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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
1 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:13:21.90 ID:y1qIQMtk0
まとめサイト
http://boonsoldier.web.fc2.com/arufa.htm
http://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-2332.html

第78話を投下します

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:13:53.51 ID:O/3hsgNvO
ktkr!!!!!!!!!!!!!!!

3 名前:登場人物 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:14:07.56 ID:y1qIQMtk0
〜東塔の兵〜

●( ^ω^) ブーン=トロッソ
31歳 少将
使用可能アルファベット:V
現在地:ヴィップ城

●( ・∀・) モララー=アブレイユ
36歳 中将
使用可能アルファベット:X
現在地:ヴィップ城

●( ><) ビロード=フィラデルフィア
34歳 大尉
使用可能アルファベット:?
現在地:オリンシス城

●( <●><●>) ベルベット=ワカッテマス
30歳 大尉
使用可能アルファベット:R
現在地:シャッフル城

●( ФωФ) ロマネスク=リティット
24歳 中尉
使用可能アルファベット:L
現在地:ヴィップ城

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:14:31.49 ID:OnRi6pT70
マジか

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:14:34.03 ID:9sY98WB5O
きたきた

6 名前:登場人物 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:14:43.63 ID:y1qIQMtk0
〜西塔の兵〜

●( ゚∀゚) ジョルジュ=ラダビノード
45歳 大将
使用可能アルファベット:V
現在地:ヴィップ城

●<ヽ`∀´> ニダー=ラングラー
46歳 中将
使用可能アルファベット:S
現在地:ギフト城

●(-_-) ヒッキー=ヘンダーソン
49歳 少将
使用可能アルファベット:O
現在地:ヴィップ城

●ミ,,゚Д゚彡 フサギコ=エヴィス
42歳 少将
使用可能アルファベット:?
現在地:ヴィップ城

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:15:00.70 ID:g7RHE6WmO
っしゃあー!

8 名前:登場人物 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:15:14.10 ID:y1qIQMtk0
●( ´_ゝ`) アニジャ=サスガ
44歳 大尉
使用可能アルファベット:P
現在地:ヴィップ城

●(´<_` ) オトジャ=サスガ
44歳 大尉
使用可能アルファベット:P
現在地:ヴィップ城

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:15:41.36 ID:Te0IsvNIO
支援

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:15:48.06 ID:tKrWVqpq0
きたー

11 名前:階級表 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:15:55.56 ID:y1qIQMtk0
〜東塔〜

大将:
中将:モララー
少将:ブーン

大尉:ビロード/ベルベット
中尉:ロマネスク
少尉:


〜西塔〜

大将:ジョルジュ
中将:ニダー
少将:フサギコ/ヒッキー

大尉:アニジャ/オトジャ
中尉:
少尉:

(佐官級は存在しません)

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:16:20.83 ID:FAozupOXO
ktkr支援

13 名前:使用アルファベット一覧 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:16:36.20 ID:y1qIQMtk0
A:
B:
C:
D:
E:
F:
G:
H:
I:
J:
K:
L:ロマネスク
M:
N:
O:ヒッキー
P:アニジャ/オトジャ
Q:
R:プギャー/ベルベット
S:ニダー/ファルロ
T:アルタイム
U:ミルナ
V:ブーン/ジョルジュ
W:
X:モララー
Y:
Z:ショボン

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:16:40.61 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
作者てめぇwww
今夜もオールナイト日本\(^o^)/

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:16:51.34 ID:P4pclSgsO
きたー

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:17:28.79 ID:95xYUpwv0
きtttttttttttttttttttttttttttttttttttttった

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:17:29.82 ID:ezw8RsAT0
ドクオはどうなりましたか?

18 名前:この世界の単位&現在の対立表 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:17:31.19 ID:y1qIQMtk0
一里=400m
一刻=30分
一尺=24cm
一合=200ml

(現実で現在使われているものとは異なります)

---------------------------------------------------

・全ての国境線上

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:17:46.48 ID:hnoPbAb5O
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:17:59.06 ID:8OWpKeqrO
やったぁー!!!

21 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:18:02.70 ID:y1qIQMtk0
【第78話 : Suspicion】


――ヴィップ城――

 ミルナを最上階まで案内してすぐ、第一軍議室へと向かった。
 モララーが到着し、将校が全員揃ったため、軍議を行える状態になったのだ。

 行軍の疲れがモララーにあるだろう、と思ったが、モララーは構わないと言った。
 早めに軍議したほうがいい、と考えているようだ。

 将校たちの部屋が並ぶ五階を走った。
 ここは人が少なくて、通行しやすい。
 急いでいるときはいつもここを駆けた。

 陽光が窓から射し込み、無機質な廊下の上に乗っかっている。
 真四角の光が等間隔に並んで、廊下の向こうまで続いていた。

( ^ω^)「……お……?」

 石を足裏で叩く音が、大きく響いていた。
 音は一つ。そう思った。
 しかしもう一つだけ、ここには音があった。

 扉が、開く音。

(*゚ -゚)「ッ……」

(;^ω^)「あっ……!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:18:04.61 ID:JUCmw9tf0
支援

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:18:09.74 ID:cF/8uia50
しぇん

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:18:16.78 ID:XH5xpeFj0
( ^Ω^おっおっおっ)

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:19:03.43 ID:Te0IsvNIO
支援

26 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:19:14.58 ID:y1qIQMtk0
 ギコの正妻であった、しぃだった。

 自分の姿を見ると、しぃはまた扉を閉めた。
 再び鳴る音。扉が奏でたという点では、一緒だった。

 ギコは、死んだ。
 ショボンによって討ち取られてしまった。

 それをしぃが知らないはずはない。
 見た目、変わりないように見えたが、ギコが死んだ報せを受けてからもうだいぶ経っているはずだ。
 報せを受けたあとは、泣き喚いたに違いない。

 ギコは唯一、しぃを心から愛した人間だった。
 給仕をやっていた頃、見目の美しいしぃの周りに、兵が呆れるほど群がったという。
 しかし、脳に障害を抱えていると知った途端、みな身を引いたらしい。

 そんなことお構いなしにしぃを愛したのが、ギコだった。
 ギコは、心から愛していた。だから、脳の障害など関係なかったのだ。

 しぃは、幸せそうだった。
 ギコと一緒にいるときの笑顔は、明るく、また華々しかった。
 ギコが遠征でいないときは、毎晩枕を涙で濡らしていたらしい。

 恐らくもう、枕が乾くときはないだろう。

(;^ω^)「…………」

 ギコの部屋の前に、立った。
 中からの音はない。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:19:29.08 ID:tv4+Ex0E0
リアルタイム久しぶり。
支援

28 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:20:44.60 ID:y1qIQMtk0
 扉を叩くべきか、迷った。
 しぃと、話したい。そういう気持ちはある。
 が、何を話せばいいかは、分からない。

 励ますべきか、慰めるべきか。
 苦しみを分かち合うべきか。

 しぃにとって、いま何が必要なのか、分からない。

( ´ω`)「…………」

 扉の前から、去った。
 軍議が始まる。遅れるわけにはいかない。
 それにやはり、かけるべき言葉が見つからない。

 しぃのことを心配しつつも、ゆっくりと軍議室へ向かった。


――第一軍議室――

 既にほとんどの将校が集まっていた。
 ロマネスク、サスガ兄弟、ヒッキー。
 部隊長レベルの兵も参加しているため、軍議室内に人は多い。

 将校でまだ来ていないのはフサギコとモララーだ。
 しかし、自分に次いですぐモララーがやってきた。
 二人の従者に体を支えられながらの登場だった。

( ・∀・)「上座には……俺が座ることになるのか」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:20:57.29 ID:FsFqqLEbO
支援

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:21:24.26 ID:Te0IsvNIO
支援

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:21:25.60 ID:0/KKhgZtO
前回見逃したんだよな

作者もっと早く投下できないの?

32 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:21:48.35 ID:y1qIQMtk0
 少し、寂しそうにモララーは言った。
 自分も、複雑な気持ちだった。

 やがてフサギコも登場し、軍議に参加するメンバーは全て揃った。

( ^ω^)「軍議を始めますお」

 暗くならないよう、少しだけ明るめに言った。
 皆、未だショボンが裏切ったことの衝撃を抱えている。
 しかしこれからは、今後のことを見据えていかなければならないのだ。

 いつまでも、落ち込んではいられない。

( ・∀・)「本当なら俺が軍議を率先して進めるべきなんだろうが、見ての通りの状態でな……。
     すまんがブーンに任せる」

( ^ω^)「了解ですお」

 事前に打ち合わせしてあることだった。
 モララーは重傷のため、本来なら軍議に参加できる状態ではない。
 それでも、平静を装って参加してくれている。ありがたいことだった。

( ^ω^)「まずは各地の情勢について」

 説明を始めた。
 現在、シャッフル城には三万の兵。ベルベットが守将。
 オリンシス城には二万の兵。守将はビロード。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:22:24.39 ID:w+bh26QgO
しえ

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:22:39.44 ID:EZZ4YCP30
支援

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:23:19.84 ID:8OWpKeqrO
支援

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:23:25.63 ID:pY7TW49Q0
来てる

37 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:23:32.48 ID:y1qIQMtk0
 ギフト城はニダーが守っている。守兵は四万。
 ラウンジ城がすぐ近くにあるが、ニダーが四万を持てば安泰だろう。
 守備に優れている。十万の大軍も防ぐはずだ。

 兵糧は国内中で不足気味だが、前線には切らさず送っている。
 前線で兵糧が欠乏すると撤退を余儀なくされる。それだけは、避けたかった。

( ・∀・)「一番攻められる可能性があるのは、ギフト城か」

( ^ω^)「でも、ニダー中将は絶対の自信を持ってるらしいですお」

(´<_` )「あぁ、何がなんでも守り抜くと言っていた。
      こんな事態だからな。責任感が強まったみたいだ」

 すかさず、オトジャが言葉を繋いでくれた。
 ありがたかった。

 フサギコはやはり、険悪だった。
 自分のほうを、見ようともしない。

 アニジャは説得する、とオトジャが言ってくれていた。
 成果がどうだったのかは分からない。何とも言えない。
 良くなったようにも、悪くなったようにも見えない。

(-_-)「……質問があるんだが……いいか……?」

( ^ω^)「はいですお」

 いつも通り、呟きのように小さく、ヒッキーが喋った。
 西塔の中では、ヒッキーとオトジャだけが、温かく接してくれる。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:24:13.96 ID:thEfd9OB0
イヨシャアアアアアアアアアアア!

39 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:24:33.42 ID:y1qIQMtk0
(-_-)「……ミルナについてなんだが……」

( ^ω^)「……ッ……」

 当然の疑問だ、と思った。
 皆、既にミルナがヴィップ城に入ったことを知っている。
 関心は高い。

 視線が、集まるのを感じた。

(-_-)「……回りくどく聞くのは、やめよう……単刀直入に聞く……。
    ミルナは、ヴィップ軍に入るつもりなのか……?」

 恐らく、誰もが同じことを考えているだろう。
 どっちなのだ、と思っているに違いない。

 全土でも屈指の武将であるミルナ=クォッチ。
 ヴィップ軍に入れば、これほど力強いことはない。
 それを期待している者すらいる、と感じた。

 ――――しかし――――。

( ^ω^)「……入るつもりはない、と思いますお」

(-_-)「…………」

 ミルナと会話していて、思った。
 ミルナはもう、国家間の争いに関心を失っている。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:24:43.82 ID:pY7TW49Q0
支援


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:25:40.81 ID:8f7rBEyS0
まさかこのタイミングでくるとは・・・
チクショウ、寝れねえ

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:25:41.06 ID:h7EpM2MN0
寝ようとしたらいつもこれだ…




支援

43 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:25:54.41 ID:y1qIQMtk0
 ヴィップが勝とうが、ラウンジが勝とうが、どうでもいいと思っている。
 双方とも、オオカミを滅亡せしめた国であることに変わりはないからだ。

( ・∀・)「ヒッキー少将、ミルナは単にジョルジュと話したがっていただけです。
     危急の事態に遭った自分を助けたのも、そのため。
     ヴィップに利するための行為ではなかった、ということです」

(-_-)「……なるほどな……しかし……」

( ・∀・)「戦力を失っている現状、ミルナの力は必要かも知れない、ですか?」

 ヒッキーが言葉を続ける前に、モララーが言い放った。
 そしてそれは、ヒッキーの言いたかったことと寸分違わず合致していたようだった。

( ・∀・)「誘ったって、無駄でしょう。あれほどの男が、簡単に心を揺り動かすとは思えません」

(-_-)「……確かにな……」

( ・∀・)「ミルナは死ぬまでオオカミの将。そう考えるのが、ミルナへの礼儀でもあると自分は思ってます」

 軍議室が、少しだけ静寂に満ちた。
 モララーの言葉に、誰も反さない。

(´<_` )「俺からも質問したいんだが、いいか?」

( ^ω^)「どうぞですお」

 いつも通りの態度を見せるオトジャに、アニジャが一瞬、厳しい視線を送った。
 それに気付き、思わず怯んだが、表情には出していないつもりだった。

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:26:15.74 ID:y7I2Nd+NO
支援

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:26:32.73 ID:hnoPbAb5O
wktk

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:26:43.03 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
師塩

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:27:09.26 ID:pY7TW49Q0
支援

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:27:11.61 ID:rjDRMy470
支援

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:27:18.22 ID:DcYEmK5b0
支援

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:27:37.78 ID:EZZ4YCP30
支援

51 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:27:43.52 ID:y1qIQMtk0
(´<_` )「ブーン少将を助けたという、フィレンクトについてなんだが……彼は……」

( ^ω^)「……多分、ショボンに……」

 毅然と、言った。
 やはり、表情は崩さないように。

 ほんの少し、気を緩めるだけで、瞼から涙が流れ出る。
 それが分かっているからこそ、あえて毅然としていた。

(´<_` )「……そうか……」

 覚悟していたことだ。
 あの場で一人残って、無事でいられるはずはない。

 自分を逃がすためにフィレンクトは囮になってくれた。
 だから、フィレンクトについて振り返るのはやめよう、と思っていた。
 きっと、フィレンクトは望まない。死を悼むことも、悲しむことも。

 前を見て、少しずつでも歩き出していくことを、望んでいるはずだ。
 だから今は、極力感情を抑えこんで、今後のヴィップについて考えていかなければならない。

( ^ω^)「ヴィップ軍について改めて整理しますお。
      現在、全軍でおよそ十五万。ただ、これは確定の数じゃないですお。
      まだ情報が錯綜してる部分があるので、数千から数万の増減もありえますお」

( ・∀・)「前線から脱した兵の数が把握しきれてねーってことか」

( ^ω^)「そういうことですお」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:28:34.43 ID:XXWs6QJg0
しえん

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:28:47.00 ID:rvugBumb0
支援

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:29:00.54 ID:EZZ4YCP30
支援

55 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:29:03.08 ID:y1qIQMtk0
(-_-)「ショボンが裏切った報せを聞いて、こちらも慌てて兵を送り出した……。
    正直、数を正確に把握していない……火急の事態だったからな……」

(´<_` )「それは、致し方がないことでしょう。
      数えてる暇があるなら一瞬でも早く送り出したほうがいい、という状況だったでしょうから」

(-_-)「あぁ……しかし、混乱を抑え切れなかったのはまずかったな……。
    かなり、混迷していた……兵も、将も……」

 それだけの事態だった、ということだ。
 ショボン裏切りの報を受けたときのヴィップ城の、混乱。
 想像に難くない。

( ´ω`)「……それと、アラマキ皇帝が……」

 皆、暗い表情になった。
 さすがに報せは受けているようだ。

 アラマキ皇帝が、心労により倒れたという。
 今のところ命に別状はないそうだが、安心はできない。
 もう相当に高齢だからだ。

 衝撃は大きかったはずだ。
 絶大な信頼を、ショボンに寄せていた。それを、自分は知っている。
 一度、直にアラマキ皇帝から聞いたことがある。

 皇帝位を譲ることも考えていた相手だったのだ。
 心労で倒れても不思議はない、と思えるような状況だった。
 それに異常を感じなくなっているのが異常だ、とも思った。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:29:05.48 ID:tv4+Ex0E0
しえn


