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( ^ω^)ブーンが聖杯戦争に巻き込まれたようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:50:55.80 ID:C9x/PyUu0
おまたせ

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:51:19.50 ID:qK/x6WV90
猿「…」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:54:08.94 ID:d1O3cmiK0
>>1
ありがとう。

1.最初からはじめる
2.最新の話(第二話)からはじめる

>>5

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:54:33.94 ID:ZurxvPQx0
前回を知らないので1

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:54:55.22 ID:kOaW7Itg0
1

6 名前:プロローグ :2007/07/02(月) 23:57:29.43 ID:d1O3cmiK0

 轟音とともに、それは地面に突き刺ささる。砂埃が舞い上がり、思わずブーンは目を閉じた。


???「大丈夫か」


 懐かしい声。目を開き、自らに問いかける声でブーンは顔をあげる。

 おそらくはさっきの轟音の正体であろう、巨大な逆円錐。簡単に地面へ突き刺さっている事を考えると、
そう軽いものではなさそうだ。大きさはざっと3M。月の光を浴びて鈍く輝いている。
 その刃先にに手をあて、女が立っていた。長く伸びる金色の髪。後ろを向いているので顔はわからない。
腰にさげたレイピアを引き抜き、薙刀の男を牽制するようにその切っ先を向ける。
注意はそのままで、女はブーンに顔をむけた。


川 ゚ -゚)「『ライダー』のサーヴァント、召還に応えてここに馳せ参じた」


 西洋風の蒼い軽鎧がカラリと音をたてる。何も言わずにブーンは傍らに立つ女を見つめる。
声を出したかった。だが、様々な感情が入り混じっていっぱいいっぱいになった頭がそれを妨げる。
さっきの薙刀男も、降ってきた円錐が飛ばした土で汚れてしまった服も、屋敷のどこかにいるツンの事も考えられない。


7 名前:プロローグ :2007/07/02(月) 23:58:27.01 ID:d1O3cmiK0

川 ゚ -゚)「問おう、少年。貴方が私のマスターか」

 どこかで聞いたような言い回し。声を出すにはちょうどいい、イエスとノーの選択肢。
だが、ブーンの口から出た言葉はそのどちらでもなかった。








( ゚ω゚)「……ママ…………かお?」

川 ゚ -゚)「────」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:59:12.90 ID:2U0U39iP0
>>1
とにかく言えることは、人生うまくいかない事も多いだろう。
しかしいつまでも自分の殻に籠もってるから、ネット上でしか自分をさらけ出せないでいるんだと思う。
>>1の内容も、せっかくの自信を持った「己の意見」なんだ。
2chでわざわざ匿名性を借りてまでコソコソしてる必要なんてないんだ。

自分の殻を破って、自信を持って、声を大にして世に意見を出すことが
今後、その不甲斐ない生活から抜け出す為に大きな意味を成すと思う。
とにかく、がんばってほしい。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/02(月) 23:59:27.85 ID:HrAO6FSw0
ブーン小説の絵描いてみたいなぁと思うんですが
作品投下後にスレに晒すので大丈夫なんですかね?

10 名前:プロローグ :2007/07/03(火) 00:00:07.88 ID:tRKY7Y7v0






        ( ^ω^)ブーンが聖杯戦争に巻き込まれたようです








11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:00:09.34 ID:iwnp++oF0
あ、誤爆しました!すみません><

12 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:01:02.32 ID:tRKY7Y7v0

ドンドン ドンドン


( ^ω^)「ツン、ツーン。早く起きるお!」


 ツービートで木製のドアをノックしているのはブーンこと内藤ホライゾン。
成長期真っ只中なだけあり、着ている学生服はやや袖が短くなっている。
その上から花模様のエプロンをつけているその姿は不可解を通り越して、見るものを愉快な気分にさせてしまいそうな。
どうにも憎めそうにない、親しみを持てる感じの男子中学生である。


ξ#゚听)ξ「うっさいわね! 聞こえてるわよ」


 そんな微笑ましい格好のブーンを、ドアを開けてでてきた少女がにらみつける。猫模様のパジャマ、ボサボサの髪。
半開きの口に手をあて、首をポキポキと左右に曲げた。


( ^ω^)「ツン、おはようだお」

ξ゚听)ξ「おはよ。ご飯は?」

( ^ω^)「あとは焼くだけだお。ツン昨日も夜遅くまで研究かお?」

ξ゚听)ξ「……まぁね。軽くシャワー浴びてから行くわ。もう準備しといて」

( ^ω^)「おっおっおっ、了解だお」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:01:39.92 ID:iwnp++oF0
支援

14 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:02:27.05 ID:tRKY7Y7v0
 熱いシャワーを浴び、身支度を整えてツンが居間にやってくると、テーブルにはすでに料理が並んでいた。
彩りよくボールに盛られた野菜サラダ。生ハムを巻いたチーズにゆで卵。トーストからは湯気があがっている。
とても男子中学生が朝から作る食事には思えない。


ξ゚听)ξ「ご、豪華ね……何かあったの?」

( ^ω^)「食後のお楽しみだお。さて、ブーンはもうお腹ペコペコだお」

ξ゚听)ξ「私も。さめないうちに食べましょ」

( ^ω^)&ツン「「いただきます(お)」」


 空腹だったのか、無言で食事にとりかかる二人。ほどなくしてテーブルの上は空の食器だけになった。


ξ゚听)ξ「あー、おいしかった。ごちそうさま」

( ^ω^)「ごちそうさまついでに、特訓の成果を見てほしいお」

ξ゚听)ξ「うーん……」


 壁の時計を確認する。7時半、登校までまだしばらく時間はあった。


ξ゚听)ξ「いいわよ。さっさとしてよね」

( ^ω^)「了解だお!」

15 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:03:47.24 ID:tRKY7Y7v0

 食器を流し台に運び、テーブルの中心に火のついてないアルコールランプだけが置かれる。
1メートルほど離れたところからアルコールランプに向かってブーンが右手を伸ばす。そのそばで腕を組み、真剣な面持ちで見守るツン。
意識を先端の紐に集中。言葉を紡ぎ、力を解放する。

 次の瞬間。
何もないところから炎が生まれ、アルコールランプに点火した。


( ^ω^)「やったお! これで10回連続で成功だお!」




( ^ω^)「ツン、どうかお?」

ξ////)ξ「ま、まぁアンタにしてはがんばったほうじゃない? ほめてあげないこともないわよ」

( ^ω^)「おっおっおっ、この調子でツンを目指してもっとがんばるお!」

ξ゚听)ξ「……あのねぇ。私を目指すなら……」


 部屋に戻り、両手にふたつずつアルコールランプを持って戻ってくとブーンが火をつけたものも一緒に横一列に並べ、ツンは左手を握る。
順番に指を開いていくと、一本の指の先にひとつずつ。合計5つの火球が浮かんでいた。
目を丸くするブーンを尻目に「五指爆炎弾」とかいうツンのやる気のないかけ声で火球は飛んでいく。
全て直撃し、5つの硝子製のランプは全て割れてしまった。


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:04:16.23 ID:iwnp++oF0
つC

17 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:04:46.21 ID:tRKY7Y7v0

(;^ω^)「す、すごいお……」

ξ゚听)ξ「ふふん……って、アタシのランプ、割れちゃったじゃない! 」

( ^ω^)ン「し、知らないお! ツンの魔術で割れたんだお!」

ξ#゚听)ξ「挑発したのはアンタでしょ!! 398円×4個で1592円、耳をそろえて弁償しなさいよ!」

( ^ω^)「理不尽だおぉぉぉぉぉ!」





 断っておこう。これは魔法ではない。『魔術』という、体系化された技術である。最も、技術といっても誰もが使えるものではない。
何代も代を重ね、魔術回路と呼ばれる回路を体内に組み込んだ人間にして非人間。一般の人たちと
異なる理を持ち、一般社会にまぎれて生きる『魔術師』とよばれる“種族”の技である。
 とはいえ、早い話が『メラ』や『ヒャド』と解釈してもらっても得に問題はない。
要は、この二人は普通の人間にはない特殊な力を持っているのだ。


18 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:06:34.46 ID:tRKY7Y7v0


 ともあれ、登校時間が迫ってきたので問答を繰り返している場合ではない。
二人は手早く割れたガラスを片付け、部屋から通学鞄を持ってくる。
仏壇の前に並び、



              川 ゚ -゚)




