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('A`)と( ^ω^)は異世界でもう一度出会うようです
1 名前: :2007/01/19(金) 19:56:02.73 ID:GCe5KREv0

ttp://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-3000.html
一応これの続編だったりしますが

無くても読めるようにはしたいです
でも読んでるとニヤニヤできていい感じな気がしないでもないです

では、投下しますね!

2 名前:閉鎖まであと 4日と 1時間 :2007/01/19(金) 19:57:15.60 ID:l/ju7vVCO
オナニー小説作ってんじゃねーよ

帰れよリア厨作者

3 名前: :2007/01/19(金) 19:57:34.40 ID:GCe5KREv0






呼ぶ声には答えない


ただ


ひたすら



…………泣いている



彼がこうまで感情を露にするのを見るのは初めてだった



4 名前: :2007/01/19(金) 19:57:57.89 ID:GCe5KREv0


…………呼んでいる



聞いた事が無い、多分…それは誰かの名前




「ぁぁぁ……ああ゛あ゛ぐ…ぅぅ…っ」



彼はしゃがみ込んだと思えば
涙を流し必死に何かを呟いている


それは


傍から見たらただの変な人か頭のおかしい人に映るだろう



だから心配だ


5 名前: :2007/01/19(金) 19:58:44.73 ID:GCe5KREv0



「…どうしたんだお?」



僕は知っている、いつだって彼は自分の『異端』を気にしている事を



そもそも

人間なんて変な生き物だ


誰もが心のどこかで


『普通』である事を避け『異端』を求めて

『異端』である事を避け『普通』を求める


そんな矛盾する心に折り合いをつけて生きていく、そんなものだ



6 名前: :2007/01/19(金) 19:59:22.53 ID:GCe5KREv0




「俺…俺は…」





それを教えてあげたい






「……守るって…言ったのに…」






そう思った



7 名前: :2007/01/19(金) 19:59:44.69 ID:GCe5KREv0



「………………ごめん…ごめんよ…」





そして彼を







「…クー」







救ってあげたいんだ



8 名前: :2007/01/19(金) 20:00:26.14 ID:GCe5KREv0



('A`)と( ^ω^)は異世界でもう一度出会うようです


       第一会 「異世界」 





「おっ…!」


駆け上がる


(;`ω´)「おおおっ…!」


もっと駆け上がる


前後左右は人の群れ


9 名前: :2007/01/19(金) 20:00:57.49 ID:GCe5KREv0


(;´ω`)「ぜえ…ぜえ…やった…」

どうにか最上階まで無事に来れた
見渡せば他の誰もが息を切らしながらも非常に晴れやかな表情をしている


(;´ω`)「…間に合ったお」

(´・ω・`) 「…やぁ、遅かったじゃないか」

(;´ω`)「おいすー……」

ふらふらになりながら学友の横を通過
荒い息を落ち着け、乱れた衣服を手早く整え席に座る

時計の針はHRが始まる3分前

(;´ω`)「つかれたぁおぉぉ……」

僕は机に突っ伏した、嗅ぎ慣れた木の匂いが鼻をくすぐる


(´・ω・`) 「お疲れ、今日も凄そうだったね…階段ラッシュ」



10 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:01:04.45 ID:l/ju7vVCO
( #^ω^)いい加減文才が無いからって僕らのキャラを使って小説を作るのはやめてほしいお、死んでくれお

11 名前: :2007/01/19(金) 20:01:38.02 ID:GCe5KREv0

椅子に横向きに座り直し、後ろを向いて話しかけてくる…彼の名は名はしょぼくれ

皆からショボとかショボンと呼ばれている彼は
成績・運動共に優秀、学友からも教師からも信頼の厚い優等生
いわゆる『完璧超人』だ

そう聞くと何だか素晴らしい優等生で、いい人って感じがするけれど…


実際はそうでもない

皆騙されてると思う


…だってショボは絶対性格ゆがn(´・ω・`) 「何か言った?」

(;^ω^)「あうあう…」


…しかもやたら頭がまわるもんだから、もう手に負えない

二年に上がった時、僕の前の席になり
僕がドクオと話をしているとちょくちょく会話に混ざっている内にすっかり仲良くなった


あ、ドクオっていうのは今は居ないんだけど僕の親友で…隣の空いた机の主の事だ


12 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:01:45.81 ID:IjuEPPYmO
wktk

13 名前: :2007/01/19(金) 20:02:13.59 ID:GCe5KREv0


(;´ω`)「あれだお、ショボも一度体験するといいお」

(´・ω・`) 「嫌だね、あんな騒音聞いたら近づきたくもない」


階段ラッシュ……またの名を通学ラッシュ

VIP市のとある高校の朝の名物だ
曰く…毎朝その時間、雄叫びが響き…校舎が揺れる

慌てる生徒たちの生徒たちによる通勤ならぬ通学ラッシュが起こるからだ

一斉に登り始める人の群れの中、少しでも遅れて蹴落とされたが最後

…人の群れという大きな波に飲まれ、とても無事では済まない
そしてそれはチャイムが鳴り終えるまで続く事になる


階段はただ一つ

挑むのは鍛えられた選りすぐりの人間たち

必要なのは…鋼の如き強靭な肉体か!? ガゼルの如き俊敏な足腰か!?

