从゚∀从は鋼鉄の処女のようです
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:00:22.51 ID:O3U//2Wv0
- 代理
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:00:30.81 ID:tt8p5tIz0
- うんこ
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:01:36.18 ID:9xauIF9DO
- まんこ
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:01:42.31 ID:KYpZGhq90
- ちんこ
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:03:09.90 ID:RTUJIIh60
- しえんこ
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:03:23.36 ID:vlpQlvWJ0
- まってたこ
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:04:53.06 ID:P69d8bu7O
- 一週間で2話……だと……?
ハハッ、落ち着けよ俺。そんなわけないさ
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:06:33.17 ID:YAowBMNc0
- あまりの更新速度に、全俺がワロタ
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:07:40.45 ID:84gosEPZ0
- はえぇw
- 10 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:09:48.97 ID:LyU9t5X9O
- >>1乙です
まとめサイト(ブーン芸さん)
http://boonsoldier.web.fc2.com/maiden.htm
さぁ、いよいよロリータ編完結です!
アリスゲームの行方は?聖杯を手にするのは誰なのか?そして、苦難の末にシローが下した決断とは!?
大波乱を呼ぶ、始末屋ジャックシリーズ、今堂々のフィナーレ!
- 11 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:11:29.19 ID:LyU9t5X9O
- 〜track-ε〜
━━夜の帳が降りたニューソクの街並み。
暗く、闇が蔓延するその裏路地を駆け抜けながら、オレは出口の無い迷路のゴールを探し続けていた。
初めの一発以来、追撃の銃声は聞こえて来ない。
('A`)「オレを見失ったのか……?」
黒狼と相対した時点で、ハインが確認出来ていたのは目の前の奴のみ。
だとしたら、狙撃手はオレ達の死角…頭上…すなわちビルの上から狙撃してきた事になる。
とっさのことで着弾角度から正確な位置を図る事は出来なかったが、裏路地に逃げ込んだのは正解だったみたいだ。
(;'A`)「しかし、これからどこへ逃げたものか……」
相手がどんな連中なのかは知らないが、交渉が決裂した時の為に狙撃手を用意しておく奴らだ。
組織的で執念深いのだろう。
('A`)「真っ直ぐ事務所や家に逃げ帰ったところで、ご用だろうな……」
ならば、残された所は一つしか無い。
(;'A`)「セーフハウス、か……」
闇雲に動かしていた足を、その一点へ向ける。
- 12 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:12:52.41 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)「ヘリカル、まだ走れるか?」
*(;‘‘)*「うん…大丈夫……」
涙の跡が残る少女の顔は、オレのペースに合わせて走った為に真っ赤だ。吐き出す息も、当然の如く荒い。
('A`)「無理するな。ほら、オレの背中使え」
立ち止まり、屈み込んで背中を差し出す。
*(;‘‘)*「有難う……」
こんな時に遠慮するような真似は流石に無く、ヘリカルは素直にオレの背にしがみついた。
('A`)「ちょっと飛ばすから、しっかり掴まってろよ」
そう言って彼女を背負い立ち上がったところで、遠耳に飛行機が墜落したかのような轟音が響いた。
('A`)「ハイン……」
不安が胸に広がる。様々な想像が頭をよぎる。今の音はどういう意味を孕んでいるのだろう。
('A`)「……任せたって、言ったろうが」
逆走する思考を無理矢理に押し出し、駆け出す。
裏路地を抜け、川沿いを走り、倉庫街に入り、プレハブのセーフハウスが見えた辺りでぽつぽつと雨が降り始めた。
- 13 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:13:57.73 ID:LyU9t5X9O
- 倉庫街の外れ。資材置き場の隣、クレーンや重機の陰に隠れるように立つセーフハウス。
周りに人の気配が無いの確かめ扉を開けると、滑り込むようにして中へと入った。
('A`)「ふぅー……一先ず、今日はここで夜を明かそう。ここなら見つかっても抜け道は有るし、少しの間だけなら応戦も出来る」
ヘリカルを背中から下ろし、壁を背にしてへたり込む。
極度の緊張状態から一時的にとはいえ解放され、どっと疲れが出た。
*(‘‘)*「お兄ちゃん……あの…」
('A`)「何だ?トイレならねぇぞ。悪いが外で……」
*(;‘‘)*「ごめんなさいっ!」
勢いよく頭を下げるヘリカル。
('A`)「……」
*(;‘‘)*「私のせいで、こんな事になっちゃって……」
('A`)「あー……」
*( ; ;)*「ごべ…なさい……」
謝罪の言葉は嗚咽に飲み込まれ、涙と共に空気を湿らせる。
('A`)「……なぁ、言っただろうヘリカル。オレは、何があっても……」
お前を裏切らない。絶対に、見捨てたりしない。
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:14:58.41 ID:84gosEPZ0
- しえしえ
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:15:00.46 ID:FvnNGxrUO
- 支援!
- 16 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:15:06.36 ID:LyU9t5X9O
- そう言葉にしようとして、出来なくなっている自分に気付いたオレは愕然とした。
*( ; ;)*「私…お兄ちゃんに迷惑ばかりかけて……こんな事にまで巻き込んで…うっ…うぇっ…うぇぇ……」
(;'A`)「……」
*( ; ;)*「私だけの問題なのに…私が素直にあの人達に着いて行けばいいのに……」
それは、駄目だ。
そう言ってやれよ。お前はオレが守るって、抱き締めてやれよ。なぁ、気休めでもいいからさ。
そう理性は告げるが、上手く口が回らない。
(;'A`)「……あ」
自分に嘘は付けない。なるほど、その正直さは尊敬に値する。
オレは、彼女を守ってやれない。彼女の内側に踏み込む覚悟が無いのだ。
*( ; ;)*「私なんて…私なんて……」
だからオレは、耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろうとした。
(;'A`)「……っあ」
サリンジャーだ。そうだ、サリンジャーだ。あぁ、彼が嘲笑っているのがわかる。
ライ麦畑で遊ぶ子供は、そこに崖が有るのを知らずに足を踏み外してしまう。
崖の存在を知っているのは、オレだけ。助けるも助けないも、オレ次第。
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:16:12.90 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 18 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:16:33.62 ID:LyU9t5X9O
- サリンジャーと違うのは、彼女が今まさに崖から落ちかけ、必死の思いで崖の縁を片手で掴んでいる状態に有るという事だ。
(;'A`)「……ぅっく」
そして、その崖がオレだ。
オレが崩れれば、彼女は死ぬ。オレが崩れなくとも、彼女の腕は限界を迎えて谷底へと落ちていく。
*( ; ;)*「ごめんなさい…ごめんなさい……」
彼女には誰も味方が居ない。
オレ?違うね。オレはただ、自分が善行をしているという錯覚に酔う、無責任なエゴイストだ。
捨て猫を拾ってきて、一度餌を与えるだけで飼うつもりも無い、ただの偽善者だ。
(;'A`)「畜生……」
反吐が出る。吐き気がする。醜い。余りにも醜い。それは罪だ。誰もが心に抱える、最もありふれた、最も重い罪だ。
(;'A`)「……畜生っ…!」
泣き続けるヘリカルを前に、拳を握り締める。この期に及んで全てをぶちまけないオレは、まだ演技を続けるつもりなのか。
('A`)「もう……」
終わりにしないか。
決意が固まるその寸前、雨音に混じって小屋の外で足音がした。
*( ; ;)*「!?」
(;'A`)「着やがった……」
- 19 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:17:57.68 ID:LyU9t5X9O
- 状況は、オレに決断の時間を与えない。
('A`)「ヘリカル、頭を下げろ」
傍らに立てかけられていた、BARを掴み残弾を確認すると窓から外を確認する。
そぼ降る雨の中、人型に歪む空間が一箇所見えた。
('A`)「雨の中、光学迷彩なんて……アホか?」
このセーフハウスから10メートル程離れた位置、こちらを睨むようにしてその歪みは立っていた。
('A`)「無闇に撃ってこないって事は、ヘリカルを殺せばマズいって事だろうな……」
*(;‘‘)*「お兄ちゃん……」
オレ同様に薄汚れたコート。その裾を掴み震える少女の、頭に手を置く。
('A`)「大丈夫だ。オレが何とかするさ」
演技続行のサインが、監督から出された。
('A`)「優柔不断だよな……全く」
椅子を引き寄せ、注意深く腰かけると窓をそっと開け、BARの銃身を突き出す。
向こうがこっちの動きに気付く前に、終わらせねば。
('A`)「雨の中ご苦労さん。オレからお前さんへ、最高にホットな差し入れだ」