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:29:18.92 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
投下速いな。
サル食らうなよw

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:30:04.35 ID:EZZ4YCP30
今回はやいよな
支援

59 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:30:05.22 ID:y1qIQMtk0
 ショボンのやり方は、あまりに卑劣で、巧妙で、ひたすら怒りが沸いた。
 募り積もって堆くなり、しかも果ては見えない。
 際限は、ない。

( ・∀・)「ヴィップが立ち直ればきっと皇帝も元気になる。
     間違いない」

(-_-)「……そうだな……」

(´<_` )「とにかく、これからみんなで力を合わせて戦っていかなければ。
      ラウンジは三十万に迫ろうかという兵力を持っている。脅威的だ。
      屈指の知将として成長したカルリナもいる。そして何より、Zを操るショボンも」

( ФωФ)「一丸となって立ち向かわなければ、勝機は」

ミ,,゚Д゚彡「やめようぜ」

 ロマネスクの言葉が、遮られた。
 不意なる、一言によって。

(;^ω^)「……?」

ミ,,゚Д゚彡「上っ面だけの言葉でまとめようったって無駄だろ?
     俺だけじゃねーはずだ。お前たち東塔の連中を疑ってるのは」

( ´_ゝ`)「同感だな」

 やはり、避けられなかった。
 フサギコ、そしてアニジャ。
 いや、他の西塔の兵たちも。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:30:23.05 ID:MuozvLuDO
wktk

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:30:36.68 ID:TlSNmJyo0
投下待ってました支援

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:30:42.56 ID:fSi4m200O
支援

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:30:54.51 ID:LY4or9ypO
うぇーい

支援

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:31:02.35 ID:EZZ4YCP30
wktk支援

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:31:16.37 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
ここからがブーンの見どころ支援

66 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:31:20.77 ID:y1qIQMtk0
 明らかに、嫌疑の眼差しを向けている。
 主には、自分に。そして、モララーやロマネスクにさえも。

( ・∀・)「ショボンの配下だから、俺たちまでラウンジに寝返るんじゃないか、ってことか?」

ミ,,゚Д゚彡「あぁ、その通りだ。全くもって、疑わしい」

(´<_`;)「待て、フサギコ。こんなところで疑ったって何にもならん」

ミ,,゚Д゚彡「いーや、重要なことです。もしブーンやモララーが叛意を抱いてたら、どうするつもりですか?
     ショボンらの裏切りによってヴィップは相当な危機に瀕しています。
     同じようなことを繰り返されたら、それこそヴィップは滅亡してしまいます」

(-_-)「……しかし、証左も何もないことだ……」

ミ,,゚Д゚彡「疑って損はありませんよ、ヒッキー少将。
     それに俺は、保険として疑ってるわけじゃありません。
     モララーはともかく、ブーン=トロッソは本気でショボンと通じていると思っています」

(;^ω^)「ッ……!!」

 言葉にできないほど、辛かった。
 味方から、これほど敵意に満ちた視線を向けられるとは。

 オトジャやヒッキーは必死でフォローしてくれている。
 しかし、フサギコとアニジャの気持ちは動かない。

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:31:49.99 ID:rvugBumb0
支援支援

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:32:19.52 ID:MuozvLuDO
Yen

69 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:32:21.13 ID:y1qIQMtk0
(;^ω^)「信じてください、としか言えませんお。
      ショボンに命を狙われ、ファルロに待ち伏せされ……。
      ラウンジと通じているならおかしいことばかりですお。
      だから、信じてほしいんですお」

ミ,,゚Д゚彡「全部切り抜けたんだろ? それが疑わしいってんだよ。
     ショボンに狙われたってだけでも命を落としていておかしくない。
     その上、ファルロの伏兵まで受けて……何で生き延びてるんだ?」

( ^ω^)「それは、周りの助けがあったからこそで」

ミ,,゚Д゚彡「フィレンクトに助けられたから、ってことか?
     それさえ疑わしいな。あいつは片腕を失ったんだぞ。
     助けになんて、来られる状況じゃねーだろ」

 一瞬にして、怒りが沸きあがった。
 フィレンクトは命を投げ出して自分を助けてくれた。それを、否定された。
 黙っていられるはずがなかった。

(#^ω^)「フサギコ少将、ブーンのことを疑うのはまだいいですお。
     でも、隻腕となってなお戦場に戻ってきてくれたフィレンクトさんのことまで」

( ・∀・)「待て、落ち着け。お前の怒りは尤もだが、冷静になってくれ。
     フサギコ少将もだ」

ミ,,゚Д゚彡「何もかも疑わしく見えるんだよ。この状況じゃあな。
     ずっとショボンと一緒にいたのに気付かなかったってのも変だろ?
     誰かが気付いておかしくない。もしお前たちが裏切り者じゃなかったとしても、責任はあるだろ」

( ´_ゝ`)「悪いが俺も同意見だ。ブーンを庇っているその様は、見方を変えればラウンジのためとも取れるしな」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:32:27.40 ID:EZZ4YCP30
フサギコ牙むきすぎだろw
支援

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:32:36.54 ID:Y908DF+/O
支援

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:33:08.97 ID:pY7TW49Q0
支援

73 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:33:23.40 ID:y1qIQMtk0
( ・∀・)「どう疑おうが俺たちはヴィップに忠誠を誓っている。その事実は変わらない」

(´<_`;)「モララー中将も、もう少し言葉を抑えてください。
      いがみ合ったって何も変わりません」

 そのオトジャの一言で、場は静まった。
 しかし、嫌な静寂だ、と誰もが感じているはずだ。
 不穏さが保たれたままなのだ。

 言葉は、脆い。
 まさしく、オトジャが言った通りだった。
 フサギコもアニジャも、自分の言葉を信じてくれない。

 元より、東塔と西塔の仲は良くなかった。
 大将同士が反目していた。結果、配下の将の間まで険悪になった。
 それでも今まで何とかやってきていたが、この事態は、避けようがなかった。

ミ,,゚Д゚彡「入軍してすぐ少尉になって、次々昇格を果たして……。
     こんなに疑わしいのに、疑わない理由があるか?」

(;^ω^)「正直に言うと、それはショボンがブーンをラウンジに引き抜こうとしてたからですお。
     だからあんなに目をかけられたんだと思いますお」

ミ,,゚Д゚彡「尚更、怪しいじゃねーか」

(;^ω^)「でも、ブーンはラウンジに行こうなんてこれっぽっちも思いませんでしたお。
     だからこそ、ショボンに狙われたんですお」

( ´_ゝ`)「その全てが、この場を切り抜けるための欺瞞だとも思える」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:33:41.35 ID:DRr7LG+EO
疑心暗鬼になってるな…

75 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:34:23.55 ID:y1qIQMtk0
 肌に粟が生じるほどの、恐怖。
 アニジャの、鋭い眼光。

 優しかった。間の抜けているところもあったが、いつも暖かかった。
 そのアニジャでさえ、心から疑っている。

 あまりに悲しく、辛い。
 嘆いても仕方がないと分かっているからこそ、尚更だった。

(;^ω^)「……信じて下さい、としか言えませんお」

 疑うな、とオトジャに言われた。
 君が信じれば、周りもきっと君を信じる、と。

 信じるしかない。
 いつかきっと、フサギコもアニジャも自分を信じてくれると願って。

ミ,,゚Д゚彡「言葉じゃ何とでも言えるだろうが、俺たちの疑いは晴れねーぞ。
     いつかラウンジに寝返るかも知れないと思えるやつがいて、安心して戦ができるか?
     しかももう、負けられねーってのに」

(;^ω^)「それでも今は、言葉で伝えるしかないんですお。
      ブーンは、一緒にフサギコさんやアニジャさんと戦っていきたいと思ってますお」

ミ,,゚Д゚彡「悪いが、俺はそんな気分になれねーな」

( ´_ゝ`)「この状況では、俺もフサギコに同意だ」

(;-_-)「待て、二人とも……」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:34:27.35 ID:Te0IsvNIO
支援

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:34:41.20 ID:B1EPc1cb0
支援

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:34:41.02 ID:8f7rBEyS0
フサギコはフィレンクトを送ったのがジョルジュだと知らないわけか

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:34:55.86 ID:pY7TW49Q0
支援

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:35:08.98 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
(´・ω・`)「こういうのってリアルになると怖いんだよね」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:35:09.88 ID:TBEbKpsu0
支援

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:35:25.37 ID:EZZ4YCP30
ジョルジュがいればいいのに
支援

83 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:35:28.21 ID:y1qIQMtk0
(´<_`;)「いったん落ち着いてから、再度話し合いを――――」

( ゚∀゚)「いや、軍議を続けよう」

 扉が、開け放たれていた。
 快い風が、入り込んできた。

 まるで、ジョルジュが送り込んでいるかのように。

(;^ω^)「ジョルジュ大将!?」

ミ,,;゚Д゚彡「ど、どうなさったのですか?」

(;´_ゝ`)「こんなところまで歩いては、病身に障ります」

( ゚∀゚)「部屋に篭ってられねーだろ。この状況じゃ」

 ミルナに、体を支えられながら。
 ゆっくりと室内に入ってくるジョルジュ。

 すぐに自分の椅子をジョルジュのところへ持っていった。
 ミルナが、抱きかかえるようにしてジョルジュを椅子へ導く。

( ゚∀゚)「すまんな」

 腰掛け、息を吐くジョルジュ。
 その傍らに立つミルナ。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:35:42.25 ID:8OWpKeqrO
支援

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:35:58.24 ID:4XK4TV4MO
しえん

86 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:36:01.51 ID:y1qIQMtk0
すみません、少し外します
15分くらいで戻ってきます

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:08.14 ID:EZZ4YCP30
予言ktkr
支援

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:15.71 ID:DRr7LG+EO
きたきたー

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:25.93 ID:TBEbKpsu0
支援

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:26.39 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
>>82すげぇwwww

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:28.87 ID:rvugBumb0
支援支援支援

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:39.38 ID:Y908DF+/O
>>86
行ってらっしゃい

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:56.76 ID:EZZ4YCP30
>>90
フヒヒwwww

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:36:57.99 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
>>86寝ちまうwwww

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:37:05.38 ID:pY7TW49Q0
支援

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:37:06.82 ID:thEfd9OB0
もうぼくはムンムンです

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:37:35.65 ID:cXdEA7P9O
>>82スゴいなww

支援

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:37:37.54 ID:b3NZNn3oO
魚の目スレとアルファスレを交互に見てる俺忙しい

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:37:42.08 ID:Y908DF+/O
>>93
キメェwwwwwwww

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:37:54.05 ID:du8R9fxhO
煮止め遭遇

支援

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:38:10.25 ID:RdxtPd4T0
なぜかアルファに縁がある。
ふと板開くとスレがあるんだ

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:38:14.78 ID:hnoPbAb5O
wktkほしゅ

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:38:59.70 ID:EZZ4YCP30
>>99
サーセンwwww

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:39:00.97 ID:UHQy9o4B0
しえん

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:39:11.63 ID:8OWpKeqrO
支援

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:39:55.54 ID:FlHUN2/90
寝ようとしてスレ見つけてwktkしているところに休憩ですか
何か俺忙しい

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:40:06.95 ID:4XK4TV4MO
やっと初遭遇ktkrwww

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:40:40.54 ID:FAozupOXO
今夜はブーン芸VIPに纏められてる作品の投下多くて忙しい

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:41:07.17 ID:/8idDwtQ0
初遭遇ktkr

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:42:13.34 ID:hGOr1b6s0
支援age

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:42:51.36 ID:MRUFyGdlO
支援

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:43:09.59 ID:GsCDWTzDO ?2BP(125)
ダメだ…寝るぜノシ
まとめさん明日じっくり読ましていただきます

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:44:11.20 ID:q6ebGSptO
しえん

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:44:47.70 ID:O+oRcdxfO
待ちに待ったアルファktkr



支援

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:45:57.30 ID:FsFqqLEbO
いつも楽しみに待ってます

ありがとう

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:46:21.26 ID:Bd7wQ+XmO
支援

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:46:48.31 ID:cXdEA7P9O
作者来るまで ほ
雷キタ━━(゚∀゚)━━!!

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:47:21.80 ID:pEcKzWIH0
作者じらすなよwwwwwwwwww

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:47:27.80 ID:EZZ4YCP30
http://www.maxgames.com/play/cannon-runner.html
これで時間つぶし

120 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:47:54.18 ID:y1qIQMtk0
すみませんでした、再開します

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:11.21 ID:iZI/WeAUO
支援

122 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:48:15.34 ID:y1qIQMtk0
 何のために、来たのか。
 分かるような気もするが、はっきりとは分からない。
 何故ミルナまでいるのかは、全く分からなかった。

( ゚∀゚)「まぁ、こうなるとは思っていた。
     経緯は聞かなくても分かる。フサギコとアニジャがブーンらを疑ってんだろ?」

ミ,,゚Д゚彡「……当然でしょう。東塔の連中を、易々と信じることはできません」

( ゚∀゚)「だろうな。俺もずっと、ブーンを疑っていたからな」

(;^ω^)「……え?」

 当然のことのように、ジョルジュは言った。
 が、自分にとっては衝撃的だった。

 疑われていた?
 自分が、ジョルジュに?

(;^ω^)「どういうことですかお?」

( ゚∀゚)「ショボンにあんだけ目をかけられてたからな。当然だろ?
     密かに始末してしまおうか、と考えたくらいだ。
     入軍の経緯も、将校になった経緯も、決して自然じゃなかった」

(;^ω^)「そ、それは……」

( ゚∀゚)「大丈夫だ、今は疑ってねーさ。安心してくれ」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:19.38 ID:g7RHE6WmO
ツンは生きてるんだぜ?

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:28.94 ID:9sY98WB5O
おかえり支援

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:41.66 ID:IB8CmwcPO
支援

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:41.49 ID:gmA8D7kAO
支援!

