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川 ゚ -゚)エスパークーのようです

1 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:04:03.50 ID:P9Hfk/pq0
 
初めての人のための三行紹介

大日本エスパープロジェクトことダイプロに所属するクー
組織目的は新規エスパーの発掘とその管理、国からの依頼も受けます
相変わらず、スローペースです。今回はおまけ付き。

渡米したこともないのにアメリカなんて舞台にしていいのか 、そんなことが気になる三十三話


まとめ

Apple−ブーン系小説まとめサイト−さん
http://applevip.web.fc2.com/espc/espc.html
ブーン芸VIPさん
http://boonsoldier.web.fc2.com/esp.htm



2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:05:27.05 ID:OWWRGvBe0
1ゲット

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:05:50.55 ID:FZN7ri1NO
0ゲット

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:06:59.17 ID:VqB1EuxvO
久々遭遇

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:07:45.76 ID:qSMU8+zDO
エスターク?

6 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:09:08.97 ID:P9Hfk/pq0
 
エスパークス、エスタークじゃねぇのかよ!
という人のための登場人物紹介

川 ゚ -゚) エスパー女子高生。絶賛記憶喪失中

('A`) クーの幼馴染。雷を操る超能力

(,,゚Д゚) 直情ダメ人間。超脚力の超能力

( ><) これでも高1。千里眼

ξ*゚听)ξ クソガキ。記憶を刈り取る

川д川 オカ女。空間を構築、接続する能力

( ゚∀゚) 変態貧乏大学生。銃で撃たれて入院中

( ´∀`) ダイプロ主任。一般人

( ・∀・) ダイプロ補佐。テレパシー能力

从 ゚∀从 ダイプロ書記長。大火傷で入院中


7 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:10:52.21 ID:P9Hfk/pq0
 
( ФωФ) 県知事。元『最強』エスパーで氷を操る

(゚、゚トソン ロマネスクの秘書

( ´_ゝ`) 変態兄。夜間だけ透明人間

(´<_` ) 変態弟。日中だけ透明人間

J( 'ー`)し 『旅籠・人食』の女将


ミセ*゚ー゚)リ エスパゴン『フォー・オブ・ア・カインド』の一人。別名:ソードクィーン

( ´ー`) エスパゴン『フォー・オブ・ア・カインド』の一人。別名:ペイジオブペンタクル

| ^o^| エスパゴン下っ端


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:11:08.30 ID:SlS9wf52O
久しぶり

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:12:26.23 ID:sKVE0QHUO
きたこれ

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:12:29.32 ID:wg6G3LwgO
ゴンザレスはどこ!?

支援

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:12:33.70 ID:4qUdyESiO
朝方か!
しえぬ

12 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:12:49.26 ID:P9Hfk/pq0
 

キィ―…

パタン


( ・∀・)「…」

( ・∀・)「…やぁ、調子はどうだい」

( ・∀・)「ハインくん」





[从 -≡从]



―VIP総合病院、ハインの病室


( ・∀・)「…」


[从 -≡从]


13 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:14:29.41 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「女性の顔を狙うとは…」

( ・∀・)「随分と酷いことをするものだね」

( ・∀・)「…」


[从 -≡从]


( ・∀・)「…」

( ・∀・)「キミの母親のことを聞いたよ」

( ・∀・)「随分と数奇な運命を辿っているものだ」

( ・∀・)「…」


14 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:14:59.16 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「私も片親でね」

( ・∀・)「その父が口癖のように言っていたよ」

( ・∀・)「後悔がある、と」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「おそらくそれは…」

( ・∀・)「…」


[从 -≡从]


( ・∀・)「……いや、どうでもいいことだ」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「すまないが、この後、またミーティングだ」

( ・∀・)「今後について、色々と面倒でね」

( ・∀・)「また見舞いにくるよ」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:15:32.35 ID:cG9C9FG8O
支援

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:15:39.16 ID:Tvi89lHF0
うぉお支援

17 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:16:50.28 ID:P9Hfk/pq0
 
[从 -≡从]


( ・∀・)「…」

(・∀・ ) フイッ


[从 -≡从]

[从 -≡从]

[从 ゚≡从]





        「…おい」





煤i・∀・ )「……!」


(;・∀・)「ハインくん…!?」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:17:05.64 ID:VLKt3c/V0
きてたー!!支援する

19 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:20:02.55 ID:P9Hfk/pq0
 
[从 ゚≡从]「…ちょっと待ってくれないか」


(;・∀・)「い、いま、医者を…!」


[从 ゚≡从]「いや、いいんだ」

[从 ゚≡从]「“ハイン”は、まだ眠ってる」

[从 ゚≡从]「今はただ“私”が表層上に出てきたにすぎない」


( ・∀・)「…!」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「…ハインリッヒ博士、ですか」


[从 ゚≡从]「聡明だな」

[从 ゚≡从]「…父親によく似てる」


20 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:22:12.12 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「…」

( ・∀・)「そのハインリッヒ博士が、私に何の用ですか?」


[从 ゚≡从]「少し、お願いしたいことがあるんだ」

[从 ゚≡从]「…いいかな」



21 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:22:28.77 ID:P9Hfk/pq0
 


川 ゚ -゚)エスパークーのようです

    −第三十三話:オン・ザ・バトルフィールド−




22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:23:01.05 ID:wg6G3LwgO
支援

23 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:24:42.86 ID:P9Hfk/pq0
 

―VIP国際空港


( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「なぁ」

(*゚∀゚)「あい?」

( ・∀・)「今回の作戦だが」

( ・∀・)「キミを交渉材料としてエスパゴンに乗り込み」

( ・∀・)「しぃを奪還、バカ(ギコ)を止めるっていうのが、目的のはずだ」

(*゚∀゚)「ワタシ、よく分からないでーす」

( ・∀・)「…まぁ、いいけどね」

( ・∀・)「…」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:24:58.39 ID:Dlxc9nZ4O
釣りかとおもてますた
つC

25 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:25:32.40 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「でさ」

( ・∀・)「その、普通にエコノミーの飛行機に乗って、キミの案内で相手の本拠地まで行くっていうのはさ」

( ・∀・)「割と無理があると思うんだけど」

(*゚∀゚)「ダイジョーブでーす!」

( ・∀・)「大丈夫って…」

(*゚∀゚)「C、迎えいくでーす!」

( ・∀・)「それは分かったから」

( ・∀・)「…そもそもキミ、この間まで寝たきりだったのに元気だね」

(*゚∀゚)「ワタシはいつもスマイルノーマネーです!」

( ・∀・)「…あっそう」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「催眠が解けているか分からない人間を連れて、敵の懐にか」

( ・∀・)「…」


(・∀・ )「大丈夫なんでしょうね、ロマネスクさん」

26 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:26:51.92 ID:P9Hfk/pq0
 










 (・(エ)・)










(・∀・ )「…」

(・∀・ )「…」

(・∀・ )「あの、ロマネスクさん……ですか?」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:27:05.54 ID:VLKt3c/V0
ハインの口が何なのか気になる・・・

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:27:45.37 ID:avbLYXliO
エスタークーじゃねぇのかよ!

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:28:14.56 ID:77mPMhkk0
支援

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:28:40.95 ID:16r9kgxCO
>>27
包帯じゃね?

31 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:28:58.65 ID:P9Hfk/pq0
 

(・(エ)・)「(話しかけるな、私とバレるだろう)」


(・∀・ )「いや、バレるっていうか、何だそれ」


(・(エ)・)「(何って、カモフラージュだよ)」


(・∀・ )「その着ぐるみがですか?」

(・∀・ )「逆にものすごく浮いてるんですが」



(・(エ)・)「(……なに!?)」

(・(エ)・)「(いやでも、トソンくんが可愛いからこれにしましょうって)」


(・∀・ )「…」

ノ(-∀- )「…」

(・∀・ )「あぁ、そうでした。あなたもギャグ担当でしたね」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:29:24.98 ID:rzu6uEGy0
スマイルノーマネーでうけてしまった、不覚

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:29:36.36 ID:xoB+NCc90
シリアス担当じゃなかったのかwwwwwww

34 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:30:02.01 ID:P9Hfk/pq0
 
(*゚∀゚)「わぉ! ビックベアー!!」

(・(エ)・)「(ぬぉ!? は、離れないか!!)」


( ・∀・)「あぁ、離れて、知り合いだと思われたくないから」


(・(エ)・)「(な、何を言う! ……いや、うん、それでいいのか)」



( ・∀・)「…」

( ・∀・)「そろそろ時間です」

( ・∀・)「私たちは先に行ってますよ」

(*゚∀゚)ノシ「Bye! ビックベアー!!」


35 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:30:55.88 ID:P9Hfk/pq0
 

(・(エ)・)「…」

(・(エ)・)「(私も行くか…)」







 ビー!!





ナンダ キミハ!?
ヌォ、チョットマテ!! タイム! タイム!!



36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:31:43.70 ID:VLKt3c/V0
つーかわいのう

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:33:08.34 ID:KmyHgyXy0
支援

38 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:35:19.32 ID:P9Hfk/pq0
 


―アメリカ某所


(,,゚Д゚)「…」

(´<_` )「…」

(   ゝ )「…」


(,,゚Д゚)「なぁ」

(´<_` )「はい」

(,,゚Д゚)「ここはどこだ?」

(´<_` )「スラム街ですかね」

(,,゚Д゚)「そーかそーか」


39 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:36:02.55 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,゚Д゚)「なぁ」

(   ゝ )「へい」

(,,゚Д゚)「こいつは誰だ?」


(#゚;;-゚)


(   ゝ )「女の子ですかね」

(,,゚Д゚)「そーかそーか」


(,,゚Д゚)「…」

(´<_` )「…」

(   ゝ )「…」

(#゚;;-゚)「…」


(,,゚Д゚)「じゃあ、さ」

(´<_` )「はい?」


40 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:37:02.68 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,゚Д゚)「こいつらはなんだ?」


<_プ∀゚<_プー゚)フプ 3゚)フ「HEYHEYHEY〜」


(´<_` )「外人ですね、しかもでかい」

(   ゝ )「ロックンローラーとかじゃないっすか?」

(   ゝ )「モミアゲ的に」

(,,゚Д゚)「そーかそーか」



(,,゚Д゚)「…」

(´<_` )「…」

(   ゝ )「…」

(#゚;;-゚)「…」



41 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:38:09.78 ID:P9Hfk/pq0
 
<_プー゚)フ『ヘイ、イエローマンキー』

<_プー゚)フ『ここいらが誰のシマか知ってて歩いてんのか?』


(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「…音楽関係の人じゃないっぽいよね」

(   ゝ )「あんなモミアゲしてるのに!?」

(´<_` )「…モミアゲは関係ないんじゃないか?」


<_プ 3゚)フ『おい、何ガンたれてんだよ、てめぇ』

<_プ∀゚)フ『おーおー、アニキたちに逆らうと痛い目見るぜー』



(,,゚Д゚)「…」

(#゚;;-゚)「…」


42 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:41:05.02 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,゚Д゚)「…おい、ガキんちょ」

(,,゚Д゚)「お前、どこの子だよ」

(#゚;;-゚)「…」

(,,゚Д゚)「…日本語はわかんねーか」

(´<_` )「日系っぽいですけどね」

(   ゝ )「ふっ、日系だからって日本語が分かるとは限らないぞ、弟者」

(´<_` )「…それはそうなんだが、兄者言われるとカチンと来るな」


(,,゚Д゚)「えっと、なんだ、フーアーユー?」

(#゚;;-゚)「…」

(,,゚Д゚)「…」

(   ゝ )「さすがにフーアーユーはないんじゃないっすか?」

(,,゚Д゚)「うっせ、バカ」

(#゚;;-゚)「…」


43 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:41:59.35 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,-Д-)ヾ「はぁ…、まいったねどうも」

(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「騒ぎに巻き込まれるのは、めんどくせぇな」

(´<_` )「…」

(   ゝ )「…」

(,,゚Д゚)「…」



(´<_` )「逃げますか?」

(   ゝ )「逃げませんか?」

(,,゚Д゚)「…」


(,,-Д゚)「逃げるかよ」

(,,゚Д゚)「強行突破だ、バカ野郎ども」

(´<_,` )「了解」

(   ゝ )「ヨーソロー」

44 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:43:16.22 ID:P9Hfk/pq0
 
<_プー゚)フ『オイオイ、ぼーっと突っ立ってんだよ?』

<_プ 3゚)フ『ジャンポゥしろよ、ジャンポゥ』

<_プ∀゚)フ『はは、アニキマジしびー』

<_プー゚)フ『おいお前ら、やりすぎんじゃねー…』



――ヒュン


             ゴキンッ!!

『ゾぶっ!!!?』<_プー(┗┐ (゚Д゚,,)



<_プ 3゚)フ『…』

<_プ∀゚)フ『…』

:<_プ 3゚)フ:『あ』

:<_プ∀゚)フ:『あああ』


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:43:36.86 ID:77mPMhkk0
支援

46 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:44:30.81 ID:P9Hfk/pq0
 
:<_プ 3゚)フ:『あにk』



    ドコムッ!!