( ^ω^)「ママ、行ってくるお」

ξ゚听)ξ「行ってくるわ、義姉さん」


 麦藁帽をかぶったいやに若い遺影に挨拶してから、揃って家を飛び出した



19 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:10:35.84 ID:tRKY7Y7v0



日直「起立、礼!」


 ブーンの所属する付属VIP中学2年B組。一日の授業は終り、委員長の号令とともに生徒たちは
三々五々帰宅しはじめる。


生徒A「よし、放課後だ! 部活がんばるぞぉ〜」

生徒B「ねぇ、帰りにどうする?」

生徒C「クレープ食べたい」

(=゚ω゚)ノ「ブーン、早く行くよぅ」

( ^ω^)「高槻先生、さよならですお」

高槻先生「内藤君に螺雲君、また明日ね」


 親友のイヨゥに続いてブーンも教室を出て行った。



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:11:02.72 ID:tor7T+i70
紫煙

21 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:11:53.37 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「……へぇ。ハーフのお客さんかお」

(=゚ω゚)ノ「普通のお坊さんなら珍しくもないけど、美人、それも外国から来るなんてはじめてだよぅ。
   すごくハイで、面白い人だから楽しいよぅ」

( ^ω^)「おっおっおっ、それはうらやましいお」

(=゚ω゚)ノ「ブーンだって美人な親戚と一緒に住んでるじゃないかよぅ」

( ^ω^)「ハーフ、って時点でツンの3倍は強いお。やっぱりおっぱいが大きくないと…」

(=゚ω゚)ノ「そうか? ツンさん、けっこう胸あるじゃないかよぅ」

( ^ω^)「この前、通販で豊胸パッド注文してるのを見たお」


 ブリテン帰りの師匠に聞かれたらとんでもない事になりそうな会話をしながら、帰宅部二人は歩いていく。
Y字路で二人は別れ、ブーンは夕食の材料を買いにスーパーへと歩き出した。



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:12:41.37 ID:5wMao19LO
し〜えんしえん

23 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:13:38.32 ID:tRKY7Y7v0

 その晩。二人は台所にある小さなテーブルで夕食を食べていた。
このだだっ広い屋敷に学生二人だけというのは広すぎる。食事中はテレビを見ないという暗黙のルールもあり、
あたりに家も少ないため聞こえる音といえば、虫の鳴き声くらい。物寂しい食卓である。
最も、当のブーンとツンは気にかけた様子もなく、黙々と箸を動かしていた。

 やがて食事が終わり、箸をおいてツンは大きく欠伸をする。


ξ゚听)ξ「……寝よっと」

( ^ω^)「へ? まだ7時だお」

ξ゚听)ξ「仮眠よ。12時回ったらちゃんと起きるわ」

( ^ω^)「ママが言ってたけど、不規則な生活は健康に悪いんだお」

ξ゚听)ξ「……若いから大丈夫! それよりブーン、あたしが見てなくても魔術の鍛錬はサボっちゃダメよ。
   うまくできてる今が、完璧に身に着けるチャンスなんだからね。あと片付けもおねがい」

( ^ω^)「わかったお。おやすみだお」


 もう一度大きく欠伸をしてツンは自室へと戻っていった。
 その後、ブーンは台所をかたづけて風呂に入り、テレビを見てからジャンプを読み、ツンに言われたとおり
火炎魔術の復習をしてから部屋にもどって床についた。
時刻は11時半。なんとも健全な中学生である。


24 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:14:32.88 ID:tRKY7Y7v0

 深夜0時。ツンは静かにおきだした。シャワーを浴び、「ダサいから」という理由で普段なら絶対に着ないような
濃い色のローブを身につけ、ツンは自室のベッド下からつながるブーンにも秘密の地下室にいた。
 棚に並ぶのは怪しげな道具や薬。4面の壁には常人にはただの幾何学模様にしかみえない、
魔術師にとっては感嘆すべきレベルの魔方陣が描かれている。
床には壁と同じように魔方陣が書かれた布が敷かれている。緻密で、それでいて真っ赤な陣は
その側に立つ少女の血液で書かれたものだった。


ξ゚听)ξ「(いい感じ……うん。これなら呼べるわ。最強のサーヴァント・『セイバー』を……)」


 ただ静かに、ツンは呪文を紡いでゆく。朝、何気なしにブーンの前でみせた火球の時とは違う、慎重に慎重を重ねた
魔術の発動。音節ひとつ外すことも許されない。なにしろこれから共に戦地へ赴く相棒を呼び出すのだ。
生半可なモノを召還するというのは、即ち死へと直結する。


 やがて最後の一音節を唱え終わる。陣は輝きだし、中心に向かって光が収束する。
光が少しずつ弱まり、魔方陣を見ると、そこには────





────何もなかった。


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:14:41.36 ID:ZAQgj/Gy0
これはイミフに乗るww
\(ω=.\(=ω=.)/=ω)/

26 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:15:07.47 ID:tRKY7Y7v0

ξ;゚听)ξ「え?!!」


 そんなはずはない。
過去の伝承、下校中にショボンから聞いた他のマスターの召還情報、自分の技術に今の魔術。
どこにも間違いはなかった。


ξ;゚听)ξ「お、落ち着くのよ素直ツン。だいいち、あれだけ魔力を集めて大掛かりな魔術を使おうとして失敗したのに
   何もないなんてことは……あれ?」




 部屋の隅に、何かがいる。


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:15:25.50 ID:iwnp++oF0
支援

28 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:16:11.40 ID:tRKY7Y7v0


         |     
          |     
          |  ……ん?   
        ('A`) 
       ノ(へへ────────────────
      /
    /
  /


 見慣れない男が膝をかかえて座っていた。



29 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:17:56.94 ID:tRKY7Y7v0

ξ゚听)ξ「………」

('A`)「…………」

ξ゚听)ξ「………こんばんは」

('A`)「……こ、こんばんは」

ξ゚听)ξ「……えっと、あなたは?」

('A`)「……いちおう『バーサーカー』のサーヴァントだけど」

ξ゚听)ξ「…………」

('A`)「…………」


 その根暗そうな男に、『狂戦士<バーサーカー>』の面影はどこにもなかった。



ξ゚听)ξ「と、とりあえず名乗っておくわ。あたしはツン。あなたのマスターよ」


 なんともいえない状況を打開しようとしたのはツンだった。『バーサーカー』を名のるこの
根暗男の前に左腕を出す。肘のところまで服をまくり、白い腕に刻まれた三画のタトゥーを見せた。


30 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:18:32.59 ID:tRKY7Y7v0
('A`)「う、うん。本当だね…(うわ、肌白いなぁ……)」

ξ゚听)ξ「他のサーヴァントはほとんど召還されている。聖杯戦争はもうじきはじまるわ」

('A`)「それで……えっと……ツンさん?」

ξ゚听)ξ「ツンでいいわ。ところで、あなたの生前の名前も教えてもらえる?」

('A`)「……ドクオ・ナテォウ」

ξ゚听)ξ「ドクオ……聞かない名前ね……まぁいいわ。で、何かしら?」

('A`)「うん、この聖杯戦争のことなんだけど……」

ξ゚听)ξ「7人の魔術師がそれぞれ7つの兵種で英雄と呼ばれる人物を『サーヴァント』とよばれる使い魔的存在として召還し、
   どんな願いでも叶えてくれるといわれる『聖杯』を求めてここVIP市で命がけのバトルロイヤルを繰り広げる
   通称『聖杯戦争』がどうしたの?」

('A`)「(何という説明セリフ……これは間違いなく手抜き)」

('A`)「うん。それなんだけど……」


31 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:19:06.64 ID:tRKY7Y7v0

('A`)「降参しない?」












ξ゚д゚)ξ「       」


('A`)「こっちみんなwwwwwwwww」



32 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:20:28.73 ID:tRKY7Y7v0

('A`)「ボク、とくに聖杯で叶えたい願いもないんだ……痛いのは嫌いだし」

ξ゚听)ξ「…………」


 ツンが固まっている。無理もない。
『バーサーカー』といえば、勇猛果敢すぎる兵種(?)として知られている。
それが召還してみれば開口一番「降参しない?」である。あろうことに、自分が召還された理由を切って捨てたのだ。


ξ#゚听)ξ「何言ってるの?! アンタはあたしが召還したサーヴァントのよ?! きっちり戦いなさい」

('A`)「えー」

ξ#゚听)ξ「いざとなったら令呪で強制的にでも戦t」

('A`)「待って」


 急にドクオの口調が変わった。有無をいわせないその声に、ツンも口を閉ざす。



33 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:21:10.41 ID:tRKY7Y7v0

('A`)「……この建物は結界を張ってるよね?」

ξ゚听)ξ「ええ。誰か知らない人間が入ればわかるし、いざ戦闘の時にはあたし達に地の利が働くわ」

('A`)「サーヴァントがひとり、この結界の中に侵入したよ」
















ξ ゚д゚ )ξ「え?」

('A`)「だからこっちみんなwwwwwwww」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:21:22.93 ID:iqq/EO8J0
ドクオやるきだせwww
保守

