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実験中

(´・ω・`)のバーボンハウスのようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:09:47.36 ID:Ab4XqBWC0
代理

2 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:10:45.03 ID:jnob0Use0
カランコロンと、ドアベルが来客を告げる。

(´・ω・`)「やぁ、バーボンハウスへようこそ。
       このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ちついて欲しい」

僕はすっかりお馴染みとなったこの言葉を今夜最初の客に向かって言う。
開店時に、『やっぱり何か決めゼリフが必要だお!』と主張した友人が、苦心の末に考え出したセリフだ。
最初はあまり乗り気ではなかったが、今ではこのバー、『バーボンハウス』になくてはならないものになってしまった。

('A`)「おぅ、外、雪降ってたぜ」

そう言いながら入ってきたドクオは、テキーラを一気に煽った。
空になったグラスを受け取りながら尋ねる。

(´・ω・`)「もうそんな季節なんだね……。
       とりあえず注文を聞こうか」

('A`)「ジン。ロックで。
    もうこの店も1周年か、早いもんだな」


3 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:11:04.88 ID:jnob0Use0
(´・ω・`)「もうそんなもんなのか、あっという間だったな。
       君みたいに毎日来てくれるようなお客さんがいなかったら、どうなってたんだろうね」

('A`)「大丈夫だろ、お前なら」

そう言うドクオの前にジンのグラスを置くと、僕は目を閉じてこの1年のことに思いをめぐらす。
大変な事もあったが、それ以上に楽しいことや嬉しいことの方が多かったように思える。

きっとこれからも、大変な事はあるだろう。
だが、自分なら、自分の味方となってくれるみんながいれば―――――

そこまで考えたところでまたドアベルが鳴った。
目をあけると、そこには二人目の客。
僕は居住まいを正すと、お馴染みの例のセリフを言う。

(´・ω・`)「やぁ、バーボンハウスへようこそ。
       このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ちついて欲しい」


4 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:11:35.46 ID:jnob0Use0







(´・ω・`)のバーボンハウスのようです







5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:11:59.24 ID:Ab4XqBWC0
支援

6 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:12:16.56 ID:jnob0Use0
『久し振りに高校の時のメンツで飲むから、来い』とドクオから連絡が来たときは、正直あまり乗り気ではなかった。

(´・ω・`)「―――――“居酒屋う゛ぃっぷ”、ここだな」

“高校のときのメンツ”というのは、当時特に仲の良かった例のグループだということは予想がついたが、
そのメンバーの中では一人だけ中小企業に就職しているという劣等感からか、いつの間にか彼らを避けるようになってしまっていた。


7 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:12:32.78 ID:jnob0Use0
( ^ω^)「おいすー」

ξ゚听)ξ「なによ、遅かったじゃないの」

('A`)「お、これで全員揃ったな」

(;´・ω・`)「あ、うん……、久しぶり」

あので集合場所の小洒落た居酒屋に想像していたメンバーの半分しかいなかったことで、肩透かしを食らったような気分になった。


8 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:13:01.55 ID:jnob0Use0
(;´・ω・`)「えっと……、今日はここにいる4人だけなの?」

('A`)「ああ、みんな仕事だとよ。よく考えたら自由の利く仕事って俺らぐらいだしな。」

その言葉はあまりみんなには会いたくなかった僕には嬉しくもあり、同時に自分の仕事を責められているようで辛かった。
『お前は結局大したことない会社、仕事で一生を終えるんだな』、と。

そのような劣等感を最初はなかなか振り払うことができなかったが、アルコールが回るにつれだんだん気にならなくなってきていた。
おそらくブーンとドクオが昔から特に仲の良かった友人だったせいもあるのだろう。
まるで昔に戻ったかのように話は弾んでいった。


9 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:13:33.45 ID:jnob0Use0
(*´・ω・`)「えー!?そんなこと言ったっけ?覚えてないなぁ……」