- 20 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:19:20.61 ID:LyU9t5X9O
- 狙いをつけ、引く、引き金。
マズルフラッシュが瞬き、銃身を震わせ、機関銃は分間300発の速度で鉛玉を吐き出す。
そこに居るであろう“何者か”の気配が、動くのが分かった。
(#'A`)「そらそら休みは無しだ!お次はもっと刺激的なの、いくぜ!」
着弾したかどうかも確認せず、弾倉が空になったBARを放り投げ、P90サブマシンガンを取り上げ構える。
('A`)「徹底抗戦だ」
窓枠から手だけを出し、目くらうちに5.7口径の弾丸をばらまく。
断続的な連射音、腕を伝う振動、そして硝煙。
やがて、銃口が弾を吐き出すのを止めたのを確認すると、オレは窓枠から顔を出す。
('A`)「……死体は、無いか」
5.7口径弾を無駄遣いした事で、少々胸が痛んだ。
('A`)「ハインに知れたらお目玉を食らうな」
P90を床からRPGを取り上げる。
('A`)「そして、こんなのを使ったら尚更だ」
対戦車用ロケットランチャーを人に向けるのは火力過多だが、まぁいい。
(#'A`)「諦めてお家へ帰んな!」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:21:03.75 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 22 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:21:07.42 ID:LyU9t5X9O
- どこに居るかもわからない相手へ向け、その砲筒を構えた次の刹那。
「諦めるのは貴様だ」
音も無く砲筒が両断され、虚しく床を転がった。
(;'A`)「なっ…!?」
RPGを手放し、反射的に左へ飛ぶ。風切り音と同時、右の二の腕が血しぶきを上げた。
(;'A`)「ぐぉっ!?」
痛みをこらえ、左手でカスタムデザートイーグルを抜き構える。
「こっちだ」
(;'A`)「!?」
背後からの声に振り向こうとして、首筋にひんやりとした硬質の感触があてがわれた。
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:21:42.30 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 24 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:22:15.66 ID:LyU9t5X9O
- *( ; ;)*「お兄ちゃん!」
「散々鉛弾をバラまいてくれたが、これで王手だ若僧。大人しくすれば、命は取らない。銃を置け」
耳元で弁を垂れる声。そんな、馬鹿な。何故こいつがここに。信じられない。信じたくない。この声は……。
(;'A`)「“黒狼”の…ギコ……」
(,,゚Д゚)「何だ」
(;'A`)「てめぇがここに居るって事は……」
(,,゚Д゚)「貴様のお目付役の機械人形はオレが破壊した」
嘘だ。
(;'A`)「嘘…だ……」
(,,゚Д゚)「最後の頼みの綱は、断ち切られたというわけだ」
- 25 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:23:26.22 ID:LyU9t5X9O
- (;'A`)「そんな…見え透いた……」
(,,゚Д゚)「無駄な抵抗は止めておけ。いいか、逃げ道は……」
(#゚A゚)「嘘をつくなぁぁぁぁあ!」
(,,゚Д゚)「むっ…!」
肘を繰り出し前転、デザートイーグルを構えて黒狼を睨みつける。
(#゚A゚)「ハインを破壊した?頭が馬鹿かてめぇ。あいつがてめぇ如きに遅れを取るはずがねぇ。いいか、モノノフ気取り。冗談にも言っていいのと悪いのが有る。前言を撤回しろ。今ならギリギリで許してや……」
鳩尾に衝撃。
(,,゚Д゚)「……少し黙れ」
(;゚A゚)「あっ…が……」
くず折れる体、再び突き付けられる刀。
*( ; ;)*「いやぁっ!」
悲鳴を上げるヘリカル。
(,,゚Д゚)「最終選択の時間だ。選べ。彼女を渡して生き延びるか、渡さずに死ぬか」
(;'A`)「ぅ…あっ……」
ハインがやられた。剣を突き付けられた。ヘリカルが泣いている。さぁ、オレは何が出来る。
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:23:37.80 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 27 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:25:20.06 ID:LyU9t5X9O
- (;'A`)「何が出来るって……」
自己嫌悪と共に生きるか、悲劇の英雄を気取って死ぬか。
(#゚A゚)「格好付けるに決まってんだろバーカ!」
*( ; ;)*「ダメェェェェエ!」
左手を上げ、デザートイーグルを構え、引き金に指をかけ、そこで。
(,,゚Д゚)「……」
奴が剣を下げているのが分かった。
(;'A`)「何故……?」
(,,゚Д゚)「……止めだ」
ゆっくりと剣を収めると、奴はヘリカルに向かって鎮痛な眼差しを向ける。
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:26:23.66 ID:/CMi7TRbO
- 支援
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:26:52.63 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 30 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:26:57.05 ID:LyU9t5X9O
- (,,゚Д゚)「……こんな幼子が、な」
(;'A`)「?」
(,,゚Д゚)「どうした、撃たないのか?ご覧の通りオレは無抵抗だ。絶好の機会だと思うが」
(;'A`)「……お前の行動が理解出来ない。何故だ?理由を言えよ」
戸惑うオレの言葉に、黒狼は自嘲の笑みを浮かべるとオレに背を向けた。
(,,゚Д゚)「…ただのつまらん感傷だ。貴様が気にする事では無い」
('A`)「……納得がいかないな」
(,,゚Д゚)「見逃してやると言っているのだ。いいから撃て。無傷で任務を失敗したとあっては、オレの信頼に傷が付く」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:27:30.04 ID:P69d8bu7O
- シエンタ
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:27:56.90 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 33 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:28:03.71 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)「……」
(,,゚Д゚)「ただし、急所は外せ。貴様にくれてやる程安い命ではない」
しばしの逡巡。
('A`)「ハインの借り、返して貰うぜ」
オレは引き金を引いた。
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:28:31.53 ID:l5eDt6uW0
- 初遭遇ktkr
支援
- 35 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:29:53.74 ID:LyU9t5X9O
- ※ ※ ※ ※
━━灯り一つ無い地下通路の中は、折からの雨の為かしっとりと湿っていた。
*(‘‘)*「……」
('A`)「……」
セーフハウスから伸びた隠し通路を、二人、静かに歩く。
薄闇と静寂の中に居ると、何もかも全てが夢の中の出来事だったんじゃないかとすら思えた。
('A`)「疲れたろう」
*(‘‘)*「……うん」
('A`)「オレもだ。家に帰ったら、真っ先にベッドに倒れ込みたいもんだ」
*(‘‘)*「……」
続かない会話にそれの継続を諦めると、オレは再び黙して歩く事に没頭する。
やがて微かな明かりが見え、出口が見えてきた。
文字通り、この長い夜の出口が。
('A`)「……ふぅ」
通路の突き当たり、垂らされた縄梯子を登り穴の外へと這い出て辺りを見渡す。
埃にまみれたステンドグラス、規則正しく並べられた長椅子、静謐な空気。
神が不在の廃教会。その、祭壇の下に空いた穴にこの隠し通路は繋がっていた。
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:30:14.67 ID:KYpZGhq90
- 支援
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:31:25.96 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 38 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:31:34.65 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)「そういや、こんなとこに繋がってたんだっけな」
懐かしい、のだろうか。
六年前までここは、オレとアイツだけの聖域だった。
ここで夢を見て、ここで睦言を交わし、ここで幾つもの夜を超えて、そして。
('A`)「クソったれた事、思い出しちまったな…」
ここで最後を迎えた。
('A`)「なんでこんなとこに繋げたんだかね」
感傷か、あるいはただ単にここが人目につかない場所だからだろうか。後者であって欲しいものだ。
- 39 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:32:43.19 ID:LyU9t5X9O
- *(‘‘)*「お兄ちゃん……」
何時の間にか穴から這い出していたヘリカルが、オレの袖を引っ張る。
('A`)「……ん?どうした?」
彼女が指差す先、目を向け、そこで、思考が停止した。
ξ )ξ「お久しぶり。奇遇ね、こんな所で逢うなんて」
教会の入り口、大開きの扉の前。真闇の中、そこだけ灯された燭台の炎の中に浮かび上がる影。
( A )「……て、めぇ」