(,,゚Д゚) ┌┛)3゚)フ・∴『イんむ!!?』





(,,゚Д゚)「ほい、ほいっと」クルクル、スタッ


<_プ∀゚)フ『ほあああああああああ、アニキぃぃぃぃぃ!!?』



(,,゚Д゚)「図体でかいだけだな、こいつら」

(´<_` )「さすがギコさん」

(   ゝ )「マジパネぇっす」

(,,゚Д゚)「……お前らも手伝えよ」


47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:45:28.95 ID:VLKt3c/V0
兄者だけで余裕だろうなw

48 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:45:59.97 ID:P9Hfk/pq0
 

<_プ∀゚)フ『てめぇ!!! ぶ、ぶっ殺してやる!!!!』


(,,゚Д゚)「…ファッキンジャップだってよ」

(´<_` )「ジャパンマジムカつくって意味ですかね」

(   ゝ )「やってみろよベロベロバー」



<_プ∀゚)フ『くっ…』

<_プ∀゚)フ『…くひ』

<_プ∀゚)フ『ひっ、ひひひひっ、め、目にもの見せてやるぜ』

<_プ∀゚)フ『ヘイ!! カモン、ブラザーズ!!!』



(,,゚Д゚)「は?」

(´<_` )「ブラザー…」

(   ゝ )「…ズ?」


49 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:47:13.16 ID:P9Hfk/pq0
 


ゾロゾロゾロゾロ…


)フ<_プД゚)フ<_プ6゚)フ<_プA゚)フ<_プ9゚)フ<_プ8゚)フ<_



<_プД゚)フ『おいおい、なんだよ』

<_プ6゚)フ『…なんだ? 獲物か?』

<_プA゚)フ『ダリー』




(;,゚Д゚)「げ…」

(´<_`;)「ギコさん、これは…」

(   ゝ )「逃げますか? 逃げますか?」

(,,゚Д゚)「…」


50 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:48:11.59 ID:P9Hfk/pq0
 

(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「よし、逃げよう」


(,,゚Д゚)「おい、ガキんちょ。掴まれ」

(#゚;;-゚)「…」

(#゚;;-゚)ノ「…」 キュッ

(,,゚Д゚)「…言葉、分かんのかね?」



―ダッ




<_プ9゚)フ『あ、逃げたぞ!!』

<_プ8゚)フ『待て、こらぁ!!』



51 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:49:45.90 ID:P9Hfk/pq0
 
………
……



,,゚Д-)「んー…、撒いたかな?」

(,,゚Д゚)「よし。降りろ、ガキんちょ」

(#゚;;-゚)「…」 スタッ

(;  ゝ )「ぜーはーぜーはー」

(´<_`;)「み、水…」

(,,゚Д゚)「なんだ、だらしないぞ、お前ら」

(´<_`;)「…そりゃ、ギコさんは、いいでしょう、けど…」

(;  ゝ )「…ぜーはーぜーはーぜーはー」←反論したいけど言葉にならない

(´<_`;)「…オレ達は、体力、ない…」

(;  ゝ )「…ぜー」

(,,゚Д゚)「鍛えなおしだな」

(´<_`;)「…勘弁、して、ください…」

52 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:50:27.15 ID:P9Hfk/pq0
 
(#゚;;-゚)「…」

(,,゚Д゚)「んで、お前は一体どこのどいつなんだ?」

(,,゚Д゚)「さっきのスラムの子供か? だとしたら、ちっと遠くなっちまったな」

(#゚;;-゚)「…」

(,,゚Д゚)「あー、やっぱ分かんねーか」

(,,゚Д゚)「さっきは通じてると思ったんだが…」


(´<_`;)「すーはー…、すー…」

(´<_` )「…ギコさん」


(,,゚Д゚)「ん?」


(´<_` )「こんなとこで寄り道してる暇はないのでは?」


(,,゚Д゚)「ん。…あぁ、そうだな」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:50:31.38 ID:r4WxA2OAO
うっひょww

久しぶり支援。

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:51:33.93 ID:FZN7ri1NO
レベルアップ

55 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:52:15.01 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,゚Д゚)「…」

(#゚;;-゚)「…」

(,,゚Д゚)「まぁ、お前が誰かはいいや」

(,,゚Д゚)「とりあえず、ウチまで届けてやるよ」

(,,゚Д゚)「さっきのスラム街か? えっと、ドゥユーリブイン スラァム?」

(#゚;;-゚)「…」 フルフル

(,,゚Д゚)「お、通じた」

(,,゚Д゚)「違うのか。じゃあ、どこだ?」


(´<_` )「ギコさん」

(,,゚Д゚)「わーってるよ。しょうがないだろ、放っておくわけにもいかなし」


56 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:52:54.35 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,゚Д゚)「えっと」

(,,゚Д゚)「ウエアードゥユーリブ? ……で、いいのか?」


(#゚;;-゚)「…」


(,,゚Д゚)「分かんねーか」

(,,゚Д゚)「まぁ、しょうがn――」





 【……エスパゴン】





(,,゚Д゚)「――!!」

(´<_` )「え!?」


57 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:53:56.73 ID:P9Hfk/pq0
 

(;,゚Д゚)「なんだ? …え、エスパゴン!?」

(´<_`;)「直接耳に……、まさか、テレパス…?」







(#゚;;-゚)【エスパゴン】

(#゚;;-゚)【私の、お家、エスパゴン】








(;,゚Д゚) 「はぁ!!?」 (´<_`;)



(;  ゝ )「ひっひっ、ふー…ひっひっ、ふー…」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 11:54:00.01 ID:FZN7ri1NO
(#゚;;-゚)「ヘキサゴン」

59 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 11:56:24.96 ID:P9Hfk/pq0
 



「――……ん」

「……」


ξ*゚听)ξ「…」

ξ*゚听)ξ「ここは…?」

ξ*゚听)ξ「…和室…?」

ξ*゚听)ξ「…」

ξ*゚听)ξ「…わたし、は」

ξ* )ξ「…っ」



カラッ

J( 'ー`)し「目が覚めましたか?」


ξ;゚听)ξ「…!!」

60 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:01:16.29 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「いいんですよ、まだ寝てても」

ξ*゚听)ξ「…あ」

ξ*゚听)ξ「温泉の…」

J( 'ー`)し「えぇ、いつだか団体で来てもらいましたね」

J( 'ー`)し「確か」

J( 'ー`)し「エスパークーご一行様」

ξ* )ξ「…――」

J( 'ー`)し「…どうかしましたか?」

ξ* )ξ「いえ、なんでも…」

J( 'ー`)し「そうですか?」


ξ*゚听)ξ「あ、あの、私はどうしてここに…?」

J( 'ー`)し「どうして、ですか」

J( 'ー`)し「ウチから少し離れたところに林があるんですけど、そこで倒れてたんですよ」

J( 'ー`)し「覚えていないんですか?」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:01:32.04 ID:th4LQtxwO
支援

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:01:43.64 ID:4qUdyESiO
(´゚ω゚`)「しえンァァァア!」

63 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:02:18.86 ID:P9Hfk/pq0
 
ξ*゚听)ξ「林…? 私は、確か病院に…」

ξ*゚听)ξ「…びょういん」

ξ* )ξ「…」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「まだ調子が悪いみたいですね」

J( 'ー`)し「別にあれこれ詮索するつもりはありません」

J( 'ー`)し「ウチは相変わらず客足もありませんので、どうぞゆっくりしていってください」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「それじゃあ、何かあったら呼んでくださいね」


スッ…



ξ* )ξ「…」

ξ*゚听)ξ「…」

ξ*゚听)ξ「わたし、なにやってるんだろ…」

64 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:03:50.22 ID:P9Hfk/pq0
 



(;<●><●>)「…」

(<●><●>;)「…」

(;<●><●>)「…はぁ、はぁ」

(;<●><●>)「見当たらない…」

(;<●><●>)「…」

(;<●><●>)「…」

(;<●><●>)「…いない」

(;<●><●>)「…いないんです」

(;<●><●>)「…ツンさん」

(;<●><●>)「…」

(;<●><●>)「ツn」

(;<○><○>) フッ…

 クラッ

65 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:04:35.15 ID:P9Hfk/pq0
 
ノ( ><)「…」

ノ( ><)「うっ…ん」



「なぁに、やってんだよ、お前は」



ノ( ><)「…」

ノ( ><)「…あれ?」


(≡゚∀゚)ノ「何探してたかは知らねーけど、倒れるまでやることはないだろ」


(≡゚∀゚)ノ( ><)

(≡゚∀゚)ノ( ><)


(≡゚∀゚)ノ(>< )


(≡゚∀゚)ノ (><;)「ひぃやおぅえ!!!?」


66 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:05:43.01 ID:P9Hfk/pq0
 
(><;)「ジョジョジョジョジョジョジョジョジョォオ!!?」

(≡゚∀゚)「いや、ジョルジュな。オレ、ジョルジュ」


(><;)「ジョルジュさん!? い、生き返ったんですか!!?」

(≡゚∀゚)「いや、死んでねーし」


(><;)「だ、だって、お腹撃たれて…」

(><;)「って、病院は?」


(≡゚∀゚)「抜け出してきた」

(><;)「なんで!?」


(≡゚∀゚)「なんとなく」

(><;)「なんとなく!?」


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:06:28.55 ID:33mNeQngO
支援

68 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:06:34.58 ID:P9Hfk/pq0
 
(≡゚∀゚)「…なんとなく、どっかのバカが困ってる気がしてな」

(≡゚∀゚)「それで、出てきてみたら、そのバカがふらふらな訳だ」

(≡゚∀゚)「オレがいなかったら、ぶっ倒れてたぞ」

(≡゚∀゚)「感謝しろよな」


(>< )「…」

(>< )「ほ、本当にそんな理由で…」

(≡゚∀゚)「だから、なんとなくだっての」


(><。)「…っ」

(>⊂ ) ゴシゴシッ

(>< )「…バカなんです」


(#=゚∀゚)「んだと!! この野郎!!!」

(;><)ノノ「ひやっ!? あいた!」

(;><)「ちょっ、タンマなんです」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:08:16.96 ID:rzu6uEGy0
ジョルジュかっけーな

70 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:09:04.72 ID:P9Hfk/pq0
 
(≡゚∀゚)「…なんだよ」


(>< )「あ、……その」

(>< )「ありがとうなんです」

(>< )「元気でいてくれて」


(≡゚∀゚)「は?」


(><;)「いや、なんでもなんです!」

(><;)「って、なんでもなくはないんですけど」

(≡゚∀゚)「…何言いたんだよ、お前」

(><;)「だから」

(>< )「…」

(>< )「良かったんです!」

(>< )「元気で」

(><。)「…良かったん、です」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:09:45.86 ID:xoB+NCc90
支援

72 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:10:04.07 ID:P9Hfk/pq0
 
(;=゚∀゚)「うぉ!? な、泣くことはねーだろ」

(><。)「泣いてないんです!」

(>⊂ ) ゴシゴシッ

(>< )「嬉しいのに、泣くことはないんです!」

(≡゚∀゚)「あ、そう…?」

(≡゚∀゚)「……おばちゃんナースに幻滅して抜け出してきたなんて言えねぇな、こりゃ」ボソリ


(>< )「え?」

(;=゚∀゚)「いや、何でもないよ! うん、何でもない!!」

(;=゚∀゚)「あ、そういえば、お前、何探してしたんだ?」

(>< )「…」

(><。) ポロッ

(><。)「じょ、ジョルジョさぁ…ん」

(;=゚∀゚)「え!?」

(;=゚∀゚)「なに! オレ、何かした!?」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:10:27.77 ID:rzu6uEGy0
よかったな、ビロード

74 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:10:40.90 ID:P9Hfk/pq0
 
(><。)「クーさんが、ハインさんが、しぃさんが、ツンさんがぁ…」


(;=゚∀゚)「ダイプロ女性陣全滅!!?」


(>< )「あ、貞子さんはいるんです」


(;=゚∀゚)「……まぁ、あれはあれだろ」

(≡゚∀゚)「…」

(≡゚∀゚)「何があったんだよ、一体…」


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:11:52.00 ID:ohSjz1m20
支援

76 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:12:24.51 ID:P9Hfk/pq0
 
………
……



( ><)「…というわけなんです」

(≡゚∀゚)「…」

(≡゚∀゚)「えっと…」

(≡゚∀゚)「マジ?」

( ><)「マジなんです」

(;=゚∀゚)「それって大変じゃん!!!」

(;><)「だから、大変なんです!!!」


(≡゚∀゚)「う〜…ん、それであのチビを探してたわけか」

( ><)「はいなんです」

( ><)「でも、どこにもいなくて…」


77 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:13:21.12 ID:P9Hfk/pq0
 
(≡゚∀゚)「まぁ、…いないもんはしょうがないだろ」

(≡゚∀゚)「生きてる保障もないんだろ?」

(# ><)「生きてるんです!! ツンさんも!! 他のみんなも!!!」

(;=゚∀゚)「わーったわーったよ。そうだな、生きてる」

(≡゚∀゚)「でも、お前でも探せないってことは、どっか目に付かないとこにいるんだろ」

(≡゚∀゚)「たぶん」

( ><)「…」

(≡゚∀゚)「一旦、ダイプロに戻ったらどうだ?」

( ><)「で、でも…!」

(≡゚∀゚)「ムリは良くないぜぇ。オレが言うのもなんだけどよ…」

( ><)「…」


78 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:13:50.27 ID:P9Hfk/pq0
 
(≡゚∀゚)「ほれ、迷子にならないように手繋いでやるから、帰るぞ」

( ><)「い、いいんです!」

( ><)「一人で…帰れます」

(≡゚∀゚)「そっか」


(≡゚∀゚)「じゃあ、オレも顔出しするかね」

(≡゚∀゚)「その、トソンちゃんに挨拶しないといけないし」

( ><)「変なことをしたら、氷付けにされちゃいますよ」

(≡゚∀゚)「大丈夫大丈夫」

( ><)「…ホントにこの人は」

(≡゚∀゚)ノ「じゃ、行くべ行くべ」

ノ( ><)「むぅ…」グイグイ


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:14:13.10 ID:4qUdyESiO
(´゚ω゚`)「しえしえンァァァア!」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:15:53.59 ID:VLKt3c/V0
これのビロード可愛すぎだろ

