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从゚∀从は鋼鉄の処女のようです

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:04:15.11 ID:3Dx/rRi+0
代理

2 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:10:48.64 ID:ICJSZBU7O
>>1乙!

まとめサイト(ブーン芸さん)
http://boonsoldier.web.fc2.com/maiden.htm

↓初北産業↓
サイバーパンク
オムニバス
ラブストーリー(笑)

今日と明日と二連続で投下する。
それがオレからのクリスマスプレゼントだ!

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:12:48.90 ID:pIBBaBVQO
从 ゚∀从←なんでこんな風にスペース入れないの?

4 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:12:55.99 ID:ICJSZBU7O
〜track-δ〜

━━薄暗い装甲車内を、モニタから漏れる緑色の光がうっすらと照らしていた。

ピゞ゚)「第一小隊、ポイント・アキームに到着。第三、第四小隊もポイント・ドミトリーに到着した模様」

没入(ジャックイン)し、モニタと向き合っていたオペレーターがヘッドギアを被ったままに報告する。
それに頷きを返し脳核回線をオープンにすると、私は前線で待機する彼らに繋ぐ。

ノ从パ-ナル「各自、準備はいいか?」

『『『ヤー』』』

回線越しに、現場の同士達が応答する静かな声が聞こえた。

ノ从パ-ナル「キリル一等兵、アーマーギアの感度はどうだ?」

(+νΦ)『良好であります軍曹。これだけの装備があれば、この街にカラフトを再現出来ますよ』

ノ从パーナル「そう逸るな。あくまで今回は代理戦争だ。ニーソク一帯の公僕共は抑えているとはいえ、ロイヤルハント共を呼び込む訳にはいかん」

不適な笑みを浮かべる同士との通信を終えると、私はダイオードへと個人回線を開く。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:13:08.52 ID:Ho9uk+1VO
だから微妙に間が空いていたのか
よろしい、ならば支援だ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:14:33.44 ID:uLJh6Uue0
せいん

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:14:38.64 ID:tMAYM0meO
待っていたぞ!

8 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:15:42.76 ID:ICJSZBU7O
ノ从パ-ナル「伍長、そちらの首尾はどうだ?」

/ ゚、。 /『全兵員の配置は完了しました。合図があれば直ぐにでも始められます』

ノ从パーナル「宜しい。間もなく開戦となる。久方ぶりの戦争だ。心行くまで楽しめ」

網膜に映し出されたダイオードは、小さく頷くと勿体ぶるようにして口を開いた。

/ ゚、。 /『軍曹。今回の作戦ですが、本当にニーソクのみでの展開となるのでありますか?』

ノ从パ-ナル「…それはどういう意味だ?」

/ ゚、。 /『ニーソクの外周に、企業警察達が待機しております。ワタナベグループの者達でしょう』

ノ从パ-ナル「問題ない。既にニーソクの政府警察達には“飴玉”を与えてある。ワタナベグループも所詮は政府の飼い犬だ。
ニーソク外に飛び火しない限り、手は出してこんだろう」

/ ゚、。 /『……もしもの場合は…』

ノ从パ-ナル「その時は遠慮はいらん。ミディアムでもウェルダンでも、好きな具合に焼いて差し上げろ。我々の目の前に立って居られる者は、我々以外には居ない」

/ ゚、。 /『ヤー』

9 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:16:52.57 ID:ICJSZBU7O
軍用コートの前を開け、私は葉巻を取り出しくわえる。

ノ从パーナルy━~「むしろ、奴らが出て来てくれた方が我々としては面白い。今回は狐狩り並みに退屈な作戦になるだろうからな」

/ ゚、。 /『……軍曹、やはり今回の作戦は…』

ノ从パ-ナルy━~「案ずるな、伍長。あくまで今回のは前哨戦だ。基盤が無いままに奴らとチェスをするほど、私も愚かでは無い」

/ ゚、。 /『心得ております』

ノ从パーナルy━~「お楽しみは後に取っておくものだ。そうだろう、伍長?」

/ ゚、。 /『肯定であります』

ノ从パーナルy━~「我々がこの街に根を張った暁には、いずれ奴らと必ずジルバを踊る日が来る。それが私には楽しみで仕方ない」

/ ゚、。 /『……』

左手の義腕を見詰める。50余年も前に作られたアンティークの義腕に刻まれた憎悪は、決して忘れられるものではない。

ノ从パ-ナルy━~「この体は高くついた。お前の義体もな。奴らには、そのツケをしっかりと払って貰わねばならない」

/ ゚、。 /『……』

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:17:24.67 ID:MNHIDYX/0
支援だ!!

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:17:29.72 ID:tFVyMPKP0
よりによってクリスマスかよっ!

