('A`)が異世界で出会うようです
- 1 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:35:08.18 ID:e/Ie4bI/0
- まったりと9話投下します
まとめさんはこちら
ttp://hebiya.blog40.fc2.com/blog-entry-2297.html
- 2 名前:ゴタ :2006/12/09(土) 18:35:48.75 ID:MjQ1WA7A0
- http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1165141574/
↑うぇwwwなんだこりゃww小中学生のまんまんがうpされてるぞ
- 3 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:37:12.93 ID:e/Ie4bI/0
- 第9話 「少女とフサギコ
俺はあいかわらずギコの家に居る
色々調べたりとかはしていたんだけど
帰る方法なんてさっぱりわからない
枕を涙で濡らした夜もあったけれど俺は元気です
- 4 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:38:22.85 ID:e/Ie4bI/0
- …どれくらいの時間をここで過ごしたんだろう
『ミ,゚Д゚彡へえ…ギコは城の兵士なんだ?』
『(,゚Д゚)まあな』
『ミ,゚Д゚彡どおりで…じゃあその剣…本物?切れるの?』
『(,゚Д゚)ああ、試してやろうか?』
『ミ;゚Д゚彡俺にむけないでください…アッーー』
- 5 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:40:35.76 ID:e/Ie4bI/0
- 想い返せば日々は、現実感の無い…寝不足になったような感じで
『(*゚∀゚)…フサギコ君』
『(*゚ー゚)フサ君?』
『(,゚Д゚)「おい、フサ』
『ミ;-Д-彡もう好きな様に呼んでくれ…』
ただただ時が流れていく
- 6 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:42:07.90 ID:e/Ie4bI/0
- 過ぎていく時間の中でいつのまにか、帰らなきゃとは思っても
帰りたいとは思わなくなっていた
『ミ,゚Д゚彡ギコも接続者?すごいなっ』
『ξ,゚Д゚)ξ…ふん』
『(*゚∀゚)フサギコ君は?』
『ミ,゚Д゚彡俺?俺は』
『(,゚Д゚)ただの泣き虫だな』
『(*゚ー゚)ごめん、フォローできない』
『ミ,;Д;彡………』
『(;゚∀゚)泣かないで…』
俺は…ここの生活を気に入り初めていた
- 7 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:43:43.97 ID:e/Ie4bI/0
- 第9話 「少女とフサギコ そして終わりへの日々」
(*゚−゚)「………」
図書室の入り口をじーっと見つめているつー
お目当ては…今日はまだ来ていないフサだ
(,゚Д゚)「なんつーか…健気だな…」
(*゚ー゚)「うん……フサ君を見るとずーっとくっついてるもんね…」
(;゚ー゚)「ただ…何ていうか…」
- 8 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:45:05.29 ID:e/Ie4bI/0
- …………
パターン@
(*゚∀゚)「フサギコ君…あの…」
ミ;゚Д゚彡「?ちょっと待って…トイレ…」
(*゚−゚)「……ぁ」
…………
パターンA
(*゚∀゚)「フサギk…」
ミ,゚Д゚彡「あ…ごめん、この本続きどこかな?」
(*゚∀゚)「……取ってくるね」
- 9 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:46:45.36 ID:e/Ie4bI/0
- …………
パターンB
(*゚∀゚)「あの…今日」
ミ,;Д;彡「ぅぅぅ…俺こういうの弱いんだよぉ…」
「クララ、立つんだクララ!まだカウント6だ!」
(*゚∀゚)「…聞いてない…」
「立った!クララが立ったーー!!」
…………
パターンC
(*゚∀゚)「………」
ミ,‐Д‐彡「…すやすや」
(*;∀;)「………」
…………
- 10 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:48:07.82 ID:e/Ie4bI/0
- (;゚ー゚)「フサ君って……鈍い?」
(,゚Д゚)「それも、あるかもしんねえけど…」
「多分、妹くらいにしか思ってないぞあいつ」
「あぁ…だからちゃん付けなのかしら…?」
「ふぇっくし!!」
ミ,゚Д゚彡「……ん?」
あれから俺は城に…というか図書室に入り浸っていた
ここなら知ってる人も居るし、時間も潰せて一石二鳥だからだ
- 11 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:50:45.37 ID:e/Ie4bI/0
- でも流石にそう同じでは飽きてしまう
はてさて…そんな時はどうするか?