(*'∀`)「お前があの時ああいう風に言ってくれてなかったら、俺はきっと今頃どっかで野垂れ死んでるぜ」

(* ^ω^)「確かにドクオはあれから人が変ったように勉強してたお!」

ξ*゚ー゚)ξ「あんたは相変わらず馬鹿やってけどね」

(; ^ω^)「ちょwwwそれでも今こうして立派にやってるお!!」


10 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:14:19.01 ID:jnob0Use0
(*'A`)「でもお前、昔っから勉強だけは出来てたしな。
    聞いたところによると春から助教授になるらしいじゃねぇか」

(* ^ω^)「たまたま上の席が空いただけだお。
       僕のやってる分野は人が少ないから、運が良かったんだお!」

ξ*゚ー゚)ξ「そんなこと言って、ドクオの方の仕事はどうなのよ?
      弁護士も5年目になると、やらなきゃならない仕事も増えてくるんじゃないの」

(*'∀`)「まぁな。でも別に大したことはやってないし、それなりに時間はあるぜ」

(* ^ω^)「おっお!でもドクオかなり評判いいって噂だお!!」


11 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:14:58.70 ID:jnob0Use0
(*'∀`)「まぁ、俺なんかまだまだだけどな。
    それよりもお前らだよ、いつになったら結婚するんだ?」

ξ////)ξ「ちょっと!何言ってるのよ!!」

(* ^ω^)「ツンの会社がある程度軌道に乗ったらと思ってたけど、なかなか忙しくて時間が取れないんだお」

(*'∀`)「まぁ、仲人は俺に任せときな!」

最初は昔話から、懐かしく感じるものからあまり覚えていないものまで。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行った。

そして、話はいつの間にかそれぞれの近況報告へと変わっていった。


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:15:10.05 ID:nvsDqvO4O
まんじゅう支援

13 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:15:35.50 ID:jnob0Use0
ξ*゚ー゚)ξ「そういえば、しぃも今度独立するらしいわね
      みんなで食べに行きましょ」

(* ^ω^)「クーさんは今はどの国にいるんだお?」

(*'∀`)「ヨーロッパのどこかじゃね?」

(; ^ω^)「適当すぎるお……」

(*'A`)「そういや、ショボンは最近どうなんだよ?」

そういった話題になった時から嫌な感じはしていた。
実際に自分にその質問を浴びせられた時に、その言いようのない息苦しさは頂点に達した。


14 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:16:14.78 ID:jnob0Use0
(´ ω `)「別に、大したことないよ。あの会社で……いつも通りさ」

何とかそれだけ答える。
内心では、自分の仕事にもっと土足で踏み込んで来られはしないかと怯えていた。

だが意外にも、ドクオは特に何もなかったかのようにただ一言、『そうか』と言ったのみだった。

それが逆に自分の心を刺激した。

気づいた時にはその胸の内を、感情のままに溢れ出させていた。


15 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:17:24.32 ID:jnob0Use0
(´;ω;`)「『そうか』だって!?僕の胸の内も知らないくせに!!
       そうやって別に気にしてない風に言っていても、心の中では僕のことを馬鹿にしてるんだろ!?

(; ^ω^)「……」

ξ;゚听)ξ「そ、そんなこと……」

(´;ω;`)「別にそれでもいいさ!!笑いたきゃ笑えよ!!
       三流の企業で、対して面白味もない人生を送って、一生を終えるんだろうと嘲笑えばいいさ!!!」

僕はその言葉を言い終わるか終わらないかのうちに、思いっきり殴り飛ばされていた。


16 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:18:15.34 ID:jnob0Use0
(#'A`)「てめぇッ……!!」

目の前には拳を震わせるドクオの姿。
彼らに向け怒鳴り散らしたことによるせいか、頬に走る痛みのせいか、いつしか酔いは完全にさめていた。

(#'A`)「ブーン、すまんがあとは頼んだ。俺はもう帰る」

そういうとドクオは札入れを取り出し、何枚か抜き取ってテーブルに置くと、店から出て行った。
ブーンはドクオに向かって何か言ったようだったが、僕に耳には届くことはなかった。

僕はただ、茫然と宙を見つめていた。


17 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:18:30.92 ID:jnob0Use0
数十分か、あるいは数分だろうか。
しばらくその場にいる誰も言葉を発することはなかったが、やがてツンが静かに話しだした。