12 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:18:39.95 ID:ICJSZBU7O
ダイオードの瞳に、硬質な憎悪の光がさした。おそらく私も、彼と似たような表情を浮かべているのだろう。

私は再びオープン回線にすると、全ての同士達に向けて通達する。

ノ从パ-ナルy━~「全兵員に告ぐ。我々はこれより、状況を開始する。目標はオオカミ構成員共の掃討。障害となるものは全て叩き潰せ」

ノ从パーナルy━~「ツンドラの地で磨かれた諸君らの氷の意志、黄色猿共に見せつけてやれ!」

『『『Wohhhhhh!!!』』』

夜が明けた。

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:19:40.45 ID:MNHIDYX/0
クリスマスイブに投下する作者愛してる!!

14 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:20:17.68 ID:ICJSZBU7O
 ※ ※ ※ ※

━━朝靄立ち込めるニーソクのストリート。
眠らない街などという俗称に反して、ストリートを歩く者は誰もいない。

(,,゚Д゚)「妙だな……静か過ぎる」

嫌な予感がする。
この街の住人は、血の臭いに敏感だ。
地震を前にしたネズミ達が逃げ出すように。
何か、「よからぬ事」がこの街で起ころうとしているのだ。

(,,゚Д゚)「兄貴……」

トレンチコートを翻し、足を早める。

昨日の夜中からこっち、オレは一つの予感めいた何かに突き動かされるようにして彼らを捜していた。
ストリートを駆け、オオカミの仮の事務所に出向き、兄貴の携帯ターミナルにコールをいれ続けていた。

しかしその行方は依然として掴めず、狼達の影は追い掛ける側からオレの手をすり抜けていく。

焦燥感と予感。そして漠然とした不安。

この感じは、以前にも経験している。

八年前。あの、クリスマスの前夜。オヤジの最後に見せた背中と、二日前の兄貴の背中がオーバーラップして。

15 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:23:16.42 ID:ICJSZBU7O
(,,゚Д゚)「間に合って…くれ……」

不安を振り切るよう人工筋肉の稼働率を上げ、路地を駆け抜ける。

猥雑な小路に入り、オオカミの事務所を目指して幾つかの通りを跨いだ時だった。

轟音。

(,;゚Д゚)「!?」

朝の澄んだ大気を震わせ、それはニーソクの街に響き渡った。
RPGの砲撃か。グレネードの炸裂音か。種類は重要ではない。

重要なのは、それが向けられた先。

(,;゚Д゚)「……っぁ」

通りに面した小さな貸しビル。その四階。燃え上がる、オオカミの貸事務所。

橙色の炎が乾いた空気の中、揺らめく。

それは、狼煙。それは、開戦の合図。

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:24:06.53 ID:MNHIDYX/0
支援

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:25:20.58 ID:tMAYM0meO
支援

18 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:25:27.73 ID:ICJSZBU7O
(,;゚Д゚)「……あぁっ…ぅっ…ぇぁ」

声にならないうめきを上げるオレの横を、硬質な質量が掠めた。

(,,゚Д゚)「…っ!」

振り返る先。細い小路。躍り出るようにして姿を現したのは、軍服に身を包んだ五、六人の集団。

(='ゝ`)「こいつ……」

( メ±メ)「黒狼か…?」

(ミ゚ス゚)「いきなり大物に当たるたぁ、幸先がいいな」

19 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:26:34.78 ID:ICJSZBU7O
顔の各所からチタン製の内骨格を剥き出しにした彼らの手に握られているのは、対物用の大型突撃銃。

(,,゚Д゚)「カラシニコフ2150……」

それだけで今、自分が何と相対しているのかを悟り、オレは光学迷彩を起動した。

(#='ゝ`)「撃てぇぇえ!」

叫びと同時、爆ぜるマズルフラッシュ。
身を伏せ、火線をかいくぐりオレは接敵。
大腿部に埋め込まれた鞘から単分子ナイフを引き抜き様、一人の首筋に突き立てる。

(;メ±メ)「がっ!?」

断末魔すら上げず、くずおれる敵。
恐慌する残敵が次の行動に移る前に、単分子ナイフを抜くと右隣の男に投げつけた。

(;ミ゚ス゚)「ぐぶっ…」

単分子ナイフが奴の眉間を割ったのを確認。
背中に背負った鞘の鯉口を切り、日本刀を抜刀。左隣の敵の首を狩る。
切り口から一泊遅れて噴き出す血しぶきを浴びながら前進。
一人を袈裟に切り、一人の脳天を唐竹に割り、最後の一人の腹に刃を突き立て。

(,,゚Д゚)「……反応が鈍い」

オレは刹那の内に殺陣を終えた。

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:33:39.23 ID:YO5Agrh80
しえん

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:44:57.47 ID:Tnh6KvjR0
今日は豊作だな
さすがはVIP

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:48:37.73 ID:QVCbTSbG0
あたいまってた!ずっと待ってた!