強者だけが生き残る事を許された…ランナウェイ・ロワイヤル!!



14 名前: :2007/01/19(金) 20:02:39.12 ID:GCe5KREv0




…………いやいやいや、そんな事はどうでもいいとして


時には怪我ではすまない事もある危険な恒例行事

それに混ざる者は自然と鍛えられる事から…何かの訓練だとも言われているが

そして僕らの教室は4階にある為…その過酷さは更に増している


学校側は流石に何度か問題を起こしただけあって毎日の様に注意を促し

お決まり文句である『階段で走るな』

の張り紙がいたる所に貼られてはいるが…

それら全ては破かれ
もしくは上から文字を『死ね』やら『走る』やらと改変されている

…対する学校側は『張り紙に手を出す物は厳罰に処す』とお触れを出し強行姿勢を見せる物の

状況は未だ変わらないばかりか、更に激しさを増していた


……これじゃまるでテロ活動だ


15 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:02:52.61 ID:lVKwKEJFO
支援

16 名前: :2007/01/19(金) 20:03:13.52 ID:GCe5KREv0


(´・ω・`) 「いつか階段沈静派と過激派の衝突が起こると見た」

( ^ω^)「…ふふん、お前はどちらにつくんだお?」

(´・ω・`) 「そうだね…穏便派かな」

(;^ω^)「なんじゃそりゃ」

(´・ω・`) 「関係無いって事さ……君等と違って僕はちゃんと早く来るからね」

(;^ω^)「……むぅ」


そうした他愛の無い会話をしていると響くチャイムの音と共に担任が姿を現す
気付いたショボは正面に向き直し…

と思えば…頭だけ軽くこちらを向き、横目に尋ねる

(´・ω・`) 「で…ドクオは? もしかしてまた下敷きになってるの?」

(;^ω^)「またって……今日は一緒じゃないお
       むしろ今日はドクオを待ってたせいで遅れたんだお」

(´・ω・`) 「…また遅刻か……」


17 名前: :2007/01/19(金) 20:03:55.12 ID:GCe5KREv0

その恐怖の通学ラッシュ…あまり体力のないドクオは
よく転んではボロボロになっていた経緯がある
……思えば彼が大幅な遅刻をするのはそこに理由がある気がしないでもない


( ^ω^)「どうせまたその辺りをぶらぶらしてるに決まってるお…」

(´・ω・`) 「うん、そして…どうせお昼には来るんだろうね」

(;^ω^)「だお…全く、学校をご飯食べる所と勘違いしてるんじゃないかお?」

(´・ω・`) (…君は眠る所だと勘違いしてそうだけどね)

( ^ω^)「…? 何か言ったかお?」

(´・ω・`) 「なんでもないよ」

担任「お前ら静かにしろーはじめるぞー」

そんな声がかかり、会話を中断

僕は肘をつき、手の平に顎を乗せ目を閉じた


18 名前: :2007/01/19(金) 20:04:27.75 ID:GCe5KREv0

( -ω-)(さて、一休み…だお…)

担任の変わり映えの無い言葉を子守歌に

ゆっくりと意識がまどろんでいく

朝特有の涼しさと、先ほどの運動による暑さが混ざり


なんとも……ここちよ…い…

……………

………

……




( ゚ω゚)「モルスァ!!」

(´・ω・`) 「や、おはよう」


19 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:04:41.23 ID:l/ju7vVCO
ねぇねぇ今度は何のパクり?


20 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:04:49.87 ID:lhJKWACu0
ktkr

21 名前: :2007/01/19(金) 20:06:04.02 ID:GCe5KREv0

(;^ω^)「あれ?……もうお昼かお?」

(´・ω・`) 「うん、すまない、君はずっと寝ていたから知らないだろうけど
       もうお昼なんだ」

(;^ω^)「…あらら…?」

記憶を辿る

……そういえば何度か立ち上がったり座ったりしていた様な…?

(´・ω・`) 「しかし……君も器用だよね…
       「起立!」とか「着席!」って声に寝ながら反応するなんて」


それは人体の奇跡か、はたまたただの習慣か


(´・ω・`) 「きっと目覚まし時計を寝たまま消すタイプだね」

(;^ω^)(喜ぶべきかわからんお…)

( ^ω^)「お?」

ふと気付き、下を向く…机の上には夏目さんが一枚に金色の硬貨が一枚置いてある


22 名前: :2007/01/19(金) 20:06:51.32 ID:GCe5KREv0

(´・ω・`) 「よろしくね?」

(;^ω^)「…産業で頼む」

(´・ω・`) 「・君寝ている
       ・僕昼飯のおつかいを頼む
       ・君了承」

(;^ω^)「mjsk」

(´・ω・`) 「mjds」

(;^ω^)「…うーん…そういえば聞かれたような気が……」

(´・ω・`) 「おk?」

(;^ω^)「うぅ…把握だお、でも何で1500円も?」

(´・ω・`) 「三人分、適当に頼むよ」

(*^ω^)「お!何だお、僕も奢りかお!?」


(´・ω・`) 「…そういう事にしておくよ」


23 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:07:30.94 ID:lhJKWACu0
ID:l/ju7vVCO はツンデレ支援者