ξ゚听)ξ「ドクオ、あなたのことを心配して今日みんなを集めようとしたのよ」

(; ^ω^)「ツン!それは言わない約束じゃn」

ξ゚听)ξ「あんたはちょっと黙ってて」

(; ^ω^)「……」


18 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:18:46.54 ID:jnob0Use0
ξ゚听)ξ「あんたの会社に、渡辺って子いるでしょ?その子、私の大学の同級生なのよね。
      最近あなたが元気ないって聞いたことをドクオに教えたら、なんか張り切ってね。
      『今度は俺があいつを助ける』、……って、ちょっと聞いてるの!?」

(´ ω `)「……」

( ^ω^)「……さっき話してた、ドクオがショボンに救われたって話は本当のことだお。
       『君にしかできないことをやりなよ』っていうショボンの言葉のおかげでここまで来れたって、いっつも言ってるお」

(´ ω `)「……」

( ^ω^)「それに、僕らみんな、何かしらショボンに救われてるんだお。
       ショボンの言葉に、支えられているんだお。」



( ^ω^)「―――――だから、さっきみたいな寂しいこと、もう言わないでほしいんだお」


19 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:19:02.15 ID:jnob0Use0
僕はとんでもないことをした。
僕のことを想ってくれていたドクオを、みんなを裏切ってしまった。

(´ ω `)「……ブーン、ツン」

僕は顔を上げ、二人を見つめる。

(´;ω;`)「本当にごめん!!」

( ^ω^)「気にすることないお!僕らはずっと友達だお!!それは変わらないんだお!!」

ξ゚听)ξ「そ、そうよ。あんたが頼りたいんだったら、別に頼ってきてもいいんだからね!」


20 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:20:03.00 ID:jnob0Use0
(´;ω;`)「僕、ドクオに謝らなくちゃ!!」

( ^ω^)「それがいいお!
       ドクオもきっと分かってくれるお!!」

ブーンの言葉に背中を後押しされ、僕は店を飛び出した。
腕時計を見ると、僕が叫んだであろう時刻からまだ十分と経っていなかった。

この様子ならそれほど遠くまでは行っていないだろう。
僕は駅までの道を走った。


21 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:20:21.83 ID:jnob0Use0
僕の心にはいろんな思いが渦巻いていた。
会ったら何と言って謝ろうか。
彼は許してくれるだろうか。

走りながら、細い路地裏を覗いてはドクオがいるかどうかを確認したが、彼を見ることはなかった。
駅までたどり着いたが、そこにはちらほらと酔っ払いがいる程度で、肝心のドクオの姿はない。

(´;ω;`)「……」

僕はここまで走ってきた疲れのせいか、一気に膝の力が抜け、その場にへたり込んでしまった。

(´;ω;`)「ドクオ……もう行っちゃったのかな……。
       僕が完全に悪かったのに……せめてドクオに……一言でも謝りたかった……」

涙は、次から次へと溢れ出てきた。


22 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:20:37.27 ID:jnob0Use0
(´;ω;`)「ドクオ……」

(;'A`)「何?」

(´;ω;`)「!?」

(;'A`)「いや、そこまで驚かんでも……」

いつの間にか隣には、ドクオが立っていた。


23 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:20:50.77 ID:jnob0Use0
(´;ω;`)「な、何で急にここに……」

(;'A`)「いや、さっきまで喫煙所で一服してたんだけど……。
    外に出てきたらなんか座り込んでる酔っ払いがいるから、助けようと思って近寄ったらお前だった」

(´;ω;`)「……」

僅かな静寂の後、ドクオがぷっと噴き出す。
一瞬呆気にとられてしまったが、僕も釣られて微笑み返す。

そしてしっかりとドクオに向き直り、言った。


24 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:21:06.99 ID:jnob0Use0
(´・ω・`)「ドクオ、ごめん。あと、ありがとう」