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:21:28.37 ID:7+lAdhKkO
ドックンwwwwww

36 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:23:35.46 ID:tRKY7Y7v0
ξ゚听)ξ「そんなハズはないわ。いくら地下室だとはいえ、イレギュラーな存在が中に入ってきて
   あたしが気づかないはずはないもの。結界が破れた様子はないし……」

('A`)「考えられるのは……『アサシン』のサーヴァント。いくらツンが優秀な魔術師でここが優秀な結界だとはいえ、
   闇に生きる暗殺者のサーヴァント『アサシン』なら、それをくぐりぬけるのも可能かもしれない」

ξ゚听)ξ「…………」


 屋敷の結界と、目の前の臆病なサーヴァント。
どちらを信じるべきか。
一瞬だけ迷い、ツンは決断した。


ξ゚听)ξ「……わかった。ドクオの感を信じるわ」

('A`)「よかった。ならする事はひとつだね」

ξ゚听)ξ「えぇ、ドクオ……」

('A`)「ツン……」


37 名前:第0話『始まりの日』 :2007/07/03(火) 00:24:32.69 ID:tRKY7Y7v0

ξ゚听)ξ「戦うわよ」
('A`)「逃げよう」





ξ゚听)ξ ('A`)「「…………」」



 無言でドクオを引っ張り、ツンは自室へとつながる階段をのぼりはじめた。


【第0話・終了】
                 →第1話へ続く


38 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:28:53.43 ID:tRKY7Y7v0
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

川 ゚ -゚)「無事だったんだな……よかった」


 頭から流れ出た血液が雪におち、泥にまじって訃音なマーブル模様がどんどん広がっていく。


(幼;ω;)「ママ、ママ!!」

川 ゚ -゚)「イヤなものだな……大切な相手を残して死ぬ、というのは。
   あのときのアイツの気持ち、今ならわかる……」


 幼いブーンの震える手をやさしく包み、夫の名前をつぶやく。30年も生きていない若い母は自分の意識が
──ひいては、その命が長く持たないことを理解し、受け入れはじめていた。


川 ゚ -゚)「ホライゾン……元気で……」


 最後に一度、強くブーンの手を握る。目を閉じ、その後内藤(旧姓:素直)クウの意識が戻ることはなかった。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎



( ;ω^)「……珍しいお」


 幼い日の自分、そして6年前の事故。夢に見るのは数年ぶりだった。

39 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:29:45.93 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「(…………水でも飲んでくるかお)」


 目についた薄手の半纏を羽織って部屋を出る。
ブーンの部屋から台所に行くには仏間を横切るか縁側を通るかしかない。
意図的に仏間を避け、縁側を通ることにする。満月だからか、虫の鳴き声は聞こえない。
十月にしてはつめたい風が吹いていた。


( ^ω^)「んー、冷たい夜の空気はおいしいお」

(,,゚Д゚)「全くだな」


 二人して庭を眺める。
蒼黒の空に輝く白い月。月明かりが庭に降り注ぎ、木々や土蔵を照らしている。



40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:30:45.50 ID:iqq/EO8J0
保守

41 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:30:52.35 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「さて、ブーンは台所に水を飲みにいくお」

(,,゚Д゚)「それじゃあ俺は本来の仕事をやるとするか」

( ^ω^)「……」

(,,゚Д゚)「……じゃ、そういう事で」

( ^ω^)「じゃ、そういう事で……」


( ゚ω゚)「じゃないお!」


 あまりに男が場に馴染みすぎていたので、ブーンのおどろくタイミングはかなり遅れていた。



42 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:32:05.74 ID:tRKY7Y7v0

( ゚ω゚)「ど、泥棒かお?!」

(,,゚Д゚)「待て、おちつけ。俺は怪しい人間じゃないぞゴルァ」

(,,゚Д゚)「(というか、そもそも『サ―ヴァント』だから人間じゃねぇがな…)」

( ゚ω゚)「嘘だお! 怪しい人はみんなそう言うんだお。ママはそう言ってたお」

(,,゚Д゚)「ちっ……関係者以外にこういうのは禁じ手なんだが……」


 結界内で生活してるんだから一般人じゃねぇだろ。
心の中で言い訳をし、男はゆったりと具足をつけた足でブーンの膝を軽く小突く。
それだけで膝から上体へ、ブーンの体から力が急速に抜けていった。


(;^ω^)「あ、あれ……おかしいお……」


 たまらず片膝をつく。男はしゃがんで両手を肩にやり、ブーンと視線をあわせ、なだめるように口を開いた。


43 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:33:26.57 ID:tRKY7Y7v0

(,,゚Д゚)「安心しろ、足を痺れさせただけだゴルァ。な、危ないヤツじゃないだろ?」

( ゚ω゚)「何を言うかお! あきらかブーンを攻撃してるじゃないかお!」

(,,゚Д゚)「おいおい。もし俺が本当に危ないヤツだったら、これだけじゃ済まないだろ。
   人探しをしてるだけなんだ。ここにいない事がわかったらすぐ帰るからよ、ちょこっとだけ協力してくれや」

(;^ω^)「…………わかったお」


 決して男の言い分に納得したわけではなかったが、このままでは本当にマズい事になりかねない。
そう判断して、ブーンはとりあえず男に同意した。



44 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:33:55.64 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「それで、ブーンは何を協力すればいいんだお」

(,,゚Д゚)「質問に答えてくれるだけでいい。今、この家に住んでいるのはお前のほかに何人、魔術師がいる?」

( ^ω^)「…………魔術師、かお?」

(,,゚Д゚)「ああ。これだけの結界を屋敷に張れる魔術士なら、マスターになる可能性は十分だ。
   もしかしたらすでにサーヴァントを召還してマスターになっているかもしれない」

( ^ω^)「(何言ってるんだお、こいつは?)」


 サーヴァントだのマスターだの、聞き覚えのない言葉をポンポンと口に出す男。


( ^ω^)「(いや……)」



45 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:34:27.85 ID:tRKY7Y7v0

 先程は気が動転していたからわからなかったが、あらためて男の言動を鑑みると、それがどれだけ異常なのかに気づく。
『魔術士』という普通の人間が知るはずのない単語を口にし、並の魔術士ならよっぽど注意深く探らないと
存在にすら気づけないツンの結界をたやすく看破し、その警報装置を発動させずに屋敷に侵入している。
そしてなにより、ラウン寺にいる僧侶がきている僧衣にも似た服を着た男の体から溢れる魔力は
ブーンの知る常識を……魔術師とよばれる人間としての常識を、はるかに超えていた。


(,,゚Д゚)「……ん、黙んまりか? もしかして、やっぱり答えたくなくなった、とか……そんな事を言う気かゴルァ」

(;^ω^)「ぶ、ブーンだお」

(,,゚Д゚)「へ?」


 あっけにとられている男に畳み掛けるよう、相手の目を見据えてブーンは続ける。



46 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:35:50.37 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「この屋敷の結界を張ったのはブーンだお。そしてブーンは魔術士だけど普通の男子中学生で、
   ポケモンマスターでもアイドルマスターでも東方不敗マスターアジアでもないし、ついでにタッチタイプもできないお!
   あとここに住んでるのはブーンの家族だけで、他に魔術士はいないお! だから、さっさと」

(,,゚Д゚)「……あのなぁ……」


 男が手を後ろをまわすと何がどうなったのか。その手には白太刀の大薙刀が握られていた。


(,,゚Д゚)「いくら俺が魔術に明るくない『アサシン』のサーヴァントでもよ、お前の力くらいはわかる。
   お前の身のこなし、体内の魔力。どう考えてもこんな結界は張れねぇよ」


 そういいながら手首の力だけで薙刀を軽く振り上げると、やる気なさげに振り下ろした。


(;゚ω゚)「うわぁぁぁぁぁ!!」


 手の力だけで縁側から転げ落ちるように退避する。そのまま這って逃げようとするも、その先には
当然のように刃先を前にした男が待ち構えていた。



47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:38:31.60 ID:3AfpsILM0
1話を読んでるものとしては早く2話が読みたい支援

48 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:38:55.69 ID:tRKY7Y7v0

(,,゚Д゚)「もう一度だけ聞くぞゴルァ……この結界を張った魔術士はどこだ」

(;^ω^)「(こ、これはピンチだお……)」


 チラリと後ろを見ると、さきほどの薙刀はブーンがいたすぐ横を通過していた。ただの脅しだったのか。
だが、二度目の脅しはなさそうだ。元からよくない目つきがさらに悪くなっている。