23 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:51:46.04 ID:ICJSZBU7O
二秒で血の海となった小路。倒れ伏す元人間達を見下ろす。

(,,゚Д゚)「何故、『シベリア』が動いている……」

一体、このストリートで何が起ころうとしているのか。オオカミは、何と戦っているのか。
わからない。オレはいつだってそうだ。
目の前の敵をただ斬り捨てるだけで、肝心な事は何一つわからないまま。

(,;゚Д゚)「くそっ…とにかく、今は兄貴を……」

答えを求め歩き出す。
そんなオレの足元のアスファルトが爆ぜ。

(,;゚Д゚)「むっ!?」

/ ゚、。 /「対象を補足。これより、殲滅を開始する」

“それ”が硝煙の中から姿を現した。

24 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:52:32.24 ID:ICJSZBU7O
 ※ ※ ※ ※

━━爆音が鼓膜を震わす。

(;'A`)「うぉっ!何だ!?空襲か!?」

遠くで銃声が響く。

<ヽ●∀●>「始まったニダね」

傍らに立つ香主が、ベレッタM76を引き抜く。

戦が始まった。

ニーソクのスラム街。オレとニダーとハインの三人の周りを囲むように立つ陳龍の構成員達。

<ヽ●∀●>「先ずは、十二番街ニダ」

オレ達は、予めニダーが目星をつけておいたオオカミの溜まり場へ向けて進む。

不法居住者の楽園はその主を一夜にして替えたのか。
今、万魔殿を闊歩するのは軍服に身を包んだ「シベリア」の兵隊たちと、ガンメタルに輝く強化装甲服(アーマーギア)の一団だ。

从゚∀从「随分と派手な開会式だな。それともこれは、ロシア軍の軍事パレードか?」

ゴスロリ機械娘が、「氷の旅団」の行軍風景を見て零す。

('A`)「確かに、こいつぁちょいと火力過多だろ」

2メートルに届くかと思われる巨大なシルエットの強化装甲服は、本来は軍の野戦部隊に配備されるような代物だ。

25 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:54:27.57 ID:ICJSZBU7O
クローム素材で出来た中世ヨーロッパの甲冑を思わせる装甲は、90mm戦車砲の直撃にすら耐える硬さ。
我らがハインリッヒの特殊カーボネイド装甲の更に上を行く、それはまさに鉄壁の鎧と言えよう。

【=:Φ:】『khoooo……』

機械的な呼吸音を漏らしながら、プロレスラーの如き歩みで一機の強化装甲服がオレ達の横を通過していく。
すれ違い様に、その薄紅に光るモノアイが、こちらをチラリと見やった。

('A`)「…目つき悪いな、おい」

相手の集音マイクに拾われないよう小声で呟き、オレは前を向く。
先導するニダーとハインの背中越しに、廃ビルの煤けた裏口。どうやら到着したようだ。

<ヽ●∀●>「おい、機械人形さんよ。中の様子はわかるかい?」

从゚∀从「……赤外線で走査した所では、十一人といったところか。ドアの前に二人、右側の壁際に四人。奥のソファに三人中央に二人だ」

<ヽ●∀●>「ようし、上出来ニダ。突入は任せるぞ」

そう言ってオレ達を振り返ると、香主様は葉巻をくわえる。

26 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:56:20.20 ID:ICJSZBU7O
(;'A`)「はっ!?いや、あんたは?」

<ヽ●∀●>y━~「ボディーガードがクライアントの尻を追っかけててどうする?メンチぐらい切ってもおかしかぁないだろう?」

(;'A`)「……」

まぁ、間違ってはいないんだが……。

从゚∀从「安心しろ、穀潰し。貴様は私の後で後方確認をしていれば良いのだ」

いや、それも何だか癪に触る。

('A`)「…ったく、しょうがねぇなぁ」

ここは一つ、漢を魅せますか。

从゚∀从「実力も無いのに余裕ぶるな」

27 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:56:46.77 ID:ICJSZBU7O
从゚∀从「実力も無いのに余裕ぶるな」