81 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:18:55.28 ID:P9Hfk/pq0
 




ノ( ><)「…」

ノ( ><)「ところで…」

(>< )「なんで顔に包帯巻いてるんですか? 撃たれたのはお腹のはずじゃ…」


(≡゚∀゚)ノ「あ、これ?」

(≡゚∀゚)「いや、AAの表現的にさ。顔ぐらいしかイジれなくてな」


(><;)「そういう意味じゃないんです!」



82 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:19:54.77 ID:P9Hfk/pq0
 



( ´∀`)】「…あぁ、分かったモナ」

( ´∀`)】「…」

( ´∀`)】「それは、本当にすまないモナ」

( ´∀`)】「いや、少々込み入った事情が…」

( ´∀`)】「…」

( ´∀`)】「あぁ」

( ´∀`)】「すまんモナ」

( ´∀`)】「うん、よろしく頼むモナ」


( ´∀`)】「またいつか一緒に飲むモナ」

( ´∀`)】「あぁ」

ガチャ



83 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:21:13.03 ID:P9Hfk/pq0
 
(゚、゚トソン「…」

(゚、゚トソン「お友達、ですか」

( ´∀`)「モナ」

( ´∀`)「古い友人モナ」

(゚、゚トソン「あえて深くは聞かないことにします」

( ´∀`)「それは助かるモナ」


ヌゥッ

川д川「さっきの電話は〜」


(;´∀`)「モナ!?」

川д川「もしかしてあの人かしら〜?」

(;´∀`)「さ、さぁ?」

川д川「…」


84 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:22:19.10 ID:P9Hfk/pq0
 
川д川「まぁ、いいわ〜」

川д川「報告が先ね〜」

( ´∀`)「モナ?」

川д川「ダイプロ周辺に敵影有り〜」

川д川「その数ざっと、30ぐらいかしら〜」


( ´∀`)「…」

(゚、゚トソン「…」


川д川「聞いてた?」


( ´∀`)「もう一回お願いするモナ」


川д川「囲まれてるわ〜」




(;´∀`)「う、ウソぉ!!?」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:22:38.14 ID:4qUdyESiO
(´゚ω゚`)「古い友じンァァァア!」

86 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:24:54.19 ID:P9Hfk/pq0
 
川д川「見る〜?」

川д川「『貞ちゃんビュ〜』」


 説明しよう

 『貞ちゃんビュー』とは(ry(第五話、第二十三話などでも使用)



ヴ…ン


〈  | ^o^|   |^o^ | 〉

〈   | ^o^|^o^|  | ^〉

〈 | ^o^| | ^o^|o^|  〉



(;´∀`)「こ、これは…」

(゚、゚トソン「…先手を打たれましたね」


87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:26:55.15 ID:VLKt3c/V0
昨日のモンスターファーム思い出したw

88 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:27:23.19 ID:P9Hfk/pq0
 
(;´∀`)「ど、どうするモナ!?」

(゚、゚トソン「まぁ、一番良い方法は“逃げる”でしょうね」

( ´∀`)「…」

( ´∀`)「…そういう訳にはいかないモナ」

( ´∀`)「ここは、約束の場所だから…」

( ´∀`)「もう二度と、蹂躙されるわけにはいかないモナ」

(゚、゚トソン「…」

(゚、゚トソン「じゃあ、どうするんです?」

(;´∀`)「だから、それを一生懸命考えてるモナ」


川д川「…しょうがないわねぇ〜」

川д川「まぁ、私の“世界”にはそう易々と入ってこれるわけはないけど〜…」

川д川「…」

川д川「あ」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:27:34.12 ID:KmyHgyXy0
こいつらかよwwwwww

90 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:28:15.16 ID:P9Hfk/pq0
 
( ´∀`)「え?」

川д川「外の事務所に、一般職員がいるわね〜」

(;´∀`)「あぁ!!」

(゚、゚トソン「まずいじゃないですか」

(;´∀`)「も、モナ…」

(;´∀`)「…」

(;´∀`)「貞子くん」

川д川「はぁい?」

( ´∀`)「…彼らも、受け入れてもらっていいモナ?」

川д川「…嫌とは言いにくいわね〜」

川д川「…いいわ〜」

川д川「その代わり、お返し、してもらうわよ〜」

(;´∀`)「わ、分かったモナ」

(゚、゚トソン「(お返しってなんだろう…)」

91 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:29:21.82 ID:P9Hfk/pq0
 
川д川「…じゃあ、呼んでくるわ〜」

キィ…バタン


( ´∀`)「これで、しばらくは…」

(゚、゚トソン「事務員さんをこちらに呼ぶんですね」

( ´∀`)「モナ」

(゚、゚トソン「しかし、大丈夫なのですか? さほど厳重なセキュリティがあるようには見えませんが」

( ´∀`)「ここ、ダイプロ中心部は貞子くんの能力で守られているモナ」

( ´∀`)「大砲でも持ってこない限り突破は不可能モナ」

(゚、゚トソン「ならば、それでこの施設全体を覆えば良かったのでは?」

( ´∀`)「…そうもいかないモナ」

( ´∀`)「この能力は、貞子くんの心にある壁を具象化したものモナ」

( ´∀`)「一部、許可された者しか入ることは適わないモナ」

( ´∀`)「それはエスパーであったり、親しい友人に限られるモナ」


92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:30:24.42 ID:9af+CT49O
おっ
こんな時間帯に来ていたとは

93 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:31:26.39 ID:P9Hfk/pq0
 

ヌラリッ

川д川「お待たせ〜…」


(;´・_ゝ・`)「はっ! ここは!?」

爪;゚ー゚)「うぇ!?」

爪;゚∀゚)「トイレ!? トイレの便器の中!!?」

爪゚A゚)「すごく気持ち悪いです…」



(;´∀`)「一体、どこを通ってきたモナ…?」

川д川「…ん? うふふ〜…、それはヒミツ〜…」

川д川「…」

(゚、゚トソン「…(そう言われてみれば少し顔色が悪いような…)」



94 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:32:17.50 ID:P9Hfk/pq0
 
(;´・_ゝ・`)「いきなりトイレに連れて行くから期待したのに! 期待したのにぃ!!」

爪;゚ー゚)「あたし、もうお嫁にいけない…」

爪;゚∀゚)「みんなで、押し込められて……あぁ!! いや!!!」

爪゚A゚)「おえええええ…」

爪;゚ー゚)「きゃー!! ぬーちゃんが吐いたー!!!」


(;´∀`)「地獄絵図だモナ」


(;´・_ゝ・`)「あれ…、主任…?」

( ´∀`)「モナ、大変だったみたいモナね」

(;´・_ゝ・`)「えっと、主任さんと、貞子さんと……知らない人と……」

(;´・_ゝ・`)「って、えぇ!? ここって、“内部”ですか!?」

( ´∀`)「そうモナ」


95 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:33:12.71 ID:P9Hfk/pq0
 
(;´・_ゝ・`)「えぇ、だって、えぇ!? 絶対立ち入り禁止だって…」

( ´∀`)「貞子くんが認めてくれたモナ」

(´・_ゝ・`)「…!」

(*´・_ゝ・`)「貞子さん…」


川д川「…だから、入れるの嫌だったのよね〜……」



爪゚ー゚)「へー、ここが“内部”かぁ」

爪゚∀゚)「見るのはじめてだ…」

爪゚A゚)「…そりゃ初登場だしね……うっぷ」


爪゚ー゚)「今日は色々あるねぇ」

爪゚∀゚)「うん、何かすごいとこばっかだ」

爪゚ー゚)「…」

爪゚∀゚)「…」


96 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:33:47.80 ID:P9Hfk/pq0
 


爪゚ー゚)「あ」(゚∀゚ 爪



爪;゚ー゚)「主任!! 大変なんです!! 外に変なヤツがいっぱい!」

爪;゚∀゚)「しかも何か同じ顔したやつが…! それで電話も繋がらなくて…!!」

爪゚A゚)「おぇぇぇぇ」

爪;゚ー゚)「ぎゃー!! またぬーちゃんが吐いた!!!」


(;´∀`)「わ、分かってるモナ」

( ´∀`)「だから君たちをここに避難させたモナ」

( ´∀`)「ここにいれば、しばらくは…」


97 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:35:08.86 ID:P9Hfk/pq0
 

川д川「…そうもいかないみたいね〜…」


(´∀`;)「え!?」




〈   | ^o^|^o^|  | ^〉

〈 | ^o^| | ^o^|o^|  〉

〈    ミセ*-o-)リ   〉

〈   ( ´ー`)      〉





川д川「めんどくさい相手がいるみたい〜…」



98 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:37:20.50 ID:P9Hfk/pq0
 



ミセ*-o-)リ『ふぁぁ…』

ミセ*-〜-)リ『眠い〜…』

( ´ー`)『飛行機、寝てこなかったのかーヨ』

ミセ*゚ー゚)リ『だってさー、久々のジャパンだもん』

ミセ*゚∀゚)リ『昨日から寝てないよ!』

( ´ー`)『ガキかーヨ』

ミセ*゚ー゚)リ『うふっ、そうよ。ミセリちゃんは、こ・ど・も』

( ´ー`)『ふん…』


99 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:37:58.16 ID:P9Hfk/pq0
 
| ^o^|『ミセリさん、シラネーヨさん』

( ´ー`)『あん?』

| ^o^|『とりあえず、囲んでみましたが…』

| ^o^|『これからどうしようというんですか?』

ミセ*゚ー゚)リ『とっつにゅー!』

| ^o^|『え?』

| ^o^|『突入って…』

| ^o^|『ははっ、こやつめ』


※同じ顔ですが、それぞれ別人です


100 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:39:05.55 ID:P9Hfk/pq0
 
( ´ー`)『冗談じゃねーヨ』

( ´ー`)『突入だヨ』

| ^o^|『…』

| ^o^|『…』

ミセ*゚ー゚)リ『ほらほら、行った行ったー』

| ^o^|『…』

| ^o^|『仕方ないですね』

| ^o^|『やるときはやる私たちです』

| ^o^|『脱いだらすごいんです』


オー…





|メ)^o^|『…手ごわい相手でした』

|メ)^o^|『…お手上げです』

101 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:39:55.18 ID:P9Hfk/pq0
 
ミセ*゚ー゚)リ『役に立たねー』

( ´ー`)『どうしたんだーヨ』


| ^o^|『それが』

| ^o^|『見えない壁があるようで…』


( ´ー`)『壁…?』



―ダイプロ内、事務室通路


| ^o^|『…ここから先、壁があります』

ヾ|^o^ |『…このように』コンコン

( ´ー`)『ふぅ…ん』

ミセ*゚ー゚)リ『ふん、こんな壁なんて…』


102 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:41:08.72 ID:P9Hfk/pq0
 
ミセ*-ー゚)リ キィ……ィィィ


ガキッ――…ン



ミセ;゚ー゚)リ『……あ、れ?』

ヾ|^o^ |『ふむ…』 ペタペタ

| ^o^|『健在です』

ミセ#゚ー゚)リ『見れば分かるよ!!』

ミセ*゚ー゚)リ『なによぉ、これ』

( ´ー`)『…』

ミセ*゚ー゚)リ『よぉし、ミセリちゃん、本気だしちゃうもんねー』

( ´ー`)『やめとけヨ』

ミセ*゚ー゚)リ『バカにしないでよ、本気だせばこれくらい…』

( ´ー`)『それだとこっちまで危ないんだーヨ』


103 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:42:00.05 ID:P9Hfk/pq0
 
( ´ー`)『オレに任せるヨ』

ミセ*゚ー゚)リ『あんたに出来るのー…?』

( ´ー`)『ふん』

( ´ー`)『この能力は、オレの能力とよく似てるーヨ』

( ´ー`)『拒絶の意思』

( ´ー`)『こじ開けてやるヨ』



ギッ


( ´ー`)『…っ』




ギギギギギギギギギッ――――





104 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:42:50.69 ID:P9Hfk/pq0
 





バキンッ!!!