ミ,゚Д゚彡「冒険でしょでしょ!」
大きな城、好きでしょ?
俺は散歩がてら歩き回る事にした
………………
ミ;゚Д゚彡「ぐす…迷ってしまった」
ベタすぎる…泣きそう……
ミ,;Д;彡「…あれ?」
その時妙な階段を発見した、ひどく興味をそそられる
ミ,゚Д゚彡「螺旋階段?…どこに続いてるんだろ…?」
- 12 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:52:22.95 ID:e/Ie4bI/0
- 一番上まで登るとそこにはちょっとしたスペースがあって
外を見つめる少女が居た
川゚-゚)「…………」
少し重たそうな腰まで伸びた黒髪にくりっとした可愛らしい瞳
それでいて口元は引き締まっていて、まるで表情を隠しているようにも見える
川゚-゚)「…だれ?」
見られている事に気付き静かに俺を見た
ふとした違和感
そういえばこの城の中で子供を見るのは初めてだった
- 13 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:54:03.25 ID:e/Ie4bI/0
- ミ,゚Д゚彡「はじめまして、僕は……フサギコ、君のお名前は?」
子供だとしても相手は女の子
俺はいつも通り快心の笑顔で返事をした
少女は特に臆した様子も無くゆっくりと答えた
川゚-゚)「わたしは…くー」
ミ,゚Д゚彡「くーちゃんって言うの?こんな所で何してたの?」
迷子?と訪ねると、少女はゆっくりと首を横にふる
- 14 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:56:00.01 ID:e/Ie4bI/0
- 川゚-゚)「そとを…みたくて」
ミ,゚Д゚彡「そと?」
俺の問いに頷いて、続ける
川゚-゚)「ここからは、したがみえるから…」
そういうその子は少し寂しそうに見えた
外を覗くと、下にはたくさんの人が行きかっている
ミ,゚Д゚彡「…外に、行きたいの?」
川゚-゚)「…………」
川゚-゚)「わたしは、あそこにはいられない…」
ミ,゚Д゚彡「?」
……どういう意味なんだろう
- 15 名前:鮨 :2006/12/09(土) 18:58:33.03 ID:e/Ie4bI/0
- それにしても随分…雰囲気もそうだけど大人びた話し方をする
その少女からは子供らしさと言うか…稚拙さが感じられなかった
そしてどんなに笑顔で話しかけても少女のポーカーフェイスは崩れなかった
だから…この子を笑わせてあげたいなと思った
川゚-゚)「あなたは……だれ?どうして――」
ミ,゚Д゚彡「くーちゃん…だよね?できればさ、あなたじゃなくて…」
川゚-゚)「?」
ミ,゚Д゚彡「お兄ちゃんって呼んで?」
川 - )「!?」
…む、俺これじゃ変質者じゃないか?
- 16 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:00:38.79 ID:e/Ie4bI/0
- 川゚-゚)「え…で、でも…っ」
何故か困惑しているその子に「嫌?」と聞く
すると観念したのか、照れた様子で呼んでくれた
川*゚-゚)「お…おにいちゃん…」
よしよしと頭を撫でる
川* - )「……おにいちゃん」
…確かめるように呟く
川゚-゚)「…おにいちゃんは、どうしてここにいるの?」
その問いに俺は、0¥のスマイルで答えた
ミ,゚Д゚彡「うん、迷子なんだ!」
川゚-゚)「………」
- 17 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:02:33.21 ID:e/Ie4bI/0
- そのまましばらくの間、そこに居た
その子はまるでここに来た当初の俺の様に
外の話を夢中になって聞いている
俺がここに来て驚いた事や大変だった事
それらを同様に感じてくれるのが嬉しかった
何となく…仲間意識を感じてしまう
そして別れ際に一つ約束をした
- 18 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:04:21.61 ID:e/Ie4bI/0
- ……………
川゚-゚)(あしたも、くる?)