('A`)「いいか、ハイン。一、二の三で突入すっぞ。オレに合わせろ」

从゚∀从「不安材料しか見えぬが、従おう」

オレがカスタムデザートイーグルを構えるのに合わせ、ハインもS&KモデルのP90を構える。

('A`)「いくぞ?一、二の…」

扉に手をかけ。

('A`)「さ…从゚∀从「三ッ!!」

戦馬鹿がそれを蹴り開けた。

(;゚A゚)「おい!ちょ、おまっ…!」

飛び込む狂戦士。出遅れたオレ。

「な、なんだてめ…」

チンピラ達の恐慌の叫び。
それら全てに構わずトリガーを引くゴスロリヴァルキリー。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:57:22.49 ID:MNHIDYX/0
支援

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 21:57:40.37 ID:i2LA9MI/0
よっしゃぁあああ、またリアルタイム

30 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 21:59:28.81 ID:ICJSZBU7O
('A`)「いいか、ハイン。一、二の三で突入すっぞ。オレに合わせろ」

从゚∀从「不安材料しか見えぬが、従おう」

オレがカスタムデザートイーグルを構えるのに合わせ、ハインもS&KモデルのP90を構える。

('A`)「いくぞ?一、二の…」

扉に手をかけ。

('A`)「さ…从゚∀从「三ッ!!」

戦馬鹿がそれを蹴り開けた。

(;゚A゚)「おい!ちょ、おまっ…!」

飛び込む狂戦士。出遅れたオレ。

「な、なんだてめ…」

チンピラ達の恐慌の叫び。
それら全てに構わずトリガーを引くゴスロリヴァルキリー。

31 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:00:34.26 ID:ICJSZBU7O
機銃の掃射音、オオカミ達の悲鳴、怒号、反撃の発砲音、薬莢が床を叩く音。

扉の前に陣取ったハインに遮られ、室内の様子は全くわからない。

<ヽ●∀●>「おい、お嬢さん。一人でいいから動けるようにしといてくれよ」

从゚∀从「早く言え。この状況でそれは困難を極める」

既に悲鳴の聞こえなくなった室内へ向けて引いていたトリガーから指を離し、彼女は振り返る。
ニダーはそんな彼女の脇をすり抜けるようにして、室内へと入っていった。

('A`)「ねぇ、僕の見せ場は?」

从゚∀从「聞いてくれ、ドクオ。貴様を守る為にはこうするしか無かったんだ」

('A`)「何そのちょっとドラマティックな台詞。いやいや、オレは納得しないよ?」

ぶう垂れるオレの手を取ると、彼女は無言で自らの胸にそれを当てる。

(*'A`)「ちょ、馬鹿…止めろよ…こんなとこで……」

从゚∀从「三発被弾した」

なる程。柔らかい谷間に何だか違和感が有ると思ったら……。

从゚∀从「わかってくれたか?貴様を前に出すわけには……」

(*゚A゚)「…っておっぱい触っちゃったぁぁぁぁぁあ!」

燃え上がれオレのパトス!

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:00:40.81 ID:Tnh6KvjR0
しぇいん

33 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:02:59.32 ID:ICJSZBU7O
なんて馬鹿なやり取りを強制中断させるように、室内で乾いた銃声が一発。
それに遅れるようにして、丸サングラスのチャイニーズ・ドンが戻ってきた。

どうやら、楽しい楽しい質問タイムは終わったようだ。

('A`)「どうだった?」

<ヽ●∀●>「ハズレニダ。ここに黒狼はいない。尋問してみたところで、奴らも居場所を知らねぇみたいだ」

肩をすくめ、彼は歩き出す。
だがちょっと待って欲しい。

(;'A`)「当てはあんのかい?」

<ヽ●∀●>「初めから虱潰しにするつもりだ。片っ端から奴らの溜まり場を潰していく」

振り返りもせず告げる彼。

(;'A`)「ちょ、ちょっと……」

それにオレが異を唱えようとした時だった。

耳を弄する程のエンジン音が、スラムに木霊した。

34 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:04:36.24 ID:ICJSZBU7O
 ※ ※ ※ ※

━━ブラインドを閉め切った部屋に、明かりの入る余地は無い。

(℃゚;)「若、たった今十四番街の集会所が、陳龍の奴らにやられたと連絡が……」

ニーソク区の裏通りに面した安アパートの一室。
目の前で携帯端末を耳に当てていた山崎が、苦虫を噛み潰した表情で報告した。

ミ,,゚Д゚彡「……スラムか。やはり、奴らはそこに拠点を構えてやがるんだな」

ガラスのローテーブルを囲うよう集まった十人ばかりの組員達は、神妙な面持ちで俯いている。

貸事務所の一つが「シベリア」の手のものに落とされたと報告があったのが、二分前。
未だうちの組員と奴らが直接的に対峙していなかったことで、オレ達は事を若干楽観視していたのだろう。
足元を掬われるとは、まさにこのことだ。
まさか、こんなに早くスラムの集会所が見つかるとは。