あと予想厨は自重しろ。

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:47.79 ID:4XK4TV4MO
おかえり

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:48:48.38 ID:hzRZZ/wL0
しええええええええええええん

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:49:14.92 ID:VotU3WgFO
アルファベットにリアルタイムで初めて参加できた俺は……

微妙に涙目で見てる…
う、嬉し泣き久々だ

支援!(´うω;`)

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:49:46.98 ID:g7RHE6WmO
>>126
(笑)

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:49:49.11 ID:0WAjROBC0
支援

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:49:49.30 ID:rjDRMy470
( ^ω^)


133 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:49:50.02 ID:y1qIQMtk0
 ジョルジュが微かに手を動かしながら、そう言った。
 その動作が何を意味したのかは、分からない。

( ゚∀゚)「確かにショボンが二段構えを仕掛けている可能性はある。
     一度ショボンらが裏切ったあとは警戒が薄れるからな。
     そのあとにブーンを裏切らせれば効果的だろう。
     が、俺はその可能性はないと見てる」

( ´_ゝ`)「何故ですか? 論拠はいったい、どこに?」

( ゚∀゚)「あいつは、俺に似て臆病者だからさ」

 少しだけ、ジョルジュが笑った。
 自虐的な意味が込められているのだろう、と思った。

( ゚∀゚)「もし仮にブーンがラウンジの人間だったとして、だ。
     俺たちがそれを見破り、ブーンを掌握した場合、ショボンは苦しくなる。
     計画通りにブーンを裏切らせても、それはもうヴィップの刺客になっているからだ」

ミ,,゚Д゚彡「……しかし、それはブーンがヴィップに忠誠を抱いている証拠にはなりえません」

( ゚∀゚)「だから言っただろ? あいつは臆病者だ、って。
     そんな不安要素を残すとは思えねーんだ。
     一般兵士ならともかく、ブーンは少将。下手を打てば被害がデカイ」

ミ,,゚Д゚彡「……仰っていることの意味が、よく分かりません」

( ゚∀゚)「分からないふりをするようなヤツじゃないだろ、お前は」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:50:01.72 ID:gRKuO/220
男は黙って支援だろ…
支援

135 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:50:51.43 ID:y1qIQMtk0
ミ,,゚Д゚彡「純粋に、分からないのです。
     ブーンがラウンジに通じていたとして話を続けますが、
     その場合、ブーンをヴィップに残しておいても、さほどリスクがあるとは思えません。
     ブーンがヴィップに掌握されていても、ショボンほどの男なら見抜くでしょう」

( ゚∀゚)「いや、あいつは脅えているさ。今だからこそ、はっきり分かる。
     あいつは俺を脅威に思っていた。俺に対して常に警戒を抱いていた。
     ブーンを完璧に掌握し、ラウンジの崩壊を狙う、とまで俺が考えていても不思議じゃない、と思ったはずさ」

( ´_ゝ`)「しかしそれは、憶測でしょう?」

( ゚∀゚)「もちろん、そうだ。しかし、臆病者という点に関しては、間違いないと思ってる」

ミ,,゚Д゚彡「ですが、それだけではブーンの疑いは晴れません」

( ゚∀゚)「結局、完璧に不安要素を除ききることなんかできねーさ。
     俺はあくまで自分の推測に基づき、ブーンを信じているというだけの話だからな。
     散々疑ってきたが、フィレンクトに言われたことを思い出して、俺もブーンを信じたくなったんだ」

(;^ω^)「……フィレンクトさんに?」

( ゚∀゚)「俺がずっとショボンを疑っていたという話、ここのやつは多分、ほとんど知らないだろうな。
     まぁ、それはいずれ話すとして……俺はたった一人、フィレンクトだけに自分の考えを話した。
     そしてショボンが裏切ったときのことを、フィレンクトに託したんだ」

(;´_ゝ`)「真の話ですか?」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:51:04.58 ID:cXdEA7P9O
ジョルジュカッコいい
支援

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:51:10.97 ID:5KZYo7rnO
78話もやってて未だに初リアルタイムとか
どれだけリア充

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:51:16.30 ID:HFEE7JvMO
支援

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:51:50.08 ID:YwHsf3dNO
支援

140 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:52:00.18 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「当たり前だ。フィレンクトが腕を失ったとき、全てを話し、託した。
     その前から俺は、こう考えてたんだ。
     『プギャーとブーンは恐らく、ショボンに随従して裏切る』と」

(;^ω^)「ッ……」

 疑っていた、と言っていた。
 だから、当然の言葉だ。
 分かっていても、衝撃は避けられなかった。

( ゚∀゚)「もちろんフィレンクトにもそう伝えた。あの二人は、危険だと。
     フィレンクトも、『確かに怪しい』と言ったよ。
     ――――プギャーに対しては、な」

 数十もの兵が集まっている軍議室は、普段では考えられないほど、静かだった。
 広壮な室内の、隅々にまで、ジョルジュの声が行き渡っていると感じた。

( ゚∀゚)「ブーンに対しては、はっきりと否定した。
     『あの人は間違いなくヴィップの忠臣だ』と。
     『左腕をかけてでも、私が保証します』ってな」

( ^ω^)「……フィレンクトさん……」

( ゚∀゚)「ブーンと一緒に戦い、語り合ったからこそ、分かるものもあったんだろう。
     俺は疑いを拭いきることはできなかったけどな。
     でも今回、実際にブーンは裏切らずヴィップ城に戻ってきた。
     だから、俺はブーンを信じようと思ったんだ」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:04.65 ID:EZZ4YCP30
支援

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:03.78 ID:thEfd9OB0
支援

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:07.07 ID:gmA8D7kAO
支援

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:10.81 ID:MuozvLuDO
シェン

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:39.96 ID:/XPJ6TpdO
明日阪大模試なのにー

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:41.82 ID:xCaRZQFZ0
2週間ぶりだな

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:52:51.24 ID:RdxtPd4T0
予想
このあとモララーとクーが別れる

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:53:02.75 ID:gmA8D7kAO
>>144ガオレン

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:53:05.55 ID:DtV9j9XL0
アばばばばばばdbすぁおdfbさdかlwdqw

150 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:53:22.31 ID:y1qIQMtk0
 ジョルジュが小さく息を吐いた。
 本当は、こうやって座っているのもあまり楽ではないはずだ。
 そのうえ、かなり長く喋っている。相当に疲労があるのだろう。

 しかし、目の奥に光が戻っている。
 以前、薄れてしまったと感じた、光が。

 嬉しい、という感情が沸いてきたのは、ジョルジュが自分を信じてくれたことだけではなかった。
 以前のような強い光が、瞳に戻ってきたことも一因だったのだ。

ミ,,゚Д゚彡「……やはり、納得しきれません」

( ´_ゝ`)「私もです、ジョルジュ大将」

 ジョルジュの言葉のあとに、長い間があった。
 二人は今、どんな気持ちを抱いているのだろうか。
 自分を、どんな目で見ているのだろうか。

( ゚∀゚)「お前らの気持ちは分かるが、疑いだしたらキリがねーんだ。
     俺は、誰も信じられなくなって、結果的に失敗した。
     ショボンを疑っていたのに、誰にも話せなくて、結局ショボンの裏切りを許しちまった。
     もうそんなミスは繰り返したくねーんだ」

ミ,,゚Д゚彡「だからブーンも信じるというのですか? それは……」

( ゚∀゚)「根拠が薄い、か? 確かにそうかも知れねぇけどな……。
     さっきも言ったように、疑い出せばキリがない。
     フサギコ、お前は俺がラウンジに通じてないと言えるか?」

ミ,,;゚Д゚彡「はっ……!?」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:53:29.30 ID:cXdEA7P9O
フィレンクト・・・
支援

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:53:55.37 ID:NYhzICmR0
フィレンクトさんは偉大支援

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:54:01.20 ID:gmA8D7kAO
支援

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:54:13.28 ID:YwHsf3dNO
フィレンクトさん……

支援

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:54:23.28 ID:VotU3WgFO
>>137

なかなか遭遇できなかったからまとめで全部見ようとしてたんです…
たまたま開いたらアルファベットやってて、俺ラッキーみたいな

支援

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:54:32.53 ID:0CpN0Jo5O
>>145
俺もだ

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:54:32.41 ID:Te0IsvNIO
支援

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:54:47.10 ID:rWSW4eZuO
フィレンクト男だ...

159 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:54:48.17 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「アニジャ、どうだ?」

(;´_ゝ`)「……いや、それは……」

( ゚∀゚)「否定できない、だろ? 俺だってラウンジと通じてるかも知れねーんだ。
     ショボンといがみ合ってたのだって、お前らを騙すためかも知れない。
     そう考え出すと、際限がない。どこまででも疑えてしまう」

(;´_ゝ`)「……しかし……」

( ゚∀゚)「お前たちが俺を信じてくれているのは分かってるさ。
     が、それも結局は根拠に乏しい、脆い信頼でしかないんだ。
     信頼ってのは作るのは難しいくせに、崩すのは呆れるほど簡単だからな」

( ^ω^)「…………」

( ゚∀゚)「何をもって人を信じるか。それは、個人によって違う。
     フサギコ、アニジャ。お前たちは俺を信じてくれているだろう。
     でも俺はお前たちに何も語っていない。ただ大将として存在しただけだ」

 二人が、押し黙った。
 気付いたのだ。何故、東塔がショボンの裏切りを見抜けなかったのか。
 自分も今、ジョルジュに気付かされた。

 ショボンが大将として存在したから。
 絶対的な力を持ち、軍を掌握し、兵を指揮する大将。
 その立場にいたショボンはあまりに心強く、頼もしかった。

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:55:02.06 ID:8f7rBEyS0
フィレンクト・・・かっこよすぎだろ・・・

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:55:49.79 ID:xgVNvpcJ0
支援

162 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:55:55.68 ID:y1qIQMtk0
 だからこそ、無条件に信頼を寄せていた。
 頼れば頼るほど、ショボンは力を発揮してくれた。いつも、頼もしかった。
 そうやってショボンは大将という立場を上手く利用していた。

 モララーでさえ、見抜けなかった。
 誰もが信じていた。

 それは、ショボンが大将だったからこそなのだ。

 仕方がない、などとは思わない。東塔に属していた者は、当事者なのだ。
 自分を擁護するつもりもない。
 しかし、判然とした理由が分かった。それが、自分の中の引っかかりを溶かしていった。

( ゚∀゚)「だから俺は、語ろうと思ったんだ。お前たち、全員に」

 その言葉に、ミルナが僅かに反応した。
 普通の者なら分からないであろう、小さな反応。
 気付いたのは、将校だけだろう。

( ゚∀゚)「体を動かせない俺は、言葉でしかお前たちに伝えられない。
     いくらでも疑えるだろう。でも、聞いてくれ。
     俺が何故オオカミを裏切ったか。何故ヴィップに忠誠を抱いているか。
     全てを語ることで、俺はみんなに信じてもらいたい」

 誰も、言葉を返さなかった。
 無言こそが、肯定だ。それが、分かっているからこそだった。

( ゚∀゚)「俺が今、ここにいることになった理由。
     それを作った、ある男との話を。
     ――――最も憎んだ男との話を、語ろう」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:55:59.85 ID:cXdEA7P9O
支援

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:56:01.60 ID:NYhzICmR0
支援

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:56:22.43 ID:DtV9j9XL0
( ゚∀゚)  ←なんというイケメン・・・・・・・

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:56:50.12 ID:gmA8D7kAO
支援……

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:05.00 ID:dYEpZj76O
男か……
阿倍さ(ry

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:11.56 ID:EZZ4YCP30
おわりか?

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:17.18 ID:Te0IsvNIO
支援

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:22.66 ID:B/RvN3E3O
ここで次回に持ち越す作者

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:32.61 ID:dnzR+kDk0
これは作者の引っ張りで終わる悪寒WWWWWWWWWWWWW

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:32.86 ID:rjDRMy470
ジョルジュかっけぇぇぇっぇぇぇぇ

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:37.97 ID:X24x7YfP0
>>170
あるあるwwww

174 名前:第78話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:57:44.67 ID:y1qIQMtk0
 扉のすぐ近くで、椅子に腰掛け佇むジョルジュ。
 緊迫感に満ちた室内。

 息苦しさは、ない。
 なのに何故か、心臓の鼓動が早まり、呼吸が荒くなった。

 ジョルジュが語り出すまで、それは収まらなかった。





 第78話 終わり

     〜to be continued




――世界暦・499年(28年前)――

(`・ー・)「礼儀がなってねーやつだなー、お前は。
     よし、決めた。これから『アカサタナ作戦』を発動する!」
  _
( ゚∀゚)「…………」

 寝首を掻いてやろうか、飯に毒を入れてやろうか。
 訓練中、事故を装って斬るのも面白い。

 そんなことばかりを、考えつづけていた。

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:48.20 ID:thEfd9OB0
これは次回へ続く予感

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:57:56.79 ID:svsDmqNv0
>>170
>>170
>>170


177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:26.31 ID:rvugBumb0
おちゅ

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:27.17 ID:95xYUpwv0


179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:37.75 ID:NYhzICmR0
うあああああ

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:43.99 ID:9k6cauJj0
乙……ん?

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:46.56 ID:iZI/WeAUO
支援

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:48.22 ID:PyDU6BL7O
嘘!?
ここで終わりはやめてくれ

183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:51.90 ID:EZZ4YCP30
ハンナバル自重wwwww
作者乙Z

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:52.25 ID:gmA8D7kAO
乙!

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:54.32 ID:q0mkjrTP0
総大将ktkr! 乙!

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:58:56.85 ID:AeR1O85a0
ほとんどすすんでねーな 今回はクソだ

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:03.22 ID:qJ0lQzC30
otu

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:11.95 ID:X24x7YfP0
めちゃくちゃ面白いんだけど引っ張りすぎだよな。乙

189 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 01:59:13.12 ID:y1qIQMtk0
第78話は以上です、ありがとうございました

>>174の「第78話 終わり」の8が半角になっちゃったんですが、全角の間違いです
正しくは「第78話 終わり」でした 訂正します

少し休憩を挟んでもう1話いきます

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:14.93 ID:Te0IsvNIO
乙?

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:16.36 ID:zOBGWPfPO
ブーン親がでそうな予感

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:29.10 ID:UHQy9o4B0
乙です

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:31.85 ID:Z58fMpff0
まじか!!!!!!!!!!!

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:34.11 ID:VotU3WgFO
ジョルジュ最初嫌いだったのに…
今はかっこよすぎる(´;ω;`)


195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:34.67 ID:9sY98WB5O
総大将素敵


196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:37.24 ID:CjXTzLRZ0
ほんとにこれでおわりかぁぁぁ!?

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:38.74 ID:DtV9j9XL0
>>189
>>189
>>189
>>189
>>189

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:41.27 ID:KqNmFfXEO
もういちわ!!!!

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 01:59:56.79 ID:NYhzICmR0

そして支援!!

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:00.30 ID:XPcW4GLKO
乙!

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:01.40 ID:8RvDZuY20
もう1話!?

愛してるぜ作者・・・・・・

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:07.71 ID:thEfd9OB0
>>189
むんむん

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:13.32 ID:dnzR+kDk0
ちょwwwwwwwwこれは予想GAYWWWWWWWWWW

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:14.04 ID:iZI/WeAUO
支援

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:21.14 ID:EZZ4YCP30
作者神wwwwwwwwwwwwww

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:25.56 ID:Pey5h+6AO
キター

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:28.10 ID:B/RvN3E3O
続きクルー

208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:28.82 ID:DcYEmK5b0
ktkr

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:32.10 ID:dYEpZj76O
寝れねぇ……

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:34.01 ID:hGOr1b6s0
やったー!79話もくるのか!wktkがとまらないwwwwwwwwwwwwwwwww

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:34.88 ID:cXdEA7P9O
やった!!
wktk!!

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:44.92 ID:hnoPbAb5O
作者Z

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:50.43 ID:4XK4TV4MO
乙……

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:58.42 ID:P4pclSgsO
もう一話だと?
こうなったら寝ないで支援してやるぜ!

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:00:59.99 ID:zOBGWPfPO
もう1話だとぉぉおお
眠れなそうだぜ

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:01.96 ID:FAozupOXO
作者の今回はボリュームあるよ発言はガチだったのか

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:09.47 ID:fMeoeQTfO
ねれん

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:20.18 ID:QN2z78zL0
も、もう1話だと!?

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:28.68 ID:rvugBumb0
やったー

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:36.37 ID:5KZYo7rnO
時計の針から一年と一ヶ月
半年どころか一年でも終わらない連載

そういや幻の大地はどうなったんだろうか

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:36.13 ID:XPcW4GLKO
ぇえ!?連投ktkr

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:46.03 ID:b8w/fSOX0
追いついた!!全力で支援!!!

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:46.96 ID:0WAjROBC0

連続

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:47.85 ID:VotU3WgFO
やばいやばい!
楽しみだ!
しえん

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:51.50 ID:XXWs6QJg0
>>189作者乙

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:01:57.82 ID:YwHsf3dNO
乙!

って思ったら一挙二話!?

