鮨<><>2006/12/11(月) 18:20:33.09 ID:zR+/Tg7/0<> どうにか10話…しかし本当に予定が狂う
('A`)の出番はまだまだ無いようです

まとめさんはこちら
ttp://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-2297.html

では投下しますね <>('A`)が異世界で出会うようです 鮨<><>2006/12/11(月) 18:22:14.02 ID:zR+/Tg7/0<> 10話 「フサギコと戦うという事 そして始まり」



大事なのはイメージする事
息を吐いた時 手を振ったとき そして自分に吹く 風を


ミ;-Д-彡「それを掴めばいいって言われてもなぁ…」

俺はあの時、王様から剣と風のアクセス権をもらった…けど

「この剣は来るべき時に渡そう…それまでは兵棟にて修練を積むといい」


と言う事で俺はその兵棟って所に来ている

ちなみにここまではくーちゃんが案内してくれた
川゚-゚)「がんばってね」

…がんばろう
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:24:02.22 ID:zR+/Tg7/0<> そこに居た兵の人達は俺について既に聞いているらしく
すんなりと受け入れてくれた

ミ,゚Д゚彡(うはwwwwこれから俺の大活躍の日々がwww)

最初はそんな事を考えていた

でもすぐにその認識が甘かったと知る


兵棟より少し離れにある広場が訓練場になっていて
そこに俺も混じってみたけど…接続の力なんて使えなかったから


ミ;-Д-彡「全然できねえよ、なんだよこれ」

「ww駄目駄目wwwバカスwww」

「お前にたりないもの…危機感だ」
<> おせち(30,000円)<><>2006/12/11(月) 18:25:19.97 ID:PkFIfU+7O<> なんでここでやんの?
つまらんオナニースレ <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:26:08.76 ID:zR+/Tg7/0<> そんな時、兵棟から出てきた人の仲に知った顔を見つけた

ミ,゚Д゚彡「ギコ!」

(,゚Д゚)「…よお」

ミ,゚Д゚彡「ギコ聞いてくれよ!俺さっ!俺さあ!」


舞い上がる俺の言葉をギコが遮る
(,゚Д゚)「…ああ、ちょっと来い」

ミ;゚Д゚彡「…え?う、うん」

(ksms?)
(ksms!)
(ktkr!)
(ヤルネェ…)

ギコは俺を連れてその場を離れた…少し周囲の声が気になったがスルーしておく

<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:28:10.09 ID:zR+/Tg7/0<> (,-Д-)「…どういう事だ?」

ミ;゚Д゚彡「何が?」

(,゚Д゚)「突然帰ってこなくなったかと思ったら…管理者になったそうじゃないか」

「…何があった?」そう言うギコの真剣な表情に圧され、俺は口を割った

国王の娘である少女と出会い仲良くなった事
それによって国王に気に入られて剣と風を受け取った事、それら全て


(,゚Д゚)「そうか…で、これからは城に住むのか?」

ミ,゚Д゚彡「いや、まあ…とりあえず」

(,゚Д゚)「ふむ、まあ…それはいいが…帰らないなら一報連絡しておけよ?…しぃが心配していたぞ」

ミ;-Д-彡「あ…それは正直すまんかった」
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:30:02.84 ID:zR+/Tg7/0<>
(,゚Д゚)「…それと…つーが…あー…」

(♯゚Д゚)「…………〜っ」


ギコは おこっている!

フサは こんらんしている!


ミ;゚Д゚彡「ぎ、ギコさん?いったいどうなされました!?」


(♯゚Д゚)「あぁ!もう!何で俺がそこまで世話焼かなきゃならねえんだ!!」

(♯゚Д゚)「大体城に住むんなら俺はもう関係ねえじゃねえか…もう知らん!好きにしろ!!」

ミ,;Д;彡「そ、そんな!!待って!!見捨てないでえ!!」

ξ;゚Д゚)ξ「人聞きの悪いこと言うな!」


(おいおい、なんかもつれてるみたいだぜ?)

(なんだ?浮気か?) <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:32:34.14 ID:zR+/Tg7/0<> ξ♯゚Д゚)ξ「てめーら見てんじゃねえ!!」

「わーにげろー」


ミ,;Д;彡「…………」

(;゚Д゚)「お前もいつまでも泣いてんじゃねえよ…」


「ほんと、女々しい奴」



「女々しくない…」



「女々しいっての」


「………ない」

「……の」

「…い」

「…」
<>
猪(水着)<><>2006/12/11(月) 18:34:00.69 ID:e8qbJNtm0<> wktk <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:34:26.86 ID:zR+/Tg7/0<> (,゚Д゚)「しかし…管理者か…分かってるのかお前?」