24 名前: :2007/01/19(金) 20:08:13.27 ID:GCe5KREv0

( ^ω^)「それなら喜んで行っちゃうお!」

(´・ω・`) 「行ってらっしゃい、飲み物はホットね」

( ^ω^)「把握」

⊂二二( ^ω^)二⊃「ダッシュで行ってくるお!!」


「ぶーーーん!!」

言うや否や猛スピードで教室を飛び出していく彼を見て
ショボンはにやりと微笑んだ

(´・ω・`) (…ふふふ……)

(´・ω・`) 「計画通り」

(´・ω・`) (なんてね、本当は寝てるブーンに買ってきてって言ったら
       ……即座に断られたんだけど)


25 名前: :2007/01/19(金) 20:09:05.72 ID:GCe5KREv0

購買は一階にあるから正直行くのがかなり面倒くさい
まあ…奢りだし、構わないよね

(´・ω・`) (さて…今日はどれだけ早く戻ってくるかな…)

彼…ことブーンは、本名・内藤ホライゾン
何故かは知らないけど通称ブーンで通っていて
僕もそれに習いブーンと呼んでいる


二年になってから知り合い、仲良くなった内の一人だ
…まあ彼は知らないだろうけど実は僕は一年の時からブーンの事は知っていた

あれは合同体力測定の日、50メートル走で一緒に走ったのが彼だ

その時、彼はとんでもない速さで僕をスタート直後に引き離し

…気付けば大差で負けていた

僕だって足にはそれなりの自信があったにも関わらずだ
別に悔しかったとかそういうのじゃない


単純な好奇心、凄い奴が居たもんだと感心して…印象に残っていた


26 名前: :2007/01/19(金) 20:10:46.06 ID:GCe5KREv0

で、そんな彼が後ろの席に居たものだから思わず話しかけた
それがきっかけだった

……まあ、それから色々あって今に至るわけだ

そう思い、僕は未だ訪れない主を待つ寂しげな机を見た
それは恐らく…僕と似たような悩みを抱えている人間

(´・ω・`) (そう……真逆の、ね)


(;^ω^)「ただいまだお!!」

(;´・ω・`)「え…うそ!? もう!?」


…………。


27 名前: :2007/01/19(金) 20:12:03.69 ID:GCe5KREv0

そうしてお昼の時間は和やかに進み20分ほど経った頃
入り口に見知った顔が現れた

(;^ω^)(やっぱりお昼には来るのかお…)

僕は内心突っ込みつつも、今更言ってもしょうがないと彼を呼んだ

( ^ω^)「ドクオー!遅いお!もう学食行っちゃったお」

(´・ω・`) 「やあ、そろそろ来る頃だと思ってたよ」

(;'A`)「よお…おはよ」

額に汗を浮かべ、何だか疲れたご様子
一応走ってきたのだろうか

ふらふらと僕の隣の席に座るとふぅ、と溜息
何やら時計を見つめている

彼がドクオ、僕が一年の時に知り合い…今では親友と呼べる仲

…だと僕は思っている


28 名前: :2007/01/19(金) 20:13:00.39 ID:GCe5KREv0

ドクオはあまりそういう事を表に出さない上に
人の根の奥深くには触れようとしない
だから…僕をどう見てるのかは、よく分からない

けど彼もそう思ってくれてる…はず

あまり物事に動じず、妙に大人びていて
どこか人生を達観しているような…そんな印象

けれど同時にどこか弱々しくて…酷く脆い部分が見え隠れする
僕はドクオのそんな所が気になって…惹かれたんだと思う


(´・ω・`) 「ご飯は持ってきたのかい?」

既に用意してあるのに、ショボはわざとらしくそれを尋ねる

('A`)「いや、もう食ってきたよ」

(;^ω^)(ありゃ…無駄足だったかお…?)

ドクオの答えに僕がそう思っていると
そんなのはお構いなしにショボは続けた

(´・ω・`) 「そうか、じゃあこのコーヒーとパンはサービスだから(ry」

('A`)「マジか」

29 名前: :2007/01/19(金) 20:15:08.89 ID:GCe5KREv0

(´・ω・`) 「どうせ食べてないんだろ?」

('A`)「…ばれたか、悪いなショボン」

(´・ω・`) 「ははは、いいんだよ…物のついでだしね」

(;^ω^)「ちょ、それを買いに行ったのは僕一人だお!!」

('A`)「…ははは」

(´・ω・`) 「いいじゃない、どうせ僕の奢りなんだから」

「………」

( ^ω^)(相変わらず…かお)

ショボンは何故かやたらとドクオの事を気に掛ける
実は好きなんじゃなかろうか…と以前思い切って聞いてみた事があるが



30 名前: :2007/01/19(金) 20:17:12.99 ID:GCe5KREv0

………僕が…?