寝れねぇw

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:02:00.60 ID:95xYUpwv0
も1話だと・・・・

好きだっぜ作者w

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:02:24.83 ID:iZI/WeAUO
支援

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:02:25.94 ID:w+bh26QgO
2話連続か・・・まあ一呼吸置いて作者gj

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:02:57.43 ID:hnoPbAb5O
もう1話キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:02:59.88 ID:FlHUN2/90
いったん乙

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:11.40 ID:pEcKzWIH0
アカ・・・サタナ・・・?

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:19.13 ID:AeR1O85a0
ほんと人気あるなアルファは

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:20.33 ID:4XK4TV4MO
wktkwktk

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:25.16 ID:PyDU6BL7O
何!?
もう一話!?
昔、ジャンプの合併号でドラゴンボールが2話あった時の喜びに似た感情が

今、再び

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:28.29 ID:cXdEA7P9O
支援

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:31.59 ID:RdxtPd4T0
しかしいつも深夜なのは作者がドSだからか?

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:34.78 ID:kDws9cbQO
連投キター
支援

239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:41.14 ID:/Lp/quFs0
あっーー
気になりますうううぅぅ ><

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:03:55.92 ID:thEfd9OB0
ア 愛ゆえに
カ かきむしる
サ 鯖
タ 立ち向かうべき
ナ ナメコ

241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:04:08.28 ID:SVeMnfKzO
とりあえず乙
寝れねー

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:04:11.52 ID:MeD44HOb0
20話あたりから見なくなった俺が通りますよっと・・・

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:04:27.28 ID:0/KKhgZtO
アルファ大人気杉ワロタ

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:04:37.93 ID:g7RHE6WmO
そ、そんなぁ…3話連続なんてしなくていいってばぁ…

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:04:48.29 ID:ioNfQWaJO
支援

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:04:51.07 ID:xCaRZQFZ0
>>145
よう…奇遇だな

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:05:09.80 ID:thEfd9OB0
>>244
だよなあ・・・
いくらなんでも4つも更新したら1000超えるって・・・

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:05:11.66 ID:VotU3WgFO
wktkww


249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:05:17.19 ID:du8R9fxhO
寝かせてくれないッ!
ステキだ作者ッ

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:05:50.90 ID:QN2z78zL0
>>247
こんな唐突に最終回までとか急すぎるよな

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:05:56.26 ID:z3F75lPsO
ハンナバルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:06:10.31 ID:UHQy9o4B0
wktk

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:06:41.32 ID:EZZ4YCP30
支援

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:06:45.79 ID:MuozvLuDO
これはwktkst

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:06:49.91 ID:g7RHE6WmO
>>247
4っつwwwwwwwテラ無謀wwwwwwwwwwwwwwwwwww

256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:06:57.17 ID:EZZ4YCP30
作者そろそろおいで

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:00.80 ID:ioNfQWaJO
主人公以外が際立つものは総じて面白い。
たぶん

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:09.82 ID:8OWpKeqrO
wktk

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:14.39 ID:MRUFyGdlO
4つめは明日にしようぜ作者さん!今日は3つまででいいよ!

260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:30.77 ID:NYhzICmR0
>>250
それはないdグエッ

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:30.62 ID:X24x7YfP0
>>189
生意気言ってすいませんでしたっ!

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:32.29 ID:4gCh7N1C0
>>250
次回作の冒頭とか語られちゃ寝れねぇよな

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:39.61 ID:xgVNvpcJ0
wktk

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:41.52 ID:xCaRZQFZ0
2…2話連続だとおおおおおおおおおおお!!

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:43.28 ID:VotU3WgFO
焦らすねぇ作者('A`*)

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:57.75 ID:xgVNvpcJ0
wktk


267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:07:58.67 ID:0CpN0Jo5O
>>246
奇遇だな
理系なら勝負するか?

268 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:06.72 ID:FAozupOXO
そろそろ作者降臨↓

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:12.70 ID:0/KKhgZtO
作者俺らのレス見てニヤニヤしてんだろうな

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:22.63 ID:xCaRZQFZ0
>>267
もちろん俺は工学部だぜ…

271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:23.93 ID:XPcW4GLKO
(`・ー・)出番きた?

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:36.74 ID:IPzc5MBeO
視怨。

273 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:08:46.12 ID:y1qIQMtk0
それでは第79話いきます

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:45.68 ID:g/yFiivSO
まとめられたら読む俺は、間違いなく愛が足りない……



恋空読破の罰ゲームは勘弁しとくれ……




愛してるぜぇ〜、作者〜!!

275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:49.13 ID:dnzR+kDk0
ついに、セニの出番が…

276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:49.94 ID:xgVNvpcJ0
wktk

277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:08:58.02 ID:DtV9j9XL0
>>271
きたあああああああああああ

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:04.75 ID:/I1MsG2SO
きたぁああああああぁ!! >>1愛してる

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:09.55 ID:BjxAEt/iO
今北産業

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:14.40 ID:iZI/WeAUO
支援

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:18.73 ID:oIm4dH+hO
>>43
軍議の場でモララーがジョルジュを呼び捨てしている件について

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:21.09 ID:QN2z78zL0
>>273
全裸待機

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:25.18 ID:ifkRG2Mz0
お前ら自重って言葉知ってるか?無駄な事話してるなら支援のみにしれ
俺はアルファ別に好きでもないがかなりウザい

284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:29.38 ID:cXdEA7P9O
キタ━━(゚∀゚)━━!!

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:29.83 ID:b8w/fSOX0
キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!

286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:34.40 ID:RdxtPd4T0
誰かいつでもOKの利根川のAA張れ

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:40.64 ID:xgVNvpcJ0
wktk フヒヒ

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:47.81 ID:O+oRcdxfO
78話....乙



そして、支援

289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:09:50.39 ID:95xYUpwv0
きたぜw

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:10:00.79 ID:AeR1O85a0
>>281
気分はすでに大将ww

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:10:00.78 ID:VotU3WgFO
きたきたぁぁぁぁああぁ!!

292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:10:03.61 ID:g7RHE6WmO
>>279
作者き
た 
二連

293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:10:27.76 ID:5BCgV0H80
作者
>>43
( ・∀・)「ヒッキー少将、ミルナは単にジョルジュと話したがっていただけです。
     危急の事態に遭った自分を助けたのも、そのため。
     ヴィップに利するための行為ではなかった、ということです」

中将のモララーが大将のジョルジュ呼び捨てにしていいの?

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:10:36.69 ID:zOBGWPfPO
まだ焦らすのかい主・・・
ニヤニヤしないで出ておいで

295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:10:47.93 ID:8OWpKeqrO
支援支援支援

296 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:11:06.96 ID:y1qIQMtk0
今話用マップ
http://www.uploda.org/uporg1106504.gif

今回はテンプレなしです

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:11:38.76 ID:0/KKhgZtO
眠いから早くしろぉぉ!

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:11:43.93 ID:xgVNvpcJ0
支援×∞

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:11:45.35 ID:iZI/WeAUO
支援

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:11:45.35 ID:dnzR+kDk0
支援

301 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:11:46.85 ID:y1qIQMtk0
【第79話 : Wild】


――世界暦・499年(28年前)――

――エヴァ城――

 奪うべく狙っていた城に、降将として入ることになるとは思わなかった。

 内部の木造建築が美しい城と聞いていたが、実際見てみても何も感じなかった。
 燃えやすそうだな、と思っただけだ。

 この城をオオカミの将として奪うことがあったら、取り壊すことも考えたほうが良さそうだ、と思った。

(`・ー・)「んー……さて」

 アルファベットは持たされていないが、縄を打たれているわけでもない。
 その気になれば、逃げ出せそうな気もした。

 その気になれば、後ろから殴り殺せそうな気もした。

( ゚∀゚)(……直に見たのは、これが初めてだが……)

 自分の前を歩く、ハンナバル=リフォース。
 ヴィップ国軍の総大将。

 人のことは言えないが、体格はさほど大きくなく、覇気もない。
 常に笑みを浮かべているように見えて、間が抜けていた。
 こんな男が総大将で、よく国がまとまっているものだ、と感じたくらいだ。

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:12:07.85 ID:wIUrJhrK0
くそ明日バイトだ…支援

303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:12:12.44 ID:VotU3WgFO
ぬぉぉお('A`*)
ドキドキする…
俺きめぇwwww

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:12:23.04 ID:lqSIX9ZbO
支援支援支援

305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:12:34.52 ID:4XK4TV4MO
wktkwktk支援しえん

306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:12:41.70 ID:xgVNvpcJ0
キタ━━(゚∀゚)━━!!!!


307 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:12:59.01 ID:y1qIQMtk0
 いつでも、殺せる。
 半ば確信に近い思いさえ、あった。

(`・ー・)「みんなは、なんて言うかな」

 これから、軍議室に連れていかれるらしい。
 自分の処遇を決断するようだ。

(`・ー・)「どう思う? ジョルジュ」

( ゚∀゚)「は? 知らねぇよ」

(`・ー・)「ナーマイキな口を利くなよ。まだ二十歳にもなってないガキだろ?
     俺はもう三十九だぞ。ちょっと悲しい年齢になってきたけどな」

( ゚∀゚)「戦じゃ年齢なんか関係ねーだろ」

(`・ー・)「はは、まぁ確かにそうだな」

 屈託のない笑み。
 それが余計に、自分を苛立たせる。

 能天気な男だった。
 まさか、自分の降伏を本意だとでも思っているのだろうか。

 マリミテ城防衛戦で、伏兵としてヴィップ軍を待っていた。
 情報は統制されていた。上手くいくはずだった。
 しかし、ヴィップには見破られていた。

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:13:00.02 ID:dnzR+kDk0
支援

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:12:59.91 ID:e9DuVrO2O
支援

310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:13:05.87 ID:cXdEA7P9O
再開したね
支援

311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:13:38.96 ID:iZI/WeAUO
支援

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:13:48.20 ID:b8w/fSOX0
ポッキーの日支援

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:13:50.73 ID:ERJT3h0uO
久々のリアルタイム支援

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:14:16.04 ID:RdxtPd4T0
>常に笑み
おま・・・

315 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:14:16.30 ID:y1qIQMtk0
 いったん逃げ出したあと野戦でモナーと戦ったが、体勢が悪すぎた。
 大して抗えず、アルファベットLを操る男を討ち取ったくらいしか戦功はなかった。

 結果、惨敗して囲まれたが、こんなところで死にたくはなかった。
 降伏という決断は、すぐに浮かんだ。死は免れるだろうと思ったからだ。
 しばらくヴィップに留まって、いずれ裏切ってやるのも面白い、と思った。

 しかし、今はできるだけ早く逃げ出したい気持ちだった。
 総大将が、思ったよりも鬱陶しい。馴れ馴れしくて、不快だ。
 オオカミのためでも、ここで戦うことには耐えられそうになかった。

 こんな男が統べているのに、何故ヴィップが手強いのか、不思議でならなかった。
 分かりたくもない、という気分だった。

 しかし、その強さを消しておく必要はありそうだ。
 見るからに隙だらけの男。どうやったって、殺せる。
 あとは、時期の問題だろう。

(`・ー・)「ここだぜ。ほら、入れ」

 背中をぐいと押された。
 その手を、乱暴に跳ね除ける。

 温かみが、不快だった。

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:14:27.36 ID:0WAjROBC0
支援

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:14:31.40 ID:xgVNvpcJ0
支援・・・一万年と2000年前から

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:04.17 ID:b8w/fSOX0
>アルファベットLを操る男

親父・・・・・

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:09.25 ID:iZI/WeAUO
支援

320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:09.33 ID:O+oRcdxfO
ハンナバルktkr



しかし気になって風呂に入れねぇええ

321 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:15:18.12 ID:y1qIQMtk0
――軍議室内――

(`・ー・)「えーっと、まぁ今回話したいのはジョルジュ=ラダビノードの処遇についてなんだが……」

 軍議室の中には、将校のみが集まっていた。
 見覚えのある顔ぶれもある。
 いつも、討ち取ってやろうと思っていた面々だ。

 いずれ、討ち取ってやろう、と今は思う。

(`・ー・)「みんなの表情見る限り……まぁ、半々か?
     オオカミとの取引に使うべきってやつもいるみてーだな」

(,,’」’)「私はそうすべきだと思います。
     上手くやれば膠着しつつあるオオカミ戦の局面を打破できるのではないかと」

 セシル=ヒレンブランド大尉だった。
 名は知っていたが、見たのは初めてだ。
 しかし、一目で分かった。異色とも言える、隻腕の将。

 決して若くもないのに、片腕を失ってなお、戦場に立ち続けている。
 自分なら、どうだろうか。戦場に立つ気力が沸くだろうか。
 何気なく、そんなことを考えた。

(`・ー・)「でもな、ぶっちゃけて言うと俺はこいつを将校として使うことしか考えてねーんだ」

 軍議室内が一瞬、ざわめいた。
 が、すぐに収まった。

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:22.30 ID:5BCgV0H80
なんかラグナとスコールを見てるみたいだ


そして俺は今日ライブorz

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:28.38 ID:oIm4dH+hO
>>315
アルファベットLを操る男

まさか…ベーンか?

324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:34.01 ID:rWSW4eZuO
ベーンか...

325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:41.58 ID:hGOr1b6s0
ベーン・・・Lまで扱えたのか、すごいな

326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:55.43 ID:z3F75lPsO
アルファベットL

ベーンのことかー

327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:15:58.98 ID:/XPJ6TpdO
>>268
残念ながら文学部です^q^

328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:16:06.69 ID:xgVNvpcJ0
支援・・・一万年と2000年前から

329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:16:20.94 ID:aLehy5UkO
>>1
おせーよ














Z。

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:16:23.49 ID:iZI/WeAUO
支援

331 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:16:38.49 ID:y1qIQMtk0
 どうやら、こんなことは日常茶飯事らしい。
 突拍子もない意見。それを、明朗に語る。
 まただよ、と言いながら笑っている将校さえいた。

 しかしそれは、どことなく、明るい笑みに見えた。

(`・ー・)「モナー、どう思う?」

( ´∀`)「ハンナバル総大将がそう仰るなら、それが正しいのだと思います」

(;`・ー・)「まーたそれかよ。主体性ってもんはねーのかよ」

( ´∀`)「いえいえ、ありますよ。あなたの意見に従うことが、私の主体性です」

(;`・ー・)「おいおい……」

 しかし、反論は誰からも出なかった。
 取引に使うべき、と言っていたセシルさえ、笑みを浮かべて賛成している。

 慕われているのだ、と分かった。
 同時に、何故だという気持ちが沸いた。

 こんな男に慕う気持ちが、起きるはずがない。
 そう感じた。なのに、驚くほど配下の兵に慕われているのだ。
 疑問符を付けざるをえない事柄だった。

(`・ー・)「もう一人くらい意見を述べてもらいたいところだが……
     んー、じゃあヒッキー。私見を頼む」

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:17:10.88 ID:95xYUpwv0
ヒッキー

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:17:28.45 ID:EZZ4YCP30
ヒッキー

334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:17:50.27 ID:X24x7YfP0
wktk

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:17:57.50 ID:ody4Gsce0
携帯中の空気よまなさは異常
早く受験板行けよ

336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:18:10.65 ID:5BCgV0H80
ベーン・・・・・・・

337 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:18:12.09 ID:y1qIQMtk0
 ハンナバルから一番遠いところで、陰気な空気を出している男がいた。
 見覚えはないが、名前は知っている。ヒッキー=ヘンダーソンという少尉だ。
 本当に軍人なのかと思えるほど、覇気のない男だった。

(-_-)「……有能な人材は、不可欠かと……」

(;`・ー・)「相変わらず短いな。まぁ、いつも通り的確だが」

 確かに、意見に無駄がない。
 頭は良さそうな男だ。しかし、いかにも消極的すぎる。
 あれでは少尉から昇格しそうもない、と思った。

(`・ー・)「んじゃー、ジョルジュ=ラダビノードは今日から将校だ。
     オオカミじゃ大尉だったみたいだけど、ここじゃ少尉からスタートだな。
     よろしく頼むぜ、ジョルジュ少尉!」

( ゚∀゚)「…………」

 それも道だ、と思っていた。
 しばらくヴィップに仕え、然るのちに裏切って打撃を与える。
 あるいはそれこそが、最もオオカミのためになることかも知れない。

 が、気は進まなかった。
 ハンナバルの許で戦うことに対し、自分の気持ちがはっきりと拒絶している。
 肯んじられないでいる。

 しかし、どうしようもないことだった。

( ゚∀゚)「……よろしく頼む」

338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:18:17.41 ID:iZI/WeAUO
支援

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:18:19.75 ID:xgVNvpcJ0
一万年と二千年前から支援してる

340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:19:08.55 ID:VotU3WgFO
眠くなてきた…
が、負けないよ!