ξ゚听)ξ「元気だったかしら、“負け犬さん”」
ブロンドの巻き髪、蒼と黄金のオッドアイ、白雪の肌。
六年前と何一つ変わらない姿で、ソイツはオレの前に再び現れた。
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:33:02.04 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:33:10.50 ID:vlpQlvWJ0
- 支援
- 42 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:34:11.55 ID:LyU9t5X9O
- ( A )「何をしにきた。神様にお祈りするようなタマじゃねぇだろうが……」
ξ゚听)ξ「随分な言い種ね。まぁ、確かにあなたと違って私は見えないものに縋ったりはしないけれど」
( A )「質問に答えろ。“何をしにきた”阿婆擦れ外道」
ξ゚听)ξ「ふぅ。…私も嫌われたものだわ。最も、私もあなたの事は大嫌いだけれどね」
(#'A`)「何をしにきたっつってんだろうが!」
デザートイーグルを撃ち放つ。
憎悪を込めた弾丸はヤツの傍らの燭台を打ち抜くと、神の寝床に炎を撒き散らした。
ξ゚听)ξ「相変わらず吠える事だけは一人前ね。見苦しいったらないわ」
(#'A`)「てめぇと話す口は売り切れだ。オレの質問に答えるか、さっさと失せるか、それともオレの言葉がよく聞こえるように額にもう一つ耳穴開けるか、この三つから選べ」
ξ゚听)ξ「私が理由も無くこんな場所に来ちゃいけないっていうの?つれないわね。ここは、私とあなたの思い出の場所じゃない」
引き金を立て続けに三回引く。一発がヤツの巻き髪を掠って、金糸が宙を舞った。
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:34:26.84 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 44 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:35:23.52 ID:LyU9t5X9O
- (#'A`)「てめぇもよぉく知ってるように、オレは気が短い。いいか、その言葉を二度と口にしてみろ。その減らず口をぶち抜いて、お利口さんな新しい口をこしらえてやる」
ξ゚听)ξ「あらあら怖い怖い。でもね、お利口さんにしているのはあなた」
ヤツの言葉が終わると同時、静謐な神の家に場違いな銃声が響いた。
(;゚A゚)「ぐぅ!?」
太ももに激痛。痛みに、膝をつく。
*(;‘‘)*「イヤァッ!」
ξ゚听)ξ「そう、お利口さんね。そのままお座りしててね“負け犬”さん」
ヤツが銃を抜いた気配は無い。他者による狙撃だ。
ξ゚听)ξ「チェックメイト、よ。察しはついてると思うけど、この教会は包囲されているわ。大人しく、その娘を渡しなさいな」
(;'A`)「て…めぇ、も…あの黒狼とぐるか…どうして、ヘリカルを狙う?彼女がいったい何をした?」
ξ゚听)ξ「……教えて欲しい?」
(;'A`)「……」
ξ゚听)ξ「…その娘はね、うちのクライアントが買い取った商品なの」
(;'A`)「商品…?」
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:35:48.87 ID:EixhNqp90
- 作者を許さないが支援
- 46 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:37:09.94 ID:LyU9t5X9O
- ξ゚听)ξ「人身売買よ。今時珍しいことじゃないでしょう。その娘の両親は借金のツケを払う代わりに、その娘を私のクライアントに売った。ただ、それだけの事よ」
(;'A`)「それだけの事って……」
ヘリカルを振り返る。
俯いたままオレの裾を掴んだ彼女は泣いているのか、沈黙のままに肩を震わせていた。
(;'A`)「てめぇは、その依頼を受けてここに居るっていうのか」
ξ゚听)ξ「そうよ。その子が逃げ出しちゃったから、連れ戻してくれってね。だから、さっさと……」
(#'A`)「そうよじゃねぇ!てめぇだって同じような身の上だろうが!よく平気な面を……」
言葉は、頬を掠める銃弾に遮られた。
ξ゚听)ξ「お利口さんにしてて、って言ったわよね?」
(;'A`)「……」
抜きはなったサイレンサー付きのベレッタを突きつけ、ヤツは無表情にオレを見下ろす。
ξ゚听)ξ「まだ、そんな風にヒーローごっこをしてるの?おめでたいものね。覚悟も力も無いくせに……反吐が出るわ」
(;'A`)「……」
- 47 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:38:31.62 ID:LyU9t5X9O
- ξ゚听)ξ「あの時もそうだった。散々味方の振りして、『オレを頼れ』なんて言っておいて…いざとなったら手のひらを返したように裏切って……」
(;'A`)「あれは……」
ξ゚听)ξ「誤解だとでも言うの?笑わせないで。あなたみたいなクズをね、何ていうかわかる?偽善者よ。偽善者。あなたは、口では散々モラルだの人情だの偉そうな事を言っておいて、それに責任が伴うとケツを捲って逃げ出すような卑怯者よ」
(;'A`)「……」
ξ゚ー゚)ξ「そうだわ。その娘にも教えてあげましょう。あなたがどれくらいクズなのかを、ね」
嗜虐的な笑みを浮かべ、ヤツはヘリカルへと向き直った。
*(;‘‘)*「え……?」
(;'A`)「止めろ…」
ξ゚听)ξ「あのね、お嬢ちゃん。あなたが大好きなドクオお兄ちゃんはね……」
(;'A`)「止めてくれ……」
ξ゚听)ξ「むか〜し昔、私にね……」
*(;‘‘)*「え?え?」
( ;A;)「止めてくれぇぇぇぇえ!」
オレの叫びに、ヤツは振り返る。その顔には、満足気な笑みが浮かんでいた。
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:39:40.70 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 49 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:40:09.81 ID:LyU9t5X9O
- ξ゚ー゚)ξ「あらあら、涙なんて流しちゃって。うふふ……まるで子供ね」
(;A;)「はぁ…はぁ……」
ξ゚听)ξ「……ふぅ。まぁ、こんな所で一つ許してあげましょうか。これから死に行く者をいたぶったってしょうがないし」
ベレッタの引き金に指をかけるツン。
それがまさに引かれようとした時。
「あー!ダメダメ!殺しちゃ駄目だよ〜!」
ふいに木霊した聞き慣れない声に、辺りを見渡す。
从'ー'从「私、血に弱いんだからぁ。流血沙汰は、御法度だよ〜」
真闇の教会。神の家の戸口、濃紺の毛皮のコートを身に纏ったとろそうな女がそこに立っていた。
*(;‘‘)*「!」
彼女の姿を認めたヘリカルに、明らかな怯えが見える。
(;'A`)「あんたは……」
从'ー'从「初めましてぇ。渡辺グループ総取締役、ワタナベと申しま〜す」
(;'A`)「渡辺グループ……だと?」
世界経済の四割を牛耳る多国籍型巨大コングロマリット。この街で逆らってはいけない人物ベスト3が1。そんな奴らを、オレは相手にしていたというのか。
从'ー'从「そっ。渡辺グループ。皆さんにより良い生活を提供する、渡辺グループ」
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:41:18.27 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:41:39.76 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 52 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:41:42.47 ID:LyU9t5X9O
- 間延びした口調とは裏腹に、彼女の周囲には十人程の光学迷彩を纏った守備隊が付いている。
姿こそ見えずとも、目を凝らせば薄闇の中妙に歪んだ空間が発見出来た。
(;'A`)「そんな大企業が、どうしてヘリカルなんかを……」
殺し屋を二人も雇って、秘蔵っ子の私設軍隊まで動員して。そこまでして彼女がヘリカルを狙う理由が、わからない。
从'ー'从「あのねぇ、ドクオさん。女の子の欲しいものと言ったら、何が思い浮かぶ?」
(;'A`)「……は?」
从'ー'从「ブランドもののバッグ、恋人、安定した生活、ラブロマンス……い〜っぱいあって困っちゃう」
从'ー'从「でもね、私はそういうのは全部手に入れた。お金も、バッグも、毛皮のコートも、マンションも、ビルも、恋人も、愛人も、全部全部、ぜぇ〜んぶ」
从'ー'从「そう、美貌も」
从'ー'从「整形手術もした、皮膚移植もした、骨格移植もした、眼球移植もした。出来る事は全部やって、この美貌を手に入れたわ」
从'ー'从「だけど、ある日気付いたの。“若さ”だけは、どうやっても手に入らないって」
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:41:47.50 ID:vlpQlvWJ0
- 支援
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:42:33.79 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:42:44.08 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 56 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:43:02.70 ID:LyU9t5X9O
- 从'ー'从「ホルモン剤でも、皮膚移植でも、こればっかりはどうしようも無い。細胞が朽ち果てていくのを止める手段は無いもの」
从'ー'从「だからといって、義体にするなんてのはイヤなの。私は、あくまでも“生身”のまま美しさを保ちたい」
(;'A`)「おい、まさか……」
从'ー'从「だから、その子の体を貰うの!それなら、いちいち面倒で時間のかかる手術を受けずに、脳核移植だけで済むでしょ?えへへ、私って頭いい〜!」
(;'A`)「体を…貰う……」
信じられない。何が信じられないって、この女の思考形態が信じられない。
美しくて若い体が欲しいから、他人の体を奪うだと?