(…ここに?)
川゚-゚)(うん)
(くーちゃんが居るなら、行くよ)
川゚-゚)(じゃあ、待ってる)
(分かった…明日またね)
(じゃあ、バイバイ?)
川* )ノシ(ばいばい)
……………
- 19 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:06:34.08 ID:e/Ie4bI/0
- 最後に少しだけ笑ってくれた気がした
約束……忘れないようにしないと
(*゚∀゚)「ぁ……!」
(*゚ー゚)「あら?ずいぶん遅かったわね…どこ行ってたの?」
ミ,゚Д゚彡「いえ…ちょっと」
図書室に入るといつも通り二人が居た
俺は…何となくさっきの事は黙っておく事にした
- 20 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:09:14.01 ID:e/Ie4bI/0
- (*゚∀゚)「…フサギコ君、今日は何読むの?」
つーちゃんが側に来る
頭を撫でてあげると「えへへ…」と喜んだ
そんな二人をしぃさんが笑顔で見守る
ミ,゚Д゚彡「ふぁぁ…」
ミ,゚Д゚彡(昼寝でもしようかな……)
この後はまた暗くなるまでここに居て、ギコが来たらつーちゃんと別れて三人で帰る
そしたらまたご飯を食べてお風呂に入って眠りにつく
俺はいつも起きるのが最後で、目が覚めると二人は居ない
寂しくなって城に向かう
- 21 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:11:17.24 ID:e/Ie4bI/0
- これがいつしか出来上がった俺の日常
そんな隙間に少女に会うという約束を入れただけ
そんな些細な事だ…俺の日常に狂いは無い、そう思っていた
でもいつも通りと思う日々は、本当は気付かないだけで
少しずつ変わっていく、目に見えない物…見えない場所で
- 22 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:13:18.87 ID:e/Ie4bI/0
- ―――城内一室
兵士「ギコ、聞いたか?」
(,゚Д゚)「何をだ?」
兵士「何でも…とうとう国王が災いの箱を開けるんだってよ」
(,゚Д゚)「…中身は神具だって言われてたやつか」
兵士「ああ、近々通達が来るかもしれないぜ?」
(,゚Д゚)「ふーん…でも何でこんな急に?」
兵士「さあ?上の考える事なんて知らないよっ」
(,゚Д゚)「まあな」
- 23 名前:VIP皇帝 :2006/12/09(土) 19:14:16.87 ID:ME1TrHff0
- ちょwww女子中学生がおっぱいやらまんまんうpしまくってるwww
後10分で消すらしいからお前らも急げ!!!11!!1
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1165407930/
- 24 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:15:59.29 ID:e/Ie4bI/0
- 俺はそれに気付けない、人は満たされた時それが当たり前になる生き物だから
心のどこかで変化を望む…不幸であれ幸福であれ、それは変わらない
だから俺はその約束が、出会いが、嬉しかったんだ
川゚-゚)「あ…」
ミ,゚Д゚彡「こんにちわくーちゃん」
川゚-゚)「こんにちわ…おにいちゃん」
川゚-゚)「よかった…きてくれないかとおもってた…」
ミ,゚Д゚彡「約束したからね…っていうか何時から居たの?」
川゚-゚)「おきて、ごはんたべてすぐきたよ」
ミ;゚Д゚彡「ご…ごめん」
川゚-゚)「ううん、いいの」
- 25 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:17:23.47 ID:e/Ie4bI/0
- そんな約束の会合を何度か繰り返したその日
俺は少女にそれを話した
川゚-゚)「ちがうせかいってなに?」
ミ,゚Д゚彡「うーん、ここよりずーーーーっと遠くって事かな」
川゚-゚)「へえー…いえにかえらなくてへいきなの?」
グサっと、幼い疑問というナイフは俺のハートに突き刺さった
ミ;゚Д゚彡「…帰りたくてもね?帰れないんだ」