(,,゚Д゚)「結界張ったヤツ……知り合いをかくまおうとする態度は立派だが、別に調べるだけと言ってるだろ?
   早く教えてくれ。俺だってヒマじゃないんだ」

??「ならばさっさと帰ることだな」


 二人の上からそんな声がした。それとほぼ同時に



巨大な円錐がおちてきた。



49 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:39:27.26 ID:tRKY7Y7v0

 轟音とともに、二人の間に割って入る形で地面に突き刺ささる。
砂埃が舞い上がり、思わずブーンは目を閉じた。


???「大丈夫か」


 どこか懐かしい声。目を開き、自らに問いかける声でブーンは顔をあげる。

 おそらくはさっきの轟音の正体であろう細長い逆円錐。簡単に地面へ突き刺さっている事を考えると、
そう軽いものではなさそうだ。大きさはざっと3M。月の光を浴びて鈍く輝いている。
 そして円錐に手をあて、女が立っていた。長く伸びる金色の髪。後ろを向いているので顔はわからない。
腰にさげたレイピアを引き抜き、薙刀の男を牽制するようにその切っ先を向ける。
注意はそのままで、女はブーンに顔をむけた。


川 ゚ -゚)「『ライダー』のサーヴァント、召還に応えてここに馳せ参じた」


 西洋風の蒼い軽鎧がカラリと音をたてる。何も言わずにブーンは傍らに立つ女を見つめる。
声を出したかった。だが、様々な感情が入り混じっていっぱいいっぱいになった頭がそれを妨げる。
さっきの薙刀男も、降ってきた円錐が飛ばした土で汚れてしまった服も、屋敷のどこかにいるツンの事も考えられない。


50 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:40:14.71 ID:tRKY7Y7v0

川 ゚ -゚)「問おう、少年。貴方が私のマスターか」


 どこかで聞いたような言い回し。声を出すにはちょうどいい、イエスとノーの選択肢。
だが、ブーンの口から出た言葉はそのどちらでもなかった。





( ゚ω゚)「……ママ…………かお?」
川 ゚ -゚)「────」






 奇妙な沈黙は、薙刀男の一振りで突き破られた。



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:40:28.58 ID:wb/8S4Yv0
>>47
よう俺
支援

52 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:41:06.50 ID:tRKY7Y7v0

 レイピアを構えた女──ライダーの仕業ではない。全く別の方向から飛んできた光弾を
男は薙刀で弾き飛ばす。


ξ゚听)ξ「こんな時間に人の家で何をしているのかしら、『アサシン』のサーヴァントさん?」

(,,゚Д゚)「……調査の手間が省けたな」


ツン。
そしてその後ろで小さくなっているドクオを見つめて薙刀男───アサシンはニヤリと笑う。


(,,゚Д゚)「ブーンといったか……お前、なかなかやるなゴルァ。俺の事を──聖杯戦争について
   何も知らないフリをして最後まであの女魔術師を匿い、さらにサーヴァントまで召還するなんてな」


 そう言うとアサシンは大薙刀を引いた。



(,,゚Д゚)「さすがに敵の本拠地で1対2じゃ厳しい。ここはひかせてもらうぞゴルァ」

川 ゚ -゚)「逃げるか、アサシン」

(,,゚Д゚)「俺なんかよりアンタを呼び出したばかりのマスターを気にかけてやんな、ライダーさんよ。
   それに、聖杯戦争は今はじまったばかりだ。すぐ決着をつける必要はないだろ」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:41:46.18 ID:3AfpsILM0
しえん

54 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:43:37.76 ID:tRKY7Y7v0
 言うがいなや、アサシンは何もない空へ飛び上がる。腕を伸ばし、あきらかに物理を虫した不可解な動きで
塀の上へ移動し、それから闇にまぎれるように姿を消した。


( ゚ω゚)「…………」

川 ゚ -゚)「大丈夫ですか、マスター。私がわかりますか?」

( ゚ω゚)「ママ……」

川 ゚ -゚)「違います。私は『ライダー』のサーヴァント。生前の名前は……おっと」


そこまで言いかけ、ライダーと名乗った女は立ち上がってツン達と対峙する。



55 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:44:16.02 ID:tRKY7Y7v0

川 ゚ -゚)「『バーサーカー』のサーヴァント、およびそのマスター。私のマスターは戦える状態にないが
   それでも聖杯戦争を遂行するというのなら……来い。私ひとりでも相手になろう」

ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと待って。そこにいるブーンは私の弟子だし、今すぐあなたと戦う気はないわ」

川 ゚ -゚)「……本当か」

ξ゚听)ξ「もちろんよ。それに恥ずかしながら、ウチのサーヴァントは臆病だから、いきなり戦うなんて」


 そう言ってるツンのそばを疾風が駆ける。その正体は……


ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっとドクオ!」



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:44:35.64 ID:3AfpsILM0
支援

57 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:44:51.64 ID:tRKY7Y7v0
川 ゚ -゚)「来るか……」


 さしておどろいた風もみせず、ライダーは一直線に向かってくるドクオを見据える。


川 ゚ -゚)「はっ!」


 裂帛の気合とともにライダーの突き出したレイピアを避け、その懐にもぐりこむ。いつのまにか構えていた
ライダーの右のダガーをドクオは素手でいとも簡単に叩き落とし、そのまま……














('∀`)「シンジラレナーイ、奇跡だ、ワッホーウ!!!」


 強く、ライダーを抱きしめた。


58 名前:第1話『再会の夜』 :2007/07/03(火) 00:45:17.48 ID:tRKY7Y7v0

川;゚ -゚)「なっ、何をするバーサーカー」

('∀`)「会いたかった、会いたかったよぉぉぉぉ!!」

ξ゚听)ξ「へ??」


振りほどこうと必死なサーヴァント、ライダー。
離されまいと、必死にライダーに抱きつく『バーサーカー』のサーヴァント、ドクオ。
呆然とへたりこんでいる従兄弟、内藤ホライゾン。


ξ゚听)ξ「(どうしたものかしらね……)」


 真夜中の庭。
 3人を見ながらツンは珍しく溜息をついた。
もっとも、これから聖杯戦争の続く一ヶ月で何度もつくことになるのだが…



【第1話・終了】
                 →第2話へ続く



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:47:36.51 ID:tRKY7Y7v0
从'ー'从「おはわ




時間の都合により、第1話分のおまけはカットします。元気があれば第2話終了後に投下
つづけて第2話です。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:48:49.21 ID:wb/8S4Yv0
ちょwwwwwwww吹いたwwwwwww
支援

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:49:09.84 ID:3AfpsILM0
しえん

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:50:56.09 ID:xLn53ysG0
シェン

63 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 00:52:14.95 ID:tRKY7Y7v0

???「マスター、マスター。ツンが呼んでいます」

( ^ω^)「お……」


 瞼を開けると、そこには6年前になくなった母
────いや、ライダーの姿。


川 ゚ -゚)「すみません、起きてくる気配がないので買ってに部屋に入らせてもらいました」

( ^ω^)「マ……ライダー、おはようだお」

川 ゚ -゚)「おはようございます、マスター」

( ^ω^)「今から着替えて行くお。先に居間のほうに行っておいてほしいお」

川 ゚ -゚)「わかりました、ではまた後ほど」


 そう言うとライダーは部屋を出て行く。その後姿を見ながら、ブーンは昨夜の事を反芻する。
謎の侵入者、夢にまで見た母親によく似た女性・ライダー、そして聖杯戦争。
 あの騒動の後、ツンと彼女のサーヴァントも交えての状況説明が行われたが、途中で何度も
欠伸をしては意識が途切れるブーンに配慮し、今日に持ち越されていた。



64 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 00:54:23.29 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「おいすー」

ξ゚听)ξ「おはよう」

川 ゚ -゚)「改めておはようございます、マスター」


 チラチラとライダーの姿を目にやりながら席につく。
すでにそこには4人分の朝食が準備されていた。人数が多いためか、キッチンのテーブルではなく
居間のの四角机に、空碗に箸とフォークがそれぞれ2対にワンセット並べられている。
硝子のボールにサラダが盛り付けられ、納豆のパック、バター、海苔、オムレツに卵焼き。
牛乳までついた見事なまでの和洋折衷なメニューだった。


( ^ω^)「朝からすごいクオリティだお……ツン、どうしたんだお?」

ξ゚听)ξ「アタシじゃないわ。ほら……」

('A`)「さぁ、ご飯にしようよ」


 キッチンのほうから米びつをかかえた割烹着姿の『バーサーカー』、ドクオが現れた。


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:55:41.18 ID:wb/8S4Yv0
バーサーカーテラ家庭的wwwwwww