(;'A`)「……狂ってる…」
从'ー'从「えぇ!?どうして?女の子なら、いつまでも可愛いままでいたいっていうのは当たり前でしょぉ?」
(;'A`)「他人の体を奪ってまで保つ美しさに何の価値が有るって言うんだ…?それ以前に、アイデンティティはどうなるんだ?あんたは、他人の体で生きる事を気持ち悪いとは思わないのか?」
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:43:11.79 ID:l5eDt6uW0
- 支援
- 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:43:18.91 ID:EixhNqp90
- 作者なんて支援にまみれてしまえばいい
- 59 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:44:44.14 ID:LyU9t5X9O
- オレの問いに、ワタナベはきょとんとした顔で。
从'ー'从「へ?何言ってるの?他人の体じゃないよ?その子の体は、私のものじゃない」
本当に、何を言っているのかわからないとでも言うような答えを返した。
(;'A`)「狂人め……」
从'ー'从「さぁ〜て、それじゃあ取引の時間です。トソン、あれを出して」
そう言ってワタナベが指を鳴らすと、闇の中からアタッシュケースを携えた秘書らしき女が姿を表す。
(゚、゚トソン「ここに」
从'ー'从「ドクオさんに中身を見せて上げて」
(゚、゚トソン「かしこまりました」
- 60 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:46:03.60 ID:LyU9t5X9O
- 女社長の言葉に従い、アタッシュケースを開く秘書らしき女。
(;'A`)「なんのつもりだ……」
どさどさと、アタッシュケースから落ちる札束の山、山、山。
从'ー'从「引き渡し賃だよ〜。これで、その子を譲って欲しいの。駄目かなぁ?」
(;'A`)「……」
何を言っているのか、わからない。
何故、こんな回りくどい事をするのか。
(;'A`)「理解出来ない…な」
从'ー'从「何でぇ?」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:46:11.88 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:46:17.16 ID:P69d8bu7O
- こんなダークなわたちゃんを見るのは久しぶりだぜ……
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:46:46.30 ID:vlpQlvWJ0
- アーライ支援
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:47:25.24 ID:l5eDt6uW0
- 黒い…支援
- 65 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:47:52.18 ID:LyU9t5X9O
- (;'A`)「そんなにヘリカルが欲しいなら、オレを殺せば済む話だろう。
あんたらの力があれば、オレ一人を殺したところで隠蔽するのもお手のものだろう?なのに、どうしてこんな大金を……」
オレの疑問に、ワタナベは嬉しそうな笑みを浮かべると。
从'ー'从「分かってないなぁ。お金か情か、その狭間であなたが葛藤するのを見たいからに決まってるじゃなぁい」
悪鬼の如き台詞を口にした。
(;'A`)「て…めぇ……」
化け物だ。この女は、他人の不幸を食い物にして肥大化した飽喰のベヘモットだ。
他人など、自らが食い潰す為の餌としか見ない、正真正銘の化け物なのだ。
从'ー'从「さぁて、制限時間は10秒です。その間に、どっちを取るのか決めて下さ〜い」
両手の指を広げ、カウントダウンを開始する女悪魔。
(;'A`)「地獄に…落ちやがれ……!」
目の前の札束の山を睨む。
幾らほど有るのだろうか。おそらくは、一千万単位もあろうかという札束があれば、破壊されたというハインの修理費に当てたところで大量の釣りが帰ってくるだろう。
(;'A`)「しかし……」
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:48:09.22 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:49:00.84 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:49:52.83 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 69 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:50:24.62 ID:LyU9t5X9O
- *( ; ;)*「お兄…ちゃん……」
涙を浮かべるヘリカルに目を移す。
オレは、ここで札束を選んでいいのか?
何のために、オレはここまで来たのだ?
ヘリカルを守る為じゃなかったのか?
それともやはりあれは演技だったのか?
从'ー'从「8…7…」
(;'A`)「くそっ!」
選べる訳がない。
从'ー'从「6…5…」
オレの大好きなヒーローなら、そんなモノローグが似合うだろう。
从'ー'从「4…3…」
- 70 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:51:58.78 ID:LyU9t5X9O
- しかし、オレは。
从'ー'从「2…1…」
(;'A`)「……降参…だ」
*( ; ;)*「…!」
ただの、偽善者だ。
从*'ー'从「あははは!だよねぇ〜!やっぱりお金が欲しいよねぇ〜!当然だよね〜!」
勝ち誇ったように笑うワタナベ。
*( ; ;)*「……そん…な…お兄…ちゃん……」
信じられない、といった顔でオレを見つめるヘリカル。
(;'A`)「済ま……ない……」
うなだれる、オレ。
从'ー'从「それじゃあ、話も纏まったところでこの子は貰っていくねぇ。あぁー面白かった」
闇の中から現れたワタナベの私設兵達が、ヘリカルの手を引き扉へと歩いていく。
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:52:19.02 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:52:37.15 ID:KYpZGhq90
- なんという
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:52:56.36 ID:l5eDt6uW0
- ドクオなにしてんだ支援
- 74 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:53:08.44 ID:LyU9t5X9O
- うなだれるようにして兵士達に従う彼女は、暴れる事もしない。
諦めか。全てを許容して、反抗すらしないというのか。
(;'A`)「ヘリカル!」
我慢出来ずに、叫んだ。
*(‘‘)*「……」
ゆっくりと振り返る少女。その顔に浮かんでいたのは、疲れきった笑顔。
*(‘‘)*「もう、いいのお兄ちゃん。最初から、こうなる運命だったんだから。仕方ないの。だから、もういいの」
そして。
*(‘‘)*「それに、お兄ちゃんは結局私を助けてくれなかった。裏切らないなんて言って、結局最後の最後で裏切ったじゃない」
憎悪。
(;'A`)「……」
*(‘‘)*「本当に助けてくれるんなら、自分の命を投げ捨ててでも、私の為に戦ってくれるよね?それなのにお兄ちゃんはお金を選んだ。どうして?ねぇ?どうして?」
(;'A`)「それは……」
*(‘‘)*「結局お兄ちゃんは、私の事なんか助けたいと思って無かったんでしょ?私が事情を聞いて欲しいって言った時も、綺麗事を言ってごまかして……」
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:53:52.00 ID:KYpZGhq90
- うわあああああ
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:54:03.18 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:54:09.69 ID:rqtZwF+nO
- 支援
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:54:09.94 ID:vlpQlvWJ0
- 支援……
- 79 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:55:03.74 ID:LyU9t5X9O
- (;'A`)「オレは……」
*(‘‘)*「偽善者、いくじなし。私の事を救う覚悟も無いくせに……」
(;'A`)「オレは……」
*(‘‘)*「お兄ちゃんなんか……」
止めろ。止めてくれ。その先を、言うな。
*( ; ;)*「大っ嫌い…!」
押し殺した糾弾を最後に、彼女は二度とオレを振り返る事は無かった。
遠退いていく、小さな背中。差し伸べる手も無い、己の卑しさ。
('A`)「はは……」
大っ嫌いか。
('A`)「ははは……はは…はははは……」
あぁ、オレもオレが大っ嫌いだよ。
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:56:11.94 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:56:13.75 ID:l5eDt6uW0
- ウツダシノウ
- 82 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:56:26.57 ID:LyU9t5X9O
- (;∀;)「あはははは……!」
何を、していたのだろうか。
オレは一体この三日間、何をしていたのだろうか。
ヘリカルと出会い、彼女と触れ合って、守ると口先だけで約束して、それで。
それで一体、何が残ったというのか。
何も無い。何も無いじゃないか。
そりゃあそうだ。始めから、何も残る筈なんか無かったのだ。
誠意が無い言葉は、責任の無い言葉は、不実な言葉は、結局のところ上辺だけを塗り固めるだけで、中身を埋める事など出来やしない。
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:57:13.85 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:57:13.79 ID:rqtZwF+nO
- 支援したくないが支援
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:57:19.97 ID:vlpQlvWJ0
- ドクオ's high支援
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:58:04.98 ID:RCfc4L7k0
- 支援
- 87 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:58:05.34 ID:LyU9t5X9O
- ただ、善行の真似事をしたいが為にヘリカルに接していたオレには、お似合いの結末だ。
(;∀;)「はは…ははは!傑作だ!傑作だよ!まったくもって最高の笑い話だよなぁ!」
拳を握り、床を打つ。
(#;A;)「畜生!畜生!畜生!畜生!」
何度も、何度も、何度も。自分を殴る勇気すら無いオレの、卑怯な慟哭が教会の中に木霊する。
(;A;)「畜…生……」
虚しさと、悔しさと、胸の痛みと。
それらに押しつぶされるよう、頭を垂れるオレの耳元で悪魔が囁いた。
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:58:57.52 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:59:08.38 ID:rqtZwF+nO
- 支援