川゚-゚)「どうして?」
ああクー嬢それ以上突っついてくれるな、泣いてしまう
- 26 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:19:27.59 ID:e/Ie4bI/0
- ミ,;Д;彡「かえる方法がないからだよ…」
川゚-゚)「…………」
川゚-゚)「それならここにいればいいよ」
ミ,;Д;彡「…ここに?」
川゚-゚)「うん、この城に住めばいいよ」
ミ,゚Д゚彡「はは、そんな事したら俺怒られちゃうよ」
川゚-゚)「へいき、わたし…こくおうのむすめだから」
ミ;゚Д゚彡「!?」
川゚-゚)「わたしがおうさまにおねがいすれば、ここにいられるよ」
川゚-゚)「それで…わたしが…」
- 27 名前:ト :2006/12/09(土) 19:20:33.10 ID:HFd9i4740
- tumanne
- 28 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:21:09.98 ID:e/Ie4bI/0
- 一つ一つ、新しい歯車が追加される度に動き出す機械
それが動き出したその先にあるのは……崖だ
落ちれば、助からない
そんな終わりまでの日々――――
最初はすこしの時間だけ会いに行っていた
でも、その子が気になって…一日中そこに居る時もあった
- 29 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:23:04.39 ID:e/Ie4bI/0
- その子は一人だったんだ、幼い頃から
周りにはよそよそしい大人たちしか居ない
その子は自分の境遇ゆえ、人からは色眼鏡で見られる
そんな相手の壁に敏感になりすぎて、自分の中に閉じこもっている
その子は感情をあまり表に出さない子だった
心を無くす…そんな事をよく聞くけどそんなんじゃないし、そもそもそれは間違ってる
人の感情は、無くなるものじゃない
ただ…抑え続けた感情は、抑え慣れてしまった感情は、表に出せなくなるだけだ
- 30 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:25:24.67 ID:e/Ie4bI/0
- それを癒せるのは時間と人、そして無くさせたのも人と時間だ
俺はこの子を助けたかった
川゚-゚)「…わたしがこくおうになっても、ここにずっといてほしいな」
そして少女は救いを求めた
それを言われた時、俺は浮かれた
勝手に使命感を感じていた、「俺だけが」「俺だから」
そう感じさせてくれる事が嬉しくて
…まるでお話に出てくる英雄になった気分だった
- 31 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:27:34.91 ID:e/Ie4bI/0
- でも実際はそんないい物じゃない…隣の芝生が青く見えるように
その意味をちゃんと考える事もせず
身近にある幸福を忘れて新しい幸福を求めている…それだけだった
(*゚−゚)「………」
(*゚ー゚)「最近、フサ君図書室に来ないね…何か聞いてる?」
(,゚Д゚)「いや………」
- 32 名前:八面鳥 :2006/12/09(土) 19:29:33.11 ID:IADygt2xO
- 今北猿回避支援
- 33 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:29:49.35 ID:e/Ie4bI/0
- (*゚ー゚)「聞かないの?」
(,゚Д゚)「あいつにだってしたい事の一つや二つあるだろう
それを一々詮索するのはどうかと思ってな」
「お前もそう思うから聞かなかったんだろ?」
(*゚ー゚)「そう…なのよね…ただ、つーは…」
(*゚−゚)「……………」
(,゚Д゚)(しかたない…今度聞いてみるか…)
- 34 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:31:03.01 ID:e/Ie4bI/0
-
そうして今日も俺はくーに会いに行った
けれどそこに少女の姿は無く、代わりに一人の男が居た
その人は俺を見るなり話しかけてきた
「私はクーの…父親だ」
