赤髪がさらりと揺れる。

そして彼女は振り返らずに、前を向いて歩き出した。

その時、どうする、と内心に呟きかける声がした。

（　＾ω＾）（……行くしか、ないと思う）

少しだけ迷ったけど、すぐにそう返事をした。

すると、それを後押しする声が聞こえてきて、僕はひとり頷き、
早くも離れはじめた彼女の背中を、駆け足で追いかけた。

……。
563 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 16:52:41.43 ID:wJScm9b00: ﾉﾊﾟーﾟ)「ほら、あれを見て」

（；＾ω＾）「……こ、これは」

迷路のような町の雑踏の中、僕は彼女の背を必死に追いかけ、
やがて、岩肌をくりぬいた階段を上り、登って、昇ってまた上り、

ようやく、辿り着いたのは、辺りを一望できる展望台だった。

ヒートさんが何かを指し示すけど、まるで耳に入ってこない、
僕はただ、この視界いっぱいに広がる、素晴らしい景色に見入られていた。

雪色に染められた絶壁の岩山。

谷底の見えない巨大な渓谷には、今も煙のような霧が漂い。

浮かぶ孤島のような町並みと、それらを繋ぐ巨大な橋。

そう、まさに言うなれば空中都市。
564 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 16:58:48.69 ID:wJScm9b00: 目に映る全てが壮大で、絵画のような幻想観を持ちながら、その鮮明さに目の奥が熱くなる。
例えれば、古代遺跡が蘇ったような、そんなロマンとファンタジーがそこにあった。

ﾉﾊﾟーﾟ)「どうしたの？」

（；＾ω＾）「……いや、眺めが、あんまり綺麗でつい…」

ﾉﾊﾟーﾟ)「そう？ありがとう、でも古びてボロボロなだけよ」

ほら、あっちこっち崩れかけてる、と言って指を向けるけど、
僕にしてみれば、それとて景観をつくる要因にしか思えなかった。

そうしてすっかりここに来た目的を忘れ、しきりに感動する僕を見て、
はにかむ様に笑うと、そろそろいいかしら、と幼子を叱るように問うた。

（；＾ω＾）「あ、はい、そうでしたお」

ﾉﾊﾟーﾟ)「あの丸い大きな砦みたいなの、わかる？」

（　＾ω＾）「…ん、あー…わかりますお」

ﾉﾊﾟーﾟ)「あそこはね、ヒルトに古くからある闘技場なの」
565 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 16:59:25.01 ID:RV5vaN1O0: 支援す
566 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 16:59:40.12 ID:wJScm9b00: それにしても流れが二転三転するスレだな
567 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:01:56.88 ID:RV5vaN1O0: >>566
ほぼ、作者のせいだと思うぞｗｗｗｗ
568 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:15:04.17 ID:OdytG50vO: しほたん
569 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:31:09.46 ID:5DNN6AeX0: しほたん
570 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:34:39.33 ID:lo98jgOgO: まだやってたのかｗ
しほたん
571 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:38:15.63 ID:RV5vaN1O0: 志穂
ttp://www3.vipper.org/vip1050368.jpg
572 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 17:42:38.98 ID:wJScm9b00: 本筋に関わる部分のながらはどうしても進みが悪いぜ・・・
573 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:52:20.67 ID:OuxFGcqp0: 久しぶりに来たが、合作まで届いたのか？
574 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 17:58:30.48 ID:q5Nyc+eQO: >>573
2、3話ほど前に。
575 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 17:59:44.67 ID:wJScm9b00: 合作は越えて、絶賛本編に利用中です。
故に、ながらでも投下できるんだよ、
ああ辻褄あわせを考えないで済むのはとても楽だよ……。

・・・まあ、遅いけどね。
576 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 18:05:59.06 ID:vaAWW6FK0: ながらとこのスレのふいんきで昔を思い出して泣いた
577 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 18:12:37.62 ID:wJScm9b00: 見えるのは、遥か遠い先、霧で霞みかけた景色の中にぼんやりと浮かぶ、
瓦礫で建てられたような風貌の、縦長ドーム状の巨大な建造物だった。

（；＾ω＾）「闘技場…？ていうと、そのままの意味で…？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「ええ、そのままの意味で」

（　＾ω＾）「今も使われてるのかお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「もちろん、今現在もトーナメントが組まれて、毎日毎日、
　　　　終わることなく、飽きずに戦い続けているのだわ……」

参加資格はとくに無く、誰でも登録すれば混ざることはできるらしい。

ルールは特になし、接続でも、どんな武器でも使用可能、
とにかく相手をＫＯするか、降参させれば勝ち、次に進める。
578 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 18:12:59.29 ID:wJScm9b00: 一応、殺しはご法度になっているが、気休め程度にしかなっておらず、
もし相手を殺した場合は、殺した奴の技量不足ということで、両者失格になるそうだ。