| ^o^|『おぉ…』

ヾ|^o^ |『壁、消失しました』

| ^o^|『さすがです、シラネーヨさん』

ミセ*゚ε゚)リ『…っち』

( ´ー`)『さて…』


( ´ー`)『ショウタイムだーヨ』


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:48:51.08 ID:QoHfhhayO
支援

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:48:59.11 ID:oW/rj12sO
支援

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:49:49.71 ID:th4LQtxwO
支援支援

108 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:53:02.28 ID:P9Hfk/pq0
 


― 一方

―こちらは、空の上


( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「わー、雲の上でーす」

( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「空、キレーでーす」

( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「…?」

(*゚∀゚)「どうしたですか?」

( ・∀・)「…いや」

( ・∀・)「アレが気になってね」


109 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:54:07.63 ID:P9Hfk/pq0
 




(・(エ)・)




(*゚∀゚)「オゥ! ビックベアー!!」

(*゚∀゚)「一緒に乗ってたですねー!」

( ・∀・)「気付いてなかったのか…」

(・(エ)・)「(あ、ちょっと、近づくな)」


( ・∀・)「うん、目立つから、つーくん席に戻りなさい」

(*゚ε゚)「むー」

( ・∀・)「ほら、他の乗客さんも奇異な目で見てるから」

( ・∀・)「あー…、私たちはこのぬいぐるみと全く関係ないですよー、本当に無関係ですよー」

(・(エ)・)「(……なんとも言えない気分だな)」


110 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:54:39.30 ID:P9Hfk/pq0
 
(*゚ε゚)「…」

( ・∀・)「…」

(*゚ε゚)「むー…」

( ・∀・)「…むくれないでくれないか」

( ・∀・)「接触は避けろと言われてるのでね」

(*゚ε゚)「…」

( ・∀・)「はぁ…」



(・(エ)・)



( ・∀・)「しかし、どうやってゲートを通ったんだろうね」


111 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 12:55:52.10 ID:P9Hfk/pq0
 
(*゚ε゚)「むー…」

(*゚ε゚)「…」

( ・∀・)「ほら、いい加減に…」

(*゚ε゚)「……違うでーす」

( ・∀・)「…?」


(・(エ)・)「(…むっ?)」






(*゚ε゚)「…」

(*-δ-)「何かいるでーす」



112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 12:58:01.50 ID:dcCsIDU/O
お、来てる

支援

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:00:21.05 ID:9af+CT49O
つーの声がタラヲで再生されるようになってきたんだけどどうしよう

114 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:02:04.95 ID:P9Hfk/pq0
 
ポチッ
ザー…

テッテケテケテケ テッテ プ
テッテケテケテケ テッテ プ

プアパパ プパ〜パ プアパパパ トゥ
プアパパ プパ〜パ プアパパパ トゥ



( ・∀・)「なんだ?」

(;・∀・)「はっ、笑点のテーマ…!?」



プププ〜 プ〜プププププ
ププ プププ〜プ〜




(*-ε-)「…」

(*-∀゚)「…」

115 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:03:54.69 ID:P9Hfk/pq0
 

(*゚∀゚)つ「そこでーす!」



ズンッ!!



『あいたっ!?』

『あぁ、ラジカセが…!!』



(*゚∀゚)「出てこいでーす」




―声は、二つ



『…ふっ』

『ふふふっ』


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:05:30.50 ID:th4LQtxwO
しえん

117 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:07:19.92 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚ S(『ははっ』

ハN ゚ー゚)リ『あはははっ』

((゚ー゚ S(『よくぞ、見抜いたわね』

ハN ゚ -゚)リ『よくぞ、見抜いたね』


―女

―黒いフリルのドレスを着た女二人が顔を出した



(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(・(エ)・)「…」



―手荷物収納スペースから





118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:07:43.95 ID:tR/QUSon0
         _,..-――-:..、    ⌒⌒
       /       \      ^^                       ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
      /          ヽ                                    =≡= ∧_∧     ☆
     /  /\    /\ヽ                  ,  ゛ 三 ミ         ♪   / 〃(^ω^;)     / シャンシャン
     l      (__人__)    )                (( ((^ω^;))) ))ノ) ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ つまんね!つまんね!つまんね!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   . ヾヽミ 三彡, ソ))         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
    :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::                 ./ )ミ24彡ノ つまんねー    || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
     :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::                    / (ミ 彡゛          ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
           /\/\                         / \ゞ             ドチドチ!
          / /\⊂(^ω^;) このスレつまんね               ウィーッス  ∧_∧∩
        ())ノ___    ⊂エノ                                 (^ω^;// うわ 何ここつまんね
       / /||(二二)-く/_|ん>―几                           ⊂二     /
    Y ⌒ /|V||彡Vミニニ〈〈二二ノl0           ./⌒ヽ             |  )  /
   l| (◎).|l |((||((゚ )||  (⌒ )|三・) ||  ('⌒('    ./ ^ω^;) うわ、つまんね  口口/    ̄)
__ ゝ__ノ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゝ__ノ≡≡≡('⌒;;;≡..|    ∠                ( <⌒<.<
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄('⌒('⌒;;   / __ )               >/    ∧ ∧     ┌─────────
                       (´⌒;;     / /  //     (´⌒;;               ( ^ω^;)   < ツマンネーヨ
     ∧∧             (´⌒(´⌒  ⊂二/   ∪   (´⌒(´⌒;;              \ <     └───/|────
やっぱ(;^ω^)つまんね                              ∧,,∧           \.\______//
    _| ⊃/(___                     ∧_∧      (;^ω^)  。・゚・⌒)      \       /
  / └-(____/      このスレつまんねー  (^ω^ ; )ピュー   /   o━ヽニニフ))       ∪∪ ̄∪∪
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                     〔 ̄ ̄∪~〕 =   しー-J
                                 ◎――◎ =   うわ 何このチャーハンつまんね!!  ∧ ∧
            ∧_∧                       //                            ( ^ω^; )  つまんねっね
     ∧_∧  (^ω^ ;) うわ 何このスレつまんね    / .人                   コノスレツマンネ   (   )
     (;^ω^) /   ⌒i                     /  (__) パカ             ⊂_ヽ、         v v
    /   \     | |                   / ∩(____)   うわ、ここつまんね   .\\ Λ_Λ         ぼいんっ
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |                  / .|(;^ω^)_                 \ (^ω^;)   川



119 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:08:04.06 ID:P9Hfk/pq0
 

ザワザワ…

オイ、ナンダ?
ヘンタイダ…ヘンタイガイルヨ…



((゚ー゚ S(『よっと』

((゚ー゚ S(『ん〜…あぁ、窮屈だったわ』

ハN ゚ -゚)リ『あんなとこに隠れようなんて言うから…』

((゚ー゚ S(『しょうがないじゃない、他に場所なかったんだし』


(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(・(エ)・)「…」



120 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:09:07.83 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚ S(『あぁ…』

((゚ー゚ S(『ふふっ、こっそり盗み聞きして仕入れた情報によると…』

((゚ー゚ S(『我がエスパゴンに歯向かう不届き者というのは、あんたらね!』

ハN ゚ -゚)リ『“ジョーカー”もいる』

ハN ゚ -゚)リ『間違いないね』

((゚ー゚ S(『ふふん、やっぱり私の勘に間違いはなかったわ』

ハN ゚ -゚)リ『太平洋を数度往復したけどね』




(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(・(エ)・)「…」


ザワザワ…



121 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:10:45.96 ID:P9Hfk/pq0
 
スチューワデス「あの、お客様(?)……、フライト中はお静かに、というか…」


((゚ー゚ S(『上手くいけば、ボーナスどーんかしら』

ハN ゚ -゚)リ『ボーナスどーん……、いいね、それ』

((゚ー゚ S(『そうよね、いい加減たんぱく質的なものが食べたいし』

((゚ー゚ S(『相手はボーナスよ!』

ハN ゚ -゚)リ『なるほど』

ハN ゚ -゚)リ『我がエスパゴンに仇なす愚か者どもよ』

ハN ゚ -゚)リ『ボーナスのため、たんぱく質のため、ここで散ってもらう』


スチュワーデス「聞いちゃいねぇ…」


(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(・(エ)・)「…」



122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:11:09.11 ID:weqZyHieO
支援

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:11:20.54 ID:NnY39YwdO
支援

124 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:11:35.78 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「えっと…」


( ・∀・)「……誰?」

( ・∀・)「フーアーユー?」




((゚ー゚ S(『あ、今、誰って言ったわね!』

ハN ゚ -゚)リ『言ったね』

((゚ー゚ S(『ここは、是非自己紹介をすべきね!』

ハN ゚ -゚)リ『…いや、それは別に必要ないんじゃない?』


((゚ー゚ S(『ラジカセは壊れちゃったけど、まぁいいわ』

((゚∀゚ S(『いくわよ!』

ハN ゚ -゚)リ『人の話聞けよ』


125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:11:43.74 ID:ohSjz1m20
支援

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:12:58.26 ID:weqZyHieO
しえん

127 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:14:16.68 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚∀゚ S(『天が呼ぶ』

ハN ゚ -゚)リ『…地が呼ぶ』

((゚∀゚ S(『人が呼ぶ!』

ハN ゚ -゚)リ『…次の世代が呼んでいるー…』

((゚∀゚ S(『地軸すら わ べぶっ!!?』





(*゚∀゚)つ「…」

( ・∀・)「…」


( ・∀・)「さすがに語りのときに攻撃するのはよくない、かな」

(*゚∀゚)「オゥ、ソーリー」


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:14:32.26 ID:vpAQDKDpO
支援

129 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:15:19.83 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚;S(『いたぁ……、ま、またしても不意打ち、ひ、卑怯よ!!』

ハN ゚ -゚)リ『……いっそ死ねばよかったのに』

((゚ー゚;S(『!?』

((゚ー゚;S(『…な、何か言った?』

ハN ゚ -゚)リ『いや、何も』

((゚ー゚;S(『そ、そう…』


( ・∀・)「…」

( ・∀・) ゴホンッ

( ・∀・)『…で、誰なのかな。キミたちは?』

(*゚∀゚)「!! オゥ、モリャリャ、エングリッシュしゃべれるですかー!」

( ・∀・)「それなりにはね。てか、私はモララーね、モララー」



((゚ー゚ S(『…散々邪魔をしといて、よく言うわね』

((゚ー゚ S(『三回目はなんだからね! よーく聞きなさいよ!!』

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:15:49.97 ID:TIh+F6gZ0
つーかわいいよつー

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:16:14.87 ID:feVxQUOE0
支援

132 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:17:02.84 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚- ゚ S( スー…

((゚∀゚ S(『天が呼ぶ!』

ハN ゚ p゚)リ『地が呼ぶー』

((゚∀゚ S(『人が呼ぶ!!』

ハN ゚ p゚)リ『次の世代が呼んでいるー』

((゚∀゚ S(『地軸すら我が僕(しもべ)!!!』


ハN - p-)リ『We are MAGNET!!』((゚∀゚ S(

ハN - p-)リ『超電磁姉妹!!!』((゚∀゚ S(




(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(・(エ)・)「…」



133 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:18:01.03 ID:P9Hfk/pq0
 
(*゚∀゚)「…」

( ・∀・)「…」

(・(エ)・)「…」



((゚ー゚;S(『ちょっと、そこ三人(?)!! 何か反応しなさいよ!!』

ハN ゚ p゚)リ『だから止めようって言ったのにー…』



( ・∀・)「え、っと……、なんだこれは? エスパゴンなのか? こんなのが?」

(*゚∀゚)「そうでーす」


(*゚∀゚)「エスパゴンの『ツーペア』。確か名前は……」

(*゚∀゚)「…」

(*゚∀゚)「忘れましたー」

(*゚∀゚)「ワッチャーネーム」



134 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:19:18.03 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚;S(『エス!』

ハN;゚ -゚)リ『エヌ!』

((゚ー゚;S(『あんた、一緒に仕事してたでしょ!?』


(*゚∀゚)「アイドンノゥでーす」


ハN;゚ -゚)リ『こいつ…』



スチュワーデス「あの……、お客様、いい加減お席に…」



((゚ー゚ S(『…』

((-ー- S(『…ふっ』


バチッ!!


スチュワーデス「きゃっ!?」


135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:21:32.59 ID:weqZyHieO
飛行機内でその能力は…ちょっと…

支援

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:22:41.72 ID:VLKt3c/V0
こういう恥ずかしいセリフを書ける作者に痺れた

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:23:37.53 ID:wg6G3LwgO
>>135
クールだな

支援

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:24:09.96 ID:eRFZdw/IO
支援ぬ

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:26:13.67 ID:dcCsIDU/O
追い付いた

支援

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:32:10.37 ID:dcCsIDU/O
さるった?