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 21:59:09.97 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 91 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 21:59:35.58 ID:LyU9t5X9O
- 从'ー'从「最高に面白かったよぉ。あなたの事、気に入っちゃった!縁があったらまた会いましょう」
(#;A;)「てめぇ!」
立ち上がり、デザートイーグルを構える。
「これからも、渡辺グループを宜しくねぇ〜」
しかしその姿は既に無く、ただ、闇の中に溶け込むように間延びした声が響くだけだった。
(;A;)「ぅ……あ…ぁぁあ……」
無人となった廃教会を、雨の音が包む。
神は死んだ。
ニーチェの嘲笑う声を聞きながら、オレはいつまでも床を打ち続けた。
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:00:02.57 ID:xP0FGAL1O
- ハインちゃんはどうなっちゃうの支援
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:00:43.47 ID:84gosEPZ0
- 支援…
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:01:26.05 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 95 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:01:26.78 ID:LyU9t5X9O
- 〜epilogue〜
━━グラスに注がれた血色の液体を、じっと見つめる。
(,,゚Д゚)「かくて世界は事も無し。全ては収まるところに収まり、我らはただ、沈黙のうちに目を伏せた」
バーボンハウスの本店。隣に腰掛けた黒狼がジンの入ったグラスを弄びながら呟いた。
ξ゚听)ξ「随分とカビの生えた言い回しね。誰の言葉?」
(,,゚Д゚)「オレの言葉だ」
ξ゚听)ξ「センスを疑うわ。…それで、どういった意味合いなの?」
からん、と氷をかき混ぜる音。
任務は成功。報酬は上々。今の私はここ最近で一番機嫌が良かった。
(,,゚Д゚)「……オレ達は破壊と殺戮をバラまき、手前がこしらえた瓦礫の上にアグラをかいてる。その瓦礫の山を、振り返る事もなくな」
ξ゚听)ξ「その通りね。それで、それがどうしたっていうの?」
(,,゚Д゚)「……いや、ただのつまらん感傷だ。忘れてくれ」
ξ゚ー゚)ξ「ふふっ……感傷だなんて、随分とナルシストなのね」
黒狼の左肩。トレンチコートの下には、一発の弾痕が残っているのを私は知っている。
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:01:47.63 ID:vlpQlvWJ0
- 支援
- 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:02:22.13 ID:KYpZGhq90
- 支援
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:02:45.66 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 99 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:03:11.75 ID:LyU9t5X9O
- だが、それに敢えて干渉するつもりは無い。
彼がどのように生きるにしろ、それは今の私にはどうでもいい事だから。
(,,゚Д゚)「……しかし、今日の貴様は随分と嬉しそうだな。いつもの仏頂面はどうした?」
ξ゚ー゚)ξ「あら、トゲトゲしいのがお好み?随分とマニアックね」
自分のグラスに入ったブラッディー・マリーに口をつける。
やはりこの味が一番しっくりくると、改めて思った。
ξ゚ー゚)ξ「…そうね、何か理由があるとすれば……今日が記念日、だからかしらね」
(,,゚Д゚)「ほぅ。血も涙も無い女人かと思っていたが、存外に乙女らしい事を言う」
鼻で笑う黒狼。何時もならベレッタでその脳髄を撃ち抜いているところたが、今日は特別だ。
ξ゚ー゚)ξ「今日はね、私の新しい目標…いいえ、趣味が増えた記念日。祝福すべき、旅立ちの日なの」
(,,゚Д゚)「趣味、か。そういったものを持つのもまた、いい事かも知れぬな」
そう、彼が言うとおりこれは素晴らしい事。
趣味は、すなわち生きる張り合い。
目標は達成せねばならぬが、たまには息抜きも少しは必要だ。
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:03:21.42 ID:l5eDt6uW0
- 支援
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:04:11.04 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 102 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:04:13.76 ID:LyU9t5X9O
- ξ゚ー゚)ξ「……待ってなさいよ」
いつか。
ξ゚ー゚)ξ「必ず殺してあげるから……」
ブラッディー・マリーのグラスを掲げ、静かに宣言する。
もう、何も迷いは無かった。
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:04:39.72 ID:P69d8bu7O
- 華麗に100ゲト支援
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:05:37.80 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:05:40.02 ID:KYpZGhq90
- 支援
- 106 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:05:41.11 ID:LyU9t5X9O
- ※ ※ ※ ※
━━肌寒い日だった。
秋の終わりを告げる風が吹く中、オレは顔見知りのサイバネ技師のガレージを訪れていた。
('A`)「おぉい、順調に進んでるかぁ?」
義体用の手足や人工筋肉、血液パックなんかが転がる雑多な床を踏み分け、処置室へと続くドアをノックする。
「おぉ、ドクか。ちょうどいいとこにきた。今まさに終わったとこだよ」
('A`)「マジか」
ドア越しに聞こえる声に、ノブを捻る。
スプラッタ映画さながらに潤滑油でまみれた室内、寝台の前に立つ野暮ったい男と、横たわる彼女が目に入った。
从゚∀从「ご覧の通りだ」
上体を起こし、右手を上げてオレに仏頂面を向けるハイン。
彼女が着る白衣の隙間からは、表皮組織に入った継ぎ目が幾つも覗いている。
('A`)「やっぱり痕は残っちまったか」
( @ゝ@)「それでも努力はしたんだよ。でも傷が傷だからね。つうか傷って言うよりもう殆ど半壊みたいなもんだよ、ありゃ。おかげで内骨格から総入れ替えしなきゃならなかったよ」
- 107 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:07:11.80 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)「大変だったろ。まぁ、その分礼は弾むからよ」
( @ゝ@)「当たり前だよ。ホント、久々の長丁場でくたくたさ。金を渡したらさっさと帰ってくれ。三日ぐらいぶっ通しで眠りたい気分だ」
('A`)「はいはい、悪かったねぇ」
懐から札束が入った封筒を取り出し、放ってやった。
( @ゝ@)「お?珍しいな、お前が現金をツケにしないなんて。この金、どっから出た?競馬で勝ったのか?」
('A`)「いや、ちょっとな……」
茶を濁し、ドアノブに手をかける。
- 108 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:08:15.21 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)「それじゃあさっさとお帰り遊ばすよ。世話になったな。おい、ハイン、行くぞ」
从゚∀从「ん」
そんな感じでガレージを出ると、オレ達の頭の上に何やら冷たいものが落ちてきた。
('A`)「雨?」
見上げる空。灰色の雲で埋まったそこから舞い落ちてくるのは、白い雪。
冬が、訪れた。
('A`)「雪…か」
从゚∀从「雪…だな」
これで、二年連続という事になるのだろう。珍しいこともあるものだ。
('A`)「雪、ねぇ……」
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:08:41.63 ID:rqtZwF+nO
- 支援支援
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:08:48.76 ID:l5eDt6uW0
- 支援
- 111 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:10:12.40 ID:LyU9t5X9O
- “もし、この街にも雪が降ったら……その時は、一緒に雪だるま作ろうね?”
('A`)「……雪だるま、か」
あの日に交わした約束が、ふと胸をよぎる。
从゚∀从「……作るか?」
('A`)「バーカ。んな歳じゃねぇよ」
かぶりを振り、マルボロに火をつける。
('A`)y-~「……ふぅ」
从゚∀从「ドクオ…あれは…」
('A`)y-~「いいんだ。いいんだよ、ハイン」
从゚∀从「しかし……」
('A`)y-~「終わった事だ。全部、終わった事なんだよ」
灰色に染まった空が低い。
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:10:29.48 ID:4Nlsl3fpO
- 从゚∀从私怨
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:10:32.16 ID:84gosEPZ0
- 支援
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:10:52.15 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 115 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:11:32.86 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)y-~「そうやって、忘れて行くんだ。何もかも、な」
从゚∀从「……貴様は、それでいいのか」
('A`)y-~「仕方ねぇさ。それが、人間ってものだ」
笑顔も、涙も、苦しみも、幸せも、やがては風化して過ぎ去っていく。
通過点を幾つもこなしていくうちに、大切な事まで消し去って。
('A`)y-~「時々、人間って生き物が酷く残酷なものに思えるよ」
そうやって、過ぎ去っていった彼女達へと思いを馳せた。
从゚∀从「……貴様は、そうでも無いさ」
('A`)y-~「気休めはいらねぇよ」
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:12:50.33 ID:6eEUwoLU0
- 支援す
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:13:37.64 ID:l5eDt6uW0
- ああ…支援
- 118 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:13:44.15 ID:LyU9t5X9O
- 从゚∀从「いいや、気休めなどでは無い。少なくとも、貴様はそうやって後悔している。その気持ちを忘れないでいる限りは……」
('A`)y-~「……」
その気持ちを忘れないでいる限り。
そうやって生きていくには、この街はあまりにも残酷で。
('A`)y-~「……」
オレは、ニコチンがもたらすまどろみの中に溺れていくのだった。
-fin-
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:14:18.79 ID:l5eDt6uW0
- 乙!