ミ,゚Д゚彡「…いや、何が?」

(,゚Д゚)「事が起きたら戦わなきゃいけないんだぞ?それをちゃんと分かってるか?」

ミ;゚Д゚彡「う…わ、分かってるよ!」

それを直に言われて初めて不安が襲い、思わず声が裏返る

ミ,゚Д゚彡「…で、でも戦うったって何が攻めてくるってのさ?平和そのものじゃないか」

(;-Д-)「………あのな、お前は知らなかったかも知れないがこの国は前から他国に狙われやすくて…
     いろいろ危ないんだぞ?」


ミ;-Д-彡「マージマジマジカ」

(,゚Д゚)「マージマジマジだ」 <>
寿老人(じゅろうじん)<>sage<>2006/12/11(月) 18:34:43.22 ID:Z5Tm9aFF0<>             |\
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
  |左を見ろ!!     >                      こっちは右だ!
  | /
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/  <>
猪(水着)<><>2006/12/11(月) 18:35:55.66 ID:e8qbJNtm0<> なんだかんだでもう10話かぁ <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:36:39.03 ID:zR+/Tg7/0<> (,゚Д゚)「とは言え…遅かれ早かれここに居る以上は戦う事になったろうけどな」

ミ;゚Д゚彡「げ、そうなの?」

(,-Д-)「ああ、近頃は隣国の動きが怪しいと聞いていたし戦争になるとも言われてる
     …そうなれば若い男が徴兵されるのは当然だろう?」

ミ;゚Д゚彡「……え…徴兵?」


(,゚Д゚)「知らないのか?国内の健康な若い男は兵士にならなきゃいけないんだ…食ってく為にもな」


ミ,゚Д゚彡「兵士に…?」


(;゚Д゚)「おいおい…大丈夫か?」



驚いた…何にって、徴兵されると当たり前の様に言ったギコに

それは価値観の違い、まるで目の前の知人が別人のような…そんな感覚

そしてそれはその後、図書室でも味わう事になる
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:38:03.00 ID:zR+/Tg7/0<>
訓練の時間も終わりギコと二人図書室に向かう

そこではいつも通り二人が迎えてくれて
二人に事情を説明するとまるで自分の事の様に喜んだ


(*゚ー゚)「凄い!!勅命兵になったの!?」
(*゚∀゚)「おめでとう…フサギコ君…」

ミ,゚Д゚彡「う、うん…ありがと…」
さっきギコに脅されたせいだろうか…
俺は早くもそれの不安に負けていた、挫けていた…だから

ミ,゚Д゚彡(二人は…俺が危ないかもしれないのに…気にならないのかな)
そんな事を考えてしまう


(*゚ー゚)「それで!?その剣はどこにあるの!?見せて見せて見せて!!!」

(;゚Д゚)「しぃ、落ち着け」

<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:39:05.31 ID:zR+/Tg7/0<> ミ,-Д-彡(駄目だ…こんな事考えるなよ……)

そう思っても出来てしまった疑心は止められない
まるで……皆が異星人に見える


    こわい


(*゚∀゚)「……?フサギコ君?だいじょ」


ミ;゚Д゚彡「うわっ!!」

俺は側に来たつーちゃんを思い切り避けてしまう


「…え」

<>
毘沙門(びしゃもん)<><>2006/12/11(月) 18:39:42.02 ID:AMo+7gCJ0<> てかレス無いし、ここで続ける意味がわからん。 <> おせち(30,000円)<><>2006/12/11(月) 18:41:05.96 ID:PkFIfU+7O<> ブログにアップ完了しました^^っていったら1行で終わるスレだよな <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:41:10.05 ID:zR+/Tg7/0<> ミ;゚Д゚彡(し……しまった……)

場が凍りつく…少し血の気が引くのが分かる

ミ;゚Д゚彡「ご、ごめんつーちゃん!ちょっと驚いて…」

俺は慌てて取り繕った、怖くて避けたなんてばれる訳にはいかない…そう思ったから

ミ;゚Д゚彡「…本当ごめん!」

(*゚−゚)「……フサギコ君…なんで」

ミ,゚Д゚彡「…え?」


(*゚−゚)「なんで…そんなに…あやまるの?」

声が震えている

それを聞いて気付いた

…そこで謝ってたら…自分から避けたって言ってるようなもんじゃないか…

目の前が白くなるくらい、後頭部から背中に冷たい物が流れた
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:43:32.51 ID:zR+/Tg7/0<> (* − )タッ

(;゚ー゚)「つー!」

顔を背けて走り出したつーちゃんとそれを追うしぃさん
そのまま二人は図書室を出て行ってしまった

ミ;゚Д゚彡「ぁ……」

俺は…動けなかった

(,-Д-)「…………」


ミ;゚Д゚彡「い、いかなきゃ…」

(,゚Д゚)「待て」

俺が追おうとするのをギコが止める

そして振り向いた俺の顔を見て一つ溜息をついてから口を開いた

(,-Д-)「そんな状態で行って…何を言う気だ?」
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:45:02.53 ID:zR+/Tg7/0<> ミ;゚Д゚彡「だって俺!…俺が…!」