今度はドクオが一瞬呆気にとられたが、すぐにニッと笑って言う。

('∀`)「気にすんな、って言うか、殴っちまって俺の方こそごめんな。
    代わりに殴ってくれとは言わねぇけど」

(*´・ω・`)「じゃあ代わりに や ら な い か 」

('∀`)「死ね」

また殴られた。だが、今度は軽く。
そして今度は二人同時に笑いだす。

昔話に花を咲かせていた時よりも、昔に戻った気がした。


25 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:21:22.42 ID:jnob0Use0
結論から言うと、僕はそのあと会社を辞めた。

みんなに対する劣等感とかそういうのは関係なく、単にそれ以上にやりたいことができたからだ。
そしてたぶんそれは、自惚れかもしれないけど、僕にしかできないこと。

(´・ω・`)「やぁ、バーボンハウスへようこそ」

僕は今日も、みんなのために店を開く。

26 名前:第一話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:22:08.75 ID:jnob0Use0
第一話はここまでです

ってか見てる人、いない……?

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:23:18.92 ID:RWzQ5O8rO
見てるよ〜

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:23:55.06 ID:BI3KJ3380
>>26だけ見た

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:23:56.41 ID:siRiiX3TO
見てる

30 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:24:30.21 ID:jnob0Use0
なんか分かりにくかったとことかありますかね?

初めてのスレ立てでかなりびびっている次第です

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:26:55.39 ID:oEOwd4i+O
最近はショボンのこの顔(´ ω `)←が流行ってんの?

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:28:40.26 ID:gwlu8QXg0
見てたよ

33 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 02:33:03.17 ID:jnob0Use0
>>31
流行ってるんですかね?
俺もどっかで見て使ったんですが

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 02:34:15.12 ID:sxnRssOMO
IDてす

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 03:22:07.69 ID:jnob0Use0
なぜ落ちないのだろう

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 03:28:36.55 ID:oEOwd4i+O
もっと書けって事なんじゃない?
待ってるよ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 03:38:02.44 ID:jnob0Use0
ごめん……
パトラッシュ……なんだか僕……

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 03:58:55.65 ID:oEOwd4i+O
パト「寝ちゃだめだー死んじゃうよー」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 04:48:51.37 ID:tC83hLxVO
死ね、パトラッシュ!

40 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:50:34.55 ID:jnob0Use0
見てる人、います?

なんか眠れんし、二話投下しちゃおうかと画策してるんですが

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 04:50:52.29 ID:UbpbOcLn0
おk

42 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:52:42.75 ID:jnob0Use0
僕が開いたバー、『バーボンハウス』は、細々とだが軌道に乗りつつあった。

もともと料理は好きだったし、趣味でお酒の知識は人並み以上にあった。
バイトの大学生を一人雇っているだけだったから忙しさはあったが、それよりも夢をかなえられた喜びの方が大きかった。

('A`)「でも驚いたぜ、まさかいきなり飲食店をやるなんてな」

(´・ω・`)「子どもの時からの夢だったからね、お店を持つことは」


43 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:53:00.01 ID:jnob0Use0
僕ははにかみながらドクオに答えた。
彼は開店からほとんど毎晩、足しげく通ってきてくれていた。

1千万ほどの開店資金の半分は、ドクオが出した。
僕は最後まで断ろうとしたのだが、結局は彼の熱意に負けてしまった。

なんでも、これも恩返しの一環とのことらしい。
申し訳ないと思う気持ちもあったが、最終的には嬉しさの方が勝っていたのだろう。


44 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:53:11.98 ID:jnob0Use0
('A`)「にしても、何でバーなんだ?もっと、ほかになかったのかよ」

(´・ω・`)「もともとお酒が好きだったしね。
       それに―――――」

僕はいったん区切ってから、続ける。

(´・ω・`)「―――――これからも、みんなの悩みみたいなのを、聞いてあげレたらいいなと思ってるから」


45 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:53:42.01 ID:jnob0Use0
僕がそう言うのを聞くと、ドクオはまたニヤリと笑った。