(℃゚;)「わ、若……どうしやすんで?」

山崎は、狼狽えた様子でオレを仰ぎ見る。周りの組員達も皆、同じような表情を浮かべている。
オオカミは長年、抗争とは無縁だったのだ。彼らが取り乱すのは仕方のない事だ。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:06:30.04 ID:IKzMJT8PO
ちょっとドクオを抹消してくる

36 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:07:04.69 ID:ICJSZBU7O
ミ,,゚Д゚彡「……『シベリア』の奴らと出くわしたって報告はねぇよな?」

(℃゚;)「へ、へい。今のとこは、まだ……」

ミ,,゚Д゚彡「…なら、まだ何とかなるかも知れねえ。奴らとのドンパチを避ければ、或いはこっちにも勝機が有る」

(℃゚;)「…と、言いますと?」

ミ,,゚Д゚彡「陳龍だけを相手にしてれば、生き残れるかも知れねえってこったよ。
幸い、奴ら自体の兵隊の数はそれ程でもねぇ。今回の抗争では奴ら、恐らく全面的に『シベリア』に頼りきってると見た」

(℃゚;)「……し、しかし若!それじゃあオレ達がとんずらこくってことに…」

ミ,,゚Д゚彡「おい、山崎ぃ。オレ達の目的は何だ?」

(℃゚;)「お、おじきの仇を取る事じゃ……」

ミ,,゚Д゚彡「……」

(℃゚;)「そ、そうじゃなかったんですか?」

意表をつかれたような顔の山崎。周りの組員達も、それに追従するように不可解な表情を浮かべている。
こいつらは、オヤジの為には命を落とす覚悟をしているのだろう。

だが、それをオレが容認する事は出来ない。

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:08:48.03 ID:cfB3QfuSO
支援

38 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:09:18.22 ID:ICJSZBU7O
ミ,,゚Д゚彡「何を言ってんだ。オレ達はな、何があっても生き延びなきゃあいけねぇんだよ」

(℃゚;)「し、しかし……」

ミ,,゚Д゚彡「迷惑なんだよ、馬鹿たれ」

(℃゚;)「わ…か…?」

ミ,,゚Д゚彡「てめぇらが死んだら、また仇が増えるだけだ。そういうのはよ…面倒くせぇ」

(℃゚;)「……」

ミ,,゚Д゚彡「それに葬式代だってタダじゃあねぇんだ。だからよ……」

溜め息を吐き出し、オレは天井を見上げる。

ミ,,゚Д゚彡「あまり、タマぁ無駄遣いすんなってこった」

何時もの天井が、とても低く感じた。

39 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:10:03.32 ID:ICJSZBU7O
(℃゚;)「若……」

ミ,,゚Д゚彡「おい、山崎。“アレ”は用意出来てるか?」

オレの問いに、山崎は戸惑いながらも頷く。

ミ,,゚Д゚彡「そうか……」

目を閉じ、ゆっくりと息を吐く。

もう誰も死なせない。

静かに誓った。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:12:32.57 ID:MNHIDYX/0
支援

41 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:13:30.75 ID:ICJSZBU7O
 ※ ※ ※ ※

━━ギリシャ神話に、サイクロプスという怪物が出てくる。
山のような巨躯に、棍棒を握った単眼の巨人だ。

目の前のそいつは、まさにそのサイクロプスのようであった。

/ ゚、。 /「……」

2メーター半もの巨体。
その身を包むのは、特注サイズの茶色い軍用コート。
くすんだ白髪をクルーカットにし、その下の顔はゴツゴツとした岩のように厳つい。

(,,゚Д゚)「“レオポルド”のご登場とは…ますます話が見えんな……」

この男をオレは知っている。

ダイオード。

シチリアンマフィアである『シベリア』のモスクワ支部で仕事を引き受けた時に、一度だけその顔を見た。

だが、それでも忘れる事など出来なかっただろう。

『氷の旅団』の先陣切りの役目を任された彼の今に至るまでのキリング・ポイントは、一分間に三十人を殺さなければ間に合わないとすら言われている。

巌の如き堅牢な装甲を持つ全身義体でもって突撃する彼の姿は、まるで戦車のよう。

それ故彼は“レオポルド”と呼ばれる。

42 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:16:01.50 ID:ICJSZBU7O
(,,゚Д゚)「聞こう。何故、貴様ら『シベリア』が動いている?今回の戦は、オオカミと陳龍のものだった筈だが」

油断なく全身の人工筋肉をたわめ、オレは腰を落とす。
ダイオードはその岩のような顔面を動かさぬままに、口を開くと。

/ ゚、。 /「“狩り”に来た。ただ、それだけだ」

次の瞬間、その姿を消失させた。

(,;゚Д゚)「っ!」

とっさに横跳び、身をかわすオレ。
左頬をなぶる一陣の颶風。
それは不可視の大質量の通過と、死合の開始を告げる合図。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:16:23.64 ID:IKzMJT8PO
しえん