支援

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 00:56:08.13 ID:3AfpsILM0
なんというキッチンバーサーカー

67 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 00:56:39.59 ID:tRKY7Y7v0

('A`)「それじゃあ」

4人「いただきます(お)」


( ^ω^)「はふっ、ハフッ、ハムッ」

('A`)「はふっ、ハフッ、ハムッ」

ξ゚听)ξ「(キメェwwww)」

川 ゚ -゚)「(これは……美味い!)」


 山盛りの朝食は瞬く間になくなり、やがて日本茶を3つとコーヒーが運ばれて昨夜の続きがはじまった。
ちなみにはツンがコーヒー。ブーンとドクオと、あきらか西洋人なライダーは日本茶を選んでいる。


ξ゚听)ξ「それじゃあ、これから説明をはじめるわね」

('A`)「おー」

( ^ω^)「がんばって理解するお」


68 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:00:54.05 ID:tRKY7Y7v0

ξ゚听)ξ「(しかし……いわれてみると確かに義姉さんみたいね)」


 机の対角線上、無言で自分を見つめるブーンのサーヴァント・ライダーを見てツンは思う。
ひとまわり近く年のはなれた、遺影のイメージしかない義理の姉。昨晩は遠目だったこともあり、
混乱したブーンに言われるまで全く気がつかなかった。
だが鮮やかな金髪を黒色に脳内で変換して顔を10年分若返らせると、写真で笑っている若き日の素直クー……いや、
内藤クーの面影が見えた。


ξ゚听)ξ「(って、アタシまで混乱してどうするのよ! しっかりなさい、ツン)」


 自分の思いを封じ込めるように、ツンは切り出した。


69 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:02:34.63 ID:tRKY7Y7v0

ξ゚听)ξ「まずはっきりさせておくわ。ブーン、ここにいるライダーはあなたの母親、素直クーじゃないわ」

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「で、でも……ママそっくりだお! 髪の色は違うけど……」

川 ゚ -゚)「マスター、申し訳ないが私は本当にあなたの母親ではない。私は生前子を設けていない
   私は……」


 一瞬、反対側のツンとドクオ、そして横の席に座るブーンを見て次の言葉を止める。


川 ゚ -゚)「私は母親ではない、騎士だ。
   イヌを駆り、国と、我が友と、王女を守る動く盾として生きてきた女だ」


 敵となりうるかもしれない二人が表情をかえないのを見て安心したのか、クーの表情が少しやわらいだ。
 対照的に、母親と信じた本人に否定されたブーンは目にみえて落ち込んでいる。


70 名前:第2話「決意の朝に」/上の訂正 :2007/07/03(火) 01:03:26.96 ID:tRKY7Y7v0

ξ゚听)ξ「まずはっきりさせておくわ。ブーン、ここにいるライダーはあなたの母親、内藤クーじゃないわ」

川 ゚ -゚)「……」

( ^ω^)「で、でも……ママそっくりだお! 髪の色は違うけど……実は超サイヤ人という事にすれば...」

川 ゚ -゚)「マスター、申し訳ないが私は本当にあなたの母親ではない。私は生前子を設けていない
   私は……」


 一瞬、反対側のツンとドクオ、そして横の席に座るブーンを見て次の言葉を止める。


川 ゚ -゚)「私は母親ではない、騎士だ。
   イヌを駆り、国と、我が友と、王女を守る動く盾として生きてきた女だ」


 敵となりうるかもしれない二人が表情をかえないのを見て安心したのか、クーの表情が少しやわらいだ。
 対照的に、母親と信じた本人に否定されたブーンは目にみえて落ち込んでいる。



71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:04:29.90 ID:zVmSH5LiO
最近川 ゚ -゚)をよく見る

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:06:20.08 ID:7+lAdhKkO


73 名前:第2話「決意の朝に」/上の訂正 :2007/07/03(火) 01:07:20.96 ID:tRKY7Y7v0

( ´ω`)「…………」

川 ゚ -゚)「マスター、私はライダーとして召還されたからにはあなたと共に戦いたい。聖杯を手にいれ、願いをかなえたい。
   私では不服だろうか?」

ξ;゚听)ξ「ちょっとまってライダー。今ブーンにそんなことを言っても混乱させるだけよ。だいいち、
   ブーンには聖杯戦争についての知識が全くないの」

川 ゚ -゚)「……それはおかしいだろう、マスター・ツン。貴女は昨日の話し方や私への対応をみてればわかるが、
   かなり魔術、そして聖杯戦争に精通したマスターだ。その弟子に対して何も教えていないというのは
   不可解だろ」

ξ゚听)ξ「それに関して今はおいておくとして……ブーンが聖杯戦争を知らないのは事実よ。
   でも、こうなった以上隠しておくわけにもいかないわ。見習いとはいえ、ブーンは魔術師。
   あたしが勝手に参加しろとも降りろともいえないわ。ね、ブーン」

( ^ω^)「……とりあえず、そこの人は起こさないでいいのかお?」


 表情をかえぬまま、鼻ちょうちんを出して眠っているドクオをツンはおもいっきり張り倒した。



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:09:39.59 ID:3AfpsILM0
しえん

75 名前:第2話「決意の朝に」/上の訂正 :2007/07/03(火) 01:10:56.32 ID:tRKY7Y7v0
('A`)「……ごめん、地下室にあった魔術書の記述がおもしろくて……」

ξ#听)ξ「サーヴァントが眠気で負けてるんじゃないわよ!」

('A`)「で、今話はどこまでいったの? マ……ライダーとブーン君はどうなったの?」

ξ゚听)ξ「どうもなってないわ。とりあえず今から聖杯戦争について説明するところ。
   いい、ブーン……かくかくしかじか(『わたなべ☆ちゃんねる』参照)というワケよ」

( ^ω^)「……むずかしくてよくわかんないお」

('A`)「わかりやすく言うと、聖杯はシェンロンだね。ドラゴンボールがわりに、他のサーヴァントを
   倒せばいいんだ」

( ^ω^)「なるほど、わかったお!」

ξ゚听)ξ「(なんでサーヴァントがドラゴンボールなんて知ってるのよ……)」

( ^ω^)「じゃあ、ブーンが勝ったらどんな願いでもかなえることができるのかお?! 参加するお」

川 ゚ -゚)「決心しましたか、マスター!」

ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと待ちなさいブーン!


 声を高らげる二人に、ツンはストップをかけた


76 名前:第2話「決意の朝に」/上の訂正 :2007/07/03(火) 01:12:29.35 ID:tRKY7Y7v0

ξ;゚听)ξ「ちょ、ちょっと待ちなさいブーン!

 声を高らげる二人に、ツンはストップをかけた

ξ゚听)ξ「これはサーヴァント同士の戦いでもある以上に、マスター──魔術師どうしの戦いよ。
   それがどういう意味か、わかってるわよね?」

( ^ω^)「魔術師どうしの戦い……」



 魔術師になると決めてツンに弟子入りした日、ブーンが最初に教わった魔術師としての心得。


ξ゚听)ξ「いい、ブーン。魔術師というのは基本的に孤独に立ち向かい、自らの理想を追う種族。
   それを妨げようとする魔術師と敵対するとき、相手を殺してでも自分の欲望に正直にありなさい」


 そう……「殺す覚悟」と「殺される覚悟」。


77 名前:第2話「決意の朝に」/上の訂正 :2007/07/03(火) 01:14:49.99 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「(……どうするかお……)」


1. 戦うお!
2. やめておくお……


>>80
(17分までにレスがつかない場合、1になります)



78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:15:14.50 ID:7+lAdhKkO
ksk

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:15:41.33 ID:j4OUPvQ40
kskしてやんよ
安価なら2

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:15:50.62 ID:3AfpsILM0


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:15:59.97 ID:wb/8S4Yv0
ちょwwwwww選択式とかwwwwww


ここは敢えて2!2!