（　＾ω＾）「……トーナメントって事は、その先に何かあるって事、かお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「察しがいいわね、その通りよ」

この戦いは、脱落してもまた挑める為、トーナメント表はいつも満員御礼。
そのせいもあって、既に予定だけでも一ヶ月先まで組まれている。

そうして何十日にも渡る、長い闘いを制し。

勝ち抜いて、頂点を掴んだ者には、ある物が与えられる。

一つは、最強である事の証明、そしてもう一つは……。
579 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 18:14:08.19 ID:wJScm9b00: （；＾ω＾）「……もう一つは？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「…全てよ」

（；＾ω＾）「全て？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「そう、全て、富も名声も、人間でさえ、どんな事でもいい
　　　　　望むもの全てを我が物とできるの」

広がる景色の前に立ち、両手を広げて彼女は言う。
まるで、その背景にある物がそうであるかのように。

何だか大袈裟だけど、つまり……どんな願いも叶えてくれる、って事だろうか。

ﾉﾊﾟーﾟ)「もちろん、王に会って何を話すのだって出来るわ」

（；＾ω＾）「……」
580 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 18:15:15.19 ID:vaAWW6FK0: どうでもいいけどﾉﾊﾟ⊿ﾟ)の口に違和感
581 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 18:23:26.04 ID:wJScm9b00: >>580
>>225の辺りに、非常に分かり易いヒントが
582 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 18:25:01.71 ID:vaAWW6FK0: わかりやすいな
把握
583 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 18:40:10.86 ID:imgb2gIAO: 志穂
584 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 18:51:47.46 ID:RV5vaN1O0: 支援す
585 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 19:09:23.56 ID:krvpYtRX0: 支援
586 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 19:22:54.15 ID:6cJgykMl0: 志穂
587 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 19:32:24.67 ID:6cJgykMl0: 志穂
588 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 19:36:59.55 ID:h27WsddNO: (　´ω｀)　志穂たん…
589 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 19:54:09.77 ID:RV5vaN1O0: 志穂
590 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:10:06.48 ID:5jmdhjktO: 7時間かけてUターンしてきた

志穂
591 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 20:13:10.75 ID:h27WsddNO: >>590
(　^ω^)　早く7時間かけてUターンする作業に戻るんだ
592 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 20:17:17.30 ID:wJScm9b00: >>590
そうだそうだ、７時間かけてＵターンするんだ
593 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:23:43.23 ID:5jmdhjktO: よし、また7時間かけてUターンしてくる(｀･ω･´)

…ってもうしばらく車運転したくねぇｗｗｗｗ
594 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:28:41.39 ID:RV5vaN1O0: ７時間かけてＵターンした勇者が現れたと聞いて
595 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:34:42.42 ID:e/JI41rYO: うがーしほ
596 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:35:32.41 ID:wJScm9b00: やべえ俺、なんで７時間かけてＵターンスレで酉なんかつけてるんだ……恥ずかしい
597 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:38:02.21 ID:5jmdhjktO: ちょｗｗｗ
スレ読み返してたらなぜか7時間かけてUターンな流れになってたのねｗｗなんかごめん

志穂
598 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:38:20.52 ID:gJ0/IhmM0: >>596
本当だ
恥ずかしいな
599 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 20:47:02.12 ID:9y4UGNTw0: ほひ
600 名前： ◆aYo30Ks4N6 ：2009/01/02(金) 21:01:47.14 ID:wJScm9b00: 僕は息を飲んだ、もしそれが本当なら、この国の協力を得られるかもしれない。
これでも、僕らは管理者だ、普通の人間を相手に負けるとは思えない。

しかも話しを聞く限り、一対一。

僕とジョルジュさんが二人で挑めば、きっと、どちらかは勝ち残れる。

クーとショボが言っていた通りだ、この国の性質が僕らの背を押す。

進むべき道が、希望が見えてきた。

すぐに戻って伝えれば、きっとジョルジュさんも話に乗るはずだ。
高揚していく心を抑えきれず、僕は拳を握っていた。

ﾉﾊﾟーﾟ)「……挑んでみたくなったかしら？」

（　＾ω＾）「……ちょっとだけ」

ﾉﾊﾟーﾟ)「じゃあ、もう一つ教えてあげる」
601 名前： ◆aYo30Ks4N6 ：2009/01/02(金) 21:02:18.91 ID:wJScm9b00: ヒートさんは含み笑うように、唇の端を吊り上げた。
その表情はどこか満足気で、そして悪戯めいている。