('∀`)「その調子だぜ。なんだかんだで、みんなお前のことを頼りにしてるんだからな」

その言葉だけでも、僕が店を開いた甲斐があるというものだ。
感謝の気持ちを伝えようかと思ったそのとき、不意にドアベルが鳴る。

時刻ももう遅く、これが最後のお客さんかなと思いそちらを振り返ると、そこには意外な人物が立っていた。


46 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:53:57.99 ID:jnob0Use0
(`・ω・´)「まだ、開いてるかな?」

(;´・ω・`)「兄、さん」

僕は予想外の来客に一瞬我を忘れて呆けてしまったが、ドクオが心配そうにこちらを見ているのに気づき、すぐにいつもの調子を取り戻す。

(;´・ω・`)「やぁ、バーボンハウスへようこそ。
       このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ちついて欲しい」

(`・ω・´)「落ち着くのはお前じゃないのか?
       とりあえず、いただこうかな」


47 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:54:15.99 ID:jnob0Use0
グラスを傾ける兄を見つめながら、僕は内心ではまだ混乱していた。
前の会社を退職したことも、新しくここで店を開いたことも、家族には一言も告げていなかったからだ。

そうやっていろいろと思いを巡らせていると、兄に先を取られた。

(`・ω・´)「会社、辞めたらしいな」

(;´・ω・`)「ッ……!」

(`・ω・´)「父さん、怒ってたぞ。
       お前が医学部じゃなくて、文系の学部に行くって言った時ぐらいな」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 04:54:25.80 ID:UbpbOcLn0
支援

49 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:54:30.13 ID:jnob0Use0
分かってはいた、ただでは済まないことなど。

僕の実家は、医者だ。
それも、親戚のほとんどが医療職についているほどの。

当然、周囲の期待を受けながら育ち、その道を選びとることを望まれていた。
兄は現役で医学部に入ったことで、自分への期待はさらに高まった。

そして僕は、逃げ出した。


50 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:54:48.84 ID:jnob0Use0
僕のコンプレックスのいわば元凶とも言える兄は、静かに続けた。

(`・ω・´)「誰にも言わなければ、ばれないとでも思ったか?
       まったく……勝手な事をしやがって。
       そんなことをして、一族に迷惑がかかるんだからな」

兄はその言葉を言い終わるか終わらないかのうちに、思いっきり殴り飛ばされていた。

僕はただ、兄の言葉を歯を食い縛りながら聞くしかなかった。
その怒りを彼にぶつけたのは、他ならぬドクオだった。


51 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:55:08.82 ID:jnob0Use0
床に殴り飛ばされた兄を、ドクオは必死の形相で睨む。

(#'A`)「てめぇッ……!!」

カウンター越しに見る、拳を震わせるドクオの姿。

(;´・ω・`)「ドクオ!!!」

(#'A`)「お前なんか、ショボンの気持ちも知らないくせによ……!!」


52 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:55:33.03 ID:jnob0Use0
兄さんはしばらく寝そべったままだったが、静かに上半身だけ起こした。
そしてドクオの方を見つめると、ゆっくりと言った。

(`・ω・´)「鬱田ドクオ、だな。
       その喧嘩っ早さは、弁護士には不向きじゃないのか?」

(;'A`)「!?」

(`・ω・´)「まぁ、別に訴えたりはしないから、安心しな」


53 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:55:53.94 ID:jnob0Use0
さっき殴られたことなど微塵も感じさせないまま、こちらに向き直ると、ニッと笑いながら言う。

(`・ω・´)「ショボン、いい友人を持ったな」

呆気にとられる僕とドクオに向け、なおも続ける。

(`・ω・´)「まぁ、なんだ、父さんはまだお前がこんな店を開いたなんて知らないよ。
       今のところ俺だけだ、安心しろ」


54 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:56:05.36 ID:jnob0Use0
昔から、そうだった。
僕が逃げ出したときも、そうやって事もなげに味方に付いてくれた。

(`・ω・´)「父さんには上手いこと言っといてやる。
       好きなようにやればいいさ」

(´・ω・`)「兄さん……」


55 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:56:16.60 ID:jnob0Use0
立ち上がりスーツの皺を直すと、コートを羽織り、