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:17:28.61 ID:GmQFgEwJO
2

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:17:58.52 ID:3AfpsILM0
なんかごめん

84 名前:第2話「決意の朝に」/上の訂正 :2007/07/03(火) 01:18:06.87 ID:tRKY7Y7v0

( ^ω^)「……戦うお!」


 しばし悩み、ブーンは言い切った。


ξ゚听)ξ「そう……覚悟、できてるのね?」

( ^ω^)「別に魔術士は絶対殺さなくても大丈夫なら、相手を殺さなくてもすむかもしれないお。
   それに、自分で叶えられない夢をかなえるチャンス、ブーンの命をかけてでも戦う価値は十分にあるお!」

川 ゚ -゚)「本当ですか、マスター」

( ^ω^)「そうだお。それとm……ライダー、敬語はやめるお。それにブーンのことはブーンでいいお」

川 ゚ -゚)「わかりました……いや。わかった、ブーン。共にがんばろう」



85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:19:45.22 ID:QrI9C4vjO
テラダビンチコードwww

86 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:20:50.04 ID:tRKY7Y7v0

('A`)「ツン。ボクは……」

ξ゚听)ξ「わかってるわよ。ブーン、とりあえずあたしたちは当面は共闘しましょう。ウチのドクオも戦いたくないみたいだし、
   サーヴァントへの魔力供給の方法とか、独学じゃわからないでしょ?」

( ^ω^)「おっおっお、わかったお。でもいくら師匠の頼みでも、聖杯はゆずらないお」

ξ゚听)ξ「調子に乗るんじゃないの。最後はきっちり、あたしが聖杯をもらうわよ。
   それじゃあドクオ、ちょっと話があるわ。地下室まで来て」

('A`)「えー、もっとライダーと一緒にいたい」

ξ゚听)ξ「……怒るわよ」

('A`)「わかったよぅ…じゃあブーン君、ライダー、また後で……」


 居間をひきあげる二人。必然的にブーンとライダーがそこに残った。



87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:22:40.59 ID:3AfpsILM0
しえん

88 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:23:41.73 ID:tRKY7Y7v0

川 ゚ -゚)「……ブーン、よく決心してくれたな。私はうれしい」

( ^ω^)「気にしないでいいお。ブーンもライダーも、ドラゴンボールを使いたいって目的があるから
   共に戦う仲間だお」

川 ゚ -゚)「その事なんだが……」


 何やら言いかけ、クーは口をとめた


川 ゚ -゚)「いや、これはまたそのうち……聖杯戦争が進んでから話そう。まず、私の真名を聞いてほしい」

( ^ω^)「真名?」

川 ゚ -゚)「私が英雄になる前、生前の名前だ」







川 ゚ -゚)「私は名門ドーベル家の末娘にして、ドヴァ帝国親衛騎士団長クー・ウィン・ドーベル。
   偶然なのかどうかは知らないが、君の亡き母親、内藤クーと同じ名前だ」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:24:10.96 ID:3AfpsILM0
だめだおれはもう寝る。明日まで残ってるかな。まとめないんだよね?

90 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:25:58.39 ID:tRKY7Y7v0


( ゚ω゚)「……クー、かお?」

川 ゚ -゚)「私は確かにブーンの母親素直クーとは違う。生前も新兵ならともかく、子を育てた事は残念ながらない。
   だが、よければブーンを守らせてほしい」




母親のように。

ライダー……クーは最後にそう付け足した。



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:26:14.57 ID:OJTp3nnI0
wkwktktk

92 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:27:02.62 ID:tRKY7Y7v0

( ゚ω゚)「…………」

川 ゚ -゚)「……すまない、不躾な提案だった。忘れてくれ」

( ^ω^)「そ、そんなことないお! ママ……と呼んでいいかお?」

川 ゚ ー゚)「うれしいな……もちろんだ」

( ^ω^)「ママ……」

川 ゚ ー゚)「ブーン……」

( ^ω^)「ママ……」

川 ゚ ー゚)「ブーン……」

( ^ω^)「ママ……」

川;゚ -゚)「……やっぱりクーと呼んでくれないか?」


 慣れていない呼び方に照れるクーだった。



93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:30:06.62 ID:wb/8S4Yv0
支援

94 名前:第2話「決意の朝に」 :2007/07/03(火) 01:30:27.69 ID:tRKY7Y7v0

 似非親子が戸惑っている頃、街はずれにある深い深い森。そこにかくれるようにして建っている
中世風のお城で、ひとりの少女が目をさました。


???「んー、おはよー」

メイド「おはようございます、お嬢様。今日はどんなご予定で」

???「今日も夜から動くよ。今から準備したら昼ごはんの時間になっちゃうし。セイバーは?」

メイド「町を散策するといって出て行きました。」

???「ふふふ、昨日召還されて一人倒したばっかりなのに元気だなぁ……あー眠ぃ。
   コーヒーちょうだい。ミルクもいっぱいね」

メイド「了解しました。しばしお待ちを」

???「(ふふふ……ついにわたしの出番がやってきたよぉ)」



【第2話・終了】
                 →第3話へ続く



???(汗)「って、今日じゃないのぉ?!!」


95 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:33:39.81 ID:tRKY7Y7v0

ちゃーちゃーちゃらららっらっらっちゃー



从'ー'从「おはわったー!! みんなのアイドル、WATANABEだよ〜」

( ´_ゝ`)「さぁ、解説なのにこのスレッドの本編『わたなべ☆ちゃんねる』のはじまりだ!」

(´<_` )「さすがにそれはないぞ、兄者」

从'ー'从「う〜ん、いい事いうねぇ、兄者さん」

( ´_ゝ`)「流石だな俺ら」

从'ー'从「ちゃんと教育したかいがあったよ(ボソォ)」

(´<_` )「WATANABEさん、何か言った……?」

从'ー'从「えー、何も言ってないよぉ」


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:35:25.61 ID:wb/8S4Yv0
イリヤktkr
俺的にはしぃだな。

でも、語尾で考えると渡辺さんか?w

97 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:36:57.49 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「このコーナーは、読者のみんなが今よんでくれたわかりにくいブーン小説
        『( ^ω^)ブーンが聖杯戦争に巻き込まれたようです』について、本編では
   語りきれない設定や登場人物のバックグラウンド、読者さんからの質問に応えるコーナーです」

( ´_ゝ`)「説明セリフだらけだと萎えちゃうしな」

(´<_` )「今回は本編も十分説明セリフが多かったけど……」

从'ー'从「それじゃあ今日のテーマを発表するよぉ。今日のテーマは……『7人のサーヴァント』だよぉ」



98 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:38:49.48 ID:tRKY7Y7v0
(´<_` )「この作品のキモは7人の『サーヴァント』です。本編でも語ってましたが、『サーヴァント』というのは
   7つの兵種の枠を使い、時代も国境も超えた“英雄”とよばれるほどの存在を召還したものです。
   普通なら絶対にありえない対決……剣士・宮本武蔵VS弓師・アポロン、槍使い・ラーハルトVS魔術師・高町なのはなんていう
   ドリームマッチが聖杯戦争では実現する可能性もあるわけです」

( ´_ゝ`)「生前からすごい力をもっていた上、死後英霊になった時にさらにパワーアップしているから
   サーヴァントとしては最下級の相手でも、普通の人間じゃ勝負にならないんだ」

从'ー'从「作中でツンちゃんはかなりレベルの高い魔術士として語られているけど、アイテムで
   強化してやっと、牽制程度の攻撃しかできないんだよ」

(´<_` )「それでも十分すごいんだけどね……そして、この7つの兵種というのは」

从'ー'从「『勘兵衛』『五郎兵衛』『七郎次』『平八』『久蔵』『勝四郎』『菊千代』だね」

(*´_ゝ`)「『水銀燈』『金水雀』『翠星石』『蒼星石』『真紅』『雛苺』『薔薇水晶』ですぅ」

(´<_` )「……『セイバー』『アーチャー』『ランサー』『ライダー』『アサシン』『キャスター』『バーサーカー』ですね。
   ここではこの7種の兵種について説明します」


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:39:03.30 ID:wb/8S4Yv0
あとで選択肢2ルートも書いて欲しいなw

支援

100 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:41:44.06 ID:tRKY7Y7v0
( ´_ゝ`)「最初は剣の英雄、『セイバー』。基本的に戦闘にも諜報にも優れ、強力な宝具を保有しているケースも多く
   対魔力耐性も高い、優勝候補の筆頭。聖杯戦争の花形だな」

(´<_`;)「ど、どうした兄者……急にマジメな説明をはじめるなんて……」

( ´_ゝ`)「これが普通だぞ弟者。さっき渡されたカンペを読み上げてるだけ、なんてことはないからな」

(´<_` )「(なるほど…)」

( ´_ゝ`)「ローランに緋村剣心、J・P・ポルナレフ…有名な剣士はたくさんいるから、本編で誰が召還されるかは予想が難しいな。
   ただ、誰を召還してもブーン達の強力なライバルになるのは間違いない
   ちなみにネタバレになるから詳しくは書けないが、『Fate』本編では主人公がこのセイバーを召還している」

从'ー'从「私の予感ではこのセイバーが優勝すると思うな〜きっとマスターもすごい人だよ
   美人で、魔法も強くて、とってもやさしいはずだよ」


101 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:44:17.75 ID:tRKY7Y7v0

(´<_` )「つづいては『アーチャー』。狙撃や遠距離攻撃を得意とし、単独行動スキルを持つ弓の英雄だね」

( ´_ゝ`)「『Fate』本編でのアーチャーは基本的に弓で戦わないんだよな。だって正体は」

从'ー'从「すいません、ちょっと音とめてください」



            (しばらくおまちください)