- 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:15:25.84 ID:84gosEPZ0
- ああ…重いなぁ
おつ
- 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:15:28.80 ID:vlpQlvWJ0
- 乙
鬱になった
なんかいい曲教えて
- 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:15:53.04 ID:KYpZGhq90
- 乙
- 123 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:16:25.85 ID:LyU9t5X9O
- bonus track
†今週の、ぃょぅ'sベスト!† 〜†←はダガーマークって言うんだょぅ〜
……。
……。
(=゚ω゚)「皆さん今晩わ。ぃょぅ'sベストの時間となりました」
(=゚ω゚)「今回から始まったこの新コーナー、もとい神コーナー。ホストを勤めさせていただくのは、私ぃょぅ。ぃょぅで御座います」
(=゚ω゚)「遂にソロ活動進出という事で、緊張が半分、心細いのが四分の一、わくてかが四分の一といったメンタルバランスですが、張り切っていかせて頂きます」
(=゚ω゚)「さて、ではこの神コーナーに戸惑う皆様に私ぃょぅから、ささやかな説明をば」
(=゚ω゚)「“サイバーパンク”とはかくもマイナーなジャンル。本、漫画、アニメ、映画、探していってもなかなかその作品数は少ないもの」
(=゚ω゚)「そこで私ぃょぅは考えました。“まだまだ世界には、日の目を見ていないサイバーパンク作品が有る筈。その感動を、皆さんと分かち合いたい!紹介したい!知識をひけらかしたぃぃぃい!”」
(=゚ω゚)「……と」
- 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:16:28.52 ID:tt8p5tIz0
- ハッピーエンドじゃないのいいよね
- 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:16:35.43 ID:6eEUwoLU0
- 乙でした
- 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:17:40.67 ID:xP0FGAL1O
- 乙
ヘリカルは救えなかったの?
次章でまたヘリカル編と読んだ。だって悲しすぎるだろ
- 127 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:18:32.53 ID:LyU9t5X9O
- (=゚ω゚)「そういうワケで、このコーナーでは私ぃょぅが“これってサイバーパンクだよね”、“サイバーじゃないけどパンクしてるな”、
“サイバーもパンクもしてないけど好きなものは好きだからしょうがない!”ってな感じの作品をピックアップして、紹介していこうと思います!」
(*=゚ω゚)「……ふふ、このコーナーは人気が出る。間違いなく人気が出る。マト#>д<)メ←こんな奴目じゃねぇょぅ!」
(=゚ω゚)ノ「さて、それでは第一回!今日の作品はこちら!」
『バルドフォースシリーズ』
(=゚ω゚)「さて、のっけからエロゲーを出す我々のチョイスはいかほど…とお思いの方も居られると思いますが、お口にチャックをしていただきたい」
(=゚ω゚)「近未来。脳内にチップを埋め込む事によって、ネットが世界を覆った世界のお話。主人公は、ハッカーチーム“ステッペンウルフ”の一員として、
来る日も来る日もネットの海に潜ってはシュミクラムと呼ばれる仮装兵器に身を包み、悪戯まがいのハッキングを楽しんでいたのだが……」
- 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:18:35.12 ID:EixhNqp90
- 個人的に大好きな終わり方ですた
ロリコン作者乙。
- 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:18:54.69 ID:l5eDt6uW0
- ぃょぅがんばれハァハァ
- 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:19:23.58 ID:P69d8bu7O
- 乙&いょう君台詞数増強オメデトー
ところでハインは随分と金銭面の心配をしていたようだけど、電脳都市の一件で手に入れた金はもう使い果たしちゃったのか?
あと、そろそろあのカオスな人物テンプレの掲載を再開すべき
- 131 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:20:53.32 ID:LyU9t5X9O
- (=゚ω゚)「ある日、彼はネットの海を漂う“電子体幽霊(ワイアードゴースト)”と出逢った事で、否応無く戦いの渦中に巻き込まれていく事になる……」
(=゚ω゚)「……と、ここまでがあらすじであります」
(=゚ω゚)「ギャルゲーとして見れば、可もなく不可も無いシナリオ。サイバーパンクとして見た場合、ちょっと物足りなさが残る感じでしょうか。
あくまで、私ぃょぅの個人的意見でありますが!」
(=゚ω゚)「それでもサイバーパンク入門には適しているので、一度触れてみて損は無いでしょう。
ギャルゲーなのにアクションパートに力が入っていて、やり込み要素も充分です」
(=゚ω゚)「無印とエグゼ、二つが出ていますがどちらからプレイしても問題はないですょぅ」
( ∵)「バチェラはオレの嫁な」
(=゚ω゚)9m「そんなところで紹介終了!次回も、忘れずに見てくれよな!」
- 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:22:36.13 ID:/CMi7TRbO
- おーセリフ増えとる
乙
- 133 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:22:55.14 ID:LyU9t5X9O
- ☆マト#>д<)メが、まとめて あ・げ・るっ☆
……。
……。
マト゚д゚)メ「……」
(=゚ω゚)「……ふぅ」
マト ゚д゚ )メ「……」
(=゚ω゚)「さて、と……」
マト#゚д゚)メ「さてとじゃねぇぇぇえ!」
(;=゚ω゚)「で、でたぁぁぁぁぁあ!?」
マト#゚д゚)メ「何のつもりだてめぇ。本編出演の次は、新コーナーの司会だと?ふざけるのもいい加減にしろよ?あぁ!?」
(;=゚ω゚)「だ、だって、最近僕の活躍を望む声が多いから……」
マト#゚д゚)メ「シャラップ!テムズ川に沈められてぇか、チンカス?」
(((;=゚ω゚)))フルフルフル
- 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:23:30.95 ID:vlpQlvWJ0
- 支援wwwwwwww
- 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:23:55.46 ID:RCfc4L7k0
- ぃょぅ頑張れ
- 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:24:24.84 ID:P69d8bu7O
- いょうがゲリラで始めたコーナーだったのかwwwwww
- 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:24:31.53 ID:l5eDt6uW0
- ぃょぅ負けんな
- 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:24:56.80 ID:lVfoT1eoO
- しえん
- 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:25:47.73 ID:Y40UWnblO
- ぃょぅの人気に嫉妬
- 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:26:03.47 ID:tt8p5tIz0
- いよぅってブーン系小説じゃ結構悪役多いよね
- 141 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:26:14.40 ID:LyU9t5X9O
- マト#゚д゚)メ「だろう?だったら大人しくレスの隅っこでお口にチャックしてな、ファッキンメーン」
(;=゚ω゚)コクコク
マト#゚д゚)メ「よぉしいい心掛けだ。……いいか、今回みたいな事が二度とあってみろ。てめぇのその可愛らしいお顔にケツ穴が空くことになるぜ」
(;=゚ω゚)「……横暴だ」
マト#>д<)メ「……ふぅ」
(;=゚ω゚)「……」
マト*>д<)メ「さぁて皆さん今晩みー☆今日もやってきました、オマケコーナーの時間でぇ〜すっ!」
- 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:26:42.69 ID:84gosEPZ0
- ぃょぅ頑張れww
- 143 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:27:40.44 ID:LyU9t5X9O
- (=゚ω゚)「……」
マト*>д<)メ「さてさてぇ、今回のdisc 4.…凄く、鬱々としたお話だったけど、そんなものは私達には関係ぬぇぇえ!」
(=゚ω゚)「関係ぬぇぇぇ」
マト*>д<)メ「例え血の雨が降ろうと、臓物の雪崩が起きようと、私は何時ものテンションで頑張っちゃうよー☆」
(=゚ω゚)「頑張れー」
マト*>д<)メb「ほんじゃ、サクッと用語解説いっちゃおー!」
(=゚ω゚)「おー」
……。
マト*>д<)メ「今日のお題はこちら!ばばんばばんばんばん!」
(=゚ω゚)「あびばびばどど」
マト*>д<)メ「今回は作中で出て来た二つの電波ゆんゆんガジェットを紹介だー!」
- 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:27:54.16 ID:RCfc4L7k0
- ぃょぅメインでいいよ
- 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:28:27.13 ID:EixhNqp90
- マトマトといょうは処女なんですか?