(´・ω・`) 『ふっ…』


(;^ω^)『……まさか本当に…?』

(;´・ω・`) 『いや、そんな訳ないだろ…常識的に考えて…』

( ^ω^)『じゃあ何でなんだお?』


(´・ω・`) 『…むしろ聞きたいね、何故そんな事を気にするの? 個人の勝手だろ?』

(;^ω^)『え? うーん…そりゃあそうだお』

(´・ω・`) 『…じゃあ聞くなよ』

(;´ω`)『うぅ…僕はただショボの事を知りたかったんだお』

(´・ω・`) 『僕を? 知ってどうするの? 何の意味があるの?』

(;´ω`)『えぇ…? うーん………ああ』

(´・ω・`) 『?』

31 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:18:53.77 ID:lhJKWACu0


32 名前: :2007/01/19(金) 20:18:55.42 ID:GCe5KREv0

( ^ω^)『個人の勝手だお』

(´・ω・`) 『……馬鹿にしてるの?』

(;゚ω゚)『ぶっ! ちち違うお!』


(´・ω・`) 『ならもういいだろ、いい加減にしてよね…』

(;`ω´)『ま…待つお!』

(´・ω・`) 『なに?』

(;`ω´)『ああああーもう! 何でわからないんだお!?
       友達だから聞きたい! それだけだお!!』

(;´・ω・`)『…え?』


(;´ω`)『こ…こんな事言わせないでほしいお…』


33 名前: :2007/01/19(金) 20:20:24.15 ID:GCe5KREv0

(´・ω・`) 『…………君と、同じ様な理由だよ』

(;^ω^)『お?』

(´・ω・`) 『僕がドクオを気にする理由』

(;^ω^)『僕と同じ? どういう意味だお?』

(´・ω・`) 『さて、ね…』



とまあこんな感じではぐらかされてよく分からないが…
とにかくksmsフラグは回避したらしい

良かったねドクオ、僕も嬉しいよ


34 名前: :2007/01/19(金) 20:22:08.07 ID:GCe5KREv0

(;´・ω・`) 「ああ…そういえばブーン、今回はやたら早かったね…
        というか早いってレベルじゃないよね」

(*^ω^)「おっおっおっ、ドクオ聞いてお!今日は更に購買までのタイムを…」

「…………」

(;^ω^)「…ドクオ?」

(´・ω・`) 「…まーた上の空だねこの人は…」


…一つ加えておこう
ドクオはよくぼけーっとしだして人の話を聞かない事が多々ある
そんな状態の彼をクールだ、とか表現する人も居るが
気付いた時の挙動不審さからはとてもクールとは表現し辛い

(;^ω^)「ちょ…ドクオ!戻って来いドクオー!」

(;'A`)「はっ……え? 何々!?」

この様だ

(;^ω^)「スルーはひどいお…」

(´・ω・`) 「相変わらずすぐぼーっとするね、君は。」


35 名前: :2007/01/19(金) 20:24:19.25 ID:GCe5KREv0

(;'A`)「あー…と」

('∀`)「ああ、ありがとな助かったよブーン、ショボン」

笑顔でお礼の言葉を言うドクオ

(´・ω・`) 「うん」

( ^ω^)「とっとと食べないと時間無くなるお?」


それは…僕にはまるで何かを誤魔化す為の笑顔に見えていた

………。


放課後

( ^ω^)「どうするお?どっかご飯でも食べに行くかお?」

(´・ω・`) 「今日は止めとくよ、お金使っちゃったしね」

(;^ω^)「お…」

36 名前: :2007/01/19(金) 20:26:03.94 ID:GCe5KREv0

(´・ω・`) 「あはは冗談だよ、ちょっと野暮用があるんだ」

('A`)「そっか…じゃあ今日は普通に帰るか」

( ^ω^)「だお、それじゃあショボ」

(´・ω・`) 「うん、もうあそこへ帰れない…マジで」

('A`)( ^ω^)「バイバイ」

家が僕等と反対方向にあるショボと校門前で別れ、一路家路へ

帰り道はいつもと変わらぬ川沿いの土手道

僕の家はその道沿いの先にあり、ドクオの家はそこから更に奥にある
横を見れば川があり、その逆を見れば住宅街…その奥には商店街らしき場所が見えた
…何の変哲も無い普通の道、普通の場所

( ^ω^)「そういえばドクオ、何で今日は自転車で来なかったんだお?」

('A`)「んー…別に理由は無いな、何となく?」

( ^ω^)「ふーん…珍しいお」


37 名前: :2007/01/19(金) 20:30:11.51 ID:GCe5KREv0

普段、ドクオは自転車で通学していて…僕等はよく二人乗りで登下校していた
だからこうして歩くのは珍しい事だ

夕焼けが照らしオレンジ色の世界の中を二人並んで歩く
こういうのも悪くない

…………。

…何となく沈黙、僕は川を見つめていた
流れる水に光が映り、キラキラと輝いている

( ^ω^)(綺麗だお…)