支援だーい

341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:19:20.21 ID:cXdEA7P9O
支援

342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:19:21.16 ID:v6nB7m640
あっさりだなwwwwww

343 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:19:22.93 ID:y1qIQMtk0
 そう言うより他なかった。
 そして、自分に沸いた感情は、ハンナバルへの憎しみだった。


――世界暦・500年――

 新しい年になっても情勢は動かなかった。
 ヴィップはマリミテ城をいったん諦め、エヴァ城で休息を取っている。
 オオカミも軍を休ませることに専念しているようだ。

 その間、調練に追われていたが、全く熱は入れていなかった。
 いずれ敵対する部隊を、鍛えるわけにはいかないからだ。
 誰にも気付かれない程度に手を抜いて、見かけ上は厳しくやった。

 エヴァ城ではほぼずっと、ハンナバルと一緒だった。
 何度拒んでも、ハンナバルは離れない。一緒にいようとする。
 腹立たしいことこの上なかった。

( ゚∀゚)「飯くらい一人で食える」

(`・ー・)「んなこと言うなって。二人で食ったほうが旨いだろ?」

( ゚∀゚)「一回も思ったことねーよ、そんなこと」

(`・ー・)「一匹狼ってやつか、元オオカミの将なだけに」

( ゚∀゚)「つまんねぇ」

(;`・ー・)「……自信あったんだけどなぁ」

344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:19:28.28 ID:8f7rBEyS0
昔のVIPはこんなにもまとまっていたのか

345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:19:58.16 ID:XPcW4GLKO
ハンナバル‥ゆるいぞ

346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:00.11 ID:Sf6LaK0K0
2話連続なんて初めてじゃない?支援

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:05.87 ID:e9DuVrO2O
支援

348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:06.77 ID:xgVNvpcJ0
一匹狼ってやつか、元オオカミの将なだけに

349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:27.71 ID:QN2z78zL0
ハンナバルwwwww

350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:40.53 ID:cXdEA7P9O
ハンナバル良いなwwwww
支援

351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:48.27 ID:hGOr1b6s0
ハンナバルのキャラに驚愕wwwwwwww

352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:49.55 ID:itBK0Y+w0
>>346
俺の知る限りでは二回目だ

支援

353 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:20:49.61 ID:y1qIQMtk0
 調練を終えたあとの飯のときまで、これだ。
 気の休まるときがなかった。

 誰かと一緒にいるなど、疲れるだけだ。
 そう確信している自分のことを、ハンナバルは理解しようともしない。
 ただ自分のやりたいようにやっているだけだ。

 身勝手な総大将。
 それが、自分の認識だった。

 いつ殺してやろうか、とずっと考えていた。
 殺すのは無理なくできる。アルファベットで後ろから襲えばいい。
 あとは逃げ道さえ確保しておけばいい。

 そう思っていたが、認識が甘かった。
 感覚を研ぎ澄ましてみると、ハンナバルにはまったく隙が見えない。
 操るアルファベットはQ。自分より、はるかに上。

 しかし、原因はそんなことではない。
 やはり隙がないのだ。恐ろしいほどに。
 いつも側にハンナバルはいる。だからこそ、感じるのだ。

 それと関係があるのかないのか、はっきりとは分からない。
 分からないが、討ってやろうという気持ちが、姿を曖昧にしつつあった。

(`・−・)「お前さ、家族いなかったんだろ?」

 パンを齧る口が、止まった。
 その自分の前で、ハンナバルは変わらずに咀嚼を繰り返している。

354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:54.34 ID:XXWs6QJg0
>>346
初めてでは無かった気がするしえん

355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:20:59.44 ID:0WAjROBC0
>>348
>>348
>>348

356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:21:03.67 ID:iZI/WeAUO
支援

357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:21:43.10 ID:91J2YpDIO
待ってました シエン

358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:21:48.24 ID:iZI/WeAUO
支援

359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:01.41 ID:Te0IsvNIO
支援

360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:04.03 ID:oIm4dH+hO
>>346
序盤は連投してた気がする。

361 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:22:05.29 ID:y1qIQMtk0
(`・−・)「お前のこと、少しは調べたさ。父親を戦で、母親を病で亡くしてるな。
     ま、別に珍しいこっちゃないが……それから入軍するまでの間、孤児院にも入ってなかったんだろ?」

( ゚∀゚)「山で小屋建てて暮らすほうが楽だと思ったからな」

(`・ー・)「なるほど、身丈に合わぬ驚異的な身体能力は、そんとき会得したってわけか」

 石斧や木の槍で獣を狩った。
 すばしっこい魚も、捨てられていた農耕用の鍬を改造して銛にし、一撃でしとめた。
 そうしなければ、生きてゆけなかったからだ。

 そのおかげか、オオカミ軍に入軍してからのアルファベット上達速度は、常人の比ではなかった。
 他の者が散々苦労していたJの壁も、Iになってからわずか半年で越えることができたのだ。
 自分に追従してくるのは、同期であるミルナ=クォッチくらいのものだった。

(`・ー・)「でも、お前はずっと孤独な生活を強いられてきたってわけだよな。
     だったら普通、寂しさとか」

( ゚∀゚)「ねぇよ、そんなもん」

 偽りなき、本心だった。
 孤独であることの、気楽さ。それを自分は知っている。
 馴れ合いで生きてきたハンナバルにはきっと、分からないだろう。

(`・−・)「そうは見えねーんだけどなぁ」

 喉を鳴らしたハンナバルが、今度は果物に手をつける。
 赤い小さな果実だった。

362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:08.98 ID:cXdEA7P9O
支援

363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:09.52 ID:xgVNvpcJ0
一万年と二千年前から支援しなくてはならないことはワカッテマシタ

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:29.81 ID:ody4Gsce0
組織のトップは、愚鈍な男(に見える男)ガ一番有能なんだぞ


365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:41.30 ID:ro+3CYqH0
ktkr
支援

366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:43.59 ID:kA72cjeTO
ハンナバルみたいな上司が欲しい


367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:23:21.71 ID:DtV9j9XL0
俺の中でハンナバルの株が急上昇中wwww

368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:23:25.73 ID:RcFKwbPr0
支援

369 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:23:31.23 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「分かりもしねーのに知った風な口を利くなよ、ハンナバル」

(`・−・)「あー、お前また呼び捨てにしたな?
     『ハンナバル』じゃなくて、『ハンナバル総大将』だろ?
     それに、ちゃんと敬語も使えよ。野生児じゃねーんだから」

( ゚∀゚)「……めんどくせぇ」

(`・−・)「めんどくさいです、だ」

(;゚∀゚)「めんどくさいってこと自体はいいのかよ」

 やはり、おかしなやつだ。
 こいつが兵から慕われているという事実は、理解できそうもない。

 ヴィップには、馴染めそうもない。

( ゚∀゚)「お前に敬語を使う気にはなれねーし……総大将、なんて寒気がする」

(`・ー・)「礼儀がなってねーやつだなー、お前は。
     よし、決めた。これから『アカサタナ作戦』を発動する!」
  _
( ゚∀゚)「…………」

 またわけの分からないことを言い出した、と思った。
 軍議でも、いつもそうだ。突然、理解しがたいことを言い始める。
 そして大抵それが受け入れられ、通ってしまうのだ。

 自分が将校になったときも、既存の将校たちはすぐに納得していた。
 不意なハンナバルの提案にも、完全に慣れてしまっているようだった。

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:23:31.43 ID:cXdEA7P9O
支援

371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:17.14 ID:dnzR+kDk0
ハンナバルかわいいよおおおおおおおおおおおお

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:24.56 ID:e9DuVrO2O
>>357
DIO様wwwwww

373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:25.15 ID:0WAjROBC0
支援

374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:27.07 ID:95xYUpwv0
ここかww

375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:30.28 ID:EZZ4YCP30
アカサタナ期待

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:33.28 ID:8f7rBEyS0
ハンナバルのキャラが想像と違いすぎるwwwwwwwwwww

377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:36.28 ID:QN2z78zL0
この後アカサタナ作戦の全貌が明らかに・・・!

378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:24:42.53 ID:NYhzICmR0
>>367
もはやストップ高wwww

379 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:24:56.37 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「なんだよ、その気味の悪い作戦は……」

(`・ー・)「これはな、俺が昔アカサタナ=ハマヤラワという兵に施した作戦でな。
     平たく言えば一緒に遊ぼうって作戦だ!」

(;゚∀゚)「はぁ?」

(`・ー・)「よし、まずは明日の夜だな。釣りに行くぞ、釣り」

(;゚∀゚)「行くわけねーだろ! 誰がお前なんかと……!」

(`・ー・)「残念だがこれは上官命令だ。何ならアラマキ皇帝に詔勅を出してもらおうか」

(;゚∀゚)「お前、こんな下らないことに詔勅を」

(`・ー・)「ま、とにかくお前は従うしかないってことだ。んじゃ、また明日な」

 席を立ってすぐにその場を離れるハンナバル。
 引き止めて断ろうと思ったが、歩く速度が早すぎた。
 周りの兵は道を空けるため、尚更だった。

 その周りの兵からは、冷たい視線が注がれた。
 当然だ。裏切りの将である上に、碌々ハンナバルの言うこともきかない。
 オオカミのためを思うなら、むしろハンナバルに取り入ったほうがいいのだが、どうしてもそんな気になれなかった。

 兵からの視線など、気にならなかった。
 勝手にすればいい。どうせ、この国にずっといるわけではない。
 全て無視して食堂を後にした。

 しかしやはり、次の日のことは、無視できなかった。

380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:25:00.67 ID:Te0IsvNIO
支援

381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:25:17.08 ID:iZI/WeAUO
支援

382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:25:42.99 ID:eMXYIcpRO
支援

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:25:47.49 ID:QN2z78zL0
アカサタナは人名だったのか

384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:25:49.53 ID:EZZ4YCP30
アカサタナ=ハマヤラワ
なんというwwwwwwwwwwwwww

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:02.94 ID:5neV8G4eO
支援

386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:14.33 ID:Te0IsvNIO
支援

387 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:26:17.36 ID:y1qIQMtk0
(`・ー・)「ちゃんと二人分の釣竿を用意してあるぜ!」

( ゚∀゚)「…………」

 一日の調練を終えたあと、すぐにハンナバルは自分の許へ駆け寄ってきた。
 どうやら、このまま夕食を取らずに釣りへ出かけるつもりらしい。
 既に馬まで用意されている。避けようがなかった。

( ゚∀゚)「飯はどーすんだよ」

(`・ー・)「釣って食うに決まってんだろ」

( ゚∀゚)「なんだそりゃ……不確実だな」

(`・ー・)「お前だって昔は魚獲って食ってたんだろ? だったら慣れっこだよな」

( ゚∀゚)「釣りは嫌いだ」

(`・ー・)「なんでもいいから行くぞ!」

 やはり、強引だった。
 常に笑みを絶やさず、ぐいぐいと腕を引っ張ってくる。
 そんな男だ。実に、馴れ馴れしかった。

 それに既に慣れつつある自分が、たまらなく嫌だった。
 しかし、拭うこともできなかった。

 エヴァ城近郊の森に流れる小川まで、馬を駆けさせれば一刻程度だった。
 ハンナバルは、馬の扱いが見事だ。馬と一体化しているようにさえ思える。
 自分の手足のように、自由自在に操るのだ。

388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:20.80 ID:iZI/WeAUO
支援

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:24.61 ID:oIm4dH+hO
(`・ー・)ハンナバルは平仮名を武器に戦うようです

つまりこういう事だな

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:26.29 ID:DtV9j9XL0
これはやばいぞ・・・・・株が!株があああああああ!!

391 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:29.34 ID:yhPN78afO
作者さん頑張れ

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:35.43 ID:v6nB7m640
ヲンはどこいったあああああああ

393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:35.85 ID:YwHsf3dNO
ジョルジュに一瞬眉毛がw

394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:49.05 ID:B1EPc1cb0
支援

395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:26:53.40 ID:O+oRcdxfO
ハンナバル....カワイスグル

396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:27:02.81 ID:gCt+l9r30
アカサタナ=ハマヤラワ

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:27:22.69 ID:z3F75lPsO
ハンナバル人間味溢れるなwwwwwwww

398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:27:23.92 ID:XXWs6QJg0
ハンナバルモエスwwwww

399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:27:28.91 ID:iZI/WeAUO
支援

400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:27:30.32 ID:95xYUpwv0
アカサタナ=ハマヤラワ
顔見てみたいwww

401 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:27:39.87 ID:y1qIQMtk0
 馬がこれほど気持ち良さそうに走っているのを、今まで見たことがなかった。
 この騎乗の技術だけは、認めてやってもいいと思っていた。

(`・ー・)「んー、魚いるか? ぼちぼちか?」

 小川に着いてすぐハンナバルは釣り糸を垂らし始めた。
 餌は籠の中に入れてきたらしい。自分もひとつ取って、釣り糸を垂らす。
 釣りは嫌いだと言ったが、本心ではなかった。昔はよく魚を取るために釣りをやっていたのだ。

(`・ー・)「どっちが多く釣れるか勝負だからな!」

( ゚∀゚)「やだよ、めんどくせぇ」

(`・ー・)「よーいドン!」

(;゚∀゚)「話を聞けよ!!」

 どこまでいっても、自分勝手だ。
 もはや呆れることさえ忘れていた。

 竿を振って針先を水中に沈める。
 魚がかかるのを、ただじっと待った。
 久々の釣りだ。悪くない気分だった。

( ゚∀゚)「なぁ、おい」

(`・ー・)「ん?」

402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:27:46.04 ID:hGOr1b6s0
人名wwwwwwwwwwww

403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:14.29 ID:RdxtPd4T0
遊ぼうってことだ

ショタっ子にしかみえない

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:21.51 ID:EZZ4YCP30
支援

405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:29.98 ID:NYhzICmR0
支援

406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:37.30 ID:cXdEA7P9O
ルアーが頭に刺さるwwwww

支援

407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:39.68 ID:iZI/WeAUO
支援

408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:56.61 ID:B1EPc1cb0
支援

409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:28:56.46 ID:v6nB7m640
>>400
(ナ=ハ)

410 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:29:08.23 ID:y1qIQMtk0
 ハンナバルが釣り糸を引き戻した。
 針に餌がない。魚に喰われたか、水に流されたようだ。
 再び針先に餌をつけて、緩やかな流れの川に糸を投じる。

( ゚∀゚)「さっきのアカサタナってやつは、いったいどんな兵だったんだ?」

(`・ー・)「あぁ、アカサタナか。大変なやつだったな。
     血の気が多くて腕っ節が強くて、郷里じゃアカサタナに敵う者はいなかったらしい。
     んで、お前みたいに随分不遜な態度を取ってきたんだ」

( ゚∀゚)「…………」

(`・ー・)「お前みたいな男が総大将なんて納得できるか! 俺が総大将になってやる! なんて言ってなぁ。
     俺と勝負しろ、ハンナバル! って言ってきたんだ。まったく、若いとは言え無謀が過ぎる」

( ゚∀゚)「んで、どーなったんだ?」

(`・ー・)「んなもん、俺には敵わんかったさ。組み手をやったら驚くほど弱くてな。
     アカサタナはそれがショックだったらしい。荒れに荒れて、手が付けられなくなった。
     腕っ節が強かったのはホントさ。体捌きが悪かったが、力は相当なもんだった。
     だからこそ、厄介だったんだけどな」

( ゚∀゚)「そんで、一緒に遊んだってわけか?」

(`・ー・)「まぁ、宥めるのが一番だと思ってな。
     こうやって釣りしたり、川で泳いだり、葉っぱレースしたり……」

(;゚∀゚)「全部川での遊びじゃねぇか。他にも何かやれよ」

(;`・ー・)「うるせーなー。水が好きなんだよ、俺は」

411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:29:27.78 ID:95xYUpwv0
>>409
顔くずれすぎwwwwwwwwww

412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:29:48.50 ID:b8w/fSOX0
葉っぱレースwwwwwww

413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:29:53.23 ID:QN2z78zL0
>>400
( ふ)

414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:29:56.69 ID:4XK4TV4MO
よーいドン!

wwww

415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:29:57.95 ID:gCt+l9r30
ゼニガメだけにな

416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:04.59 ID:cXdEA7P9O
支援

417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:06.80 ID:Te0IsvNIO
支援

418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:21.58 ID:4gCh7N1C0
>>410
やべぇwwwwwwwww
ハンナバルかわええwwwwwwwwwwwwwwww

419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:22.16 ID:WD4wbS100
(アカサタナ=ハマヤラワ)
こうじゃね?