- 146 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:29:01.38 ID:LyU9t5X9O
- (=うω゚)「ねむっ……」
マト*>д<)メ「先ずは、“ホルス・アイズ”についてぇ〜」
(=-ω-)Zzz...
マト*>д<)メ「ツンちゃんの左目に入っている義眼の事なんだけどぉ、これは本来は狙撃補助の為のサイバーウェアなの」
(=´ω`)。o〇
マト*>д<)メ「補助システム対応の狙撃銃に目を結線する事で、風向き、角度、弾速、目標の移動速度とかを計算して、ベストな狙撃タイミングを割り出してくれる便利ツールなのだぁ!」
- 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:29:50.04 ID:l5eDt6uW0
- 私女だけどぃょぅにはマトマトに負けずに頑張ってほしいと思う
- 148 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:31:13.16 ID:LyU9t5X9O
- (=゚ω゚) * パチン
マト*>д<)メ「攻殻で言えばサイトーさんみたいなのだね!うん!」
(=゚ω゚)「……」
マト*>д<)メ「それと違うのは、ある程度のハッキングもこなせるって事。本編ではドロイドの目を盗める事が記述されてたねっ!」
(=゚ω`)〜゚
マト*>д<)メ「ほいでぇ、お次のガジェット!“ミラー・コーティング”について!」
(;=うω`)ゴシゴシ…
マト*>д<)メ「ギコ君が新しく持ち出した蛇腹剣に施されている特殊技術の事だねっ」
(=´ω`)…
- 149 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:33:00.04 ID:LyU9t5X9O
- マト*>д<)メ「剣の表層、鏡面のように磨かれた刃で光の粒子を屈折、霧散させる!それは無力化の極意!光学兵器に対する天敵!それこそがミラーコーティング!」
(=・ω・)パチクリ
マト*>д<)メ「まぁ小難しい理論とかは( ∵)も考えて無いだろうし、ただ単にマカパインのガリアンソードみたいなもんだと思えってばっちゃが言ってた」
(;=*ω*)ムムム
マト#>д<)メ「そういうワケで今日の用語解説はここまで!お次はお待ちかね、読者さんの声っ!今日はどんなゲストが飛び出すのかなぁ?ひあうぃごー☆」
(;=仝ω仝)グググッ
マト゚д゚)メ「そんなに眠たきゃ永遠にネンネしてな」
がっしぼかっ
- 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:37:08.39 ID:lVfoT1eoO
- 乙ー!!
よかったらこいつら貰ってやってくれ
マト#>д<)メ(=゚ω゚)( ∵)
http://imepita.jp/20081030/806230
从 ゚∀从
http://imepita.jp/20081030/805770
うp
http://imepita.jp/20081030/805930
- 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:39:25.04 ID:7IXm/cG/0
- 今追いついてドクオをみそこなった支援
- 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:41:24.90 ID:P69d8bu7O
- >>150
マトっちゃんかあいいよマトっちゃん
- 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:41:47.40 ID:vlpQlvWJ0
- >>150
GJ!
- 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:42:23.97 ID:U7isrlkD0
- 救いようのない終わりも好きだぜ
- 155 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:42:58.42 ID:LyU9t5X9O
- マト*>д<)メ「>>121あたしはナチュラルハイよ!」
( ∵)「僕はエーシズハイです」
マト*>д<)メ「オススメの曲ねぇ……」
( ∵)「このスレで聞くって事は、お前さんメタラーだろう?そうとしか思えない……」
マト*>д<)メ「メジャーどこで行けば、ジューダスプリーストのペインキラー、スレイヤーのショウノウマーシーがオススメ!スピードに翻弄されてみて!」
マト>д<)メ「>>126誰かが、ホンの少し優しければあの子は学校に通い、友達を作って幸せに暮らしただろう」
マト>д<)メ「でもそうはならなかった。ならなかったんだよ>>126」
マト д )メ「だから、この話はここで終しまいなんだ」
- 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:43:15.45 ID:BOLBVZ0HO
- 追いついた乙!
ライ麦畑でつかまえないを思い出した。
鬱になると同時に最後のヘリカルにちょいイラっと来てしまったオレはひねくれ者
マトマト'`ァ'`ァ
- 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:45:41.09 ID:vlpQlvWJ0
- そのとーり、俺はメタラーさ!
メジャーどころは大抵うちの兄貴に聞かされたからなぁ……
マイナーどころでお勧めのあるかい?
- 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:45:40.38 ID:ELNfSnev0
- Bring Your Daughterこそ・・・いやなんでもない・・・
- 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:46:26.39 ID:EixhNqp90
- ワタナベが今後出てくるとしたらヘリの姿なの?
ネタバレになりそうな質問だけれども。
答えたくないならスルーして
- 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:46:47.26 ID:Biqtj63v0
- いよぅがんばれ
- 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:47:00.27 ID:ELNfSnev0
- ってああああああ規制解けてるじゃねーか!!!!!
支援!今日まで支援出来なかった分まで!
- 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:47:46.45 ID:l5eDt6uW0
- ワタナベさんの実年齢ってどのくらい?
- 163 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:48:54.48 ID:LyU9t5X9O
- マト*>д<)メ「>>130えーと、何々…このお話は、日々の日常において('A`)が遭遇したささやかなドラマを、ぶつ切りにして描いていく形を取らせていただいてます」
マト*>д<)メ「ですので、特に記述が無い場合、各話毎の時系列的な繋がりは無いものと思って下さいまる……だそーでーす!」
- 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:49:16.73 ID:EF2yc+JkO
- 今追いついた乙
- 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 22:55:50.86 ID:WFMgx5/C0
- スレイヤーならヘルアウェイツだろ、あの口のまわらなっぷりは最高
- 166 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 22:56:32.73 ID:LyU9t5X9O
- (=゚ω゚)「>>135>>137>>139>>142見よ!この圧倒的なぃょぅ人気の程を!これを見てもまだ、貴様はオマケコーナーの司会の座が誰に有るかわからんというのか!」
マト#>д<)メ「ちっ……調子に乗ってきやがったな。消すか?」
(=゚ω゚)「おぉっとそいつはいけねぇなぁ!その引き金を引いてみろ?そしたらば最後、一億と二千の怒れるぃょぅファン達が貴様をリンチに処す!」
マト;>д<)メ「くっ……」
(=゚ω゚)「時代は移り変わるのだよ、マトマト君。この世界は人気が出た奴だけが生き残る。オマケコーナーという自らに与えられたチャンスを充分に活用出来なかった貴様の負けだ…」
マト#゚д゚)メ「……くそっ…くそっ…くそぉぉぉお!」
パーン(検閲により削除されました)
- 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:03:00.04 ID:84gosEPZ0
- マト >д<)メもかぁいいよ
- 168 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:04:01.42 ID:LyU9t5X9O
- ('A`)「>>145処女はいねぇ。そいつはお前さんの頭の中だけに生きてるのさ」
マト#>д<)メ「ばばばばかー!何言ってるんですかっ!そそそ、そういうえっちなお話はナシ!ナシですよっ!」
(*=゚ω゚)「……ぽっ」
マト*>д<)メ「150キター!ついに私のカラーイラストがキター!有難う!有難うね!」
( ∵)「何故か二枚目と三枚目が見れません。エラーNo.6と出るのですが……助けてえーりん!」
- 169 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:08:53.73 ID:LyU9t5X9O
- ( ∵)「>>156熱く語るスレに名前が出てたんで、一気読みさせていただきましたらば見事に洗脳されました」
マト;>д<)メ「だからって、ライ麦畑引用するのはどうかと……」
( ∵)「ですよねー」
( ∵)「>>157ゴシックメタルは聴くだろうか?ウィズインテンプテーションのハンドオブソロウなんかは、聴きやすくてオススメだ」
- 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:09:09.53 ID:ZSOZSxrH0
- >>168
( 芸)あとでまとめに追加しておきますぜ旦那
- 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:09:48.34 ID:KYpZGhq90
- 出やがったなw
- 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:10:55.71 ID:BOLBVZ0HO
- またおったwwwwwwwwwww
- 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:11:05.69 ID:lVfoT1eoO
- 一応再うpしとく
http://p.pita.st/?jyvnpqrm
http://p.pita.st/?fads7lcv
- 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:11:27.17 ID:vlpQlvWJ0
- >>169
俺は雑食だから何でもいけるぜ?
聞いてみる
- 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:13:29.20 ID:ELNfSnev0
- 芸wwww
とりあえずこれから徹夜で作業コースの俺にぴったりの一曲を!
強いメロディと疾走感ある曲頼む!無論メタラーだ!