耐え切れず走り出す


「俺…謝らなきゃブッッ!!!」

と同時に背中から思い切り蹴られて床を転がる
口の中少し切っちゃった

ミ;゚Д゚彡「あいたたた……」

跪く俺に追い討ちをかける気なのか、ギコが近寄りそして告げる


(,゚Д゚)「お前さ…何をそんなに溜め込んでるんかは知らねえけどな…」


(,-Д-)「とっとと泣いちまえ、泣き虫」


ミ,;Д;彡「…ぁ……ぅ…」


俺は…しばらく人の目も気にせず泣いて、泣き言を吐いた
その間ギコは何も言わず隣に居てくれた
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:47:07.04 ID:zR+/Tg7/0<> ミ;-Д-彡「ぐす…」

(,゚Д゚)「落ち着いたか?」

ミ,゚Д゚彡「…おうっ」


(,-Д-)「ま、あれだな…つーには何も言わずに明日から普通に接してやれ、それが最良だ」

「…………」
ちくしょうギコめ………この借りはいつか返してやる



(,゚Д゚)「それと…死にたくないのも、誰かに死んで欲しくないのも…誰だってそうさ
     だからこそ、俺達は戦うんだ…お前はどうなんだ?何もせず…でいいのか?」


ミ,゚Д゚彡「…よくない…」
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:49:09.76 ID:zR+/Tg7/0<> (,゚Д゚)「それだけの事だ…戦う事だって皆怖い、だがそれを怖がって何になる?
     戦うと決めた人間にそれを言って何になる?そんなのは不安にさせるだけだ
      ……さっきのお前みたいにな」


ミ;゚Д゚彡「……………ああ」


(,゚Д゚)「これから…もし争いが起きれば、お前も俺も死ぬかもしれない
     そして相手を殺すかもしれない…戦争なんてのはそういうもんだ
     お前はきっとそれも嫌とか言いそうだから先に言っておく……」

そう言うとギコは目をつぶり、一呼吸置く

ミ;゚д゚彡「…何?」
<> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:51:50.75 ID:zR+/Tg7/0<>
(,゚Д゚)「敵ってのは本気でお前を殺そうとしてくる…自分の守る物のためにな
     その為ならどんな事でもしてくる奴も居る…騙す為に助けを求める奴さえな
     いいか?決してためらうな、自分を守る為、他を守る為には
     例え血を浴びようと…………敵は殺すんだ」


ミ, Д 彡「………おれは…」


(,゚Д゚)「…今出来るかどうかを考える必要は無い……だが覚悟だけはしておけ
     正義なんて物はどこにも無い…だから無理にでも自分を正当化しろ
     もしもそれが出来ない時は…お前が死ぬ事になる、確実にな」


ギコは念を押すようにもう一度それを言った
「自分が死なないなんて甘い事だけは考えるな、それだけは絶対に忘れるな」と、そして

ミ,-Д-彡「……………」 <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:53:48.35 ID:zR+/Tg7/0<> (,゚Д゚)「…守る為の力は…俺がくれてやる…接続についてと…剣くらいならな」


ミ,゚Д゚彡「………頼む」
そういうフサギコの視線はしっかりとギコを捕らえている

ミ,゚Д゚彡(俺…馬鹿だ…)

(ただの平和ボケで勇気をくれようとしたつーちゃんを傷つけてしまった…)

強くなろう、守る為に…そう願う


こうしてギコとフサギコの特訓が始まった


来るべき日の為に

つづく <> 鮨<><>2006/12/11(月) 18:56:57.95 ID:zR+/Tg7/0<> 以上です、ちなみにここでやるのは最初避難所でやるつもりが
むこうには書き込めなくて…こっちでやったらまとめさんまで現れて
で引っ込みつかねーって感じです

まあ実際オナニーですが勘弁してやってくださいな <>
猪(濡れシャツ)<><>2006/12/11(月) 19:05:02.68 ID:e8qbJNtm0<> 支援レスが増えるかどうかは時間帯もあるだろね。 <> 鮨<><>2006/12/11(月) 19:13:19.12 ID:zR+/Tg7/0<> ふむ?時間変えた方がいいのか?
でもあまり遅くなると仕事あるからな… <>
猪(濡れシャツ)<><>2006/12/11(月) 19:23:58.37 ID:e8qbJNtm0<> ん〜まぁ作者さんの投下したい時ってのが一番ですな。
読みたい人はまとめがあるみたいだしそっちで楽しむかと。 <> 鮨<><>2006/12/11(月) 19:28:09.77 ID:zR+/Tg7/0<> じゃ変わらずでw
ありがとうね〜 <>
猪(濡れシャツ)<><>2006/12/11(月) 19:30:27.01 ID:e8qbJNtm0<> 了解。
毎度楽しみにしてる。 <>
おせち(150j)<>sage<>2006/12/11(月) 19:54:14.31 ID:3NtcrUGGO<> 今北乙〜
次回も楽しみにしてるよ〜 <>
猪(でぶ)<><>2006/12/11(月) 20:09:08.49 ID:e8qbJNtm0<> しっかし不思議だなぁ
個人的に面白いと思うのにこの過疎っぷり
もうちっと評価されても良い気がするんだが <>
おみくじ(中がよろし)<><>2006/12/11(月) 20:32:37.96 ID:1ahPZ9Ao0<> うおっ気付かぬ内に来てたじゃないか!
乙ですー。 <>