そして…何かが視界に入った

最初は水溜りか何かに太陽が反射しただけだと思った

…けど違う

(;^ω^)「お?」

土手の下には

(;^ω^)「・・????あれは・・・?」

円状の光

38 名前: :2007/01/19(金) 20:32:12.85 ID:GCe5KREv0

(;^ω^)「ドクオ!見るお!」

明らかに自然の物とは思えない違和感、思わず隣に声をかける

('A`)「え?」

とか呆けた声で僕を見るドクオ
こやつ…また上の空だったな

(♯^ω^)「僕じゃないお!」

ほらあれあれ!と言わんばかりのジェスチャー
僕の指が指し示す川の方をしばし見つめた後
真っ直ぐに目を見て言った

('A`)「ああ、綺麗だねブーン…」

( ^ω^)(キメエwwwwww)

のはさておき

(;^ω^)「…わざとやってるお?」

('A`)「はいはい…ん?」



39 名前: :2007/01/19(金) 20:32:40.96 ID:GCe5KREv0

(;'A`)「ナン…だ、あれ…わ?」

(;^ω^)「わからんお…何か埋まってるのかも…ってドクオ?」

何やら様子がおかしい

異常な程に真剣な表情でその光を見つめている



(;^ω^)「お?」


彼はおぼつかない足取りで土手を下り始めた

(;^ω^)「おーい…ちょっとー? 聞いてるかお?」


無視されるのは…


………。


…じゃなくて人の話を聞かないのはよくあるけど
今のドクオの様子はどう見ても普通じゃない


40 名前: :2007/01/19(金) 20:33:21.36 ID:GCe5KREv0

(;^ω^)「ドクオ、どうしたんだお!?」

ふらふらとその光の場所へ進んでいく

(;^ω^)(変だお…おかしいお…)

僕は何故かすごく嫌な予感がして
それを止めるべく土手を滑るように下りた

既に彼はその光る地面の前で立ち止まりしゃがみ込んでいる

…やばい

予感というよりは、確信

(♯^ω^)「待てお!!」


ドクオはゆっくりと手を伸ばし

その光に指先が触れる


(;^ω^)「…っ…ドクオ!!!!」


41 名前: :2007/01/19(金) 20:34:31.65 ID:GCe5KREv0

触れた瞬間

輝きが残光も残さず消え去った

僕は慌てて駆け寄る

(;^ω^)「大丈夫かお!?」

(メ'A`)「…?」

( ^ω^)「…?」

(メ'A`)「……え? ブーン?………え!?」

(;^ω^)「何言ってるんだお?」

(;'A`)「こ…ここは? クーは!?」

(;^ω^)「アチャー…」

目を見開き慌てふためくドクオ

…どうやら手遅れだったらしい、彼は※規制音※になってしまった

嫌な予感はこれだったか…なんてこったい

とまあ冗談はともかく

42 名前: :2007/01/19(金) 20:35:53.94 ID:GCe5KREv0

( ^ω^)「ドクオ…落ち着くお…」



(;'A`)「まさか……戻って…?」



( ^ω^)「いいかお? そんな時は」



(;'A`)「そんな…いやだ、いやだ、クー…!」



(;^ω^)「素数を」


「嫌だあああ!!!戻れ!戻れえええっ!!!」

(;;^ω^)「素」

「約束したんだよ!側に居るって!守るって!!」
(;;;^ω^)「ちょ」
「もう俺しか居ないんだぞ!?戻れ!!戻れよおおおおお!!!」



43 名前: :2007/01/19(金) 20:37:13.69 ID:GCe5KREv0





「うああああああああああああああああああああああああああああ」





(;^ω^)「………!!!」






44 名前: :2007/01/19(金) 20:38:22.19 ID:GCe5KREv0




こんにちわ☆僕の名前は内藤ホライゾン!
皆からはブーンって呼ばれてるよ!

それじゃあ、状況を説明するねっ?

…………。

今、僕の目に映るのは
地面にすがりつき、まるで人が変わったように叫びだす友の姿

…辺りにちらほら見える人々は何事かと様子を伺っている

こりゃいかん…マジですか/(^o^)\ナンテコッタイ

/(;^ω^)\「あわわわ…こんな時はどうすれば…」


45 名前: :2007/01/19(金) 20:38:55.54 ID:GCe5KREv0

素数…いやこれはまるで役に立たない
教科書には載ってない、人として、友としてどうすべきか

ならば何の為に僕等は学校へ通っているというのか!
大人は汚い!僕は絶対そんな大人になんかならないもん、ぷんぷん!

(;^ω^)「お?」

とか考えている内に、今度は急に静かになった

(;^ω^)「…ドクオ?」

「…っく…ひっく…」

(;^ω^)「…!」

な…

(;^ω^)(泣いて…るのかお?)