(`・ω・´)「夢だったんだろ、こういう店。お前にしかできないこと、頑張れよ」

そう言って店を後にした。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 04:56:25.42 ID:UbpbOcLn0
支援

57 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:56:26.44 ID:jnob0Use0
店に取り残された僕たちは少しのあいだ茫然としていた。
嵐のように来て、嵐のように去って行った兄だが、そのあとの心は晴れやかだった。

(´・ω・`)「ドクオ」

('A`)「……あ?あ、ああ」

(´・ω・`)「ありがとね。僕の気持ち、代弁してくれた」


58 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:56:37.92 ID:jnob0Use0
僕がそう伝えると、照れくさそうに頭を掻きながら答える。

('A`)「いや、でもなんか、知ってたっぽいじゃん、お前の兄ちゃん。
    殴っちゃったしまずいことしたかも」

(´・ω・`)「……気にしなくていいと思うよ」

不安げにしているドクオをしり目に、僕はドアの方に向き直る。


59 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:56:55.44 ID:jnob0Use0
ありがとう、兄さん。

きっとうまくやれるよ。

こんな最高の友人がいるし、何よりも―――――




これが僕がこの店で得たかったものだから。

60 名前:第二話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 04:57:36.28 ID:jnob0Use0
二話おわーりです

こんな時間に支援ありがとうでした

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 04:58:10.67 ID:UbpbOcLn0
いやいや
面白かったよ 乙!

62 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 05:02:47.90 ID:vL6unilAO
バーボンハウスでボボンハウス行き、ってやかましいわ!

携帯だけど、読んでくれてありがとう
うん、また明日から頑張る(´・ω・`)

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:04:40.64 ID:FsZcF8wk0
飛ばされたのかよww乙

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:07:46.16 ID:UbpbOcLn0
改めて乙

こういう作品は多くの人に見てもらいたいもんだ

65 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 05:16:04.89 ID:vL6unilAO
でもスレ立てるのってどきどきもんですNE!
気になって眠れないです><

やっぱいきなり有名作者みたいには行かないよね、分かってたけど
でもこうやって乙を言ってくれたときの喜びが、支えになるんですね、分かります

あー、俺きめぇ
本当に読んでくれてありがとうだぜ、おやすみなさい

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:16:10.13 ID:UFlquP5OO
1乙
もっと書いてくりゃれ

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:17:31.06 ID:EX6a4u2A0
こういう時の保守ってすげぇ励みになるよな
もし気になるスレが出来たらROMせずに是非ともしてやってくれ。

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:22:25.15 ID:3oUl57h3O
おもしろかった!
乙!

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:37:34.43 ID:UbpbOcLn0
おやすみほ

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 05:50:56.17 ID:UbpbOcLn0
もういっちょ

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 06:35:29.99 ID:uoTPCDNl0


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 06:47:28.02 ID:63aXpQjD0



73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 07:22:21.39 ID:UFLoIE3MO
いいよーいいよー

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 07:30:32.56 ID:+tpdWWjWO


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 08:46:18.06 ID:uoTPCDNl0


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 09:09:52.00 ID:rORX64zB0



77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 09:11:37.25 ID:IpUhDFue0
今読んだ
面白いよ

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 09:27:14.51 ID:IpUhDFue0
ほほほ

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 09:45:36.04 ID:8U3iWaIXO
>>65
おやすみ。4時間越しだけど

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 09:46:28.67 ID:jiDfDqZB0
っていう保守

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 09:53:09.24 ID:IpUhDFue0


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 10:09:26.29 ID:IpUhDFue0


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 10:24:31.23 ID:Z2/n5qhvO
今読んだがいいなこれ乙

で保守

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 10:39:53.91 ID:KkQtUSW4O
保守
いい話だ。

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 10:56:32.10 ID:IpUhDFue0


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 11:27:38.53 ID:r8zTAr6/O
('A`)喧嘩っ早いなwwwwwww
保守

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 11:45:29.03 ID:IpUhDFue0


88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 11:57:58.10 ID:IpUhDFue0


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 12:04:22.24 ID:zOulQnPXO
面白かった。
午後の仕事もがんばる気になった
 