44 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:16:38.93 ID:ICJSZBU7O
(,,゚Д゚)「ふんっ。光学迷彩か。確かに、貴様の図体はデカすぎる。目障りな程に」

抜き身のままに手にしていた日本刀でもって、左前方へ斬りつける。
人工筋肉の稼働率は87%。その速度は亜音速。空気を裂き、原子を断つ一撃。

それが、文字通り“空を切った”。

(,,゚Д゚)「むっ…!?」

刀を振り抜いた慣性に任せ、身を前に転がす。
直後、背後で衝突音。

振り返る。

/ ゚、。 /「外した…か」

貸しビルの壁面に左拳をめり込ませた“レオポルド”の城塞が如き背中が、そこにあった。

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:18:23.29 ID:IKzMJT8PO
しえーん

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:21:37.33 ID:Tnh6KvjR0
しえーん

47 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:21:57.88 ID:ICJSZBU7O
(,,゚Д゚)「光学迷彩じゃ…ない?」

どういうことだ。

奴の姿は確かにあの瞬間、消失していた。

それが光学迷彩では無いという。

オレの高解像度(ハイレゾ)カメラアイでも認識出来ない速度だったというのか?

/ ゚、。 /「白兵戦は…慣れぬな」

ダイオードがビルの壁面から手首まで埋まった拳を抜く。
ぱらぱらとコンクリートの破片がこぼれた。

/ ゚、。 /「獣を狩るには、やはり猟銃か」

呟き構えたダイオードの右腕。
一本の石柱のようなそれが四つに割れ、中から黒光りする砲身が顔を出す。

チェーンガンだ。

48 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:22:42.47 ID:ICJSZBU7O
(,;゚Д゚)「ちぃっ!?」

飛び退く。だが遅い。

爆発にも似た乱射音と共に、50ミリ対物鉄鋼弾の弾幕が視界を埋め尽くす。

それは鮫の牙。食らいついたものをこそぎとる、鋼の牙。
強化外骨格と言えど、こんなものをまともに浴びたらミンチになるのは避けられない。

(,#゚Д゚)「ぬぅぅおぉぉお!」

吼え、神経加速装置(イグニッション)を起動。
脳内覚醒剤の分泌でスローになった視界。人工筋肉の稼働率を100%まで引き出し、全身全霊を込めて日本刀を振り回す。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:23:08.61 ID:IKzMJT8PO
しえん

50 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:24:38.93 ID:ICJSZBU7O
暴風を体現する剣舞。弾丸の嵐をはじき、そらす。

軋む内骨格。限界を超えた稼働に、人工筋肉の筋が一つまた一つと千切れるのが分かった。

(,#゚Д゚)「あぁぁぁあぁぁあぁぁぁああぁぁあっ!!」

壮絶な痛みを怒号で押し殺し、刃を振るう。
同時、すり足でもって後退。背後の小路へと飛び込む。

(,;゚Д゚)「っはぁ…はぁ…はぁ…はぁ……」

嵐をやり過ごし、刀を下ろす。
神経加速装置を切り、一息ついたところで頭の中を万力で締め付けられるような痛みが襲った。

(,;゚Д゚)「がっ…ぎっ……!」

頭を抑え、うずくまる。途端、堰を切るようにして喉をせり上がってくる血。
堪えきれず、吐き出した。
どす黒くぬらぬらとした液体が、太ももを濡らす。

死。今まで他者に与え続けてきたそれが、加速度的に急接近してくるのが分かった。

(,;゚Д゚)「……笑えぬ冗談だ」

肩で息をつき、立ち上がる。
銃弾の嵐は依然止む気配は無く、建物の壁を削岩機の如く砕くそれは、オレのいる小路にも時折飛び込んで来ていた。

51 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:26:25.89 ID:ICJSZBU7O
(,,゚Д゚)「……まるで鉄鋼弾のバーゲンセールだ」

壁に背を這わせ、角から顔を僅かに出して奴の様子を覗く。

右腕の格納式チェーンガンを振り回すダイオード。
奴の踝まである軍用コートの裾から垂れ下がった弾帯が、足元のアスファルトに蜷局を巻いている。
チェーンガンがその長大な砲身から鋼の弾丸を吐き出すのに合わせ、それは短くなっていく。