ふと、嫌な予感がした。

ﾉﾊﾟーﾟ)「毎日トーナメントが行われているのに、勝ち残る人は誰も居ないの」

ﾉﾊﾟーﾟ)「どうしてだか、わかるかしら？」

（；＾ω＾）「そりゃ……あれ……言われてみれば妙な？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「それはね、ただ勝ち残って終わりじゃないからよ、むしろ、本番はそこから」

勝ち進み、トーナメントを制した者には、新たな資格が与えられる。

それは、ミッシングエースと呼ばれる、４人の選りすぐりの精鋭達と、
ヒルトに住まう全ての者達の頂点に立つ、最強の管理者、紅牙への挑戦権。
602 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:02:29.80 ID:6cJgykMl0: 志穂
603 名前： ◆aYo30Ks4N6 ：2009/01/02(金) 21:02:38.66 ID:wJScm9b00: （；＾ω＾）「４人の精鋭と、管理者に……？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「そうよ、その５人を打ち倒した者だけが、栄光を手にする事ができるの」

しかし、４人の戦士を倒すことすら困難は極まり、それに加えて管理者の存在。
故に、未だかつて、それを破りて栄誉を掴んだ者は存在しない。

（；＾ω＾）「誰も…って、言うかずっとその人らは居るのかお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「ええ、彼らはその立場に選ばれると同時に、名前と仮面を先代から受け継ぐの」

そんな彼らは現在、６代目と７代目が入り混じった状態にあるそうだ。

ちなみに変わる時というのは、先代が破られた時と、死した時。
つまり、代を乗り越える程に、彼らと言う存在は強くなってきたのだと言う。

（；＾ω＾）「……」

ﾉﾊﾟーﾟ)「それでも、腕に自信があるのなら、参加してみるといいわ」
604 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:02:58.30 ID:Z0JU5+Dm0: トリ違くね？
605 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:04:22.72 ID:llpJOW+t0: だな
ID同じだから別にかまわんが
606 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:05:37.39 ID:iwFbcoR/O: 7時間かけてUターンしほ
607 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 21:05:41.69 ID:wJScm9b00: 先程までの浮ついた気分が、一気に冷めていくのが分かる。
まあ、確かに話が旨すぎるとは思ったけど、これは確かに厄介だぞ。

４人の精鋭とやらはまだ、何とかなるとは思う、けど問題は管理者だ。

神具には大抵、何かしらの超常的能力が付加されているが、

中でも、特に厄介なのは、契約型とか呼ばれる代物だ。

そういうのは、こちらの強さ如何に関わらず、変てこな力を使ってくる。
持ち主の不死身化やら、打ち合うだけで相手を衰弱させるやらと。

僕はそれで過去、何度か痛い目にあっている。

もし、その相手もそういった能力を行使してくるとすれば、たたじゃ済まないばかりか、
同じ管理者とは言え、力押しだけが取り得の僕らでは圧倒的に不利だ。
608 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 21:06:52.93 ID:wJScm9b00: 希望が見えたかと思えたけど、やはりその道は相応に険しい。
ショボが居れば、また違ったのかなとは思えど、それは考えても仕方が無い。

不安ばかりが募る。

けど。

それを思い出した時、あの時の光景がふと頭をよぎる。
それを合図にして、波のように溢れる思い出。

これが最後だと問われて、それでも戻らないと決めた、あの離別の日。
そしてここへ来るまでに出会った人々、失ったもの、夜空の下で約束した言葉。

（　　ω　）「………」

ああ僕は、自分でも気付かない内に、少しは強くなれたみたいだ。

でもそれは、僕自身によるものではなくて、この胸の熱さが。

信じた道を歩むと決めた、そんな決意を支えられるだけの記憶が、
ここまで進んできた全ての出来事が、くじける心のつっかえ棒になる。
609 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 21:07:17.16 ID:wJScm9b00: だから、大丈夫。

ﾉﾊﾟーﾟ)「怖くなった？」

（　＾ω＾）「いや、全然ですお」

ﾉﾊﾟーﾟ)「……へえ」

（　＾ω＾）「それで、どうすればいいんですかお？」

ﾉﾊﾟーﾟ)「何がかしら？」

（　＾ω＾）「そのトーナメントへの、参加の仕方、ですお」
610 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 21:08:27.18 ID:wJScm9b00: 酉を取り違えたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
611 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:09:05.32 ID:RV5vaN1O0: 支援す
612 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:11:01.19 ID:5jmdhjktO: このうっかりさんめｗｗｗｗｗ
613 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:11:27.18 ID:RV5vaN1O0: > 酉を取り違えたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
> 酉を取り違えたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
> 酉を取り違えたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