46 名前: :2007/01/19(金) 20:39:48.71 ID:GCe5KREv0

(;^ω^)(というか…ドクオが泣いてる所なんて初めて見るお…)

いやそもそもあんな風に取り乱すのを見る事自体初めてだった


( ^ω^)「…大丈夫かお?」

「俺…守るって…約束したのに…」

( ´ω`)「…ドクオ」

「ごめん……ごめんよ…」

( ´ω`)「……」

「クー…」



47 名前: :2007/01/19(金) 20:40:36.82 ID:GCe5KREv0

僕は、いつまでも泣き続けるドクオの隣に座る

(;´ω`)「…僕がついてるお」

「うっ…う…く…ぐす…」

(;´ω`)「大丈夫だお」


やがて日は暮れ辺りは真っ暗になり



「もう…大丈夫だお」



空に星が輝いて尚







ずっと励まし続けた

48 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:41:50.39 ID:lhJKWACu0
wktk

49 名前: :2007/01/19(金) 20:43:13.54 ID:GCe5KREv0

…そうしてる内に、いつの間にか静寂が訪れた


(メ'A`)「………悪ぃ…ブーン、もう平気だ…」

( ^ω^)「…お」

(メ'A`)「………」

( ^ω^)「…話して…くれるお?」

(メ'A`)「ああ…」

……………。


(;^ω^)「異世界…VIP?」

(メ'A`)「…そう、そこで俺は…」

ドクオは…そうして少しずつ語り始めた

僕にとっては一瞬の

彼にとっては長い日々


それは

50 名前: :2007/01/19(金) 20:46:08.76 ID:GCe5KREv0

あの光に触れた瞬間、こことは違うVIP国と言う場所に居て

そこで沢山の人に出会ったという

行き場の無い自分を世話してくれた男

そしてその国の王である女の人

その国の城で出会った人々

過去に…自分と同じ様にその国に迷い込んでしまった人


そしてその国で昔に起きた事件の事


接続という魔法の力と、炎を生み出す剣の事


その力を持って自らも戦った事


…その国が滅ぼされた事

51 名前: :2007/01/19(金) 20:47:17.10 ID:GCe5KREv0


世話になった人も、その国の人も殺されてしまった事


そして…自分が何も出来なかった事を


…………。

(メ'A`)「……最後に俺はその光る剣を持って、敵を討とうとしたら
    もう一度光に包まれて…」


(;^ω^)「…で、さっき気付けばここに戻ってきていた…と?」


(メ'A`)「うん…」

(;^ω^)「…………」


52 名前: :2007/01/19(金) 20:48:14.40 ID:GCe5KREv0

我が友、ド・ク〜オ……


( ;ω;)「うぅっ………」


(メ'A`)「ブーン……?」


なんということでしょう…
ドクオの話す事の三分の一も理解できない

( ;ω;)「ドクオ…かわいそうに…」

(メ'A`)「わかって…くれるのか?」


彼は…本物のメンヘラーになってしまったようです

だがしかし…!

( ;ω;)「当たり前だお!どんなになってもドクオはドクオだお!」

(;'A`)「…ん?」


53 名前: :2007/01/19(金) 20:49:11.14 ID:GCe5KREv0

( ;ω;)「安心していいんだお…僕はどんなになったって友達だお!」

(;'A`)「ちょ…いや本当なんだってば!」

( ;ω;)「さあドクオ…僕に全てを話してイーンダお!!」

(;'A`)「いや確かに信じられないだろうけど」

( ;ω;)「うんうん…」

(;'A`)「そうだ!じゃあ水を…」

そう言うと、目の前の川に手をかざすドクオ

(;'A`)「あ…れ?」

当然、何が起こる訳も無い

(;'A`)「…そん…な……」


僕はそんな彼が居た堪れなくなって、もう見てられない

( ;ω;)「あ、そうだお! それなら僕も話すお!まず僕の考えた超人から…」


54 名前:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:49:59.31 ID:QqM9BGWR0
こっちの方は時間が進んでるのかな〜って思ってたんだけど
やっぱり進んでなかったんだな

55 名前: :2007/01/19(金) 20:50:06.47 ID:GCe5KREv0


ならば…僕の中にある黒歴史

今、彼の為にその封印を解き放とうじゃないか


( ;ω;)「…その片目の悪魔の力を手にした僕はその力と戦いつつ」

(メ'A`)「…」


( ;ω;)「その時…僕に隠されていた真の力が」

(;'A`)「…」


やがて


( ;ω;)「…で…相手は死ぬ…」

ドクオが口を開いた

(;'A`)「あ、はは…いや、すまん…悪かったよ」


(;^ω^)「お?」


56 名前: :2007/01/19(金) 20:52:31.43 ID:GCe5KREv0

(;'A`)「冗談だよ…ただ…そんな夢を見ただけさ……」

そうしてドクオは語るのを止めた

きっと元のドクオに戻ってくれたんだ
…きっと今の彼はただの厨二病だっただけさ

そう願う

( ^ω^)(…邪気眼は封じられたのかもわからんね)