420 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:30:30.85 ID:y1qIQMtk0
 既に四十。
 そのはずだが、ハンナバルはかなり若々しく見えた。
 年を聞いていなければ、二十代だと言われても違和感はなかっただろう。

 性格も、どこか子供っぽい。
 無邪気と言えばいいのだろうか。
 恥や外聞はあまり気にしない性格のようで、振る舞いは自由気ままだった。

 だからこそ慕われているのだろうか、とふと思った。

(`・ー・)「おっしゃ来た! 一匹ゲット!」

 ハンナバルが引き戻した糸の先で、小さな魚が暴れていた。
 夜の闇の中に、幾つもの水滴が落ちる。

( ゚∀゚)「良かったな」

(`・−・)「……いや、良くねぇよ」

( ゚∀゚)「ん?」

 針先から魚を取り外すと、ハンナバルはそのまま川に流した。
 流してしまった。

(;゚∀゚)「お前、何やってんだ!?」

(`・ー・)「まだ稚魚だろ? 食ったってしょうがねぇし……。
     逃がしてやったほうがいいだろ」

(;゚∀゚)「ッ……」

421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:33.88 ID:EZZ4YCP30
(;`・ー・)「うるせーなー。水が好きなんだよ、俺は」
所詮はゼニガメwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:38.04 ID:e9DuVrO2O
ハンナバル小学生みてえwwwwwwwww

423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:48.47 ID:cXdEA7P9O
セニかわいいよセニ

支援

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:30:59.89 ID:iZI/WeAUO
支援

425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:31:07.58 ID:8OWpKeqrO
葉っぱレースwww

426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:31:24.28 ID:DtV9j9XL0
>>419
もはや顔ではない・・・・・・

427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:31:24.53 ID:B1EPc1cb0
支援

428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:31:32.77 ID:DMWAtip1O
カメ時代の名残がwww

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:31:33.89 ID:HKqlMxnSO
追い付いた支援

430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:31:47.43 ID:QN2z78zL0
>>420-421が繋がって見えた

431 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:31:50.34 ID:y1qIQMtk0
 考えたことも、なかった。
 釣った魚を、逃がすだなんて。

 確かに稚魚で、食ったって旨みはない。
 が、多少腹は膨れる。
 自分にとっては紛れもない食糧だった。

 しかし、違う。
 ハンナバルは、はっきりと違う。
 意識の、持ちようが。

 視野が広いのか、心が広いのか。
 自然と、そんなことを考えた。
 しかし、考えたくないことだった。

(`・ー・)「ま、釣り勝負の匹数にはカウントするんだけどな!」

(;゚∀゚)「おい、なんかズルくね?」

(`・ー・)「ズルくねーよ! 釣ったのは事実だからな!
     あ、ちなみにこの勝負、負けたほうが何でも言うこと聞くって条件だぞ」

(;゚∀゚)「おい! それこそ聞いてねぇよ!」

(`・ー・)「さー、俺の一匹リードだ!」

 餌を手早くつけて再びハンナバルは糸を投げた。
 手馴れている。先ほどの技術を見る限り、釣りは相当上手いようだ。

432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:32:19.92 ID:XXWs6QJg0
ズルくねーよ! 釣ったのは事実だからな!

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:32:35.61 ID:RdxtPd4T0
あとづけktkr

434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:32:51.37 ID:wEhuJ+3GO
ハンナバル、微妙に表情変えてるのな

435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:32:53.95 ID:iZI/WeAUO
支援

436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:32:54.29 ID:hGOr1b6s0
はんなばるぅぅぅぅぅぅぅ

437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:33:00.10 ID:NYhzICmR0
支援

438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:33:12.71 ID:cXdEA7P9O
支援

439 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:33:19.57 ID:y1qIQMtk0
 が、所詮は遊びだ。
 生きるための手段だった自分とは、違う。

( ゚∀゚)「何でも言うこと聞くんだな?」

 一度、糸を引き戻した。
 餌が流れている。付け直して、再び竿を振った。

(`・ー・)「ん? あぁ、何でも聞こう。約束だ」

( ゚∀゚)「それなら俺も本気でやってやるよ」

 流れを、肌で感じる。
 川の、そして魚の。
 呼吸に近いものを、感じ取っていく。

 竿を、一瞬で引いた。
 一尺程度の大きさの魚が、針先で尾を振っていた。

(;`・ー・)「おぉ!?」

( ゚∀゚)「これで並んだ。次は、追い越すぞ」

(`・ー・)「負けらんねーな!」

 次の一匹は、お互い同時だった。
 大きさは自分が優っている。しかし、あくまで匹数の勝負だ。
 昔は大きな魚ばかり狙っていたが、今日は数を見据えていかなければならない。

440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:33:27.11 ID:NYrep+DhO
ハンナバル掘りたくなってきた

441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:33:29.58 ID:AeR1O85a0
所詮ゼニガメだな

442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:33:39.17 ID:Te0IsvNIO
支援

443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:33:58.64 ID:iZI/WeAUO
支援

444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:06.87 ID:EZZ4YCP30
何だよこの流れwwwww
支援

445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:17.13 ID:B1EPc1cb0
支援

446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:22.93 ID:8f7rBEyS0
(`・ー・)「負けた方は明日からあだ名ウンコマンなwwwwwwwwwww」
とか言ってきても違和感ないから困る

447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:28.13 ID:oIm4dH+hO
一家に一台欲しいな…。

448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:32.73 ID:w+bh26QgO
俺ルール適用しまくりだな

449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:41.97 ID:O+oRcdxfO
ハンナバルの発言、行動に禿げ上がるほど萌えた

450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:43.18 ID:eMXYIcpRO
支援

451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:43.84 ID:8OWpKeqrO
支援

452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:45.31 ID:cXdEA7P9O
支援

453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:47.34 ID:XPcW4GLKO
なんて自由奔放なんだ‥
器が違う〇rz

454 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:34:49.32 ID:y1qIQMtk0
 ハンナバルのように、稚魚は逃がしておいた。
 明確な理由はない。何となくだ。
 そういった気分だった。

 釣りをしながら、側で魚を焼いた。
 ハンナバルが持ってきた塩をまぶして、全体に火が当たるよう魚を裏返す。
 充分に焼けてから身を齧った。

 焼いている最中も、食べている最中も、釣りは止まらなかった。
 現在、互いに八匹ずつ。ペースはほぼ同じだ。
 ハンナバルは自分より腕が劣るが、何故か魚が食いついていた。

 底抜けの負けず嫌いだ、と思った。
 こんな勝負にも、驚くほど真剣になっている。勝ちにいっている。
 それは、大将としては欠かせない要素だった。

 オオカミの大将であるアテナット=クインスは、堅実な戦が得意な男だ。
 無理はしない。危険は冒さない。だから、戦に負けることはほとんどない。
 しかし、勝利することもあまりない。

 大将としては、いささか物足りない、と思っていた。
 貪欲なまでに、勝ちを狙って欲しい。いかなるときも、いかなる状況でも。
 それでこそ兵の士気も上がる。統率も良くなる。

 それを堅実な配下が支えてやればいいのだ。
 だから、負けず嫌いの大将というのは、決して悪くない。
 ヴィップにはモナーという堅実な大将もいる。理想的な陣容だった。

(`・ー・)「お、この魚うめぇな」

455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:34:55.76 ID:95xYUpwv0
>>446
ちょwwwwwwwwww

456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:35:13.99 ID:iZI/WeAUO
支援

457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:35:19.20 ID:oIm4dH+hO
>>446
吹いたwwwww

458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:36:00.57 ID:Te0IsvNIO
支援

459 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:36:04.38 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「春になったらもっと旨くなるぞ」

(`・ー・)「そうなのか? じゃあまた春にも来なきゃだな、ジョルジュ!」

( ゚∀゚)「俺と一緒に行く気かよ。やだよ」

(`・ー・)「んなこと言うなって! よし、約束だ!」

( ゚∀゚)「強引だな……勝手にしろ。ほら、九匹目だ」

(`・ー・)「俺も九匹目だ! 離されんぞ!」

( ゚∀゚)「そーいやこの勝負、終わりを決めてなかったよな。どーするんだ?」

(`・ー・)「ん? 十匹目を先に釣ったほうでいいんじゃないか?
     時間も遅くなってきたことだしな」

 些細なことだが、やはりそうだ、と思った。
 ハンナバルは、決断が早い。判断がいい。
 これも当然、上に立つ者には欠かせない要素だ。

 なるべくして、総大将になった男。
 そんな気がした。

( ゚∀゚)「よし、すぐに釣ってやるよ、十匹目」

(`・ー・)「残念ながら俺には勝てねーぜ! 今すぐにでも魚が食いついてくる! 気がする」

(;゚∀゚)「気がするだけだろ。思い込みじゃ勝てねーぞ」

460 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:36:28.53 ID:QN2z78zL0
焼き魚が食べたくなってきたな

461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:36:43.92 ID:XXWs6QJg0
もうハンナバル大好きだwwwwwwwwww

462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:36:48.54 ID:ERJT3h0uO
支援

463 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:05.60 ID:Te0IsvNIO
支援

464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:08.03 ID:B1EPc1cb0
(※( ・ー・)進化前→(`・ー・)進化後

465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:15.36 ID:ody4Gsce0
こういう、日常を自分の糧に考えることが出来るやつこそ有能

466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:20.74 ID:cXdEA7P9O
支援

467 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:37:32.05 ID:y1qIQMtk0
 同時に糸と針を投げ入れた。
 流れに乗って少し下流へ。それをゆっくり戻してやる。
 あまり遠くに行き過ぎると、引き上げるときが大変だからだ。

 今まで通りならすぐにでも魚がかかるはずだが、何故か魚の呼吸を感じられなくなった。
 夜が深まってきたからだろうか。川の流れが早まりつつあるからだろうか。
 理由は分からないが、どうやらすぐに勝負がつくことはないようだ。

 しばらく、空間には川の流れる音だけが存在した。
 後は全て霞んでいるように感じた。

 呆然と、オオカミのことを思い出した。
 将兵は、自分のことを何と思っているだろうか。不遇者か、謀反者か。
 投降せざるを得ない状況だったとは言え、自分なら投降した者には失望するだろう。

 あの戦に負けたのは、ヴィップが強かったからだ。
 いや、裏を返せば自分が弱かったからだ。
 それについて言い訳するつもりはない。

 しかし、だからこそ、考える。
 ミルナ=クォッチはいったい、どう思っているのだろうか、と。

 両親を亡くしてからずっと独りで生きてきた。
 そんな自分が、唯一友と呼べた男。それが、ミルナだ。

 ミルナは鋭かった。物事に対し、常に峻烈だった。
 戦を見通す力に長け、判断力に優れ、実行力も備えている。
 大将のアテナットよりも間違いなく才覚はある、と思っていた。

468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:34.54 ID:DtV9j9XL0
ハンナバルたんハァハァ

469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:44.64 ID:xgVNvpcJ0
>>460
同感 

470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:57.86 ID:iZI/WeAUO
支援

471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:38:04.70 ID:dYEpZj76O
みんなハンナバルしか見てないけど
ジョルジュもなんだかんだ言ってきちんと会話してあげてるんです><

472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:38:11.76 ID:e9DuVrO2O
支援

473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:38:24.10 ID:EZZ4YCP30
しえんしえーん

474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:38:40.49 ID:cXdEA7P9O
支援

475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:38:53.37 ID:fMnkjkbP0
支援

476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:39:07.63 ID:EZZ4YCP30
支援

477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:39:08.46 ID:RdxtPd4T0
ジョル×ハンはガチ

478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:39:13.52 ID:ody4Gsce0
>>471
( ゚∀゚)だって勅令を振りかざされるし・・・

479 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:39:17.23 ID:y1qIQMtk0
 自分と、よく意見が合った。そして、気も合った。
 いつしか自然と親しくなり、行動を共にすることが増えた。
 独りで居るのと同じくらい、ミルナと一緒にいる時間は気が楽だった。

( ゚∀゚)(……手紙は、読んだだろうか……)

 ヴィップに寝返った直後、ミルナには手紙を出した。
 ハンナバルに勘付かれないよう、わざわざ街の配達屋まで行ってオオカミに届けさせたのだ。
 いつか必ずオオカミに帰る、と書いた手紙を。

 ミルナだけに伝えた。それで、充分だと思った。
 いずれミルナは上に昇る。大将にさえなりえる。
 アテナットに伝えるよりは、いいだろう。あの大将では、どんな対応をしてくるか分からない。

 その手紙を読んで、ミルナは何を考えただろうか。
 自分を信じてくれただろうか。あるいは、疑っただろうか。
 何も分からない。しかし、現状を維持していくしかない。

 ヴィップに忠誠を誓ったふりをして、重要な地位まで昇格する。
 そして権力を握ったあとに、国軍に被害を与えてオオカミに寝返る。
 それが、オオカミにとっては最善だろう。

 今でも実行する気持ちは、ある。
 あるが、何故か、未来が不透明だ。
 曖昧で、靄がかって見える。

 そしてハンナバルの顔を見ると、視界が明朗になったりする。
 理由は、分からない。

(`・−・)「んー、釣れないな」

480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:39:44.06 ID:0738CyQSO
しえーん

481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:39:53.78 ID:8OWpKeqrO
支援

482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2007/11/11(日) 02:40:05.40 ID:PS3BF9ao0
支援

483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:40:20.39 ID:B2f6SZekO
今回の( ゚∀゚)は一番本来のキャラに近いな。
( ゚∀゚)が将軍を真面目に勤めるようなキャラな唯一の話がアルファ

484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:40:45.03 ID:QN2z78zL0
ハンナバルの発言にいちいち萌えさせられる

485 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:40:46.31 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「そのうちかかるさ」