- 176 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:14:57.30 ID:LyU9t5X9O
- マト#>д<)メ「>>158( ∵)は未聴の為、恥ずかしくて出てこられないそうです。ザマァwww」
マト*>д<)メ「>>159>>162ワタナベさんに関する質問でぇーす。ねぇねぇ、実際どうなの?」
( ∵)「実年齢は不明。次回登場時は、おそらくヘリカルの体にあの何か企んでそうなのほほんフェイスで登場すると思われ」
マト#>д<)メ「ぶっちゃけ、エピローグでヘリカルの顔したワタナベが、ドクオに接触して鬱のズンドコに叩き落とすってパターンも考えてたけど、これ以上虐めるのが可哀想だったから止めたんでしょ?」
( ∵)「ううん、可哀想じゃないよ。全然可哀想じゃないよ。ページ数の都合だよ」
マト;>д<)メ「……」
- 177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:17:40.14 ID:vlpQlvWJ0
- >>175
そんなあなたにAll That Remains
SAW3のエンディング歌ったバンド
メタルコアだから気に入るかわからんが……
Hand Of Sollow聞いてみた
何かよけい悲しくなってきたwww
- 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:18:30.70 ID:WFMgx5/C0
- >>174 >>175
とりあえずエンペラーのアンセムズ〜を聴いとけ、ドラフォの1.5倍くらい早い
リアルに教会燃やしたり殺人したりとDMCより数倍危ない人たちの音楽だ
- 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:22:31.66 ID:ELNfSnev0
- >>177>>178
おっしゃー聞いてみるぜ!!
- 180 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:22:33.10 ID:LyU9t5X9O
- ( ∵)「>>165このスレに居ると、自分の経験の薄っぺらさが身にしみてわかるな」
マト#>д<)メ「今度TSUTAYAで借りて来ればいいじゃん」
( ∵)「HAHAHA!それが聞いてくれよマトォ!こないだうちのオーディオが物故我てさぁ……」
マト#>д<)メ「……イラっときたわ」
マト*;д;)メ「>>167有難う……そう言ってくれるのはあなただけよ……」
マト*>д<)メ「しかぁしっ!一人でも応援してくれている人が居る限り!私は戦い続けるのであった!」
(波のエフェクト)
- 181 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:30:06.99 ID:LyU9t5X9O
- マト*>д<)メ「>>170芸さんだぁー!わーい!」
( ∵)「何時もまとめて頂いて有難うごぜぇます!今度菓子折りでも持って下のもんが伺いますんでよろし……」
マト゚д゚)メ「それは、私のことか?」
( ∵)「い、いえ、違う…よ?…違います…よ?」
マト#>д<)メ「ならば宜しい」
マト*>д<)メ「>>175はいはいはーい!そんなあなたにバーニング・イン・ヘルのメデューサをオススメしまーす!」
マト*>д<)メ「ドラマティックなメロディーと、うねりにうねるギター、腱鞘炎になるほど激しいドラムの連打が、どこまで加速していくメロスピだよ!」
( ∵)「ウォークマンで聴きながらチャリ漕いでたら電柱にぶち当たったわwww」
マト#>д<)メ「今時ウォークマンかよ……」
- 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:35:10.17 ID:vlpQlvWJ0
- メデューサもいいけどフリーダムオヌヌメ
- 183 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:35:44.20 ID:LyU9t5X9O
- 从゚∀从「>>173さて、私を描いてくれる方が多いようなので、ここらでそろそろ私自身が礼を言うべきではなかろうか」
マト#>д<)メ(オマケコーナーまででしゃばってくんなよ……)
从゚∀从「有難う。感謝させマト#>д<)メ「可愛い絵を有難うねー!( ∵)がフォルダーが破裂しちまいそうだって嬉しい悲鳴を上げてたよっ!これからも宜しくねっ☆」
从゚∀从「……」
( ∵)「お手数をおかけしました。再うp有難うございます!今度は見れたぜ!」
- 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:37:04.47 ID:U7isrlkD0
- 作者は書くとき参考にしてる小説とかはあるかい?
- 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:40:54.70 ID:ELNfSnev0
- All That Remains、Callingかなり気に入った!声いい!
エンペラー、北斗の拳ライクな肩パッドがステキ!はえぇ!
バーニング・イン・ヘル、疾走感ありあり!硬い音の バスドラ連打最高!
間違ったスイッチが入りました。
よって作業開始を30分遅らせてギターを弾く作業に入ります。
皆様ありがとう!そして>>1乙!
- 186 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:43:17.31 ID:LyU9t5X9O
- ( ∵)「>>178エンペラーktkr」
マト;>д<)メ「怖いよぅ…私はクレイドルが限界だよぅ……」
( ∵)「その発言は叩かれる元だ。口を慎め」
マト;>д<)メ「や…ヤー……」
( ∵)「>>182見ろ、今まで地に潜み、頃合いを見計らっていたメタラー達が、まるで水を得たように活動を開始した」
マト>д<)メ「VIPは案外メタラーが多いよね」
( ∵)「よきかなよきかな。まぁ知らない人は完全に置いてけぼりだがな!」
マト;>д<)メ「立場上、複雑な気持ちなんですね。わかります」
- 187 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/08(土) 23:49:58.20 ID:LyU9t5X9O
- マト#>д<)メ「>>184だそうですが…」
( ∵)「今作は如何に軽いノリで書くかを重視しております。それ故、ギャルゲとかノベルゲーを意識しとります」
マト#>д<)メ「最近、小説らしい小説読んでないしね」
( ∵)「最後に読んだのは、金城一紀のレボリューションNo.3だったかな。チャンバラシーンとかはフェイトとかを参考に」
マト#>д<)メ「ダメだこいつ…根っからのギャルゲ脳だ…」
- 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 23:55:54.04 ID:vlpQlvWJ0
- VIPのメタラー率の高さは異常
VIPにメタルスレとかたってたら覗いてる?
- 189 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/09(日) 00:01:55.34 ID:cbXxTviBO
- ( ∵)「>>188ゴシックメタルが話題に上がると、馬鹿の一つ覚えみたいにシャロン可愛いよシャロンってレスしてるのは私です」
マト#>д<)メ「ゾンビじゃないほうのロブカコイイよロブ」
- 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:04:10.76 ID:sgtG4Soc0
- >>189
今度探してみよwww
sonic syndicateのカリン可愛いよカリン
んじゃ寝ます。乙!
- 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:04:17.65 ID:KZMmwWMR0
- ロブ…リアルゲイだよ?
- 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:05:53.68 ID:6ayMw3+U0
- ゲイこえええ
- 193 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/09(日) 00:15:22.16 ID:cbXxTviBO
- ( ∵)「>>191ロブとフレディーになら喜んで抱かれるぜ、オレはよ……」
マト#>д<)メ「……」
( ∵)「ロブゥゥウ!オレのアナルの疼きを、あなたのペインキラーで止めてくれぇぇえ!ロブ!大好き!ロブ!叫んで!ペインって叫んでよぉぉお!」
マト;>д<)メ「……」
( ∵)「あんっ!らめぇっ!ロブのナイトクローラーしゅごいのぉ!しゅごぉい!太い!あぁっ!僕のアナルがメタルメルトダウンしちゃうよぉぉお!」
マト;>д<)メ ノシ「えっ…と、そんなわけで今日のオマケコーナーはここまで!
読んでくれたみんな、支援してくれたみんな、有難うね!次回のオマケコーナーで、また会おうねぇー!ばいばーい☆」
( ∵)「あぁん!!うぅっん!股間が!僕の股間オールガンズブレイジンッ!」
がっしぼかっ。オマケは終わった。ペイン(笑)
- 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:16:09.28 ID:8VYOpPAY0
- ゲイといえば…
- 195 名前: ◆cnH487U/EY :2008/11/09(日) 00:29:08.75 ID:cbXxTviBO
- 皆さん、長丁場にお付き合いいただきまして誠に有り難うございます!
ドクオ株が下落する中、皆様が鬱を堪能していただけたようで何よりです。
さてさて、次回の投下はプロット云々も含めると二週間以内の事となるでしょう。
リクエストは常時受け付けておりますので、芸さんの掲示板や投下時のスレにレスいただければ、オレのネタ帳にしっかりと書き留められます。
ではでは、お疲れ様でした!
- 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:32:18.75 ID:pks4EgKGO
- 乙
- 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:34:20.62 ID:KZMmwWMR0
- 乙
すげーなよくこんな早くおもしろい話が投下できるな…
- 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:41:47.44 ID:Xo5Jl+pvO
- 乙。じっくりとネタを温めてくれ!
- 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 00:47:52.20 ID:8VYOpPAY0
- 乙
- 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/09(日) 01:10:40.27 ID:+Cfw0q99O
- よむほ
全部
最新50