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:33:37.99 ID:wg6G3LwgO
ようだな

142 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:39:19.58 ID:P9Hfk/pq0
 
ハN ゚ -゚)リ『S姉』

((゚ー゚ S(『いーのよ、どうせ誰も生きて返さないんだから』

ハN ゚ -゚)リ『…』

ハN ゚ー゚)リ『…それもそうか』


( ・∀・)「…」

( ・∀・)「どうやら、ふざけてるのは言動だけじゃないようだ」

(*゚∀゚)「じゃあ、何がふざけるですか?」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「…」

(・∀・ )「あぁ、大丈夫ですか。スチュワーデスさん」

(*゚∀゚)「…逃げたでーす」


143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:39:21.30 ID:dcCsIDU/O
とりあえず支援しとく

144 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:39:50.29 ID:P9Hfk/pq0
 
スチュワーデス「いたぁ……、あ、すいませ……」

スチュワーデス「――!?」

スチュワーデス「な、何、体がおも…い……」



( ・∀・)「…?」

( ・∀・)「これは…」



((゚ー゚ S(『ふふっ、どう? 私たちの能力(ちから)は?』

((゚ー゚ S(『伊達に超電磁を名乗っているわけじゃないのよ』


( ・∀・)「…電磁、……磁石か!」

(*゚∀゚)「床にピタゴラスイッチでーす」

スチュワーデス「はぅぅ…」


145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:41:43.25 ID:dcCsIDU/O
支援

146 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:41:57.59 ID:P9Hfk/pq0
 
ハN ゚ -゚)リ『S姉、あんまり能力についてしゃべるのは…』

((゚ー゚ S(『大丈夫よ。分かったとこで防ぐ術なんてないんだから』

ハN ゚ -゚)リ『まぁ、そうだけど』

((゚ー゚ S(『三人とも、アメリカの空の上で散ってもらう……』


( ・∀・) ←1

(*゚∀゚)  ←2


((゚ー゚ S(『って、あれ? あと、一人は?』

ハN ゚ -゚)リ『あぁ、あの着ぐるみの…』




「…防ぐ術がないのなら」



( (エ) )「――先に潰させてもらうだけだ」



147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:43:18.18 ID:KtFVgDQSO
追い付いた。支援

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:43:54.73 ID:dcCsIDU/O
シリアスなのにクマwww

149 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:44:39.89 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚;S(『っ!? 後ろ!!?』

⊂ハN ゚ -゚)リ『S姉、下がって!!』


―+ +* +―キンッ



(・(エ)・)「逃したか…、いい反応だな」


((゚ー゚;S(『あ、ありがとう、Nちゃん』

ハN ゚ -゚)リ『…あんたが、“最強”か』


(・(エ)・)「そう呼ばれたこともあった…」

(・(エ)・)「…今はしがないただの中年だよ」

( ・∀・)「ただの中年は気ぐるみ着たりしませんけどね」

(*゚∀゚)「オゥ、ビックベアー強いでーす」

(・(エ)・)「…ふむ、それもそうか」

(・(エ)・)「ならば、ただのクマさんと言い直すことにしよう」

150 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:47:22.88 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚;S(『? 何て言ってるの?』

ハN ゚ -゚)リ『さぁね』

ハN ゚ -゚)リ『でも、ボーナスのためには、あいつを仕留めないと話にならないみたい』

((゚ー゚ S(『むっ…。そうか、ボーナスだ』

ハN ゚ -゚)リ『…自分から言い出しておいて忘れないでよ、S姉』

((゚ー゚;S(『忘れてないもん! ちょっとシナプスがお出かけしてただけよ!』

ハN ゚ -゚)リ『……帰ってきて良かったわね、シナプス』


((゚、゚ S( フー…

((゚ー゚ S(『Nちゃん』

ハN ゚ -゚)リ『なに?』

((゚ー゚ S(『全力で、いくわよ』

ハN ゚ー゚)リ『……ふっ』

ハゞ ゚ー゚)リ『把握した』 バサッ


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:47:38.77 ID:dcCsIDU/O
バレてるじゃんw

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:49:02.99 ID:16r9kgxCO
確かにバレてるww

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:49:11.00 ID:dcCsIDU/O
支援

154 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:49:18.79 ID:P9Hfk/pq0
 
(*゚∀゚)「!」

(・(エ)・)「…」

(・(エ)・)「雰囲気が変わった」

(*゚∀゚)「ガチでやんすでーす」

( ・∀・)「…大丈夫ですか?」

(・(エ)・)「さぁ、やってみないことには何とも言えん」

(・(エ)・)「――だが、任せておけ」



( ・∀・)「…」

( ・∀・)「(あぁ、見た目がでかいクマさんのせいか、やたら頼もしく見える…!!)」

(*゚∀゚)「(オォゥ、ビックベアー…)」


155 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:52:25.54 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚ S(『ふん…』

((゚∀゚ S(『ひれ伏せるがいい!!』

ハN ゚ o゚)リ『我が磁力の前に!!!』


――ウォン


―二人を中心に、磁力の力場が形成されていく

―モニターの画像が歪み、砂嵐に変わった



(・(エ)・)「くっ…」

(*゚∀゚)「オォ? 押されるでーす」

( ・∀・)「…」



―強力な磁力は、三人をも襲い……




156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:52:55.83 ID:wg6G3LwgO
>(*゚∀゚)「(オォゥ、ビックベアー…)」

ちょっと卑猥だと思ったオレは重症

157 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:53:11.87 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「…」

( ・∀・)「…つーくん」

(*゚∀゚)「ほいです」

( ・∀・)「…そこに、飛行機のパンフがあると思うんだけど取ってくれないか」

(*゚∀゚)「オゥ、割とつらいでーす」

( ・∀・)「すまんね」

(*゚∀゚)つ「ほい!」

( ・∀・)「ありがとう」

(・(エ)・)「…?」


( ・∀・)「えっと…」

( ・∀・)「『計器に支障をきたす為』」

( ・∀・)「『機内では、電磁波の発生するものの使用を禁止します』」

( ・∀・)「うん」

( ・∀・)「そうだよね」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:53:18.29 ID:sO6//VOE0
飛行機の中で協力な磁力だしたら墜落するんじゃね?

159 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:53:38.89 ID:P9Hfk/pq0
 

(・(エ)・)「…あ」

(*゚∀゚)「あ?」

((゚ー゚ S(『?』

ハN ゚ -゚)リ『?』







ガクン!!!!


―機体が、大きく傾いた








160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:56:25.61 ID:wg6G3LwgO
>>158
キミは早く85話分の長編書いてきなさい

支援

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 13:56:24.91 ID:th4LQtxwO
ヤバスwww

162 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 13:58:22.01 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚;S(『きゃっ!?』

ハN;゚ -゚)リ『あ、磁場が崩れる…』


(;・∀・)「おわっ!?」

(*゚∀゚)「ゴロゴロでーす」

(・(エ)・)「…ふむ」




ピンポンパンポーン



『お客様にお知らせします。お客様にお知らせします』


『只今、気流の関係で機体が大きく動いておりますが』

『飛行には問題がありませんので、お客様は ギャータスケテー いや、ちょっ…』

『シャキン、落ちつい イヤーオチルンダー オチルー おい、落ち着けって!!』


163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:00:05.02 ID:wg6G3LwgO
シwwwwwャwwwwwキwwwwwンwwwww

164 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:00:50.88 ID:P9Hfk/pq0
 
スチュワーデス「…」

スチュワーデス「あの…、お客様、落ち着いて……」




       キャー!! イヤー!!!!


 オチルー!!! タスケテー!!!!

               シヌー!! シヌンダー!!!!


 マンマー!! アババババババ!!!





( ・∀・)「なんというか…」

( ・∀・)「予想通りですね」

(*゚∀゚)「みんな、楽しそうでーす」

(・(エ)・)「…阿鼻叫喚というんじゃないかな、これは」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:01:53.94 ID:16r9kgxCO
この飛行機GIFだったのかよwww

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:02:11.80 ID:sO6//VOE0
>>160
お前なんか……お前なんか……あと作者なんか……



そんなおまいらが大好き!支援

167 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:02:23.99 ID:P9Hfk/pq0
 
((゚ー゚ S(『Nちゃん、Nちゃん』

((゚ー゚ S(『…どうする? これ』

ハN ゚ -゚)リ『…』

ハN ゚ -゚)リ『…』

ハN ゚ -゚)リ『このまま墜落すれば、万事OKじゃない?』

((゚ー゚ S(『なるほど!』


((゚ー゚ S(『…』

((゚ー゚ S(『って、私たちもそれじゃ落ちるじゃん』

ハN ゚ -゚)リ『大丈夫。パラシュート持ってきたから』

((゚ー゚ S(『さすが、Nちゃん!!』

ハN ゚ -゚)リ『一人分だけどね』

((゚ー゚ S(『…』

ハN ゚ -゚)リ『…』

((゚ー゚;S(『う、裏切り者ぉ!!!』

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:02:43.47 ID:wg6G3LwgO
>>165
その発想はなかったwww

169 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:06:13.18 ID:P9Hfk/pq0
 
ハN ゚ -゚)リ『さようなら、姉さん。あなたのことは忘れないわ、うん、いつまでも心の中に…』

ハN ゚ -゚)リ『そういうわけで、私はずらがるぜ』

ノハN ゚ー)ヾ『アディオス、S姉』


((゚ー゚;S(『ちょっと待てや、こらぁ!!!』

ハN;゚ -゚)リ『むぉ!? 待って、捕まるな!! 落ちる!!?』

((゚ー゚;S(『離さない! 離さないもん!!』

ハN;゚ -゚)リ『むきゃぁあああ!?』


ガゴン!!!

ゴォォォォォォォォォォォォ……




( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「…」

(・(エ)・)「…」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:07:25.02 ID:wg6G3LwgO
支援

171 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:07:28.57 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「…落ちましたね」

(*゚∀゚)「落ちたでーす」

(・(エ)・)「落ちたな」


(*゚∀゚)「恐ろしい相手だったでーす」

(・(エ)・)「色んな意味でな」

( ・∀・)「まさか、相手にもギャグ担当がいるとは」

( ・∀・)「先が思いやられる…」

( ・∀・)「が」


キャー!!!
オチル!! オチルー!!!


スチュワーデス「お客さま!! お客さまの中に整備士さん!! トラブルに強い整備士さんはいらっしゃいませんかー!!!」




( ・∀・)「現状を打破するのが先決か…」

172 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:09:01.79 ID:P9Hfk/pq0
 
(*゚∀゚)「ゲンジョーをダッハーでーす」

( ・∀・)「とは言ったものの、どうしょうもないな」

( ・∀・)「このままだと…」

(*゚∀゚)「海にドボーンでーす」

( ・∀・)「それだけで済めばいいけどね」


(・(エ)・)「…」

(・(エ)・)「スチュワーデスのお嬢さん」

スチュワーデス「は、はい? お、お嬢…?」

(・(エ)・)「私を操縦席まで案内してくれないかな」

スチュワーデス「え!? あ、いや!! だ、ダメです!!!」

(・(エ)・)「ふむ、どうしてかな」

スチュワーデス「どうしてって、飛行中の操縦席は関係者以外立ち入り禁止です!」

(・(エ)・)「大丈夫。飛行中ではなくて、墜落中だ」


173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:09:32.29 ID:CpDz1Tf90
一理あるな

174 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:09:46.90 ID:P9Hfk/pq0
 
(・(エ)・)「それに、キミもこのまま死にたくはあるまい?」

スチュワーデス「そ、それは……、そうですけど…」

(・(エ)・)「それじゃあ、お願いするよ」

スチュワーデス「うぅ…」



(*゚∀゚)「ビックベアー、アクティブでーす」

( ・∀・)「何をする気なんだろうね」


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:09:49.11 ID:HfOW3HwP0
クマさんカッコよす

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:10:51.30 ID:th4LQtxwO
追い付いた支援

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:11:40.14 ID:dcCsIDU/O
何このかっこいいクマ?