(`・−・)「ずっと待ち続けるのは、性分に合わないな」

( ゚∀゚)「総大将ならもっとどっしりしてろよ」

(;`・ー・)「おー、俺に一番似合わねー言葉だ」

( ゚∀゚)「全くだな……ん?」

 糸がぴくりと動いた。
 流れによるものではない。明らかに、別の要因。
 そしてそれが、断続的に続く。

 魚が、かかった。
 ただし、自分のほうに、ではなかった。

(`・ー・)「よっしゃ!! 十匹目ゲット!!」

 元気に跳ね回る魚を見て、舌打ちした。
 十匹目を先に釣り上げたのは、ハンナバル。
 勝負に、負けてしまった。

( ゚∀゚)「こっちも今来た。僅差か」

(`・ー・)「勝ちは勝ちだ! 言うこと聞いてもらうぞ!」

( ゚∀゚)「……やーな予感がするな」

486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:40:54.84 ID:/XPJ6TpdO
>>482
なんというPS3

487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:41:09.91 ID:cXdEA7P9O
>>482
IDがPS3がボーイフレンド

支援

488 名前:sage :2007/11/11(日) 02:41:35.69 ID:xf/yRgY+0
支援

489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:41:40.59 ID:ody4Gsce0
こういうやつは全てを見通す目を持っている

490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:41:52.28 ID:b8w/fSOX0
>486-487
結婚しとけ

491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:41:53.92 ID:v6nB7m640
>>486-487
ケコン

492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:42:01.31 ID:6uvPpmR30
ハンナバルかわいいよハンナバル
しえん

493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:42:25.88 ID:wyKHNcfEO
16話以来の支援\(^O^)/

494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:42:38.18 ID:EZZ4YCP30
>>486-487
ヒュー

495 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:42:39.83 ID:y1qIQMtk0
(`・ー・)「これからは俺に敬語を使うこと。それとハンナバル総大将って呼ぶこと。
     あ、もちろん他の将校にもちゃんと敬称つけて敬語で喋れよ」

( ゚∀゚)「うわ、めんどくせぇ……」

(`・ー・)「約束を破るような男じゃないだろ? お前は」

( ゚∀゚)「知りもしねぇのにテキトーなこと言うなっつの」

(`・ー・)「見てりゃ分かるさ、それくらい」

 もう一度、舌打ちした。
 ハンナバルにも聞こえるように。

 それでもハンナバルは、笑みを崩さなかった。

( ゚∀゚)「……分かった。負けた以上、しょうがねぇ」

(`・ー・)「おいおい、実行が遅いぞ」

( ゚∀゚)「分かりましたよっと」

(;`・ー・)「なーんか生意気さが抜けてないな。まぁ、とりあえずは良しとするか」

 後から聞いたことだが、ハンナバルは自分のことを野生児のようだ、と思っていたらしい。
 言葉遣いは乱暴で、振る舞いにも落ち着きがない。
 独りで生きざるをえなかった環境がそうさせたのだろう、と考えていたそうなのだ。

496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:42:45.20 ID:iZI/WeAUO
支援

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:42:45.74 ID:Gp6pwqjeO
支援

498 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:42:57.01 ID:DtV9j9XL0
>>493
よく覚えてるな

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:43:29.45 ID:PxvcsdFmO
>>490->>491お前らこそ結婚汁wwwwwwww

500 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:43:43.95 ID:y1qIQMtk0
 だからこそ、敬称と敬語をつけることを強制させた、らしい。
 そんな思惑は知る由もなかったが、さほど抵抗感はなかった。
 抵抗感がないことに違和を覚えることさえ、なかった。


 やがてヴィップ軍はエヴァ城から軍を退いた。
 越冬したが兵糧が足りず、引き返さざるをえなかったのだ。
 ハンナバルは悔しがっていた。勝てはしなかったものの、戦の内容は確かにヴィップのほうが良かったのだ。

(`・ー・)「次は必ず奪るぞ!」

 全兵の前でそう意気込んだハンナバルに、呼応の声が返る。
 士気を上げるのも、上手い。恐らく、狙ってやっていることではないだろう。
 だからこそ、総大将としては相応しいのだ、と思った。

 しかし、ハンナバルが主導してオオカミ戦が行われることは、二度となかった。


――500年・夏――

 オオカミとラウンジの戦が始まっていた。
 アリア城、ヒダマリ城という、西端での戦だ。
 お互い、ベルとアテナットが出陣していて、相当に力を入れた戦になっているようだった。

 ヴィップはしばらく休養だった。
 戦が終わったあと、またすぐ戦ができるほど、この国に力はない。
 面積割合ではラウンジやオオカミ以上の兵糧が得られるが、その面積が少ないのが難点だった。

501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:43:52.45 ID:Gp6pwqjeO
支援

502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:43:56.61 ID:dnzR+kDk0
>>477
ハン×ジョルジュだろ…常考

503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:44:56.72 ID:JEud/Bl20
>>477
ハン×ジョルだろ

504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:45:07.37 ID:cXdEA7P9O
支援

505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:45:18.92 ID:iZI/WeAUO
支援

506 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:45:23.19 ID:EZZ4YCP30
>>502-503
けこんwwwwwwwwwwwwwwwwww

507 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:45:30.30 ID:y1qIQMtk0
(`・ー・)「んー、凄い雨だな」

( ゚∀゚)「そうですね」

 朝食をハンナバルと共に食べ終え、居室に向かうべく並び歩いていた。
 窓に打ちつける雨は強く、強風と相俟って激しい音を奏でる。

( ゚∀゚)「しばらく続きそうですね」

(;`・ー・)「……前から思ってたけど、お前の敬語は素っ気無いな」

( ゚∀゚)「そんなことないですよ」

(;`・ー・)「やっぱ二人のときは敬語じゃなくていい。他に人がいるときだけ敬語にしてくれ」

( ゚∀゚)「そりゃ助かる」

 ハンナバルの居室に入った。
 西の寮塔の最上階。ヴィップ城で最も広壮な部屋だ。

 ちなみに東寮塔の最上階はモナーが使用している。
 西大将であるディルクレッド=フィールダーも同列の地位だが、実績の差によりモナーが寮塔最上階に入っていた。
 ディルクレッドはその次に広い部屋をあてがわれている。

 雨が降っているため午前の調練は中止になった。
 たまには休みもいい。ずっと調練ばかりではかえって動きが悪くなる。
 気を抜くのも大切なのだ。

 ハンナバルの受け売りだった。
 今までそう考えたことはなかったが、納得させられるものがあった。

508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:45:35.09 ID:Gp6pwqjeO
支援

509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:46:45.80 ID:e9DuVrO2O
夫婦が3組できたwwwwww

510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:46:48.76 ID:Na3xLfDTO
ツン×クーだろ・・


黙って支援できんのか貴様等

511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:46:51.92 ID:3tU/aeL/O
作者は楊令伝を読み終わったみたいね

512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:46:55.71 ID:iZI/WeAUO
支援

513 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:46:56.14 ID:y1qIQMtk0
(`・ー・)「んー、足早な攻めだな」

( ゚∀゚)「アンタが相手だと、後手後手になりやすいからな」

 丸型の卓の上に、四角い盤が乗せられている。
 そしてその上で、二十の駒が不揃いな形で立っている。

 ハンナバルとの旗地の勝負は、序盤から中盤へと移ろっていた。

(`・ー・)「だがちょーっと、守りが薄いぞ」

 ハンナバルが中将駒を掴み、三歩前進させた。
 こちらの守りの間隙を、突いてきた。

 そして旗が立てられる。
 深みを刺された。これで、ハンナバルは二本目の旗。
 こちらは三本立てているが、あまり深くない。有利なのは、ハンナバルのほうだった。

(`・ー・)「オオカミじゃミルナ=クォッチ以外は相手にもならなかったんだったか?
     ま、俺にはちょっと及ばねーみてーだな」

( ゚∀゚)「余裕こいてる間に逆転されても知らねーぞ」

 少将駒を縦に移動させた。
 馬に乗せている。機動力は高い。
 そして、ハンナバルの中尉駒に攻撃を仕掛けた。

 賽を振る。
 出目は、八。攻撃成功だ。
 中尉駒をしとめた。

514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:47:00.52 ID:cXdEA7P9O
支援

515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:47:10.10 ID:B3mhH3uxO
ジョルジュのへたれ攻めとハンナの女王受けだろjk

516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:47:13.60 ID:JWYtNStnO
ハンナバルの受けだった

517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:47:27.07 ID:8OWpKeqrO
支援

518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:48:00.50 ID:iZI/WeAUO
支援

519 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:48:16.41 ID:y1qIQMtk0
(`・ー・)「騎兵じゃ旗は刺せねーぞ。大丈夫か?」

( ゚∀゚)「何の心配してんだよ。全く問題ねー」

(`・ー・)「お前の攻めはいまいち読めんな。セオリーに反しすぎる」

( ゚∀゚)「それも、戦い方だろ」

 ハンナバルが中将駒を更に深みへと進めた。
 狙いは、こちらの大将駒か。しかし、無謀すぎる。
 守りは固めてある。大将駒への攻撃は、中将駒によって防がれるのだ。

 ここに旗を立てられた場合は苦しかっただろうが、もう中将駒は旗を持っていない。
 つまり、中将駒には攻めという選択肢しか残されていないのだ。
 しかし、攻めの上手いハンナバルがそんな愚を犯すとは思えない。

 まさか、狙いは――――。

( ゚∀゚)「……ちっ」

 弓を、隠し持っていた。
 二駒にだけ持たせることのできる弓。普通は、後方で使う。
 しかし、ハンナバルはあえて攻撃力の高い中将駒に弓を持たせてきた。

 大将駒が、射程距離内に入っていた。
 賽が投げられる。出目は二。
 攻撃、失敗だ。

(`・ー・)「んー、惜しい」

520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:48:16.99 ID:RdxtPd4T0
ハンナバルは受け

521 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:48:25.92 ID:+e+U6sjsO
カローラ?

522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:48:39.88 ID:cXdEA7P9O
なんか以前にチラッと出てきたな。
この盤上ゲーム

523 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:49:18.62 ID:iZI/WeAUO
支援

524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:49:28.71 ID:hGOr1b6s0
ブーンとドクオが勝負したらいつもドクオが勝ってたというあれか

525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:49:29.53 ID:oIm4dH+hO
>>522
50話記念の質疑応答だと思う

526 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:49:37.44 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「今のミスは致命的だぞ」

 押し進めた少将駒で更に大尉駒を討ち取る。
 これでハンナバルの守りはかなり薄くなった。

 ハンナバルは再び弓で攻撃を仕掛けてきた。
 出目は四。またも失敗。
 大将駒なら、回避率は高い。ハンナバルの攻撃は、確実性が高いとは言えなかった。

 そして、自分の少将駒が、大将駒に迫った。

( ゚∀゚)「七以上なら、終わりだな」

(`・ー・)「こればっかりは、何ともしようがないな」

 賽を、投じた。

 卓に当たって音が立つ。
 卓上を転げ回る賽。
 時間が、長く感じる。

 やがて上を向いた面は、六だった。

(`・ー・)「ジョルジュ」

 順番がハンナバルに移った。
 ハンナバルは、自分の大将駒を見据えている。
 当然だった。カウンターを繰り出せるからだ。

(`・ー・)「この"旗地"という遊びで、最も攻撃成功率と回避成功率が高いのは、どの駒だ?」

527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:49:38.77 ID:0WAjROBC0
支援

528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:50:00.56 ID:ERJT3h0uO
旗地だっけ?このゲーム

529 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:50:11.27 ID:cXdEA7P9O
>>525
それか。トン

支援

530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:50:14.56 ID:dnzR+kDk0
このボードゲーム面白そうだな。
支援

531 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:50:39.61 ID:y1qIQMtk0
( ゚∀゚)「……はぁ? 大将駒に決まってんだろ」

(`・−・)「じゃあ、その攻撃率・回避率が高いことを、普通はなんて言う?」

 ハンナバルの顔が、変わった。
 休息に安らいでいた表情が、一瞬にして、峻厳たる総大将の顔へ。

 答えはわかっているのに、何故か少し、声にするのを逡巡してしまった。

( ゚∀゚)「……信頼性が高い、だろ?」

(`・ー・)「そうだ」

 ハンナバルが、賽を振った。
 動きはすぐに止まる。出目、八。
 少将駒が、やられた。

(`・ー・)「大将には力がある。だから、信頼性が高い。
     旗地だけじゃねーさ。現実の戦でも、大将ってのは信頼される。
     それも、無条件に」

( ゚∀゚)「それが大将だろ?」

(`・ー・)「そうだ。だから、危険なんだ。
     兵卒や将校が、拠り所にしすぎる。依存し、停滞する。
     薄っぺらい信頼は、必ずそうなる」

( ゚∀゚)「……分かんねぇな」

532 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:50:45.05 ID:Te0IsvNIO
支援

533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:03.05 ID:HKqlMxnSO
腐女子本気でキモいっす…
自重するか801板で討論してください…

534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:06.07 ID:ody4Gsce0
知的ゲームで確率論を投じるのは止めた方がいい
不確定要素が多すぎる

535 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:07.35 ID:e9DuVrO2O
腐は801板に帰れ

支援

536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2007/11/11(日) 02:51:16.33 ID:PS3BF9ao0
支援

537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:21.05 ID:RsueyCmo0
なんで2話続いてるの
まぁどうでもいいけどこの話まだ続いてたのか
完結したら読ましてもらう

538 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:32.85 ID:pY7TW49Q0
支援

539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:47.76 ID:iZI/WeAUO
支援

540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:59.26 ID:thEfd9OB0
>>534
お前の自論は聞き飽きたよ・・・
ID抽出でげんなり

541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:52:07.04 ID:ody4Gsce0
>>537
百話の構成らしいぞ
読みきれないぞ

542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:52:07.69 ID:cXdEA7P9O
支援

543 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:52:22.43 ID:y1qIQMtk0
(`・−・)「いや、分かってくれ。大事なことだ。
     大将ってのは信頼されるが、それだけじゃダメなんだ。
     大将も、周りを信頼しなきゃいけない。じゃなきゃ、本当の信頼になりえないんだ」

( ゚∀゚)「何でだ? 大将が圧倒的な力を見せ付ければ、絶大な信頼が得られる。
     大将が周りを信頼するかどうかは、関係ねぇだろ。自己満足じゃないのか?」

(`・−・)「違う。互いに信じあってこその、信頼だ」

( ゚∀゚)「違わねぇ。信頼ってのは、一方的なもんだ。それが互いに重なることはあるとしても」

(`・−・)「……いつかきっと分かるさ、お前も。
     お前は頭がいい。だから、きっと。いや、必ず」

 ハンナバルが、中将駒の弓で大将駒を狙ってきた。
 出目は九。攻撃成功。
 大将駒を失った。

( ゚∀゚)「俺の負けか」

(`・ー・)「残念。惜しかったな」

( ゚∀゚)「信頼性の高い大将でも、あっさりやられたりする。
     それも、このゲームの怖いところだな」

(`・ー・)「ま、現実じゃそうならないように気をつけねーとな」

 卓上の盤をそのままにして、ハンナバルは椅子から立った。
 もうすぐ昼食時だ。このまま食堂に向かうつもりだろう。

544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:52:27.20 ID:ody4Gsce0
>>540
どうでもいいよ

545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:52:57.15 ID:ro+3CYqH0
>>534
お前はTRPGとかを知らんのか

546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:00.92 ID:dYEpZj76O
大将に依存ってベルか……

547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:06.60 ID:B3mhH3uxO
>>533
野郎ですとも
携帯厨は自重しますね

548 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:31.13 ID:y+SqpCY70
追いついた〜支援

549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:35.44 ID:iZI/WeAUO
支援

550 名前:第79話 ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:53:36.90 ID:y1qIQMtk0
 自然な流れで、後ろについていった。
 一度振り返って、見る。卓上の、盤を。

 倒れ転げた大将駒が、何故か頭に残った。















 第79話 終わり

     〜to be continued

551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:39.13 ID:a7bsp4tNO
>>535
支援と言う名の荒らし乙

552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:39.60 ID:Te0IsvNIO
支援

553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:43.39 ID:cXdEA7P9O
支援

554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:47.47 ID:CItEYQbu0
sienn

555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:47.93 ID:95xYUpwv0


556 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:53:54.63 ID:QN2z78zL0
乙!