おｗｗｗまｗｗｗｗｗｗｗえｗｗｗｗｗｗはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
614 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:13:01.59 ID:iwFbcoR/O: ﾄﾘを間違えるような作者にシホたんはやれんな
615 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:21:55.20 ID:qwWknfStO: 7時間かけてゆうたんとするスレと聞いて亜音速で歩いてきました
616 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:23:49.30 ID:Qz0kjZ5Z0: 取り違えたってやつだな
617 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:29:21.91 ID:M2rKRCo90: だれうましほたん
618 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:33:55.93 ID:51ouF72BO: しほ
619 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:35:33.98 ID:krvpYtRX0: 支援
620 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:46:23.98 ID:MixKSFN80: 志穂
621 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 21:49:01.71 ID:5DNN6AeX0: 死保
622 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:01:22.23 ID:OdytG50vO: みんながしほたんしほたん言うからそんなに有名なキャラなのかとググっちまったじゃねーか
623 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 22:05:11.62 ID:wJScm9b00: >>622
シホたんを知らないなんて…仕方ない、最初にうｐされたシホたんの勇士をば
ttp://www.vipper.org/vip1050624.jpg
624 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:08:34.62 ID:qyb/0fJ7O: シホとかいう子はそんなに可愛くないなぁ・・・
625 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:15:33.72 ID:e/JI41rYO: しほたんを詳しく知りたい奴は>>67からの流れをみればいいしほ
626 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:17:48.57 ID:nY9N4URfO: シホっていわれてぱっと思い付くの盲目の歌姫くらいしか出てこない
627 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:20:18.36 ID:Qz0kjZ5Z0: シホっていわれてぱっと思い付くの絶チルくらいしか出てこない
628 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:23:47.21 ID:6cJgykMl0: チョイSのどじっこ年上好きの俺は志穂タンよりユウタンを押さねばならない
629 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:29:09.36 ID:CazSaTo1O: シホっていわれてぱっと思い付くの妄想で想い描いた天然ドジっこ不思議系年下美少女しか出てこない
630 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:29:41.38 ID:Z0JU5+Dm0: シホっていわれてぱっと思い付くのがいない
631 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:33:16.02 ID:CazSaTo1O: 今回、まとめるの大変だろうなぁ………………ﾌﾌ
632 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:35:27.68 ID:MixKSFN80: >>631
大変だよなー
志穂とかわけわからん事言いながら、画像貼ってる馬鹿もいるしな

志穂す
ttp://www3.vipper.org/vip1050653.jpg
633 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:40:01.47 ID:q5Nyc+eQO: それでも……蛇屋の中の人と芸さんなら……！
634 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:44:16.06 ID:CazSaTo1O: >>632
うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ馬鹿一人発見ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

志穂
ttp://kjm.kir.jp/data/1230466293822.jpg
635 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 22:44:16.38 ID:h27WsddNO: (　^ω^)　志穂たんはみんなの心の中にいる。

(　^ω^)　ハート　イン　シホﾀﾝ。

(　^ω^) You copy?
636 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:47:17.50 ID:N0cvywig0: ('A`)……俺って影薄くね？
637 名前：スーパー志穂タイム(賀正)：2009/01/02(金) 22:50:07.26 ID:h27WsddNO: >>636　　　　　　　　
(　^ω^)　よう元主人公ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
(　^ω^)　しばらくは俺が活躍するからベンチ暖めとけよｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
638 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:51:22.51 ID:Z0JU5+Dm0: >>637
金玉さんこんなとこで何やってんですか
639 名前： ◆6Ugj38o7Xg ：2009/01/02(金) 22:55:48.52 ID:wJScm9b00: ハート　イン　シホﾀーﾝ

いやあしかし、ぱっと見ここが何のスレなのか分からないのが素敵すぎる

>>636
よく聞くけど、実際、今はまだドクオをあまり動かせない時期なんだよね、残ってるのは覚醒イベントくらいだし
それに、何せ今は影でクーとイチャイチャイチャイチャして書くこっちがイライラ状態だし、
でも最近、ようやくクーが一人立ちを始めたり、鍵という単語が出始めたりして、この先……？
640 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/01/02(金) 22:57:02.44 ID:MixKSFN80: なんで俺のＩＤはころころ変わるんだろ・・・

今日こそは早く寝るぞーーー作者頑張れ

最後の志穂す
ttp://www3.vipper.org/vip1050683.jpg

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('A`)と( ＾ω＾)は異世界でもう一度出会うようです

('A`)と(　＾ω＾)は異世界でもう一度出会うようです