从'ー'从「ただいま〜。
   有名な弓使いって、けっこう少ないんだよね。ヘラクレスやトリスタンにウィリアム・テル、
   ベル・リミナリーくらいしか浮かばないよぉ」

(´<_` )「(最後のヤツを召還したら、おそらくこのスレッドは炎上しそうだがな……)」



102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:44:19.09 ID:wb/8S4Yv0
>>100
の渡辺のセリフで、セイバーが誰なのか確信したwwwwwwwww

支援

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:45:48.14 ID:7+lAdhKkO
支援が足りないッ

104 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:47:15.56 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「3人目、槍の英雄『ランサー』。戦場をかける蒼き疾風。セイバーと一緒でオールマイティな
   活躍が期待できるサーヴァントだね」
   原作の『Fate』ではケルト神話に登場するアイルランドの大英雄クー・フーリンが召還されたよ」

(´<_` )「他に有名な槍使いといえば蜻蛉切の使い手本多忠勝、方天画戟を操る呂布、ブリューナクのルカなんかがいるね」

从'ー'从「最後のヤツ、ちょっと反則じゃない? 太陽神だよ……」


(´<_` )「ちなみに、本編では『Fate』で『ランサー』っていうのは“槍使い”という意味で扱われているけど、
   ランサーっていうのは本来、槍騎兵のことなんだ。中世以降の集団戦において、槍一本で
   戦うなんてのはナンセンスだったんだ。日本においても槍というのは、基本足軽の武器だったしね
   個人専用の槍を操る人はパイクマン、って呼ばれてたんだ」

从'ー'从「弟者君すっごーい、詳しいね」

(´<_` )「(兄貴がアレだからなぁ……僕がしっかりしないと出演取り消されるやもしれん)」

作者「(クーフーリンはチャリオッツに乗っているという設定があるので、ランサーで正解)」


105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:47:32.49 ID:wb/8S4Yv0
ベルwwwwwwww

支援

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:49:10.66 ID:zK8myb/OO
誰も突っ込まないようだから「金水雀」に突っ込んでおきますね

107 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:50:14.70 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「4つ目、『ライダー』。縦横無尽に戦場を駆け巡る疾風のごとき英雄だね」

(´<_` )「本編では主人公ブーンが呼び出したクー・ウィン・ドーベルがこれにあたるね。
   原作『Fate』ではペガサスを操るサーヴァントが登場します。正体は……やっぱりネタバレになるから秘密です」

( ´_ゝ`)「復活。
   ところで、ガンダムのパイロットは『ライダー』扱いになるのかな? ドモンとか呼んだら最強じゃね?」

从'ー'从「ガンダムは無理だよぉ。武豊とかなら呼べるかもしれないけど」

(´<_` )「(どうやってディープインパクトが戦うのかは興味あるかも……)」



108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:50:52.29 ID:lxBfMmSh0
原作あんま知らないけどランサーが2人とか3人ライダー召還しちゃったとかあり得るの?

109 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:52:03.18 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「続いて5人目、『凶戦士』。7人の中でも異端、ワイルドカード的なサーヴァントだよ」

(´<_` )「このサーヴァントは基本的に多くの英雄が該当します。堕剣士、魔弓師・凶槍兵・異端魔術師……
   このサーヴァントとして召還されると、理性を失うかわりに、本来以上のパワーを発揮できます
   元の力が弱い英雄への救済措置的なサーヴァントですね」

从'ー'从「『Fate』ではあの有名なヘラクレス、本編では臆病な魔術師?ドクオが召還されたね。
   ドクオが何故魔術師のサーヴァント『キャスター』ではなく、『バーサーカー』なのか?
   何故狂わないのか? それはこれからの話の展開を楽しみにしててね〜」



110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:54:36.91 ID:0+pWPtuI0
どうでもいいがルーをルカと呼ぶのは聞いた事が無かった

111 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:55:20.55 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「疲れてきたけどまだまだいくよー。6人目は魔術師の英雄『キャスター』」

(´<_` )「魔術的なモノを扱う人はたいていこのサーヴァントとして召還されます。普通の魔術師だけじゃなくて
   召還術士、錬金術師、陰陽師に魔法少女……」

从'ー'从「新堂勇人、エドワード・エルリック、矢部彦麻呂にまじかるツンデレ……」

(´<_` )「VIPPERが好きそうだね」

( ´_ゝ`)「どーまん! せーまん! どーまん! せーまん! すぐに呼びましょ陰陽師」


( ^ω^) 川 ゚ -゚) ξ゚听)ξ ('A`) (=゚ω゚)ノ (,,゚Д゚) 从'ー'从『レッツゴー!』


(´<_` )「……『Fate』ではギリシア神話に登場するコルキスの王女・メディアが召還されてます。
   本編ではまだ未登場ですが、他を圧倒する魔力で聖杯戦争を盛り上げてくれるでしょう」

从'ー'从「ネギ・スプリングフィールドがいいなぁ」

( ´_ゝ`)「僕はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールちゃん!」

(´<_` )「(……この兵種をパロディキャラにあてるのはさすがに手抜きだろう……)」



112 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 01:59:22.48 ID:tRKY7Y7v0

( ´_ゝ`)「最後は 闇に生きる暗殺者『アサシン』だ。他とは一線を画する気配遮断スキルを持ち、
   聖杯戦争の過酷さを知らしめるダークヒーローとして参戦する上矢印ここまで読んでください」

(´<_` )「兄者、カンペの指示まで読んでどうする」

( ´_ゝ`)「くそっ、俺としたことが何たる失態だ……」

从'ー'从「え? いつも通りのつまらないキャラ作りのボケじゃなかったの? 今の」

( ´_ゝ`) (´<_` )「「……」」

从'ー'从「『Fate』ではなんとあの有名な美剣士・佐々木小次郎が召還されるんだよ」

(´<_` )「……本編でも大薙刀を持ったアサシンが登場しています。彼が何という英雄なのか、マスターは誰なのか。
   それも今後のお楽しみという事で……ちなみに、彼は元ネタアリです」

( ´_ゝ`)「質問だ」

从'ー'从「なーに?」

( ´_ゝ`)「佐々木小次郎は剣士だよな?ギコも持ってるのは大薙刀だ。どうみても暗殺者の武器じゃないだろ」

(´<_` )「いいところに気づいたな、兄じゃ」

( ´_ゝ`)「ちょうど読者のみんなからテレパシーが届いたからな」

(´<_` )「……サーヴァントとして召還されるのは、別に本職じゃなくてもいいんだ。ギコもそのうち
   アサシンらしさを見せてくれる……ハズ」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 01:59:47.62 ID:wb/8S4Yv0
支援

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:00:20.03 ID:lxBfMmSh0
しえん

115 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 02:01:08.26 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「やったーこれで全部説明おわった……疲れたよぉ」

( ´_ゝ`)「本編並に難航したな……」

(´<_` )「兄者のギャグで労力を奪われた気がしないでもないんだが……」

从'ー'从「さぁて、怒涛の質問コーナーだよぉ」



116 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 02:07:52.53 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「>>25さんから『これはイミフに乗る』だって、かわいいこなたちゃんをありがとー。
   でも、イミフさんはブーン小説まとめてないからないと思うよ」

( ´_ゝ`)「>>71さんから「最近川 ゚ -゚)をよく見る」との意見だが……まぁ、ブーン小説では有名テンプレだからな。
   全ネット規模でみれば、この兄者には敵うまい」

(´<_` )「>>89さん、おやすみなさい。まとめサイトはまだないんだ」

从'ー'从「>>99さん、「選択肢2はないなのか」だって。ごめんねぇ……まだ道場は完成してないんだ」

( ´_ゝ`)「浅はかだな、>>102。セイバーの正体はわかってもセイバーの正体はわかるまい。
   もし本当にわかったら目でスパゲッティ食べてやんよ」

(´<_` )「>>106さんの言うとおりだ。>>98は『金水雀』ではなく『金糸雀』ですね」



117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:08:26.18 ID:xLn53ysG0
ブーンの魔術回路はいくつですか?

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:08:55.94 ID:lxBfMmSh0
ペガサスもやってくるってことは

ライダーとしてアイルトンセナとか呼んだらマクラーレンHONDAも一緒に召還されるの?

アーチャー(?)として
http://ja.wikipedia.org/wiki/シモ・ヘイヘ
とか呼んだらライフルも一緒に召還されるの?それとも強制的に弓?