178 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:11:40.57 ID:P9Hfk/pq0
 
―機内操縦室


(`;ω;´)「助けてー!! 落ちるー!!!」

(`・д・')「シャキンしっかりしろ!! それでも、オレの弟か!!!」

(`;ω;´)「計器が全部イカれてるんだよ!? もうムリポ!!!」

(`・д・')「なんという情けない弟」

(`・д・')「だが、しかしオレは諦めない!! コアブースター点火!!!」






(・(エ)・)「…そんなもの付いてるのか、この飛行機は」





(`・д・')「…」

(`;ω;´)「…」


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:13:26.94 ID:3OF0J6kUO
やっぱりwww

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:13:31.11 ID:16r9kgxCO
マジでラミュタスwwwwwktkrwwwww

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:13:42.75 ID:dcCsIDU/O
ちょw シャキン兄弟w

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:14:02.44 ID:th4LQtxwO
作者は全抗護ファンを敵に回したwwwwwwwwwwwwよりによってラミュタスまでwwwwww

183 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:14:31.27 ID:P9Hfk/pq0
 
(`;ω;´)「ぎゃぁぁぁぁぁ!!? く、クマ―――!!!?」

(`・д・')「あ、慌てるな、シャキン!」

(;`・д・')「くっ、しかし、これはどう見てもクマ…!! なんで、こんなとこにクマが……!!」


(・(エ)・)「…」

( ・∀・)「とったらどうです、ロマネスクさん」

(・(エ)・)「いや、取りたいのは山々なんだが……抜けなくなってしまってな」

( ・∀・)「…」

(*゚∀゚)「ワーォ、機械がいっぱいでーす」

スチュワーデス「あぁ、変なとこ触らないでくださいね!」


(`;ω;´)「ひゃぁぁぁ!!? 人がいっぱい――!!!?」

(`・д・')「いや、それぐらいで驚くなよ」


184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:14:50.68 ID:wg6G3LwgO
ラwwwミwwwュwwwタwwwスwww

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:15:32.54 ID:th4LQtxwO
誰かキオル持ってこいwwwwww

186 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:15:54.11 ID:P9Hfk/pq0
 
(`・д・')「……何だキミたちは、ここは立ち入り禁止だよ」

(・(エ)・)「ふむ、あなたが機長か」

(`・д・')「そうですが、何か?」

(・(エ)・)「腕に自信はあるかね?」

(`・д・')「…」

(`;ω;´)「に、兄さんを馬鹿にするなぁ!!」

(`・д・')「よせ、シャキン。というか、お前キャラ崩壊しすぎだから」

(`・д・')「自信はありますよ。今から、それを披露するところです」

(・(エ)・)「ふっ、そうか」

(・(エ)・)「なら少し、手伝ってあげようと思ってね」

(`・д・')「…?」

(`;ω;´)「お前に、何が出来る! クマに操縦が出来るはずがないだろ!!」


187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:16:08.41 ID:wg6G3LwgO
エクストは伏線だったのかwwww

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:16:51.33 ID:HfOW3HwP0
無駄に正論wwwwwwwwwwwwwww

189 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:17:00.07 ID:weqZyHieO
エクストさん街中でごろついてる場合じゃないですよ

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:17:10.36 ID:16r9kgxCO
なんでエクストは雑魚扱いなんだよwwwww

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:17:57.08 ID:th4LQtxwO
>>187 なんという孔明www機械世界大集合だなwww

192 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:18:18.99 ID:P9Hfk/pq0
 
(・(エ)・)「…いや」

(・(エ)・)「私がやるのは、“中”ではなくて“外”のことだ」

(`・д・')「…?」

(・(エ)・)「今は、アメリカ沖の海の上だな」

(`・д・')「あ、あぁ」



(・(エ)・)「今から海を凍らせる」

(・(エ)・)「その上を滑ってもらおう」




(`・д・')「…」

(`;ω;´)「…」

(*゚∀゚)「…」

スチュワーデス「…」

( ・∀・)「え、もう一回言ってもらえますか?」

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:19:02.76 ID:HfOW3HwP0
>( ・∀・)「え、もう一回言ってもらえますか?」
お前は知ってるだろwwwwwww

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:19:08.83 ID:9af+CT49O
も…元ネタが分からねぇ…

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:19:24.13 ID:VLKt3c/V0
流石兄弟が出るときはパロがあるって前に行ってたしなw

196 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:19:30.68 ID:P9Hfk/pq0
 
(・(エ)・)「海を凍らせて、氷の滑り台を作る」

(・(エ)・)「その上に不時着してくれ」


(`・д・')「いや、いやいやいやいや」

スチュワーデス「海を凍らせるって…」

(*゚∀゚)「わーい、滑り台でーす」

(`;ω;´)「ダメだ!! やっぱり死ぬんだ!!!」


( ・∀・)「…本気ですか」

(・(エ)・)「本気だ」

(・(エ)・)「…」

(・(エ)・)「操縦、しっかりやれよ」

(`・д・')「いやいや…」


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:20:25.50 ID:dcCsIDU/O
そういえば、でぃも機械世界か

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:20:25.65 ID:th4LQtxwO
>>194 抗護

199 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:21:02.73 ID:P9Hfk/pq0
 
(・(エ)・)「いくぞ…」

(・(エ)・)「………―――――――!!!」



―ロマネスクが、身構える

―彼が声にならない叫びを上げると、外からバキバキと割れるような音が響いてきた





スチュワーデス「…え?」

(`・д・')「…おいおい」

(`;ω;´)「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」




―落ち行く飛行機

―その眼前には、巨大な氷の滑り台が完成していた



200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:21:11.91 ID:th4LQtxwO
いやしか言ってないwww

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:22:44.83 ID:FZN7ri1NO
強すぎワロタ

202 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:23:01.33 ID:P9Hfk/pq0
 
(・(エ)・)「…あとは、あなたの役目だ」

(・(エ)・)「……むぅ」


ガクッ

( ФωФ)「…お」 ポロッ

( ФωФ)「…やっと取れた」


(;゚∀゚)「むきゃぁ!? ビックベアーの中からヒゲダンディーが出てきたでーす!!?」

(`;ω;´)「ひ、ひぃぃぃ!!?」



( ФωФ)「…」

(`・д・')「…あんたが、クマであろうが、ヒゲダンディーであろうが関係ない」

(`・д・')「感謝しよう」

( ФωФ)「…まぁ、精々頑張ってくれ」

(`・д・')「…」


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:23:06.28 ID:dcCsIDU/O
支援w

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:23:19.98 ID:8Y0roE5yO
エスパークって新種のモンスターか?

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:23:34.20 ID:wg6G3LwgO
>>197
それも伏線か……

どうせならスチュワーデスをキオルっぽくすりゃよかったのに

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:23:38.88 ID:16r9kgxCO
シャキン泣きすぎだろwwwww

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:24:03.79 ID:9af+CT49O
>>198
ほう…
今度読んでみるとするか…

208 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:24:34.94 ID:P9Hfk/pq0
 
(`・д・')「ふっ」

(`・д・')「合点任せとけ!!」

(`・д・')「コアブースター点火ぁぁぁ!!!!!」




―――ゴォッ



―両翼から火を吹き、加速する機体

―それはそのまま、氷に近づき…



(・∀・;)「う……お…!?」

(゚∀゚*)「わきゃー♪」


209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:25:50.28 ID:6xoGzXMM0
なんという懐かしいエスパークス

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:26:15.70 ID:HfOW3HwP0
っつーか重力操(ry

211 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:26:29.62 ID:P9Hfk/pq0
 
(#`・д・')「おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」




ザシャァァァァァ!!!!!




―見事、着地した






(`;ω;´)「やったぜ! アニキ!!」

(*゚∀゚)「すごいでーす」

スチュワーデス「一時はどうなることかと…」

(`・д・')「……ふぅ」

( ФωФ)「…見事だ」

(`・д・')「まぁな」

212 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:27:42.08 ID:P9Hfk/pq0
 
( ・∀・)「…」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「で、これってどうやって止まるんですか?」



( ФωФ)「…」

(`・д・')「…」

(`;ω;´)「…」

スチュワーデス「…」


(*゚∀゚)「滑り台、楽しいでーす」






「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」




213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:30:53.94 ID:weqZyHieO
支援

214 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:31:44.32 ID:P9Hfk/pq0
 


―そのころ、ギコたちは


(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「…なぁ」

(,,゚Д゚)「…ここってさ」








(,,゚Д゚)「ホワイトハウスだよな…」

(´<_`;)「たぶん…」

(   ゝ )「あぁ、白いっすもんね」



―ホワイトハウスの前にいた


215 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:32:12.20 ID:P9Hfk/pq0
 
(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「ここは…」

(;,゚Д゚)「エスパゴンじゃねーだろ!!!!!」


(#゚;;-゚)「…」

(#゚;;-゚)【私も帰り道、分からない】



(;,゚Д゚)「意味ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」




216 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:33:18.73 ID:P9Hfk/pq0
 


―ビロードとジョルジュ


( ><)「…あれ?」

( ><)「なんだか、ダイプロの方が騒がしいんです…」

(≡゚∀゚)「…」

(≡゚∀゚)「ヤな感じだ」

(≡゚∀゚)「急ぐぞ、ビロ」

( ><)「は……――」

(≡゚∀゚)「どうした?」

( ><)「あれは…」




('A`)「…」


( ><)「ドクオさん…?」

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:33:59.05 ID:th4LQtxwO
軍神しっかりしてwww

218 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:34:14.04 ID:P9Hfk/pq0
 


―ダイプロのモナー


( ´∀`)「…」

( ´∀`)「来たモナか…」



| ^o^| | ^o^| | ^o^| | ^o^| | ^o^| | ^o^|


| ^o^| | ^o^| ( ´ー`) ミセ*゚ー゚)リ | ^o^| | ^o^|



ミセ*゚ー゚)リ『ふぅん…』

ミセ*゚ー゚)リ『大日本エスパープロジェクトだったけ』

ミセ*゚ー゚)リ『“昔”とあんまり変わってないのねぇ』


( ´ー`)『…』

( ´ー`)『お前、一人かーヨ』

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:34:46.91 ID:TOjiaIRj0
おおエスタークー支援

220 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:35:14.10 ID:P9Hfk/pq0
 

( ´∀`)「…」


( ´ー`)『…まぁ、いいヨ』

( ´ー`)『オレたちの目的は、一つだーヨ』

( ´ー`)『…』

( ´ー`)つ□「コイツ ヲ ダセヨ」



( ´∀`)「…」

( ´∀`)「…クーくんを探してるモナか」

( ´∀`)「残念。ここに、彼女はいないモナ」



ミセ*゚ー゚)リ『なんだって?』

( ´ー`)『いないそうだーヨ』

ミセ*゚ー゚)リ『えー? なんだ、骨折り損じゃん』


221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:35:33.45 ID:wg6G3LwgO
まさか、ドクオのオーバー○ニスが見れるのか………?

222 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:36:53.62 ID:P9Hfk/pq0
 
( ´ー`)『さて、それなら』

( ´ー`)「ドコカ イエーヨ」

( ´ー`)「ジャナイト…」

ミセ*゚ー゚)リ『殺すよん♪』


( ´∀`)「…」


ミセ*゚ー゚)リ『バラバラになりたくなければ言った方がいいよ』

ミセ*゚ー゚)リ『言ってもバラバラにしちゃうかもしれないけど♪ アハハハハハハ』



( ´∀`)「…」

( ´∀`)「…モナ」

( ´∀`)「……いい男は」


( ´ー`)『…?』


223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:37:13.93 ID:th4LQtxwO
>>221 ガロンwwwwww

224 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:37:53.36 ID:P9Hfk/pq0
 
( ´∀`)「いい男っていうのは、下ごしらえをしっかりするものモナ」

( ´∀`)「そうだモナ!? ハイン!!!」



―モナーは、大きく振りかぶって壁に拳を叩きつけた




ガシャン!!!!


ビー…ビー…ビー…ビー…





ミセ*゚ー゚)リ『…何?』

( ´ー`)『…?』

| ^o^|『嫌な予感がします』

| ^o^|『まったくです』


225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:38:42.05 ID:16r9kgxCO
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:39:00.45 ID:th4LQtxwO
ブームくんが漢字…?

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:40:13.68 ID:VLKt3c/V0
wktk

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:41:11.51 ID:KtFVgDQSO
わくてか支援

229 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:41:14.49 ID:P9Hfk/pq0
 
( ´∀`)「…」

( ´∀`)「ダイプロというものは、家だったモナ」

( ´∀`)「そして、その中にいる人は家族だったモナ」

( ´∀`)「モナは、その家の家長として…」

( ´∀`)「家族を守る義務があるモナ」

( ´∀`)「そう」

( ´∀`)「ここは、約束の場所だから…」

( ´∀`)「この家は、……いや、この家族は大切なものだから」

( ´∀`)「もう二度と、蹂躙されるわけにはいかないモナ」


ミセ*゚ー゚)リ『何言ってんの? こいつ…』

( ´ー`)『…まさか』



( ´∀`)「…過去の亡霊ども」

( ´∀`)「モナと一緒に、ここで散るモナ」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:43:02.58 ID:dcCsIDU/O
モナー…

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:43:40.75 ID:wg6G3LwgO
だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

フサを思い出しちゃうのぉぉぉぉぉ!!!!!

232 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:45:55.98 ID:P9Hfk/pq0
 



―そして、クーは



「只今、本日午後二時十五分ごろ、アメリカサンフランシスコ向けに飛び立った
 JOL909便が、墜落したとの情報が入りました」

「今現在、搭乗旅客の確認をとっています。引き続き、情報が入り次第―――」



川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「物騒だなぁ…」




―病室でテレビを見ていた





233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:46:12.65 ID:MVlL8mwn0
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1224988868/
祭りですこいよカスども

234 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:48:23.44 ID:P9Hfk/pq0
 
川 ゚ -゚) ブルッ

川 ゚ -゚)「寒っ…」

川 ゚ -゚)「天気、悪いからかな…」



―――ダイプロとエスパゴン―――

―――因縁と欲望―――

―――覚悟と友情―――


―――決意は揺るがず―――

―――思いは変わらず―――



―――ON THE BATTLE FIELD―――

―――戦いの場所へ―――



第三十三話了

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:48:35.50 ID:MVlL8mwn0
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1224988868/
祭りですこいよカスども

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:49:07.14 ID:dcCsIDU/O
乙!

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:49:30.91 ID:wg6G3LwgO
乙!!

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:49:51.46 ID:9af+CT49O
乙ですた

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:49:55.47 ID:NnY39YwdO
乙!