続きが読みたい

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 12:37:20.10 ID:eVY+90C7O
保守

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 12:44:06.49 ID:1WZR30Z60
保守

92 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:50:07.54 ID:jnob0Use0
おはようございます
保守、ありがとう><

第三話、投下します

93 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:50:41.81 ID:jnob0Use0
僕の店は春にもなると固定客も増え、売り上げも着々と伸びていた。
このことはほぼ毎晩来てくれている、ドクオの貢献も少しはあるのだろう。

他にお客さんが一人も来てくれない夜でも、彼のおかげで退屈な思いをして過ごさずに済んだ。
誰も来ない店で、一人ぼっちで来るかどうかも分からない客を待つというのは、想像するのも寂しい状況だ。


94 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:50:53.15 ID:jnob0Use0
また、ドクオも一人で来ることばかりではなかった。
確かにほとんどの場合は彼一人での来店であったが、時には彼の職場の友人を連れてくることもあった。

だがしかし、今日の彼の連れはいつもとは少し違った間柄であるように思うし、僕自身、彼女のことはよく知っていた。

川 ゚ー゚)「まぁ、なんだ。遅くなってしまったが、開店おめでとう」


95 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:51:06.32 ID:jnob0Use0
(*´・ω・`)「うん、ありがとう」

ドクオの隣で、頬を赤らめながらそう言ってくれた彼女に、言葉を返す。
照れのせいからか、あるいはアルコールのせいか、妙に顔が火照って感じられた。

('A`)「そういや、クーはショボンの店に来るの初めてなんだもんな」


96 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:52:04.45 ID:jnob0Use0
川 ゚ー゚)「そうだな。私も早く来たいと思ってたんだ。
     ショボンの子どもの頃からの夢が実現したのかと思うと、一刻でも早く帰国してやりたい衝動にかられたよ」

微笑みながら彼女はそう続ける。
僕はやはり照れながら、彼女に注文されたカクテルを差し出す。

クーもまた、僕らの昔からの友人だ。
今は国際線の客室乗務員という仕事のせいもあり、日本にいることすら少なくなっているという。


97 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:52:14.87 ID:jnob0Use0
僕はそんな限られた時間の中で、彼女が店に来てくれたことを嬉しく思うと同時に、申し訳ない気もしていた。
自然と僕も無口になるが、そんな気持ちは彼女の最近の冒険譚(?)を聞いているうちに、どうでもよくなっていた。

川 ゚ー゚)「まぁ、ピラミッドの内部についてそんなところか。
     君らも興味がわいたなら、一度入ってみるといい」

(*´・ω・`)「ああ、機会があればね」

(;'A`)「なかなか日本に帰って来ないと思ったら、そんなことやってたのか……」


98 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:52:57.18 ID:jnob0Use0
そんな他愛もない話をしていると、ふっとクーが一息つく。
そして、微笑みながら言う。

川 ゚ー゚)「こんなことをやってられるのも、ドクオやショボン達のお陰だがな。
     君たちが私の心の支えとしてあるから、どんなことだってできるのさ」


99 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:53:07.61 ID:jnob0Use0
聞いているとこっちが恥ずかしくなるようなセリフを、まるで表情に出さずそんなことを言う彼女の素直さに昔を思い出しながら、
僕はクーの言うような“支え”に本当になれているのかと、思いを巡らす。




―――――きっと、出来ているのだろう。


100 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:53:17.99 ID:jnob0Use0
ドクオはこの店に、安らぎを感じてくれている、と思う。
店に来てくれるお客さんは、みんなこの店を居心地良く思ってくれている、はずだ。
自信を持って断言することなんてできないけど、でもそう感じられた。

クーがドクオに支えられているように。
僕も誰かを支えられている。
僕の店も、誰かを支えられている。

段々と、そんな自信がついてきていた。


101 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:53:28.33 ID:jnob0Use0
そして、僕自身も。

きっとこの店に支えられてるんだろう。

この店のおかげ、この店と関わっているたくさんの人のおかげで、今の僕は支えられている。


102 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:53:40.11 ID:jnob0Use0
('A`)「……ショボン!おい、ショボン!!」