119 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 02:09:39.49 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「さーてぇ、最初から投下してたらこんな時間だよぉ。みんな、つきあってくれてありがとー。
   これからも『( ^ω^)ブーンが聖杯戦争に巻き込まれたようです』をよろしく〜」

(´<_` )「……それではみなさん」

从'ー'从 ( ´_ゝ`) (´<_` )「ばいばーい〜」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:09:56.41 ID:s6tEn9tjO
(*´・ω・`)ドックンは見た目幾つくらいなの?

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:10:35.28 ID:wb/8S4Yv0
>セイバーの正体はわかってもセイバーの正体はわかるまい
日本語でおk

俺の言いたかったのは、
セイバーのAAが誰なのか、ってことなんだ。すまない

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:13:07.03 ID:wb/8S4Yv0


123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:14:12.45 ID:zK8myb/OO
アサシンは基本的にハサンが呼ばれるんじゃなかったっけ

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:16:52.51 ID:JmdObuG1O
>>123
本編の世界観じゃないからいんじゃね?

125 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 02:19:30.51 ID:tRKY7Y7v0
これで第2話終了。100いってるし……


>>108
本編ではありません。サーヴァントは7人だけです。

>>110
「ルカ」じゃなくて「ルー」でした。ガンダム意識したわけじゃないよ。たぶん。

>>117
いくつ、といわれてもわからない……
MP的概念でいうと、ツンの1/10くらいの設定です。

>>118
来ます。ただ、必要に応じて召還して使用することになりそうです。目立つし。
後者に関してはライフルですね。ウソップだと輪ゴム。

>>120
ふだんの見た目は30前後です。痩せ型。身長は170くらい。

>>121
「セイバーのマスターはわかってもセイバーの真名はわかるまい」に脳内変換してください



126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:21:49.17 ID:xTcbwwAd0
>>125
多分7人のうちわけが

セイバーセイバーライダーライダーアサシンバーサーカーバーサーカー

みたいにかぶったりすることはないの?
って聞きたいんだと思う
これはないんだけどね

fateは全部やったから楽しみにしてます
あ、あとまとめていいですか?

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:25:58.61 ID:lxBfMmSh0
>>126
うんそうだったんだ、あとその7種以外のやつとか・・・

でもないってことは早い者勝ちってことか

128 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2 :2007/07/03(火) 02:26:36.61 ID:tRKY7Y7v0
眠い。明日は間違いなく朝は地獄

>>123
作者基本アニメ+ウィキ+口コミ程度の知識しかないんだ。ハサンについてもウィキで見たけど、
あえてパスすることにしました。

>>108
>>126さんの言うとおりです。重複はありません。

>>126
どちらのまとめサイトさんかはわかりませんが、よろしくおねがいします。
ついでに第一回「わたなべ☆ちゃんねる」も今投下しましょうか?

129 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.1 :2007/07/03(火) 02:29:30.95 ID:tRKY7Y7v0

ちゃーちゃーちゃらららっらっらっちゃー


从'ー'从「おはらっき〜! おまけコーナー『わたなべ☆ちゃんねる』はじまるよ〜
   主役のWATANABEです。みんな、よろしく〜」

( ´_ゝ`)「アシスタントの兄者だ」

(´<_` )「同じく弟者です。しかし時に兄者、投下初日にいきなりこんな遊びをいれていいのだろうか」

( ´_ゝ`)「わからん。だが、俺の出番があるだけでこのコーナーの存在価値はあるだろう。きっと読者的にも
   『やった、私の大好きな兄者が出てきたぞっ☆』って喜んでいるハズだ」

从'ー'从「はいはい。くだらない戯言はそこまでにしてね」

(;´_ゝ`)「ざ、戯言……」

(´<_` )「違いないな」


从'ー'从「このコーナーは、読者のみんなが今よんでくれたわかりにくいブーン小説
   『( ^ω^)ブーンが聖杯戦争に巻き込まれたようです』について、本編では
   語りきれない設定や登場人物のバックグラウンド紹介や、読者さんからの質問に応えるコーナーです」

( ´_ゝ`)「説明セリフだらけだと萎えちゃうしな」

(´<_` )「本編も十分説明セリフがおおいと思うが……」

从'ー'从「それじゃあ今日のテーマを発表するよぉ。今日のテーマは……『この小説について』です」

130 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.1 :2007/07/03(火) 02:30:14.13 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「わかる人はタイトルだけでわかると思うけど、この小説はTYPE-MOONという会社のゲーム
   『Fate stay/night』のパロディ小説だよー」

(´<_` )「『魔術士』の存在性、『聖杯戦争』のほとんどの設定はそのままパロディさせてもらってます」

( ´_ゝ`)「ただ、作者はアニメとwikiだけでこれを書いてる上、いろいろと登場キャラにあわせて
   異なる設定いれてるからな……どこがオリジナルで、どこがオマージュで、どこがパロディか。
   微妙になってる部分が多々あるとおもう。
   そんな時は俺の顔に免じて許してやってほしい」

从'ー'从「……兄者さん、ちょっといい?」

( ´_ゝ`)「ん、なんだいWATANABEさん」




アレレー、ワキヤクフゼイガチョウシノッテルヨォ
オーケーワタナベサン。ハナセバワカル。ソノチマミレノギターヲシタニオコウ、ナ…


(´<_` )「……WATANABEさんと兄者がちょっと話し合い中なので、僭越ながらいくつか質問に答えてみよう」


131 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.1 :2007/07/03(火) 02:31:24.81 ID:tRKY7Y7v0

(´<_` )「まずは前スレ>>15さんからの質問。『高槻先生ってどこから来たの?』、ですね……
   この“高槻先生”なる人物は原作の『Fate』に出てくる葛木先生とは違って別に本編にはからんできません
   たぶん、その場のノリで作者が名づけたNPCですね。モブ以上端役未満といった感じの人物です。
   性格は温厚……というよりすこし能天気。元ネタはいちおう存在しています」


(´<_` )「前スレ>>73さんから貴重なアイデアが届いたぞ。『おはわった〜』か……後でプロデューサーに聞いてみよう」

(´<_` )「前スレ>>75さんのから間違いの指摘が届いた。原作ゲームは『Fate/stay night』だな。教えてくれてありがとう」



132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:31:31.75 ID:xTcbwwAd0
>>128
あ、どうもです
今まとめてます

あ、ちなみにここです
http://boonsoldier.web.fc2.com/index.html

133 名前:『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.1 :2007/07/03(火) 02:31:59.46 ID:tRKY7Y7v0

从'ー'从「さーてぇ、なれないアシスタント君に教育的指導をしていたらもうこんな時間だよぉ。
   みんな、ごめんねぇ。これからも『( ^ω^)ブーンが聖杯戦争に巻き込まれたようです』をよろしく〜」

(´<_` )「……それではみなさん」

从'ー'从 (´<_` )「ばいばーい〜」





(´<_` )「(ところで、このコーナーの意図は『らっきーちゃんねる』なんですか? それとも『タイガー道場』なんですか?)」

从'ー'从「(たぶん前者。だって、まだブーン死んでないし)」

( ´_ゝ`)「(……あ、あいるびーばっく……)」



134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:36:04.46 ID:tRKY7Y7v0
>>132
ブーン芸VIPさんか。よろしくおねがいします。
できたら本編と『わたなべ☆ちゃんねる』は下みたいに分けてまとめてもらえるとうれしいです。

本編0話
本編一話・『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.1
本編2話・『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2



いいかげん寝る……みんなおやすみ。

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:36:56.01 ID:tRKY7Y7v0
ブーン芸VIPさんでしたか。よろしくおねがいします。
できたら本編と『わたなべ☆ちゃんねる』は下みたいに分けてまとめてもらえるとうれしいです。

本編0話
本編一話・『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.1
本編2話・『わたなべ☆ちゃんねる』VOL.2



いいかげん寝る……みんなおやすみ。


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:40:13.37 ID:lxBfMmSh0
ブーン芸の中の人初めて見た
後、言い直しワラタ

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 02:55:34.63 ID:xTcbwwAd0
まとめ依頼が来ないと中々ブーン系小説読まないんですよね
だからほとんど自HPでまとめてるのしか読まないんですよ

最近は頻繁に投下のある作品が少なくなったので新しくまとめでもと思いまして

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 03:04:18.13 ID:nFpsgzCjO
サーヴァントのステータス表とか見てみたい

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 03:13:18.70 ID:1OD4WTk80
この遅さなら言える

>まとめの人
アルファベットの最終更新が未来だよ
本当に投下あったら嬉しいけど

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/03(火) 03:24:37.06 ID:xTcbwwAd0
>>139
(*ノノ)


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