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:50:38.02 ID:TOjiaIRj0


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:51:16.07 ID:th4LQtxwO


242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:51:35.30 ID:KtFVgDQSO


243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:51:36.73 ID:huw5N7KiO
おつ

244 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 14:51:46.64 ID:P9Hfk/pq0
てなわけで、三十三話はここまです
新キャラ多すぎですね
ごめんなさい

ちょっと休憩して見直したら、番外編を投下します


245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:52:27.80 ID:VLKt3c/V0
乙!!番外編もwktk

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:52:42.64 ID:th4LQtxwO
>>244 テラ絶倫wwwwww

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:53:55.83 ID:9af+CT49O
おKおK

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:55:08.54 ID:dcCsIDU/O
マジか! 支援する。

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 14:59:33.44 ID:33mNeQngO


250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:00:59.18 ID:5+SE9nSEO
エスパークスに見えた

251 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:06:20.44 ID:P9Hfk/pq0
 
エスパークス、エスタークじゃねぇのかよ!
という人のための登場人物紹介


リ дリ
           10 Years ago
J( 'ー`)し


252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:06:49.25 ID:dcCsIDU/O
支援

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:07:47.83 ID:evieVRYPO
支援支援ー

254 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:08:38.61 ID:P9Hfk/pq0
 
「…」

「…また、変なとこに出ちゃった〜…」

「…ここ、どこだろ…」



ガサッ


 「――あら?」

「…!!」

 「こんにちは」

「…」

 「…こんなところに一人でどうしたの?」

「…」

 「迷子かしら?」


255 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:09:41.91 ID:P9Hfk/pq0
 

「…」

 「…」


J( 'ー`)し「…困ったわねぇ」

リ дリ「……」



256 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:09:59.53 ID:P9Hfk/pq0
 


川 ゚ -゚)エスパークーのようです

    −番外編第二話:貞子の世界−




257 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:10:59.45 ID:P9Hfk/pq0
 
―『旅籠・人食』前


J( 'ー`)し「ここが私のお家よ」

リ дリ「……」

リ дリ「…でかい」

J( 'ー`)し「そうね、大きいわね」

リ дリ「…でも、ボロい〜」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「絞めるぞ、このガキ」

リ; дリ「!?」

リ; дリ「…あ、ごめんなさい」

ΣJ( 'ー`)し「は!! や、ごめんなさいね」

J( 'ー`)し「…この前、降ろした時の後遺症かしら…」 ボソリ

リ дリ「おろし〜…?」

J( 'ー`)し「ううん。こっちの話よ」

258 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:11:57.97 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「さ、上がって上がって」

J( 'ー`)し「大したおもてなしは出来ないけど」

リ дリ「…期待してないから、大丈夫〜」

J( 'ー`)し「…」


―『旅籠・人食』松の間


リ дリ「広い〜」

J( 'ー`)し「ウチで一番いい部屋だからね」

リ дリ「むだに広い〜」

J( 'ー`)し「……調度品がないからね」

J( 'ー`)し「お茶菓子でも食べる?」

リ дリ フルフル

J( 'ー`)し「ケーキとかのほうがいいかしら?」

リ дリ フルフル


259 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:13:16.94 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「いらない〜」

J( 'ー`)し「そう…?」

J( 'ー`)し「じゃあ、お茶だけもって来るわね」


'ー`)し「待っててね」

スッ…


リ дリ「…」

リ дリ「変なおばさん…」

リ дリ「…」

リ дリ「…」

リ дリ「どうしよう〜…」

リ дリ「でも、帰っても…」


260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:14:02.65 ID:wg6G3LwgO
支援

261 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:15:22.20 ID:P9Hfk/pq0
 

  「嫌だわ。気持ちの悪い」

  「だから言ったじゃないですが」

  「こんな子は、施設にでも預けてしまおうって」

  「だめだ。家の名前にキズがつく」

  「じゃあ、どうするの」

  「人目に触れなければいい」


リ дリ「…」


  「いいかい、貞子」

  「欲しいものがあったら、何でも言いなさい」

  「ただし、絶対に部屋からは出るな」


リ дリ「…」



262 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:18:22.88 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「…そうだ〜」

リ дリ「…帰るんじゃなくて、行かないと〜」


―貞子は部屋の奥、ふすまに手をかける

―彼女の『世界』は、空間と空間を繋げる超能力

―念じれば、どこかへと行ける


―どこか遠くに行ってしまいたいな

―彼女はそう思っていた




ガラッ


дリ

リ дリ ヒョイ

リ дリ「…あれ、ここは〜?」


263 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:19:15.93 ID:P9Hfk/pq0
 
―『旅籠・人食』 調理場


J( ー )し「ふふっ」


シャーコ シャーコ

J( ー )し「子供とはいえ、久しぶりのお客さんだわ」


シャーコ シャーコ

J( ー )し「腕を振るわなきゃね」


シャーコ シャーコ

J( ー )し「…ふふっ」



リ; дリ「ひぇ…」

J( ゚ー )し「――誰だ!!」

リ; дリ「ひぃぃぃっ」


264 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:20:16.77 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「って、あなたね」

J( 'ー`)し「まぁ、他にお客さんいないし、当たり前ね」

リ; дリ「わ、私を食べる…?」

J( 'ー`)し「ん?」

J( 'ー`)し「やぁね。そんなことないわよ」

J( 'ー`)し「もう、いい時間だからね」

J( 'ー`)し「晩御飯を作っていたのよ」

リ дリ「…」

リ дリ「(ホントかな…)」

J( 'ー`)し「それにしても、よくここが分かったわね」

リ дリ「…」

リ дリ「……分かったわけじゃ…」

J( 'ー`)し「?」


265 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:21:39.09 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「…」
 
J( 'ー`)し「どうしたの?」

リ дリ「行か……か、帰らないと〜」

J( 'ー`)し「あぁ、そうね」

J( 'ー`)し「そうよね。ごめんなさい、久しぶりのお客さんだから舞い上がっちゃって」

リ дリ「…お客さん?」

J( 'ー`)し「えぇ、そうよ」

J( 'ー`)し「ここは温泉宿なの」

リ дリ「…へぇ」

J( 'ー`)し「最も、主人が他界してから、経営は傾きっぱなしだけどね」

リ дリ「たかい?」

J( 'ー`)し「ん〜…、遠くに行っちゃったの」

リ дリ「遠く…」

J( 'ー`)し「そう」

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:23:18.71 ID:dcCsIDU/O
書き込めるかな? 支援

267 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:25:03.99 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「あ、帰るんだったわね」

リ дリ「…うん」

J( 'ー`)し「お家はどこかしら?」

J( 'ー`)し「もう遅いし、お姉さんが送ってあげる」

リ дリ「…」

リ дリ「…おねーさん…?」

J( 'ー`)し「お姉さん」

リ дリ「…」

J( 'ー`)し「…」

リ дリ「…おば」

J( 'ー`)し「あ?」

リ; дリ「…」

J( 'ー`)し「それでお家は?」


268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:26:11.14 ID:dcCsIDU/O
支援w

269 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:26:23.32 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「…」

リ дリ「分かんない」

J( 'ー`)し「え?」

リ дリ「お部屋から出たことないから〜…」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「嘘つく子は呪っちゃうぞ☆」

リ; дリ「嘘じゃない〜」

J( 'ー`)し「部屋から出なきゃ、ここには来れないでしょ?」

リ дリ「来れるよ」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「う〜ん、困った子ね」


270 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:27:03.88 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「大体、お家が分かんないとあなたも帰れないでしょ」

リ дリ「…帰れる……けど」

J( 'ー`)し「え?」

リ дリ「…あ」

リ дリ「…ううん、なんでもない〜」

J( 'ー`)し「…」

リ дリ「…一人で帰れるから、おば……お姉さんはいいよ」

リ дリ「…一人で大丈夫だから〜」

J( 'ー`)し「…」

リ дリ「…」



271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:27:27.47 ID:dcCsIDU/O
支援

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:29:50.07 ID:huw5N7KiO
支援

273 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:29:56.09 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`) >「うーん、もう夜も更けて道も分からないわねー」

リ дリ「…」

J( 'ー`)し 「あ、そうだ」
  つ ポンッ


J( 'ー`)し「あなた、今日は泊まっていきなさいな」


リ дリ「へ?」

リ; дリ「あ……えっ……でも…」

J( 'ー`)し「夕ご飯、二人分作っちゃったの」

J( 'ー`)し「結構料理には自信あるのよ」

リ; дリ「……う」

J( 'ー`)し「どうかしら?」


274 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:31:37.38 ID:P9Hfk/pq0
 
リ; дリ「……あ」

リ; дリ「…」

J( 'ー`)し「はーい、…う・ん」

リ; дリ「う…ん……」

J( 'ー`)し「そう。良かったわ、すぐに準備するわね」

パタパタ


リ дリ「…」

リ дリ「…」

リ дリ「…外でお泊り…」

リ дリ「…怒られ……」

リ дリ「…」


275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:31:40.36 ID:9af+CT49O
支援

276 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:32:13.27 ID:P9Hfk/pq0
 

  「出るなと何度言えば分かるんだ!!」

  「外が見たい? ふざけろ、私に恥をかけというのか」

  「この、口答えする気か…!」



リ дリ「…」

リ дリ …ズキリ



  「ねぇ、聞いた?」

  「え、何?」

  「お嬢様の話」

  「なんでも、幽霊にとり憑かれてるらしいよ」

  「えー、うっそー」

  「ほんとだよ、先輩が話してたもん」



277 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:41:54.21 ID:P9Hfk/pq0
 
  「お嬢様が部屋から出してもらえないのは、そのせいだ、って」

  「まっさかー」

  「と、思うのでしょ?」 

  「私、見たのよ」

  「…な、なにを?」

  「昨日の夜、一人で庭を歩いてる……お嬢様の姿を!!」

  「え…、だって鍵…」

  「…」

  「…」

  「いやー、怖いねぇ」

  「…ねぇ、それ本当?」

  「本当よ」

  「その後、ふぅっと消えちゃったもん」

  「…ひぃ、か、勘弁してよぉ」


278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:42:24.51 ID:dcCsIDU/O
支援

279 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:43:56.80 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「…」

リ дリ「…怒られる、のかな〜…」

リ дリ「…」


カラッ

J( 'ー`)し「…あ」

J( 'ー`)し「えーと、お嬢ちゃん、ご飯出来たわよ」


リ дリ「…は、はい」


J( 'ー`)し「いいのよ、そんな身構えなくても」

J( 'ー`)し「それで、名前」

J( 'ー`)し「なんていうのかしら?」


リ дリ「…」

リ дリ「…さ、さだ、こ」


280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:45:39.62 ID:dcCsIDU/O
貞子かわいい支援

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:45:49.54 ID:wg6G3LwgO
支援

282 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:45:58.82 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「笹蛸ちゃん?」


リ; дリ「…違う〜」

リ дリ「さだ、こ〜」


J( 'ー`)し「貞子ちゃん!」


リ дリ「…うん」


J( 'ー`)し「うん、貞子ちゃん」

J( 'ー`)し「今日は腕によりをかけて作ったの、たくさん食べてね!」


リ дリ「…は、はい」



283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:48:46.45 ID:wg6G3LwgO
秋茄子焼きながら支援

284 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:49:11.24 ID:P9Hfk/pq0
 
………
……


リ дリ「…」

J( 'ー`)し「どうだった?」

リ дリ「…あ、その〜…」

リ дリ「…おいしかった、です」

J( 'ー`)し「そう。よかったわ」

リ дリ「…」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「あぁ、そうだ。食後の息抜きに、トランプでもどうかしら」

リ дリ「…トランプ〜?」

J( 'ー`)し「そう、トランプ」

リ дリ「……トランプって、何〜?」

J( 'ー`)し「あら? トランプを知らないの?」


285 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:53:08.15 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「……うん」

J( 'ー`)し「それなら、今持ってくるからやりながら覚えましょう」

リ дリ「…う、うん」






リ дリ「…」

J( 'ー`)し「これがスペ−ドで、これがハートね」

J( 'ー`)し「これがダイヤに、これがクラブ、それで、これがジョーカー」

リ дリ「ジョーカー…? …なんで、これだけ違うの〜?」

J( 'ー`)し「ん? これはねぇ、仲間外れなの」

リ дリ「……仲間外れ〜…」

J( 'ー`)し「道化の格好をしたジョーカーは他のカードと違いすぎてね、仲間外れにされちゃったの」

リ дリ「……」


286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:54:18.83 ID:wg6G3LwgO
支援

287 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:54:31.47 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「でもね、ジョーカーは挫けなかったわ」

J( 'ー`)し「厳しい修行末、キングすら越す力を手に入れたの」

J( 'ー`)し「キング、よくもボクをのけ者にしてくれたね。このお礼はきっちりさせてもらうよ」

J( 'ー`)し「ば、ばぁかなぁ!? 貴様が、何故ぇここにいるぅ!!?」

J( 'ー`)し「あ、ここ若本ボイスね」

J( 'ー`)し「そうだね、さしずめボクは復讐のために地獄から舞い戻った、死神」

J( 'ー`)し「さぁ、殺し合いを始めようか!!」

リ дリ「…」

リ дリ「…」

リ дリ「……本当〜?」

J( 'ー`)し「冗談よ」

リ дリ「…」


J( 'ー`)し「ふふ、ちょっと熱が入りすぎちゃったわね」


288 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:55:18.93 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「さ、始めましょう」