少なくとも、弾切れにはもう二、三分を要するだろう。

それまで、それを避け続けていられる自信は無い。

(,,゚Д゚)「一撃で決めろと…そういうことか」

先の無茶な稼働で、右腕の人工筋肉は殆ど使いものにならない状態だ。
神経加速装置も、連続で起動すれば何時脳の血管が破裂するか分からない。

状況が、自分に万分の一も勝機が無いことを告げていた。

(,,゚Д゚)「……面白い」

それでもこの湧き上がる高揚感は何なのだろうか。
失敗すれば死ぬ。そんなギリギリのラインに立たされたこの状況を、オレは不思議と楽しんでいる。

(,,゚Д゚)「戦闘狂(マニアック)のつもりは無かったのだが……」

52 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:28:10.31 ID:ICJSZBU7O
戦闘狂。背筋の冷える言葉だ。
それは人間では無い。人間の形をした“何か”だ。

(,;゚Д゚)「そんな筈…あってたまるか……」

機械を体に埋め込んでいく過程で、自分でも気付かぬうちに人間性を失っていった人々が居る。
異常な凶暴性の発露、社会性の欠如、感情の欠損。
それら“非”人間を、政府は纏めて「サイバーサイコ」と呼び、容赦なく隔離病棟という名の監獄へと放り込む。
何故なら、彼らは最早「人間」では無いのだから。

(,;-Д-)「違う…オレは違う…オレは……」

/ ゚、。 /「雨宿りはそこまでだ」

葛藤を遮るよう、“レオポルド”の声が耳朶を打つ。
その姿を脳が認知する前に脚が動き、地を蹴る。
瞬時に飛翔、壁に着地、再びの飛翔。
三角跳びで宙に飛び出したオレは、そこで眼下に奴の姿を認めた。

(,#゚Д゚)「あぁぁぁぁあ!」

好機。これを逃せば次は無い。
左手を背中の脊髄鞘に伸ばし、蛇腹の剣を引き抜く。
狙うは奴の脳天。がら空きの急所。

/ ゚、。 /「……」

緩慢な動作でこちらを見上げるダイオード。
落下速度、タイミング。それは全てにおいて申し分ない一撃だった。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:28:31.10 ID:W/d4rbdp0
支援

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:29:18.91 ID:Tnh6KvjR0
しぇん

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:29:30.61 ID:IKzMJT8PO
しえーん

56 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:30:26.68 ID:ICJSZBU7O
……そうなるはずだった。

(,#゚Д゚)「南無三ッ!!」

ゆっくりと、余裕をもって左腕で頭を覆うダイオード。
その石柱へ向けて、オレは落下の衝撃を蛇腹剣に乗せて叩きつけた。

衝撃。

金属と金属の衝突が生む火花。
鋼と鋼の拮抗が奏でる不協和音。

それは刹那。

(,;゚Д゚)「なっ…!?」

何が起こったかわからなかった。

気がつけば、オレは自らが蹴った壁に背を打ち付け、自らが蹴った地面の上に転がっていた。

57 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:31:19.38 ID:ICJSZBU7O
/ ゚、。 /「クローズド・コンバット」

目の前に仁王立ちするダイオード。
見上げるそのシルエットは、壁のよう。

その左手がオレの頭を鷲掴み。

(,; Д )「がぁぁぁぁぁあぁあぁあぁぁぁぁああぁ!?」

直後、灼熱が顔面を走った。

/ ゚、。 /「……」

無言のまま、オレの体を持ち上げるダイオード。
顔面を覆う奴の左掌から発せられる熱が、剥き出しの皮膚を焼く。気が狂わんばかりの痛み。
もがき、寡黙な巨人の腹を蹴り、叫んで。
それでも放されない左掌。

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:32:27.95 ID:IKzMJT8PO
しえん

59 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:33:30.78 ID:ICJSZBU7O
焼けた皮膚が爛れ、自らの肉が焦げる臭いが鼻をつく。

生き地獄。いっそ死を望むほどに、それは耐え難く。

(,# Д )「ああああああぁあぁああぁぁぁあああぁぁあ」

やがて、その痛みが臨界点を越えたとき。

(,, Д )「━━」

オレの意識はそこで途切れた。



next track coming soon...

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:35:14.31 ID:W/d4rbdp0
支援

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:35:46.30 ID:Tnh6KvjR0
乙だぜアナル野郎!

62 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:38:56.88 ID:ICJSZBU7O
今日の投下はここまで!

衝撃のクライマックスは明日夜9時から!
そして、なななんと!今回のオマケコーナーは、クリスマス特別拡大版だ!

みんな、絶対見てくれよな!

では、何かご質問があればご自由にドゾー

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:39:06.79 ID:di/QdcygO
乙乙

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:43:17.79 ID:Tnh6KvjR0
>>59
ヘイミスター、チキンは食べたかい?