不意にドクオの声で現実に引き戻される。
何事かと彼を見れば、空のグラスを目の前でちらつかせながら、次の酒を催促していた。

(´・ω・`)「次でもう6杯目だよ。その辺にしといたら?
       クーが帰って来てて、嬉しい気持ちもわかるけどさ」


103 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:53:50.10 ID:jnob0Use0
そう言うとドクオは顔を真っ赤にして言い返した。

(//A/)「ば、馬鹿野郎!そんなんじゃねぇよ!!」

こちらに向かって放たれた拳の突っ込みを軽く受け流すと、僕は改めて彼らを見つめる。
そして、おそらく昔と変わらないであろう言葉を、クーに贈った。


104 名前:第三話 ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:54:01.62 ID:jnob0Use0
(´・ω・`)「クー」

川 ゚ー゚)「ん?なんだ?」

(´・ω・`)「ドクオと末長くお幸せに」

彼女もまた、昔と変わらない言葉を言ったんだろう。

川 ゚ー゚)「当然だ」

105 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 12:57:13.83 ID:jnob0Use0
これで、第三話は終わりです

保守ありがとうでした
ちょっとこれから実家に帰る系の仕事があるんで、次に投下するのは月曜くらいだと思います

朝起きてレスついてんの見ると、すんごい嬉しかった
それでは

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 12:58:44.28 ID:eajOK82lO
追い付いたと思ったら終わってた寂しさ

ともかく乙

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:01:15.03 ID:p80TnAxYO
乙、次も読みに来るよ
月曜日だと夜かな?

108 名前: ◆KAKASHIqlM :2008/03/29(土) 13:02:44.69 ID:jnob0Use0
>>107
そうですね、おそらく


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:04:09.86 ID:p80TnAxYO
>>108
把握
楽しみにしてるよー

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:04:57.73 ID:WUShibi+O
乙〜面白かった

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:08:24.70 ID:PrB8Ak5DO
乙でしたつ旦~

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:08:38.81 ID:TOcHRC2t0


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:09:33.16 ID:lBOc3Fhe0


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 13:26:19.20 ID:IpUhDFue0
今読んだおつ

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:03:03.77 ID:Z2/n5qhvO
来てたのか乙
次回も待ってるノシ

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:08:12.93 ID:p5gdOI9RO
なんかいいよコレ・・・

乙でした

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:08:40.32 ID:p5gdOI9RO
なんかいいよコレ・・・

乙でした

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:16:05.90 ID:EpMBdDvXO
よむほ

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:20:35.54 ID:VEH2FYeRO


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:26:27.56 ID:9VoEWdMqO
面白かったよ
続き楽しみに待っとる



121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:49:44.41 ID:6uyKpNMZ0


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 14:59:59.29 ID:EpMBdDvXO
案山子たん乙カレー

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 15:24:00.01 ID:UbpbOcLn0
今沖田乙

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 15:25:24.16 ID:KKezz4bgO
読み終えた 面白いよ
乙でした

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 16:06:32.83 ID:qTUjI8XXO
捕手

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 16:51:45.74 ID:ATgm6FxO0


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 17:06:19.14 ID:27/jQnXFO
保守

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 17:51:55.58 ID:uoTPCDNl0


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 17:56:21.77 ID:fvntrgRjO
>>105
実家に帰る系の仕事って聞いてなぜか笑ってしまったwww


130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 18:03:00.07 ID:n2gx9bVlO
いいね、これ

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 18:31:22.87 ID:uoTPCDNl0


132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 18:52:57.78 ID:pt0DDkAnO
バーボンハウスって言うとワンパターンになりがちだが…

これはかなり興味誘ってくれる内容だな。

乙〜

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 19:07:54.21 ID:0VoEp3MVO
こういう落ち着いて読める小説もいいな

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 19:48:37.39 ID:LBAz0pFwO



135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 20:02:15.20 ID:uoTPCDNl0


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 20:39:45.76 ID:uoTPCDNl0


137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/03/29(土) 20:47:52.73 ID:mjSfZN5l0
まとめ待ちきれずにきますた。
保守



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