パラッ
ジャラララッララ


―カーチャンの手元でトランプが舞う



リ дリ「わ…」

リ дリ「す、すごい」

J( 'ー`)し「ふふ、トランプには少し自信があるのよ」

リ дリ「…わぁ」

J( 'ー`)し「そうね、好きな数字を言ってみて」

リ дリ「…」

リ дリ「…13〜」

J( 'ー`)し「あら、ステキな数字ね」


289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:55:51.84 ID:HV8OVi1n0
しえん

290 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:56:25.01 ID:P9Hfk/pq0
 
バラバラバラ
シュッ

J( 'ー`)し「はい」


―舞うトランプから、一枚差し出されるカード

―その数字は


リ дリ「…」

リ дリ「…ジョーカー?」

J( 'ー`)し「ひっくり返してみて」

リ дリ「…13」

リ дリ「手書きで、13って書いてある…!」


リ дリ「…」


―いまいち感動に欠けた



291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 15:56:31.29 ID:c+I0kJ4n0
支援
貞子かわええ

292 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 15:58:37.52 ID:P9Hfk/pq0
 
………
……



J( 'ー`)し「それで、相手が違うって思ったときは『ふっ、甘いぞ小僧! ダウトだ!!』って……」

J( 'ー`)し「あら?」


リ дリ スー…スー…


J( 'ー`)し「寝ちゃったか」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「さて、と」

J( 'ー`)し「お布団、お布団」



リ дリ スー…スー…



293 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:00:19.26 ID:P9Hfk/pq0
 
  「聞いた?」

  「聞きた聞いた」

  「本当かしら」

  「本当らしいわよ」

  「いやだわ、怖い」

  「なんでも、旦那様が秘密裏に研究所に連れて行くだとか」

  「そ、そうなの?」

  「うん」

  「だって、ご自分の……」

  「…」



リ дリ スー…スー…



294 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:01:54.74 ID:P9Hfk/pq0
 
  「貞子」

  「入るよ」

  「貞子、いいニュースがあるんだ」

  「学校に行けるようになったんだよ」

  「先生にお願いしてようやく入れてもらえたんだ」

  「明朝には出かけるから、大人しくしておくんだよ」

  「そうだよ。貞子は自慢の娘だからね」



リ дリ スー…

リ дリ …

リ дリ「……ウソばっかり」

リ дリ「…」

リ дリ「…寝ちゃった〜」

リ дリ「…」


295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:02:50.45 ID:hQWq6gXLO
支援

296 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:03:13.97 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「布団…」

リ дリ「…」

モソモソ

リ дリ「…行かないと〜」

リ дリ「…」







カラッ

J( 'ー`)し「…あら?」

J( 'ー`)し「貞子ちゃん? …貞子ちゃん?」

J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「…まったく、もう」


297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:04:52.33 ID:SsMKGLc20
支援

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:08:17.84 ID:CpDz1Tf90
カーチャン流トランプやってみてぇww

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:08:21.81 ID:huw5N7KiO
しえん

300 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:11:01.17 ID:P9Hfk/pq0
 

リ дリ「…ハァ…ハァ」

リ дリ「…どうして」

リ дリ「上手く、“扉”が開けない〜……」



「それは、ここの空間自体が歪んでるからよ」


リ; дリ「…!?」


J( 'ー`)し「貞子ちゃん、心配したのよ」


リ; дリ「…どうして、ここが」


J( 'ー`)し「私の宿ですもの、当然よ」


リ дリ「…」

リ дリ「…あなたも、“化け物”なの〜?」


301 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:12:35.59 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「化け物?」

J( 'ー`)し「いいえ、私はただの女亭主ですよ」

J( 'ー`)し「ずっと前に、ちょーっと黒魔術をかじっただけ」

J( 'ー`)し「それに、あなたも化け物なんかじゃないでしょう?」


リ дリ「…」

リ дリ「…違う」

リ дリ「……私は、化け物…」

リ дリ「……いちゃいけない物」


J( 'ー`)し「どうしてそう思うのかしら?」


リ дリ「…言われたから〜」

リ дリ「……いらないって」

リ дリ 「……言われたから」


302 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:13:38.76 ID:P9Hfk/pq0
 
リ дリ「…私はいらない」

リ дリ「だから、行くの〜…」

リ дリ「……人にめいわくをかけない場所に〜…」


J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「貞子ちゃん」


リ дリ「…」


J( 'ー`)し「人に迷惑をかけない場所なんてないのよ」

J( 'ー`)し「それは死ぬということだわ」


リ дリ「…」

リ дリ「なら、死ぬ〜…」


J( 'ー`)し「ダメよ」

リ дリ「…なんで〜」

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:15:00.50 ID:c+I0kJ4n0
支援

304 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:17:34.94 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「貞子ちゃんが死んだら、悲しむ人がいるでしょう?」


リ дリ「…」

リ дリ「…いないよ〜」

リ дリ「パパもママもお手伝いさんも、私のこと嫌いだから〜」


J( 'ー`)し「でも、私がいるわ」


リ дリ「おば…」

J( 'ー`)し

リ; дリ「おねーさんが…?」


J( 'ー`)し「そうよ」


リ дリ「…じゃあ、私はどこに行けばいいの〜…?」


305 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:18:21.09 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「…」

J( 'ー`)し「人に迷惑をかけない場所なんてないわ」

J( 'ー`)し「人は干渉する生き物だからね」

J( 'ー`)し「ただ、そうやって補い助け合っていくのも人なの」



J( 'ー`)し「…ちょっと難しいかったかしら?」


リ дリ「…うん」


J( 'ー`)し「要するに、気にしちゃダメってこと」


リ; дリ「で、でも…」

リ дリ、「やっぱり、私は……ダメだから〜…」

リ дリ「もうお家には帰れない〜…」


306 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:19:40.05 ID:P9Hfk/pq0
 
J( 'ー`)し「貞子ちゃん」

リ дリ「…」


J( 'ー`)し「“やっぱり”なんて使っちゃダメよ」

J( 'ー`)し「あなたには、まだたくさんの未来があるもの」

J( 'ー`)し「それを否定しちゃいけないわ」


リ дリ「…でも……」

J( 'ー`)し「“でも”も禁止!」


リ; дリ「で、………」

リ; дリ「…」


J( 'ー`)し「そうね」

J( 'ー`)し「帰る場所がないと言ったわね」


リ дリ「…うん」

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:20:23.23 ID:wg6G3LwgO
しーえーんー

308 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:20:38.45 ID:P9Hfk/pq0
 

J( 'ー`)し「なら、ウチに住みなさい」


リ дリ「…」

リ дリ「え?」


J( 'ー`)し「貞子ちゃんの、不思議な能力」

J( 'ー`)し「たぶん、魔術とは違うみたいだけど」

J( 'ー`)し「大学時代の友人に、“そういうこと”に詳しい人がいるからちょうどいいわ」


リ; дリ「え、でも〜…」

J( 'ー`)し「だから、でもも、ヘチマもありません」

J( 'ー`)し「貞子ちゃんは、ウチに住む! はい、決定!!」


リ; дリ「えぇぇぇ…」

J( 'ー`)し「いいかしら?」


309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:21:35.53 ID:c+I0kJ4n0
支援支援

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:24:35.80 ID:huw5N7KiO
シエンヌ

311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:25:12.13 ID:th4LQtxwO
支援

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:30:58.43 ID:KtFVgDQSO
C

313 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:31:20.12 ID:P9Hfk/pq0
 
リ; дリ「…」


J( 'ー`)し「…う・ん」

リ; дリ「…う、うん」


J( 'ー`)し「はい、いい子ですね」

J( 'ー`)し「いいこ、いいこ」


リ; дリ「あぅあぅ…」



\J( 'ー`)し/「よ−し、そうと決まれば今日はご馳走よー」 ワッホーイ



リ; дリ「…」

リ; дリ「…」

リ; дリ「……やっぱり、変な人〜…」



314 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:33:13.20 ID:P9Hfk/pq0
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 


川д川「…」

川д川「ん〜…」

( ´_ゝ`)「どうした? ボーっとして」

川д川「ん? クフフ、物思いに耽ってたのよ〜」

(;´_ゝ`)「ウソつけ! どうせ呪いとか、かけてたんだろ」

川д川「あらぁ、かけて欲しいのかしら〜」

(;´_ゝ`)ノノ「うわーん!!嫌じゃー!!!」


( ´_ゝ(<   )・∴「ぶっ!!?」


(;´_ゝ(メ)「ほぅわ!!?」

( <  ;)「…っつ。何してるんだ、兄者」

(;´_ゝ(メ)「お前こそ何してんだよ! バカ!! バーカバーカ!!!」

( <  ;)「それが、人にぶつかって言うセリフか」

315 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:34:51.41 ID:P9Hfk/pq0
 
川д川「あらぁ、弟者くんかしら〜? いらっしゃい〜」

( <  ;)「あぁ、どうも」


( <   )「それで、……これが今日の?」

川д川「えぇ〜」

川д川「貞ちゃん特製お化け屋敷〜、文化祭仕様よ〜」

( <   )「また、禍々しい雰囲気を醸し出してますね…」

( ´_ゝ`)「ふ、オレも手伝ったんだぞ」

( <   )「お前、自分のクラスはどうした」

( ´_ゝ`)「…」

( ´_ゝ`)「…」

(;´_ゝ`)「はっ!!!」

( <  ;)「忘れてたのかよ!!」


316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:39:27.44 ID:wg6G3LwgO
しえしえ

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:46:05.43 ID:16r9kgxCO
猿りまくってるのかな

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:50:09.15 ID:DAUXm7IzO
しえん

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:53:24.77 ID:jJ/DEAmjO
支援

320 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:53:43.73 ID:P9Hfk/pq0
 
川д川「うふふ〜、まぁいいじゃない〜」

川д川「二人には、最後の仕上げをお願いしたいの〜」

( ´_ゝ`)「仕上げ? お化け屋敷は完成してるはずだが?」

( <   )「…というか、他のクラスメイトは?」

( <   )「まさか、二人で作ったのか?」

( ´_ゝ`)「はっはっはっ、まさか。なぜかは知らんが、準備してると次第に一人、二人と少なくなって…」

( <   )「…」

( ´_ゝ`)「なって…」


川д川「うふふ〜」

川д川「仕上げに、ちょうど二人欲しかったの〜」

川д川「あ、大丈夫よ〜、あくまでも仮死状態だから〜」


( <   )ゞ「じゃあ、そういうことで」

(;´_ゝ`)つ「いやん! ちょっと待ってよ、弟者!!」


321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:56:22.14 ID:VLKt3c/V0
流石兄弟って高校生だったのか

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:57:11.30 ID:wg6G3LwgO
そして誰もいなくなった・・・・・・

支援

323 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 16:57:53.31 ID:P9Hfk/pq0
 
つ< <  ;)「離せ、兄者!! オレは情より命を選ぶ!!」

(;´_ゝ`)「いや−!! そげんこと言わんで!!」


川д川「うふふ〜」

川д川「仲がいいのね〜」

川д川「ちゃぁんと、二人一緒にしてあげる〜」




(;´_ゝ`)つ< <  ;)





「いやぁぁぁぁあぁあぁああああああああああ!!!!!!」






324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 16:59:28.15 ID:wg6G3LwgO
支援

325 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 17:00:02.78 ID:P9Hfk/pq0
 
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


「大日本エスパープロジェクト〜?」

 「そう、略してダイプロ」

 「前に言った私の友達がやってるところなの」

「ふぅん…」

 「貞子ちゃんの話をしたら是非に会ってみたいって」

「…」

 「怖い?」

「ううん〜、別に〜」


「ただ〜…」

 「ただ…?」



326 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 17:02:39.72 ID:P9Hfk/pq0
 
「…」

「なんでもない〜」

 「あら、そう? 残念」

「残念〜?」

 「うふふ、なんでもないわ」

「…」



―彼女の『世界』は、空間と空間を繋げる超能力

―念じれば、どこかへと行ける

―人を遠ざけることも出来る



327 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 17:03:45.36 ID:P9Hfk/pq0
 

―でも、今は

―この人の近くにいたいと思っていた



「ヤな感じ〜…」




番外編第二話了

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:04:51.92 ID:vpAQDKDpO
おつおつ

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:05:14.16 ID:83XCYva30


330 名前: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/26(日) 17:09:16.97 ID:P9Hfk/pq0
はい
これでおしまいです

猿なんて大嫌いです

番外編の時間軸がおかしいのは二十話の段階で作ってたもので
公開の機会がなかったからです
あと、2ついつにするか…

本編ももうちょっとです
投下が遅いけど気長にお待ちください


長時間の支援等ありがとうごじざいました




331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:10:13.93 ID:D3exayMeO
川- 川 乙

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:13:23.58 ID:VLKt3c/V0
乙〜!モナーがどうなるか心配すぎる・・・

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:13:44.10 ID:huw5N7KiO
乙!

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:13:52.43 ID:16r9kgxCO
カーチャンとモナーは同級生なのかな




335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:20:45.65 ID:wg6G3LwgO


336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:23:20.61 ID:BabXi2VcO

そしてよむほ

337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:25:23.93 ID:HV8OVi1n0
おつ

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:35:45.84 ID:mnWY6U6bO
>>325
よむうほ

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/26(日) 17:37:43.46 ID:mnWY6U6bO
>>338はミス

よむほ


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