- 1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:00:18.40 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「あーなんかおもしろいことねーかお」
（ <●>ω<●>）「こうやって街をフラフラ歩いてても何も起きないのはワカッテマス」
（ ＾ω＾）「俺にモノマネは無理だ」
（ ＾ω＾）「キンタマのせいだねきっと」
（ ＾ω＾）「・・・お？」
ﾌﾟｯﾌﾟｰ！
（；ﾟωﾟ）「うおおおお人が轢かれるお！」
ﾊﾞﾊﾞｯｶﾞｼｯｽﾞｻｻｧｰ
（；ﾟωﾟ）「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
- 2 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:04:46.64 ID:se5Bqkq50
/；,' 3「う・・・」
（；ﾟωﾟ）「バーロ！気をつけろてやんでえ！」
（；＾ω＾）「素通りしてったお・・・世の中腐ってやがる」
/； ,' 3「む・・・？」
（；＾ω＾）「爺ちゃん大丈夫かお？」
/ ,' 3「な・・・」
（ ＾ω＾）「な？」
/ 。ﾟ 3「なんじゃワレ！わしを犯すつもりか？！」
（；＾ω＾）「なんでやねん」
/ 。ﾟ 3「離せ！はなさんか！」
（ ＾ω＾）（うっぜえ・・・）
（ ＾ω＾）「じっちゃん、話を聞いてくれお」
- 3 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:08:33.43 ID:se5Bqkq50
ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ
/ ,' 3「なんと・・・そう言うことなら早く言ってくれればええじゃろう」
（ ＾ω＾）「車に気がついてなかったのか・・・」
/ ,' 3「ということは、君はワシの命の恩人というわけじゃ」
（ ＾ω＾）「自分で言うのもなんだけどそうですね」
/ ,' 3「おお・・・まだこんな若者がおったんじゃなぁ・・・」
（ ＾ω＾）「当然のことをしたまでです（ｷﾘｯ」
/ ,' 3「そうじゃ」
/ ,' 3「お礼にこれをあげよう」
ｺﾞｿｺﾞｿ
/ ,' 3「ほれ」
（ ＾ω＾）「お？」
おじいさんはブーンに小さな袋をわたしました。
- 4 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:10:31.99 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「なにこれ？」
/ ,' 3「中を見てみい」
（ ＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）っω
（ ＾ω＾）っω
（ ＾ω＾）っω「キンタマ？」
/ ,' 3「そうとしかみえんだろうけどちゃうわ」
（ ＾ω＾）「マシュマロみたいに柔らかいお」
/ ,' 3「それは球根じゃ」
（ ＾ω＾）「まじで」
- 5 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:13:26.51 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「球根って花とかのあれだよね」
/ ,' 3「そうじゃ」
（ ＾ω＾）「こんなぽにょんぽにょんしてるやつが？」
/ ,' 3「いかにも」
（ ＾ω＾）「・・・」
/ ,' 3「・・・」
（ ＾ω＾）「いらん」
/ ,' 3「わしもいらん」
（ ＾ω＾）「え？」
/ ,' 3「いや、お礼として受け取ってくれい」
（ ＾ω＾）「そうは言われましても・・・」
/ ,' 3「育て方は中に入ってる紙に書いてあるから」
（ ＾ω＾）「おい」
- 6 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:16:07.21 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「あ、ほんとだ紙入ってる」
（ ＾ω＾）「おいじ・・・」
（；＾ω＾）「あ、あれ？」
ブーンが袋から顔を上げると、お爺さんはどこにもいませんでした。
（；＾ω＾）「・・・」
（；＾ω＾）「なんかうまいこと利用された気がするお・・・」
（ ＾ω＾）
ﾌﾟﾆｮﾌﾟﾆｮ
（ ＾ω＾）っ((ω))
（ ＾ω＾）
（ ＾ω＾）「きめえ」
- 8 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:18:52.77 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）「でも何が育つのか、ちょっと楽しみだお」
（ ＾ω＾）「とりあえず家に帰ろう」
そしてブーンは、家へ帰りました。
（ ＾ω＾）「ただいまー」
（ ＾ω＾）「だれもいないけどね」
（ ＾ω＾）「さてと・・・」
ブーンお爺さんからもらった袋の中身を、全てテーブルの上に並べました。
ω ω ω ω ω □
（ ＾ω＾）「球根が5個に説明書が一枚か・・・」