557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:00.06 ID:xf/yRgY+0


558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:04.48 ID:y+SqpCY70
乙!

559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:07.84 ID:tv4+Ex0E0


560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:08.01 ID:VGFrF+/i0


561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:11.53 ID:cXdEA7P9O
乙!!!!

562 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:12.90 ID:Gp6pwqjeO


563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:14.46 ID:thEfd9OB0


564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:19.65 ID:fPQ/0K8g0
さて、もう一話か…

565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:20.96 ID:4gCh7N1C0


566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:22.17 ID:FyasK1eRO


567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:25.90 ID:0WAjROBC0


568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:28.51 ID:EZZ4YCP30
作者Z。

569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:30.92 ID:XXWs6QJg0


570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:33.62 ID:UHQy9o4B0
乙!!

571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:34.27 ID:v6nB7m640

次回も回想かな?

572 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:39.88 ID:rSJyk7Ka0


573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:42.12 ID:hGOr1b6s0
乙!!

574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2007/11/11(日) 02:54:42.69 ID:PS3BF9ao0


575 名前: ◆azwd/t2EpE :2007/11/11(日) 02:54:42.88 ID:y1qIQMtk0
第79話は以上です、ありがとうございました

>>293
ホントですね・・・ミスです、すみません
正しくは「ジョルジュ」じゃなくて「ジョルジュ大将」です

576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:41.92 ID:thEfd9OB0
>>564
四話はムチャだしな

577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:44.71 ID:oIm4dH+hO
作者さん乙です

>>281について良ければ回答下さい

578 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:45.26 ID:6uvPpmR30

そうか・・・もうブーンも31歳になったのか。
老けたなぁ

579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:46.23 ID:9sY98WB5O


580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:46.64 ID:iZI/WeAUO


581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:57.00 ID:DtV9j9XL0
これは死亡フラグ・・・・・・



582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:57.49 ID:eMXYIcpRO


583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:54:57.52 ID:24KAFFtO0
オツカーレイ

584 名前:ゲラウトヒア ◆twZi2181dg :2007/11/11(日) 02:55:04.08 ID:MCsrtz/z0 ?2BP(69)
私怨

585 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:05.52 ID:xgVNvpcJ0
さすがに3話はないよな?

586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:32.81 ID:ERJT3h0uO
乙!

587 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:34.67 ID:h7EpM2MN0


588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:37.33 ID:4XK4TV4MO
乙!

589 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:40.63 ID:1NVKIbI1O
乙ちんこ!

590 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:42.05 ID:NYhzICmR0
>>577
>>575

591 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:45.04 ID:EZZ4YCP30
乙の量半端ねぇwww
アカサタナ=ハマヤラワの顔文字希望

592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:50.20 ID:1v2DE+XW0
今夜はこれを貼らざるをえない
http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_1207.jpg
http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_1208.jpg

593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:55:53.31 ID:VotU3WgFO
乙!

594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:56:03.78 ID:e9DuVrO2O
乙!!!

595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:56:25.33 ID:dYEpZj76O

ベルベットって中々Sの壁越えないよな

596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:56:54.83 ID:PxvcsdFmO
乙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

597 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:00.41 ID:pY7TW49Q0
支援

598 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:01.99 ID:ro+3CYqH0


599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:02.71 ID:w+bh26QgO
非常に面白かった。
作者乙

600 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:12.48 ID:b8w/fSOX0
乙!

601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:16.91 ID:cXdEA7P9O
もう一話?終わり?

602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:18.80 ID:FAozupOXO


603 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:36.06 ID:4IJNqULS0
やっと追いついた。乙!

604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:39.45 ID:dnzR+kDk0
乙乙

回想とか見てると、山場はもう近そうだな。
北方水滸伝でいうとそろそろ14,5巻ってとこかw

605 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:41.62 ID:8OWpKeqrO


606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:46.05 ID:0NvUPKxhO
乙!!

607 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:53.71 ID:y+SqpCY70
そろそろビロードのアルファベットが知りたい

608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:57:57.57 ID:XPcW4GLKO


609 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:03.87 ID:7aho51NdO
追いついた
さぁ3話目が楽しみだ

610 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:17.33 ID:kA72cjeTO
乙!

611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:18.58 ID:z3F75lPsO


612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:21.01 ID:RcFKwbPr0
おつ

613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:25.22 ID:I/3egzxAO

次回はいつごろ?

614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:35.69 ID:HKqlMxnSO


615 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:39.26 ID:eMXYIcpRO
>>595
ドクオ然りギコ然り、Sの壁ってのは本当に高いんだぜ





プギャー?誰それ?

616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:45.83 ID:/8idDwtQ0
乙でした

617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:58:49.63 ID:Pey5h+6AO


618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:59:22.53 ID:Te0IsvNIO


619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:59:26.20 ID:pY7TW49Q0
>>615
シラネーヨ

620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:59:42.28 ID:MRUFyGdlO
3話目も頑張れ

621 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:59:54.29 ID:oIm4dH+hO
>>607
とりあえず
I≦ビロード<R
なんだよな

622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:00:30.10 ID:0yXdLBAYO


623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:00:35.09 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 書籍化!書籍化!
 ⊂彡

624 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:01:57.37 ID:JvOK84eJ0

今日は来る,しかも2話来るということは( <●><●>)


少しイメージ変えて描いてみました、少将だし。擬人化
( ^ω^)
http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_1206.jpg

<ヽ`∀´>
http://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_1209.jpg
(加筆)

625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:02:08.30 ID:BNS7WF3HO
乙!

626 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:02:26.86 ID:Y908DF+/O
3話目まだなんだぜ?

627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:02:41.96 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 乙!乙!
 ⊂彡

628 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:02:48.05 ID:hGOr1b6s0
3話ねーだろw自重www

629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:02:53.88 ID:oIm4dH+hO
>>624
GJ!!!

630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:02:59.39 ID:eMXYIcpRO
>>621
スメアがKでビロードと同期なのに将校になれなかったんだぞ…
K以上じゃなきゃおかしいだろ

631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:03:15.14 ID:95xYUpwv0
>>624
すげえうぇwwwwwwwwwwwwwwww

632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:03:19.58 ID:4IJNqULS0
>>624
ニダーつええwwww

633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:03:38.28 ID:8f7rBEyS0
>>624
なんでブーンは上半身裸なんだwwwwwwwwww

634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:03:56.15 ID:dYEpZj76O
>>615
まとめ見てみたらRに到達してからまだ3年だった
てっきり5年くらいかと思ってたぜ



ブーン芸さんまとめ乙です

635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:04:01.99 ID:QN2z78zL0
>>624
ブーン野性味に溢れてるなwwwwwwwww

636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:04:02.72 ID:d7ZtW/ww0
>>1
乙カレー

637 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:04:18.53 ID:wyKHNcfEO
もうまとめられてるな

638 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2007/11/11(日) 03:04:48.91 ID:PS3BF9ao0
まとめはやいな

639 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:04:52.59 ID:e9DuVrO2O
ニダー悪役wwwwww

640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:05:09.48 ID:pyxZHI4O0
>>624
ニダーが不死のゾッドにしか見えねえwwwwwwww

641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:05:11.21 ID:1v2DE+XW0
(´・ω・`)は3発
作者は2発

642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:05:34.51 ID:itBK0Y+w0
>>624
この鬼のようなニダーが敵を騙すほどの旗を作っていたのか・・・・

643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:05:54.72 ID:hnoPbAb5O
面白かった、作者Z

644 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:06:19.20 ID:y+SqpCY70
>>640
俺もゾッドにしか見えなかったwww

645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:06:52.36 ID:oIm4dH+hO
>>641
ちょっwwwww

646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:06:58.45 ID:6uvPpmR30
もうニダーが悪役にしか見えない

647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:08:07.14 ID:z3F75lPsO
芸さんも乙

648 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:08:27.69 ID:SbHlCq5xO
ハンナバルが生きてたらショボンも…。

乙!

649 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:08:46.61 ID:PxvcsdFmO
>>641
つぼったwwwwwwwwwwww

650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:08:48.32 ID:eMXYIcpRO
しかし、50話記念以来のスレの伸びっぷりだな

651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:09:23.89 ID:6uvPpmR30
>(´・ω・`)は3発
>作者は2発
俺は即発

652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:10:33.61 ID:MPr5nfIy0
読み終わった、乙!

653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:10:56.90 ID:g7RHE6WmO
作者が降臨しない件

654 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:11:09.74 ID:xCaRZQFZ0
じゃあ3話目投下まで全裸でコンビニでも行ってこようかね…

655 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:11:16.88 ID:lYOZYpGc0
続きが気になる…

乙!

656 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:11:23.63 ID:FkU66ONeO
ξ゚听)ξ=ベーン・トロッソ

657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:11:53.76 ID:itBK0Y+w0
作者乙!

658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:12:04.03 ID:xgVNvpcJ0
>>656
さすがにそれは無いって・・・

659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:12:22.02 ID:QN2z78zL0
あと1週間で1周年か・・・

660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:12:42.20 ID:7aho51NdO
男は黙って3話目支援

661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:13:09.50 ID:svsDmqNv0
>>660
お前が黙れよ

662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:13:13.60 ID:oIm4dH+hO
なあお前ら、籏地作らないか?

663 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:13:53.77 ID:PxvcsdFmO
武器の形のイメージがわかない訳だが

664 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:14:26.50 ID:y+SqpCY70
>>663
まとめ見てくるといいよ

665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:14:28.38 ID:g7RHE6WmO
>>663
まとめ

666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:14:40.08 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 神クオリティ!神クオリティ!
 ⊂彡

667 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:14:47.26 ID:hnSwPfRT0
どうしてこの話は人気爆発なの?

668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:15:06.87 ID:J6gaZyGWO
ブーンに兄弟いなかったっけ?
あとツンはじつは死んでないと思いたい。
ツンでも時間がかかる上級アルファは誰が作ってるんだ?

669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:15:24.50 ID:kA72cjeTO
>>662
50話記念の時に作るって言ってたヤツがいた

670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:15:29.62 ID:/zqSZjiQ0
やっと追いついた

60話以来の乙

671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:15:31.35 ID:xgVNvpcJ0
>>667
最初から嫁

672 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:15:51.57 ID:g7RHE6WmO
>>667
面白いし、3話連続とかして く れ る から

673 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:16:09.64 ID:oIm4dH+hO
>>668
ビーン・トロッソ

674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:16:43.38 ID:xgVNvpcJ0
>>672
後半自重

675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:17:15.59 ID:oIm4dH+hO
>>669
でも作ってないんだよな…。

676 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:17:59.96 ID:JEud/Bl20
漫画書くって人もいたよね

677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:18:31.00 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 書籍化!漫画化!
 ⊂彡

678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:18:55.64 ID:PxvcsdFmO
>>664-665
ありがとう!!!

679 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:19:20.30 ID:g7RHE6WmO
投下後て下げた方がいいのか?

680 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:20:30.93 ID:DtV9j9XL0
>>675
どうでもいいんだがなぜか
「でもさくってないんだよな」って読んだ

681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:21:34.07 ID:ody4Gsce0
623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 03:00:35.09 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 書籍化!書籍化!
 ⊂彡

627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 03:02:41.96 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 乙!乙!
 ⊂彡

666 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 03:14:40.08 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 神クオリティ!神クオリティ!
 ⊂彡

671 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 03:15:31.35 ID:xgVNvpcJ0
>>667
最初から嫁

674 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 03:16:43.38 ID:xgVNvpcJ0
>>672
後半自重

677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 03:18:31.00 ID:xgVNvpcJ0
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 書籍化!漫画化!
 ⊂彡


682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:22:40.08 ID:/J9dfFz1O
作者乙

683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:22:57.76 ID:O+oRcdxfO
作者2話投下 乙

684 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:23:04.63 ID:QX3oMI3f0



685 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:23:07.47 ID:xgVNvpcJ0
>>681
すまんかった。調子に乗り過ぎたみたいだ。

686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:24:09.04 ID:g7RHE6WmO
>>681
わろすwwWwwwwwwWwwW

687 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:24:30.12 ID:oIm4dH+hO
来週も土曜日深夜なのかな…。

来週の日曜日に大事な面接があるというのに…。

688 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:24:46.89 ID:KMSwg2pm0
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:17:57.50 ID:ody4Gsce0
携帯中の空気よまなさは異常
早く受験板行けよ

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:22:29.81 ID:ody4Gsce0
組織のトップは、愚鈍な男(に見える男)ガ一番有能なんだぞ

465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:37:15.36 ID:ody4Gsce0
こういう、日常を自分の糧に考えることが出来るやつこそ有能

478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:39:13.52 ID:ody4Gsce0
>>471
( ゚∀゚)だって勅令を振りかざされるし・・・

489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:41:40.59 ID:ody4Gsce0
こういうやつは全てを見通す目を持っている

534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:51:06.07 ID:ody4Gsce0
知的ゲームで確率論を投じるのは止めた方がいい
不確定要素が多すぎる

541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:52:07.04 ID:ody4Gsce0
>>537
百話の構成らしいぞ
読みきれないぞ

544 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 02:52:27.20 ID:ody4Gsce0
>>540
どうでもいいよ


689 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:25:07.90 ID:E+8m9eLLO
フィレンクトさんは俺の物

よし、寝る

690 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:27:04.98 ID:hGOr1b6s0
ody4Gsce0きめぇwwwww死ねばいいのに

691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:27:49.82 ID:4533jk8+0
ody4Gsce0きめぇwwwww死ねばいいのに

692 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:28:14.14 ID:4IJNqULS0
ody4Gsce0きめぇwwwww死ねばいいのに

693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:28:23.95 ID:KMSwg2pm0
作者さん乙
次回も楽しみにしてます

694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:28:36.72 ID:4gCh7N1C0
ody4Gsce0きめぇwwwww死ねばいいのに 

695 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:30:32.86 ID:xgVNvpcJ0
>>690
>>691
>>692
>>694
言いすぎwww

696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:31:35.42 ID:obdc/BLJO
ねぇ、しばらく見てなかったけどドクオはどうしたの?
お星さまになっちゃったの?

697 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:32:10.86 ID:4533jk8+0
ドクオは俺たちの心の中で5ヶ月篭ってるよ…

698 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:32:59.51 ID:oIm4dH+hO
>>696
そうだよ、おそらのうえからみんなをみまもってるよ。

699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:33:22.71 ID:2W+h7lpg0
まとめから読んできた
まだ追いついてはいないけど頑張ってくだちい

700 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:35:03.03 ID:00ylFgMJO
初遭遇w
しかも二話投下とか俺ツイてるwww


とりま>>1乙カレー様

701 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:35:23.70 ID:KMSwg2pm0
【第80話 : Fishing】


('A`)「呼んだ?」

702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:35:57.20 ID:5BCgV0H80
>>696
ミルナに殺された

703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:38:02.98 ID:1v2DE+XW0
>>701
それ79話のタイトルだから

704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:38:26.98 ID:oIm4dH+hO
>>701
ちょwwwww

そういえばドクオ処刑の話のあたりで、
クーが助けに入って、貨物の中に紛れて城を抜ける展開の釣り話があったな。
タイトルもフィッシングで

705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:40:04.45 ID:g7RHE6WmO
ミルナの顔思い出せない

706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:41:42.53 ID:FkU66ONeO
川 ゚ ー゚)つQ

707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:45:27.87 ID:hGOr1b6s0
( ゚д゚)・・・



( ゚д゚ )

708 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/11(日) 03:45:55.48 ID:QN2z78zL0
>>707
クォッチミルナ


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