一夜明けて




57 名前: :2007/01/19(金) 20:54:52.69 ID:GCe5KREv0

僕の目の前に自転車が止まる

(メ'A`)「よお」

( ^ω^)「おいすー」


土手沿いの道を歩いているとドクオが後ろから現れた

見ると彼の目は少し赤い

…僕がしっかりしなければ、と思う

それはさておき今朝も時間はあまり無い…急がないと


(メ'A`)「…後ろ乗っていいぞ」

ドクオは目で荷台を示す

(;^ω^)「お? 大丈夫かお?」

(メ'A`)「ああ」

いつもなら、ここで運転手交代するのに…
これまた珍しい、というかちょっと不安

…………。

58 名前: :2007/01/19(金) 20:55:45.93 ID:GCe5KREv0

( ^ω^)「到着ー」

(;'A`)「はぁ…はぁ…」

( ^ω^)「…乙だお」

ドクオは凄く必死になって自転車を漕いでいた
その甲斐あってか、どうにか間に合いそうだ

けれど…

(;^ω^)(何だか…ドクオじゃないみたいだお…)

それに何だろう、今更だけど額に大きな傷跡がある

(;^ω^)「…ドクオ、その額の傷」

(;'A`)「おいブーンやばいぞ!人が集まりだした…あれが始まる!」

ドクオはまるで僕の話を遮る様に入り口へ走り出す

(;^ω^)「ま…待ってお!」

僕はそれを慌てて追いかけた



59 名前: :2007/01/19(金) 20:56:34.71 ID:GCe5KREv0

(;^ω^)「お…」

校舎内に入った僕等だったが、どうやら既に遅かったらしい
次から次へと階段へ人が吸い込まれていく

段々と悲鳴にも似た叫び声が響き始める

(;^ω^)「…どうするお?」

やめとく? 僕がそう言いかけた時、ドクオは僕を急かし

(;'A`)「何言ってんだ!早く行かなきゃ遅刻しちまうぞ!」

我先にと再び僕の前で走りだし、階段へ吸い込まれていくドクオ

一体…どうなっているんだろう

昨日までとはまるで別人の様な彼に違和感を覚えつつ
僕もその恐怖の階段へと駆け出した

………。


60 名前: :2007/01/19(金) 21:01:55.08 ID:GCe5KREv0

どうにか無事に最上階へと到達した

隣には息を切らしながらもどうにか無事でいるドクオの姿

(;^ω^)(なんか…むちゃくちゃ逞しくなってないかお?)

(メ'A`)「ふぅ…んじゃ、行こうぜ」

(;^ω^)「お」

いったい彼に何が起きたのだろうか

もしかして昨日のあの光は何かSF的なもので
いや…それともドクオは何か宇宙から飛来した生物に擬態された

(´・ω・`) 「やあ、おはよう」

(;^ω^)「おっ!?」


61 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:02:17.41 ID:QqM9BGWR0
支援

62 名前: :2007/01/19(金) 21:02:47.58 ID:GCe5KREv0

(;´・ω・`) 「…なんだい、人を見るなり…」

僕はいつの間にやら教室内に居た

(;^ω^)「お、おいすー」

(メ'A`)「おはようショボン」

(´・ω・`) 「おはよう」

(´・ω・`) 「………?」

( ^ω^)「どうかしたかお?」

(´・ω・`) 「いや…何でもないよ」

もしかしたら、ショボも何か気付いたのかもしれない
ドクオの…その変化に



63 名前: :2007/01/19(金) 21:03:15.98 ID:GCe5KREv0

その後は特に何事もなくお昼の時間

(´・ω・`) 「異世界?」

( ^ω^)「らしいお、何でも」

(;'A`)「お、おいブーン…」


………。


(´・ω・`) 「へえ…そうなんだ、大変だったね…ドクオ」

(;^ω^)「お?」

(;'A`)「ショボン?」

(´・ω・`) 「もっと詳しく聞きたいな…その川原だっけ、行ってみようか」

(;^ω^)(え? 信じるのかお!?)

意外にも…ショボはその話を何一つ否定しようとはせず
真剣にその事情を聞き、帰りに行ってみようなどと言い出した


64 名前: :2007/01/19(金) 21:03:41.84 ID:GCe5KREv0

(´・ω・`) 「いいよね?」

(メ'A`)「俺は…別にかまわないけど」

(;^ω^)「僕もまあ…帰り道だし…」

(´・ω・`) 「じゃあ決まりだね」


そして放課後


僕等はその場所の辺りまでやってきた

(´・ω・`) 「この辺?」

(;^ω^)「だお」

どういうつもりなんだろう…

ショボの考えが分からない


65 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:04:19.57 ID:3jBJOwKuO
28:閉鎖まであと 4日と 0時間 :2007/01/19(金) 20:38:52.88 ID:+OQzPpP40
500いったら姉貴の下着うpしてやるよ

http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1169206316/

66 名前: :2007/01/19(金) 21:06:03.15 ID:GCe5KREv0

「…!!!」

あの後もずっと…まるでそれが真実であるように振舞うショボ
…どう考えてもないだろう…常識的に考えて…

(´・ω・`) 「…本当だ」

突然ドクオが駆け出す

(´・ω・`) 「ちょっと待った!!」

(メ'A`)「離せ!離してくれ!!」

(;^ω^)(お? お? 何だお?)