- 11 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:23:35.78 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「説明書を読んでみよう」
（ ＾ω＾）「なになに・・・」
◆この球根の育て方◆
①鉢植え、花壇、サイズはなんでもOK！
どんな土でもいいよ！とりあえず植えてあげて！
②水は一日一回でOK！
ただし、必ず一回あげてね！※花が咲いてもだよ！※←重要
③お花には語りかけてあげよう！
お水をあげる時とか、お花に語りかけてあげようね！
④大体三日くらいで咲くよ！
楽しみにしててね！
⑤本製品は食べられません
以上だよ！
（ ＾ω＾）「わかりやすい！」
- 13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:26:46.27 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「うーん・・・」
（ ＾ω＾）「鉢植えなんか普通ないよね」
（ ＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）「ドンブリでいいや」
（ ＾ω＾）「ちょうど前にかけちゃったやつがあったお」
（ ＾ω＾）「土・・・」
（ ＾ω＾）ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ
（ ＾ω＾）】ﾄｩﾙﾙﾙﾙ
（ ＾ω＾）】「もしもし」
('A`)】『もしもし ブーンか』
（ ＾ω＾）】「ドクオ」
('A`)】『なんだ？』
（ ＾ω＾）】「土、タノム」
('A`)】「ガッテン！」
- 14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:29:38.92 ID:se5Bqkq50
十分後。
ｶﾞﾁｬｯ
(；'A`)「ハァ・・・ハァ・・・」
（ ＾ω＾）「まってたお」
(；'A`)「へっ・・・親友の頼みなら・・・当然だぜ」
（ ＾ω＾）「土は？」
(；'A`)っ「この袋の中だ」
（ ＾ω＾）っ「おｋ さんくそ」
('A`)「ところで、土なんか何に使うんだ？」
ﾊﾞﾀﾝ!!
('A`)
('A`)
('A`)「・・・あばよ」
- 16 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:32:09.52 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「おｋ完璧に揃ったお」
（ ＾ω＾）「ドンブリにー！土いれてー！キュウコンがー！ウマルゥー！」
（ ＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）「とりあえず1個にしとくかお」
（ ＾ω＾）
（ ＾ω＾）「・・・」
ﾌﾟﾆｮﾝﾌﾟﾆｮﾝﾌﾟﾛﾙﾙﾙrｧﾝ!!!
（ ＾ω＾）っ(((((ω)))))
（ ＾ω＾）「やだ・・・気持ちいい・・・」
（ ＾ω＾）
（ ＾ω＾）「今日は水やって寝るか」
- 18 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:35:07.04 ID:se5Bqkq50
次の日。
（ ＾ω＾）「さて・・・どうなったか」
（ ＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）「まぁ、一晩じゃ変化ないよね」
（ ＾ω＾）「バイトいくか」
ブーンは水をあげたあとに、バイトにいきました。
時の経つのは早いもの、バイトが終わりました。
（ ＾ω＾）「ただいまー」
（ ＾ω＾）「誰もいないんだけどね」
- 21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:37:35.51 ID:se5Bqkq50
（ ＾ω＾）「さて球根は・・・」
（ ＾ω＾）「・・・？」
ブーンはドンブリを不思議そうに見つめていました。
なぜなら、白い丸っこいキノコのようなものが、みえていたからです。
（ ＾ω＾）「・・・キノコ・・・？」
（ ＾ω＾）9mﾂﾝﾂﾝ
ﾌﾟﾆｮﾝﾌﾟﾆｮﾝ
（ ＾ω＾）
（ ＾ω＾）「球根よりはちょっと硬い・・・」
（ ＾ω＾）「ていうかナニコレ 花じゃないの？」
（；＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）「よし」
（ ＾ω＾）「水やって寝よう」
- 22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2009/08/03(月) 20:40:13.35 ID:se5Bqkq50
次の日。
（ ＾ω＾）
（ ＾ω＾）「・・・」
（ ＾ω＾）「キノコがちょっとおっきしてるお」
（ ＾ω＾）「これがこのままでかくなるのかな・・・」
（ ＾ω＾）「三日だからー咲くのは明日か」
（ ＾ω＾）「水やってバイト行こう」
ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｫｫｫ!!!
（ ＾ω＾）「いってきます」
（ ＾ω＾）「まぁだれも（ｒｙ」
そしてブーンは、バイトにいきました。
（ ＾ω＾）「シフト間違えた」
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