「話があるんだ、来てもらえるかな?」
その日俺はギコの家に帰らなかった
…俺は、自分が凄い人間になれた気がして舞い上がっていたんだ
- 35 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:33:15.81 ID:e/Ie4bI/0
- 兵棟では訓練と警備の為に兵達があつまっている
そんな中にギコも居た
兵士「ギコ!例の箱の話!聞いたか?」
(,゚Д゚)「ああ、さっきそんな話を耳にしたぞ」
兵士「そう、んでさ中身は剣だったってさ…まあ詳しいことは全然わからないらしけど」
(,゚Д゚)「らしいな」
兵士「でも…管理者まで用意してある事にも驚いたけど…誰なんだろうな?」
(,゚Д゚)「…?管理者までもう居るのか?名前は?」
(ああ、フサギコって奴だ)
- 36 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:35:15.07 ID:e/Ie4bI/0
- 俺は…馬鹿だったんだ
そう…馬鹿だったんだ
私が―――
川 - )「…私は何も考えずただ自然に接してくれたあの人を…優しさを貪っているだけだった」
それは子供が何かをねだるのと同じ様に
('A`)「……それでフッサールさんがあの剣の管理者に?」
- 37 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:37:06.27 ID:e/Ie4bI/0
- 川 ゚ -゚)「そうだ、あれは私が父に異世界についてを話してすぐだった
同じ違う世界の産物なら―――という事だろう
あの人に接続の力と……剣を与え、勅命兵として自分の側においた」
川 ー )「その時の私はただ喜んでいたよ…もう一人じゃないんだなんてな」
クーは「愚かだろう?」とでも言うかのように微笑んだ
('A`)「…大丈夫?」
川 ゚ -゚)「…大丈夫だ、それより続きを話そう」
('A`)「うん……そもそも何故剣を渡す事になるの?」
- 38 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:39:04.86 ID:e/Ie4bI/0
-
「聞きたいか?」
それを聞くとクーの声のトーンが下がる
俺は頷くことしかできず、それを見てクーは忌々しそうに言った
「実験だ………例えそれによりどうなろうと、その剣を知る為の人材料として」
「そして死んでも構わない都合のいい人間として…だ」
('A`)「な……」
胸にどす黒い感情が流れ込む
(またそんな理由なのか?ギコさんの時といい…こんなのが、これが人間のやる事なのか?)
- 39 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:41:11.55 ID:e/Ie4bI/0
- 川 ゚ -゚)「それともう一つ」
当時はまだ存在した隣国であるアース
その国がVIPへの襲撃の準備をしているという情報が流れていたからだ
それに対抗するため力を手にしようと焦っていたのだろうな
「それから数日後…その情報は確かな物となった」
それが、終わりの始まりだった
つづく
- 40 名前:鮨 :2006/12/09(土) 19:42:47.25 ID:e/Ie4bI/0
- 以上です、次も2、3日中には投下しますね
では失礼しましたー
- 41 名前:八面鳥 :2006/12/09(土) 19:46:45.19 ID:IADygt2xO
- 乙!初めて読んだけどwktkしながら待たせてもらうよ
- 42 名前:ヨンタ :2006/12/09(土) 20:02:37.08 ID:GqZ5odw50
- テスト
- 43 名前:鮨 :2006/12/09(土) 20:09:25.61 ID:e/Ie4bI/0
- それにしてもまとめられない('A`)
無理にまとめると駆け足になっちゃうし
まとめないと長すぎる
こりゃまいった
- 44 名前:煙突(つまり気味) :2006/12/09(土) 20:51:13.90 ID:KKr++yNKO
- 作者頑張れ
全部
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