(´・ω・`) 「行くなら…僕らも行くよ」

(メ'A`)「…え?」

(´・ω・`) 「ね、ブーン」

(;^ω^)「お!? 何の話をしてるんだお…?」


67 名前: :2007/01/19(金) 21:07:10.32 ID:GCe5KREv0

ショボが視線を送る

その先には



土手下に輝く



円状の光



(;^ω^)「ちょwwwwww」

(´・ω・`) 「さあ行こう!」

(;'A`)「い、いや二人は止めといた方がいい、多分、危険だ…」

(´・ω・`) 「でも放っといたら君は一人でも行くだろう?
       止めても無駄さ、お互いにね」

(メ'A`)「ショボ…」

68 名前: :2007/01/19(金) 21:08:02.46 ID:GCe5KREv0

そうして僕はひきずられる様に土手を下りた

(;^ω^)「ショボ!駄目だお!それに触ったら…!」

きっと精神病になったり変な施設とかに…!

そうこう考えていると既に目と鼻の先にはその光

(´・ω・`) 「いい加減諦めなよ…」

ショボは僕をしゃがませ腕を引っ張る

(´・ω・`) 「せーの…で行こうか」

ドクオは黙ったまま、頷く

(;^ω^)「いやいやいや!僕は…!」


69 名前: :2007/01/19(金) 21:08:41.77 ID:GCe5KREv0

(メ'A`)(´・ω・`) 「せーの…」




( ゚ω゚)「アッーーー!!」




三人の手が


同時に地面にある光に触れた


体が動かない


視界に入った世界は何かがおかしい


まるで…時が…止まったように





70 名前: :2007/01/19(金) 21:09:24.50 ID:GCe5KREv0



そして…僕の体が光に包まれていく




(;´ω`)(これはもう…)







(駄目かもわからんね…)





71 名前: :2007/01/19(金) 21:10:05.84 ID:GCe5KREv0






【次回予告】 テーレッテレー♪






72 名前: :2007/01/19(金) 21:11:28.34 ID:GCe5KREv0
ミ,,゚Д゚彡『いよいよドクオが語る異世界へと旅立ったブーン達!』
      

('∀`)「戻って…来たんだ…!」

(;^ω^)「…?」


ミ;゚Д゚彡『だがしかし!その地に立った時、ブーンの体に異変が起きた!』


(;´ω`)「何か…体中が…重い……お…」


ミ;゚Д゚彡『…そんな彼等の前に一人の男が現れる…』


(;゚∀゚)「お困りかい? …ってお前は…」

(;'A`)「…! あ、あなたは…」


ミ,,゚Д゚彡『果たして彼は敵か!味方か!?』

ミ,,゚Д゚彡『次回!! 異世界でもう一度 第二会 「亡国の姫」』

ミ,,゚Д゚彡『読んでくれなきゃ…泣いちゃうぜ!』


つづく、、、、I

73 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:12:45.07 ID:BfUlt9DA0
すごくwktk
リアルタイムって楽しいwwwww
作者ガンガレ!!

74 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:13:18.36 ID:QqM9BGWR0


75 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:13:33.11 ID:o/pCunrh0
乙です!

76 名前: :2007/01/19(金) 21:14:10.91 ID:GCe5KREv0
以上です
やりたい放題に書いたらこうなった

後悔はしてない

77 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:14:21.05 ID:VT2krvcM0


78 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:14:19.88 ID:VRudAP8xO
パパーこの映画見に行こ〜

79 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:28:58.29 ID:JplftiFiO
一昨日位に前作をまとめてよんでから、続きが気になったんだぜ?


wktk!

80 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:29:21.45 ID:Pl7LZWQBO

期待してるよ

81 名前: :2007/01/19(金) 21:32:32.83 ID:GCe5KREv0
今だからあとがき

読んでくれた方々ありがとうございます
ここで裏話を一つ

実を言うと前作はプロット段階ではフサは居なく
そのポジションは元々ドクオで
せいぜい4話ほどでこの話に繋ぐ予定でしたが

それだとどうしてもドクオやクーの理由付けが弱く
フサを入れた所、馬鹿みたいに長くなってしまい
…一つの区切りとして終える事にしました

そもそも冒頭の話として、滅びと、あの剣を誰が持つのか…
それだけを予定していたので
世界観や設定はとにかく明かさない様に書いていました

よくわからん所が多々あると思われますが

…それについて突っ込まれる事が無くて不安な時もあったけど置いといて

ようやく物語が進み始めたので
それをちゃんと伝えられたらいいと思います

長文スマンね

82 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:35:02.93 ID:ugXHm4M1O
作者のブーンの使い方うまいよ

がんがれ

83 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:40:54.10 ID:zOWUucwiO



84 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:43:48.36 ID:faElAmpm0
乙!
超wktk

85 名前:閉鎖まであと 3日と 23時間 :2007/01/19(金) 21:43:56.03 ID:lhJKWACu0
今回も楽しみだな

86 名前:閉鎖まであと 3日と 22時間 :2007/01/19(金) 22:25:17.36 ID:YXLj6Hzj0
乙!
今作も期待してる。

87 名前:閉鎖まであと 3日と 22時間 :2007/01/19(金) 22:26:38.22 ID:z7p0WwnT0
wktk


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