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:44:17.90 ID:W/d4rbdp0
乙です

ハインとかギコの目ってどのくらいの早さまで追えるんだ?

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:49:30.91 ID:QVCbTSbG0
てめぇこの野郎一週間を超過したあたりから心配してたんだぞ馬鹿野郎愛してう

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 22:50:29.59 ID:7FuxW4Ne0
乙ー
速筆とさるらないコツを教えてください


68 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:52:03.92 ID:ICJSZBU7O
>>64
それがガリガリに痩せていて、スーホーの貧民街で売られてるようなやつなら、食べたよ。

砂利みたいな味がした。

>>65
時速120キロで動く生卵を、拳銃で打ち抜ける程だと思っておくれ。

ただ、人間は目じゃなく脳でものを見ている事を考えると、やっぱり不意打ちされればヤバい事に変わりは無い。

69 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 22:58:50.56 ID:ICJSZBU7O
>>66
すまんこ。本当に申し訳ない。年末進行で忙殺されてた。
でも、年明け以降はまたいつものスピードに戻れるぜ!

>>67
速筆→コーヒーと煙草を主食にする。
執筆中は一人部屋に閉じこもって、ジャズを聞きながら。
これでおk

猿らないコツ→一回の投下は35〜45レスまでに留める。
又は、一回レスする事に煙草を一本吸って文を見直す。
これでおk

生々しいとか言うなよ?

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:02:03.65 ID:Tnh6KvjR0
ジャズだと・・・?

71 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 23:06:46.44 ID:ICJSZBU7O
ジャズはいいぞ。こう、下手に耳につかないから集中力も散らないし、自然にフェードアウトしてくれるから筆が止まることもない。
逆に投下中はメタル聴いてるけど。

今日はラストクリスマス聴いてたよ。泣きながら。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:09:46.13 ID:QVCbTSbG0
話とは関係けど、他の作者のSSで気に入ってるものあったら教えてください

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:11:13.59 ID:7FuxW4Ne0
>>69
サンクスです
やっぱ1話短めの方がいいのですかね。
今、基準が50レスぐらいなので。

後はタバコか……wまあ、焦るなってことですね。


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:13:14.46 ID:Tnh6KvjR0
まぁ作業してるときはジャズいいわな
乙だ、明日また期待してんぜデストローイ

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:15:55.43 ID:tMAYM0meO
乙です
アニメ化して欲しい

また明日も来ますね

76 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 23:20:13.85 ID:ICJSZBU7O
>>72
長くなるぜ?いいのかい?

・('A`)の策略が〜
一番最初に読んで一番最初に泣いた話。多分。マジで泣いた。涙止まらなかった。

・ツン止め
策略が先かこっちが先かは忘れたが、これも初めの頃読んで泣いた。お別れの手紙とかメールとか反則だろ。

・魔女狩り
ダークヒーローは諸にこれに影響されてる。ショボン……(´;ω;`)

・戦護及び悪魔憑き
バトルといったらこれ!熱い!熱すぎる!真似できない。無理。超えられない壁。

最近は現行書くので手一杯で読めないのが悲しい。

ちょこちょこ読んでるのは街狩り、ペルソナ、くらいかしら。後、夢幻魔術師と箱庭の姫君の続きを待ってる。

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:24:23.25 ID:QVCbTSbG0
私は一向に構わんッッッ
仕事中の暇つぶしを見つけるのに一生懸命なんだ
夢幻魔術師と箱庭はあたしも待ってる

78 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 23:36:27.21 ID:ICJSZBU7O
ギャグは、アフロと引っ越し。アフロのAAの使い方には脱帽。

歩くは、読み終わるのが寂しくてラストだけ読めてない。ドクオとショボンのエピソードには泣いた。特にドクオ。
ああいう感動のしかたは初めてだったから、凄く鮮烈に記憶してるわ。

未読の現行で気になってるのは、ミセリ喫茶、おばけとか、学園都市。
ほのぼの分を補給したいです。

同じく未読の完結で気になってるのは世界の全て、水酸素。
どれもこれも時間が無くて読めない。誰かニートになる資金を下さい。

以上、オレのブーン系遍歴でした!

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/12/24(水) 23:41:54.62 ID:QVCbTSbG0
長々とthx

ブーンが記憶喪失になったようですでマジ泣きしたのは良い思い出
厨二病がなおりません

80 名前: ◆cnH487U/EY :2008/12/24(水) 23:46:08.11 ID:ICJSZBU7O
よっし!みんな、もう質問はないですね?

今から仕上げの一筆行ってくらぁ!

読んでくれた人、支援くれた人、有難う!乙!独り身の悲しみをバネに、オレは羽ばたく!


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